JPH06247406A - ブリスター包装機のミシン目等の加工方法およびその 加工装置 - Google Patents
ブリスター包装機のミシン目等の加工方法およびその 加工装置Info
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- JPH06247406A JPH06247406A JP5502793A JP5502793A JPH06247406A JP H06247406 A JPH06247406 A JP H06247406A JP 5502793 A JP5502793 A JP 5502793A JP 5502793 A JP5502793 A JP 5502793A JP H06247406 A JPH06247406 A JP H06247406A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブリスター包装機により作製
されるブリスター包装体シートにおいて、ミシン目やス
リットを施すと同時にカール量も抑えることが可能なミ
シン目等の加工方法及びその加工装置を提供することで
ある。 【構成】 ポケットに品物が充填された
容器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリ
スター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)側に、該ブリ
スター包装体シート(A)面と直交する軸に沿って往復移
動するミシン目又はスリット形成用の加熱刃(88)を配
し、上記ブリスター包装体シート(A)の容器フィルム(3
3)側に、ポケットを収容する凹部(89a)及び加熱刃(88)
と当接しうるプレート面を設けた受けプレート(89)を上
記加熱刃(88)と対向配置させて構成する。
されるブリスター包装体シートにおいて、ミシン目やス
リットを施すと同時にカール量も抑えることが可能なミ
シン目等の加工方法及びその加工装置を提供することで
ある。 【構成】 ポケットに品物が充填された
容器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリ
スター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)側に、該ブリ
スター包装体シート(A)面と直交する軸に沿って往復移
動するミシン目又はスリット形成用の加熱刃(88)を配
し、上記ブリスター包装体シート(A)の容器フィルム(3
3)側に、ポケットを収容する凹部(89a)及び加熱刃(88)
と当接しうるプレート面を設けた受けプレート(89)を上
記加熱刃(88)と対向配置させて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリスター包装機のミ
シン目等の加工方法およびその加工装置に関し、さらに
詳しくは、帯状のブリスター包装体シートのカールを小
さくするブリスター包装機のミシン目加工方法およびそ
の加工装置に関する。
シン目等の加工方法およびその加工装置に関し、さらに
詳しくは、帯状のブリスター包装体シートのカールを小
さくするブリスター包装機のミシン目加工方法およびそ
の加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に錠剤・カプセル剤等の医薬品や微
小なビスや歯車等の機械部品などの包装形態には、プレ
ススルーパック(PTP)包装が用いられている。この
ようなPTP包装には、包装対象の品物を収容する適宜
寸法のポケットが形成された容器フィルムと、この容器
フィルムをシールして各ポケットを閉塞するアルミ箔等
からなる蓋フィルムとを用い、各ポケットに品物を充填
した後、容器フィルムに蓋フィルムをシールし、これを
間欠的に送り出し、各ポケット間に切り離し用のミシン
目やスリットを形成するブリスター包装機が汎用されて
いる。
小なビスや歯車等の機械部品などの包装形態には、プレ
ススルーパック(PTP)包装が用いられている。この
ようなPTP包装には、包装対象の品物を収容する適宜
寸法のポケットが形成された容器フィルムと、この容器
フィルムをシールして各ポケットを閉塞するアルミ箔等
からなる蓋フィルムとを用い、各ポケットに品物を充填
した後、容器フィルムに蓋フィルムをシールし、これを
間欠的に送り出し、各ポケット間に切り離し用のミシン
目やスリットを形成するブリスター包装機が汎用されて
いる。
【0003】上記ブリスター包装機において、ミシン目
やスリットを形成するミシン目等の加工手段は、蓋フィ
ルムがシールされたフィルムシート(以下、ブリスター
包装体シートという)の容器フィルム側から加熱した刃
を押し当ててミシン目やスリットを形成するように構成
されている。
やスリットを形成するミシン目等の加工手段は、蓋フィ
ルムがシールされたフィルムシート(以下、ブリスター
包装体シートという)の容器フィルム側から加熱した刃
を押し当ててミシン目やスリットを形成するように構成
されている。
【0004】ところで、従来PTP包装において上記容
器フィルムにはPVCフィルムが用いられて来たが、環
境保全等の問題から、現在ではCPPフィルムの採用が
要求されている。ところが、CPPフィルムは、PVC
フィルムに比して粘性があり、ミシン目やスリットの切
れはPVCより悪くなっている。従って、ミシン目等の
加工においては、加工温度及び加工加圧を挙げて対応し
ているが、このミシン目等の加工以前において容器フィ
ルムに蓋フィルムを加熱接着した後の冷却過程でそれぞ
れの熱収縮率の差によってポケット側を内側として反り
が生じている上に、容器フィルムに余計な温度や圧力が
加わることとなり、この結果、得られるブリスター包装
体シートはますます同方向にカールしてしまうことにな
る。
器フィルムにはPVCフィルムが用いられて来たが、環
境保全等の問題から、現在ではCPPフィルムの採用が
要求されている。ところが、CPPフィルムは、PVC
フィルムに比して粘性があり、ミシン目やスリットの切
れはPVCより悪くなっている。従って、ミシン目等の
加工においては、加工温度及び加工加圧を挙げて対応し
ているが、このミシン目等の加工以前において容器フィ
ルムに蓋フィルムを加熱接着した後の冷却過程でそれぞ
れの熱収縮率の差によってポケット側を内側として反り
が生じている上に、容器フィルムに余計な温度や圧力が
加わることとなり、この結果、得られるブリスター包装
体シートはますます同方向にカールしてしまうことにな
る。
【0005】今日のブリスター包装製造装置では、フィ
ルムの装填から製品の箱詰めまでの一連の諸作業が高度
に自動化されているが、さらに最近の無公害フィルムC
PPフィルムの使用に当たり、ブリスター包装体シート
のカール量を抑えることは包装作業の簡易化、省力化を
確保する上で急務となっている。
ルムの装填から製品の箱詰めまでの一連の諸作業が高度
に自動化されているが、さらに最近の無公害フィルムC
PPフィルムの使用に当たり、ブリスター包装体シート
のカール量を抑えることは包装作業の簡易化、省力化を
確保する上で急務となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の解決し
ようとする課題は、ブリスター包装機により作製される
ブリスター包装体シートにおいて、ミシン目やスリット
を施すと同時にカール量も抑えることが可能なミシン目
等の加工方法及びその加工装置を提供することである。
ようとする課題は、ブリスター包装機により作製される
ブリスター包装体シートにおいて、ミシン目やスリット
を施すと同時にカール量も抑えることが可能なミシン目
等の加工方法及びその加工装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
願『請求項1』にかかる発明は: 容器フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容
器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリス
ター包装体シート(A)の所定のポケット間にミシン目又
はスリットを形成するブリスター包装機のミシン目等の
加工方法において、 上記ブリスター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)
側から加工刃(88)を押し当ててミシン目又はスリットを
形成するという技術手段を用いている。
願『請求項1』にかかる発明は: 容器フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容
器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリス
ター包装体シート(A)の所定のポケット間にミシン目又
はスリットを形成するブリスター包装機のミシン目等の
加工方法において、 上記ブリスター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)
側から加工刃(88)を押し当ててミシン目又はスリットを
形成するという技術手段を用いている。
【0008】また、本願『請求項2』にかかる発明は: 容器フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容
器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリス
ター包装体シート(A)が間欠又は連続して搬送されるラ
インに設けられ、ブリスター包装体シート(A)の所定の
ポケット間にミシン目又はスリットを形成するブリスタ
ー包装機のミシン目等の加工装置であって、 前記ブリスター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)
側でかつ該ブリスター包装体シート面と直交する軸に沿
って往復移動可能に配されるミシン目又はスリット形成
用の加工刃(88)と、 上記ブリスター包装体シート(A)の容器フィルム(3
3)側でかつ上記加工刃(88)の対向位置に配され、容器ポ
ケットを収納する凹部(89a)及び加工刃(88)と当接しう
るプレート面が設けられた受けプレート(89)とから構成
するという技術手段を用いている。
器フィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリス
ター包装体シート(A)が間欠又は連続して搬送されるラ
インに設けられ、ブリスター包装体シート(A)の所定の
ポケット間にミシン目又はスリットを形成するブリスタ
ー包装機のミシン目等の加工装置であって、 前記ブリスター包装体シート(A)の蓋フィルム(61)
側でかつ該ブリスター包装体シート面と直交する軸に沿
って往復移動可能に配されるミシン目又はスリット形成
用の加工刃(88)と、 上記ブリスター包装体シート(A)の容器フィルム(3
3)側でかつ上記加工刃(88)の対向位置に配され、容器ポ
ケットを収納する凹部(89a)及び加工刃(88)と当接しう
るプレート面が設けられた受けプレート(89)とから構成
するという技術手段を用いている。
【0009】
【作用】本願『請求項1』にかかる発明によれば、容器
フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容器フィル
ム(33)に蓋フィルム(61)がシールされた後、間欠又は連
続して繰り出されるブリスター包装体シート(A)の所定
のポケット間に、このブリスター包装体シート(A)の蓋
フィルム(61)側から加工刃(88)が押し当てられてミシン
目又はスリットが形成されることとなる。
フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容器フィル
ム(33)に蓋フィルム(61)がシールされた後、間欠又は連
続して繰り出されるブリスター包装体シート(A)の所定
のポケット間に、このブリスター包装体シート(A)の蓋
フィルム(61)側から加工刃(88)が押し当てられてミシン
目又はスリットが形成されることとなる。
【0010】本願『請求項2』にかかる発明によれば、
容器フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容器フ
ィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリスター
包装体シート(A)が間欠又は連続して搬送されるライン
のミシン目加工位置において、ブリスター包装体シート
(A)の容器フィルム(33)側のポケットは受けプレート(8
9)の凹部(89a)に収納され、そのポケット間は、容器フ
ィルム(33)側には受けプレート(89)のプレート面が配さ
れ、蓋フィルム(61)側からは加工刃(88)が押し当てられ
ることとなり、蓋フィルム(61)を通過して容器フィルム
厚の所定深度まで加工刃(88)が食い込むこととなる。
容器フィルム(33)のポケットに品物が充填され、容器フ
ィルム(33)に蓋フィルム(61)がシールされたブリスター
包装体シート(A)が間欠又は連続して搬送されるライン
のミシン目加工位置において、ブリスター包装体シート
(A)の容器フィルム(33)側のポケットは受けプレート(8
9)の凹部(89a)に収納され、そのポケット間は、容器フ
ィルム(33)側には受けプレート(89)のプレート面が配さ
れ、蓋フィルム(61)側からは加工刃(88)が押し当てられ
ることとなり、蓋フィルム(61)を通過して容器フィルム
厚の所定深度まで加工刃(88)が食い込むこととなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳述する
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明のミシン目等の加工方法を実施するミシン
目等の加工装置を備えたブリスター包装機の一例の正面
概略図である。同図のブリスター包装機(1)は、容器フ
ィルムとなるCPPフィルム(21)が巻き取られたフィル
ムリール(2)、ポケット成形部(3)、送りローラ(4)、薬
剤供給部(5)、蓋フィルムとなるアルミフィルム(61)が
巻き取られたフィルムリール(6)、ボトムシールローラ
(7)、スリッター・ミシン目装置(8)、刻印装置(9)、タ
イミングローラ(10)、打抜トリミング装置(11)、抜きカ
ス巻取部(12)、製品コンベア(13)及び操作パネル(14)か
ら主として構成されている。
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1は本発明のミシン目等の加工方法を実施するミシン
目等の加工装置を備えたブリスター包装機の一例の正面
概略図である。同図のブリスター包装機(1)は、容器フ
ィルムとなるCPPフィルム(21)が巻き取られたフィル
ムリール(2)、ポケット成形部(3)、送りローラ(4)、薬
剤供給部(5)、蓋フィルムとなるアルミフィルム(61)が
巻き取られたフィルムリール(6)、ボトムシールローラ
(7)、スリッター・ミシン目装置(8)、刻印装置(9)、タ
イミングローラ(10)、打抜トリミング装置(11)、抜きカ
ス巻取部(12)、製品コンベア(13)及び操作パネル(14)か
ら主として構成されている。
【0012】ポケット成形部(3)は、加熱装置を備えて
前段に配置される熱板(31)と凸型及び凹型を有する成形
部本体(32)とから構成されており、フィルムリール(2)
から送られるCPPフィルム(21)を熱板(31)で挟んで可
塑化し、次いで成形部本体(32)によって所定数のポケッ
ト(33a)を成形して容器フィルム(33)を作製する。
前段に配置される熱板(31)と凸型及び凹型を有する成形
部本体(32)とから構成されており、フィルムリール(2)
から送られるCPPフィルム(21)を熱板(31)で挟んで可
塑化し、次いで成形部本体(32)によって所定数のポケッ
ト(33a)を成形して容器フィルム(33)を作製する。
【0013】送りローラ(4)は、容器フィルム(33)を間
欠的に搬送するドラム(41)と押さえ部材(42)とから構成
されており、ポケット成形部(3)にCPPフィルム(21)
を成形タイミング毎に供給できる。
欠的に搬送するドラム(41)と押さえ部材(42)とから構成
されており、ポケット成形部(3)にCPPフィルム(21)
を成形タイミング毎に供給できる。
【0014】薬剤供給部(5)は、ガイド(51)及び薬剤シ
ュータ(52)を備えており、容器フィルム(33)に成形され
た各ポケット(33a)に錠剤やカプセル剤等の薬剤を1つ
ずつ充填する。
ュータ(52)を備えており、容器フィルム(33)に成形され
た各ポケット(33a)に錠剤やカプセル剤等の薬剤を1つ
ずつ充填する。
【0015】ボトムシールローラ(7)は、ボトムロール
(71)と加熱手段を備えたシール部材(72)とからなり、ポ
ケットに薬剤が充填された容器フィルム(33)の裏面に、
アルミフィルム(61)を合わせてシールして各ポケットを
閉塞し、ブリスター包装体シート(A)として送り出す。
(71)と加熱手段を備えたシール部材(72)とからなり、ポ
ケットに薬剤が充填された容器フィルム(33)の裏面に、
アルミフィルム(61)を合わせてシールして各ポケットを
閉塞し、ブリスター包装体シート(A)として送り出す。
【0016】スリッター・ミシン目装置(8)は、図1、
図2(要部正面概略図)及び図3(要部平面概略図)を
参照すれば、対向配置される可動プレート(81)及び固定
プレート(82)と、一端が可動プレート(81)に固定され他
端が固定プレート(82)を挿通して可動板(83)に固定され
るタイバー(84)と、可動板(83)に取着されるクランク機
構(85)と、可動プレート(81)の対向面に断熱板(81a)を
介してビス(86a)等で着脱自在に取付けられるカートリ
ッジヒータ(86)と、このカートリッジヒータ(86)に接し
て設けられビス(87a)等で着脱自在に取付けられるスリ
ッター・ミシン目台座(87)と、この台座に着脱自在に取
付けられるスリッター又はミシン目刃(88)と、固定プレ
ート(82)の対向面にボルト(82a)等で固定される受けプ
レート(89)とから主として構成されている。なお、本例
ではミシン目刃が用いられている。
図2(要部正面概略図)及び図3(要部平面概略図)を
参照すれば、対向配置される可動プレート(81)及び固定
プレート(82)と、一端が可動プレート(81)に固定され他
端が固定プレート(82)を挿通して可動板(83)に固定され
るタイバー(84)と、可動板(83)に取着されるクランク機
構(85)と、可動プレート(81)の対向面に断熱板(81a)を
介してビス(86a)等で着脱自在に取付けられるカートリ
ッジヒータ(86)と、このカートリッジヒータ(86)に接し
て設けられビス(87a)等で着脱自在に取付けられるスリ
ッター・ミシン目台座(87)と、この台座に着脱自在に取
付けられるスリッター又はミシン目刃(88)と、固定プレ
ート(82)の対向面にボルト(82a)等で固定される受けプ
レート(89)とから主として構成されている。なお、本例
ではミシン目刃が用いられている。
【0017】可動プレート(81)はブリスター包装体シー
ト(A)の蓋フィルム側に位置し、固定プレート(82)はブ
リスター包装体シート(A)の容器フィルム側に位置する
よう配置されており、クランク機構(85)の作動によって
タイバー(84)を通じて可動プレート(81)が固定プレート
(82)に近接移動すると、ミシン目刃(88)が蓋フィルムで
あるアルミフィルム(61)に押し当てられることとなる。
ト(A)の蓋フィルム側に位置し、固定プレート(82)はブ
リスター包装体シート(A)の容器フィルム側に位置する
よう配置されており、クランク機構(85)の作動によって
タイバー(84)を通じて可動プレート(81)が固定プレート
(82)に近接移動すると、ミシン目刃(88)が蓋フィルムで
あるアルミフィルム(61)に押し当てられることとなる。
【0018】受けプレート(89)には、ポケット収容用凹
部(89a)と、プレート冷却の為この凹部の下層に穿設さ
れる冷却水通路(89b)とが設けられている。本例では、
凹部(89a)はフィルム幅方向の一列に5個並びそれが3
列分計15個で設けられている。また、各凹部(89a)の
間でミシン目刃(88)がブリスター包装体シート(A)を介
して当接する部位には、刃先と対応する位置に溝(89c)
が刻設されている。
部(89a)と、プレート冷却の為この凹部の下層に穿設さ
れる冷却水通路(89b)とが設けられている。本例では、
凹部(89a)はフィルム幅方向の一列に5個並びそれが3
列分計15個で設けられている。また、各凹部(89a)の
間でミシン目刃(88)がブリスター包装体シート(A)を介
して当接する部位には、刃先と対応する位置に溝(89c)
が刻設されている。
【0019】ミシン目刃(88)は、この例では、フィルム
搬送軸と平行に設けられる4枚(88a)とフィルム搬送軸
と直交する方向に設けられる1枚(88b)との計5枚が図
に示す配置で台座(87)に取付けられている。上記各ミシ
ン目刃(88a)(88b)はカートリッジヒータ(86)にて所定の
温度に加熱できるように構成されている。上記ミシン目
刃(88a)は略2列にわたる刃渡りに設定されており、ミ
シン目刃(88b)は略ブリスター包装体シート幅にわたる
刃渡りに設定されている。
搬送軸と平行に設けられる4枚(88a)とフィルム搬送軸
と直交する方向に設けられる1枚(88b)との計5枚が図
に示す配置で台座(87)に取付けられている。上記各ミシ
ン目刃(88a)(88b)はカートリッジヒータ(86)にて所定の
温度に加熱できるように構成されている。上記ミシン目
刃(88a)は略2列にわたる刃渡りに設定されており、ミ
シン目刃(88b)は略ブリスター包装体シート幅にわたる
刃渡りに設定されている。
【0020】刻印装置(9)は、ブリスター包装体シート
(A)の容器フィルム(33)に所定の文字・数字・記号等を
刻印するよう構成されている。
(A)の容器フィルム(33)に所定の文字・数字・記号等を
刻印するよう構成されている。
【0021】タイミングローラ(10)は、ブリスター包装
体シート(A)を、幅方向の一列に5個並んだポケットを
2列ずつ間欠的に搬送できるドラム(101)と押さえ部材
(102)とから構成されている。
体シート(A)を、幅方向の一列に5個並んだポケットを
2列ずつ間欠的に搬送できるドラム(101)と押さえ部材
(102)とから構成されている。
【0022】打抜トリミング装置(11)は、所定数(この
例では5個/列×2列=10個)の容器を1ブロックと
して含むブリスター包装体シート片を、ブロック毎に打
抜くと共に打ち抜き時にブリスター包装体シート片周囲
をトリミングしてPTP製品シート(A1)として仕上げら
れるように構成されている。
例では5個/列×2列=10個)の容器を1ブロックと
して含むブリスター包装体シート片を、ブロック毎に打
抜くと共に打ち抜き時にブリスター包装体シート片周囲
をトリミングしてPTP製品シート(A1)として仕上げら
れるように構成されている。
【0023】抜きカス巻取部(12)は、図示しない巻取リ
ールが内蔵されており、製品が打抜かれたあとの抜きカ
スシートを順次巻き取るように構成されている。
ールが内蔵されており、製品が打抜かれたあとの抜きカ
スシートを順次巻き取るように構成されている。
【0024】製品コンベア(13)は、上記打抜トリミング
装置(11)により打ち抜かれたPTP製品シート(A1)を順
次搬出するよう構成されている。
装置(11)により打ち抜かれたPTP製品シート(A1)を順
次搬出するよう構成されている。
【0025】以上のように構成されたブリスター包装機
(1)の作動について説明する。送りローラ(4)によって間
欠的にフィルムリール(2)から繰り出されたCPPフィ
ルム(21)は、ポケット成形部(3)にてまず熱板(31)に挟
持されて可塑化された後、成形部本体(32)にて所定数ず
つポケットが形成され、容器フィルム(33)として送出さ
れる。
(1)の作動について説明する。送りローラ(4)によって間
欠的にフィルムリール(2)から繰り出されたCPPフィ
ルム(21)は、ポケット成形部(3)にてまず熱板(31)に挟
持されて可塑化された後、成形部本体(32)にて所定数ず
つポケットが形成され、容器フィルム(33)として送出さ
れる。
【0026】容器フィルム(33)は、薬剤供給部(5)のガ
イド(51)に沿って搬送される間に、薬剤シュータ(52)か
ら供給される薬剤が各ポケットに1つずつ充填される。
イド(51)に沿って搬送される間に、薬剤シュータ(52)か
ら供給される薬剤が各ポケットに1つずつ充填される。
【0027】各ポケットに薬剤が収容された容器フィル
ム(33)は、ボトムシールローラ(7)に搬送され、ここで
反ポケット側に蓋フィルムとなるアルミフィルム(61)が
シールされ、ブリスター包装体シート(A)に構成されて
送出される。
ム(33)は、ボトムシールローラ(7)に搬送され、ここで
反ポケット側に蓋フィルムとなるアルミフィルム(61)が
シールされ、ブリスター包装体シート(A)に構成されて
送出される。
【0028】ブリスター包装体シート(A)は、タイミン
グローラ(10)によって間欠的にスリッター・ミシン目装
置(8)に搬送される。ここで間欠的に停止されるブリス
ター包装体シート(A)に対して、クランク機構(85)が作
動し、ブリスター包装体シート(A)のアルミフィルム側
からミシン目刃(88)が押し当てられ、そのままさらに固
定プレート(82)側に引っ張られ、容器フィルム(33)の各
ポケットが受けプレート(89)の凹部(89a)に収容される
と共にミシン目刃(88)が受けプレート(89)にブリスター
包装体シート(A)を介して当接・押圧する。このときミ
シン目刃(88)はすでにカートリッジヒータ(86)によって
加熱されており、受けプレート(89)は冷却水通路(89b)
に導入されている冷却水により冷却されている。この受
けプレート(89)に容器フィルム(33)が接触した状態で、
加熱された刃先がアルミフィルム(61)を切断し次いで容
器フィルム(33)を所定の深さまで溶断して食い込むこと
となる(図4参照)。このように容器フィルム(33)は冷
却されている上、アルミフィルム(61)からミシン目が施
されるのでミシン目刃(88)から容器フィルム(33)への熱
の伝導は押さえられることとなり、容器フィルム(33)へ
の熱の影響はほとんど無視できることとなる。
グローラ(10)によって間欠的にスリッター・ミシン目装
置(8)に搬送される。ここで間欠的に停止されるブリス
ター包装体シート(A)に対して、クランク機構(85)が作
動し、ブリスター包装体シート(A)のアルミフィルム側
からミシン目刃(88)が押し当てられ、そのままさらに固
定プレート(82)側に引っ張られ、容器フィルム(33)の各
ポケットが受けプレート(89)の凹部(89a)に収容される
と共にミシン目刃(88)が受けプレート(89)にブリスター
包装体シート(A)を介して当接・押圧する。このときミ
シン目刃(88)はすでにカートリッジヒータ(86)によって
加熱されており、受けプレート(89)は冷却水通路(89b)
に導入されている冷却水により冷却されている。この受
けプレート(89)に容器フィルム(33)が接触した状態で、
加熱された刃先がアルミフィルム(61)を切断し次いで容
器フィルム(33)を所定の深さまで溶断して食い込むこと
となる(図4参照)。このように容器フィルム(33)は冷
却されている上、アルミフィルム(61)からミシン目が施
されるのでミシン目刃(88)から容器フィルム(33)への熱
の伝導は押さえられることとなり、容器フィルム(33)へ
の熱の影響はほとんど無視できることとなる。
【0029】なお、上記スリッター・ミシン目装置(8)
において、ブリスター包装体シート(A)には、まずフィ
ルム搬送方向に沿って平行に配置される4枚のミシン目
刃(88a)によって該シート(A)のポケット2列分にわたる
長さの縦ミシン目が4本施され、次の間欠駆動でこの2
列の中央線部のところがフィルム幅方向に配置されたミ
シン目刃(88b)によって略フィルム幅にわたる長さの横
ミシン目が施されることとなる。
において、ブリスター包装体シート(A)には、まずフィ
ルム搬送方向に沿って平行に配置される4枚のミシン目
刃(88a)によって該シート(A)のポケット2列分にわたる
長さの縦ミシン目が4本施され、次の間欠駆動でこの2
列の中央線部のところがフィルム幅方向に配置されたミ
シン目刃(88b)によって略フィルム幅にわたる長さの横
ミシン目が施されることとなる。
【0030】以上のようにミシン目が施されたブリスタ
ー包装体シート(A)は、タイミングローラ(10)によって
間欠的に搬送されながら、刻印装置(9)にて容器フィル
ム(33)に所定の文字・数字・記号等が刻印された後、打
抜トリミング装置(11)にて、所定数の容器を1ブロック
として含むPTP製品シート(A1)として打ち抜かれ、順
次製品コンベア(13)により搬送されて行く。一方、抜き
カスシートは抜きカス巻取部(12)にて巻き取られて行
く。
ー包装体シート(A)は、タイミングローラ(10)によって
間欠的に搬送されながら、刻印装置(9)にて容器フィル
ム(33)に所定の文字・数字・記号等が刻印された後、打
抜トリミング装置(11)にて、所定数の容器を1ブロック
として含むPTP製品シート(A1)として打ち抜かれ、順
次製品コンベア(13)により搬送されて行く。一方、抜き
カスシートは抜きカス巻取部(12)にて巻き取られて行
く。
【0031】上記装置により製造されるPTP製品シー
トは、反りがほとんど生じていなく、従って製品コンベ
アにより順次運ばれる各PTP製品シートを嵩低くパイ
リングすることができ、非常に簡便に箱詰め作業が進め
られることとなる。
トは、反りがほとんど生じていなく、従って製品コンベ
アにより順次運ばれる各PTP製品シートを嵩低くパイ
リングすることができ、非常に簡便に箱詰め作業が進め
られることとなる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、容器フィルムへの熱の
影響を殆ど押さえた状態でブリスター包装体シートにミ
シン目等を施すことができるので、最終的に得られるP
TP製品シートでのカール量を最小限に止めることがで
きる。また、ミシン目等を施す作業と同時に反りを押さ
える事ができるので、工程数を少なくした上優良な製品
を提供する事ができる。さらに、カールが殆ど生じてい
ないPTP製品シートを供給できるので包装作業が非常
に簡易できる上、フィルムの装填から製品の箱詰めまで
の一連の諸作業についても、高度の省力化をもたらすこ
とができる。またさらに、PVCフィルムに比して粘性
があり、ミシン目やスリットの切れが悪いCPPフィル
ムを採用しても十分にカールを押さえることができ、優
良な製品を提供できる上に、無公害フィルムの使用によ
り民生上多大の利益をもたらすことができる。
影響を殆ど押さえた状態でブリスター包装体シートにミ
シン目等を施すことができるので、最終的に得られるP
TP製品シートでのカール量を最小限に止めることがで
きる。また、ミシン目等を施す作業と同時に反りを押さ
える事ができるので、工程数を少なくした上優良な製品
を提供する事ができる。さらに、カールが殆ど生じてい
ないPTP製品シートを供給できるので包装作業が非常
に簡易できる上、フィルムの装填から製品の箱詰めまで
の一連の諸作業についても、高度の省力化をもたらすこ
とができる。またさらに、PVCフィルムに比して粘性
があり、ミシン目やスリットの切れが悪いCPPフィル
ムを採用しても十分にカールを押さえることができ、優
良な製品を提供できる上に、無公害フィルムの使用によ
り民生上多大の利益をもたらすことができる。
【図1】本発明のミシン目等の加工方法を実施するミシ
ン目等の加工装置を備えたブリスター包装機の一例の正
面概略図
ン目等の加工装置を備えたブリスター包装機の一例の正
面概略図
【図2】スリッター・ミシン目装置の要部正面概略図
【図3】図2の要部平面概略図
【図4】ミシン目を施すときのミシン目刃とブリスター
包装体シートとの関係を説明する要部断面概略図
包装体シートとの関係を説明する要部断面概略図
(1)…ブリスター包装機 (2)(6)…フィ
ルムリール (3)…ポケット成形部 (4)…送りロ
ーラ (5)…薬剤供給部 (7)…ボトム
シールローラ (8)…スリッター・ミシン目装置 (9)…刻印
装置 (10)…タイミングローラ (11)…打抜ト
リミング装置 (12)…抜きカス巻取部 (13)…製品コ
ンベア (14)…操作パネル (21)…CPP
フィルム (31)…熱板 (32)…成形部
本体 (33)…容器フィルム (51)…ガイド (52)…薬剤シュータ (71)…ボトム
ロール (61)…アルミフィルム (81)…可動プ
レート (82)…固定プレート (83)…可動板 (84)…タイバー (85)…クラン
ク機構 (86)…カートリッジヒータ (88)…ミシン
目 (89)…受けプレート (89a)…ポケ
ット収容用凹部 (89b)…冷却水通路 (A)…ブリス
ター包装体シート
ルムリール (3)…ポケット成形部 (4)…送りロ
ーラ (5)…薬剤供給部 (7)…ボトム
シールローラ (8)…スリッター・ミシン目装置 (9)…刻印
装置 (10)…タイミングローラ (11)…打抜ト
リミング装置 (12)…抜きカス巻取部 (13)…製品コ
ンベア (14)…操作パネル (21)…CPP
フィルム (31)…熱板 (32)…成形部
本体 (33)…容器フィルム (51)…ガイド (52)…薬剤シュータ (71)…ボトム
ロール (61)…アルミフィルム (81)…可動プ
レート (82)…固定プレート (83)…可動板 (84)…タイバー (85)…クラン
ク機構 (86)…カートリッジヒータ (88)…ミシン
目 (89)…受けプレート (89a)…ポケ
ット収容用凹部 (89b)…冷却水通路 (A)…ブリス
ター包装体シート
Claims (2)
- 【請求項1】 容器フィルムのポケットに品物が
充填され、容器フィルムに蓋フィルムがシールされたブ
リスター包装体シートの所定のポケット間にミシン目又
はスリットを形成するブリスター包装機のミシン目等の
加工方法において、 上記ブリスター包装体シートの蓋フィルム側から加工刃
を押し当ててミシン目又はスリットを形成することを特
徴とするブリスター包装機のミシン目等の加工方法。 - 【請求項2】 容器フィルムのポケットに品物が
充填され、容器フィルムに蓋フィルムがシールされたブ
リスター包装体シートが間欠又は連続して搬送されるラ
インに設けられ、ブリスター包装体シートの所定のポケ
ット間にミシン目又はスリットを形成するブリスター包
装機のミシン目等の加工装置であって、 前記ブリスター包装体シートの蓋フィルム側でかつ該ブ
リスター包装体シート面と直交する軸に沿って往復移動
可能に配されるミシン目又はスリット形成用の加工刃
と、上記ブリスター包装体シートの容器フィルム側でか
つ上記加工刃の対向位置に配され、容器ポケットを収納
する凹部及び加工刃と当接しうるプレート面が設けられ
た受けプレートとからなるブリスター包装機のミシン目
等の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502793A JPH06247406A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ブリスター包装機のミシン目等の加工方法およびその 加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5502793A JPH06247406A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ブリスター包装機のミシン目等の加工方法およびその 加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247406A true JPH06247406A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12987189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5502793A Pending JPH06247406A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | ブリスター包装機のミシン目等の加工方法およびその 加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06247406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030497A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | Ckd株式会社 | Ptp包装機 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5502793A patent/JPH06247406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015030497A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | Ckd株式会社 | Ptp包装機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030225 |