JPH06242282A - 主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置 - Google Patents
主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置Info
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- JPH06242282A JPH06242282A JP5028952A JP2895293A JPH06242282A JP H06242282 A JPH06242282 A JP H06242282A JP 5028952 A JP5028952 A JP 5028952A JP 2895293 A JP2895293 A JP 2895293A JP H06242282 A JPH06242282 A JP H06242282A
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- Japan
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- isolation valve
- steam isolation
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内側主蒸気隔離弁上流に接続した補給水系に水
位計を設けて、外側主蒸気隔離弁のシール性能試験時
に、内側主蒸気隔離弁上流側に充填した水位確認が容易
な主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置を
提供する。 【構成】水位確認方法は、原子炉格納容器3の外側に設
置した外側主蒸気隔離弁5aの漏えい試験に際して、当
該外側主蒸気隔離弁5a〜5dと対応する内側主蒸気隔
離弁4a〜4dを閉じて上流側に主蒸気ドレン配管8よ
り水張りをすると共に、この水張りによる水位を主蒸気
ドレン配管8に設けた水位計13により監視することを特
徴とする。また水位確認装置は、内側主蒸気隔離弁4a
〜4dの上流側に主蒸気ドレン隔離弁7a,7aを介挿
した主蒸気ドレン配管8を接続し、この主蒸気ドレン配
管8に水位計13を設けたことを特徴とする。
位計を設けて、外側主蒸気隔離弁のシール性能試験時
に、内側主蒸気隔離弁上流側に充填した水位確認が容易
な主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置を
提供する。 【構成】水位確認方法は、原子炉格納容器3の外側に設
置した外側主蒸気隔離弁5aの漏えい試験に際して、当
該外側主蒸気隔離弁5a〜5dと対応する内側主蒸気隔
離弁4a〜4dを閉じて上流側に主蒸気ドレン配管8よ
り水張りをすると共に、この水張りによる水位を主蒸気
ドレン配管8に設けた水位計13により監視することを特
徴とする。また水位確認装置は、内側主蒸気隔離弁4a
〜4dの上流側に主蒸気ドレン隔離弁7a,7aを介挿
した主蒸気ドレン配管8を接続し、この主蒸気ドレン配
管8に水位計13を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子力発電プラ
ント主蒸気系の漏えい試験に係り、特に原子炉格納容器
の外側に設置した主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方
法とその装置に関する。
ント主蒸気系の漏えい試験に係り、特に原子炉格納容器
の外側に設置した主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方
法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、沸騰水型原子力発電プラントで
は図3の漏えい試験概要系統構成図に示すように、原子
炉圧力容器1で発生した蒸気を主蒸気管2a〜2dによ
り格納容器3を貫通し、図示しない主タービンへ供給し
ている。前記各主蒸気管2a〜2dには原子炉格納容器
3の内側と外側に、夫々内側主蒸気隔離弁4a〜4d、
および外側主蒸気隔離弁5a〜5dが配設されている。
は図3の漏えい試験概要系統構成図に示すように、原子
炉圧力容器1で発生した蒸気を主蒸気管2a〜2dによ
り格納容器3を貫通し、図示しない主タービンへ供給し
ている。前記各主蒸気管2a〜2dには原子炉格納容器
3の内側と外側に、夫々内側主蒸気隔離弁4a〜4d、
および外側主蒸気隔離弁5a〜5dが配設されている。
【0003】これらの主蒸気隔離弁4a〜4d,5a〜
5dは定期点検時のプラント停止直後、およびプラント
起動直前に夫々漏えい試験を行い、弁のシール性能確認
をしている。このうち、外側主蒸気隔離弁5a〜5dの
シール性能確認については、次の方法で試験が行われて
いる。
5dは定期点検時のプラント停止直後、およびプラント
起動直前に夫々漏えい試験を行い、弁のシール性能確認
をしている。このうち、外側主蒸気隔離弁5a〜5dの
シール性能確認については、次の方法で試験が行われて
いる。
【0004】先ず、原子炉圧力容器1内に主蒸気ライン
プラグ6a〜6dを設置し、内側主蒸気隔離弁4a〜4
dと外側主蒸気隔離弁5a〜5dを閉じる。次に、内側
主蒸気隔離弁4a〜4dからの漏えいが無いようにする
ため、主蒸気ラインプラグ6a〜6dと内側主蒸気隔離
弁4a〜4dの間に主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを開
き、主蒸気ドレン配管8より水を注入して内側主蒸気隔
離弁4a〜4dのシート面が水没するまで水張りを行
う。
プラグ6a〜6dを設置し、内側主蒸気隔離弁4a〜4
dと外側主蒸気隔離弁5a〜5dを閉じる。次に、内側
主蒸気隔離弁4a〜4dからの漏えいが無いようにする
ため、主蒸気ラインプラグ6a〜6dと内側主蒸気隔離
弁4a〜4dの間に主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを開
き、主蒸気ドレン配管8より水を注入して内側主蒸気隔
離弁4a〜4dのシート面が水没するまで水張りを行
う。
【0005】主蒸気ラインプラグ6a〜6dを閉じて水
張り面の間の閉空間を加圧すると共に、空気弁9a〜9
dを開いて空気配管10から高圧空気を送り込み、内側主
蒸気隔離弁4a〜4dと外側主蒸気隔離弁5a〜5dの
間を上流側と同じ圧力まで加圧して、内側主蒸気隔離弁
4a〜4dよりの漏えいを防止する。
張り面の間の閉空間を加圧すると共に、空気弁9a〜9
dを開いて空気配管10から高圧空気を送り込み、内側主
蒸気隔離弁4a〜4dと外側主蒸気隔離弁5a〜5dの
間を上流側と同じ圧力まで加圧して、内側主蒸気隔離弁
4a〜4dよりの漏えいを防止する。
【0006】そして、空気弁9a〜9dを閉じた後に、
内側主蒸気隔離弁4a〜4dと外側主蒸気隔離弁5a〜
5dの間の圧力を精密圧力計11a〜11dで所定時間測定
し、その間の圧力降下を漏えい率に換算してシール性能
の判定をする。
内側主蒸気隔離弁4a〜4dと外側主蒸気隔離弁5a〜
5dの間の圧力を精密圧力計11a〜11dで所定時間測定
し、その間の圧力降下を漏えい率に換算してシール性能
の判定をする。
【0007】上記の試験操作において、主蒸気管2a〜
2d内への水張り時における水位の確認は、従来は以下
の方法により行っている。 (1) 予め主蒸気管2a〜2d内の水張りに必要な水量を
計算し、補給水系である主蒸気ドレン配管8からの流量
を基に決められた時間供給する。
2d内への水張り時における水位の確認は、従来は以下
の方法により行っている。 (1) 予め主蒸気管2a〜2d内の水張りに必要な水量を
計算し、補給水系である主蒸気ドレン配管8からの流量
を基に決められた時間供給する。
【0008】(2) 主蒸気ラインプラグ6a〜6dを閉
じ、原子炉格納容器3内の内側主蒸気隔離弁4a〜4d
の上流側の主蒸気管2a〜2d内の圧力を測定しながら
水張りを行う。なお、この水張りは主蒸気管2a〜2d
内の空洞部減少分から計算した圧力値まで行う。
じ、原子炉格納容器3内の内側主蒸気隔離弁4a〜4d
の上流側の主蒸気管2a〜2d内の圧力を測定しながら
水張りを行う。なお、この水張りは主蒸気管2a〜2d
内の空洞部減少分から計算した圧力値まで行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記(1),(2) の方法で
は、いずれも内側主蒸気隔離弁4a〜4dの上流側に行
った水張りの水位は直接測定できないため、水張りされ
た各主蒸気管2a〜2d内で原子炉格納容器3の内側主
蒸気隔離弁4a〜4dのシート面が確実に水没している
か否か、正確に確認できないという支障があった。
は、いずれも内側主蒸気隔離弁4a〜4dの上流側に行
った水張りの水位は直接測定できないため、水張りされ
た各主蒸気管2a〜2d内で原子炉格納容器3の内側主
蒸気隔離弁4a〜4dのシート面が確実に水没している
か否か、正確に確認できないという支障があった。
【0010】本発明の目的とするところは、内側主蒸気
隔離弁に供給する補給水系に水位計を設けて、外側主蒸
気隔離弁のシール性能試験時に、内側主蒸気隔離弁上流
側における主蒸気管内の水位確認が容易な主蒸気隔離弁
漏えい試験用水位確認方法とその装置を提供することに
ある。
隔離弁に供給する補給水系に水位計を設けて、外側主蒸
気隔離弁のシール性能試験時に、内側主蒸気隔離弁上流
側における主蒸気管内の水位確認が容易な主蒸気隔離弁
漏えい試験用水位確認方法とその装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の水位確認方法
は、原子炉格納容器の外側に設置した外側主蒸気隔離弁
の漏えい試験に際して、当該外側主蒸気隔離弁と対応す
る内側主蒸気隔離弁を閉じて上流側に連通した配管より
水張りをすると共に、この水張りの水位を内側主蒸気隔
離弁の上流側に連通した配管に設けた水位計により監視
することを特徴とする。
は、原子炉格納容器の外側に設置した外側主蒸気隔離弁
の漏えい試験に際して、当該外側主蒸気隔離弁と対応す
る内側主蒸気隔離弁を閉じて上流側に連通した配管より
水張りをすると共に、この水張りの水位を内側主蒸気隔
離弁の上流側に連通した配管に設けた水位計により監視
することを特徴とする。
【0012】また水位確認装置は、主蒸気管の原子炉格
納容器の内外側に設置した内側主蒸気隔離弁および外側
主蒸気隔離弁でなる主蒸気系において、前記内側主蒸気
隔離弁の上流側に原子炉格納容器を貫通して水張り水を
供給する配管を接続すると共に、内側主蒸気隔離弁の上
流側に連通した配管に水位計を設けたことを特徴とす
る。
納容器の内外側に設置した内側主蒸気隔離弁および外側
主蒸気隔離弁でなる主蒸気系において、前記内側主蒸気
隔離弁の上流側に原子炉格納容器を貫通して水張り水を
供給する配管を接続すると共に、内側主蒸気隔離弁の上
流側に連通した配管に水位計を設けたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】原子炉格納容器の外側にある主蒸気隔離弁の漏
えい試験では、対応する原子炉格納容器の内側にある内
側主蒸気隔離弁の上流側の主蒸気管内に内側主蒸気隔離
弁からの漏えいを防止するための水張りを主蒸気ドレン
配管を介して行う。
えい試験では、対応する原子炉格納容器の内側にある内
側主蒸気隔離弁の上流側の主蒸気管内に内側主蒸気隔離
弁からの漏えいを防止するための水張りを主蒸気ドレン
配管を介して行う。
【0014】この主蒸気管内の水張りによる水位と、水
張り水を供給する主蒸気ドレン配管に設けた水位計の水
位とは同じ水位を示すため、原子炉格納容器の外側の水
位計により主蒸気管内の水位を正確に確認することがで
き、内側主蒸気隔離弁のシート面が確実に水没して漏え
いの無いことの確認が容易にできる。
張り水を供給する主蒸気ドレン配管に設けた水位計の水
位とは同じ水位を示すため、原子炉格納容器の外側の水
位計により主蒸気管内の水位を正確に確認することがで
き、内側主蒸気隔離弁のシート面が確実に水没して漏え
いの無いことの確認が容易にできる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1は漏えい
試験概要系統構成図を示し、図2は漏えい試験詳細説明
図で、4系統の内の1系統を代表として示す。
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。図1は漏えい
試験概要系統構成図を示し、図2は漏えい試験詳細説明
図で、4系統の内の1系統を代表として示す。
【0016】図1に示すように原子炉圧力容器1には、
発生した蒸気を格納容器3を貫通して図示しない主ター
ビンへ供給する主蒸気管2a〜2dが接続している。ま
た各主蒸気管2a〜2dには、原子炉格納容器3の内側
と外側に夫々内側主蒸気隔離弁4a〜4d、および外側
主蒸気隔離弁5a〜5dが介挿されている。
発生した蒸気を格納容器3を貫通して図示しない主ター
ビンへ供給する主蒸気管2a〜2dが接続している。ま
た各主蒸気管2a〜2dには、原子炉格納容器3の内側
と外側に夫々内側主蒸気隔離弁4a〜4d、および外側
主蒸気隔離弁5a〜5dが介挿されている。
【0017】さらに、内側主蒸気隔離弁の4a〜4dの
上流側には、補給水系である蒸気ドレン隔離弁7a,7
bを介挿した主蒸気ドレン配管8が接続されていて、こ
の主蒸気ドレン配管8の原子炉格納容器3の外側には、
水位計止め弁12を介して水位計13が設置されて構成して
いる。
上流側には、補給水系である蒸気ドレン隔離弁7a,7
bを介挿した主蒸気ドレン配管8が接続されていて、こ
の主蒸気ドレン配管8の原子炉格納容器3の外側には、
水位計止め弁12を介して水位計13が設置されて構成して
いる。
【0018】上記構成による漏えい試験は、図2に示す
ように先ず原子炉格納容器3の内側主蒸気隔離弁4aと
外側主蒸気隔離弁5aを閉じ、主蒸気ラインプラグ6a
と主蒸気ドレン隔離弁7a,7b、および水位計止め弁
12を開とする。
ように先ず原子炉格納容器3の内側主蒸気隔離弁4aと
外側主蒸気隔離弁5aを閉じ、主蒸気ラインプラグ6a
と主蒸気ドレン隔離弁7a,7b、および水位計止め弁
12を開とする。
【0019】内側主蒸気隔離弁4aの上流側の主蒸気管
2aに対する水張りは、主蒸気ドレン配管8より図2の
主蒸気管2a中で斜線で示した部分に供給される。この
時に主蒸気管2a内の水張り水位と、水位計13の水位は
主蒸気ドレン配管8を介して連通するために同じ値を示
すことになる。
2aに対する水張りは、主蒸気ドレン配管8より図2の
主蒸気管2a中で斜線で示した部分に供給される。この
時に主蒸気管2a内の水張り水位と、水位計13の水位は
主蒸気ドレン配管8を介して連通するために同じ値を示
すことになる。
【0020】従って、運転員は水位計13の水位を原子炉
格納容器3の外側で監視することにより、内側主蒸気隔
離弁4aの上流側における水位が、内側主蒸気隔離弁4
aのシート面が水没する水位まで達したことの確認が容
易に行える。これにより、内側主蒸気隔離弁4aのシー
ト面が水没する水位まで達した後に、主蒸気ラインプラ
グ6aと主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを閉じる。
格納容器3の外側で監視することにより、内側主蒸気隔
離弁4aの上流側における水位が、内側主蒸気隔離弁4
aのシート面が水没する水位まで達したことの確認が容
易に行える。これにより、内側主蒸気隔離弁4aのシー
ト面が水没する水位まで達した後に、主蒸気ラインプラ
グ6aと主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを閉じる。
【0021】次に、外側主蒸気隔離弁5aのシール性能
確認の漏えい試験は、従来と同様に空気弁9aを開いて
空気配管10から高圧空気を内側主蒸気隔離弁4aと外側
主蒸気隔離弁5aの間に送り込み、内側主蒸気隔離弁4
aの上流側と同じ圧力まで加圧して、内側主蒸気隔離弁
4aよりの漏えいを防止する。
確認の漏えい試験は、従来と同様に空気弁9aを開いて
空気配管10から高圧空気を内側主蒸気隔離弁4aと外側
主蒸気隔離弁5aの間に送り込み、内側主蒸気隔離弁4
aの上流側と同じ圧力まで加圧して、内側主蒸気隔離弁
4aよりの漏えいを防止する。
【0022】空気弁9aを閉じた後に、内側主蒸気隔離
弁4aと外側主蒸気隔離弁5a間の圧力を精密圧力計11
aで所定時間測定し、その間の圧力降下を漏えい率に換
算して外側主蒸気隔離弁5aシール性能の判定を行う。
弁4aと外側主蒸気隔離弁5a間の圧力を精密圧力計11
aで所定時間測定し、その間の圧力降下を漏えい率に換
算して外側主蒸気隔離弁5aシール性能の判定を行う。
【0023】漏えい試験終了後は、主蒸気ラインプラグ
6aを開とし、主蒸気管2a内部を大気圧に戻した後、
主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを開いて水抜きを行う。
この水抜き終了後に水位計止め弁12を閉じる。
6aを開とし、主蒸気管2a内部を大気圧に戻した後、
主蒸気ドレン隔離弁7a,7bを開いて水抜きを行う。
この水抜き終了後に水位計止め弁12を閉じる。
【0024】なお、上記一実施例では、内側主蒸気隔離
弁4aの上流側への水張り水の供給配管と水位計13の設
置を、同じ主蒸気ドレン配管8による構成として説明し
たが、夫々が別個の配管、および位置であっても、水張
り部署と水位計13が連通した構成であれば、上記一実施
例と同じ作用、効果が得られるものである。
弁4aの上流側への水張り水の供給配管と水位計13の設
置を、同じ主蒸気ドレン配管8による構成として説明し
たが、夫々が別個の配管、および位置であっても、水張
り部署と水位計13が連通した構成であれば、上記一実施
例と同じ作用、効果が得られるものである。
【0025】
【発明の効果】以上本発明によれば、原子炉格納容器外
側の主蒸気隔離弁に対する漏えい試験に際して、原子炉
格納容器内側の主蒸気隔離弁上流側の主蒸気管内に施す
水張り操作において、水張りの水位および内側主蒸気隔
離弁のシート面水没の確認が容易となり、漏えい試験の
効率と信頼性が向上する効果がある。
側の主蒸気隔離弁に対する漏えい試験に際して、原子炉
格納容器内側の主蒸気隔離弁上流側の主蒸気管内に施す
水張り操作において、水張りの水位および内側主蒸気隔
離弁のシート面水没の確認が容易となり、漏えい試験の
効率と信頼性が向上する効果がある。
【図1】本発明に係る一実施例で漏えい試験水位確認装
置の概要系統構成図。
置の概要系統構成図。
【図2】本発明に係る一実施例で漏えい試験詳細説明
図。
図。
【図3】従来の主蒸気隔離弁漏えい試験装置の概要系統
構成図。
構成図。
1…原子炉圧力容器、2a〜2d…主蒸気管、3…原子
炉格納容器、4a〜4d…内側主蒸気隔離弁、5a〜5
d…外側主蒸気隔離弁、6a〜6d…主蒸気ラインプラ
グ、7a,7b…主蒸気ドレン隔離弁、8…主蒸気ドレ
ン配管、9a〜9d…空気弁、10…空気配管、11a〜11
d…精密圧力計、12…水位計止め弁、13…水位計。
炉格納容器、4a〜4d…内側主蒸気隔離弁、5a〜5
d…外側主蒸気隔離弁、6a〜6d…主蒸気ラインプラ
グ、7a,7b…主蒸気ドレン隔離弁、8…主蒸気ドレ
ン配管、9a〜9d…空気弁、10…空気配管、11a〜11
d…精密圧力計、12…水位計止め弁、13…水位計。
Claims (2)
- 【請求項1】 原子炉格納容器の外側に設置した外側主
蒸気隔離弁の漏えい試験に際して、当該外側主蒸気隔離
弁と対応する内側主蒸気隔離弁を閉じて上流側に連通し
た配管より水張りをすると共に、この水張りの水位を内
側主蒸気隔離弁の上流側に連通した配管に設けた水位計
により監視することを特徴とする主蒸気隔離弁漏えい試
験用水位確認方法。 - 【請求項2】 原子炉圧力容器と主タービンの間で原子
炉格納容器を貫通して連結する主蒸気管の原子炉格納容
器の内外側に設置した内側主蒸気隔離弁および外側主蒸
気隔離弁でなる主蒸気系において、前記内側主蒸気隔離
弁の上流側に原子炉格納容器を貫通して水張り水を供給
する配管を接続すると共に、内側主蒸気隔離弁の上流側
に連通した配管に水位計を設けたことを特徴とする主蒸
気隔離弁漏えい試験用水位確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028952A JPH06242282A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028952A JPH06242282A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242282A true JPH06242282A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12262752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028952A Pending JPH06242282A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 主蒸気隔離弁漏えい試験用水位確認方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06242282A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104376A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Well Cat:Kk | 情報端末装置 |
JP2013122444A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-06-20 | Toshiba Corp | 原子炉水位計の水張り設備 |
JP2017129463A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 中国電力株式会社 | 原子炉格納容器漏えい率検査用の圧縮空気ブロー構造 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5028952A patent/JPH06242282A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104376A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Well Cat:Kk | 情報端末装置 |
JP2013122444A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-06-20 | Toshiba Corp | 原子炉水位計の水張り設備 |
JP2017129463A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 中国電力株式会社 | 原子炉格納容器漏えい率検査用の圧縮空気ブロー構造 |
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