JPH06248550A - ニードルマット状ガラス繊維複合シート - Google Patents
ニードルマット状ガラス繊維複合シートInfo
- Publication number
- JPH06248550A JPH06248550A JP5057978A JP5797893A JPH06248550A JP H06248550 A JPH06248550 A JP H06248550A JP 5057978 A JP5057978 A JP 5057978A JP 5797893 A JP5797893 A JP 5797893A JP H06248550 A JPH06248550 A JP H06248550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- mat
- sheet
- composite sheet
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 引張り強度や引き裂き強度に優れ、取扱い性
の良い、ガラス繊維ニードルマットを得ることを目的と
する。 【構成】 ガラス繊維ヤーンまたはガラス繊維ロービン
グを長手方向に引き揃えたもの、またはガラス繊維組
布、またはガラス繊維織物をシート状基材とし、該シー
ト状基材と切断ガラス繊維の解繊マットとがニードリン
グにより一体化されたニードルマット状ガラス繊維複合
シート。
の良い、ガラス繊維ニードルマットを得ることを目的と
する。 【構成】 ガラス繊維ヤーンまたはガラス繊維ロービン
グを長手方向に引き揃えたもの、またはガラス繊維組
布、またはガラス繊維織物をシート状基材とし、該シー
ト状基材と切断ガラス繊維の解繊マットとがニードリン
グにより一体化されたニードルマット状ガラス繊維複合
シート。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガラス繊維のニードルマ
ットに関し、特に該ニードルマットをシート状基材で補
強し、断熱材料や防音材、また不燃シングル等の屋根材
として有用なニードルマット状ガラス繊維複合シートに
関する。
ットに関し、特に該ニードルマットをシート状基材で補
強し、断熱材料や防音材、また不燃シングル等の屋根材
として有用なニードルマット状ガラス繊維複合シートに
関する。
【０００２】
【従来の技術】ガラス繊維ヤーンやガラス繊維ロービン
グを一定長さに切断し、カーディングにより解繊し、得
られたガラス繊維のカードウェブを複数層積層し、ニー
ドルパンチング法によりガラス繊維マットとすること
は、従来より行われている。この様にして得られたガラ
ス繊維マットは、一般に市販されているガラス繊維のチ
ョップドストランドマットと異なり、嵩高さを有してお
り、バインダーを使わずに、ニードリングによる繊維の
絡合によりマット状を形成しているため、断熱材料や防
音材としての用途が開拓されている。特に、高温のかか
る部分や不燃を要求される分野での使用が増大してい
る。
グを一定長さに切断し、カーディングにより解繊し、得
られたガラス繊維のカードウェブを複数層積層し、ニー
ドルパンチング法によりガラス繊維マットとすること
は、従来より行われている。この様にして得られたガラ
ス繊維マットは、一般に市販されているガラス繊維のチ
ョップドストランドマットと異なり、嵩高さを有してお
り、バインダーを使わずに、ニードリングによる繊維の
絡合によりマット状を形成しているため、断熱材料や防
音材としての用途が開拓されている。特に、高温のかか
る部分や不燃を要求される分野での使用が増大してい
る。
【０００３】しかし、ガラス繊維の場合、有機繊維と異
なり、繊維の剛性が大きく、また繊維の断面が丸く、表
面が滑りやすいため、繊維としての絡合性はあまり良く
ない。また絡合性を上げるためニードリングの密度を上
げると、ガラス繊維自身が脆いため、繊維の破断率が大
きくなる。従ってニードルマットとしての機械的強度に
問題があった。
なり、繊維の剛性が大きく、また繊維の断面が丸く、表
面が滑りやすいため、繊維としての絡合性はあまり良く
ない。また絡合性を上げるためニードリングの密度を上
げると、ガラス繊維自身が脆いため、繊維の破断率が大
きくなる。従ってニードルマットとしての機械的強度に
問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】引張り強度や引き裂き
強度に優れ、取扱い性の良い、ガラス繊維ニードルマッ
トを得ることを本発明の目的とする。
強度に優れ、取扱い性の良い、ガラス繊維ニードルマッ
トを得ることを本発明の目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、シート
状基材としてガラス繊維ヤーンまたはガラス繊維ロービ
ングを長手方向に引き揃えたもの、またはガラス繊維組
布、またはガラス繊維織物を用い、該シート状基材と、
切断ガラス繊維の解繊マツトとをニードリングにより一
体化し、ニードルマット状ガラス繊維複合シートとする
ことにより、上記課題の解決を図った。更に、上記のニ
ードルマット状ガラス繊維複合シートにおいてシート状
基材を構成するガラス繊維が切断されていないニードル
マット状ガラス繊維複合シートとすることにより、課題
の解決を図った。
状基材としてガラス繊維ヤーンまたはガラス繊維ロービ
ングを長手方向に引き揃えたもの、またはガラス繊維組
布、またはガラス繊維織物を用い、該シート状基材と、
切断ガラス繊維の解繊マツトとをニードリングにより一
体化し、ニードルマット状ガラス繊維複合シートとする
ことにより、上記課題の解決を図った。更に、上記のニ
ードルマット状ガラス繊維複合シートにおいてシート状
基材を構成するガラス繊維が切断されていないニードル
マット状ガラス繊維複合シートとすることにより、課題
の解決を図った。
【０００６】本願発明に使用されるシート状基材に用い
られるガラス繊維ヤーン、又はガラス繊維ロービングと
しては、テックス番手が１０〜２００の範囲のものが適
し、好ましくは、３０〜１４０の番手のものが望まし
い。また、上記ガラス繊維ヤーン又はガラス繊維ロービ
ングを長手方向に引き揃えたシート状基材は図２の
（ａ）に示すようなもので、その引揃え密度は、１本／
２５ｍｍ〜１０本／２５ｍｍの範囲のものが望ましい。
この範囲より小さい場合は、シート状基材の補強効果が
十分でなく、複合シート全体のガラス繊維の絡合性が弱
くなる。この範囲より大きい場合は、シート自体の糸密
度がこんでくるため、ニードルパンチング時にヤーン又
はロービングがニードルにより破断される確率が大きく
なる。本願発明に使用されるシート状基材のガラス繊維
組布、ガラス繊維織物の場合も経方向、緯方向の糸密度
は、１本／２５ｍｍ〜１０本／２５ｍｍの範囲のものが
望ましい。また、ガラス繊維組布については、図２の
（ｂ），（ｃ）に示すような２軸組布、３軸組布が使用
できる。特に、３軸組布の場合は、引張り強度や引裂き
強度に方向性が少ないため、補強材として望ましい。
られるガラス繊維ヤーン、又はガラス繊維ロービングと
しては、テックス番手が１０〜２００の範囲のものが適
し、好ましくは、３０〜１４０の番手のものが望まし
い。また、上記ガラス繊維ヤーン又はガラス繊維ロービ
ングを長手方向に引き揃えたシート状基材は図２の
（ａ）に示すようなもので、その引揃え密度は、１本／
２５ｍｍ〜１０本／２５ｍｍの範囲のものが望ましい。
この範囲より小さい場合は、シート状基材の補強効果が
十分でなく、複合シート全体のガラス繊維の絡合性が弱
くなる。この範囲より大きい場合は、シート自体の糸密
度がこんでくるため、ニードルパンチング時にヤーン又
はロービングがニードルにより破断される確率が大きく
なる。本願発明に使用されるシート状基材のガラス繊維
組布、ガラス繊維織物の場合も経方向、緯方向の糸密度
は、１本／２５ｍｍ〜１０本／２５ｍｍの範囲のものが
望ましい。また、ガラス繊維組布については、図２の
（ｂ），（ｃ）に示すような２軸組布、３軸組布が使用
できる。特に、３軸組布の場合は、引張り強度や引裂き
強度に方向性が少ないため、補強材として望ましい。
【０００７】また、本願に使用される切断ガラス繊維の
解繊マットに使用されるガラス繊維は、切断長さが１０
ｍｍ〜２００ｍｍの範囲のものが使用される。また、ガ
ラス繊維の繊維径としては、３〜３０μｍの範囲のもの
が使用され、好ましくは、５〜２０μｍのものが望まし
い。異なる繊維径のものを混合して使用することも可能
である。この解繊マットは、ガラス繊維ヤーン又はガラ
ス繊維ロービングを一定長さに切断し、カーディングマ
シンでフィラメントに解繊、カーディングウェブとした
ものを複数層積層したものが使用される。用途によって
は、この解繊マットに有機繊維を重量比で１０％程度混
合することもできる。この解繊マットの質量は、５０ｇ
／ｍ2 〜３００ｇ／ｍ2 の範囲のものが使用される。
解繊マットに使用されるガラス繊維は、切断長さが１０
ｍｍ〜２００ｍｍの範囲のものが使用される。また、ガ
ラス繊維の繊維径としては、３〜３０μｍの範囲のもの
が使用され、好ましくは、５〜２０μｍのものが望まし
い。異なる繊維径のものを混合して使用することも可能
である。この解繊マットは、ガラス繊維ヤーン又はガラ
ス繊維ロービングを一定長さに切断し、カーディングマ
シンでフィラメントに解繊、カーディングウェブとした
ものを複数層積層したものが使用される。用途によって
は、この解繊マットに有機繊維を重量比で１０％程度混
合することもできる。この解繊マットの質量は、５０ｇ
／ｍ2 〜３００ｇ／ｍ2 の範囲のものが使用される。
【０００８】本願の第一発明は、上記シート状基材と解
繊マットを積層し、ニードルパンチング法によりニード
リングし、シート状基材を介して、解繊マットのガラス
繊維を絡合せしめ、シート状基材と解繊マットを一体化
することにより、ニードルマット状ガラス繊維複合シー
トとしたものである。シート状基材と解繊マットの積層
方法は、シート状基材の上に、解繊マットを重ね、その
うえからニードリングを行い、一体化する。ニードリン
グする際に、シート状基材のガラス繊維を切断すること
があるため、経緯方向の引張り強度が十分でない場合も
あるが、複合シート層の間にガラス繊維ヤーン又はロー
ビングが存在し、これを介してガラス繊維が絡合してい
るため、緊密な絡合状態が得られ、複合シートの取扱い
性や、寸法安定性が向上する。従って、それ程強度の必
要としない用途には、十分使用可能である。
繊マットを積層し、ニードルパンチング法によりニード
リングし、シート状基材を介して、解繊マットのガラス
繊維を絡合せしめ、シート状基材と解繊マットを一体化
することにより、ニードルマット状ガラス繊維複合シー
トとしたものである。シート状基材と解繊マットの積層
方法は、シート状基材の上に、解繊マットを重ね、その
うえからニードリングを行い、一体化する。ニードリン
グする際に、シート状基材のガラス繊維を切断すること
があるため、経緯方向の引張り強度が十分でない場合も
あるが、複合シート層の間にガラス繊維ヤーン又はロー
ビングが存在し、これを介してガラス繊維が絡合してい
るため、緊密な絡合状態が得られ、複合シートの取扱い
性や、寸法安定性が向上する。従って、それ程強度の必
要としない用途には、十分使用可能である。
【０００９】本願の第二発明は、シート状基材と解繊マ
ットを積層し、ニードリングする際に、使用するニード
ルのバーブの形状を図３の（ａ）に示すようなキックア
ップのないバーブとすることにより得られる。この様な
ニードルを使用すると、解繊マットのガラス繊維の一部
は、バーブに引っ掛かり部分的にシートの下方に移動
し、それが繰り返されることにより、シート状基材を介
して繊維同志が絡合する。しかし、シート状基材のガラ
ス繊維ヤーンやロービングは、直線状に間隔を置いて並
列しているため、キックアップのないバーブには引掛か
り難く、従ってヤーンやロービングが切断されることは
希である。図３の（ｂ）に示すような一般に使用されて
いるキックアップのあるバーブの場合は、ヤーンやロー
ビングを切断する確率が大きくなる。この結果、表１に
示すような経緯方向の引っ張り強度や引き裂き強度の大
きい、かつ、加工工程における寸法変化の小さいニード
ルマット状ガラス繊維複合シートが得られる。図１に本
願発明のニードルマット状ガラス繊維複合シートの断面
図を示す。図１において、１はニードルマット状ガラス
繊維複合シートを示し、２はシート状基材、３は解繊さ
れニードルにより絡合されたガラス繊維フィラメントを
示す。本願に使用されるガラス繊維は、Ｅガラス（電気
用無アルカリガラス）、Ｓガラス（高強度ガラス）、Ｃ
ガラス（化学用含アルカリガラス）、Ｄガラス（低誘電
ガラス）等のガラス繊維が使用できる。
ットを積層し、ニードリングする際に、使用するニード
ルのバーブの形状を図３の（ａ）に示すようなキックア
ップのないバーブとすることにより得られる。この様な
ニードルを使用すると、解繊マットのガラス繊維の一部
は、バーブに引っ掛かり部分的にシートの下方に移動
し、それが繰り返されることにより、シート状基材を介
して繊維同志が絡合する。しかし、シート状基材のガラ
ス繊維ヤーンやロービングは、直線状に間隔を置いて並
列しているため、キックアップのないバーブには引掛か
り難く、従ってヤーンやロービングが切断されることは
希である。図３の（ｂ）に示すような一般に使用されて
いるキックアップのあるバーブの場合は、ヤーンやロー
ビングを切断する確率が大きくなる。この結果、表１に
示すような経緯方向の引っ張り強度や引き裂き強度の大
きい、かつ、加工工程における寸法変化の小さいニード
ルマット状ガラス繊維複合シートが得られる。図１に本
願発明のニードルマット状ガラス繊維複合シートの断面
図を示す。図１において、１はニードルマット状ガラス
繊維複合シートを示し、２はシート状基材、３は解繊さ
れニードルにより絡合されたガラス繊維フィラメントを
示す。本願に使用されるガラス繊維は、Ｅガラス（電気
用無アルカリガラス）、Ｓガラス（高強度ガラス）、Ｃ
ガラス（化学用含アルカリガラス）、Ｄガラス（低誘電
ガラス）等のガラス繊維が使用できる。
【００１０】
［実施例１］ ガラス繊維ヤーンＥＣＧ７５ １／０（フィラメン
ト径９μｍ）を長さ約５ｃｍにカットしたものをカード
マシンにかけ解繊し、カードウェブを得た。これを積層
し、質量１２０ｇ／ｍ2 の解繊マツトとする。 シート状基材にガラス繊維ヤーンを使用した三軸組
布ＫＴ−１１１Ｂ［日東紡績（株）製：ＥＣＧ７５ １
／０使用：質量 ５３ｇ／ｍ2 ］を用い、 のシート状基材の上にの解繊マットを重ね、ニ
ードリングし、ニードルマット状ガラス繊維複合シート
を得た。 ［実施例２］実施例１で用いた解繊マットとシート状基
材を積層し、ニードリングする。ニードリングする際の
ニードルは図３（ａ）のニードルを用いた。
ト径９μｍ）を長さ約５ｃｍにカットしたものをカード
マシンにかけ解繊し、カードウェブを得た。これを積層
し、質量１２０ｇ／ｍ2 の解繊マツトとする。 シート状基材にガラス繊維ヤーンを使用した三軸組
布ＫＴ−１１１Ｂ［日東紡績（株）製：ＥＣＧ７５ １
／０使用：質量 ５３ｇ／ｍ2 ］を用い、 のシート状基材の上にの解繊マットを重ね、ニ
ードリングし、ニードルマット状ガラス繊維複合シート
を得た。 ［実施例２］実施例１で用いた解繊マットとシート状基
材を積層し、ニードリングする。ニードリングする際の
ニードルは図３（ａ）のニードルを用いた。
【００１１】［比較例］実施例１で用いた解繊マットを
そのままニードリングし、ニードルマットとした。この
様にして得た３種類のシートについて、ＪＩＳ Ｒ ３
４２０にしたがって引張り強さを、ＪＩＳ Ｌ １０９
６にしたがって引裂き強さを測定した。その結果を表１
に示す。
そのままニードリングし、ニードルマットとした。この
様にして得た３種類のシートについて、ＪＩＳ Ｒ ３
４２０にしたがって引張り強さを、ＪＩＳ Ｌ １０９
６にしたがって引裂き強さを測定した。その結果を表１
に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【発明の効果】本願発明のニードルマット状複合シート
は、解繊状態のガラス繊維マツトとシート状基材を組み
合わせ、ニードルパンチング法により一体化したもの
で、嵩高性を有しながら、引張り強度や引裂き強度に優
れ、且つ、加工工程時の寸法安定性も良い複合シート材
である。特に本願第２発明による複合シートは、強度特
性に優れ、断熱材料や防音材、また屋根材などの用途に
使用されるとき今迄に無かった補強効果を得ることがで
きる。
は、解繊状態のガラス繊維マツトとシート状基材を組み
合わせ、ニードルパンチング法により一体化したもの
で、嵩高性を有しながら、引張り強度や引裂き強度に優
れ、且つ、加工工程時の寸法安定性も良い複合シート材
である。特に本願第２発明による複合シートは、強度特
性に優れ、断熱材料や防音材、また屋根材などの用途に
使用されるとき今迄に無かった補強効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明のニードルマット状ガラス繊維複合シ
ートの断面図
ートの断面図
【図２】本願発明に使用されるシート状基材の例 （ａ） 一方向引揃えシート状基材 （ｂ） ２軸組布 （ｃ） ３軸組布
【図３】ニードルパンチング用のニードル
１．ニードルマット状ガラス繊維複合シート ２．ガラス繊維シート状基材 ３．ガラス繊維解繊マツト
Claims (2)
- 【請求項１】 シート状基材としてガラス繊維ヤーンま
たはガラス繊維ロービングを長手方向に引き揃えたも
の、またはガラス繊維組布、またはガラス繊維織物を用
い、該シート状基材と、切断ガラス繊維の解繊マツトと
がニードリングにより一体化されていることを特徴とす
るニードルマット状ガラス繊維複合シート。 - 【請求項２】 請求項１のニードルマット状ガラス繊維
複合シートにおいて、シート状基材を構成するガラス繊
維が、切断されていないことを特徴とするニードルマッ
ト状ガラス繊維複合シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057978A JPH06248550A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ニードルマット状ガラス繊維複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057978A JPH06248550A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ニードルマット状ガラス繊維複合シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06248550A true JPH06248550A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13071100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057978A Pending JPH06248550A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ニードルマット状ガラス繊維複合シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06248550A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5872067A (en) * | 1997-03-21 | 1999-02-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5883023A (en) * | 1997-03-21 | 1999-03-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass monofilament and strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5883021A (en) * | 1997-03-21 | 1999-03-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass monofilament and strand mats, vacuum-molded thermoset composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5908689A (en) * | 1997-01-24 | 1999-06-01 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber strand mats, thermosetting composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5910458A (en) * | 1997-05-30 | 1999-06-08 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber mats, thermosetting composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US6268047B1 (en) | 1999-01-22 | 2001-07-31 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Glass fiber mats, laminates reinforced with the same and methods for making the same |
| JP2002004832A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Nakagawa Sangyo Kk | 消音材と消音材の製造方法 |
| EP2038875B1 (de) * | 2006-07-12 | 2012-10-17 | Frenzelit Werke GmbH | Kulissenelement in form eines akustikkissens zur schalldämpfung von kraftwerksturbinen |
| CN102995298A (zh) * | 2012-09-30 | 2013-03-27 | 浙江联洋复合材料有限公司 | 运动器材用针刺复合毡及其生产方法 |
| WO2018019886A1 (de) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | Autefa Solutions Germany Gmbh | Florprodukt mit unidirektional erhöhter festigkeit zur herstellung von cfk-bauteilen |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5057978A patent/JPH06248550A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5908689A (en) * | 1997-01-24 | 1999-06-01 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber strand mats, thermosetting composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5872067A (en) * | 1997-03-21 | 1999-02-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5883023A (en) * | 1997-03-21 | 1999-03-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass monofilament and strand mats, thermoplastic composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5883021A (en) * | 1997-03-21 | 1999-03-16 | Ppg Industries, Inc. | Glass monofilament and strand mats, vacuum-molded thermoset composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US5910458A (en) * | 1997-05-30 | 1999-06-08 | Ppg Industries, Inc. | Glass fiber mats, thermosetting composites reinforced with the same and methods for making the same |
| US6268047B1 (en) | 1999-01-22 | 2001-07-31 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Glass fiber mats, laminates reinforced with the same and methods for making the same |
| US6680115B2 (en) | 1999-01-22 | 2004-01-20 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Glass fiber mats, laminates reinforced with the same and methods for making the same |
| JP2002004832A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Nakagawa Sangyo Kk | 消音材と消音材の製造方法 |
| EP2038875B1 (de) * | 2006-07-12 | 2012-10-17 | Frenzelit Werke GmbH | Kulissenelement in form eines akustikkissens zur schalldämpfung von kraftwerksturbinen |
| CN102995298A (zh) * | 2012-09-30 | 2013-03-27 | 浙江联洋复合材料有限公司 | 运动器材用针刺复合毡及其生产方法 |
| WO2018019886A1 (de) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | Autefa Solutions Germany Gmbh | Florprodukt mit unidirektional erhöhter festigkeit zur herstellung von cfk-bauteilen |
| CN109477265A (zh) * | 2016-07-26 | 2019-03-15 | 奥特发德国科技有限公司 | 用于制造cfk构件的、具有单向增大的强度的纱制品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2370846C (en) | Stitched multiaxial reinforcing laminate, fiber-reinforced plastic, and production process thereof | |
| EP1200668B1 (en) | Laminates including two or more layers of organic synthetic filament non-wovens and glass woven webs and scrims | |
| JP5792206B2 (ja) | 縫合した多軸の布帛 | |
| EP0530741B1 (en) | Carbon fiber reinforced carbon/carbon composite and method of its manufacture | |
| JP5279375B2 (ja) | 強化繊維糸シートを有する補強用不織基布 | |
| EP3642404B1 (en) | Cross-lapped multilayer fibrous batt and method of making the same | |
| US5396689A (en) | Process for obtaining a composite textile structure based on nonwoven fibrous sheets | |
| JPH06248550A (ja) | ニードルマット状ガラス繊維複合シート | |
| JP3445828B2 (ja) | 超−高性能炭素繊維複合材料 | |
| RU2365687C1 (ru) | Нетканый иглопробивной материал и способ его изготовления | |
| US5667882A (en) | Textile reinforcement which can be used for producing composite materials | |
| JPH1053949A (ja) | ベースインライナー、その製造方法及びその使用 | |
| CA2533179C (en) | Reinforcing non-woven base fabric | |
| JP2001254255A (ja) | 炭素・炭素複合材料用繊維シートおよびその製造方法 | |
| KR20080003406A (ko) | 슬라이버 편성된 열 기판 | |
| EP1972707A1 (en) | Articles including high modulus fibrous material | |
| US5843557A (en) | Conformable structural reinforcement substrate and method of making same | |
| JP2002317371A (ja) | 炭素繊維ステッチ布帛 | |
| JP3753235B2 (ja) | ガラス繊維補強積層不織布 | |
| Ahmadi et al. | Date palm fiber preform formation for composites | |
| EP3695039B1 (en) | Reinforced nonwoven | |
| JP2003014086A (ja) | 繊維強化樹脂製歯車及びその製造方法 | |
| CN101155952A (zh) | 长条编织隔热基片 | |
| US20200399797A1 (en) | Scrim material having low tenacity weft fibers | |
| JPH09123317A (ja) | 断熱性複合体及びこの製造方法 |