JPH06249726A - 線状体のスクリーニング装置 - Google Patents

線状体のスクリーニング装置

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JPH06249726A
JPH06249726A JP3793993A JP3793993A JPH06249726A JP H06249726 A JPH06249726 A JP H06249726A JP 3793993 A JP3793993 A JP 3793993A JP 3793993 A JP3793993 A JP 3793993A JP H06249726 A JPH06249726 A JP H06249726A
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capstan
tension
linear material
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雅夫 ▲鯉▼田
Masao Koida
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ等の線状体の低強度部分を除去す
る線状体のスクリーニング装置を提供する。 【構成】 個別に駆動され走行する線状体を引取る第一
キャプスタン部及び線状体の走行方向後流側の第二キャ
プスタン部と、これら第一,第二キャプスタン部間に張
られた線状体により吊り下げられ鉛直方向に往動自在の
スクリーニング張力付加用ダンサローラとからなり、当
該ダンサローラの変位を検出してその検出信号により第
二キャプスタン部の引取速度を増減させ、上記ダンサロ
ーラの位置を制御中点に保ちつつ線状体を通過させ当該
線状体の張力を測定する線状体のスクリーニング装置に
おいて、上記スクリーニング張力付加用ダンサローラ1
8の移動範囲を上下二分割すると共にこの移動範囲の上
方側L1 でのみスクリーニング張力付加用ダンサローラ
18を支持すると共に、当該ダンサローラ18の制御中
点を上方側の移動範囲L1 の中心と下方側の移動範囲L
2 の中心とに切替えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ファイバ等の
線状体の低強度部分を除去する線状体のスクリーニング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバ等の線状体を製造す
るには線引機を用い、光ファイバ母材から光ファイバ素
線を線引きし、被覆を施した後、張力を付与してのテス
トをし、巻取機によって巻取っている。
【0003】この坑張力のテストをする手段として図5
に示すようなスクリーニング装置が従来より用いられて
いる。同図に示すように、本装置は、線状体11が巻き
付けられる第一キャプスタンホイール12と、この第一
キャプスタンホイール12に当接する第一キャプスタン
ベルト13よりなる第一キャプスタン部14と、第二キ
ャプスタンホイール15及び第二キャプスタンベルト1
6からなる第二キャプスタン部17と、これら第一,第
二キャプスタン部14,17間に張られた線状体11に
よってつり下げられ且つ鉛直方向に往動自在なスクリー
ニング張力付加用ダンサローラ18及びスクリーニング
張力付加用ウエイト19からなるスクリーニングダンサ
ロール部20とから構成されている。
【0004】そして、このスクリーニング張力付加用ダ
ンサローラ18の変位を変位検出器21により検出し、
その電気信号により第二キャプスタンホイール15の引
取速度を制御し、スクリーニング張力付加用ダンサロー
ラ18の位置を制御中点に保ちつつ連続的に線状体11
を通過させ、当該線状体11の低強度部分で断線を起こ
させて、坑張力テストを行っている。図5中、M1 は第
一キャプスタンモータ、M2 は第二キャプスタンモー
タ、22,23は駆動プーリ、24は駆動ベルトを各々
図示する。
【0005】スクリーニング張力の付加方法の一例とし
ては、図5に示した場合では、スクリーニング張力付加
用ダンサローラ18を、アーム25の片端で支持し、他
端の所定位置を支点26で支持し、このアーム25に取
付けた張力付加用ウエイト19の上記支点26からの距
離を調整することで、スクリーニング張力付加用ダンサ
ローラ18に作用する鉛直方向の力を設定し、これに相
当する力がスクリーニング張力としてここを通過した際
の線状体11に付加するようにしている。
【0006】また、他のスクリーニング張力の付加方法
としては、図6に示すように、スクリーニング張力付加
用ダンサローラ18をスライダー27で支持し、ガイド
軸28に沿って上下方向に自由に移動出来る様になって
おり、このスライダー27に取り付ける、張力付加用ウ
エイト19の枚数(重さ)を調整することにより、スク
リーニング張力付加用ダンサローラ18に作用する下方
向の力を設定し、これに相当する力が、スクリーニング
張力として、ここを通過時に線状体11に付加するよう
にしている。尚、図中、符号29は定張力バネ、30は
変位検出器を各々図示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図5に示すスクリーニング装置においては、スクリーニ
ング張力を解除するためには、張力付加用ウエイト18
を取り外す必要があった。
【0008】そのため、作業中断のための停止時あるい
は、作業途中で何らかの理由で必要となる逆転時におい
ては、スクリーニング張力が線状体の同一部分に繰り返
し負荷がかかったり、同一点に長時間に亙って負荷がか
かったりするという問題がある。
【0009】この結果、従来においては、張力付加用ウ
エイト19を外したり、停止中には線状体11を張力付
加用ダンサローラ18から外したりする必要があり、手
間がかかっている。
【0010】本発明は上記問題に鑑み、スクリーニング
張力付加用ウエイトの取付け、取外しを行うことなくス
クリーニング張力の付加及び解除を行うことができる線
状体のスクリーニング装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る線状体のスクリーニング装置の構成は、個別に
駆動され、走行する線状体を引取る第一キャプスタン部
及び線状体の走行方向後流側の第二キャプスタン部と、
これら第一,第二キャプスタン部間に張られた線状体に
より吊り下げられ鉛直方向に往動自在のスクリーニング
張力付加用ダンサローラとからなり、当該ダンサローラ
の変位を検出してその検出信号により第二キャプスタン
部の引取速度を増減させ、上記ダンサローラの位置を制
御中点に保ちつつ線状体を通過させ、当該線状体に張力
を付加する線状体のスクリーニング装置において、上記
スクリーニング張力付加用ダンサローラの移動範囲を上
下二分割すると共にこの移動範囲の上方側でのみスクリ
ーニング張力付加用ダンサローラを支持すると共に、当
該ダンサローラの制御中点を上方側の移動範囲の中心と
下方側の移動範囲の中心とに切替えてなることを特徴と
する。
【0012】
【作用】前記のように構成された線状体のスクリーニン
グ装置において、スクリーニング張力付加用ダンサロー
ラの制御中点をダンサローラの移動範囲の上方と、下方
の2通りに使い分けると共に、スクリーニング張力付加
用ウェイトを上方のみで移動可能としたことにより、ス
クリーニング張力付加用ウエイトの取付け、取外しを行
うことなく、スクリーニング張力の付加及び解除が行な
える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照
して詳細に説明する。
【0014】図1は本実施例に係る線状体のスクリーニ
ング装置の概略図である。図2,図3はスクリーニング
張力付加用ダンサローラ部の概略図である。
【0015】これらの図面に示すように、本装置は、線
状体11が巻き付けられる第一キャプスタンホイール1
2と、この第一キャプスタンホイール12に当接する第
一キャプスタンベルト13よりなる第一キャプスタン部
14と、第二キャプスタンホイール15及び第二キャプ
スタンベルト16からなる第二キャプスタン部17と、
これら第一,第二キャプスタン部14,17間に張られ
た線状体11によってつり下げられ且つ鉛直方向に往動
自在なスクリーニング張力付加用ダンサローラ18及び
スクリーニング張力付加用ウエイト19からなるスクリ
ーニングダンサロール部20とから構成されている。
【0016】ここで、スクリーニング張力の付加方法
は、図2に示すようにスクリーニング張力付加用ダンサ
ーローラ18が鉛直方向に設けられたガイド軸31にロ
ーラ32を介してスライダ33で支持されており、該ガ
イド軸31の軸方向に沿って往復動自在としている。
【0017】一方、スクリーニング張力付加用ウェイト
19は鉛直方向に設けられた支持軸34に沿って往復動
自在としているが、支持軸34の中央部近傍に設けたス
トッパ35によって停止される結果、図3に示すよう
に、その動範囲を移動軸34の上方半分の範囲L1 のみ
にその移動範囲が限定されている。尚、図中36は定張
力を付与する定張力バネを図示する。
【0018】以上の結果、スクリーニング張力付加用ダ
ンサローラ18には、ガイド軸31に沿った鉛直軸方向
の移動範囲の上方側範囲L1 でのみスクリーニング張力
付加用ウェイト19を支持することとなり、その荷重が
走行中の線状体11に付加される。
【0019】そして、スクリーニング張力付加用ダンサ
ローラ18の変位を変位検出器37により検出し、その
電気信号により、第二キャプスタン15の引取速度を制
御し、スクリーニング張力付加用ダンサローラ18の位
置を制御中点に保ちつつ、連続的に線状体11を通過さ
せる(図2参照)。
【0020】この際制御中点を、スクリーニング張力付
加用ダンサローラ18の移動範囲の上方側範囲L1 の中
央と、下方側範囲L2 の中央の2点に電気的に切替え選
択可能として、制御するようにした。すなわち、図4に
示すようにダンサローラ18の全ストロークを、定張力
バネ36の一回転(具体的には余裕をみて300°程
度)に対応するように設定した。そして、そのストロー
クの25%近傍と75%近傍との二点において、範囲L
1 ,範囲L2 の各々の中点に位置するようにするため、
回転式の変位検出器37としてのポテンショメータから
の信号を制御装置(図示せず)を介して引取り側の第二
キャプスタン部17を駆動する第二キャプスタンモータ
2 の引取速度を電気的に調整している。
【0021】この結果、上記スクリーニング張力付加用
ダンサローラ18の制御中点を上,下の2点で切替るこ
とにより、下方側範囲L2 にダンサローラ18が下がる
ときには、ストッパ35によりウェイト19が保持され
(図3参照)自動的にスクリーニング張力付加用ウェイ
ト19、いいかえればスクリーニング張力の付加及び解
除が可能となる。
【0022】よって、線状体を巻替えながらスクリーニ
ングを行う場合には、途中停止,逆転等を繰り返すこと
もあり、線状体の同一部分に繰り返しスクリーニング張
力が付加されず、スクリーニングの解除が容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上、実施例と共に説明したように、本
発明に掛かる線状体のスクリーニング装置は、スクリー
ニング張力付加用ダンサローラの制御中点をその移動範
囲の上方側と、下方側との中心に切替えるようにすると
共に、上方側でのみスクリーニング張力付与をするよう
にしたので張力の付加及び解除が可能となる。
【0024】また、線状体を巻替えながらスクリーニン
グを行う場合には、途中停止,逆転等を繰り返すことも
あり、線状体の同一部に繰り返しスクリーニング張力が
付加されず、スクリーニングの解除が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る線状体のスクリーニング装置の
概略図である。
【図2】スクリーニング張力付加用ダンサローラ部の概
略図であり、スクリーニング張力付加状態を示す。
【図3】ダンサローラ部のスクリーニング解除の状態を
示す。
【図4】ダンサローラの全ストロークと変位検出器の回
転角との関係を示す。
【図5】従来のスクリーニング装置の概略図である。
【図6】従来のスクリーニング装置の概略図である。
【符号の説明】
11 線状体 14 第一キャプスタン部 17 第一キャプスタン部 18 スクリーニング張力付加用ダンサローラ 19 張力付加用ウェイト 31 ガイド軸 32 ローラ 33 スライダ 34 支持軸 35 ストッパ 36 定張力バネ 37 変位検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別に駆動され、走行する線状体を引取
    る第一キャプスタン部及び線状体の走行方向後流側の第
    二キャプスタン部と、これら第一,第二キャプスタン部
    間に張られた線状体により吊り下げられ鉛直方向に往動
    自在のスクリーニング張力付加用ダンサローラとからな
    り、当該ダンサローラの変位を検出してその検出信号に
    より第二キャプスタン部の引取速度を増減させ、上記ダ
    ンサローラの位置を制御中点に保ちつつ線状体を通過さ
    せ、当該線状体に張力を付加する線状体のスクリーニン
    グ装置において、上記スクリーニング張力付加用ダンサ
    ローラの移動範囲を上下二分割すると共にこの移動範囲
    の上方側でのみスクリーニング張力付加用ダンサローラ
    を支持すると共に、当該ダンサローラの制御中点を上方
    側の移動範囲の中心と下方側の移動範囲の中心とに切替
    えてなることを特徴とする線状体のスクリーニング装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024029428A1 (ja) * 2022-08-03 2024-02-08 住友電気工業株式会社 光ファイバの製造方法および光ファイバ巻き替え機

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WO2024029428A1 (ja) * 2022-08-03 2024-02-08 住友電気工業株式会社 光ファイバの製造方法および光ファイバ巻き替え機

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