JPH06243402A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents
光磁気記録再生装置Info
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- JPH06243402A JPH06243402A JP5316993A JP5316993A JPH06243402A JP H06243402 A JPH06243402 A JP H06243402A JP 5316993 A JP5316993 A JP 5316993A JP 5316993 A JP5316993 A JP 5316993A JP H06243402 A JPH06243402 A JP H06243402A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価な磁界検出素子を要することなく、また
環境の変化や経時変化などに左右されることなく、漏洩
磁界を完全に打ち消すようにする。 【構成】 光磁気記録媒体に一定強度の光ビームを照射
しながら記録すべき情報信号に応じて変調された磁界を
印加することにより情報を記録する光磁気記録再生装置
において、漏洩磁界打消用の磁界を発生するための磁界
発生手段と、この磁界発生手段の駆動条件を複数段階で
変えて前記記録媒体の所定領域に情報を記録するための
手段と、前記各駆動条件で記録された情報を再生し、各
駆動条件での再生信号の振幅または記録原信号に対する
再生信号の位相差を検出するための手段と、この検出さ
れた再生信号の振幅データまたは位相差データに基づい
て前記磁界発生手段の最適駆動条件を決定するための手
段とを具備する。
環境の変化や経時変化などに左右されることなく、漏洩
磁界を完全に打ち消すようにする。 【構成】 光磁気記録媒体に一定強度の光ビームを照射
しながら記録すべき情報信号に応じて変調された磁界を
印加することにより情報を記録する光磁気記録再生装置
において、漏洩磁界打消用の磁界を発生するための磁界
発生手段と、この磁界発生手段の駆動条件を複数段階で
変えて前記記録媒体の所定領域に情報を記録するための
手段と、前記各駆動条件で記録された情報を再生し、各
駆動条件での再生信号の振幅または記録原信号に対する
再生信号の位相差を検出するための手段と、この検出さ
れた再生信号の振幅データまたは位相差データに基づい
て前記磁界発生手段の最適駆動条件を決定するための手
段とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式の光磁気
記録再生装置に関し、特に情報記録の妨げとなる漏洩磁
界を打ち消すための漏洩磁界打消装置に関するものであ
る。
記録再生装置に関し、特に情報記録の妨げとなる漏洩磁
界を打ち消すための漏洩磁界打消装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気記録方式の1つとして、光
磁気記録媒体にレーザ光を照射しながら記録すべき情報
信号に応じて変調された磁界を印加する磁界変調方式が
ある。こうした磁界変調方式では、記録媒体の近傍に、
例えばリニアモータやアクチュエータなどの漏洩磁界が
存在すると、記録磁界と漏洩磁界が合成された磁界が媒
体面に印加されるために、媒体面上で磁化反転位置がず
れるという現象が発生する。そのため、従来においては
磁化反転位置の生じた信号を再生すると、実際の記録信
号に対して時刻がずれた信号となり、ジッターの原因に
なるという問題があった。
磁気記録媒体にレーザ光を照射しながら記録すべき情報
信号に応じて変調された磁界を印加する磁界変調方式が
ある。こうした磁界変調方式では、記録媒体の近傍に、
例えばリニアモータやアクチュエータなどの漏洩磁界が
存在すると、記録磁界と漏洩磁界が合成された磁界が媒
体面に印加されるために、媒体面上で磁化反転位置がず
れるという現象が発生する。そのため、従来においては
磁化反転位置の生じた信号を再生すると、実際の記録信
号に対して時刻がずれた信号となり、ジッターの原因に
なるという問題があった。
【0003】そこで、こうした問題を解決するために、
例えば特開平3−134803号公報に提案されている
ように、漏洩磁界を打ち消すことによってジッターを低
減した光磁気記録装置がある。図3はこの光磁気記録装
置の構成を示した図で、101は情報記録媒体であると
ころの光磁気ディスク、102は磁界変調回路103の
駆動によって記録用バイアス磁界を発生する第1の磁気
ヘッド、104は記録再生用光ビームを光磁気ディスク
101へ照射する光ピックアップである。第1の磁気ヘ
ッド102の近傍には漏洩磁界を検出するための磁界検
出素子105と漏洩磁界を打ち消すための第2の磁気ヘ
ッド109が設けられている。検出素子105の出力は
磁界強度検出回路106へ送られ、漏洩磁界の磁界強度
が検出される。また、オフセット印加磁界決定回路10
7では得られた磁界強度に応じて印加すべきオフセット
磁界が決定され、更にオフセット電流供給回路108に
よりオフセット磁界に相当する駆動電流が第2の磁気ヘ
ッド109に供給される。これにより、第2の磁気ヘッ
ド109から光磁気ディスク101の情報記録位置に漏
洩磁界と逆極性で磁界強度は同じのオフセット磁界が印
加され、情報記録位置に漏れ込んでいた漏洩磁界が打ち
消される。
例えば特開平3−134803号公報に提案されている
ように、漏洩磁界を打ち消すことによってジッターを低
減した光磁気記録装置がある。図3はこの光磁気記録装
置の構成を示した図で、101は情報記録媒体であると
ころの光磁気ディスク、102は磁界変調回路103の
駆動によって記録用バイアス磁界を発生する第1の磁気
ヘッド、104は記録再生用光ビームを光磁気ディスク
101へ照射する光ピックアップである。第1の磁気ヘ
ッド102の近傍には漏洩磁界を検出するための磁界検
出素子105と漏洩磁界を打ち消すための第2の磁気ヘ
ッド109が設けられている。検出素子105の出力は
磁界強度検出回路106へ送られ、漏洩磁界の磁界強度
が検出される。また、オフセット印加磁界決定回路10
7では得られた磁界強度に応じて印加すべきオフセット
磁界が決定され、更にオフセット電流供給回路108に
よりオフセット磁界に相当する駆動電流が第2の磁気ヘ
ッド109に供給される。これにより、第2の磁気ヘッ
ド109から光磁気ディスク101の情報記録位置に漏
洩磁界と逆極性で磁界強度は同じのオフセット磁界が印
加され、情報記録位置に漏れ込んでいた漏洩磁界が打ち
消される。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の光磁気記録装置では、漏洩磁界を打ち消した後は1
0(Oe)前後の微弱な磁場環境を設定する必要があ
り、検出素子として例えばGaAs製のホール素子を使
用したとすると、検出感度が低いために磁界強度の精度
が悪くなるという問題があった。また、InAs製ホー
ル素子のように高精度のものもあるが、こうした高精度
のものは高価であり、更に高精度であっても検出素子の
配置や温度条件、経時変化などによって検出精度が変動
するために、漏洩磁界を完全に打ち消すことは困難であ
った。
来の光磁気記録装置では、漏洩磁界を打ち消した後は1
0(Oe)前後の微弱な磁場環境を設定する必要があ
り、検出素子として例えばGaAs製のホール素子を使
用したとすると、検出感度が低いために磁界強度の精度
が悪くなるという問題があった。また、InAs製ホー
ル素子のように高精度のものもあるが、こうした高精度
のものは高価であり、更に高精度であっても検出素子の
配置や温度条件、経時変化などによって検出精度が変動
するために、漏洩磁界を完全に打ち消すことは困難であ
った。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、高価な磁界検出素子を要すること
なく、また環境の変化や経時変化などに左右されること
なく漏洩磁界を完全に打ち消すようにした光磁気記録再
生装置を提供することを目的としたものである。
めになされたもので、高価な磁界検出素子を要すること
なく、また環境の変化や経時変化などに左右されること
なく漏洩磁界を完全に打ち消すようにした光磁気記録再
生装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光磁気
記録媒体に一定強度の光ビームを照射しながら記録すべ
き情報信号に応じて変調された磁界を印加することによ
り情報を記録する光磁気記録再生装置において、漏洩磁
界打消用の磁界を発生するための磁界発生手段と、この
磁界発生手段の駆動条件を複数段階で変えて前記記録媒
体の所定領域に情報を記録するための手段と、前記各駆
動条件で記録された情報を再生し、各駆動条件での再生
信号の振幅または記録原信号に対する再生信号の位相差
を検出するための手段と、この検出された再生信号の振
幅データまたは位相差データに基づいて前記磁界発生手
段の最適駆動条件を決定するための手段とを有すること
を特徴とする光磁気記録再生装置によって達成される。
記録媒体に一定強度の光ビームを照射しながら記録すべ
き情報信号に応じて変調された磁界を印加することによ
り情報を記録する光磁気記録再生装置において、漏洩磁
界打消用の磁界を発生するための磁界発生手段と、この
磁界発生手段の駆動条件を複数段階で変えて前記記録媒
体の所定領域に情報を記録するための手段と、前記各駆
動条件で記録された情報を再生し、各駆動条件での再生
信号の振幅または記録原信号に対する再生信号の位相差
を検出するための手段と、この検出された再生信号の振
幅データまたは位相差データに基づいて前記磁界発生手
段の最適駆動条件を決定するための手段とを有すること
を特徴とする光磁気記録再生装置によって達成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の光磁気記録再生装置
の一実施例を示した構成図である。図1において、1は
情報記録媒体であるところの光磁気ディスク、2はこの
ディスク1を収納したカートリッジである。これらはデ
ィスクカセットとして一体的に構成されている。光磁気
ディスク1はスピンドルモータ12の駆動により一定速
度で回転する。3はこのディスクカセットが装置本体内
に装着されたことを検出するための検出スイッチ、4は
ディスクカセットが磁界変調用のものであるか、光変調
用のものであるかを機械的に検出するためのディスク識
別用の検出スイッチである。即ち、本実施例では磁界変
調、光変調のいずれの記録方式でも情報を記録再生で
き、従ってディスクカセットが装着されると、検出スイ
ッチ4によりいずれのディスクであるかが検出され、制
御回路19ではこの検出結果に応じて装置内の各部を制
御する。
て詳細に説明する。図1は本発明の光磁気記録再生装置
の一実施例を示した構成図である。図1において、1は
情報記録媒体であるところの光磁気ディスク、2はこの
ディスク1を収納したカートリッジである。これらはデ
ィスクカセットとして一体的に構成されている。光磁気
ディスク1はスピンドルモータ12の駆動により一定速
度で回転する。3はこのディスクカセットが装置本体内
に装着されたことを検出するための検出スイッチ、4は
ディスクカセットが磁界変調用のものであるか、光変調
用のものであるかを機械的に検出するためのディスク識
別用の検出スイッチである。即ち、本実施例では磁界変
調、光変調のいずれの記録方式でも情報を記録再生で
き、従ってディスクカセットが装着されると、検出スイ
ッチ4によりいずれのディスクであるかが検出され、制
御回路19ではこの検出結果に応じて装置内の各部を制
御する。
【0008】5は板バネ6に支持された浮上磁気ヘッド
であり、磁界変調モードのときに磁気ヘッド駆動回路7
の駆動により情報信号に応じて変調された記録用バイア
ス磁界を発生し、光磁気ディスク1へ印加する。浮上磁
気ヘッド5は軸8を中心に上下動でき、駆動部9により
アーム10を下方に引込むように駆動すると、アーム1
0の先端が軸8を押動し、浮上磁気ヘッド5がディスク
面から遠ざかるようになっている。駆動部9は浮上ヘッ
ドロード/アンロード駆動回路18によって駆動され
る。11は浮上磁気ヘッド5の近傍に配置された漏洩磁
界打ち消し用の電磁石である。漏洩磁界としては、例え
ばスピンドルモータ12や後述するキャリッジ駆動用モ
ータなどから発生する磁界がある。13はその電磁石1
1を駆動するための電磁石駆動回路である。14は光磁
気ディスク1をはさんで浮上磁気ヘッド5と対向配置さ
れた光ピックアップ、15は光ピックアップ14を載置
するためのキャリッジである。キャリッジ15はキャリ
ッジ駆動用モータ16の駆動によりガイドレール17に
沿って光磁気ディスク1の半径方向に移動でき、従って
光ピックアップ14は光磁気ディスク1の任意のトラッ
クへアクセスすることができる。光ピックアップ14と
しては、光源である半導体レーザ、そのレーザ光束を微
小光スポットに絞るための対物レンズ、光磁気ディスク
1からの反射光を検出するための光センサなど種々の光
学素子から構成されている。
であり、磁界変調モードのときに磁気ヘッド駆動回路7
の駆動により情報信号に応じて変調された記録用バイア
ス磁界を発生し、光磁気ディスク1へ印加する。浮上磁
気ヘッド5は軸8を中心に上下動でき、駆動部9により
アーム10を下方に引込むように駆動すると、アーム1
0の先端が軸8を押動し、浮上磁気ヘッド5がディスク
面から遠ざかるようになっている。駆動部9は浮上ヘッ
ドロード/アンロード駆動回路18によって駆動され
る。11は浮上磁気ヘッド5の近傍に配置された漏洩磁
界打ち消し用の電磁石である。漏洩磁界としては、例え
ばスピンドルモータ12や後述するキャリッジ駆動用モ
ータなどから発生する磁界がある。13はその電磁石1
1を駆動するための電磁石駆動回路である。14は光磁
気ディスク1をはさんで浮上磁気ヘッド5と対向配置さ
れた光ピックアップ、15は光ピックアップ14を載置
するためのキャリッジである。キャリッジ15はキャリ
ッジ駆動用モータ16の駆動によりガイドレール17に
沿って光磁気ディスク1の半径方向に移動でき、従って
光ピックアップ14は光磁気ディスク1の任意のトラッ
クへアクセスすることができる。光ピックアップ14と
しては、光源である半導体レーザ、そのレーザ光束を微
小光スポットに絞るための対物レンズ、光磁気ディスク
1からの反射光を検出するための光センサなど種々の光
学素子から構成されている。
【0009】19は装置の各部を統括的に制御するため
の制御回路である。前述した漏洩磁界打ち消し用の電磁
石11の磁界も制御回路19の制御によって決められ
る。20は電磁石11の駆動条件(駆動電流及び電流の
極性)を記憶するための記録条件読み出しメモリであ
る。即ち、本実施例では電磁石11の磁界と極性を決め
る場合に、電磁石11の駆動条件、即ち磁界強度と極性
を複数段階で変えてテスト記録し、その中から最適記録
条件を探すのであるが、メモリ20はその複数段階で決
められた駆動条件を記憶するためのメモリである。この
メモリ20としては専用のメモリを設ける必要はなく、
例えば装置の動作プログラムが書き込まれたメモリを使
用すればよい。21は複数の駆動条件の中から選ばれた
最適記録条件を記憶するための最適磁界条件格納メモリ
である。従って、装置が動作するときは電磁石11はメ
モリ21に記憶された最適条件で駆動される。
の制御回路である。前述した漏洩磁界打ち消し用の電磁
石11の磁界も制御回路19の制御によって決められ
る。20は電磁石11の駆動条件(駆動電流及び電流の
極性)を記憶するための記録条件読み出しメモリであ
る。即ち、本実施例では電磁石11の磁界と極性を決め
る場合に、電磁石11の駆動条件、即ち磁界強度と極性
を複数段階で変えてテスト記録し、その中から最適記録
条件を探すのであるが、メモリ20はその複数段階で決
められた駆動条件を記憶するためのメモリである。この
メモリ20としては専用のメモリを設ける必要はなく、
例えば装置の動作プログラムが書き込まれたメモリを使
用すればよい。21は複数の駆動条件の中から選ばれた
最適記録条件を記憶するための最適磁界条件格納メモリ
である。従って、装置が動作するときは電磁石11はメ
モリ21に記憶された最適条件で駆動される。
【0010】22は光ピックアップ14の光センサの出
力をもとに再生信号を検出するための光学信号検出回
路、23は得られた再生信号の振幅レベルを検出するた
めの振幅検出回路である。24は複数の駆動条件で記録
された情報の中から再生信号の振幅が最大になったとき
の駆動条件を検索するための演算回路である。従って、
演算回路24によって検索された再生信号が最大になっ
たときの駆動条件が最適記録条件として設定されること
になる。また、25は再生信号と磁気ヘッド駆動回路7
の駆動信号の位相差を比較して、その位相差を検出する
ための位相比較回路である。つまり、ここでは再生信号
の振幅だけでなく、位相差が最小になるときの駆動条件
を検索して最適記録条件を選択できるように構成されて
いる。
力をもとに再生信号を検出するための光学信号検出回
路、23は得られた再生信号の振幅レベルを検出するた
めの振幅検出回路である。24は複数の駆動条件で記録
された情報の中から再生信号の振幅が最大になったとき
の駆動条件を検索するための演算回路である。従って、
演算回路24によって検索された再生信号が最大になっ
たときの駆動条件が最適記録条件として設定されること
になる。また、25は再生信号と磁気ヘッド駆動回路7
の駆動信号の位相差を比較して、その位相差を検出する
ための位相比較回路である。つまり、ここでは再生信号
の振幅だけでなく、位相差が最小になるときの駆動条件
を検索して最適記録条件を選択できるように構成されて
いる。
【0011】次に、上記実施例の具体的な動作を説明す
る。まず、ディスクカセットが装置本体に装着される
と、検出スイッチ3によりカセットの装着が検出され、
制御回路19に検出信号が出力される。また、検出スイ
ッチ4によりカセットが磁界変調用のものか、光変調用
のものかが検出され、検出結果は制御回路19へ通知さ
れる。ここでは、磁界変調用のディスクカセットが装着
されたものとする。制御回路19ではこれらの信号を受
けると、外部からの信号を受け付けない状態にすると共
に、スピンドルモータ12を回転させ、一定速度になる
と浮上ヘッドロード/アンロード駆動回路18に指示し
て浮上磁気ヘッド5をディスク面にロードさせる。即
ち、駆動部9が作動し、アーム10を上方に押し上げる
ことで、軸8の下方への押動動作を解除し、浮上磁気ヘ
ッド5をディスク面に近接した位置へ移動させる(図1
に示す状態)。
る。まず、ディスクカセットが装置本体に装着される
と、検出スイッチ3によりカセットの装着が検出され、
制御回路19に検出信号が出力される。また、検出スイ
ッチ4によりカセットが磁界変調用のものか、光変調用
のものかが検出され、検出結果は制御回路19へ通知さ
れる。ここでは、磁界変調用のディスクカセットが装着
されたものとする。制御回路19ではこれらの信号を受
けると、外部からの信号を受け付けない状態にすると共
に、スピンドルモータ12を回転させ、一定速度になる
と浮上ヘッドロード/アンロード駆動回路18に指示し
て浮上磁気ヘッド5をディスク面にロードさせる。即
ち、駆動部9が作動し、アーム10を上方に押し上げる
ことで、軸8の下方への押動動作を解除し、浮上磁気ヘ
ッド5をディスク面に近接した位置へ移動させる(図1
に示す状態)。
【0012】こうしてテスト記録が可能な状態になる
と、制御回路19は記録条件読み出しメモリ20から駆
動条件を読み出し、それをもとに電磁石駆動回路13を
制御して与えられた駆動条件となるように電磁石11を
駆動する。即ち、記録条件読み出しメモリ20には電磁
石11による漏洩磁界の打ち消し磁界条件として、正極
性,負極性でそれぞれ複数段階の磁界強度となるよう
に、駆動電流及びその極性の駆動条件がプログラムされ
ており、制御回路19はこれらの駆動条件となるように
電磁石駆動回路13を制御する。もちろん、制御回路1
9は磁気ヘッド駆動回路7に指示して浮上磁気ヘッド5
に一定周波数の記録用磁界を発生させ、またレーザ駆動
回路(図示せず)に指示して光ピックアップ14内の半
導体レーザに一定強度の記録用レーザ光を照射するよう
制御する。こうして浮上磁気ヘッド5の記録用磁界と電
磁石11の磁界が合成された磁界で一定周波数の信号が
記録される。この場合、光磁気ディスク1の記録位置と
しては予め所定のテスト記録位置を決めておくものとす
る。また、ここでは1つのセクタごとに電磁石11の駆
動条件を変えて記録され、このときの駆動条件に順番に
付された番号とその駆動条件で記録されたセクタ番号は
最適磁界条件格納メモリ21に格納される。
と、制御回路19は記録条件読み出しメモリ20から駆
動条件を読み出し、それをもとに電磁石駆動回路13を
制御して与えられた駆動条件となるように電磁石11を
駆動する。即ち、記録条件読み出しメモリ20には電磁
石11による漏洩磁界の打ち消し磁界条件として、正極
性,負極性でそれぞれ複数段階の磁界強度となるよう
に、駆動電流及びその極性の駆動条件がプログラムされ
ており、制御回路19はこれらの駆動条件となるように
電磁石駆動回路13を制御する。もちろん、制御回路1
9は磁気ヘッド駆動回路7に指示して浮上磁気ヘッド5
に一定周波数の記録用磁界を発生させ、またレーザ駆動
回路(図示せず)に指示して光ピックアップ14内の半
導体レーザに一定強度の記録用レーザ光を照射するよう
制御する。こうして浮上磁気ヘッド5の記録用磁界と電
磁石11の磁界が合成された磁界で一定周波数の信号が
記録される。この場合、光磁気ディスク1の記録位置と
しては予め所定のテスト記録位置を決めておくものとす
る。また、ここでは1つのセクタごとに電磁石11の駆
動条件を変えて記録され、このときの駆動条件に順番に
付された番号とその駆動条件で記録されたセクタ番号は
最適磁界条件格納メモリ21に格納される。
【0013】記録条件読み出しメモリ20に格納された
駆動条件の書き込みが全て終了すると、制御回路19は
先にテスト記録した信号を読み出すよう制御する。ま
ず、浮上磁気ヘッド5の駆動を停止した後、半導体レー
ザを再生パワーに変更し、光ピックアップ14をテスト
記録した領域の先頭位置へ移動させる。こうして再生用
光ビームをテスト記録領域に走査し、このときの各セク
タごとの信号を光学信号検出回路22で再生する。得ら
れた再生信号は振幅検出回路23でセクタごとに振幅レ
ベルが検出され、これらの振幅レベルはセクタ番号と対
応させて振幅検出回路23の内部メモリに格納される。
演算回路24はこの格納された振幅値を検索して再生信
号が最大となるときのセクタ番号を探し、これと先に最
適磁界条件格納メモリ21に一時的に書き込んだ駆動条
件の番号とセクタ番号を照合して再生信号が最大となる
ときの駆動条件の番号を探し出す。
駆動条件の書き込みが全て終了すると、制御回路19は
先にテスト記録した信号を読み出すよう制御する。ま
ず、浮上磁気ヘッド5の駆動を停止した後、半導体レー
ザを再生パワーに変更し、光ピックアップ14をテスト
記録した領域の先頭位置へ移動させる。こうして再生用
光ビームをテスト記録領域に走査し、このときの各セク
タごとの信号を光学信号検出回路22で再生する。得ら
れた再生信号は振幅検出回路23でセクタごとに振幅レ
ベルが検出され、これらの振幅レベルはセクタ番号と対
応させて振幅検出回路23の内部メモリに格納される。
演算回路24はこの格納された振幅値を検索して再生信
号が最大となるときのセクタ番号を探し、これと先に最
適磁界条件格納メモリ21に一時的に書き込んだ駆動条
件の番号とセクタ番号を照合して再生信号が最大となる
ときの駆動条件の番号を探し出す。
【0014】制御回路19は、更に記録条件読み出しメ
モリ20の駆動条件を読み出し、先に得られた再生信号
が最大になるときの番号から電磁石11の駆動電流とそ
の極性の駆動条件を探し、これを最適磁界条件格納メモ
リ21に格納する。このメモリ21に格納されたセクタ
番号などの情報はこのときに消去すればよい。こうして
電磁石11の磁界強度と極性の最適条件が決まり、以後
制御回路19はメモリ21に格納された最適記録条件で
電磁石11を駆動する。なお、テスト記録した信号を再
生する場合に、再生信号と記録原信号である磁気ヘッド
駆動回路7の駆動信号の位相差を位相比較回路25で各
セクタごとに検出し、位相差が最小となるときの駆動条
件を同様の方法で探して最適記録条件を決めてもよい。
モリ20の駆動条件を読み出し、先に得られた再生信号
が最大になるときの番号から電磁石11の駆動電流とそ
の極性の駆動条件を探し、これを最適磁界条件格納メモ
リ21に格納する。このメモリ21に格納されたセクタ
番号などの情報はこのときに消去すればよい。こうして
電磁石11の磁界強度と極性の最適条件が決まり、以後
制御回路19はメモリ21に格納された最適記録条件で
電磁石11を駆動する。なお、テスト記録した信号を再
生する場合に、再生信号と記録原信号である磁気ヘッド
駆動回路7の駆動信号の位相差を位相比較回路25で各
セクタごとに検出し、位相差が最小となるときの駆動条
件を同様の方法で探して最適記録条件を決めてもよい。
【0015】このように本実施例にあっては、電磁石1
1の駆動条件を複数段階で変えてテスト記録し、その後
テスト記録された信号を読み出して再生信号振幅が最
大、または再生信号の記録原信号に対する位相差が最小
になるときの駆動条件を最適駆動条件として設定するこ
とにより、光磁気ディスクの情報記録位置に漏れ込む漏
洩磁界を実際の装置動作時の再生信号から間接的に検出
でき、この結果から漏洩磁界を打ち消すための磁界を最
適磁界条件に設定することができる。即ち、再生信号の
振幅が最大、あるいは再生信号の記録原信号に対する位
相差が最小になるときは、漏洩磁界が最もよく打ち消さ
れたときであるので、こうした最大効果が得られるとき
の記録条件を探すことにより、漏洩磁界を効果的に検出
することができる。従って、高価な磁界検出素子を不要
にできるばかりでなく、環境の変化や経時変化などに左
右されず、漏洩磁界を完全に相殺することができ、記録
媒体に対する漏洩磁界の影響を完全に除去することがで
きる。よって、漏洩磁界によって生じるジッターを抑制
することができ、従来の課題であったマーク長記録方式
における情報の記録を正確に行うことが可能となる。ま
た、本実施例では磁界変調用磁気ヘッドにオフセット電
流を加える必要がないので、前述した従来装置に比べて
磁気ヘッドに供給する電流を小さくでき、これによって
磁気ヘッドの高速スイッチングや温度上昇を低減できる
効果もある。
1の駆動条件を複数段階で変えてテスト記録し、その後
テスト記録された信号を読み出して再生信号振幅が最
大、または再生信号の記録原信号に対する位相差が最小
になるときの駆動条件を最適駆動条件として設定するこ
とにより、光磁気ディスクの情報記録位置に漏れ込む漏
洩磁界を実際の装置動作時の再生信号から間接的に検出
でき、この結果から漏洩磁界を打ち消すための磁界を最
適磁界条件に設定することができる。即ち、再生信号の
振幅が最大、あるいは再生信号の記録原信号に対する位
相差が最小になるときは、漏洩磁界が最もよく打ち消さ
れたときであるので、こうした最大効果が得られるとき
の記録条件を探すことにより、漏洩磁界を効果的に検出
することができる。従って、高価な磁界検出素子を不要
にできるばかりでなく、環境の変化や経時変化などに左
右されず、漏洩磁界を完全に相殺することができ、記録
媒体に対する漏洩磁界の影響を完全に除去することがで
きる。よって、漏洩磁界によって生じるジッターを抑制
することができ、従来の課題であったマーク長記録方式
における情報の記録を正確に行うことが可能となる。ま
た、本実施例では磁界変調用磁気ヘッドにオフセット電
流を加える必要がないので、前述した従来装置に比べて
磁気ヘッドに供給する電流を小さくでき、これによって
磁気ヘッドの高速スイッチングや温度上昇を低減できる
効果もある。
【0016】図2は本発明の他の実施例を示した構成図
である。図2において、30は漏洩磁界を打ち消すため
に設けられた永久磁石であり、断面が矩形で対辺が逆極
性に着磁された棒状形状からなっている。永久磁石30
は永久磁石駆動部31の駆動によりその長手方向の軸を
中心に回転できるように構成されており、従って永久磁
石30から光磁気ディスク1に与える磁界の極性は正極
性,負極性に任意に変えられるようになっている。ま
た、永久磁石30は永久磁石駆動部31の駆動により光
磁気ディスク1の記録面に対して進退できる構造であ
り、この進退動作によって記録面に与える磁界強度を任
意に変えられるように構成されている。32は永久磁石
駆動部31を制御するための永久磁石アクチュエータ制
御回路で、前述した永久磁石30の回転動作及び進退動
作はこの制御回路32で制御される。その他の構成は図
1の実施例と同じである。
である。図2において、30は漏洩磁界を打ち消すため
に設けられた永久磁石であり、断面が矩形で対辺が逆極
性に着磁された棒状形状からなっている。永久磁石30
は永久磁石駆動部31の駆動によりその長手方向の軸を
中心に回転できるように構成されており、従って永久磁
石30から光磁気ディスク1に与える磁界の極性は正極
性,負極性に任意に変えられるようになっている。ま
た、永久磁石30は永久磁石駆動部31の駆動により光
磁気ディスク1の記録面に対して進退できる構造であ
り、この進退動作によって記録面に与える磁界強度を任
意に変えられるように構成されている。32は永久磁石
駆動部31を制御するための永久磁石アクチュエータ制
御回路で、前述した永久磁石30の回転動作及び進退動
作はこの制御回路32で制御される。その他の構成は図
1の実施例と同じである。
【0017】この実施例では、永久磁石30の駆動条件
として記録条件読み出しメモリ20に永久磁石30の回
転角と記録面までの距離が格納される。従って、こうし
た駆動条件を変えることによって図1の実施例と全く同
様に磁界強度と極性を変えることができ、テスト記録時
においてはセクタごとに駆動条件を変えて信号の記録が
行われる。テスト記録が終了すると、テスト記録の信号
が再生され、前記実施例と同様に再生信号の振幅が最
大、または再生信号の記録原信号に対する位相差が最小
となるときの駆動条件が最適記録条件として検索され
る。従って、この実施例においても図1の実施例と同様
に環境の変化や経時変化などに左右されることなく、漏
洩磁界を完全に相殺することができる。
として記録条件読み出しメモリ20に永久磁石30の回
転角と記録面までの距離が格納される。従って、こうし
た駆動条件を変えることによって図1の実施例と全く同
様に磁界強度と極性を変えることができ、テスト記録時
においてはセクタごとに駆動条件を変えて信号の記録が
行われる。テスト記録が終了すると、テスト記録の信号
が再生され、前記実施例と同様に再生信号の振幅が最
大、または再生信号の記録原信号に対する位相差が最小
となるときの駆動条件が最適記録条件として検索され
る。従って、この実施例においても図1の実施例と同様
に環境の変化や経時変化などに左右されることなく、漏
洩磁界を完全に相殺することができる。
【0018】なお、以上の実施例では、電磁石11や永
久磁石30の駆動条件をディスクカセットが装着された
ときに設定するように説明したが、装置の電源投入時に
も同様の駆動条件の設定を行うようにしてもよい。ま
た、光磁気ディスクの記録面をディスク半径方向に複数
のゾーンに分割し、ゾーンごとに記録周波数を変えて記
録するMCAV方式の装置に本発明を実施する場合に
は、各ゾーンごとに記録周波数を変えて最適磁界条件を
決定し、得られた結果をメモリに格納しておけばよい。
そして、アクセスされたゾーンごとに最適磁界条件をメ
モリから読み出し、各ゾーンに対応して磁界条件を変え
るように制御すればよい。
久磁石30の駆動条件をディスクカセットが装着された
ときに設定するように説明したが、装置の電源投入時に
も同様の駆動条件の設定を行うようにしてもよい。ま
た、光磁気ディスクの記録面をディスク半径方向に複数
のゾーンに分割し、ゾーンごとに記録周波数を変えて記
録するMCAV方式の装置に本発明を実施する場合に
は、各ゾーンごとに記録周波数を変えて最適磁界条件を
決定し、得られた結果をメモリに格納しておけばよい。
そして、アクセスされたゾーンごとに最適磁界条件をメ
モリから読み出し、各ゾーンに対応して磁界条件を変え
るように制御すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁界検出
素子を要することなく漏洩磁界を打ち消すための磁界を
最適値に設定でき、これによって環境の変化や経時変化
などに左右されることなく、漏洩磁界を完全に相殺でき
るという効果がある。
素子を要することなく漏洩磁界を打ち消すための磁界を
最適値に設定でき、これによって環境の変化や経時変化
などに左右されることなく、漏洩磁界を完全に相殺でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録再生装置の一実施例を示し
た構成図である。
た構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示した構成図である。
【図3】従来例の光磁気記録装置を示した構成図であ
る。
る。
1 光磁気ディスク 5 浮上磁気ヘッド 7 磁気ヘッド駆動回路 11 電磁石 13 電磁石駆動回路 14 光ピックアップ 19 制御回路 20 記録条件読み出しメモリ 21 最適磁界条件格納メモリ 23 振幅検出回路 24 演算回路 25 位相比較回路 30 永久磁石 31 永久磁石駆動部
Claims (6)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体に一定強度の光ビームを
照射しながら記録すべき情報信号に応じて変調された磁
界を印加することにより情報を記録する光磁気記録再生
装置において、漏洩磁界打消用の磁界を発生するための
磁界発生手段と、この磁界発生手段の駆動条件を複数段
階で変えて前記記録媒体の所定領域に情報を記録するた
めの手段と、前記各駆動条件で記録された情報を再生
し、各駆動条件での再生信号の振幅または記録原信号に
対する再生信号の位相差を検出するための手段と、この
検出された再生信号の振幅データまたは位相差データに
基づいて前記磁界発生手段の最適駆動条件を決定するた
めの手段とを有することを特徴とする光磁気記録再生装
置。 - 【請求項2】 前記磁界発生手段は電磁石からなり、駆
動電流及びその極性を変えることにより、駆動条件を変
えて信号を記録することを特徴とする請求項1の光磁気
記録再生装置。 - 【請求項3】 前記磁界発生手段は、断面矩形の棒状形
状を有し、かつ前記記録媒体に対して進退自在に、また
その長手方向の軸を中心に回転自在に構成された永久磁
石からなり、前記記録媒体に対する距離及び長手方向軸
の回転角を変えることにより、駆動条件を変えて信号を
記録することを特徴とする請求項1の光磁気記録再生装
置。 - 【請求項4】 前記磁界発生手段の条件設定は装置の起
動時及び光磁気記録媒体の装着時に行うことを特徴とす
る請求項1の光磁気記録再生装置。 - 【請求項5】 前記最適磁界条件の決定手段は、再生信
号の振幅が最大となるときの駆動条件を最適条件として
決定することを特徴とする請求項1の光磁気記録再生装
置。 - 【請求項6】 前記最適磁界の決定手段は、記録原信号
に対する再生信号の位相差が最小になるときの駆動条件
を最適条件として決定することを特徴とする請求項1の
光磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316993A JP2933297B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316993A JP2933297B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06243402A true JPH06243402A (ja) | 1994-09-02 |
JP2933297B2 JP2933297B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=12935363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5316993A Expired - Fee Related JP2933297B2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 光磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933297B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185162B1 (en) | 1998-08-20 | 2001-02-06 | Fujitsu Limited | Method for adjusting magnetic and optical heads in magneto-optical recording device |
JP2011048180A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 反射型空間光変調器 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP5316993A patent/JP2933297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185162B1 (en) | 1998-08-20 | 2001-02-06 | Fujitsu Limited | Method for adjusting magnetic and optical heads in magneto-optical recording device |
US6563768B2 (en) | 1998-08-20 | 2003-05-13 | Fujitsu Limited | Magneto-optical memory device |
JP2011048180A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 反射型空間光変調器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2933297B2 (ja) | 1999-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |