JPH06245654A - 片面着色マルチ紙及びその製造方法 - Google Patents

片面着色マルチ紙及びその製造方法

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JPH06245654A
JPH06245654A JP5321893A JP5321893A JPH06245654A JP H06245654 A JPH06245654 A JP H06245654A JP 5321893 A JP5321893 A JP 5321893A JP 5321893 A JP5321893 A JP 5321893A JP H06245654 A JPH06245654 A JP H06245654A
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JP
Japan
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paper
colored
sided
black pigment
temperature
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JP5321893A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Yoshiga
嘉信 吉賀
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Sanyo Paper Co Ltd
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Sanyo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏面を使い分けることにより多目的に使用
でき、且つ使用後の回収が不要である片面着色マルチ紙
及びその製造方法を得る。 【構成】 木材パルプ又はその他のセルロース繊維を基
材とした紙の片面のみ、太陽光線を吸収し易いようにハ
ンター白色度10%以下に着色する。着色添加剤は黒色
顔料である。黒色顔料の水性分散体を水性媒体中で原料
パルプと混合分散した後、抄紙法により着色紙層を形成
し、他の無着色紙層と重ね合わせて一枚の紙にする。
又、黒色顔料の水性分散体を含む液を、ロール等で紙の
片面に付着した後乾燥するか、若しくはスプレーガンで
紙の片面に吹き付けた後乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畑地、水田等を被覆
し、その土中の温度を調節して植物の生育に最適な環境
を作る農業用着色マルチ紙に関し、更に詳しくは片面の
み太陽光線を吸収し易いように黒色顔料により着色し、
状況に応じて表裏面を使い分けるようにした片面着色マ
ルチ紙及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】農作物を生育する際に、地温の上昇や土
壌水分の保持、雑草繁殖防止等を目的として合成樹脂フ
ィルムを被せるビニールマルチ方法が知られており、一
般的には低密度(0.91〜0.93)のポリエチレン
フィルムが用いられている。このような従来のマルチフ
ィルムは種類が多くて、透明のポリ(ポリエチレンフィ
ルム)、黒色又は緑色等に着色された着色ポリが主とし
て市販され実用に供されている。又、白色のポリ、アル
ミ粉練り込みポリ、アルミ蒸着ポリ等特殊なものもあ
り、更に全体が黒色のマルチ紙等も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら各種のマルチフ
ィルムは使用目的によって使い分けられ、例えば黒色ポ
リは春期から秋期にかけて雑草の抑制効果を目的とし、
透明ポリは地温の上昇が作物の発育促進に必要である寒
冷期に地温の保持を目的としており、雑草抑制効果はな
い。アルミ蒸着ポリ等は太陽光線を反射することにより
夏期高温時での地温上昇抑制に効果があり、雑草抑制効
果もあるが値段が高いものとなっている。このため農家
は各種マルチフィルムを用意しなければならない。又、
従来のマルチフィルムは生分解しないため、使用後に回
収しなければならず多大の労力と作業時間を必要として
いる。加えて、適正な処分を行わないと二次公害を引き
起こす。本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされ、多目的に使用でき且つ使用後の回収が不
要で無公害の片面着色マルチ紙及びその製造方法を提供
することを課題としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、木材パルプ又はその
他のセルロース繊維を基材とした紙の片面のみ、太陽光
線を吸収し易いようにハンター白色度10%以下に着色
した片面着色マルチ紙を要旨とするものである。更に、
着色添加剤は黒色顔料であること、製造方法としては黒
色顔料の水性分散体を水性媒体中で原料パルプと混合分
散した後、抄紙法により着色紙層を形成し、他の無着色
紙層と重ね合わせること、又は黒色顔料の水性分散体を
含む液を紙の片面に付着した後乾燥すること、或は黒色
顔料の水性分散体を含む液を紙の片面に吹き付けた後乾
燥することを要旨とする。
【0005】
【作 用】マルチ紙の片面のみ太陽光線を吸収し易いよ
うに黒色顔料で着色してあるので、表裏面を使い分ける
ことにより目的に応じた使用が可能であり、且つ紙製で
生分解性を有するため使用後の回収が不要になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。本発明に係るマルチ紙は、例えばカナダ標準
濾水度400〜500mlに叩解した段ボール故紙を原
料とし、この原料パルプと水性分散体を含む黒色顔料を
水性媒体中で混合し分散した後、通常の抄紙法により着
色紙層を形成し、他の無着色紙層と重ね合わせて一枚の
紙にし、吸引加圧により脱水、乾燥して製造することが
できる。
【0007】前記のような二層合わせ抄紙法の外に、通
常の単層抄紙のマルチ紙を製造することも可能であり、
その実施例としては前記原料パルプを用いて無着色紙を
抄紙し或は抄紙途中でその片面に黒色顔料の水性分散体
を含む液即ち黒色顔料液を付着させ、その後乾燥すれば
良く、黒色顔料液の付着手段としては主としてロールに
よる塗布法とスプレーガンによる吹付法とがある。
【0008】前記ロールによる塗布法は図1に示すよう
に、互いに接触して回転するロール1、2を用いて黒色
顔料液3を紙4の片面4bに付着するものである。この
場合黒色顔料液3は黒色顔料にバインダーとして澱粉を
加えて調合し、印刷インクのように容器5内に収納して
ある。バインダーとしての澱粉は顔料の定着効果を高め
るものであるが、農作物のためにはなるべく使用しない
方が好ましい。
【0009】一方スプレーガンによる吹付法は、図1の
ようにスプレーガン6で黒色顔料液3′を紙4の片面4
aに吹き付ける。この場合、黒色顔料液3′はスプレー
ガン6により噴霧するのに適した液体に調整するものと
する。
【0010】塗布法の他の実施例としては、図1に示す
ように互いに接触して回転する2つのロール7、8で紙
4を挟んで送りながら、その紙4と一方のロール7との
間に黒色顔料液3を少しずつ供給し、紙4の片面4aに
直接塗布するようにしても良い。
【0011】このようにして、片面のみ黒色顔料で着色
したマルチ紙を製造することができる。製造された片面
マルチ紙は、太陽光線を吸収し易いようにハンター白色
度が10%以下になるように着色されている。片面マル
チ紙の厚さ、強度等は使用目的、使用箇所等の条件を考
慮して適宜設定される。
【0012】この片面マルチ紙の使用例としては、早春
及び晩秋に農作物を播種、定植し、その作物の生育を促
進する必要のあるときは、着色面を表面にして被せるよ
うにして圃場等に敷設する。この場合、従来の黒色ポリ
とほぼ同等の地温と生育結果が得られた。
【0013】又、盛夏農作物を播種、定植し、その作物
の発芽不良又は高温障害(初期生育時の葉焼け、夏大根
の黒芯、赤芯等)を回避したい場合には、非着色面を表
面にして畑地等に敷設する。この場合、従来の黒色ポリ
による地温より5°C、気温より3°Cそれぞれ低く、
又地温の日較差も6°Cであって黒色ポリによる地温、
気温の日較差の各々74%、80%に縮小され、黒色ポ
リマルチに比べると発芽揃い、初期生育とも優れてい
た。
【0014】これらのことから、片面着色マルチ紙は各
作期の農作物に適した地温が得られると共に、土壌水分
の点でも黒色ポリマルチとほぼ同等であり、通気性に優
れているのでむれず保水性も充分備わっていることが判
明した。従って、片面着色マルチ紙の表裏面を使い分け
ることにより、春、秋作農作物においては黒色ポリマル
チと同様の使用法が可能であり、夏作農作物においては
播種、定植時期の前進、高温障害回避への適用が可能で
ある。
【0015】ちなみに、鳥取県農業試験場にて片面着色
マルチ紙と従来の各種マルチフィルムとの性能比較を実
験したところ以下に示すような結果が得られた。試験方
法は供試マルチ資材別試験区とその対照としての裸地区
を設け、温度センサーを地表面下5cmに埋設して地温
を測定した。1試験区はいずれも畝幅1.4m×長さ3
mとした。
【0016】(実験例1)図2は供試マルチ資材として
坪数125g/m2 の再生紙に墨汁(濃度3%)を用い
てスプレーガンで片面に吹き付け着色したものと、従来
の厚さ0.03mmの透明ポリ、黒色ポリとを用いた。
各折れ線グラフは地表面下5cmにおける地温の経時変
化を示すもので、これによると日中では温度の高い方か
ら透明ポリ、黒色ポリ、着色再生紙(着色面を表にして
使用)、裸地、無着色再生紙(無着色面を表にして使
用)の順になった。着色再生紙は、他のマルチ資材に比
べると温度が低く推移し、最高時において透明ポリに比
べて8°C、裸地に比べても3°C以上低い。しかし、
夜間の温度変化は裸地に近い。曇天下においては、昼夜
とも裸地に近い温度で推移する。着色再生紙は日中大き
な昇温効果が得られ、黒色ポリに近い温度となるが、夜
間には無着色再生紙とほぼ1°Cの差にまで低下した。
【0017】(実験例2)図3は供試マルチ資材として
坪数125g/m2 の再生紙に墨汁(濃度5%)を用い
て片面着色したものと、無着色再生紙(無着色面を表に
して使用)と、前記透明ポリとアルミ蒸着ポリ(商品
名:ポリシャイン)とを用いた。各折れ線グラフは10
月11日の地表面下5cmにおける地温の経時変化を示
すもので、着色再生紙は表裏面のうちどちらを表面に向
けるかによって地温の変化が異なるが、どちらも昼間は
裸地よりも低く推移している。このことからマルチ紙は
地温の抑制効果があると言える。又、積極的な抑制か消
極的な抑制かは着色面をどちらに向けるかで変わってく
るので、同一の着色再生紙を二通りに使うつまり表裏面
の使い分けが可能である。地温の抑制効果は無着色面を
表にした場合には、アルミ蒸着ポリよりも大きいので代
替利用に留まらず、新しい独自の利用法を考えることも
可能である。
【0018】(実験例3)図4(イ) は供試マルチ資材と
して坪数125g/m2 の再生紙に墨汁濃度1%、3
%、5%でそれぞれ片面着色したものと、無着色再生紙
(無着色面を表にして使用、濃度には無関係いずれも無
着色面は同じであるから)と、両面無着色再生紙とを用
いた。同図(ロ) は(イ) と同じ日における黒色ポリ、透明
ポリ、シルバー三層ポリ(商品名:ポリトウ)及び裸地
の実験例である。(イ) 、(ロ) に分けたのはグラフが繁雑
になるのを避けて見やすくするためである。これによる
と、片面着色再生紙の着色濃度により性能に差が生じる
こと、いずれの濃度の片面着色再生紙も従来のマルチ資
材に比べると昼間の地温は低温に推移することが判明し
た。
【0019】図5は各種供試マルチ資材の有効放射熱量
を示す棒グラフであり、良く晴れた日の日没後に測定し
たものである。これによると再生紙は着色、無着色の区
別無く、又着色濃度にも関係無くほぼ62〜65(W/
2 )の範囲で一定しており、アルミ蒸着ポリ以外と比
較して低い値となっている。これは紙マルチは夜間に放
出する熱量が少なく、地温の低下が少ないことを証明し
ている。
【0020】以上の実験結果から、片面を黒く着色した
マルチ紙はその着色面を表にして使用すると黒色ポリに
近い地温条件を得ることができ(実験例1)、日没後の
保温性に優れており(実験例1及び有効放射熱量)、地
温の抑制効果は優れており特に無着色面を表にした場合
にはアルミ蒸着ポリよりも地温の抑制効果が大きく(実
験例2)、昼間の地温は他のマルチ資材よりも低温に推
移する(実験例3)等の特性を有することが判明した。
【0021】従って、例えば早春又は晩秋に農作物を播
種、定植し、作物の生育を促進する必要のあるときは、
片面着色マルチ紙の着色面を表にして圃場に敷設するこ
とにより黒色ポリとほぼ同等の地温が得られ、従来のビ
ニールマルチと同等の生育が得られる。又、盛夏農作物
を播種、定植し、作物の発芽不良及び高温障害(初期生
育時の葉焼け、夏大根の黒芯、赤芯症等)を回避したい
場合には、片面着色マルチ紙の無着色面を表にして敷設
すれば、黒色ポリでの地温より5°C程度低く抑えるこ
とができ、地温の日較差も6°Cで黒色ポリに比べると
約74%に縮小され、発芽揃い及び初期生育共に優れた
効果が得られる。紙マルチはフィルムマルチとは異なり
紙の表面から蒸発を行うことによって潜熱を奪い土壌温
度を低下させることができる(図6参照)。更に、紙マ
ルチは各作期の農作物に適した地温が得られると共に、
土壌水分量においても黒色ポリとほぼ同等であり、保水
性も充分備わっていることが判明した(図7参照)。
【0022】図6は、口径15.8cmのワグネルポッ
トに飽和した砂(砂丘砂)を一定量詰め、その口部を種
々のマルチ資材で覆い周囲をテープで止めて密封状態に
してポットの内部から蒸発する水分を簡易蒸発計で測定
し、その結果を折れ線グラフで示したものである。これ
によると、透明ポリとシルバー三層ポリ(商品名:ポリ
トウ)では蒸発量は殆ど皆無で通気性が無く、裸地が最
も高い蒸発曲線を描き、続いて両面無着色再生紙(12
5g/m2 )が裸地に近い値が得られ、それより少し低
い値で着色再生紙(濃度5%)と、その無着色面を表に
したもの即ち無着色再生紙とがほぼ等しい蒸発曲線を示
した。ここで、裸地とは比較のためにワグネルポットの
口部を全く被覆せずに開放状態にしたものである。
【0023】図7は、畑マルチの土壌水分特性を示すグ
ラフ図であり、裸地では土壌水分が正比例的に減少する
のに対して、着色再生紙(黒)ではほぼ20.4%に土
壌水分を保持することができ、これは黒色ポリの22.
3%よりは低いが無着色再生紙の20.0%よりは高い
値を示した。
【0024】一方、本発明に係る片面着色マルチ紙は、
生分解性を有し最終的には土壌に還元されるため、従来
のマルチフィルムのように使用後に回収する必要が無
く、手間が省けると共に無公害である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マルチ紙の片面のみ太陽光線を吸収し易いように黒色顔
料で着色したので、表裏面を使い分けることにより目的
に応じた使用が可能となり、且つ紙製で生分解性を有す
るため使用後の回収が不要であり、しかも無公害である
等の優れた効果が得られる。そのマルチ紙は、通常の抄
紙工程にロール又はスプレー方式による黒色顔料付着手
段を加えるだけで容易に製造できるので、特別の装置が
いらず安価に製造できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る片面着色マルチ紙製造における
黒色顔料液の付着手段を示す説明図である。
【図2】 本発明に係る片面着色マルチ紙と従来マルチ
資材との性能比較実験例1の結果を示すグラフ図であ
る。
【図3】 同、実験例2の結果を示すグラフ図である。
【図4】 (イ) 、(ロ) は実験例3の結果を示すグラフ図
である。
【図5】 日没後の有効放射熱量を測定した結果を示す
グラフ図である。
【図6】 マルチ資材別の水分蒸発量を示すグラフ図で
ある。
【図7】 マルチ資材別の土壌水分特性を示すグラフ図
である。
【符号の説明】
1、2…ロール 3…黒色顔料液 4…紙 4
a、4b…片面 5…容器 6…スプレーガン
7、8…ロール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材パルプ又はその他のセルロース繊維
    を基材とした紙の片面のみ、太陽光線を吸収し易いよう
    にハンター白色度10%以下に着色したことを特徴とす
    る片面着色マルチ紙。
  2. 【請求項2】 着色添加剤は黒色顔料である、請求項1
    記載の片面着色マルチ紙。
  3. 【請求項3】 黒色顔料の水性分散体を水性媒体中で原
    料パルプと混合分散した後、抄紙法により着色紙層を形
    成し、他の無着色紙層と重ね合わせることを特徴とする
    片面着色マルチ紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 黒色顔料の水性分散体を含む液を、紙の
    片面に付着した後乾燥することを特徴とする片面着色マ
    ルチ紙の製造方法。
  5. 【請求項5】 黒色顔料の水性分散体を含む液を、紙の
    片面に吹き付けた後乾燥することを特徴とする片面着色
    マルチ紙の製造方法。
JP5321893A 1993-02-19 1993-02-19 片面着色マルチ紙及びその製造方法 Pending JPH06245654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5937573A (en) * 1995-02-01 1999-08-17 New Oji Paper Co., Ltd Mulching paper sheet
US8474183B2 (en) * 1998-07-10 2013-07-02 Encap, Llc. Colored or fragranced horticultural/agricultural products

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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