JPH06245821A - ブラシセグメントの製造方法 - Google Patents
ブラシセグメントの製造方法Info
- Publication number
- JPH06245821A JPH06245821A JP3666493A JP3666493A JPH06245821A JP H06245821 A JPH06245821 A JP H06245821A JP 3666493 A JP3666493 A JP 3666493A JP 3666493 A JP3666493 A JP 3666493A JP H06245821 A JPH06245821 A JP H06245821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bristle
- brush
- cut
- bristles
- holders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少ない作業時間でブラシセグメントを作るこ
とができるブラシセグメントの製造方法を提供する。 【構成】 毛保持体１を容易に切り取ることができる架
橋部３を介して等間隔に複数個連結して成形し、前記毛
保持体１にブラシ毛束４を植毛し、毛保持体１を連結し
たままブラシ毛束４の先端を切断して毛先を揃えた後、
架橋部３を切り取った。
とができるブラシセグメントの製造方法を提供する。 【構成】 毛保持体１を容易に切り取ることができる架
橋部３を介して等間隔に複数個連結して成形し、前記毛
保持体１にブラシ毛束４を植毛し、毛保持体１を連結し
たままブラシ毛束４の先端を切断して毛先を揃えた後、
架橋部３を切り取った。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、掃除機のアタッチメ
ント、修正液用ブラシ、清掃用ブラシ、マニキュアブラ
シ、リップブラシ、眉ブラシ等の化粧用ブラシ、だけで
なく各種のブラシにも使用されているブラシセグメント
の製造方法に関するものである。
ント、修正液用ブラシ、清掃用ブラシ、マニキュアブラ
シ、リップブラシ、眉ブラシ等の化粧用ブラシ、だけで
なく各種のブラシにも使用されているブラシセグメント
の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特開昭６１−２２２４０５号に記載され
ているように、ブラシ台やブラシ柄に植設するようにし
たブラシセグメントは従来からあり、次のようにして製
造されていた。毛保持体１を複数個一度に成形した後、
一本ずつバラバラに分離する。そして、植毛機に毛保持
体１を一本セットしてブラシ毛束４を植毛する。そし
て、前記植毛された毛保持体１を切断機にセットしてブ
ラシ毛束４の先端を切断し、毛先を揃える。
ているように、ブラシ台やブラシ柄に植設するようにし
たブラシセグメントは従来からあり、次のようにして製
造されていた。毛保持体１を複数個一度に成形した後、
一本ずつバラバラに分離する。そして、植毛機に毛保持
体１を一本セットしてブラシ毛束４を植毛する。そし
て、前記植毛された毛保持体１を切断機にセットしてブ
ラシ毛束４の先端を切断し、毛先を揃える。
【０００３】このように、従来のブラシセグメントは一
本ずつ機械にセットされて製造されていた。
本ずつ機械にセットされて製造されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の製造
方法では、ブラシセグメントを一本作るに必要な作業時
間が長くなり、ブラシセグメントの価格が高くなるとい
う問題があった。そこで、この発明は、少ない作業時間
でブラシセグメントを作ることができるようにしたブラ
シセグメントの製造方法を提供することを課題とする。
方法では、ブラシセグメントを一本作るに必要な作業時
間が長くなり、ブラシセグメントの価格が高くなるとい
う問題があった。そこで、この発明は、少ない作業時間
でブラシセグメントを作ることができるようにしたブラ
シセグメントの製造方法を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
毛保持体１を容易に切り取ることができる架橋部３を介
して等間隔に複数個連結して成形し、前記毛保持体１に
ブラシ毛束４を植毛し、毛保持体１を連結したままブラ
シ毛束４の先端を切断して毛先を揃えた後、架橋部３を
切り取るようにした。
毛保持体１を容易に切り取ることができる架橋部３を介
して等間隔に複数個連結して成形し、前記毛保持体１に
ブラシ毛束４を植毛し、毛保持体１を連結したままブラ
シ毛束４の先端を切断して毛先を揃えた後、架橋部３を
切り取るようにした。
【０００６】
【作用】この発明では、毛保持体１が等間隔に複数個連
結して成形されているので、複数の毛保持体１にブラシ
毛束４を植毛機を使用して連続して植毛でき、一本ずつ
植毛する従来の方法に比べて作業時間を短縮でき、短時
間でブラシ毛束４を植毛できるようになる。
結して成形されているので、複数の毛保持体１にブラシ
毛束４を植毛機を使用して連続して植毛でき、一本ずつ
植毛する従来の方法に比べて作業時間を短縮でき、短時
間でブラシ毛束４を植毛できるようになる。
【０００７】さらに、前記複数本連結された状態のまま
の植毛された毛保持体１を切断機にセットすることによ
り、毛先を一度に切り揃えることができるので、一本ず
つ切断機で切断する従来の方法に比べて作業時間を短縮
でき、短時間で毛先を切り揃えることができるようにな
る。毛保持体１を連結している架橋部３は、容易に切り
取ることができるものであるので、裁断機等の機械を使
用しなくてもニッパ等の工具で簡単に取り除くことがで
きる。
の植毛された毛保持体１を切断機にセットすることによ
り、毛先を一度に切り揃えることができるので、一本ず
つ切断機で切断する従来の方法に比べて作業時間を短縮
でき、短時間で毛先を切り揃えることができるようにな
る。毛保持体１を連結している架橋部３は、容易に切り
取ることができるものであるので、裁断機等の機械を使
用しなくてもニッパ等の工具で簡単に取り除くことがで
きる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図１において、１は、合成樹脂からなる毛保持体であ
り、図示上面中央に植設穴２を設けている。毛保持体１
は、容易に切り取ることができる架橋部３を介して等間
隔に複数個連結して成形されている。
図１において、１は、合成樹脂からなる毛保持体であ
り、図示上面中央に植設穴２を設けている。毛保持体１
は、容易に切り取ることができる架橋部３を介して等間
隔に複数個連結して成形されている。
【０００９】前記架橋部３で連結したままの毛保持体１
を、公知の植毛機にセットして、ブラシ毛束４を毛保持
体１の植設穴２に連続して植毛する。そして、架橋部３
で連結された状態のままで、植毛された毛保持体１を切
断機にセットし、ブラシ毛束４の先端を切り揃えてブラ
シの毛足の長さを希望の長さにする。図２は、毛先を切
り揃えた状態を示す。
を、公知の植毛機にセットして、ブラシ毛束４を毛保持
体１の植設穴２に連続して植毛する。そして、架橋部３
で連結された状態のままで、植毛された毛保持体１を切
断機にセットし、ブラシ毛束４の先端を切り揃えてブラ
シの毛足の長さを希望の長さにする。図２は、毛先を切
り揃えた状態を示す。
【００１０】切断したブラシ毛束４の毛先は角張ってお
り、毛先を丸める必要がある場合は、毛保持体１を架橋
部３で連結したまま研磨機にセットし、ブラシ毛束４の
先端を研磨する。その後、毛保持体１の架橋部３を切り
取ると、図３のようなブラシセグメントになる。
り、毛先を丸める必要がある場合は、毛保持体１を架橋
部３で連結したまま研磨機にセットし、ブラシ毛束４の
先端を研磨する。その後、毛保持体１の架橋部３を切り
取ると、図３のようなブラシセグメントになる。
【００１１】架橋部３は、図１に示したように、合成樹
脂の細い棒状のものであるので、ニッパ等の工具だけで
なく、手でも簡単に取り除くことができる。ニッパ等の
工具を使用する場合は、架橋部３の長さを３mm〜８mmに
することが好ましい。３mmより短くすると、ニッパ等の
工具が入り難くなって架橋部３を切り取る作業が困難に
なり、８mmより長くすると、植毛機で植毛するときの毛
保持体１の送りに時間が掛かって植毛に必要な時間が長
くなる。
脂の細い棒状のものであるので、ニッパ等の工具だけで
なく、手でも簡単に取り除くことができる。ニッパ等の
工具を使用する場合は、架橋部３の長さを３mm〜８mmに
することが好ましい。３mmより短くすると、ニッパ等の
工具が入り難くなって架橋部３を切り取る作業が困難に
なり、８mmより長くすると、植毛機で植毛するときの毛
保持体１の送りに時間が掛かって植毛に必要な時間が長
くなる。
【００１２】尚、前記実施例では一列に１０本の毛保持
体１を連結した例を示しているが、本数は複数であれば
任意に変更可能である。また、列も複数の列に変更して
実施可能である。さらに、毛保持体１の形状も植設する
ブラシ台やブラシ柄に応じて適宜任意の形状に変更可能
である。以上が実施例であり、このようにして作られた
ブラシセグメントを使用した例を図４に示す。
体１を連結した例を示しているが、本数は複数であれば
任意に変更可能である。また、列も複数の列に変更して
実施可能である。さらに、毛保持体１の形状も植設する
ブラシ台やブラシ柄に応じて適宜任意の形状に変更可能
である。以上が実施例であり、このようにして作られた
ブラシセグメントを使用した例を図４に示す。
【００１３】図４は、掃除機のアタッチメントであり、
サッシ等の溝内に溜まったゴミを掻きだして掃除するた
めに、先端にブラシセグメントを取り付けている。この
ブラシセグメントは、このアタッチメントの本体５に取
り付けられた軟質樹脂チューブ６の先に毛保持体１の下
部の小径部を挿入して接着固定される。
サッシ等の溝内に溜まったゴミを掻きだして掃除するた
めに、先端にブラシセグメントを取り付けている。この
ブラシセグメントは、このアタッチメントの本体５に取
り付けられた軟質樹脂チューブ６の先に毛保持体１の下
部の小径部を挿入して接着固定される。
【００１４】
【発明の効果】この発明の方法によれば、従来一本ずつ
機械にセットして加工していたものを、上述のように複
数本機械にセットして一度に加工できるので、ブラシセ
グメント一本当たりの加工時間が短くなり、製造コスト
が安価になる。
機械にセットして加工していたものを、上述のように複
数本機械にセットして一度に加工できるので、ブラシセ
グメント一本当たりの加工時間が短くなり、製造コスト
が安価になる。
【図１】架橋部で連結した毛保持体の斜視図。
【図２】図１の毛保持体にブラシ毛束を植毛した後、毛
先を切り揃えた状態を示す斜視図。
先を切り揃えた状態を示す斜視図。
【図３】図２の状態より架橋部を取り除いた状態を示す
斜視図。
斜視図。
【図４】この発明により製造されたブラシセグメントの
使用例を示す斜視図。
使用例を示す斜視図。
１ 毛保持体 ３ 架橋部 ４ ブラシ毛束
Claims (1)
- 【請求項１】 毛保持体（１）を容易に切り取ることが
できる架橋部（３）を介して等間隔に複数個連結して成
形し、前記毛保持体（１）にブラシ毛束（４）を植毛
し、毛保持体（１）を連結したままブラシ毛束（４）の
先端を切断して毛先を揃えた後、架橋部（３）を切り取
ったことを特徴とするブラシセグメントの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3666493A JPH06245821A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ブラシセグメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3666493A JPH06245821A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ブラシセグメントの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245821A true JPH06245821A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12476131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3666493A Pending JPH06245821A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ブラシセグメントの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06245821A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020526250A (ja) * | 2017-07-12 | 2020-08-31 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェＫｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｎ．Ｖ． | 型打ちされたブラシヘッド及びブラシヘッド型打ち製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110452A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-10-21 | ||
| JPS61222405A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-10-02 | コロネツト−ヴエルケ・ハインリツヒ・シユレルフ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | ブラシ製品 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP3666493A patent/JPH06245821A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49110452A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-10-21 | ||
| JPS61222405A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-10-02 | コロネツト−ヴエルケ・ハインリツヒ・シユレルフ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | ブラシ製品 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020526250A (ja) * | 2017-07-12 | 2020-08-31 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェＫｏｎｉｎｋｌｉｊｋｅ Ｐｈｉｌｉｐｓ Ｎ．Ｖ． | 型打ちされたブラシヘッド及びブラシヘッド型打ち製造方法 |
| US11457725B2 (en) | 2017-07-12 | 2022-10-04 | Koninklijke Philips N.V. | Stamped brush heads and brush head stamping manufacturing methods |
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