JPH0625054U - 移動体の衝突検知装置 - Google Patents

移動体の衝突検知装置

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JPH0625054U
JPH0625054U JP6190192U JP6190192U JPH0625054U JP H0625054 U JPH0625054 U JP H0625054U JP 6190192 U JP6190192 U JP 6190192U JP 6190192 U JP6190192 U JP 6190192U JP H0625054 U JPH0625054 U JP H0625054U
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JP
Japan
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collision
electrodes
detection device
conductive rubber
strain
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Withdrawn
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JP6190192U
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English (en)
Inventor
俊宏 林
伸之 川村
悟 長屋
哲 佐野
匠 須沢
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の主な目的は、実際の衝突を直接知るこ
とができるような衝突検知装置を提供することにある。 【構成】バンパやドア等に、ひずみ感応形の導電ゴムを
用いた帯状のセンサ本体11が設けられている。センサ
本体11に複数対の電極が設けられており、各電極に電
気回路部が接続されている。電気回路部は、ひずみ感応
導電ゴムが加圧された時に生じる電極間の電気抵抗値の
変化を検出し、一定値を越える変化が検出された時に、
エアバッグ等の被作動部を作動させる信号を送出するよ
うになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の移動体が他の物体に衝突したことを検出するための衝突 検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車が衝突した時に乗員を保護するための手段としてエアバッグが使われて いる。衝突時にエアバッグを展開させるためには、車両の衝突を検出するための 衝突検知装置が必要である。従来の衝突検知装置には加速度センサが使われてい る。加速度センサは車体の前部等に内装され、例えば正面衝突時などに生じる一 定値以上の減加速度をウエイトと電気接点などを用いて検出するとともに、エア バッグ駆動回路にエアバッグの展開を実行する電気信号を送出するようにしてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の加速度センサを用いた衝突検知装置は、衝突によって生じる加速度に基 づいて衝突を検出するものであり、いわば間接的な衝突検知手段である。このた め、衝突を生じた部位や衝突の方向を正確に特定することができない。 従って本考案の目的は、衝突によって実際に接触を生じた部位を直接知ること ができるような衝突検知装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を果たすために開発された本考案は、ひずみの大きさに応じて電気 抵抗値が変化するひずみ感応形の導電ゴムからなりかつ移動体のボディまわりに 配置されるセンサ本体と、このセンサ本体に上記導電ゴムを間に介して設けられ た少なくとも一対の電極と、上記電極に接続されて電極間の電気抵抗値の変化を 検出するとともに所定値を越える抵抗変化が検出された時に被作動部を作動させ る電気回路部とを具備したことを特徴とする移動体の衝突検知装置である。なお 本考案は、自動車以外の移動体の衝突を検出することもできる。
【0005】
【作用】
衝突によってセンサ本体のひずみ感応導電ゴムの一部が加圧されると、ひずみ が一定レベルを越えた時点で電気抵抗値の変化が一定のしきい値を越えることに より、衝突を生じた部位が電気回路部によって判断され、例えばエアバッグ等の 被作動部を作動させる信号が送出される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の一実施例について、図面を参照して説明する。 図1ないし図3に示すように、自動車用バンパ10にセンサ本体11が設けら れている。このセンサ本体11は、ひずみが生じた時に電気抵抗値が変化するひ ずみ感応導電ゴム12を主体としたものであり、バンパ10の長手方向に沿う帯 状をなし、バンパ10のほぼ全長にわたってバンパフェイス10aの裏面側に取 付けられている。図示例のバンパ10は合成樹脂製であるが、板金製のものが使 用されてもよい。
【0007】 ひずみ感応導電ゴム12は、この導電ゴム12を圧縮する方向の圧力が一定の レベルを越えた時に、図4に示すように電気抵抗値が急に小さくなるような特性 をもっている。
【0008】 センサ本体11の裏面側に、複数対の電極15,16がセンサ本体11の長手 方向に間隔をあけて配置されている。各電極15,16に、それぞれ信号線17 が接続されている。信号線17はカバー18によって覆われている。図5に示さ れように各信号線17は電気回路部20に接続されている。電気回路部20は、 電極15,16間の電気抵抗値の変化を検出するとともに、電気抵抗値が変化し た電極15,16すなわち圧力が加わった箇所をコントローラ21によって特定 できるようになっている。この電気回路部20には被作動部の一例としてエアバ ッグ駆動回路22が接続されており、所定値を越える電気抵抗変化が検出された 時に、エアバッグの展開を実行する電気信号が駆動回路22に送出されるように なっている。
【0009】 図5において、センサ本体11に圧力が加わると、抵抗値R1 が圧力の増加に 応じて減少する。ここで、V0 ={R/(R1 +R)}VccによりV0 の値が決 まる。V0 を比較回路25に読取らせ、OR回路26を介してHi電圧(例えば 5V程度)が流れた時に衝突が生じたと判断することにより、駆動回路22に電 流が流れてインフレータに着火される。
【0010】 図1にハッチングを施して示すように、センサ本体11をドア30の側面やリ ヤバンパ32にも配置することにより、側面方向からの衝突や追突を検知できる ようにしてもよい。要するに、車体のボディまわりにセンサ本体11を配置すれ ばよい。
【0011】 センサ本体11の主体は導電ゴム12であるから、センサ本体11を車体の表 面側に設ければドアのサイドプロテクタあるいはバンパフェースプロテクタとし ての機能を果たすこともできる。このセンサ本体11は、衝突による大荷重を受 けても破壊に至るまでの変位を大きくとることができる。
【0012】 図6に示されるように、衝突が生じた方向に応じて、車体各部に配置されてい るエアバッグを展開させるようにコントローラ21を作動させ、衝突に対して最 大限の効果が発揮できるようにエアバッグ展開制御を行うとよい。なお、側面衝 突用のエアバッグはドアに内蔵され、追突用エアバッグは座席背もたれのヘッド レストに内蔵されている。図示例は直列制御であるが、並列制御を行うことによ って更に迅速に作動させるようにしてもよい。
【0013】 上述の衝突検知装置を用いたことにより、衝突の際に接触を生じた部位を直接 知ることができるため、加速度センサのみに頼っている現行のエアバッグの衝突 検知システムにおいて、加速度センサと本実施例による衝突検知装置を組合わせ ることで、エアバッグの作動信頼性を更に向上させることができる。また、車両 が後退する際に障害物がリヤバンパ32に接触したことを検出し、アラームや警 告灯を作動させたり自動的にブレーキを作動させるといった使い方もできる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、自動車等の移動体が衝突した際に衝突の方向や接触箇所を正 確に特定することができ、エアバッグその他の被作動部を的確に作動させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す衝突検知装置を備えた
自動車の斜視図。
【図2】図1に示された自動車のバンパの斜視図。
【図3】図2に示されたバンパの一部の横断面図。
【図4】ひずみ感応導電ゴムの圧力と電気抵抗値との関
係を示す図。
【図5】図1に示された自動車の衝突検知装置用電気回
路部を示すブロック図。
【図6】図5に示された電気回路部の処理内容の一部を
示すフローチャート。
【符号の説明】
10…バンパ、11…センサ本体、12…ひずみ感応導
電ゴム、15,16…電極、17…信号線、20…電気
回路部、22…エアバッグ駆動回路(被作動部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐野 哲 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 須沢 匠 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ひずみの大きさに応じて電気抵抗値が変化
    するひずみ感応形の導電ゴムからなりかつ移動体のボデ
    ィまわりに配置されるセンサ本体と、このセンサ本体に
    上記導電ゴムを間に介して設けられた少なくとも一対の
    電極と、上記電極に接続されて電極間の電気抵抗値の変
    化を検出するとともに所定値を越える抵抗変化が検出さ
    れた時に被作動部を作動させる電気回路部とを具備した
    ことを特徴とする移動体の衝突検知装置。
JP6190192U 1992-09-02 1992-09-02 移動体の衝突検知装置 Withdrawn JPH0625054U (ja)

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JPH0625054U true JPH0625054U (ja) 1994-04-05

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ID=13184518

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524161A (ja) * 2003-04-24 2006-10-26 オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット エアバッグ装置
JP2008107199A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Tokai Rubber Ind Ltd 車両の外装部材変形センサ
JP2015040008A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 富士重工業株式会社 衝突検知装置及び衝突検知方法

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CN104417476B (zh) * 2013-08-23 2018-01-02 株式会社斯巴鲁 碰撞检测装置及碰撞检测方法

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Effective date: 19970306