JPH0624444U - 植木鉢の虫よけ台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 植木鉢の載置面を有する載置台部の周囲に水
や駆除液を収容可能な収容凹部を設けてなる。 【効果】 植木鉢台として用いることができると共にナ
メクジやミミズ等の地上を這い回る虫等から植木鉢内の
花木等の植物を守ることができ、特に載置台部の周囲に
収容凹部を設けているから、製作が容易にでき、量産が
可能となって低廉に製作することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は植木鉢台として使用できると共に植木鉢内の花木等の植物をナメクジ や植木鉢内に侵入する蟻やミミズ等の地上に生息する虫から保護する植木鉢の虫 よけ台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

一般家庭園芸用等の植木鉢台として、植木鉢を載置する棚板を上下数段に配置 して製作されたものや、立設される支持ポールの回りに棚板を配置して構成した ものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながらこれら従来構造の場合、植木鉢を地面に直においたときと比べて は少なくはなるが植木鉢内の花木等の植物は肥料に群がる蟻やミミズ等の虫によ る被害を受けることがあり、特にナメクジのような夜行性の生物は植木鉢台の脚 部や植木鉢の側面を伝って植木鉢内に容易に侵入し、植物を害することがあり、 またこれら虫等を駆除するには非常に手間が掛かるという不都合を有している。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はこれらの不都合を解消することを目的とするもので、その要旨は、植 木鉢の載置面を有する載置台部の周囲に水や駆除液を収容可能な収容凹部を設け て構成したことを特徴とする植木鉢の虫よけ台にある。

【０００５】

【作用】

載置台部の周囲に設けられた収容部内に水や駆除液等を収容し、載置台部の載 置面に植木鉢を載せることになる。

【０００６】

【実施例】 図１乃至図３は本考案の実施例を示し、１は載置台部、２は収納凹部であって 、この場合両者はプラスチック射出成形により一体に形成され、載置台部１は上 面に植木鉢Ｗの載置面３を有して円形逆皿状に形成され、載置台部１の下縁部分 に円形皿状の収納凹部２を延長形成し、収納凹部２内に水や駆除液を収容するよ うに形成している。

【０００７】 また載置面３と収納凹部２の周縁との距離は適宜設定される。

【０００８】 この実施例は上記構成であるから、設置台部１に設けられた収納凹部２内に水 や駆除液Ｌ等を収容し、載置台部１上面の載置面３に植木鉢Ｗを載せて使用する ことになり、植木鉢台として用いることができると共にナメクジや虫等Ｒが地面 から植木鉢Ｗ内に侵入しようとするが、これらナメクジや虫等Ｒは収納凹部２内 を通らなければならず、この収納凹部２内には水や駆除液Ｌ等等が入れてあるか ら、通過することができず、または駆除されてしまうことになり、よってナメク ジや地上を這い回る虫等Ｒは植木鉢Ｗまで到達することができず、このため植木 鉢Ｗ内の花木等の植物を被害から守ることができる。

【０００９】 特に載置台部１の周囲に収容凹部２を設けているから、プラスチック成形等に より容易に製作でき、量産が可能となって低廉に製作することができる。

【００１０】 尚、本考案は上記実施例に限られるものではなく、例えば載置台部１及び収納 凹部２は円板状となっているが楕円形等のこともあり、又材質等は任意であり、 植木鉢Ｗの大きさに応じた形状に適宜設計して変更されるものである。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述の如く、植木鉢台として用いることができると共にナメクジやミ ミズ等の地上を這い回る虫等から植木鉢内の花木等の植物を守ることができ、特 に載置台部の周囲に収容凹部を設けているから、製作が容易にでき、量産が可能 となって低廉に製作することができる。

【００１２】 以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】図１で示す本考案の断面図である。

【図３】図１で示す本考案の使用状態の斜視図である。

【符号の説明】

１ 載置台部 ２ 収納凹部 ３ 載置面 Ｗ 植木鉢

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 植木鉢の載置面を有する載置台部の周囲
   に水や駆除液を収容可能な収容凹部を設けて構成したこ
   とを特徴とする植木鉢の虫よけ台。
2. 【請求項２】 上記載置台部と収納凹部とを一体に形成
   したことを特徴とする請求項１記載の植木鉢の虫よけ
   台。