JPH0624539Y2 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JPH0624539Y2
JPH0624539Y2 JP13414288U JP13414288U JPH0624539Y2 JP H0624539 Y2 JPH0624539 Y2 JP H0624539Y2 JP 13414288 U JP13414288 U JP 13414288U JP 13414288 U JP13414288 U JP 13414288U JP H0624539 Y2 JPH0624539 Y2 JP H0624539Y2
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JP
Japan
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hinge
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conductive
fixed
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JP13414288U
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JPH0256280U (ja
Inventor
幸義 池田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は,例えば自動車のドア等を車体に開閉自在に枢
支するヒンジ装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車には,その様々な箇所に第4図に示すよう
なヒンジ装置1が設けられている。つまり,このヒンジ
装置1はボルト・ナット等を介して車体側に固定される
固定部材2と,この固定部材2に回動自在に連結された
可動部材3とを有している。この固定部材2と可動部材
3とは共に金属等からなるものであり,両部材2,3を
貫通する連結ピン4によって連結されている。そして,
可動部材3は上記連結ピン4を中心に回動可能になって
いる。さらに,可動部材3は例えば自動車用ドア(図示
しない)などに固定され,これによってヒンジ装置1は
上記ドアを車体に開閉自在に枢支する。
また,上記固定部材2と上記可動部材3との連結部5に
は,第5図に示すようにヒンジブッシュ6,6が設けら
れている。このヒンジブッシュ6,6は上記連結ピン4
の両端部に外嵌されており,さらに,そのフランジ部
7,7を固定部材2と上記可動部材3との間に介在させ
ている。
また,このようなヒンジ装置には,ヒンジブッシュ6,
6の材質に焼結合金などの金属材料を採用しているもの
がある。しかし,金属製のヒンジブッシュを採用したも
のでは,連結部5,5における摺動抵抗や錆の発生等の
不具合を生じ易い。このため,最近では,ヒンジブッシ
ュ6,6の材質に絶縁性材料としての樹脂材料を採用し
たものが増えている。
(考案が解決しようとする課題) ところで,樹脂製のヒンジブッシュを採用したもので
は,ヒンジブッシュ6,6が絶縁体となり,固定部材2
と可動部材3との間に通電性が悪い。このため,このよ
うなヒンジ装置1を取付けた例えば自動車の車体などに
電着法による塗装を行なったときには,ヒンジ装置1の
周辺部品の塗装が不十分になり易いという不具合があっ
た。
本考案の目的とするところは,樹脂製のヒンジブッシュ
を採用しても通電性のよいヒンジ装置を提供することに
ある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するために本考案は,絶縁材料からな
り,導電性材料からなる固定部材と同じく導電性材料か
らなる可動部材との間に介在するヒンジブッシュの一部
に,導電性材料からなり上記固定部材と上記可動部材と
に通電可能に接する導電部材を設けたことにある。
こうすることによって本考案は,樹脂製のヒンジブッシ
ュを採用しても,上記固定部材と上記可動部材との間に
通電性を向上できるようにしたことにある。
(実施例) 以下,本考案の各実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。なお,従来の技術の項で説明したものと重複す
るものについては同一番号を付し、その説明は省略す
る。
第1図は本考案の第一の実施例の要部を示すものであ
る。そして,図中2は導電性を有する金属からなる固定
部材であり,この固定部材2には同じく導電性を有する
金属からなる可動部材3の一部が幾分離間して対向して
いる。さらに,上記固定部材2と上記可動部材3とに
は,図中にその一端部のみを示す連結ピン4が貫通して
おり、この連結ピン4によって上記可動部材3は固定部
材2に対して回動自在になっている。また,連結ピン4
の端部には径方向に張出した頭部8が形成されており,
この頭部8は可動部材3に外面側から係止している。
さらに,上記連結ピン4にはヒンジブッシュ9が外嵌さ
れている。このヒンジブッシュ9は絶縁性材料としての
合成樹脂からなる筒状の本体10と,導電性を有する金
属からなる導電部材としてのワッシャ11とで構成され
ている。そして,上記本体10は,固定部材2に形成さ
れたヒンジブッシュ差込み用孔12に差込まれており,
固定部材2と連結ピン4との間に介在している。さら
に,本体10は一体に成形されたフランジ部12を固定
部材2に外面側から係止させている。
一方,上記ワッシャ11は上記本体10と可動部材3と
の間に挟み込まれて固定されている。このワッシャ11
の周縁部13はほぼ全周に亘って湾曲形状に成形されて
おり,固定部材2の側へ突出している。そして,ワッシ
ャ11は上記周縁部13を固定部材2の外面に接してお
り,さらに,その略平坦な中央部14を可動部材3の内
面に接している。なお,ワッシャ11は上記本体10に
一体的に結合されていてもよく、また、本体10と別体
であってもよい。
このような構成のものでは,固定部材2と可動部材3と
がワッシャ11を介して電気的に結合される。したがっ
て,固定部材2と可動部材3との間に通電でき,これに
よって,このヒンジ装置1を取付けた車体等に電着法に
よる塗装を行なっても周辺部品の塗装が不十分になると
いうことがない。また,ヒンジブッシュ本体10の材質
に合成樹脂を採用できるから,連結部5は摺動抵抗が小
さく、錆にくい。なお,本実施例では一方の連結部5の
みを説明したが,図示しない他方の連結部5も同様の構
造にしてよい。
第2図および第3図は本考案の第2の実施例の要部を示
すものである。連結ピン4に外嵌されたヒンジブッシュ
21は合成樹脂からなるもので,そのフランジ部22に
導電部材としての金属片23をインサートしている。こ
の金属片23はフランジ部22の外面側と内面側とにそ
れぞれ露出しており,固定部材2の外面と可動部材3の
内面とに接している。そして,金属片23は固定部材2
と可動部材3とを電気的に接続しており,固定部材2と
可動部材3との間に通電を可能にしている。
なお,本考案は自動車用ドアに用いられるもの以外にも
適用可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は,絶縁材料からなるヒンジ
ブッシュの一部に,導電性材料からなり固定部材と可動
部材とに通電可能に接する導電部材を設けたものであ
る。
したがって本考案は,樹脂製ヒンジブッシュを採用した
うえで,固定部材と可動部材との間の通電性を向上でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図,第2図お
よび第3図は本考案の第2の実施例を示すもので,第2
図は断面図,第3図はヒンジブッシュの斜視図,第4図
および第5図は従来例を示すもので,第4図は斜視図,
第5図は第4図中のA−A線に沿った断面図である。 1…ヒンジ装置,2…固定部材,3…可動部材,9,2
1…ヒンジブッシュ,11…ワッシャ(導電部材),2
3…金属片(導電部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性材料からなる固定部材と,同じく導
    電性材料からなり上記固定部材に対して回動自在な可動
    部材との間に絶縁材料からなるヒンジブッシュを介在さ
    せたヒンジ装置において,上記ヒンジブッシュの一部
    に,導電性材料からなり上記固定部材と上記可動部材と
    に通電可能に接する導電部材を設けたことを特徴とする
    ヒンジ装置。
JP13414288U 1988-10-14 1988-10-14 ヒンジ装置 Expired - Lifetime JPH0624539Y2 (ja)

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JP13414288U JPH0624539Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 ヒンジ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0256280U JPH0256280U (ja) 1990-04-24
JPH0624539Y2 true JPH0624539Y2 (ja) 1994-06-29

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