JPH06241119A - 冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェットモードとを統合しているマルチモードエンジン - Google Patents

冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェットモードとを統合しているマルチモードエンジン

Info

Publication number
JPH06241119A
JPH06241119A JP1251094A JP1251094A JPH06241119A JP H06241119 A JPH06241119 A JP H06241119A JP 1251094 A JP1251094 A JP 1251094A JP 1251094 A JP1251094 A JP 1251094A JP H06241119 A JPH06241119 A JP H06241119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
air
flow system
ejector
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1251094A
Other languages
English (en)
Inventor
Clotilde Pauron
クロティルド・ポロン
David Tonon
ダビッド・トノン
Eric Hermant
エリック・エルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
Original Assignee
Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe Europeenne de Propulsion SEP SA filed Critical Societe Europeenne de Propulsion SEP SA
Publication of JPH06241119A publication Critical patent/JPH06241119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K7/00Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof
    • F02K7/10Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof characterised by having ram-action compression, i.e. aero-thermo-dynamic-ducts or ram-jet engines
    • F02K7/18Composite ram-jet/rocket engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • F02C7/042Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants having variable geometry
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K7/00Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof
    • F02K7/10Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof characterised by having ram-action compression, i.e. aero-thermo-dynamic-ducts or ram-jet engines
    • F02K7/16Composite ram-jet/turbo-jet engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々のモードが統合されたマルチモードエン
ジンの推進システムを提供する。 【構成】 マルチモードエンジンは、空気取入部110
と主燃焼室120と排気ノズル130とを備えた主流れ
系1と、該主流れ系1の外側に配置され可動式ベーン1
61と空気取入部180とを備えた副流れ系2とを含ん
でおり、ここでベーン161は空気を冷却又は液化する
ための冷却回路163をなしている。また、副流れ系2
は、低温コンプレッサ210とエジェクタ燃焼室220
と主流れ系1の主燃焼室120に開口するノズル240
とを含んでいる。マルチモードエンジンは、冷却又は液
化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタ
モードと、亜音速燃焼を利用するラムジェットモード
と、超音速燃焼を利用する超ラムジェットモードのうち
の1つを選択して運転できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも次のような
複数のモード、すなわち冷却又は液化されタービンで圧
縮された空気を使用するエジェクタ加速モードと、亜音
速の燃焼を利用するラムジェットモードと、超音速の燃
焼を利用する超ラムジェットモードとを統合しているマ
ルチモードエンジンに関するものであって、かかるマル
チモードエンジンは、単段で、高度Z=0からマッハ1
5のスピードで飛行してこの後軌道に到達することを可
能にする空気取入式の超々音速ビークルに適用すること
ができるものである。
【0002】
【従来の技術】1990年4月に発行されたSAE技術
論文集中のタナツグノブヒロによる、「宇宙飛行機のた
めの取入空気冷却器を備えた膨張サイクルエアのターボ
・ラムジェットの開発研究」と題された記事の中にすで
に、2段式の複数モードの推進機能を備えたビークルの
第1段目を構成するエンジンのための提案がなされてい
る。この記事は、とくに、燃焼室内に熱交換器が存在す
る、冷却された空気を使用するターボ・ラムジェット式
のエンジンについて記述している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるエンジンにおい
ては、1段式の宇宙飛行機内に統合された少なくとも3
つの異なる連続的な運転モードの組み合わせについては
説明されていない。なお、空気取入式の宇宙飛行機にお
いて、加速時に液体水素との熱交換によって取入空気を
冷却するといった提案はすでになされている。
【0004】本発明の目的は、マルチモードエンジン、
すなわちその構造が最適化され、かつ種々の運転モード
が完全に統合された結合式推進システムを提供すること
である。本発明はまた、容積及び質量が比較的小さいも
のにとどまるマルチモードエンジンを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的は以下の手
段によって達成される。第1の手段は、エンジンが、空
気取入部と主燃焼室と主排気ノズルとが備えられた主流
れ系と、該主流れ系の外側に配置され当系への空気取入
部に配設された可動式ベーンを有する副流れ系とを含ん
でいて、上記ベーン自身が空気を冷却又は液化するため
の回路をなし、かつ該ベーンが全閉位置を含む副流れ系
内への空気の流入速度を調節するための異なる位置に選
択的に配置されることができるようになっており、上記
副流れ系が、該副流れ系の空気取入部に供給された冷却
又は液化された空気を受け入れる低温コンプレッサと、
燃料と低温コンプレッサによって圧縮された冷却又は液
化された空気とが供給されるエジェクタ燃焼室と、低温
コンプレッサを駆動するためのタービンとを含んでい
て、該タービンには、エジェクタ燃焼室内で生成され、
タービンから出た後は主流れ系の主燃焼室内の1組のノ
ズルを通って噴出させられることになる燃焼ガスが供給
されるようになっており、該マルチモードエンジンが、
可動式ベーンが開位置にあり副流れ系を経由して流れて
いる冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用
するエジェクタモードと、可動式ベーンが開位置から閉
位置までをとることができ主流れ系を経由する亜音速の
燃焼を利用するラムジェットモードと、可動式ベーンが
閉位置にあり主流れ系を経由する超音速の燃焼を利用す
る超ラムジェットモードとでもって、連続的に操作する
ことができるようになっていることを特徴とする、冷却
又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジ
ェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェッ
トモードとを統合しているマルチモードエンジンであ
る。
【0006】第2の手段では、可動式ベーンを通って流
れている空気を冷却又は液化するための回路が、タンク
から燃料が供給されるようになっていて、冷却回路を出
た燃料が、冷却又は液化されタービンで圧縮された空気
を使用するエジェクタモードでのエジェクタ燃焼室への
燃料供給のために使用されるようになっている。
【0007】第3の手段では、亜音速の燃焼を利用する
ラムジェットタイプの運転モードで可動式ベーンを開状
態に保持し、かつ可動式ベーンを経由して副流れ系の空
気取入部内に注入された冷却空気を中間タンク内に液化
して蓄える手段が設けられ、冷却回路を出る燃料が、主
燃焼室へ燃料を供給する役目を果たすようになってい
る。
【0008】第4の手段では、好ましく、冷却又は液化
されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモ
ードでエジェクタ燃焼室内で生成された燃焼ガスが、伸
縮可能なスペーサ内に受け入れられたノズルを経由して
主流れ系内に注入されるようになっていて、上記スペー
サが、超音速の燃焼を利用するラムジェット運転の段階
においては少なくとも部分的に伸縮させられるようにな
っている。
【0009】第5の手段では、同様に、亜音速の燃焼を
利用するラムジェットモードで燃料が、伸縮可能なスペ
ーサ内に収容されたノズルを経由して主流れ系内に注入
されるようになっていて、上記スペーサが、超音速の燃
焼を利用するラムジェット運転の段階においては少なく
とも部分的に伸縮させられるようになっている。
【0010】第6の手段では、可動式ベーンが、主流れ
系内への空気取入部のスロート部よりも上流に多段式で
配置されている。
【0011】第7の手段では、エジェクタ燃焼室が低温
コンプレッサとタービンとの間に配置されている。
【0012】第8の手段では、マルチモードエンジン
が、可動式ベーンより下流で副流れ系内に配置され、空
気を冷却又は液化するための燃料輸送回路を含んでいる
付加的な熱交換器を含んでいるのが好ましい。
【0013】第9の手段では、好ましく、付加的な熱交
換器の冷却回路に、可動式ベーンを通って流れている空
気を冷却するための回路から来る燃料が供給されるよう
になっている。
【0014】第10の手段では、マルチモードエンジン
がさらに、タンクから液体の推進源成分が供給され、主
流れ系の排気ノズルの広がり部内に開口するノズルの広
がり部を含んでいる少なくとも1つの普通のロケットエ
ンジンを含んでいるのが好ましい。
【0015】第11の手段では、選択的にマルチモード
エンジンが、冷却又は液化されタービンで圧縮された空
気を使用するエジェクタモードでエジェクタ燃焼室内に
付加的な酸素の流れを導入し、超ラムジェットモードで
主燃焼室内に付加的な酸素の流れを導入し、そして選択
的に普通のロケットエンジン内に酸素の流れを導入する
ための、出発前に積み込まれた液体酸素のためのタンク
を含んでいるのが好ましい。
【0016】第12の手段では、超ラムジェットモード
時に軸方向及びこれと直交する方向の両方向から主燃焼
室内に燃料を注入するための手段が設けられているのが
好ましい。
【0017】第13の手段では、例えば、マルチモード
エンジンが、およそマッハ0とおよそマッハ2との間で
は冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用す
るエジェクタモードで動作し、およそマッハ2とおよそ
マッハ6との間では亜音速の燃焼を利用するラムジェッ
トモードで動作し、およそマッハ6とおよそマッハ15
との間では超ラムジェットモードで動作し、そして選択
的にマッハ15を超えるときにはロケットモードで動作
するようになっているのが好ましい。
【0018】
【発明の作用・効果】副流れ系が前胴部と可動式ベーン
とを伴っていて、該ベーンが空気取入段階では燃料によ
って活発に冷却され、該燃料がこの後主流れ系中で空気
又はその他のものを使用するインジェクタのうちのいず
れかで燃焼させられるので、空気の取入流速が増加し、
外部抵抗が低減され、かつ推進力が増加するといった効
果が同時に得られることが認められるであろう。
【0019】エジェクタモードでの運転を確実にする部
材と、ラムジェットモードでの運転時に使用される主流
れ系との間の結合が達成された場合には、それらが全く
個別の組立体とされる場合よりも容積及び質量が小さく
なる。
【0020】本発明のその他の特徴及び利点は、制限的
ではない例によって与えられた、添付の図面が参照され
る特別な実施例の詳細な記述から明らかとなる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明にかかるマルチモードエンジ
ンの主な構成要素の全体的な構成を示しており、他方図
2は種々の構成要素の相互の相対的な位置を示してい
る。完全に統合されかつ単一の主排気ノズルを含む、本
発明にかかるマルチモードエンジンは、単段で地上から
地球のまわりの軌道まで行くことを可能にする。マルチ
モードエンジンの運転モードは、マッハ0からおよそマ
ッハ6までの範囲内のスピードに対して実行される第1
加速段階を含み、これ自身はさらに次の2つのモードに
分割される。 a) マッハ0からおよそマッハ2.5の範囲内のスピード
用の、亜音速燃焼を利用する単一のラムジェットモード
と並行して運転する、液化又は冷却された空気を使用す
るロケットモード(また、液化又は冷却されタービンで
圧縮された空気を使用するエジェクタモードとも称され
る) b) およそマッハ2.5とマッハ6との間のスピード用
の、亜音速燃焼を利用する純粋なラムジェットモード 加速段階の後に、およそマッハ6からマッハ15までの
範囲内のスピード用の、超音速燃焼を利用するラムジェ
ットモード(又は、超ラムジェットモード)での運転段階
が続く。
【0022】液体の推進力源(例えば、液体酸素と燃料)
を使用する普通のロケット段階は、マッハ15を超える
スピード用の、マルチモードエンジン100に結合され
た普通のロケットエンジン300を用いて、超ラムジェ
ット段階の後において軌道にのるまで続けられてもよ
い。図1及び図2に示すように、マルチモードエンジン
は、基本的には、亜音速燃焼ラムジェットモードと、超
音速燃焼ラムジェットモードとの両方で使用される主流
れ系1と、液化又は冷却されタービンで圧縮された空気
を使用するエジェクタモードで使用される副流れ系2と
を含んでいる。
【0023】主流れ系1は、空気取入部110と主燃焼
室120と排気ノズル130とを含んでいる。空気取入
部110の内部は、縮小部111を有するとともに、ス
ロート部112で終わっている。副流れ系2は、主流れ
系1の外側にあって、空気取入部110の外面壁と協働
して副流れ系用の空気取入部180を形成する前胴部1
81を有している。空気取入部110の縮小部111を
通って主流れ系1に取り入れられた空気の一部は、空気
取入部110の縮小部111を貫通して形成された開口
部113を経由して副流れ系2の中に注入される。開口
部113は、主流れ系1の縦軸X'Xと直交する軸部1
62まわりに回動する可動式ベーン161の集合体16
0によって部分的に又は完全に閉じられることができ
る。ベーン161は、図中には示されていないロッドに
よって制御される。ときには空気液化回路となる冷却回
路163は、ベーン161に連結され、副流れ系2に空
気を供給するための開口部113を経由して空気が取り
入れられたときには、ベーン161及び主流れ系内の空
気の両方を冷却する1組のチューブを含む。冷却回路1
63は、好ましくはタンク140から供給される燃料で
もって冷却される。
【0024】可動式ベーン161の集合体160内の冷
却回路163からくる燃料は、副流れ系内に注入された
空気を、該空気が低温コンプレッサ210に到達する前
にさらに冷却するために又はそれを液化するために、ラ
イン145を経由して付加的な熱交換器170に輸送さ
れることができる。ここで、該熱交換器は、可動式ベー
ン161の下流で副流れ系2内に介設され、そして副流
れ系2の空気取入部180に配置されている。ここで、
低温コンプレッサ自身は、エジェクタ燃焼室220内で
生成された燃焼ガスが供給されるタービン230によっ
て駆動され、該エジェクタ燃焼室はコンプレッサ210
とタービン230との間に介設されている。
【0025】低温コンプレッサ210によってタービン
で圧縮された空気は、この後低温コンプレッサ210内
を通過する前に非常な低温まで冷却されるか、又はこの
ほか熱交換器160,170によって液化される。得ら
れた空気は、さらにセパレータ190を通過させること
によって空気から窒素分子を容易に抽出させて濃縮する
ことができ、このようにして得られた空気はより高い酸
素濃度を有している。セパレータ190は、例えば熱交
換器160と170との間に配置されることができる。
エジェクタ燃焼室220は、冷却回路163からのびて
くるライン149経由で燃料が供給されるとともに、低
温コンプレッサ210からくる液化又は冷却された空気
が供給される。付加的な熱交換器170が使用されたと
きには、該付加的な熱交換器170からくる燃料が、さ
らにダクト146及び147経由でエジェクタ燃焼室2
20に供給されるようにすることができる。
【0026】必要なところには、タンク152からくる
液体酸素がさらにパイプ155経由でエジェクタ燃焼室
220内に注入されることができる。タービン230か
らの出口におけるガスは、ダクト231経由で緩衝室2
43に導入され、この後主流れ系1の主燃焼室内のノズ
ル242の集合体240を通って噴出させられる。緩衝
室243はさらに、パイプ142経由でタンク140か
ら直接的に、又はこのほかパイプ148経由で冷却回路
113及び付加的な熱交換器170からのいずれか一方
により燃料を供給されることができる。
【0027】緩衝室243内に注入されたガス又は燃料
は、空気取入部110からくる空気が供給される主流れ
系1の主燃焼室120内に噴出させられ、該噴出はノズ
ル242の集合体240を通して起こる。ここで、該ノ
ズルは、伸縮可能なスペーサ241の上に好ましく取り
付けられ、該スペーサはノズル242を、主流れ系1内
で完全に拡張された状態、又はこのほか緩衝室243に
よって構築されたハウジング内に部分的にもしくは完全
に収縮された状態のいずれか一方の状態とすることがで
きる。パイプ143経由で燃料が供給される小さい独立
したノズル250は、伸縮可能なノズル242の集合体
240との組み合わせで又はこれらから独立して、運転
の特別の段階に応じて、ノズル130の拡大部の先頭で
主燃焼室120内へ軸方向に燃料を注入する役目を果た
す。
【0028】本来的には、複数の副流れ系2経由で供給
される複数のエジェクタを、1つ又はこれより多い主流
れ系1の上に並べることが可能である。かかる環境下に
おいては、各種エジェクタは、とくに、構造及び機能が
同一である各別のタービンコンプレッサ210,230
とエジェクタ燃焼室220とを含むが、以下では1つの
エジェクタのみが参照される。普通のロケットエンジン
300が、選択的に、本発明にかかるマルチモードエン
ジンと結合させられることができる。かかるロケットエ
ンジン300は、燃焼室310と、音速スロート部32
0及び拡大部330とを有するノズルとを含み、該拡大
部はビークルの後胴部に統合されて、主ノズル130の
拡大部内に開口している。ロケットエンジン300は、
パイプ144経由でタンク140から燃料が供給される
とともに、タンク150の一群から液体酸素が供給され
る。タンク150の一群は、冷却されたベーン161及
び付加的な熱交換器170で構成される熱交換器160
を流通した後、副流れ系2内で生成された液体空気を保
持しているタンク151を含むとともに、出発の前に積
み込まれた液体酸素を保持しているタンク152を含
む。液体酸素は、タンク151及び152からのびてく
るパイプ153及び154経由で、ロケットエンジン3
00の燃焼室310のインジェクタに導入される。燃料
は、液体水素、又は「水素スラッシュ」として知られてい
る水素のスラリとするのがよい。
【0029】本発明にかかるマルチモードエンジンの運
転は、以下においてその種々の運転モードについて各別
に説明される。加速モードで運転するときには、第1の
段階の期間内は副流れ系2の可動式ベーン161は開位
置にある(マッハ0からおよそマッハ2.5まで)。空気
取入部110に取り入れられた空気の一部は、それゆえ
副流れ系2内に流入する。可動式ベーン161内に収容
された主熱交換器163は、空気のこの流れを冷却す
る。もし必要であれば、取り入れられた空気の温度を要
求されるレベルまで低下させるために、又はその空気を
液化させるために、付加的な熱交換器170が副流れ系
2内に組み込まれる。
【0030】このようにして冷却又は液化された空気
は、この後低温コンプレッサ210内で圧縮され、そし
てエジェクタ燃焼室220内に注入され、ここで熱交換
器160,170内の空気を冷却又は液化させるために
用いられた燃料を燃焼させる。前記したとおり、可及的
に推進力が増加するよう空気と燃料とを燃焼させるため
に、さらにパイプ155経由で燃焼室220内に酸素を
流入させることも可能である。燃焼ガスはこの後、膨張
型サイクルを利用している、低温コンプレッサ210を
駆動するタービン230内で部分的に膨張させられ、こ
の後上記ガスは、伸縮可能なスペーサ241内に収容さ
れたノズル242を経由して、主流れ系1(ラムジェッ
ト流れ系)内に噴出させられる。
【0031】主流れ系1に取り入れられた空気流は、ラ
ムジェット主燃焼室120内で副流れ系2のエジェクタ
から来るガスと一緒に、そして選択的には付加的な燃料
と一緒に燃焼させられる。マッハ2.5付近では、副流
れ系2の冷却又は液化された空気の噴出は停止され、も
はやエジェクタ燃焼室220へは供給されず、エンジン
は亜音速燃焼ラムジェットモードで動作する。
【0032】ここで、2つのオプションモードが可能で
ある。第1のケースでは、可動式ベーン161が閉じら
れ、空気取入部110に取り入れられた全部の空気が、
伸縮可能なスペーサ241内に収容されたノズル242
を経由して注入される燃料の主流れ系内での燃焼に関与
する。第2のケースでは、可動式ベーン161が亜音速
燃焼ラムジェットモードでの運転段階では開かれたまま
である。副流れ系2内に取り入れられた空気流は、この
後中間タンク151内に貯蔵するために冷却されかつ液
化され、そしてこれは純粋なロケットモードでの運転段
階におけるロケットエンジン300の酸化剤として使用
される。
【0033】空気取入部110内に取り入れられた空気
流の残部は、副流れ系2内の空気を液化するためにすで
に用いられ、かつ伸縮可能なスペーサ241内に収容さ
れたノズル242を経由して注入された燃料の主流れ系
内での燃焼に関与する。両ケースにおいて、亜音速燃焼
ラムジェットモードでの運転段階は、マッハ6付近に上
昇するまで継続される。およそマッハ6から運転は超音
速燃焼ラムジェットモード(「超ラムジェットモード」と
も称される)に切替わる。もし、可動式ベーン161が
開かれたままであれば、それらはこの段階で閉じられ
る。超ラムジェット段階での運転の開始を助勢するため
に、次のようにして得られるパイロットフレームを使用
することができる。
【0034】すなわち、燃料と水の予燃焼された混合物
がインジェクタを経由して噴出させられ、注入が小さい
ロケットエンジンによって行われ、注入されたガスの高
温(1000°Kを超える)とラジカル(OH-)の存在と
が空気/燃料の燃焼の開始を可能にする。
【0035】しかしながら、この方法は酸素(タンク1
52)の存在を必要とし、該酸素はさらに飛行の末期に
おけるロケットモード運転のためにも用いられる。燃料
混合物の熱的な自己着火は、基本的には混合物の温度と
圧力とに依存し、そしてさらにはその濃度に依存する。
空気と燃料の混合物を、もしその熱的な自己着火温度ま
で局所的に昇温することが可能であれば、該混合物は自
然に着火するであろう。ここで、上記自己着火温度は、
一般に衝撃波の下流では到達するのが容易である。この
方法の欠点は、衝撃波によって全圧の損失が生じること
である。性能への影響を制限するために、衝撃波の形成
は局所的なものとされなければならないが、それは空気
流中で少なくとも中央部に相当な速度低下を生じさせる
マッハディスクによるマッハ効果によって達成されるこ
とができる。
【0036】流れの温度と圧力とは、この後十分に高く
なり燃焼を局所的に安定させる。反応ゾーンは、流れの
残部のためのパイロットフレームとして機能する。スペ
ーサ241の停止温度がその強度に対して高くなりすぎ
たときには、それらは燃料のための周囲の注入地点保持
しているときに部分的に縮小される。この注入地点は、
とくに高いマッハ数をもつ流速であるのにもかかわら
ず、安定した超音速燃焼の実施を可能にする。超音速燃
焼ラムジェット段階はマッハ15付近に上昇するまで継
続される。空気流は飛行マッハ数とともに増加する。一
定の濃度では、それゆえ燃料の流速を飛行マッハ数とと
もに増加させることが必要である。低い飛行マッハ数で
は、混合物の濃度がほぼ均一であるので、注入された全
部の燃料を燃焼させることが可能である。より良い燃焼
効率は(混合度を高める)直角方向の注入によって得られ
る。
【0037】逆に、高いマッハ数では、注入された燃料
の一部のみが酸化される。残部は燃焼現象に関与せず、
不活性成分のような挙動をとる。燃焼ゾーンへの入口に
おける温度は高く、そして燃焼時の流れ中におびただし
い解離現象(吸熱反応)が生じる。燃焼ゾーン内でのガス
の平均速度は高く、このため通過時間は短い。これは燃
焼効率を低下させる。かかる条件下では、良好な混合及
び燃焼条件が達せられることを可能にする直角方向の注
入は、もはや必要とはされない。この後、軸方向の注入
が、燃料の軸方向の注入速度を利用することを可能にす
る。
【0038】しかしながら、残部が軸方向に注入される
ときには、燃料の一部が直角方向(化学量論的流れ)に注
入されることができるということが認められるべきであ
る。マッハ15を超える場合、もし超音速燃焼ラムジェ
ットが推進力の供給を継続していれば、それはビークル
を軌道にのせる。もう1つのオプションは、空気取入段
階の末期に酸素を注入することである。タンク152か
らのこの酸素の注入は、ロケットエンジンなしで行うこ
とを可能にするが、これは他の場合には飛行の末期に必
要とされるかもしれない。それは空気取入式のエンジン
を、大気の非常な低密度層の中で運転することを可能に
する。さらに、低温(91°K)で貯蔵された酸素は、取
り入れられた空気を冷却することを可能にする。燃焼の
温度がより低いので、解離現象はより少なくなり、燃焼
効率が高められる。必要であれば、普通の燃料及び液体
酸素を用いるロケットエンジン(LOX)が、マッハ15
から軌道に至るまでのおわりに用いられる。
【0039】空気取入段階を通じて前胴部と空気取入部
(ベーン161の集合体160)とは、この後空気のエジ
ェクタ燃焼室220内か、又は主流れ系1の他の部分の
いずれかで燃焼させられる燃料を用いることによって活
発に冷却されることが認められるであろう。かかる冷却
は、取り入れられた空気の流速を高めることを可能に
し、境界層の厚さを低減することとと層流から乱流への
移行を遅れさせることとによって外部抵抗を低減するこ
とを可能にし、かつ燃料の全エンタルピを増加させるこ
とを可能にし、これによって適当な膨張でもって注入時
の燃料の運動量を増加させ、ひいて推進力を増加させる
ことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるマルチモードエンジンの種々
の必須の構成要素を示すブロック線図である。
【図2】 本発明にかかるマルチモードエンジンの種々
の構成要素の配設方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…主流れ系 2…副流れ系 110…空気取入部 112…スロート部 120…主燃焼室 130…排気ノズル 140…タンク 151…中間タンク 152…タンク 161…ベーン 163…冷却回路 170…付加的な熱交換器 210…低温コンプレッサ 220…エジェクタ燃焼室 230…タービン 240…ノズル集合体 241…スペーサ 242…ノズル 250…ノズル 300…ロケットエンジン 330…拡大部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダビッド・トノン フランス27200ヴェルノン、リュ・ドゥ・ ドクトゥール・デヴィネビル20番 (72)発明者 エリック・エルマン フランス78300ポアジー、リュ・マリス・ バスティエ19番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンが、空気取入部(110)と主燃
    焼室(120)と主排気ノズル(130)とが備えられた主
    流れ系(1)と、該主流れ系(1)の外側に配置され当系へ
    の空気取入部(180)に配設された可動式ベーン(16
    1)を有する副流れ系(2)とを含んでいて、 上記ベーン自身が空気を冷却又は液化するための回路
    (163)をなし、かつ該ベーンが全閉位置を含む副流れ
    系(2)内への空気の流入速度を調節するための異なる位
    置に選択的に配置されることができるようになってお
    り、 上記副流れ系(2)が、該副流れ系(2)の空気取入部(1
    80)に供給された冷却又は液化された空気を受け入れ
    る低温コンプレッサ(210)と、燃料と低温コンプレッ
    サ(210)によって圧縮された冷却又は液化された空気
    とが供給されるエジェクタ燃焼室(220)と、低温コン
    プレッサ(210)を駆動するためのタービン(230)と
    を含んでいて、 該タービンには、エジェクタ燃焼室(220)内で生成さ
    れ、タービン(230)から出た後は主流れ系(1)の主燃
    焼室(120)内の1組のノズル(240)を通って噴出さ
    せられることになる燃焼ガスが供給されるようになって
    おり、 該マルチモードエンジンが、可動式ベーン(161)が開
    位置にあり副流れ系(2)を経由して流れている冷却又は
    液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェク
    タモードと、可動式ベーン(161)が開位置から閉位置
    までをとることができ主流れ系(1)を経由する亜音速の
    燃焼を利用するラムジェットモードと、可動式ベーン
    (161)が閉位置にあり主流れ系(1)を経由する超音速
    の燃焼を利用する超ラムジェットモードとでもって、連
    続的に操作することができるようになっていることを特
    徴とする、 冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用する
    エジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジ
    ェットモードとを統合しているマルチモードエンジン。
  2. 【請求項2】 可動式ベーン(161)を通って流れてい
    る空気を冷却又は液化するための回路(163)が、タン
    ク(140)から燃料が供給されるようになっていて、 冷却回路(163)を出た燃料が、冷却又は液化されター
    ビンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードでの
    エジェクタ燃焼室(220)への燃料供給のために使用さ
    れるようになっていることを特徴とする、請求項1に記
    載されたマルチモードエンジン。
  3. 【請求項3】 亜音速の燃焼を利用するラムジェットタ
    イプの運転モードで可動式ベーン(161)を開状態に保
    持し、かつ可動式ベーン(161)を経由して副流れ系
    (2)の空気取入部内に注入された冷却空気を中間タンク
    (151)内に液化して蓄える手段が設けられ、 冷却回路(163)を出る燃料が、主燃焼室(120)へ燃
    料を供給する役目を果たすようになっていることを特徴
    とする、請求項2に記載されたマルチモードエンジン。
  4. 【請求項4】 冷却又は液化されタービンで圧縮された
    空気を使用するエジェクタモードでエジェクタ燃焼室
    (220)内で生成された燃焼ガスが、伸縮可能なスペー
    サ(241)内に受け入れられたノズル(242)を経由し
    て主流れ系(1)内に注入されるようになっていて、 上記スペーサが、超音速の燃焼を利用するラムジェット
    運転の段階においては少なくとも部分的に伸縮させられ
    るようになっていることを特徴とする、請求項1から請
    求項3までのいずれか1つに記載されたマルチモードエ
    ンジン。
  5. 【請求項5】 亜音速の燃焼を利用するラムジェットモ
    ードで燃料が、伸縮可能なスペーサ(241)内に収容さ
    れたノズル(242)を経由して主流れ系(1)内に注入さ
    れるようになっていて、 上記スペーサが、超音速の燃焼を利用するラムジェット
    運転の段階においては少なくとも部分的に伸縮させられ
    るようになっていることを特徴とする、請求項1から請
    求項4までのいずれか1つに記載されたマルチモードエ
    ンジン。
  6. 【請求項6】 可動式ベーン(161)が、主流れ系(1)
    内への空気取入部(110)のスロート部(112)よりも
    上流に多段式で配置されていることを特徴とする、請求
    項1から請求項5までのいずれか1つに記載されたマル
    チモードエンジン。
  7. 【請求項7】 エジェクタ燃焼室(220)が低温コンプ
    レッサ(210)とタービン(230)との間に配置されて
    いることを特徴とする、請求項1から請求項6までのい
    ずれか1つに記載されたマルチモードエンジン。
  8. 【請求項8】 可動式ベーン(161)より下流で副流れ
    系(2)内に配置され、空気を冷却又は液化するための燃
    料輸送回路を含んでいる付加的な熱交換器(170)を含
    むことを特徴とする、請求項1から請求項7までのいず
    れか1つに記載されたマルチモードエンジン。
  9. 【請求項9】 付加的な熱交換器(170)の冷却回路
    に、可動式ベーン(161)を通って流れている空気を冷
    却するための回路(163)から来る燃料が供給されるよ
    うになっていることを特徴とする、請求項8、請求項2
    又は請求項3に記載されたマルチモードエンジン。
  10. 【請求項10】 タンク(140,151,152)から液
    体の推進源成分が供給され、主流れ系(1)の排気ノズル
    (130)の広がり部内に開口するノズルの広がり部(3
    30)を含んでいる少なくとも1つの普通のロケットエ
    ンジン(300)をさらに含むことを特徴とする、請求項
    1から請求項9までのいずれか1つに記載されたマルチ
    モードエンジン。
  11. 【請求項11】 冷却又は液化されタービンで圧縮され
    た空気を使用するエジェクタモードでエジェクタ燃焼室
    (220)内に付加的な酸素の流れを導入することを目的
    とし、超ラムジェットモードで主燃焼室(120)内に付
    加的な酸素の流れを導入し、そして選択的に普通のロケ
    ットエンジン(300)内に酸素の流れを導入するため
    の、出発前に積み込まれた液体酸素のためのタンク(1
    52)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項1
    0までのいずれか1つに記載されたマルチモードエンジ
    ン。
  12. 【請求項12】 超ラムジェットモード時に軸方向及び
    これと直交する方向の両方向から主燃焼室(120)内に
    燃料を注入するための手段(240,250)を含むこと
    を特徴とする、請求項1から請求項11までのいずれか
    1つに記載されたマルチモードエンジン。
  13. 【請求項13】 およそマッハ0とおよそマッハ2との
    間では冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使
    用するエジェクタモードで動作し、およそマッハ2とお
    よそマッハ6との間では亜音速の燃焼を利用するラムジ
    ェットモードで動作し、およそマッハ6とおよそマッハ
    15との間では超ラムジェットモードで動作し、そして
    選択的にマッハ15を超えるときにはロケットモードで
    動作することを特徴とする、請求項1から請求項12ま
    でのいずれか1つに記載されたマルチモードエンジン。
JP1251094A 1993-02-05 1994-02-04 冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェットモードとを統合しているマルチモードエンジン Pending JPH06241119A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9301319 1993-02-05
FR9301319A FR2701293B1 (fr) 1993-02-05 1993-02-05 Moteur combiné intégrant les modes éjecteur à air turbocomprimé refroidi ou liquéfié statoréacteur et super-statoréacteur.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06241119A true JPH06241119A (ja) 1994-08-30

Family

ID=9443798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1251094A Pending JPH06241119A (ja) 1993-02-05 1994-02-04 冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェットモードとを統合しているマルチモードエンジン

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JPH06241119A (ja)
DE (1) DE4402941B4 (ja)
FR (1) FR2701293B1 (ja)
GB (1) GB2274881B (ja)
RU (1) RU94003399A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010510441A (ja) * 2006-12-18 2010-04-02 アエロジェット ジェネラル コーポレイション 複合サイクル一体化燃焼器・ノズルシステム
WO2011152912A2 (en) * 2010-03-12 2011-12-08 Firestar Engineering, Llc Supersonic combustor rocket nozzle
US8572946B2 (en) 2006-12-04 2013-11-05 Firestar Engineering, Llc Microfluidic flame barrier
US8858224B2 (en) 2009-07-07 2014-10-14 Firestar Engineering, Llc Detonation wave arrestor
JP2015183683A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 三菱重工業株式会社 燃焼器、ジェットエンジン、飛しょう体及びジェットエンジンの動作方法
US10697397B2 (en) 2014-03-26 2020-06-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Combustor, jet engine, flying body, and operation method of jet engine
CN114396341A (zh) * 2022-01-05 2022-04-26 北京航空航天大学 一种组合发动机用中间循环热量排散系统

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2775499B1 (fr) * 1998-02-27 2000-05-05 Aerospatiale Moteur mixte susceptible de mettre en oeuvre au moins un mode statoreacteur et un mode superstatoreacteur
DE10033653A1 (de) * 2000-06-16 2002-03-07 Sandor Nagy Kombinationsantrieb
EP1172544A1 (fr) * 2000-07-14 2002-01-16 Techspace Aero S.A. Moteur d'un lanceur spatial avec dispositif de collecte et séparation d'air
DE10126632A1 (de) * 2000-08-08 2002-09-12 Sandor Nagy Kombinationsantrieb
GB201400497D0 (en) * 2014-01-11 2014-02-26 Lewis Stephen D Low weight aircraft engine intake pre-cooler
CN103806968B (zh) * 2014-03-10 2016-06-22 苟仲武 一种液态空气发电装置及工作方法
CN103835766A (zh) * 2014-03-19 2014-06-04 苟仲武 一种高效储能发电方法和系统
CN105298682B (zh) * 2015-11-11 2017-03-22 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 一种航空发动机冷加力尾喷管
CN106150566B (zh) * 2016-08-26 2018-08-21 朱小波 一种基于压缩空气驱动技术的发电设备
CN106968835B (zh) * 2017-04-14 2018-07-06 西北工业大学 一种宽范围工作的火箭冲压组合全流道
GB201808352D0 (en) 2018-05-22 2018-07-11 Rolls Royce Plc Air intake system
WO2023238148A1 (en) * 2022-06-06 2023-12-14 Supnekar Subhash Internal combustion jet engine

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB805418A (en) * 1955-10-05 1958-12-03 Power Jets Res & Dev Ltd Jet propulsion plant
GB971223A (en) * 1962-12-17 1964-09-30 Rolls Royce Gas turbine power plant
DE1288859B (de) * 1965-04-14 1969-02-06 Daimler Benz Ag Steuereinrichtung fuer druckmittelbetaetigte Vorrichtungen, insbesondere fuer die hydraulische Betaetigung von Fenstern, Tuerverschluessen od. dgl. bei Kraftfahrzeugen
US3981144A (en) * 1975-10-28 1976-09-21 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Dual stage supersonic diffuser
DE3617757C1 (ja) * 1986-05-30 1987-07-02 Erno Raumfahrttechnik Gmbh, 2800 Bremen, De
GB2222635B (en) * 1987-10-24 1992-05-27 British Aerospace Propulsion units for aerospace vehicles
US5052176A (en) * 1988-09-28 1991-10-01 Societe Nationale D'etude Et De Construction De Moteurs D'aviation Combination turbojet-ramjet-rocket propulsion system
DE3912331A1 (de) * 1989-01-19 1990-10-18 Mtu Muenchen Gmbh Schubduese
DE3909050C1 (ja) * 1989-03-18 1990-08-16 Messerschmitt-Boelkow-Blohm Gmbh, 8012 Ottobrunn, De
US5094070A (en) * 1989-04-14 1992-03-10 Mtu Motoren- Und Turbinen Union Munchin Gmbh Propelling nozzle for a hypersonic jet plane
DE3942022A1 (de) * 1989-12-20 1991-06-27 Mtu Muenchen Gmbh Verfahren und vorrichtung zur kuehlung eines flugtriebwerkes
DE4016897C1 (en) * 1990-05-25 1991-06-06 Messerschmitt-Boelkow-Blohm Gmbh, 8012 Ottobrunn, De Method of obtaining liq. oxygen in hypersonic flight - uses turbine which reduces pressure of entering air and cools it before liquefying and sepg. into oxygen and nitrogen

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8572946B2 (en) 2006-12-04 2013-11-05 Firestar Engineering, Llc Microfluidic flame barrier
JP2010510441A (ja) * 2006-12-18 2010-04-02 アエロジェット ジェネラル コーポレイション 複合サイクル一体化燃焼器・ノズルシステム
JP4746135B2 (ja) * 2006-12-18 2011-08-10 アエロジェット ジェネラル コーポレイション 複合サイクル一体化燃焼器・ノズルシステム
US8858224B2 (en) 2009-07-07 2014-10-14 Firestar Engineering, Llc Detonation wave arrestor
WO2011152912A2 (en) * 2010-03-12 2011-12-08 Firestar Engineering, Llc Supersonic combustor rocket nozzle
WO2011152912A3 (en) * 2010-03-12 2014-03-27 Firestar Engineering, Llc Supersonic combustor rocket nozzle
JP2015183683A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 三菱重工業株式会社 燃焼器、ジェットエンジン、飛しょう体及びジェットエンジンの動作方法
US10697397B2 (en) 2014-03-26 2020-06-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Combustor, jet engine, flying body, and operation method of jet engine
US11067036B2 (en) 2014-03-26 2021-07-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Combustor and jet engine having the same
CN114396341A (zh) * 2022-01-05 2022-04-26 北京航空航天大学 一种组合发动机用中间循环热量排散系统

Also Published As

Publication number Publication date
FR2701293A1 (fr) 1994-08-12
FR2701293B1 (fr) 1995-04-28
GB9401592D0 (en) 1994-03-23
DE4402941A1 (de) 1994-08-11
GB2274881B (en) 1996-10-02
DE4402941B4 (de) 2005-01-20
GB2274881A (en) 1994-08-10
RU94003399A (ru) 1997-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06241119A (ja) 冷却又は液化されタービンで圧縮された空気を使用するエジェクタモードと、ラムジェットモードと、超ラムジェットモードとを統合しているマルチモードエンジン
US6786040B2 (en) Ejector based engines
US4771601A (en) Rocket drive with air intake
US6966174B2 (en) Integrated bypass turbojet engines for air craft and other vehicles
RU2669220C2 (ru) Двигатель
US6619031B1 (en) Multi-mode multi-propellant liquid rocket engine
US5101622A (en) Aerospace propulsion
US7762077B2 (en) Single-stage hypersonic vehicle featuring advanced swirl combustion
US20080128547A1 (en) Two-stage hypersonic vehicle featuring advanced swirl combustion
US20030192304A1 (en) Integrated bypass turbojet engines for aircraft and other vehicles
RU2674832C2 (ru) Двигатель
US6644015B2 (en) Turbojet with precompressor injected oxidizer
JPH0656132B2 (ja) ジエツトエンジン用ガスコンプレツサ
JP2009041418A (ja) 宇宙輸送機用空気吸い込み式エンジン及びその増速性能向上方法
GB2240813A (en) Hypersonic and trans atmospheric propulsion
US6981364B2 (en) Combine engine for single-stage spacecraft
US6227486B1 (en) Propulsion system for earth to orbit vehicle
US6766638B1 (en) Hydrogen peroxide based propulsion system
US6367243B1 (en) Atomic-based combined cycle propulsion system and method
US20230193856A1 (en) Multi-mode propulsion system
US6155041A (en) Hybrid engine capable of employing at least a ramjet mode and a super ramjet mode
US7849670B2 (en) Propulsion system with integrated rocket accelerator
Sakata et al. Hypersonic turbomachinery-based air-breathing engines for the earth-to-orbit vehicle
RU2269022C2 (ru) Прямоточный воздушно-реактивный двигатель для летательного аппарата
Rothmund et al. Propulsion system for airbreathing launcher in the French PREPHA Program