JPH06243694A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

Info

Publication number
JPH06243694A
JPH06243694A JP15972293A JP15972293A JPH06243694A JP H06243694 A JPH06243694 A JP H06243694A JP 15972293 A JP15972293 A JP 15972293A JP 15972293 A JP15972293 A JP 15972293A JP H06243694 A JPH06243694 A JP H06243694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
layer
data
wiring layer
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15972293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Konishi
正洋 小西
Masato Yoneda
正人 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP15972293A priority Critical patent/JPH06243694A/ja
Publication of JPH06243694A publication Critical patent/JPH06243694A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】製作時に、例えばユーザからの仕様に基づい
て、メモリ部の記憶内容、および入力データとメモリ部
のアドレスとの対応関係の双方についてプログラムする
タイプの半導体メモリに関し、TATの短縮化を図る。 【構成】この半導体メモリは、デコーダ部100とメモ
リ部200とに大別される。デコーダ部100には複数
のトランジスタ101が互いに直列に接続され、各トラ
ンジスタ101には、この実施例においては4本のデー
タ線110,120,130,140が延びている。こ
の4本のデータ線110,120,130,140のう
ちのどのデータ線をゲート101aに接続するかがプロ
グラムされる。またメモリ部200には多数(この図で
は2つのみ図示)のセルトランジスタ201が備えられ
ており、これら多数のセルトランジスタ201のそれぞ
れを、図の上下に延びるビット線210に接続するか否
かがプログラムされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製作時に、例えばユー
ザからの仕様に基づいて、メモリ部の記憶内容、および
入力データとメモリ部のアドレスとの対応関係の双方に
ついてプログラムするタイプの半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の半導体メモリが広く用い
られているが、その半導体メモリの一応用例として、本
願出願人により、外部からビットパターンを入力する第
1の入力部、およびその半導体メモリから読み出された
内容の一部を構成するビットパターンをラッチするラッ
チ回路を有し該ラッチ回路にラッチされたビットパター
ンを入力する第2の入力部を備えるとともに、これら第
1の入力部と第2の入力部との双方から入力されたビッ
トパターンをデコードすることにより、所定の多数の内
容が記憶された所定の多数のメモリ領域のなかから次に
読み出されるべき内容が記憶されたメモリ領域を選択す
るデコーダ部を備えた符号化装置が提案されている(特
願平4−87219号)。
【0003】この提案に係る符号化装置は複数のテキス
トを再出現を許容して観念的に木構造に配列しておき、
そのテキストの配列順序に応じてあらかじめ定めておい
たコード番号を求める、半導体メモリを応用した装置で
ある。以下この符号化装置に沿って、本発明の背景技術
について説明する。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】表1は、各テキストT0,T1,T2,T
3と、これらの各テキストT0,T1,T2,T3と同
一視される2ビットからなるテキストコードとの対応表
であり、表2は、テキストが配列されてなるテキストチ
ェインとそのテキストチェインに付されたコード番号と
の対応表である。ここで10ビットからなるチェインコ
ードは、コード番号を2進符号で表わしたものである。
【0007】ここでは先ず上記提案に係る符号化装置に
より取扱われるデータ構造について説明する。図4は、
木構造に配列されたテキストの一例を表わした図であ
る。この図中、かっこ内の数字は各ノードに付されたノ
ード番号を表わしている。先ず図の一番上のノード番号
(0)が付されたノード(頂点)から2本の枝が延び、
各枝の先の各ノードには各テキストT0,T1が配置さ
れている。このうちテキストT0が配置されたノード番
号(1)のノードにはコード番号C1が付されており、
一方テキストT1が配置されたノード番号(2)のノー
ドにはコード番号は付されていない。これらの各ノード
のうちテキストT0が配置されたノード番号(1)のノ
ードからはさらに3本の枝が延び、それら3本の枝の先
の各ノードにはそれぞれテキストT0,T1,T3が配
置されている。また、これらの各ノードにはそれぞれコ
ード番号C3,C4,C5が付されている。これらの各
ノードのうちテキストT0が配置されたノード番号
(3)のノードからはさらに2本の枝が延び、それら2
本の枝の先のノード番号(8)、(9)の各ノードには
それぞれテキストT1,T2が配置されており、こられ
の各ノードにはそれぞれコード番号C8,C9が付され
ている。またテキストT1が配置されたノード番号
(2)のノードからは2本の枝が延び、それら2本の枝
の先の各ノードにはそれぞれテキストT0,T2が配置
されており、これらの各ノードのうち、テキストT2が
配置されたノード番号(7)のノードにはコード番号C
7が付されている。さらに、これらテキストT0,T2
が配置された各ノードからはそれぞれ1本,2本の枝が
延び、テキストT0が配置されたノード番号(6)のノ
ードから延びる枝の先端の、ノード番号(10)のノー
ドにはテキストT0が配置され、またコード番号C10
が付されており、テキストT2が配置された配置された
ノード番号(7)のノードから延びる2本の枝の先端
の、ノード番号(11),(12)の各ノードには各テ
キストT1,T3が配置され、またこれらの各ノードに
はコード番号C11,C12が付されている。
【0008】ここで、この木構造化されたデータを用い
た符号化の仕方を具体的に説明すると、以下のようにな
る。まず、テキストチェインT0→T1が入力された時
を考える。このときは、所望とする出力チェインコード
は、表2に定義されるように’0000000100’
である。
【0009】この結果を得るために、まずテキストT0
に相当するテキストコード’00’が入力される。木構
造上のテキストT0は、ノード番号(0)(ノード番号
(0)は、符号化の最初のノード番号である)の枝先の
ノードに配置されている。ノード番号(0)が付された
ノードから延びる枝の先端に接続されているテキストT
0は1つしかないが、ノード番号(0)が付されたノー
ド以外のノードと接続された、テキストT0が配置され
たノードは他にもいくつか存在する。
【0010】そこで、ここでは、この木構造データに入
力されるテキストが木構造の最初のテキストT0である
ことを認識するために、このテキストデータ’00’
と、それに加えてノード番号(0)(データ’000
0’)の双方でサーチする。尚、この枝先のテキストT
0が配置されたノードにはコード番号C1(チェインコ
ード’0000000001’)が与えられているが、
今回はこれを求めるべきコード番号とはしない。
【0011】次いで、テキストT1に相当するテキスト
データ’01’が入力されると、その1つ前のテキスト
T0のノード番号(1)(データ’0001’)と今回
入力されたテキストデータ’01’との双方により木構
造データベースが検索される。これによって、他の枝先
にあるテキストT1と、ノード番号(1)の付されたノ
ードの枝先にあるテキストT1とを明確に区別すること
が可能となる。
【0012】これでテキストチェインT0→T1の枝が
定まり、このT1の枝先に付されたコード番号C4(チ
ェインコード’0000000100’)が、求めるべ
きコード番号として出力されることになる。同様にし
て、表1で定義される任意のチェインコードC1,…
…,C12を求めることができる。上記提案に係る符号
化装置は、図4に示すような木構造のデータを取扱うの
に有効な装置であり、木構造の各ノードにノード番号を
付しておき、入力されたテキストと現在位置するノード
のノード番号とに基づいて次に進むべきノードを求める
ように構成されている。このため、現在位置するノード
から多数本の枝が延びていても、これを順次サーチして
いく場合と異なり、一回の検索動作で直ちに次に進むべ
きノードが求められ、したがってテキストチェインが極
めて短時間にコード番号に変換されるという特長を有す
る。
【0013】図5は上述の提案に係る符号化装置の一例
を示す図である。この符号化装置のデコーダ部20に
は、テキストデータ入力端子TD0,TD1(第1の入
力部)と、ノード番号入力端子ND0,ND1,ND
2,ND3が備えられている。このノード番号入力端子
ND0,ND1,ND2,ND3から入力されるデータ
はノード番号設定回路22に入力される。またこのノー
ド番号設定回路22にはメモリ部25からのノード番号
データ出力26も接続されており、入力切換端子SWに
よってその入力が切換えられる構造となっている。
【0014】デコーダ部20の最左端に記入された番号
は、図4に示す木構造の各ノードのノード番号(1),
(2),(3),……,(12)を表わしている。例え
ば、最下端行のノード番号(1)は、図4の木構造デー
タの上段の、テキストT0が配置されたノードを表現し
ている。また、このデコーダ部20においては、左右方
向に一致検出回路21まで延びる、各ノードに対応する
線分と、縦方向に延びる、テキストデータ入力端子TD
0,TD1からのデータ線およびノード番号設定回路2
2からのデータ線が交差している。この交差点に、黒丸
が表示されているものはそのデータ線のデータが正転デ
ータ’1’であるとき、また黒丸がないものはそのデー
タ線のデータが反転データ’0’である時に、一致検出
回路21の出力が’1’(アクティブ)となるように構
成されている。即ち、ノード番号(1)のものは、テキ
ストデータ入力端子TD0,TD1およびノード番号設
定回路22からの出力の全てが’0’のときノード番号
(1)に対応する一致検出回路21の出力が’1’とな
る。
【0015】ここで、ノード番号設定回路22に、図4
に示す頂点のノードのノード番号(0)(データ’00
00’)を設定し、その状態でテキストデータ入力端子
TD0,TD1からテキストT0のデータ’00’が入
力されると、ノード番号(1)に対応する一致検出回路
21の出力が’1’となる。すると、同図右部のメモリ
部25の最下端の行がアクティブとなり、白丸27が存
在する交点に接続された出力回路28の出力が’1’と
なる。具体的には、ノード番号データ出力26から’0
001’、コードバリッドビット出力29から’1’、
およびチェインコードデータ出力30から’00000
00001’が出力される。ここで、コードバリッドビ
ット出力29は、チェインコード出力30から出力され
たデータが有効か無効を示すものであり、即ちノード番
号データ出力26から出力されたノード番号が付された
ノードにコード番号が付されているか否かを示すもので
ある。ここではこのコードバリッドビット出力29は’
1’であるため、チェインコードデータ出力30から出
力されたデータは有効ではあるが、ここではチェインコ
ード出力30から出力されたデータは求めるべきコード
番号としては使用しない。ノード番号データ出力26か
ら出力されたデータ’0001’はノード番号設定回路
22に入力される。
【0016】次に、テキストデータ入力端子TD0,T
D1にテキストT1のデータ’01’が入力されると、
ノード番号設定回路22の出力は前回のテキストT0の
検索結果からの値’0001’となっているため、デコ
ーダ部20の入力は、今度は’010001’となる。
このパターンで一致するものはテキストT1が配置され
たノード番号(4)である(図4参照)。この結果、ノ
ード番号(4)に対応する一致検出回路21の出力が’
1’となり、メモリ部25の下から4行目の行がアクテ
ィブとなる。このため、コードバリッドビット出力が’
1’、チェインコードデータ出力が’00000001
00’となり、最終的にこのチェインコードがコード番
号として得られる。尚、この時同時にノード番号デー
タ’0100’を得るがここではこれは用いない。
【0017】このように、入力データとノード番号との
双方を参照することにより、各ノードから多数の枝が分
岐している場合であっても、高速に検索,一致比較が行
われ、符号化の高速化が実現される。図6は、図5に示
す符号化装置の一部を取り出して示した回路図、図7
は、図6に示す回路をさらに具体化した回路図である。
この図6,図7は、’110111’の入力データ(テ
キストデータ’11’およびノード番号設定回路22か
らの出力が’0111’)に対して、一致検出回路21
の出力が’1’となる、図4のノード番号(12)に相
当する回路図である。
【0018】図7に示すように、デコーダ部20は、互
いにシリーズに接続された6個のトランジスタTr1,
Tr2,Tr3,Tr4,Tr5,Tr6の各ゲートに
各データ線DL1,DL2,DL3,DL4,DL5,
DL6もしくは各データバー線DBL1,DBL2,D
BL3,DBL4,DBL5,DBL6のいずれかが接
続されている。また、2箇所にプリチャージ用トランジ
スタTr10,Tr11が設けられており、これらのう
ちトランジスタTr10は、A点電位のプリチャージ用
のPチャンネルトランジスタである。またトランジスタ
Tr11はトランジスタTr1と接地線の間に設けられ
たNチャンネルトランジスタであって、プリチャージ時
のA点電位のディスチャージを抑制している。また、一
致検出回路21にはインバータ20’と帰還型Pチャン
ネルトランジスタTr12が備えられている。
【0019】また、メモリ部25では、インバータ2
0’の出力が、メモリトランジスタMTr1,MTr
2,MTr3,MTr4の各ゲートに接続されている。
この各メモリトランジスタMTr1,MTr2,MTr
3,MTr4は一方が各々データ出力線DOL3,DO
L4,DOL5,DOL6に、他方が接地線に接続され
ている。
【0020】さらに、この各データ出力線DOL1,…
…,DOL15の一端には、プリチャージ用チャンネル
トランジスタTr1,……,PTr15が構成されてお
り、また他端には、インバータ21’と帰還型Pチャン
ネルトランジスタTr13が各々構成されている。ここ
で、まず初期化のためのプリチャージ制御端子31に’
0’が印加されると、A点電位が’1’に設定される。
これに伴い、このA点電位のインバータ出力である一致
検出回路21の出力が’0’となる。この一致検出回路
21の出力が’0’となることにより各メモリトランジ
スタMTr1,MTr2,MTr3,MTr4がオフと
なり、また、プリチャージ制御端子31に’0’が印加
されたことによりプリチャージ用Pチャンネルトランジ
スタPTr1,……,PTr15がオンとなり、各デー
タ出力線DOL1,……,DOL15は’1’の状態を
保ち、その反転出力であるインバータ21’の出力は’
0’の状態を保つ。このとき、コードバリッドビット出
力も’0’を出力する。この信号出力によってチェイン
コードデータの出力が無効データであることを知ること
ができる。
【0021】ついで、テキストデータ入力端子TD0,
TD1から所望の入力データが印加され、かつノード番
号設定回路22からの出力が決定され、その後プリチャ
ージ制御端子31に’1’が印加されると、検索状態に
入る。この初期化状態と検索状態を各入力データの印加
と同期して繰り返し行うことにより、所望のチェインコ
ードデータ、即ちコード番号を得ることができる。
【0022】以上が上記提案に係る符号化装置の一例で
ある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記符号化装置では、
メモリ部25の記憶内容、およびデコーダ部20に入力
される入力データ(テキストデータ+ノード番号)の値
に応じてどの一致検出回路21の出力をアクティブとす
るかという、入力データとメモリ部のアドレスとの対応
関係は、双方とも、この符号化装置を製作する際に例え
ばユーザからの仕様に基づいてプログラムされることに
なる。
【0024】ところで、通常の半導体メモリの場合、製
造時においてメモリ部に記憶内容をプログラムする従来
から用いられている一般的な方法は、いわゆるマスクR
OMと呼ばれる方法である。一方、通常の半導体メモリ
の場合、デコーダ部は外部からアドレスデータが入力さ
れるためその配線は固定されているのがこれまでの常識
であった。したがって、例えば上記符号化装置のような
ユーザプログラマブルなデコーダ部を有する半導体メモ
リにおいて、デコーダ部,メモリ部双方の記憶内容をど
のような手法を用いてプログラムするかというプログラ
ムの実現手段は確立されていない。
【0025】ここで、従来のマスクROMと同様に、で
きる限り高集積化を狙ったプログラム実現手段を採用す
ることが考えられる。しかし、マスクROMに採用され
ているプログラム実現手段は、半導体メモリを製造する
際のかなり前段の工程である下地工程にまで遡る必要が
あり、このプログラム実現手段を採用すると、デコーダ
部,メモリ部双方の記憶内容は、例えばユーザからの仕
様に基づいて定められているため、ユーザからの仕様が
定まる前には下地工程すら進めておくことができず、仕
様決定から製品の完成までの期間、即ちいわゆるTAT
(Turn Around Time)が長くなってし
まうとい問題がある。また、デコーダ部では外部から入
力されたデータと記憶されたデータとの一致検出を行う
必要があるため、デコーダ部の記憶内容のプログラム実
現手段は一致比較を行うことのできるものであることが
絶対的な必要条件であるが、マスクROMに採用されて
いるプログラム実現手段では一致検出そのものが不可能
であるという問題がある。
【0026】本発明は上記事情に鑑み、製造時にデコー
ダ部とメモリ部との双方をプログラムするタイプの半導
体メモリにおいて、TATの短縮化が図られた半導体メ
モリを提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体メモリは、 (1)絶縁層を介して積層された複数の配線層間を接続
するコンタクト、およびトランジスタが形成された下地
層と該下地層の上に絶縁層を介して積層された第1配線
層との間を接続するコンタクトからなるコンタクト群の
中から選択された第1の所定のコンタクトにより記憶内
容がプログラムされた、所定のビット数のメモリセルか
らなるとともに各アドレスが付された多数のメモリ領域
を有するメモリ部 (2)前記多数のメモリ領域それぞれに付された多数の
アドレスの中から入力データに応じた所定のアドレスを
指定する、入力データとアドレスとの対応関係が、前記
第1の所定のコンタクトと同一もしくは異なる、前記コ
ンタクト群の中から選択された第2の所定のコンタクト
によりプログラムされたデコーダ部 を備えたことを特徴とするものである。
【0028】ここで、上記第1の所定のコンタクトおよ
び上記第2の所定のコンタクトの双方が、例えば、トラ
ンジスタが形成された下地層と該下地層の上に絶縁層を
介して積層された第1配線層との間を接続する第1コン
タクトであってもよく、あるいは、上記第1の所定のコ
ンタクトおよび上記第2の所定のコンタクトの双方が、
例えば、トランジスタが形成された下地層の上に絶縁層
を介して積層された第1配線層と該第1配線層の上に絶
縁層を介して積層された第2配線層との間を接続する第
2コンタクトであってもよく、さらには、上記第1の所
定のコンタクトおよび上記第2の所定のコンタクトのう
ちいずれか一方のコンタクトおよびいずれか他方のコン
タクトが、それぞれ、トランジスタが形成された下地層
と該下地層の上に絶縁層を介して積層された第1配線層
との間を接続する第1コンタクト、および上記第1配線
層とその第1配線層の上に絶縁層を介して積層された第
2配線層との間を接続する第2コンタクトであってもよ
い。
【0029】
【作用】本発明の半導体メモリは、上記のように、メモ
リ部およびデコーダ部について、上記コンタクト群の中
から選択された、それぞれ第1の所定コンタクトおよび
第2の所定のコンタクトによりプログラムするものであ
るため、例えばユーザからの仕様の決定を待たずに下地
工程を進めることができ、TATの短縮化が実現する。
【0030】ここで、メモリ部とデコーダ部の双方につ
いて、例えば第1コンタクトないし第2コンタクト等、
互いに同一のコンタクトでプログラムするようにした場
合は、例えばユーザからの仕様に応じたプログラムとす
るために変更されるマスクの枚数が最小限で済み、した
がってTATの短縮化に加え、コストもさらに低減化さ
れる。
【0031】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は、本発明の一実施例に係る半導体メモリの概念図であ
る。半導体メモリ全体は例えば図5〜図7のように構成
されるが、ここでは以下の説明に必要となる部分のみが
概念的に示されている。
【0032】この半導体メモリは、デコーダ部100と
メモリ部200とに大別される。デコーダ部100には
複数のトランジスタ101が互いに直列に接続され、各
トランジスタ101には、この実施例においては4本の
データ線110,120,130,140が延びてい
る。この4本のデータ線110,120,130,14
0のうちのどのデータ線をゲート101aに接続するか
がプログラムされる。またメモリ部200には多数(こ
の図1では2つのみ図示)のセルトランジスタ201が
備えられており、これら多数のセルトランジスタ201
のそれぞれを、図1の上下に延びるビット線210に接
続するか否かがプログラムされる。
【0033】図2は、第1のコンタクトによりプログラ
ムを行った場合の、デコーダ部のトランジスタ(a),
メモリ部のセルトランジスタ(b)のレイアウトを示し
た図である。デコーダ部を構成するトランジスタ101
は、図2(a)に示すような形状の拡散層150とポリ
シリコン層160により形成されており、そのポリシリ
コン層160が拡散層150の中央上部に延びてゲート
101aが形成されている。
【0034】拡散層150やポリシリコン層160から
なる下地層の上には、絶縁層(図示せず)を介して積層
された第1配線層をなす4本のデータ線110,12
0,130,140が図の上下方向に延びるように形成
されており、図に矩形で示す第1コンタクトのいずれか
を打つことにより、これら4本のデータ線110,12
0,130,140のうちのいずれか1本のデータ線と
ポリシリコン層160とが接続される。デコーダ部10
0(図1参照)を構成する多数のトランジスタ101に
それぞれ延びる各4本のデータ線110,120,13
0,140のどこにコンタクトを打つかによりデコーダ
部100がプログラムされる。
【0035】また図2(b)に示すメモリ部を構成する
セルトランジスタ201は、図の左右方向に延びるとと
もに図の上下方向に凸の形状を有する拡散層250と、
セルトランジスタ201のゲート201aとワード線の
役割を兼用する、図の左右方向に延びるポリシリコン層
260により形成されている。拡散層250のうちの図
の左右方向に帯状に延びる部分はグラウンドGNDと接
続されている。拡散層250やポリシリコン層260か
らなる下地層の上には絶縁層(図示せず)を介して積層
された第1配線層をなすビット線210が図の上下方向
に延びるように形成されており、図に矩形で示す第1コ
ンタクトを打つか打たないかにより各セルトランジスタ
201に論理‘0’,論理‘1’のビット情報がプログ
ラムされる。
【0036】図3は、第2のコンタクトによりプログラ
ムを行った場合の、デコーダ部のトランジスタ(a),
メモリ部のセルトランジスタ(b)のレイアウトを示し
た図である。図2に示すトランジスタ等の構成要素に対
応する構成要素には、解り易さのため、形状や配線層等
の相違を越えて同一の番号を付して示す。
【0037】デコーダ部100(図1参照)を構成する
トランジスタ101は、拡散層150と、ゲート101
aの役割を担うポリシリコン層160により形成されて
おり、これら拡散層150やポリシリコン層160から
なる下地層の上には、絶縁層(図示せず)を介して第1
配線層170が積層されている。この第1配線層170
とポリシリコン層160は図に矩形で示す第1コンタク
トにより接続されている。その第1配線層170の上に
絶縁層(図示せず)を介して4本のデータ線110,1
20,130,140が第2配線層として形成されてい
る。これら4本のデータ線110,120,130,1
40のいずれかが、プログラムに応じて第1配線層17
0と図に丸印で示す第2コンタクトにより接続されてい
る。
【0038】また図3(b)に示す、メモリ部200
(図1参照)を構成するセルトランジスタ201は、図
の左右方向に延びるとともに図の上下方向に凸の形状を
有する拡散層250と、セルトランジスタ201のゲー
ト201aとワード線の役割を兼用する、図の左右方向
に延びるポリシリコン層260により形成されている。
拡散層250のうち図の左右方向に帯状に延びる部分は
グラウンドGNDと接続されている。拡散層250やポ
リシリコン層260からなる下地層の上には、絶縁層
(図示せず)を介して第1配線層270が積層されてお
り、この第1配線層270と拡散層250は、図に矩形
で示す第1コンタクトにより接続されている。その第1
配線層270の上には絶縁層(図示せず)を介して図の
上下に延びるビット線210が第2配線層として形成さ
れており、図に丸印で示す第2コンタクトを打つか打た
ないかにより、セルトランジスタ201に論理‘0’,
論理‘1’のビット情報がプログラムされる。
【0039】上記各実施例に示すようにデコーダ部10
0とメモリ部200の双方とも第1コンタクトないし第
2コンタクトでプログラムを行うことができ、双方とも
同一のコンタクトでプログラムを行うことにより、仕様
に応じて変更すべきマスクの枚数は最小限で済むことと
なり、コストの低減,TATの短縮に役立つことにな
る。
【0040】尚、上記各実施例は、デコーダ部100と
メモリ部200の双方とも第1コンタクトないし第2コ
ンタクトでプログラムを行った例であるが、デコーダ部
100は第1コンタクトでプログラムを行い、メモリ部
は第2コンタクトでプログラムを行ってもよく、あるい
はそれとは逆に、デコーダ部100は第2コンタクトで
プログラムを行い、メモリ部は第1コンタクトでプログ
ラムをおこなってもよい。その場合、双方とも同一のコ
ンタクトでプログラムを行った場合と比べマスクの枚数
は増えることとなるが、TATの短縮には役立つ。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリは、デコーダ部とメモリ部との双方について、第1
コンタクトないし第2コンタクト等でプログラムしたも
のであるため、仕様決定等を待たずに下地工程等を進め
ることができ、TATが短縮化される。またデコーダ部
とメモリ部との双方を同一のコンタクトでプログラムし
た場合はコストの一層の低減化も図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体メモリの概念図
である。
【図2】第1コンタクトによりプログラムを行った場合
の、デコーダ部のトランジスタ(a),メモリ部のセル
トランジスタ(b)のレイアウト図である。
【図3】第2コンタクトによりプログラムを行った場合
の、デコーダ部のトランジスタ(a),メモリ部のセル
トランジスタ(b)のレイアウト図である。
【図4】木構造に配列されたテキストの一例を表わした
図である。
【図5】従来の提案に係る符号化装置の一例を示す図で
ある。
【図6】図5に示す符号化装置の一部を取り出して示し
た回路図である。
【図7】図6に示す回路をさらに具体化した回路図であ
る。
【符号の説明】
100 デコーダ部 101 トランジスタ 101a ゲート 110,120,130,140 データ線 150 拡散層 160 ポリシリコン層 170 第1配線層 200 メモリ部 201 セルトランジスタ 201a ゲート 210 ビット線 250 拡散層 260 ポリシリコン層 270 第1配線層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層を介して積層された複数の配線層
    間を接続するコンタクト、およびトランジスタが形成さ
    れた下地層と該下地層の上に絶縁層を介して積層された
    第1配線層との間を接続するコンタクトからなるコンタ
    クト群の中から選択された第1の所定のコンタクトによ
    り記憶内容がプログラムされた、所定のビット数のメモ
    リセルからなるとともに各アドレスが付された多数のメ
    モリ領域を有するメモリ部と、 前記多数のメモリ領域それぞれに付された多数のアドレ
    スの中から入力データに応じた所定のアドレスを指定す
    る、入力データとアドレスとの対応関係が、前記第1の
    所定のコンタクトと同一もしくは異なる、前記コンタク
    ト群の中から選択された第2の所定のコンタクトにより
    プログラムされたデコーダ部とを備えたことを特徴とす
    る半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記第1の所定のコンタクトおよび前記
    第2の所定のコンタクトの双方が、トランジスタが形成
    された下地層と該下地層の上に絶縁層を介して積層され
    た第1配線層との間を接続する第1コンタクトであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 前記第1の所定のコンタクトおよび前記
    第2の所定のコンタクトの双方が、トランジスタが形成
    された下地層の上に絶縁層を介して積層された第1配線
    層と該第1配線層の上に絶縁層を介して積層された第2
    配線層との間を接続する第2コンタクトであることを特
    徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 前記第1の所定のコンタクトおよび前記
    第2の所定のコンタクトのうちいずれか一方のコンタク
    トおよびいずれか他方のコンタクトが、それぞれ、トラ
    ンジスタが形成された下地層と該下地層の上に絶縁層を
    介して積層された第1配線層との間を接続する第1コン
    タクト、および前記第1配線層と該第1配線層の上に絶
    縁層を介して積層された第2配線層との間を接続する第
    2コンタクトであることを特徴とする請求項1記載の半
    導体メモリ。
JP15972293A 1992-12-25 1993-06-29 半導体メモリ Withdrawn JPH06243694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15972293A JPH06243694A (ja) 1992-12-25 1993-06-29 半導体メモリ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34564492 1992-12-25
JP4-345644 1992-12-25
JP15972293A JPH06243694A (ja) 1992-12-25 1993-06-29 半導体メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06243694A true JPH06243694A (ja) 1994-09-02

Family

ID=26486431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15972293A Withdrawn JPH06243694A (ja) 1992-12-25 1993-06-29 半導体メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06243694A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4958377A (en) Character string identification device with a memory comprising selectively accessible memory areas
US7502245B2 (en) Content addressable memory architecture
KR910000140B1 (ko) 용장성 회로부를 갖춘 반도체 메모리장치
US7043601B2 (en) Priority encoder circuit and method
JP3048498B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2899175B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH0612893A (ja) アレイ・ブロック・レベル冗長度を有するメモリ装置とその欠陥を修復する方法
US5353253A (en) Semiconductor memory device
US6718433B1 (en) Match and priority encoding logic circuit
JPH06243694A (ja) 半導体メモリ
JPH04222998A (ja) 半導体メモリ装置
US6304480B1 (en) Read only memory integrated semiconductor device
US7363424B2 (en) Content addressable memories (CAMs) based on a binary CAM and having at least three states
JPH07141891A (ja) 半導体メモリ
JP2875126B2 (ja) 符号化装置
US5946418A (en) Coding method, semiconductor memory for implementing coding method, decoder for semiconductor memory and method for identification of hand-written characters
US5742539A (en) Integrated circuit for content addressable memory
JP3125957B2 (ja) 半導体メモリ
JP3110585B2 (ja) 半導体メモリ
JPH06139782A (ja) 半導体メモリのデコード回路
JPS59152592A (ja) プログラマブルrom
JPH0677835A (ja) 符号化方法及び符号化装置
JPH06139781A (ja) 半導体メモリ
JPH0668307A (ja) 手書き文字認識方法
JPH02237063A (ja) 半導体メモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905