JPH06252905A - 時分割多重通信方式 - Google Patents

時分割多重通信方式

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JPH06252905A
JPH06252905A JP3539193A JP3539193A JPH06252905A JP H06252905 A JPH06252905 A JP H06252905A JP 3539193 A JP3539193 A JP 3539193A JP 3539193 A JP3539193 A JP 3539193A JP H06252905 A JPH06252905 A JP H06252905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pulse
type
time division
identification
Prior art date
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Pending
Application number
JP3539193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Yoshinobu Yaguchi
喜信 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3539193A priority Critical patent/JPH06252905A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム種別の簡単な識別を可能にする時分
割多重通信方式を提供する。 【構成】 主装置が伝送路を経由して複数の従属装置に
接続され、主装置が複数のフレームの中の1つのフレー
ムを用いて従属装置とデータ伝送をする時分割多重通信
方式において、主装置は、データ伝送の際に、フレーム
のスタートパルス41に続いて識別用のパルス42を挿
入すると共に選択したフレームの種類に応じた挿入位置
に識別用のパルスを挿入し、従属装置は、主装置からの
フレームを受信すると、受信したフレームに挿入された
識別用のパルス42の挿入位置から、受信したフレーム
の種別を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データを時分割多重
で伝送する時分割多重通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データを時分割多重で伝送する通信シス
テムには、複数の従属装置が伝送路で1つの主装置と接
続されているものがある。さらに、この通信システムに
は、主装置が各従属装置とポーリングによりデータ伝送
をするものがある。
【0003】ポーリングによるデータ伝送では、データ
は、フレーム形式により送信される。そして、通信機能
を向上させるために、複数のデータ伝送形式によりデー
タ伝送をする。このときに用いられるフレームの種類も
異なるものとなる。このデータ伝送として、例えば、個
別ポーリングによるデータ伝送、一斉制御に係るデータ
伝送、待機指令に係るデータ伝送がある。個別ポーリン
グとは、各従属装置に対する従来からのデータ伝送であ
り、一斉制御とは、同報通信のようなすべての従属装置
に対する制御であり、待機指令とは、主装置が処理を行
うために従属装置からの送信を禁止する指令である。
【0004】このような複数のデータ伝送に際して、伝
送されるフレームの種別を識別する必要がある。この識
別方法として、図5に示すように、フレーム形式で伝送
されるパルス信号のスタートパルス81を用いる方法が
ある。スタートパルス81は、フレームのスタートを示
すと共に、フレーム同期をとるために用いられるのもで
ある。スタートパルス81は、「1」、「0」を表すパ
ルスとは異なるパルス幅Tになっている。そして、それ
ぞれのフレームに対応して、このスタートパルス81の
パルス幅Tを変えている。
【0005】これにより、従属装置が受信したフレーム
の種別を識別できる。このような識別方法が特開昭52
ー22684号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先に述べた
ポーリングによるデータ伝送がさらに高機能化し、フレ
ーム長を可変にしたり、フレームの種類を多くすると、
これらのフレームを識別するために、図6に示すスター
トパルス81のパルス幅Tをフレームの種別により変え
るだけでは、フレームの種類の識別が難しくなるときが
ある。
【0007】この発明の目的は、このような欠点を除
き、フレーム種別の簡単な識別を可能にする時分割多重
通信方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、主装置が伝送路を経由して複数の従属装
置に接続され、主装置と従属装置とがデータ伝送をする
時分割多重通信方式において、主装置および従属装置の
中の一方の装置は、データ伝送の際に、フレームのスタ
ートパルスに続いて識別用のパルスを挿入すると共に選
択したフレームの種類に応じた挿入位置に識別用のパル
スを挿入し、主装置および従属装置の中の他方の装置
は、一方の装置からのフレームを受信すると、受信した
フレームに挿入された識別用のパルスの挿入位置から、
受信したフレームの種別を識別する。
【0009】また、この発明は、主装置が伝送路を経由
して複数の従属装置に接続され、主装置と従属装置とが
データ伝送をする時分割多重通信方式において、主装置
および従属装置の中の一方の装置は、データ伝送の際
に、フレームのスタートパルス内に識別用のパルスを挿
入すると共に選択したフレームの種類に応じた挿入位置
に識別用のパルスを挿入し、主装置および従属装置の中
の他方の装置は、一方の装置からのフレームを受信する
と、受信したフレームに挿入された識別用のパルスの挿
入位置から、受信したフレームの種別を識別する。
【0010】
【作用】これにより、従属装置は、主装置からのフレー
ムを受信したとき、識別用のパルスの挿入位置から、受
信したフレームの種別を識別する。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。
【0012】図1は、この発明の実施例が適用されてい
る通信システムの図である。この通信システムは、デー
タ伝送に際して各種の制御などをする主局側としての主
装置21と、この主装置21に接続されている2本の無
極性の導線である伝送路22と、この伝送路22に接続
され、主装置21の制御によりデータ伝送をする14局
の従局側としての従属装置1〜14とで構成されてい
る。
【0013】この通信システムでは、データがフレーム
により伝送されている。ここで用いられるフレームに
は、例えば個別ポーリングに係るフレーム、一斉制御に
係るフレーム、待機指令に係るフレームなどがある。こ
こでは、主装置21から送信されるフレームがマスター
フレームであり、従属装置1〜14から送信されるフレ
ームがスレーブフレームである。このマスターフレーム
およびスレーブフレームを図2に示す。
【0014】この図2のフレームでは、まずスタートフ
ラグ(F)31が送信される。スタートフラグ31は、
フレームの始まりを示すものである。また、スタートフ
ラグ31は、他の従属装置が送信していることを検出す
るために用いられる。また、スタートフラグ31は、デ
ータ伝送に際して、主装置21と従属装置1〜14との
間の受信タイミングをとるために用いられる。
【0015】さらに、スタートフラグ31は、フレーム
の種類を識別するために用いられる。このスタートフラ
グ31は、図3(a)に示すようなパルス信号のスター
トフレーム部である。ここで用いられるパルス信号で
は、「0」のパルス長が「1」のパルス長の2倍であ
り、隣接するパルスの極性が逆になっている。このよう
な「1」、「0」の組み合せからなるパルス信号のスタ
ートフレーム部は、スタートパルス41と、識別用のパ
ルスであるビットパルス42とからなる。そして、ビッ
トパルス42のパルス長は、「1」のパルス長と同じで
あり、スタートパルス41のパルス長は、「1」のパル
ス長の4倍となっている。
【0016】スタートフラグ31の次に送信される自己
アドレス(SA)32は、自装置のアドレスを示す。自
己アドレス32の次に送信される相手アドレス(DA)
33は、通信の相手装置を指定するために用いられる。
相手アドレス33の次に送信されるコントロールコード
(CC)34は、各種制御情報を伝える。
【0017】コントロールコード34の次に送信される
データ(DATA)35は、図1の通信システムで行わ
れるアプリケーションで使用方法を規定する。例えば、
従属装置1〜14が各種制御に用いられるとき、従属装
置1〜14に接続されている装置(図示を省略)のオ
ン、オフの制御情報が、このデータ35により送信され
る。また、ランプの点灯状態を示す情報や、温度および
湿度を示す情報が、データ35により送信される。デー
タ35の次に送信されるフレームチェックシーケンス
(FCS)36は、送信されるフレームの誤りを検出す
るためのものである。すなわち、フレームチェックシー
ケンス36は、相手アドレス33からデータ35までの
符号誤りを検出するか、または訂正するための冗長符号
である。
【0018】以上の構成のフレームによりデータ伝送を
する図1の通信システムでは、主装置21は、フレーム
を送信するときに、図3(a)に示すように、スタート
パルス41と次のパルス43とのパルス間にビットパル
ス42を挿入して送信する。この通信システムでは、送
信するフレームの種類により、パルス間に挿入するビッ
トパルス42の位置があらかじめ決められている。例え
ば、主装置21は、図3(a)のパルス信号を送るため
のフレームと異なるフレームを用いたとき、図3(b)
に示すように、ビットパルス42の挿入位置を遅らせ
て、パルス信号を送信する。
【0019】一方、従局側の従属装置では、図3(a)
に示すパルス信号を受信すると、パルス信号の各パルス
の立ち上がりおよび立ち下がり、すなわち変化点を検出
する。そして、スタートフレーム部の変化点51〜55
の中の変化点52〜55の位置から、主装置21が送信
したフレームの種類を識別する。また、図3(b)に示
すパルス信号を受信したときには、図3(a)に示す変
化点52〜55と異なる位置の変化点から、このパルス
信号を送るためのフレームの種別を識別できる。
【0020】このようにして、この実施例では、スター
トパルス41の後に挿入したビットパルス42の位置で
フレームの種別を識別できる。
【0021】なお、この実施例では、ビットパルス42
をスタートパルス41の後に挿入したが、特にこれに限
定されることはない。例えば、図4(a)に示すよう
に、スタートフレーム部を「1」の状態にし、この中に
「0」の状態のパルス61を挿入する。そして、図4
(b)に示すように、フレームが変わると、パルス61
の挿入位置が変わるようにしている。このようなパルス
信号を受信した従属装置は、このパルス信号の変化点を
検出する。そして、スタートフレーム部の変化点71〜
74の中の変化点72〜74から、フレームの種別を識
別できる。また、図4(b)に示パルス信号を受信した
ときには、図4(a)に示す変化点72〜74と異なる
位置の変化点72〜74から、このパルス信号を送るた
めのフレームの種別を識別できる。
【0022】なお、この実施例では、図1に示すよう
に、主装置21が分岐方式により従属装置1〜14に接
続されているが、特にこれに限定されることはない。例
えば、図5に示すように、主装置21が伝送路231
2314で従属装置1〜14に接続されている交換方式の
通信システムにも、この発明が適用される。さらに、分
岐方式と交換方式を組み合わせた通信システムにも、こ
の発明が適用される。
【0023】さらに、この実施例では、主装置21に接
続されている従属装置が14局であったが、特に14局
に限定されることはない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によ
り、主装置は、送信するフレームの種別が変わると、識
別用のパルスの挿入位置を変えている。一方、従属装置
側は、受信したフレームに挿入された識別用パルスの挿
入位置を検出するだけで、フレームの種別を識別でき
る。これにより、受信したフレームの識別が簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するための通信システムの一例
を示す図である。
【図2】フレームの構成を示す図である。
【図3】パルス信号を示す図である。
【図4】パルス信号を示す図である。
【図5】通信システムの他の例を示す図である。
【図6】時分割多重通信方式での従来のフレームの識別
方法を示す図である。
【符号の説明】
41 スタートパルス 42 識別用のパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置が伝送路を経由して複数の従属装
    置に接続され、前記主装置と前記従属装置とがデータ伝
    送をする時分割多重通信方式において、 前記主装置および前記従属装置の中の一方の装置は、デ
    ータ伝送の際に、フレームのスタートパルスに続いて識
    別用のパルスを挿入すると共に選択したフレームの種類
    に応じた挿入位置に前記識別用のパルスを挿入し、 前記主装置および前記従属装置の中の他方の装置は、前
    記一方の装置からのフレームを受信すると、受信したフ
    レームに挿入された識別用のパルスの挿入位置から、受
    信したフレームの種別を識別することを特徴とする時分
    割多重通信方式。
  2. 【請求項2】 主装置が伝送路を経由して複数の従属装
    置に接続され、前記主装置と前記従属装置とがデータ伝
    送をする時分割多重通信方式において、 前記主装置および前記従属装置の中の一方の装置は、デ
    ータ伝送の際に、フレームのスタートパルス内に識別用
    のパルスを挿入すると共に選択したフレームの種類に応
    じた挿入位置に前記識別用のパルスを挿入し、 前記主装置および前記従属装置の中の他方の装置は、前
    記一方の装置からのフレームを受信すると、受信したフ
    レームに挿入された識別用のパルスの挿入位置から、受
    信したフレームの種別を識別することを特徴とする時分
    割多重通信方式。
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