JPH06249168A - スクロール式流体機械 - Google Patents

スクロール式流体機械

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Publication number
JPH06249168A
JPH06249168A JP5779493A JP5779493A JPH06249168A JP H06249168 A JPH06249168 A JP H06249168A JP 5779493 A JP5779493 A JP 5779493A JP 5779493 A JP5779493 A JP 5779493A JP H06249168 A JPH06249168 A JP H06249168A
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JP
Japan
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casing
duct
scroll
fixed scroll
cooling
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Pending
Application number
JP5779493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Komai
裕二 駒井
Yoshio Kobayashi
義雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH06249168A publication Critical patent/JPH06249168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定スクロールを外側から効率よく冷却で
き、信頼性を向上させたスクロール式流体機械を提供す
る。 【構成】 固定スクロール37の背面側37Cには中央
側の圧縮室に向けて鏡板が薄肉となるように凹部39を
形成し、凹部39内には互いに平行となって水平方向に
延びる各冷却フィン40を形成する。そして、吸込ダク
ト41および上部ダクト42から吸込んだ冷却風を集合
ダクト43内で合流させ、冷却ファン46,流出ダクト
50を介して凹部39に沿わせて取付けたL字型ダクト
51内に流通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば真空ポンプや圧
縮機等に用いて好適なスクロール式流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に従来技術によるスクロール式流
体機械としてスクロール式空気圧縮機を例に挙げて示
す。
【0003】図において、1はケーシング、2は該ケー
シング1を後述の前側ケーシング3と共に構成するケー
シング本体を示し、該ケーシング本体2は円板状の底部
2Aと、該底部2Aの外周側から後述の固定スクロール
15側に向けて延設された筒部2Bと、底部2Aの内周
側に形成された筒状の軸受部2Cとから有底の段付筒状
に形成されている。
【0004】3はケーシング本体2の筒部2B先端側か
ら径方向内向きに突出して一体形成された段付筒状の前
側ケーシングを示し、該前側ケーシング3には、その内
周側に位置し、後述する旋回スクロール7の背面側に摺
接してスラスト方向の荷重を受承するスラスト受部3A
と、該スラスト受部3Aよりも内周側に位置し、周方向
に所定間隔をもって形成された複数の切欠部3B,3
B,…(2個のみ図示)とが設けられている。
【0005】4はケーシング本体2の軸受部2Cに軸受
5,6を介して回転可能に支持された駆動軸を示し、該
駆動軸4の先端側はケーシング1内へと伸長してクラン
ク4Aとなり、該クランク4Aの軸線は駆動軸4の軸線
に対して所定寸法dだけ偏心している。また、該駆動軸
4の基端側はケーシング1外で電動モータ(図示せず)
等に連結され、この電動モータによって回転駆動され
る。
【0006】7はケーシング1内に位置して駆動軸4の
クランク4Aに旋回可能に設けられた旋回スクロールを
示し、該旋回スクロール7は、円板状に形成された鏡板
8と、該鏡板8の前面8Aから中心側が巻始め端9Aと
なり、外周側が巻終り端9Bとなって立設されたうず巻
き状のラップ部9と、鏡板8の背面8B側中央に設けら
れたボス部10とから構成され、該ボス部10内にはク
ランク4Aが旋回軸受11を介して取付けられている。
また、該鏡板8の前面8A外周側には、後述のシール部
材24を内周側から支持する筒状の内側支持部12が一
体形成されている。
【0007】ここで、前記鏡板8の背面8B外周側に
は、複数のキー溝13が周方向に所定間隔をもって形成
され、該各キー溝13と前側ケーシング3の各切欠部3
Bとの間には、自転防止機構としてのオルダム継手14
が配設されている。そして、旋回スクロール7は、駆動
軸4が回転駆動されると、クランク4Aにより寸法dの
旋回半径をもった円運動が与えられ、オルダム継手14
によって自転が防止されることにより、駆動軸4の軸線
を中心にして旋回(公転)し続けるようになっている。
【0008】15はケーシング1の先端側を施蓋するよ
うに前側ケーシング3の先端面に衝合して設けられた固
定スクロールを示し、該固定スクロール15は、その中
心が駆動軸4の軸線と一致するように中央部に配設され
た鏡板16と、該鏡板16の前面16Aから旋回スクロ
ール7のラップ部9と同様に、中心側が巻始め端17A
となり、外周側が巻終り端17Bとなって立設されたう
ず巻き状のラップ部17と、鏡板16の外周側を取囲む
ように形成され、前側ケーシング3の先端面外周側と衝
合する筒部18とから構成され、該筒部18の内周側に
は後述の吸込通路22が設けられている。そして、該固
定スクロール15のラップ部17には、旋回スクロール
7のラップ部9が所定角度(例えば180°程度)だけ
ずらした状態で重なり合っている。
【0009】19,19,…は旋回スクロール7のラッ
プ部9と固定スクロール15のラップ部17との間に形
成された複数の圧縮室を示し、該各圧縮室19は固定ス
クロール15のラップ部17に対して旋回スクロール7
が旋回運動をする間に、その体積が順次縮小するように
形成されている。そして、該各圧縮室19は、旋回スク
ロール7が旋回運動することにより、吸込通路22から
空気を取込み、この空気を順次圧縮する。
【0010】20は固定スクロール15の筒部18に穿
設された吸込ポートを示し、該吸込ポート20は、旋回
スクロール7の旋回時にラップ部9が固定スクロール1
5のラップ部17との間に画成する最外側の圧縮室19
と吸込通路22を介して連通するようになっている。
【0011】21は固定スクロール15の鏡板16中心
部に穿設された吐出ポートを示し、該吐出ポート21は
最中央側(高圧側)の圧縮室19と連通している。
【0012】22は固定スクロール15内に位置してラ
ップ部17の外周側を取囲むように設けられ、筒部18
の内周側に形成された環状の吸込通路を示し、該吸込通
路22は前記最外側の圧縮室19と吸込ポート20との
間を連通している。
【0013】23は前側ケーシング3の先端面外周側に
設けられた筒状の外側支持部、24は該外側支持部23
の外周面と内側支持部12の外周面との間に設けられ、
可撓性を有し、ゴム材料または樹脂材料等の高分子材料
から断面U字状をなすように形成されたシール部材を示
し、該シール部材24はその内周側が内側支持部12の
外周面に固定リング25により固定され、その外周側が
外側支持部23の外周面に固定リング26により固定さ
れている。そして、該シール部材24は吸込通路22と
ケーシング1内とを気液密にシールし、吸込通路22が
前側ケーシング3と旋回スクロール7との間を介してケ
ーシング1内と連通するのを防止している。
【0014】27はケーシング本体2内に位置して駆動
軸4に嵌合固着された油掻きを示し、該油掻き27はそ
の先端側がケーシング1内に収容された潤滑油等の油液
Lと接触するように配設されている。そして、該油掻き
27は駆動軸4の回転時に、油液Lを掻き上げることに
より、軸受5、旋回軸受11、前側ケーシング3のスラ
スト受部3A等にこの油液Lを供給し、これらを冷却,
潤滑させるものである。28は油掻き27に固着された
カウンタウェイトで、該カウンタウェイト28は駆動軸
4の回転バランスをとるものである。
【0015】従来技術によるスクロール式空気圧縮機は
上述の如き構成を有するもので、駆動軸4を電動モータ
によって回転駆動すると、この回転はクランク4Aから
旋回軸受11を介して旋回スクロール7に伝えられる。
これにより、該旋回スクロール7は、駆動軸4の軸線を
中心として所定寸法dの旋回半径で旋回運動し、この旋
回運動によって、吸込ポート20から吸込通路22を介
して外部の空気が最外側の圧縮室19内に流入する。そ
して、各圧縮室19は連続的に縮小し、吸込通路22か
ら取込んだ空気を順次内周側の圧縮室19に送り込んで
圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポート21から外部の
空気タンク(図示せず)等に吐出して圧縮作用を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるものでは、旋回スクロール7と前側ケーシ
ング3との間に、吸込通路22とケーシング1内の室A
との間をシールするシール部材24を設けているから、
油液Lを油掻き27により掻き上げて旋回スクロール7
等を冷却しつつ、吐出ポート21から清浄な圧縮空気を
吐出することができる。
【0017】しかし、油液Lによる冷却は旋回スクロー
ル7の背面8B側でのみ行われるから、圧縮作用時に各
圧縮室19内に発生する圧縮熱によって固定スクロール
15側が温度上昇し、該固定スクロール15の熱によっ
て吸込通路22内の空気が加熱される。そして、この加
熱された空気は圧縮室19内に取込まれ、圧縮作用によ
って、さらにその温度が上昇するから、各スクロール
7,15も温度上昇し、該各スクロール7,15に熱膨
張あるいは温度不均一が生じて熱変形を起こしたり、各
ラップ部9,17にカジリ現象が発生したりするという
問題がある。
【0018】また、旋回スクロール7の背面8B側では
ケーシング1内の油液Lによる冷却を行っているが、こ
のときに各圧縮室19からの熱によって油液Lが温度上
昇し、ケーシング1の温度も上昇する。
【0019】従って、固定スクロール15およびケーシ
ング1を外側から冷却しなければ、各スクロール7,1
5が熱変形を起こしたり、各ラップ部9,17にカジリ
現象が発生したりする恐れがある。
【0020】そこで、本発明者達は、図12に示す先行
技術の如く、ケーシング1および固定スクロール15の
周囲にこれらを外側から完全に取り囲むように冷却ダク
ト29を設け、該冷却ダクト29内に位置して駆動軸4
に冷却ファン30を取付けることにより、ケーシング1
の外側面と冷却ダクト29との間に全周に亘って冷却風
通路29Aを形成し、固定スクロール15側から流入し
た冷却風を冷却ダクト29内でケーシング1の周囲に流
通させ、駆動軸4の周囲から外部に流出させることを検
討した。
【0021】しかし、この先行技術では、固定スクロー
ル15を単に背面側から流通する冷却風によって冷却さ
せるだけであるから、固定スクロール15を必ずしも効
果的に冷却できないという未解決な問題がある。
【0022】また、固定スクロール15側から冷却風を
冷却ダクト29内に流入させ、その後ケーシング1の周
囲を冷却するようにしているから、この冷却風は固定ス
クロール15側を流通するときに温められてしまい、ケ
ーシング1の周囲に低温の冷却風を流通させることがで
きず、ケーシング1内の油液Lが圧縮室19からの熱に
よって温度上昇するという問題がある。
【0023】本発明は上述した先行技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は固定スクロールを外側から効率
よく冷却することができ、ケーシング内の油液が温度上
昇するのを防止して信頼性を向上できるようにしたスク
ロール式流体機械を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、固定スクロール
の背面側には、該固定スクロールの中央部が薄肉となる
ように形成した凹部と、該凹部に形成され、互いに対向
して伸長した複数の冷却フィンとを設け、さらに、該各
冷却フィンの伸長方向に沿って前記凹部内に冷却風を流
通させる通気手段を設けたことにある。
【0025】この場合、旋回スクロールには、圧縮室か
らの熱がケーシング内に伝わるのを遮断する断熱材を設
けるのが好ましい。
【0026】
【作用】上記構成により、固定スクロールは薄肉となっ
た中央側の圧縮室ほど熱が凹部内に伝達し易くなり、該
凹部内に冷却風を流通させることによって固定スクロー
ルを効果的に冷却することができる。
【0027】また、旋回スクロールに各圧縮室からの熱
がケーシング内に伝わるのを遮断する断熱材を設けれ
ば、ケーシング内の油液等に各圧縮室からの熱が伝達し
てケーシング内の潤滑、冷却作用が低下するのを防止で
き、各圧縮室からの熱は固定スクロール側に逃がすこと
ができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図10に
基づいて説明する。なお、実施例では前述した図11に
示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。
【0029】まず、図1ないし図5は本発明の第1の実
施例を示している。
【0030】図中、31は略長方形の箱状に形成された
パッケージを示し、該パッケージ31は薄い金属板から
なるパネルをスポット溶接等の手段で接合することによ
り形成されている。
【0031】32はパッケージ31内に設けられた空気
タンクを示し、該空気タンク32はパッケージ31の底
板上に一対の脚部32A,32Aを介して配設され、空
気タンク32上には後述するスクロール式空気圧縮機3
5の本体台33が設けられている。そして、該空気タン
ク32は後述する固定スクロール37の吐出パイプ52
に空気配管34を介して接続され、吐出パイプ52から
吐出されてくる圧縮空気を貯留するようになっている。
また、本体台33は空気タンク32と同様に一対の脚部
33A,33Aを有し、空気タンク32上にスクロール
式空気圧縮機35を安定させて設置できる構造となって
いる。
【0032】35はスクロール式流体機械としてのスク
ロール式空気圧縮機を示し、該スクロール式空気圧縮機
35は従来技術で述べたケーシング1、固定スクロール
15とほぼ同様のケーシング36、固定スクロール37
等を備え、本体台33上に防振ゴム35A等を介して設
置されている。ここで、ケーシング36の左,右の外側
面には該ケーシング36の軸方向に伸長し、互いに平行
となるように間隔をおいて対向した複数の冷却フィン3
8,38,…が突設されている。また、固定スクロール
37には図4に示す如く前面側にラップ部37Aが立設
された鏡板37Bの背面側37Cに吸込ポート37Dと
略球面状の凹部39が図2,図3に示す如く形成され、
該凹部39により固定スクロール37の鏡板37Bは周
辺部から中央部に向けて薄肉となっている。そして、該
凹部39内には、弓形をなす板状の冷却フィン40,4
0,…が、互いに間隔をおいて平行となるように水平方
向に伸長して設けられ、該各冷却フィン40間には図4
に示す矢示C方向に冷却風が流通する。
【0033】41は吸込ダクトを示し、該吸込ダクト4
1は図2に示す如く金属板等を略コ字状に折曲げること
によって形成され、その長さ寸法はケーシング36に対
応している。そして、該吸収ダクト41はケーシング3
6の左側に位置する各冷却フィン38を外側から覆うよ
うに、前記ケーシング36の左外側面に取付けられてい
る。ここで、該吸込ダクト41の下流端側にはフランジ
部41Aが折曲げ形成され、該フランジ部41Aは吸込
ダクト41を後述する集合ダクト43の接続口44Aに
接続させる構造になっている。
【0034】42は上部ダクトを示し、該上部ダクト4
2は前記吸込ダクト41と同様に金属板を略コ字状に折
曲げることによって形成され、ケーシング36の上側面
中央部を覆うようにケーシング36に取付けられてい
る。そして、該上部ダクト42の下流端側はケーシング
36の後側でL字状に屈曲し、後述する集合ダクト43
の接続口45Bに上側から接続されている。
【0035】43はケーシング36の基端側端面に左側
寄りに位置して取付けられた集合ダクトを示し、該集合
ダクト43は図2に示す如く、横長四角形状の前面パネ
ル44と、該前面パネル44の後側に衝合される後側ケ
ース45とからなる扁平な箱状に形成されている。
【0036】ここで、前面パネル44には左端側に前記
吸込ダクト41に接続される長方形の接続口44Aが穿
設され、該接続口44Aの右側にはケーシング36の軸
受部(図示せず)に嵌合する円形の軸受嵌合穴44Bが
穿設されている。そして、前面パネル44には接続口4
4Aおよび軸受嵌合穴44Bの周囲に位置し、該前面パ
ネル44をケーシング36の基端側端面に固定するため
のねじ挿通穴44C,44C,…が複数個穿設されると
共に、前面パネル44の上,下両端側には取付ブラケッ
ト44D,44D,…が設けられている。
【0037】一方、後側ケース45の後側面には、前側
パネル44の軸受嵌合穴44Bに対向する位置に冷却風
流通穴45Aが穿設され、該冷却風流通穴45A内には
スクロール式空気圧縮機35の駆動軸4が配設されてい
る。また、後側ケース45には、上側面に前記上部ダク
ト42に接続される接続口45Bが穿設され、該後側ケ
ース45をケーシング36および後述するファンカバー
48に取付けるための取付ブラケット45C(1個のみ
図示)、45D,45D,…が突設されている。
【0038】そして、前面パネル44と後側ケース45
とは各取付ブラケット44D,45Dを接合してケーシ
ング36にねじ止めされている。
【0039】46は駆動軸4に設けられた冷却ファンを
示し、該冷却ファン46は駆動軸4に嵌合固着され、こ
れと一体回転する回転羽根47と、該回転羽根47を覆
うファンカバー48とから構成されている。ここで、フ
ァンカバー48は図2に示す如く、筒状部48Aと底部
48Bとを有し、筒状部48Aには前端側から上,下の
径方向に突出する取付ブラケット48C,48Cが設け
られている。そして、ファンカバー48には筒状部48
Aの右上部の側面から接線方向に伸長する送風通路48
Dが形成されている。
【0040】また、底部48Bのほぼ中央には駆動軸4
が挿通される軸挿通穴48Eが形成されている。そし
て、該ファンカバー48は前記集合ダクト43の後側面
に気密に衝合され、該ファンカバー48内で回転羽根4
7が回転すると、前記集合ダクト43内の空気を筒状部
48A内に吸込み、送風通路48Dから送出する。
【0041】49は前記冷却ファン46を後述の流出ダ
クト50に接続する継手管を示し、該継手管49は一端
側がファンカバー48の送風通路48Dに接続される四
角筒状の入口部49Aとなり、他端側は流路面積を拡大
するように下向きに突出し、周囲にフランジ部49Bが
形成された出口部49Cとなっている。
【0042】50はケーシング36の右側面に取付けら
れた流出ダクトを示し、該流出ダクト50は前記吸込ダ
クト41とほぼ同様に金属板を折曲げるにより形成さ
れ、その長さ寸法はケーシング36の長さ寸法よりも集
合ダクト43の奥行き(長さ)寸法分だけ長尺に形成さ
れている。
【0043】ここで、流出ダクト50はケーシング36
の右外側面に冷却フィン38,38,…を覆うように取
付けられ、流出ダクト50の後端側は集合ダクト43の
右側面に衝合して外気から遮断されると共に、前記継手
管49のフランジ部49Bにフランジ部50Aを衝合さ
せることによって吸込ダクト41側と連通するようにな
っている。
【0044】51は通気手段としてのL字型ダクトを示
し、該L字型ダクト51は前記流出ダクト50に接続さ
れ、固定スクロール37の筒部37Eに並行して伸長す
る短尺の入口側ダクト部51Aと、該入口側ダクト部5
1Aから直角に屈曲し、固定スクロール37の背面側3
7Cに沿って伸長する長尺の出口側ダクト部51Bとか
ら構成されている。ここで、該出口側ダクト部51Bに
は、固定スクロール37の凹部39内と連通するように
窓部51Cが形成され、該窓部51Cに対向して出口側
ダクト部51Bの前面には、吐出ポートに接続される吐
出パイプ52の挿通穴51Dが穿設されている。また、
出口側ダクト部51Bには図4に示す如く、矢示C方向
に流れる冷却風の上流側で固定スクロール37の凹部3
9の縁部に向けて突出するように、出口側ダクト部51
Bの内側にL字型の整流板51Eが取付けられている。
そして、該出口側ダクト部51Bは窓部51Cの上,下
に設けられた取付ブラケット51F,51Fを介して固
定スクロール37の背面側37Cにねじ(図示せず)等
で取付けられている。
【0045】53は上部ダクト42上に位置し、ケーシ
ング36上に支持脚53A,53A,…を介して設けら
れたモータ支持台、54はモータ支持台53上に設けら
れた電動モータを示し、該電動モータ54は一対のモー
タ脚54A,54Aを介してモータ支持台53上に固定
され、外部からの給電により出力軸54Bを回転駆動す
る。
【0046】55は出力軸54Bに固着された大径プー
リ、56はスクロール式空気圧縮機35の駆動軸4に固
着された小径プーリを示し、該小径プーリ56はベルト
57を介して大径プーリ55に連結され、電動モータ5
4の出力軸54Bによって駆動軸4を回転駆動させる。
【0047】本実施例によるスクロール式空気圧縮機は
上述の如き構成を有するもので、次にその動作について
説明する。
【0048】まず、電動モータ54の出力軸54Bによ
りプーリ55,56およびベルト57を介して駆動軸4
を回転駆動すると、ケーシング36内で旋回スクロール
が駆動され、固定スクロール37との間で空気を圧縮す
る圧縮運転が行われる。そして、圧縮空気は空気配管3
4を介して空気タンク32内に一時的に貯留され、外部
の空気圧機器等の利用に供される。また、この圧縮運転
により固定スクロール37と旋回スクロールとの間の各
圧縮室19では圧縮熱が発生し、固定スクロール37側
が高温状態になると共に、各圧縮室19からの熱によ
り、ケーシング36内の油液Lも温度が上昇してしま
う。
【0049】然るに、本実施例では、ケーシング36の
左,右の外側面に複数の冷却フィン38,38,…を設
けると共に、固定スクロール37の背面側37Cに凹部
39を形成し、該凹部39内に複数の冷却フィン40,
40,…を設け、さらに、ケーシング36には左外側面
の冷却フィン38,38,…を覆う吸込ダクト41とケ
ーシング36の上部を覆う上部ダクト42と吸込ダクト
41および上部ダクト42に集合ダクト43等を介して
連通し、ケーシング36の右外側面の冷却フィン38,
38,…および固定スクロール37の冷却フィン40,
40,…を覆う流出ダクト50およびL字型ダクト51
とを設け、集合ダクト43と流出ダクト50との間に
は、駆動軸4によって回転駆動される冷却ファン46を
設ける構成としたから、以下に述べる作用効果を奏す
る。
【0050】即ち、スクロール式空気圧縮機35を駆動
すべく、電動モータ54によって駆動軸4を回転させる
と、冷却ファン46が駆動軸4と共に駆動されるから、
このときに外気が冷却風として吸込ダクト41および上
部ダクト42内に図1に示す矢示A方向に吸込まれ、ケ
ーシング36の左外側面、上外側面を冷却して集合ダク
ト43内で合流し、その後は流出ダクト50内に流れ
る。そして、流出ダクト50は集合ダクト43に比較し
流路面積が小さくなっているから、このときに冷却風は
流速を増し、流出ダクト50内を矢示B方向に流通して
ケーシング36の右外側面を冷却した後に、L字型ダク
ト51内を流れ、出口側ダクト部51B内で冷却風は整
流板51Eによって固定スクロール37の凹部39内に
向けられ、凹部39内の各冷却フィン40の伸長方向に
沿って流通し、固定スクロール37の背面側37Cを図
4中の矢示C方向に流れる。
【0051】ここで、ケーシング36内では図5に示す
如く、油掻き27が時計回り方向に回転してケーシング
36内の油液Lを左内側面に掻き上げ、掻き上げた油液
Lのうち2割程度を飛沫としてケーシング36の上内側
面付近に流通させ、その後油掻き27が油液Lの液面に
衝突するときにはケーシング36の右内側面に向けて油
液Lを飛散させ、このときにケーシング36の左内側面
に掻き上げられる油量と右内側面に飛散される油量との
比率は5:3程度の割合となる。
【0052】そこで、ケーシング36の左外側面に沿っ
て吸込ダクト41を設けることにより、該吸込ダクト4
1から矢示A方向に低温の冷却風を流入させることがで
き、この冷却風により、ケーシング36内の油液Lの大
部分を、ケーシング36の左外側面に位置する各冷却フ
ィン38等を介して効率的に冷却できる。
【0053】また、ケーシング36の上面側には電動モ
ータ54との間に上部ダクト42を設けているから、該
上部ダクト42内を矢示A方向に流れる冷却風によって
電動モータ54からの放射熱がケーシング36内に及ぶ
のを防止できる。
【0054】さらに、吸込ダクト41および上部ダクト
42からの冷却風Aを集合ダクト43内で合流させた後
に、冷却ファン46を介してこの冷却風を流出ダクト5
0内で矢示B方向に流通させることにより、流出ダクト
50での冷却風の流速を効果的に増大でき、この冷却風
でケーシング36の右外側面を冷却できる。そして、こ
の冷却風をL字型ダクト51内に矢示C方向の冷却風と
して流通させることにより、固定スクロール37の背面
側37Cを凹部39と各冷却フィン40を介して効果的
に冷却することができる。
【0055】即ち、固定スクロール37の背面側37C
には中央側の圧縮室19に向けて鏡板37Bが薄肉とな
るように、凹部39を形成し、該凹部39内には互いに
平行となって水平方向に延びる各冷却フィン40を形成
したから、中央側の圧縮室19からの高熱を迅速に各冷
却フィン40に伝えることができ、この熱を矢示C方向
の冷却風によって効果的に冷却できる。この場合、固定
スクロール37は空気の圧縮熱で高温状態となっている
から、ケーシング36を冷却した後の冷却風Cによって
も十分な冷却作用を得ることができる。
【0056】従って、本実施例では、ケーシング36の
左外側面に設けた吸込ダクト41から外気を冷却風とし
て流入させ、ケーシング36の左外側面を冷却した後
に、冷却ファン46等を介してこの冷却風を流出ダクト
50内へと流通させ、ケーシング36の右側面を冷却す
ることができ、吸込ダクト41、流出ダクト50等によ
って冷却風の流路面積が余分に大きくなるのを防止で
き、冷却風の流速を可及的に速くできると共に、冷却フ
ァン46に過大な回転トルクが作用するのを効果的に防
止できる。
【0057】そして、固定スクロール37の背面側37
Cに矢示C方向に冷却風を流通させるよりも前に、図5
中の矢示B方向に冷却風を流通させることによってケー
シング36側を冷却する構成としているから、ケーシン
グ36内の油液Lを予め冷却風により効率的に冷却で
き、その後高温状態にある固定スクロール37を冷却風
によって冷却できる。
【0058】また、固定スクロール37の背面側37C
に形成した略球面状の凹部39により、固定スクロール
37の鏡板37Bは周辺部から中央部に向けて薄肉とな
り、該凹部39内に複数の冷却フィン40,40,…を
設けて該各冷却フィン40間に矢示C方向の冷却風を流
通させるようにしたから、中央側の圧縮室19からの高
熱を迅速に各冷却フィン40に伝え、この熱を矢示C方
向の冷却風によって効果的に冷却できる。
【0059】さらに、本実施例では、ケーシング36の
左側、右側および上側面等を効果的に冷却すべく、ケー
シング36の左側、右側および上側面にそれぞれ吸込ダ
クト41、上部ダクト42および流出ダクト50を設
け、冷却風を流通させる構成としたから、スクロール式
空気圧縮機35全体を外側からダクトで完全に覆う必要
がなくなり、装置全体の小型化を図ることができる上
に、各ダクト41,43,50,51等をプレス成形等
の簡単な加工で形成でき、コストダウンを図ることがで
きる。
【0060】さらにまた、固定スクロール37に凹部3
9を設けて薄肉とすることにより、固定スクロール37
の軽量化を図ることができる等、種々の効果を奏する。
【0061】次に、図6ないし図9は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例の特徴は各圧縮室からの熱がケー
シング内に伝わるのを遮断すべく、旋回スクロールに断
熱材を設けたことにある。なお、本実施例では前記第1
の実施例と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0062】図中、61は旋回スクロールを示し、該旋
回スクロール61は従来技術で述べた旋回スクロール7
とほぼ同様に、鏡板62、ラップ部63およびボス部6
4とから大略構成されているものの、該旋回スクロール
61には、図7,図8に示す如く、該鏡板62の裏側に
ボス部64を取り囲んで環状の断熱材収容部65が形成
され、該断熱材収容部65内には断熱材66が取り付け
られている。ここで、前記断熱材収容部65の底側に
は、図8に示す如く、径方向にキー溝67,67が形成
され、各キー溝67に対応する断熱材66の位置には長
円形状の継手挿通穴66A,66Aが穿設されている。
【0063】68は固定スクロール37の背面側37C
側に取り付けられた通気手段としてのL字型ダクトを示
し、該L字型ダクト68は前記第1の実施例で述べたL
字型ダクト51とほぼ同様に窓部68Aを有するもの
の、該L字型ダクト68の前面には、固定スクロール3
7の凹部39に向けて突出する絞り部68Bと、該絞り
部68Bの上流側および下流側に形成されたテーパ部6
8C,68Cとが設けられている。
【0064】そして、該L字型ダクト68は、前記第1
の実施例と同様に、流出ダクト50および冷却ファン4
6を介して吸込ダクト41、集合ダクト43(図2参
照)に接続され、吸込ダクト41から吸い込んだ外気を
冷却風としてL字型ダクト68内を矢示C方向に流通さ
せ、該L字型ダクト68内で冷却風は各テーパ部68C
および絞り部68Bによって凹部39側に沿って流通
し、凹部39と各冷却フィン40を介して固定スクロー
ル37を冷却する。
【0065】以上の如く構成される本実施例によっても
前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を奏するもの
の、特に本実施例では、旋回スクロール61の背面に断
熱材66を設けたから、各圧縮室19から発生する空気
の圧縮熱が旋回スクロール61を介してケーシング36
内に伝達して油液Lが温度上昇したり、油液Lによる潤
滑、冷却作用が低下するのを防止できる。
【0066】なお、前記各実施例では、固定スクロール
37の凹部39に対向するL字型ダクト51(68)
に、整流板51E(絞り部68Bとテーパ部68C)を
設けた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば図10に示す変形例の如く、L
字型ダクト51(68)に替るL字型ダクト71に、冷
却風Cの上流側から凹部39の中央に向けて流路面積を
減少させるテーパ部71Aを設けてもよく、さらに、第
1の実施例のL字型ダクト51に図9の如く絞り部と該
絞り部の上,下流側にテーパ部を設けてもよく、逆に第
2の実施例のL字型ダクト68に、絞り部68Bと該絞
り部68Bの上,下流側の各テーパ部68Cに換えて図
4に示す如きL字型の整流板を設けてもよい。
【0067】また、前記各実施例では、スクロール式空
気圧縮機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えばスクロール式真空ポンプ等に用いてもよい。
【0068】さらに、前記各実施例では、固定スクロー
ル37の背面側37Cに通風手段としてのL字型ダクト
51(68)を設けるものとして述べたが、L字型ダク
トに替え、背面側37Cに他の冷却ファンを斜め向きに
設けてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、固
定スクロールの背面側には、該固定スクロールの中央部
が薄肉となるように形成した凹部と、該凹部に形成さ
れ、互いに対向して伸長した複数の冷却フィンとを設
け、さらに、該各冷却フィンの伸長方向に沿って前記凹
部内に冷却風を流通させる通気手段を設けたから、固定
スクロールの中央部側に位置する圧縮室からの熱を凹部
を介して外部に確実に逃がすことができ、該凹部内に冷
却風を流通させて該凹部と各冷却フィンを冷却すること
によって、固定スクロールの過熱を効果的に防止するこ
とができ、固定スクロールの軽量化も図れる。
【0070】また、旋回スクロールに各圧縮室からの熱
がケーシング内に伝わるのを遮断する断熱材を設けるこ
とにより、圧縮室からの熱がケーシング内の油液等に伝
わるのを抑えることができ、ケーシング内の潤滑、冷却
作用が低下するのを防止できる。そして、各圧縮室から
の熱は固定スクロール側に逃がすことができるから、固
定スクロールおよびケーシングを効率よく冷却すること
ができ、信頼性と耐久性を向上できる等、種々の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるスクロール式空気圧
縮機をパッケージ内に収納した状態で示す斜視図であ
る。
【図2】図1中の固定スクロール、ケーシング、および
各ダクト等を示す分解斜視図である。
【図3】図1中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向断面図である。
【図5】図1中の矢示V−V方向断面図である。
【図6】本発明の第2実施例によるスクロール式空気圧
縮機を示す縦断面図である。
【図7】図6中の旋回スクロールの裏面を拡大して示す
平面図である。
【図8】図7中の矢示VIII−VIII方向断面図である。
【図9】固定スクロールおよびL字型ダクトを示す図6
中の矢示IX−IX方向拡大断面図である。
【図10】第1,第2実施例で用いるL字型ダクトの変
形例を示す図9と同様位置の拡大断面図である。
【図11】従来技術によるスクロール式空気圧縮機を示
す縦断面図である。
【図12】先行技術による冷却ダクトを設けたスクロー
ル式空気圧縮機を示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 駆動軸 4A クランク 19 圧縮室 36 ケーシング 37 固定スクロール 39 凹部 40 冷却フィン 41 吸込ダクト(流入ダクト) 42 上部ダクト(流入ダクト) 46 冷却ファン 47 回転羽根 48 ファンカバー 54 電動モータ 61 旋回スクロール 66 断熱材 68,51 L字型ダクト(通気手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、先端側が該ケーシング内
    に回転可能に設けられた駆動軸と、該駆動軸の先端側に
    設けられた旋回スクロールと、該旋回スクロールと対向
    して前記ケーシングの先端側を閉塞するように設けら
    れ、該旋回スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する
    固定スクロールとからなるスクロール式流体機械におい
    て、前記固定スクロールの背面側には、該固定スクロー
    ルの中央部が薄肉となるように形成した凹部と、該凹部
    に形成され、互いに対向して伸長した複数の冷却フィン
    とを設け、さらに、該各冷却フィンの伸長方向に沿って
    前記凹部内に冷却風を流通させる通気手段を設けたこと
    を特徴とするスクロール式流体機械。
  2. 【請求項2】 前記旋回スクロールには、前記圧縮室か
    らの熱が前記ケーシング内に伝わるのを遮断する断熱材
    を設けてなる請求項1に記載のスクロール式流体機械。
JP5779493A 1993-02-23 1993-02-23 スクロール式流体機械 Pending JPH06249168A (ja)

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