JPH0625275Y2 - ミシンの吸塵用フイルター装置 - Google Patents

ミシンの吸塵用フイルター装置

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JPH0625275Y2
JPH0625275Y2 JP1732988U JP1732988U JPH0625275Y2 JP H0625275 Y2 JPH0625275 Y2 JP H0625275Y2 JP 1732988 U JP1732988 U JP 1732988U JP 1732988 U JP1732988 U JP 1732988U JP H0625275 Y2 JPH0625275 Y2 JP H0625275Y2
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JP
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sewing machine
dust
suction
magnet
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JP1732988U
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JPH01121579U (ja
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豊 加藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はミシンの吸塵用フイルター装置に関し、裁縫作
業時に縫合部所から生ずる糸屑や布屑を集塵箱に吸引す
る装置として、一般裁縫機に利用される。
(従来の技術) 従来、この種のフイルター装置としては、集塵箱上部の
箱状枠体に屑吸込口と空気 吐出口を設け、前記空気吐
出口の前方にフイルターを傾斜させて取付けることで、
吸入屑が平均して堆積するようにしたもの(特公昭48
−1025)や、糸屑用と布屑用の夫々の集塵箱を設け
て、これを吸込ホースで接続し、ブロワーモータ等吸引
源からの吸入口に固着した取付板に1枚のフイルターを
取付け、糸屑や布屑の吸込み効率の向上を計つたもの
(特公昭60−33079)が知られる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、フイルターには吸込屑が付着するので、吸引機
能が低下し当然の事に定期的な清掃が必要となる。前記
技術ではそのいずれにおいても、フイルターが箱状枠体
に固着されているため脱着性が悪く、簡単に清掃作業を
なし得ぬ不都合があつた。本考案では、この従来欠点を
除去すると共に、更に効果性の向上を計つたものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案では、集塵箱のカバーに固定した吸入管の開口部
に、下方からこれを覆うように、ウレタンフオーム等に
なる円板状の第1フイルターを配置し、この第1フイル
ターに、マグネツトを円輪形に適数個配置したフイルタ
ー押え板を重合して、前記カバーの裏面へネジ止めする
ようにした。
そして、前記第1フイルターの外側に、金網等からなる
凹状断面を有する第2フイルターを、前記マグネツトの
磁力により吸引保持させた。
(作用) ブロワーモータで吸入管によりミシン縫合部の空気を吸
い込むと、比較的大きな糸屑,布屑は第2フイルターに
付着し、該屑は運転停止されると自重で集塵箱内に落下
し堆積する。
また、綿埃のような小さな粉塵は、第2フイルターを通
過して第1フイルターに付着するが、長時間の運転で目
詰りが生じた場合は、清掃のため、手動で第2フイルタ
ーをマグネツトの磁力に抗して引張れば容易に取り外
れ、第1フイルターが露出する。尚、マグネットは鉄
粉,折損針等の磁性体を吸着して、吸入管側への吸い込
み防止作用と共に、第2フイルターの内縁部に沿つてそ
の取付けのガイド役を果たす。
(実施例) 第1図において、1は公知のオーバーロツクミシン等の
布切屑,糸屑を発生するミシンを示す。2はミシン1を
載置するミシンテーブル、3はミシンテーブルの脚、4
はミシンテーブル脚の土台、5はミシンテーブル脚の土
台4下部に固定されたキヤスター、6は吸込作用を行う
為のブロワーモータで、テーブル2の裏面に固定してあ
り、ミシン回転と同期して運転する。7はブロワーモー
タ6と集塵箱カバー11を連結する吸引管、8はミシン
の糸屑を吸い込む吸込管で、一端をミシンの糸屑発生部
に配設し、9はミシンの布屑を吸い込む吸込管で、一端
をミシンの布屑発生部に配設する。10は糸屑,布屑を
収納する集塵箱、11は合成樹脂等の透明材料にて形成
した集栗箱かばーで、上面に前記7,8,9の吸入管を
固定し、裏面には7の開口部7Aを覆うように配設し、
ブロワーモータへの布,糸屑の侵入を防止する防塵用フ
イルター装置12を備える。そして又、集塵箱10の開
口部外周面と集塵箱カバー11の間隙をふさぐ、弾性部
材から成るパツキン13を固着している(第3図参
照)。14はミシンテーブル脚3に一片を固定し、他片
を集塵箱カバー11に固定した蝶番であり、15はミシ
ンテーブル脚の土台4の上面に固定された集塵箱10の
載置用案内板である。
次に本考案のフイルター装置12について説明する(第
3,4図参照)。
16はブロワーモータ6と連結する吸込管7の開口部7
Aを覆うようにした、ウレタンフオーム等から成る円板
状の第1フイルターで、18はフイルター押え板であ
り、前記第1フイルター16の外径は、このフイルター
押え板18の外径寸法より大径である。
前記フイルター押え板18には中央部に開口部18Aを
設けてあり、前記吸込管7の開口部7Aと対応せしめて
いる。19はマグネツトであり、前記フイルター押え板
18の開口部18Aと同心円上に複数個配設し、ネジ2
0でフイルター押え板18、第1フイルター16と共に
集塵箱カバー11の裏面に固着せしめている。
17は磁性体の金網等からなる断面凹状に形成された円
形状の第2フイルターであり、前記マグネツト19の磁
力により該マグネツト19に吸引保持され、開口部の外
周端部が第1フイルター16を圧接せしめて第1フイル
ターとの間隙をふさいでいる。又第2フイルター17の
内径寸法は複数のマグネツト19の外縁寸法よりわずか
に大きくして取付け時の心ズレを防止している。
次いで、本実施例の作動について述べる。
ミシンの縫製作業で発生した糸屑,布屑はブロワーモー
タ6の吸引作用により各々の吸込管8,9の内を通過し
集塵箱10内に吸い込まれる。
ブロワーモータでの空気吸い込み時、集塵箱内の空気は
フイルター装置12を通過するがその時糸屑,布屑,綿
埃及びミシンから発生する鉄粉,折損ミシン針等は吸い
込み空気流と共にフイルター装置に向かい、布屑,糸屑
等比較的大きな屑が第2フイルター17に付着するが、
第2フイルター17の表面積は吸込管7の開口部7Aよ
り大きい為吸い込み性能には影響しない(ミシン運転を
停止した時、ブロワー運転も停止する為、フイルターに
付着した糸屑,布屑等は自重にて落下する。)。
綿埃のような小さな粉塵は第2フイルター17を通過し
て第1フイルター16に付着するが、長時間運転で目詰
り現象が生じた場合、第2フイルター17をマグネツト
の磁力に抗して手で引張れば容易に取外しでき、露出し
た第1フイルター16の粉塵を清掃する事ができる。
又、鉄粉,折損針等の磁性体はマグネツト19に吸引さ
れる為、ブロワーモータ6に吸込まれず、ブロワーモー
タの損傷を未然に防止する。
第2フイルター17を取付ける時は、マグネツト19の
外縁部がガイドとなり、これに沿つて容易に取付けが可
能となる。
〔考案の効果〕
(1)第2フイルターはマグネツトの磁力を応用して取
付けるため、その着脱が極めて容易に手動で行うことが
でき、ネジその他弾性部材等の手間を喰う手段を必要と
しない。
(2)マグネツトの外縁部がガイドとなり、第2フイル
ターの取付けは心ズレせず確実に行える。
(3)ミシンから発生する鉄粉,縫針折損片等がブロワ
ーモータ側へ吸込まれると、故障誘発の原因となるが、
吸入口周辺に配置したマグネツトがこれ等を吸着してこ
の吸込みを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1及び2図は本考案装置の斜視図とその側面図、第3
図は装置の一部断面説明図、第4図はフイルターの拡大
説明図である。 1……ミシン,6……ブロワーモータ, 7,8,9……吸入管,10……集塵箱, 11……集塵箱カバー, 16……第1フイルター, 17……第2フイルター, 18……フイルター押え板, 19……マグネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの縫製作業時に生ずる糸屑,布屑等
    を該屑の発生部から集塵箱に吸引する装置において、集
    塵箱カバーのブロワーモータ吸入口を覆うように取付け
    られたウレタンフオーム等になる第1のフイルターと、
    この第1フイルターのフイルター部面積より大なるフイ
    ルター面積を有する磁性体金網等になる第2のフイルタ
    ーを対向させて、該第2フイルターをマグネツトにより
    着脱自在に装着させたミシンの吸塵用フイルター装置。
JP1732988U 1988-02-11 1988-02-11 ミシンの吸塵用フイルター装置 Expired - Lifetime JPH0625275Y2 (ja)

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JPH01121579U JPH01121579U (ja) 1989-08-17
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