JPH0624657U - オイルポット - Google Patents
オイルポットInfo
- Publication number
- JPH0624657U JPH0624657U JP6075992U JP6075992U JPH0624657U JP H0624657 U JPH0624657 U JP H0624657U JP 6075992 U JP6075992 U JP 6075992U JP 6075992 U JP6075992 U JP 6075992U JP H0624657 U JPH0624657 U JP H0624657U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- oil pot
- pot body
- strainer
- fried food
- Prior art date
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- Granted
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 てんぷらなどの揚げ物をするとき、手間をか
けずに、油切りするとともに、その油を回収する。 【構成】 オイルポット本体11上に油漉部16を着脱自在
に装着する。この油漉部16は、オイルポット本体11内に
位置する下面開口17e を細網体18により覆ってある。油
漉部16内には、細網体18の上方により目の粗い粗網体19
を水平に設けてある。 【効果】 粗網体19上に、揚げ上がったばかりの揚げ物
26を載せる。この揚げ物26から滴る油は、細網体18によ
り濾過された後、オイルポット本体11内に溜まる。この
ように、油切りとその油の回収とを一度にできる。
けずに、油切りするとともに、その油を回収する。 【構成】 オイルポット本体11上に油漉部16を着脱自在
に装着する。この油漉部16は、オイルポット本体11内に
位置する下面開口17e を細網体18により覆ってある。油
漉部16内には、細網体18の上方により目の粗い粗網体19
を水平に設けてある。 【効果】 粗網体19上に、揚げ上がったばかりの揚げ物
26を載せる。この揚げ物26から滴る油は、細網体18によ
り濾過された後、オイルポット本体11内に溜まる。この
ように、油切りとその油の回収とを一度にできる。
Description
【0001】
本考案は、てんぷらなどを油切りした際の油を回収するのに用いるオイルポッ トに関する。
【0002】
従来、てんぷらなどの揚げ物を油切りするには、図3に示すような油きりバッ ト1を用いていた。この油きりバット1は、皿状のバット本体2内にその内面と 所定間隔を保持して網体3を着脱自在に設けたものである。この網体3は、てん ぷらなどの揚げ物を載せたときこれが落下しない程度の目の粗いものである。ま た、前記油きりバット1に溜まった油5を再利用のために回収するには、同図に 示すようなオイルポット6を用いていた。このオイルポット6は、オイルポット 本体7内の上部に目の細かい網体8を着脱自在に設けたものである。そして、前 述のような油きりバット1とオイルポット6とを用いて、揚げ上がったばかりの てんぷらなどの揚げ物を油きりバット1の網体3上にいったん載せる。これによ り、揚げ物から滴る油がバット本体2内の下部に溜まる。その後、揚げ物は、食 器に移し変えられる。つぎに、調理が完了した後、油きりバット1内に溜まった 油5をオイルポット6内に移し変える。すなわち、油5を油きりバット1からオ イルポット6内に注ぐ。このとき、網体8により濾過されて、油きりバット1内 の油に含まれていた揚げ滓が網体8上に捕捉され、揚げ滓の除去された油5がオ イルポット6内に溜まる。
【0003】
しかし、前記従来のように、別個の油きりバット1およびオイルポット6を用 い、いったん油きりバット1内に油を溜めた後、この油きりバット1からオイル ポット6内に油を移し変えるのでは、二度手間であり、手間がかかる問題があっ た。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、手間をかけずに、て んぷらなどの油きりおよびその油の回収を行えるオイルポットを提供することを 目的とする。
【0005】
本考案のオイルポットは、前記目的を達成するために、上面を開口したオイル ポット本体と、このオイルポット本体上に着脱自在に装着され上面を開口すると ともにオイルポット本体内に位置する下面開口を有する油漉部とを備え、この油 漉部には、目の細かい細網体を下面開口を覆って設けるとともに、この網体の上 方に位置してより目の粗い粗網体を水平に設けたものである。
【0006】
本考案のオイルポットでは、例えばてんぷらなどの揚げ物を油切りするとき、 オイルポット本体上に油漉部を装着した状態で、揚げ上がったばかりの揚げ物を 油漉部内の上側の粗網体上に載せる。この状態で、揚げ物から油が滴り落ちるが 、この油は、オイルポット本体内に位置する油漉部の下面開口を覆っている細網 体により濾過され、油中の揚げ滓は細網体上に捕捉され、揚げ滓の除去された油 がオイルポット本体内に溜まる。なお、このオイルポット本体内に溜まった油を 再利用するときなどには、オイルポット本体から油漉部を外す。
【0007】
以下、本考案のオイルポットの一実施例について、図面を参照しながら説明す る。11はオイルポット本体で、このオイルポット本体11は、高さが100mm 程度で 上面を開口した有底円筒状になっており、外側面に取手12が設けられている。ま た、この取手12の反対側に位置して、オイルポット本体11の上縁部には注ぎ口13 が外方へ膨出させて形成されている。16は油漉部で、この油漉部16は、前記オイ ルポット本体11上に着脱自在に装着される皿状の本体17を有している。この本体 17は、上下方向を軸方向とする円筒状の上側周壁17a と、この上側周壁17a の下 縁から内周側へ屈曲した外周側段部17b と、この外周側段部17b の内周縁から下 方へ垂下した円筒状の下側周壁17c と、この下側周壁17c の下縁から内周側へ屈 曲した内周側段部17d とからなっており、上面が開口しているとともに、内周側 段部17d の内側に下面開口17e を有している。前記上側周壁17a は、オイルポッ ト本体11よりも径が大きくなっている。また、前記外周側段部17b は、外周から 内周へ向かって下降するテーパー状になっており、前記オイルポット本体11の上 縁に載るものである。さらに、前記下側周壁17c は、オイルポット本体11内の上 部に嵌合するものであり、したがって、前記下面開口17e は、オイルポット本体 11内に位置するものである。そして、前記下面開口17e は、本体17の下面に張ら れた目の細かい細網体18により覆われている。また、前記本体17内において、外 周側段部17b 上には、粗網体19が水平にかつ着脱自在に装着されている。この粗 網体19は、上側周壁17a 内の下端部に嵌合する丸い枠に線材を1cm程度の間隔で 並べて架設したもので、目は、てんぷらなどの揚げ物26を載せたときこれが落下 しない程度の粗さで、前記細網体18よりもはるかに粗いものである。21は蓋体で 、この蓋体21は、前記本体17の上部外周側に着脱自在に嵌合されて、この本体17 の上面開口を開閉自在に閉塞するものであり、上面中央に取手22が設けられてい る。
【0008】 つぎに、前記の構成について、その作用を説明する。例えばてんぷらなどの揚 げ物を調理中に油切りするときには、オイルポット本体11上に油漉部16を装着す るとともに、蓋体21を外した状態で、揚げ上がったばかりの揚げ物26を粗網体19 上に載せる。この状態で、揚げ物26から油27が滴り落ちるが、この油27は細網体 18により濾過され、油27中の揚げ滓28は細網体18上に捕捉され、揚げ滓28の除去 された油27がオイルポット本体11内に溜まる。なお、油切りの済んだ揚げ物26は 、食器に移し変えられる。そして、使用後には、蓋体21を閉じておく。また、オ イルポット本体11内に溜まった油27を再利用するときには、油漉部16をオイルポ ット本体11から外した上で、このオイルポット本体11からてんぷら鍋などに油27 を注ぐ。さらに、オイルポット本体11や油漉部16の洗浄時にも、これらオイルポ ット本体11、油漉部16および蓋体21などを相互に分解するとよい。
【0009】 以上のように、前記実施例の構成によれば、揚げ物26の油きりとその油27の回 収とを一度に行え、手間がかからない。また、濾過用の細網体18をオイルポット 本体11ではなく油漉部16に設けたので、オイルポット本体11内の油27を注ぎ出す とき、油漉部16のみを外せばよく、手間がかからない。
【0010】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可 能である。例えば、オイルポット本体や油漉部の形状は、前記実施例のものに限 らず、平面三角形状にするなどしてもよい。
【0011】
本考案によれば、オイルポット本体と、このオイルポット本体上に着脱自在に 装着されオイルポット本体内に位置する下面開口を有する油漉部とを備え、この 油漉部には、細網体を下面開口に設けるとともに、その上方により目の粗い粗網 体を設けたので、オイルポット本体上に油漉部を装着した状態で、てんぷらなど の揚げ物を粗網体上に載せると、揚げ物から滴る油が細網体によって濾過された 上で、オイルポット本体内に溜まることにより、揚げ物の油きりとその油の回収 とを一度に行え、手間がかからない。
【図1】本考案のオイルポットの一実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】同上平面図である。
【図3】従来の油きり油漉部およびオイルポットの一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
11 オイルポット本体 16 油漉部 17e 下面開口 18 細網体 19 粗網体
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を開口したオイルポット本体と、こ
のオイルポット本体上に着脱自在に装着され上面を開口
するとともにオイルポット本体内に位置する下面開口を
有する油漉部とを備え、この油漉部には、目の細かい細
網体を下面開口を覆って設けるとともに、この網体の上
方に位置してより目の粗い粗網体を水平に設けたことを
特徴とするオイルポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060759U JP2513486Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | オイルポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060759U JP2513486Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | オイルポット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624657U true JPH0624657U (ja) | 1994-04-05 |
JP2513486Y2 JP2513486Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13151531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992060759U Expired - Lifetime JP2513486Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | オイルポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513486Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6094149U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-27 | 株式会社貝印刃物開発センター | オイルポツト |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP1992060759U patent/JP2513486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6094149U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-27 | 株式会社貝印刃物開発センター | オイルポツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2513486Y2 (ja) | 1996-10-09 |
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