JPH06247383A - ダイビングフェイスマスク - Google Patents

ダイビングフェイスマスク

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JPH06247383A
JPH06247383A JP3875893A JP3875893A JPH06247383A JP H06247383 A JPH06247383 A JP H06247383A JP 3875893 A JP3875893 A JP 3875893A JP 3875893 A JP3875893 A JP 3875893A JP H06247383 A JPH06247383 A JP H06247383A
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valve
lens frame
valve seat
annular wall
mask
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JP3875893A
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Haruo Kawashima
春雄 川島
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Tabata Co Ltd
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Tabata Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パージバルブ機構部を設けることでレンズの
視野を可及的に妨げず、マスク内の侵入水を該機構部か
らダイバーの吐気で外側へ十分に排出する。 【構成】 本体フレーム1の下側中央域にパージバルブ
機構部4が設けられ、機構部4が、レンズフレーム1と
一体の弁被覆部材15と、弁部材17を保持し弁被覆部
材15の内側に結合する弁座部材16とから成り、スカ
ート2は、その底部に、弁座部材16を挿入して弁被覆
部材15と弁座部材16との間に水密に挟持する連結口
12を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキンダイビング、
スキューバダイビングなどのダイビングにおいてダイバ
ーが顔面に装着するダイビングフェイスマスクに関し、
更に詳しくは、マスク内に侵入した水及びマスク内にお
けるダイバーの吐気をマスクの外部へ排出するパージバ
ルブ付きのダイビングマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パージバルブ付きのマスクとし
て、レンズ中央下部に孔を形成し、該孔に弁保持部材を
装着し、該部材に弁部材を保持したもの(以下、第1タ
イプという)と、レンズフレームの内側フレームをレン
ズのインサートとともに成形するとともに、該フレーム
の下側中央部に該フレーム内で上側へ延在しかつ前方へ
突出する筒状の弁保持部材を一体に成形し、該部材に弁
部材を保持したもの(以下、第2タイプという)とがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記第1タイプにおい
ては、レンズに形成した弁保持部材固定用の孔の下縁部
がスカートの内底面よりもかなり上部に位置するためダ
イバーの吐息でマスク内の侵入水を完全に排出すること
ができず、レンズに対する加工特性から前記孔に弁保持
部材を水密に固定することが難しく、しかもレンズに弁
保持部材を固定するため視野を狭くし、マスク全体の美
観を損なう。
【0004】第2タイプにおいては、弁保持部の美観向
上を図るため考案されたものであるが、第1タイプと同
様に、弁保持部材の弁孔の下縁部がスカートの内底面よ
りもかなり上部に位置するためダイバーの吐息でマスク
内の侵入水を完全に排出することができず、弁保持部材
が前方へ比較的大きく突出するため視野を狭くするうえ
水流抵抗が大きくなって弁保持部材に例えば海草類を引
っ掛けたりしてダイバーの安全なダイビングに支障を来
すことがある。また、レンズをインサートして成形する
レンズフレームに比較的複雑な弁保持部材を一体に形成
することは生産性が悪いうえ、弁保持部材には別に被覆
部材を必要とし部品点数を増加する。
【0005】この発明の課題は、スカートに弁保持機構
の主要部を設けることことなどにより、前述した種々の
問題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、レンズフレ
ームの下側中央域に該レンズフレーム内で上側へ向って
延在する屈曲部が形成され、前記屈曲部を含む前記レン
ズフレームの内周にレンズが嵌合され、前記屈曲部にこ
れから前側へ突出するパージバルブ機構部が設けられ、
前記レンズフレームに保持されてその後方へ延在する弾
性スカートの内底面中央域両側に互いに離間する鼻摘み
が設けられているダイビングフェイスマスクを前提とす
る。
【0007】この発明は、前記前提の構成において、前
記パージバルブ機構部が、前記レンズフレームと一体に
形成されている弁被覆部材と、前記弁被覆部材の内側に
結合する弁座部材と、前記弁座部材に当接されている弁
部材とから構成されてることと、前記スカートが、その
底部に位置して前記弁部材と対向し前後方向へ貫通する
連結口を有し、前記連結口の周縁部が前記弁被覆部材と
前記弁座部材との間に水密に挟持連結されていることを
特徴とする。
【0008】
【作用】マスク内に侵入した水は前記両鼻摘みの間のス
カートの内底面に集中し、ダイバーの鼻からの吐気圧に
より、侵入水が前記内底面から弁室に流動し、弁部材の
の周辺域がその弾性に抗して弁座から外側へ離反して弁
座の排出孔が開放し、その結果、吐気及び侵入水がマス
ク外側に望む排出口から外側へ排出する。吐気圧が解除
されると、弁部材は、その弾性で原状に復帰し再び排出
孔を塞いでマスクの外側からその内部への水の侵入を防
止する。
【0009】
【実施例】図面を参照して、この発明に係るマスクの実
施例を説明すると、以下のとおりである。
【0010】図1〜図5において、マスクは、基本的に
は、プラスチック製の剛性なレンズフレーム1と、ガラ
ス又はプラスチック製の剛性なレンズ2と、ラバー又は
プラスチック製の柔軟性スカート3と、パージバルブ機
構部4と、ラバー又はプラスチック製の柔軟性ストラッ
プ5とから構成される。
【0011】図1及び図4に示すように、レンズフレー
ム1は、外周フレーム6と、その内周に嵌着した内周フ
レーム7とから構成される。レンズフレーム1には、そ
の下側中央域がレンズフレーム1内で上側へ延在し両側
部の互いの間隔が上側から下側へ次第に拡大し上部が円
弧状の屈曲部8が形成される。屈曲部8を含むレンズフ
レーム1の内周条溝9にはレンズ2の外周縁が水密に嵌
入される。
【0012】スカート3は、その前周縁が内外周フレー
ム7,6の後周縁間に挟持装着される。スカート3は、
その内底面中央域の両側に互いに離間し、且つ、レンズ
フレーム1の後側面と離間してスカート3の一部が上側
へ隆起することで形成され、ダイバーが下側から指を挿
入する一対の鼻摘み10を有する。スカー3は、さら
に、両鼻摘み10の間の凹面部11に連なって前方へ突
出し前後方向へ貫通する連結口12を画成する短筒状の
環状壁部13を有する。連結口12はフランジ14で画
成される。
【0013】パージバルブ機構部4は、弁被覆部材15
と、弁座部材16と、弁部材17とから構成される。
【0014】弁被覆部材15は、レンズフレーム6と同
材料から一体に成形され、屈曲部8からレンズフレーム
6の前方へ突出する。弁被覆部材15は、屈曲部8から
前方下側へ傾斜して突出するとともに両側方へ傾斜する
上側壁15aと、上側壁15aの下縁から下後方斜め傾
斜する下側壁15bとから縦断面において弓状に前方へ
湾曲するように形成される。弁被覆部材15は、そうし
た形状を有するから、それが筒状に突出する場合に比較
して、前方への突出長さが短い。弁被覆部材15は、そ
の内面に連結口12と対向する環状壁部18と、その中
央に軸部19と、その下面にマスクの外側へ臨む排出口
20とを有する。
【0015】弁座部材16は、剛性なプラスチックから
形成され、ボス21を中心とする複数の排出孔22と、
弁座を囲む環状壁部23と、フランジ24と、その下面
に排出口20と合致する排出口(図示せず)とを有す
る。
【0016】弁部材17は、弾性を有するゴム又はプラ
スチックから形成され、弁座部材16の弁座に密接して
排出孔22を塞ぐ大きさと、ボス21の外側突出縁の外
周縁に挿着する中央孔25とを有する。
【0017】パージバルブ機構部4は、以上の構成を有
する各部材を次のように組み立てることで構成すること
ができる。即ち、弁座部材16のボス21に弁部材17
を挿着し、環状壁部18の排出口20と環状壁部23の
排出口(図示せず)とが合致するように環状壁部23を
連結口12の後側(右側)から連結口12に挿入して前
方へ突出して環状壁部18に嵌入し、同時に、弁部材1
6の中央部を軸部19とボス21との対向間で挟持する
とともに、環状壁部18の後側縁とフランジ24との対
向間に形成される条溝26で連結口12のフランジ14
を水密に挟持し、ビス27をボス21の後側(右側)か
ら軸部19に螺入する。
【0018】
【発明の効果】この発明に係るマスクによれば、次の効
果を奏する。
【0019】パージバルブ機構部は、レンズフレームの
下側中央域にこれと一体に弁座部材と結合する構造を有
する弁被覆部材が設けられる一方、その結合構造部と対
向するスカートの底部に弁座部材を挿入する連結口が設
けられ、弁被覆部材と弁座部材との結合により構成され
るから、構造及び組立作業が簡単であるうえ、マスク内
の侵入水を容易且つほぼ完全にダイバーの吐出息で外部
へ排出することができる。
【0020】前記パージバルブ機構部の一部を構成する
弁被覆部材が弓状に湾曲する形状であるから、前方に視
野の妨げとなるように突出することがなく、水流抵抗も
小さく、例えば海草類に引っ掛かってダイバーの安全な
ダイビングに支障を来すこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るマスクの中央縦断面
図。
【図2】前記マスクのパージバルブ機構部をその後側か
らみた正面図。
【図3】前記パージバルブ機構部をその後側から見た斜
視図。
【図4】前記マスクの正面図。
【図5】前記マスクの側面図。
【符号の説明】
1 レンズフレーム 2 レンズ 3 スカート 4 パージバルブ機構部 8 屈曲部 12 連結口 13 環状壁部(第3) 15 弁被覆部材 16 弁座部材 17 弁部材 18 環状壁部(第1) 23 環状壁部(第2) 24 フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズフレームの下側中央域に該レンズフ
    レーム内で上側へ向って延在する屈曲部が形成され、前
    記屈曲部を含む前記レンズフレームの内周にレンズが嵌
    合され、前記屈曲部にこれから前側へ突出するパージバ
    ルブ機構部が設けられ、前記レンズフレームから後方へ
    延在する弾性スカートの内底面中央域両側に互いに離間
    する鼻摘みが設けられているダイビングフェイスマスク
    において、 前記パージバルブ機構部が、前記レンズフレームと一体
    に形成されている弓状に湾曲する弁被覆部材と、前記弁
    被覆部材の内側に結合する弁座部材と、前記弁座部材に
    当接されている弁部材とから構成され、 前記スカートが、その底部に位置して前記弁部材と対向
    し前後方向へ貫通する連結口を有し、前記連結口の周縁
    部が前記弁被覆部材と前記弁座部材との間に水密に挟持
    連結されていることを特徴とする前記マスク。
  2. 【請求項2】レンズフレームの下側中央域に該レンズフ
    レーム内で上側へ向って延在する屈曲部が形成され、前
    記屈曲部を含む前記レンズフレームの内周にレンズが嵌
    合され、前記屈曲部にこれから前側へ突出するパージバ
    ルブ機構部が設けられ、前記レンズフレームから後方へ
    延在する弾性スカートの内底面中央域両側に互いに離間
    する鼻摘みが設けられているダイビングフェイスマスク
    において、 前記パージバルブ機構部が、弁被覆部材と、弁座部材
    と、弁部材とから構成され、 前記弁被覆部材が、前記レンズフレームの前記屈曲部か
    ら前方へ弓状に湾曲するように前記レンズフレームと一
    体に形成されるとともに、前記弁被覆部材の内側にこれ
    と一体に第1環状壁部を有し、 前記弁座部材が、排出孔を有する弁座の少なくとも一部
    を囲み前記第1環状壁部に嵌合する第2環状壁部と、前
    記弁座部材の外周に位置するフランジとを有し、 前記弁被覆部材と前記弁座部材との間に前記弁部材が位
    置する弁室が画成され、前記弁室がマスクの外側へ臨む
    排出口を有し、 前記スカートが、その底部から前方へ突出して前記レン
    ズフレームの前記屈曲部の中央部に位置し前記弁部材と
    対向し前後方向へ貫通する連結口を画成する第3環状壁
    部を有し、前記第3環状壁部の周縁部が、前記第1環状
    壁部と前記第2環状壁部との嵌合下に、前記第1環状壁
    部と前記フランジとの間に水密に挟持連結されているこ
    とを特徴とする前記マスク。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933599U (ja) * 1972-06-29 1974-03-25
JPH01209080A (ja) * 1988-01-25 1989-08-22 Undersea Ind Inc 潜水マスク

Patent Citations (2)

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