JPH06250489A - 接触式帯電装置 - Google Patents

接触式帯電装置

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JPH06250489A
JPH06250489A JP20788492A JP20788492A JPH06250489A JP H06250489 A JPH06250489 A JP H06250489A JP 20788492 A JP20788492 A JP 20788492A JP 20788492 A JP20788492 A JP 20788492A JP H06250489 A JPH06250489 A JP H06250489A
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JP
Japan
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charging
electrode
image forming
photoconductor
photosensitive body
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Application number
JP20788492A
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English (en)
Inventor
Masami Asano
雅己 浅野
Keiko Nagayasu
桂子 長安
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
Akihito Ikegawa
彰仁 池側
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 感光体10に帯状または板状の帯電部材4を
接触させて帯電させる接触式帯電装置1において、電極
6として帯電部材4よりも広幅の部材を使用し、この電
極6と帯電部材4との電気的接続領域W1に感光体10
の画像形成領域W0が含まれるようにした。 【効果】 感光体10にピンホール17が存在しても、
帯電部材4の損傷は一部の領域に止まり、感光体10は
帯電部材4の接触領域においてむらなく帯電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電子写真法による複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置において、像担持体である感光体
に板状または帯状の帯電部材を接触させて電荷を付与す
る接触式帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記接触式帯電装置として、図
6,7に示すように、長尺の支持部材12に接着剤13
等を介して板状または帯状の導電性帯電部材14を設け
るとともに、この帯電部材14に電極15を介して電源
16を接続し、帯電部材14の自由端側を感光体(図示
せず)の外周面に接触させ、感光体の回転と共にその外
周を帯電させるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記帯
電装置11の電極15は、単に電源16と帯電部材14
とを電気的に接続する目的だけのもので、図示するよう
に、帯電部材14に比べて小さな部材しか使用されてい
なかった。そのため、感光体上の画像形成領域W0内に
ピンホール17が存在すると、このピンホール17と電
極15を繋ぐ一部の領域18を通じて感光体に多量の電
流が流れ、これにより低抵抗化した領域18に大量の電
流が流れ、この低抵抗化した帯電部材部分と接する感光
体の一部が他の部分よりも高圧に帯電されて帯電むらを
招来するという問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、導電性の板状または帯状
の帯電部材に電極を通じて電圧を印加し、上記帯電部材
を感光体上の画像形成領域に接触させて該感光体を帯電
させる接触式帯電装置において、上記電極として上記画
像形成領域よりも広幅の部材を使用し、この電極と帯電
部材との電気的接続領域に上記感光体の画像形成領域が
含まれるようにしたものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、感光体にピンホールがあっ
ても、帯電部材と電極の接触幅は極めて広いので、帯電
部材における特定の領域に大電流が流れることはない。
すなわち、帯電部材は、一部の領域にのみ大電流が流れ
て低抵抗化するということはなく、すべての領域に均一
な電流が流れる。また、感光体のピンホールは周囲の帯
電部材部分から電流の供給を受けるので、帯電部材の低
抵抗化する領域は極一部に限られる。したがって、感光
体の帯電性はほぼ均一になる。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1〜3は本発明にかかる帯電装置1
を示し、この帯電装置1において導電性を有する長尺の
支持部材2は電源装置3より所定の電圧が印加できるよ
うになっている。帯電部材である帯電フィルム4は可撓
性を有する帯状の導電性または低抵抗性のシートからな
り、一端側が接着剤5を介して支持部材2に貼着され、
ボルト7で支持部材2に固定された長尺の板状電極6で
貼着部の上面を押さえ、この板状電極6を通じて支持部
材2と帯電フィルム4との電気的接続が確保されてい
る。また、板状電極6の幅W1、すなわち該板状電極6
と帯電フィルム4との電気的接続幅(領域)W1は、感
光体10の画像形成領域W0よりも広くしてある。な
お、図2においてWPは感光体10の幅である。
【0007】上記帯電装置1は、支持部材2が感光体1
0と平行に配置され、帯電フィルム4の自由端側が感光
体10の外周面と接触でき、電極6の幅W1、すなわち
該板状電極6と帯電フィルム4との電気的接続幅(領
域)W1に感光体10の画像形成領域W0が含まれるよう
に固定される。
【0008】上記構成を有する帯電装置1では、感光体
10が矢印方向に回転している状態において電源装置3
より支持部材2に電圧を印加すると、電極6の全幅W1
を通じて帯電フィルム4に電流が供給され、帯電フィル
ム4と感光体10との電位差に基づく静電吸着力によっ
て帯電フィルム4の自由端側が感光体10に密着する。
また、感光体10が帯電フィルム4に順次接近する領域
において放電が発生し、感光体10の表面が帯電され、
帯電フィルム4の接触領域において帯電の安定化が図ら
れ、これにより帯電フィルム4の接触領域を通過した感
光体10の表面に一様の電荷が付与される。
【0009】上記の通り、帯電装置1では、電極6の全
幅W1を通じて帯電フィルム4に電流が供給されるの
で、感光体10にピンホールが存在しても、帯電フィル
ム4の特定の領域を通じてピンホールに大電流が流れる
ことはない。また、ピンホールには周囲の帯電フィルム
部分より電流が流れて、帯電フィルム4の損傷する部分
はピンホールに接するごく一部の領域に止まる。したが
って、感光体10は帯電フィルム4の接触領域において
むらなく帯電される。
【0010】上記帯電フィルムは、導電性または低電気
抵抗性(103〜1012Ω・cm、好ましくは103〜1
8Ω・cm)のフィルムシートで、金属材料からなる
シート、または合成樹脂に導電性材料を分散させたり、
合成樹脂シートの表面を導電化処理したりして、適宜導
電化または低抵抗化したものが使用される。
【0011】上記金属材料には、アルミニウム、金、
銅、鉄、銀、クロム、ニッケル、白金、錫、チタニウム
等の金属、あるいはこれらの合金が使用される。上記合
成樹脂には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル等のポリアセタール系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリメタクリル酸メチル、アクリロニトリル−
アクリル酸メチル共重合体等のアクリル系樹脂、ポリカ
ーボネイト、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体、ポリテレフタル酸エチレン、
ポリウレタンエラストマー、ビスコースレーヨン、硝酸
セルロース、酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロ
ピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、エチルセル
ロース、再生セルロース等のセルロース系樹脂、ナイロ
ン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナ
イロン46等のポリアミド系樹脂、ポリイミド、ポリス
ルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ塩化ビニル、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩
化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、ポリテトラフロオ
ロエチレン、ポリクロロフルオロエチレン、ポリ弗化ビ
ニル、ポリ弗化ビニリデン等のポリハロゲン化ビニル系
樹脂、ビニルニトリルゴム合金が使用される。また、合
成樹脂中に金属粉、金属ウイスカー、カーボンブラッ
ク、カーボンファイバー等を含有させた場合、103
108Ω・cm程度の、導電性とまでは至らない程度の
低抵抗材料を得ることができる。
【0012】上記帯電フィルム4への印加電圧は、直流
500〜2000Vが適当である。また、直流に交流を
重畳してもよく、この場合、重畳すべき電圧はVP-P
300〜700Vが好ましい。さらに、上記直流は、同
一極性の電圧が断続するパルス波であってもよい。
【0013】感光体にピンホール(直径3mm)を形成
し、帯電装置の帯電性、具体的には帯電むらの発生状況
について実験した。また、比較例として、図6に示す帯
電装置(比較例1)と、この帯電装置における電極を帯
電フィルムの中央部に取り付けた帯電装置(比較例2)
(図8参照)についても同様に実験した。実験には、ポ
リエチレンフィルムにカーボン粉末を含有した4種類の
帯電フィルムを使用した。それぞれの帯電フィルムの厚
さ、カーボン含有率、電気抵抗、ヤング率を下記の表に
示す。
【0014】 フィルム 厚さ カーボン 電気抵抗 ヤング率 No. (μm) 含有率(wt%) (Ω・cm) (g/cm2) 1 150 15 1×103 7.4×103 2 70 15 1×103 7.4×103 3 150 5 1×108 11.2×107 4 70 5 1×108 11.2×107
【0015】実験は、上記4種類の帯電フィルムをそれ
ぞれの帯電装置に取り付け、この帯電装置と上記ピンホ
ールを形成した感光体をプリンタに搭載し、連続100
枚印字し、ピンホール位置における感光体の初期帯電電
位(V0)と100枚印字後の帯電電位(V100)を測定
した。測定結果を下記の表に示す。
【0016】 フィルム 本発明 比較例1 比較例2 No. V0 V100 V0 V100 V0 V100 1 -760 -760 -760 -800 -760 -800 2 -760 -760 -760 -800 -760 -800 3 -760 -760 -760 -800 -760 -800 4 -760 -760 -760 -800 -760 -800
【0017】この表に示すように、本発明にかかる帯電
装置では、感光体にピンホールが存在しても帯電フィル
ムの帯電性には影響がないが、比較例1,2にかかる帯
電装置ではピンホールの存在によって帯電フィルムが損
傷し、その損傷部に対応する感光体部分の帯電性が変化
することが認められる。
【0018】なお、以上の説明では、帯電部材として可
撓性の帯電フィルムを使用した場合について述べたが、
硬質の帯電部材例えば肉厚の金属プレート等を使用する
場合にも本発明は適用できる。また、上記実施例では、
導電性の板状電極を介して支持部材と帯電フィルムとの
電気的接続を図るものとしたが、図4,5に示すよう
に、支持部材2に非導電性の接着剤5等を介して帯電フ
ィルム4を設け、上記支持部材2を感光体10の法線方
向に配置し、感光体10の回転にしたがって帯電フィル
ム4が湾曲することにより、帯電フィルム4と支持部材
2とが接触して電気的に導通するようにしてもよい。こ
の場合、支持部材2が電極となり、帯電フィルム4には
その全幅を通じて支持部材(電極)2より電流が流れ
る。さらに、帯電フィルム4の感光体接触面には、感光
体10の基板と帯電フィルム4との短絡を防止するため
に絶縁性フィルムを設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる接触帯電装置では、電極として帯電部材よりも広
幅の部材を使用し、この電極と帯電部材との電気的接続
領域に上記感光体の画像形成領域が含まれるようにして
いる。したがって、電極の全幅Wを通じて帯電部材に電
流が供給されるので、感光体にピンホールが存在して
も、帯電部材の特定の領域を通じてピンホールに大電流
が流れることはない。また、ピンホールには周囲の帯電
部材部分より電流が流れて、帯電部材の損傷する部分は
ピンホールに接するごく一部の領域に止まる。したがっ
て、感光体は帯電部材の接触領域においてむらなく帯電
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる接触式帯電装置の斜視図であ
る。
【図2】 本発明にかかる接触式帯電装置の底面図であ
る。
【図3】 接触式帯電装置の断面図である。
【図4】 他の実施例にかかる接触式帯電装置の正面図
である。
【図5】 図4に示す接触式帯電装置の使用状態を示す
断面図である。
【図6】 従来の接触式帯電装置の平面図である。
【図7】 図6に示す接触式帯電装置の断面図である。
【図8】 比較例2の接触式帯電装置の平面図である。
【符号の説明】
1…帯電装置、2…支持部材、3…電源、4…帯電フィ
ルム(帯電部材)、6…電極、10…感光体、17…ピ
ンホール、W0…画像形成領域幅、W1…電気的接続幅
(電極の幅)。
フロントページの続き (72)発明者 山本 雅史 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 池側 彰仁 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板状または帯状の帯電部材に電
    極を通じて電圧を印加し、上記帯電部材を感光体上の画
    像形成領域に接触させて該感光体を帯電させる接触式帯
    電装置において、上記電極として上記画像形成領域より
    も広幅の部材を使用し、この電極と帯電部材との電気的
    接続領域に上記感光体の画像形成領域が含まれるように
    したことを特徴とする接触式帯電装置。
JP20788492A 1992-08-04 1992-08-04 接触式帯電装置 Pending JPH06250489A (ja)

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JP20788492A JPH06250489A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 接触式帯電装置

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JPH06250489A true JPH06250489A (ja) 1994-09-09

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JP (1) JPH06250489A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682582A (en) * 1994-08-05 1997-10-28 Kabushiki Kaisha Tec Process unit of image forming apparatus
JP2012128082A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Canon Inc 帯電部材および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682582A (en) * 1994-08-05 1997-10-28 Kabushiki Kaisha Tec Process unit of image forming apparatus
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