JPH06246538A - ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置 - Google Patents

ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置

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JPH06246538A
JPH06246538A JP5501093A JP5501093A JPH06246538A JP H06246538 A JPH06246538 A JP H06246538A JP 5501093 A JP5501093 A JP 5501093A JP 5501093 A JP5501093 A JP 5501093A JP H06246538 A JPH06246538 A JP H06246538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door body
opening
tap
bend
bent
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5501093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Nakamura
國男 中村
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Nissan Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Nissan Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Electric Mfg Co Ltd filed Critical Nissan Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP5501093A priority Critical patent/JPH06246538A/ja
Publication of JPH06246538A publication Critical patent/JPH06246538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉体の自動開閉を保守、修理を含めて容易に
する。 【構成】 扉体17が自身の平面内を移動して開口部1
6を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナット素材にねじ立てを
行なうためのベンドタップを使用した自動式のねじ立て
機において、ベンドタップの基端方向への移動を規制し
て保持させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように図示しないホッパーか
ら摺動溝1に落下させたナット素材2を摺動溝1に嵌装
し、これを摺動溝1内を摺動する押出し用の押棒3によ
って移動させ、その先方に軸線を中心に回転可能に且つ
基端方向への移動を規制するように保持されたベンドタ
ップ4のタップ部5に食いつかせてねじ立てを行ない、
次いで押棒3を元の位置に復帰させて次のナット素材2
のねじ立てを行なう動作を繰返し、ねじ立てを行なった
ナット製品2aをベンドタップ4のシャンク部6に順次
送り、ベンドタップ4の基端に形成されているベンド部
7を通って放出させ、これを機枠を構成する一つの側壁
8に付設されたカバー体9の下方に形成されている排出
口10から一定箇所に収容される自動ねじ立て機が知ら
れている。
【0003】そして、この従来の自動ねじ立て機におけ
るベンドタップ4の保持装置は、ナット素材2の径より
も大きい内径を有しシャンク部6を挿通するための筒部
11と、その基端に固着されたベンド部7を収容するた
めの端面U字形で両端面および側面の一部が開放してい
る誘導部12と、この誘導部12の基端面に対向して前
方に配置されベンドタップ4の基端方向への移動を規制
するための規制部材13とから構成される。
【0004】筒部11はねじ立て機本体を構成する機枠
内に配置された軸受14に軸線を中心に回転可能に支持
されているとともに、前記側壁8に形成された円形の開
口部15から誘導部12を突出させている。
【0005】また、誘導部12は前記カバー体9に包ま
れており、カバー体9には誘導部12の外側端面に対向
して開口部16が形成されているとともに、この開口部
16を開閉する扉体17が蝶番18によって取付けられ
ている。
【0006】この扉体17の内面に突設された円筒形の
軸体19に円板形の前記規制部材13が回転自由に支持
されている。
【0007】更に、扉体17のほぼ中央にはハンドル2
0が軸着されており、このハンドル20の先端に突設し
た係止爪21がカバー体9の天板22に突設した係止突
起23に着脱自由に係止することで閉成状態を保持する
構成である。
【0008】この従来例はねじ立て時に回転するベンド
タップ4が基端方向へ押されてベンド部7が規制部材1
3に圧接しても規制部材13が一緒に回転してベンド部
7との間に無用の摩擦を発生させることがなく、また、
扉体17を図3に二点鎖線で示すように外側へ開放する
ことにより、規制部材13が扉体17に付随してカバー
体9の外部へ回動移動し、ボルトなどの脱着作業を行な
うことなく扉体17を開閉することで開口部23に誘導
部12の端面を露出させることにより容易にベンドタッ
プ4の交換をすることができる、という利点を有してい
る。
【0009】ところが、前記従来のねじ立て機における
では、ベンドタップ4を交換するには扉体17を図3に
二点鎖線で示すように蝶番18を中心として回動させて
外側へ開放しなければならない。
【0010】従って、例えば特開平1−193122号
公報に提示されているように自動化を図る場合には扉体
17の開閉の自動化には複雑な機構を必要とし、製作の
みならず保守、修理が困難である、という問題がある。
【0011】また、扉体17の開放時に機枠の一部を構
成する側壁8の前面に扉体1が回動して突出することに
なり、これが邪魔してベンドタップ4の交換作業がしず
らいという問題もある。
【0012】更に、扉体は強度的にかなりの厚さの素材
を必要とし重量を有するため蝶番18に負担がかかり耐
久性の面でも不利である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、前記従来の自動ねじ立て機におけるベンド
タップの保持装置は、扉体の開閉を自動化するには複雑
な機構を必要とし、製作のみならず保守、修理が困難で
あり、また、開放した扉体によりベンドタップの交換作
業がしずらく、扉体の取付部の耐久性も劣る、という点
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、機枠に回転可
能に支持されてベンドタップのシャンクを挿通させる筒
部の端部にほぼU字形のベンドタップのベンド部を収容
する誘導部が前記機枠の側壁から突出して設けられてい
るとともに、前記側壁の外側面に前記誘導部に面した開
口部を形成したカバー体が備えられ、且つ内側に規制部
材を前記誘導部の端面に対向して回転自由に支持した扉
体を前記開口部に備え、前記開口部を閉じたとき前記規
制部材が前記誘導部の外側端面を塞いで前記ベンドタッ
プの基端方向への移動を規制し、前記開口部を開いたと
き前記誘導部の外側端面が露出する構成としたねじ立て
機におけるベンドタップの保持装置において、前記扉体
が自身の平面内を移動して前記開口部を開閉することを
特徴とし、自動化することが保守、修理を含めて容易で
あるとともに耐久性に優れた扉体を有する、という目的
を達成する。
【0015】
【作用】扉体を自身の平面内を移動して開口部を開閉す
ることにより、複雑な機構を必要とせずに開閉可能と
し、また、開放時の扉体を手前側に突出させない。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0017】尚、前記従来例と同一構成部については同
一符号を用いて説明する。
【0018】図1および図2は本発明の一実施例を示す
ものであり、全体の構成は前記従来例とほぼ同様であ
り、同様部分については詳細な説明を省略する。
【0019】本実施例は、殊に扉体17の構成が異な
る。即ち、扉体17は中心に円孔24を有する方形の板
部材25の中心に有底円筒形の本体26がその開放端縁
を前記円孔24の周縁に連結されて断面がほぼ凸形に形
成されており、本体26の内面に形成された空所27に
円筒形の軸体19が突設されて円柱形の規制部材13が
軸体19によって回転自由に支持されている。
【0020】そして、カバー体9の手前側の壁28には
誘導部12の外側端面に対向して矩形状の開口部16が
形成されているとともに、壁28の外面には開口部16
を挟んで一対のガイドレール29,29が竪方向に向け
て互いに平行に配設されており、これらのガイドレール
29,29の中央に長さ方向に向けて形成された溝条3
0,30に扉体17における板部材24の裏面に形成し
た係止突状31,31が嵌合して扉体17が自身の平面
内を移動して開口部16を開閉するように上下方向に摺
動可能に配置されている。
【0021】また、カバー体9の上方には開口部16の
幅方向の中心位置に例えばエアシリンダなどの流体圧シ
リンダ32が垂設されており、その下方に伸びるシリン
ダロッド33の先端が扉体17における板部材24の上
端に連結されている。
【0022】このように構成される本実施例は、通常は
流体圧シリンダ32がフリーの状態または上方に位置す
るボトム側(図示せず)から圧油を流入させてシリンダ
ロッド33を伸ばした状態、即ち扉体17が開口部16
を閉じた状態としてねじ立て作業を行ない、ベンドタッ
プ4を交換する際などには流体圧シリンダ32の上方に
位置するヘッド側から圧油を流入させてシリンダロッド
33を縮めて扉体17を上方へ摺動させて開口部16を
露出させる。
【0023】このように本実施例によればきわめて容易
に自動開閉が可能であり、扉体17は自身の平面内を移
動して開閉するため無駄なスペースを必要とせず、また
開放時の扉体17がベンドタップ4の交換作業などの妨
げとなることもない。
【0024】殊に、本実施例は扉体17をその上方に配
置した流体圧シリンダ32により上下方向へ摺動させて
開口部16を露出させる構成であるため、開放状態にお
いてボトム側に流入させた圧油を抜くだけで扉体17が
自重により降下して開口部16を閉じることになり、さ
らに構成が簡単で操作も容易である。
【0025】尚、本実施例は扉体17を上下方向へ摺動
させる構成としたが例えば横方向へ摺動させる構成でも
よく移動方向は問わない。
【0026】
【発明の効果】本発明のねじ立て機におけるのベンドタ
ップの保持装置によれば、扉体が自身の平面内を移動し
て開口部を開閉する構成であるため、自動化が保守、修
理を含めて容易であるとともに、蝶着する構成のように
開閉時に扉体の重量が一点に集中することがなく耐久性
にも優れているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 ベンドタップ 6 シャンク部 7 ベンド部 11 筒体 12 誘導部 13 規制部材 16 開口部 17 扉体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠に回転可能に支持されてベンドタップ
    のシャンクを挿通させる筒部の端部にほぼU字形のベン
    ドタップのベンド部を収容する誘導部が前記機枠の側壁
    から突出して設けられているとともに、前記側壁の外側
    面に前記誘導部に面した開口部を形成したカバー体が備
    えられ、且つ内側に規制部材を前記誘導部の端面に対向
    して回転自由に支持した扉体を前記開口部に備え、前記
    開口部を閉じたとき前記規制部材が前記誘導部の外側端
    面を塞いで前記ベンドタップの基端方向への移動を規制
    し、前記開口部を開いたとき前記誘導部の外側端面が露
    出する構成としたねじ立て機におけるベンドタップの保
    持装置において、前記扉体が自身の平面内を移動して前
    記開口部を開閉することを特徴とするねじ立て機におけ
    るベンドタップの保持装置。
JP5501093A 1993-02-19 1993-02-19 ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置 Withdrawn JPH06246538A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5501093A JPH06246538A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置

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JP5501093A JPH06246538A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置

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JPH06246538A true JPH06246538A (ja) 1994-09-06

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JP5501093A Withdrawn JPH06246538A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 ねじ立て機におけるベンドタップの保持装置

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