JPH06240312A - スラグの冷却破砕処理設備 - Google Patents
スラグの冷却破砕処理設備Info
- Publication number
- JPH06240312A JPH06240312A JP2814693A JP2814693A JPH06240312A JP H06240312 A JPH06240312 A JP H06240312A JP 2814693 A JP2814693 A JP 2814693A JP 2814693 A JP2814693 A JP 2814693A JP H06240312 A JPH06240312 A JP H06240312A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融スラグを連続的にパレットに鋳込み、散
水により冷却して固化後加圧冷却処理工程に供給するス
ラグの冷却破砕処理設備を提供する。 【構成】 複数のパレットを載せたパレット車を無端と
して回動させ、散水にて冷却する設備を有したスラグの
連続鋳込み設備に関して、パレットに溶融スラグを鋳込
みその後の冷却を散水冷却として、固化スラグの温度が
500℃以上に冷却固化せしめ、自重によって搬送装置
に落下せしめて落下したスラグの小ブロックを、次工程
である加圧冷却処理工程に搬送するもので、これまでの
スラグ冷却固化および破砕の工程簡省略を可能としたス
ラグの冷却破砕処理装置。
水により冷却して固化後加圧冷却処理工程に供給するス
ラグの冷却破砕処理設備を提供する。 【構成】 複数のパレットを載せたパレット車を無端と
して回動させ、散水にて冷却する設備を有したスラグの
連続鋳込み設備に関して、パレットに溶融スラグを鋳込
みその後の冷却を散水冷却として、固化スラグの温度が
500℃以上に冷却固化せしめ、自重によって搬送装置
に落下せしめて落下したスラグの小ブロックを、次工程
である加圧冷却処理工程に搬送するもので、これまでの
スラグ冷却固化および破砕の工程簡省略を可能としたス
ラグの冷却破砕処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製鋼スラグの冷却破砕処
理およびその事前処理として、溶融地金を含む溶融スラ
グをパレットで凝固せしめ直接加圧冷却処理工程に搬送
する冷却破砕処理設備に関する。
理およびその事前処理として、溶融地金を含む溶融スラ
グをパレットで凝固せしめ直接加圧冷却処理工程に搬送
する冷却破砕処理設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製鋼スラグの冷却処理工程とし
て、製鋼工程より排出される溶融地金を含む溶融スラグ
はこれを収容する排滓鍋から、まず土場またはパンに放
流して冷却および凝固させ、その後スラグ処理場に搬送
し破砕する。その過程でスラグと地金との分離をパイレ
ン作業等で行い、分離した地金は適当な大きさに溶断さ
れ製鋼工程にリサイクルされ、スラグは路盤材および埋
め立てに分級調整されて利用されていた。
て、製鋼工程より排出される溶融地金を含む溶融スラグ
はこれを収容する排滓鍋から、まず土場またはパンに放
流して冷却および凝固させ、その後スラグ処理場に搬送
し破砕する。その過程でスラグと地金との分離をパイレ
ン作業等で行い、分離した地金は適当な大きさに溶断さ
れ製鋼工程にリサイクルされ、スラグは路盤材および埋
め立てに分級調整されて利用されていた。
【0003】前記スラグ処理方法では、それに伴う粉塵
による環境の悪化と冷却過程の高温高熱作業によって作
業環境は厳しさを増している。また処理工程が煩瑣であ
り処理費用の負担も増大する傾向にあり、かつ最近では
処理場の手当ても難しくなって来た。このためスラグ処
理方法の改善をはかり、大量のスラグの発生に対処でき
る短時間処理技術の開発が進められている。
による環境の悪化と冷却過程の高温高熱作業によって作
業環境は厳しさを増している。また処理工程が煩瑣であ
り処理費用の負担も増大する傾向にあり、かつ最近では
処理場の手当ても難しくなって来た。このためスラグ処
理方法の改善をはかり、大量のスラグの発生に対処でき
る短時間処理技術の開発が進められている。
【0004】その一例として、スラグの安定化の促進技
術であり、本発明者等が開発した高温スラグをタンクに
供給して、高圧の蒸気雰囲気を利用して冷却する新規な
プロセス(SQプロセス)がその代表的方法である。こ
のプロセスによれば、従来の1〜3年のエージングが3
0分単位の処理で6〜9ケ月の放置エージングにより同
程度のレベルになる。しかし、このプロセスにおいてさ
らに地金を効率よく分離するために、スラグの事前処理
方法が必要であった。すなわち、本プロセスでは供給す
るスラグに含まれる地金が少ないほど、以降の工程での
リサイクルがより有利となる。このため、本プロセスを
含めたスラグ冷却破砕処理工程への固化スラグの供給の
ための、スラグの冷却破砕処理設備の開発が望まれてい
た。
術であり、本発明者等が開発した高温スラグをタンクに
供給して、高圧の蒸気雰囲気を利用して冷却する新規な
プロセス(SQプロセス)がその代表的方法である。こ
のプロセスによれば、従来の1〜3年のエージングが3
0分単位の処理で6〜9ケ月の放置エージングにより同
程度のレベルになる。しかし、このプロセスにおいてさ
らに地金を効率よく分離するために、スラグの事前処理
方法が必要であった。すなわち、本プロセスでは供給す
るスラグに含まれる地金が少ないほど、以降の工程での
リサイクルがより有利となる。このため、本プロセスを
含めたスラグ冷却破砕処理工程への固化スラグの供給の
ための、スラグの冷却破砕処理設備の開発が望まれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するために、溶融地金を含む溶融スラグを出滓の段
階で、前記加圧冷却処理工程に直接装入可能な形状とな
るように、一定の形状のパレット内で固化してパレット
ごと直接冷却して、スラグ固化を一定処理条件とするこ
とによってその後の処理の効率向上を目的とする。すな
わち従来では冷却して固化した後、破砕する工程を行っ
ていたものを、高温溶融状態の段階で、出来るだけ形状
を一定としてさらに加圧工程に最も最適な形状にするこ
とによって省工程が可能となるスラグの冷却破砕処理設
備を提供する。
解決するために、溶融地金を含む溶融スラグを出滓の段
階で、前記加圧冷却処理工程に直接装入可能な形状とな
るように、一定の形状のパレット内で固化してパレット
ごと直接冷却して、スラグ固化を一定処理条件とするこ
とによってその後の処理の効率向上を目的とする。すな
わち従来では冷却して固化した後、破砕する工程を行っ
ていたものを、高温溶融状態の段階で、出来るだけ形状
を一定としてさらに加圧工程に最も最適な形状にするこ
とによって省工程が可能となるスラグの冷却破砕処理設
備を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するもので、その要旨は製鋼工程にて発生する溶融ス
ラグの冷却破砕処理において、複数のパレットからなり
一対の駆動ローラーによって回動する無端パレットを回
動させながら、該溶融スラグを各パレットに連続的に鋳
込み、その後パレットごと搬送しながら散水によって5
00℃以上に冷却した後、凝固したスラグをパレットか
ら自重によって直接離脱せしめ、次に加圧冷却処理工程
(高圧容器内散水破砕工程)に搬送することを特徴とす
るスラグの冷却破砕処理設備。
決するもので、その要旨は製鋼工程にて発生する溶融ス
ラグの冷却破砕処理において、複数のパレットからなり
一対の駆動ローラーによって回動する無端パレットを回
動させながら、該溶融スラグを各パレットに連続的に鋳
込み、その後パレットごと搬送しながら散水によって5
00℃以上に冷却した後、凝固したスラグをパレットか
ら自重によって直接離脱せしめ、次に加圧冷却処理工程
(高圧容器内散水破砕工程)に搬送することを特徴とす
るスラグの冷却破砕処理設備。
【0007】すなわち、本発明は製鋼工程にて発生する
スラグを排滓鍋に受け、溶融状態において出滓する段階
で、溶融スラグを連続的に鋳込みそのままの形状で加圧
冷却処理工程に供給可能とするものである。その形状は
加圧冷却処理工程での反応を増大するために、固化スラ
グの表面積を増加せしめ、かつ破砕しやすくするために
片方の鋳型底部側をたとえば複数の山をつけてもよい。
この固化スラグを連続的に直接鋳込むために、複数のパ
レットを配した無端パレットを少なくとも一個の駆動ロ
ーラーに掛け、パレット容量に対応した速度で回動させ
る。
スラグを排滓鍋に受け、溶融状態において出滓する段階
で、溶融スラグを連続的に鋳込みそのままの形状で加圧
冷却処理工程に供給可能とするものである。その形状は
加圧冷却処理工程での反応を増大するために、固化スラ
グの表面積を増加せしめ、かつ破砕しやすくするために
片方の鋳型底部側をたとえば複数の山をつけてもよい。
この固化スラグを連続的に直接鋳込むために、複数のパ
レットを配した無端パレットを少なくとも一個の駆動ロ
ーラーに掛け、パレット容量に対応した速度で回動させ
る。
【0008】本発明では固化スラグをパレット上面より
散水によって冷却して加圧冷却処理工程に最適な500
〜スラグ凝固温度(スラグ組成により異なる)まで冷却
して固化する。固化したスラグは鋳込み側のパレット車
の他端部で下方に自重によって落下して、例えばコンベ
アー等の搬送装置により直接加圧冷却処理工程に供給ま
たは加圧冷却装置に直接投入または加圧冷却装置中子に
供給される。本発明の設備によれば、排滓鍋より排出さ
れたスラグは連続的に冷却固化されて一定形状となり、
これは従来の一次破砕されたものに対応したものであ
り、工程の簡省略となる。
散水によって冷却して加圧冷却処理工程に最適な500
〜スラグ凝固温度(スラグ組成により異なる)まで冷却
して固化する。固化したスラグは鋳込み側のパレット車
の他端部で下方に自重によって落下して、例えばコンベ
アー等の搬送装置により直接加圧冷却処理工程に供給ま
たは加圧冷却装置に直接投入または加圧冷却装置中子に
供給される。本発明の設備によれば、排滓鍋より排出さ
れたスラグは連続的に冷却固化されて一定形状となり、
これは従来の一次破砕されたものに対応したものであ
り、工程の簡省略となる。
【0009】従来排滓鍋のスラグは溶融状態のものだけ
がスラグパン上に放流され、約20分経過して固化した
状態で一次破砕がなされていた。ついで散水による一次
冷却され、SQプロセスのタンクに装入され高圧蒸気に
よる冷却破砕処理がなされ、その後は磁選およびさらに
必要によっては磨鉱工程に供給され、さらに地金が品質
向上して回収されリサイクルされることになる。本発明
設備では連続化によって、前記SQプロセスでの反応の
促進により効率的な処理が可能となり所要時間が短縮す
ることになる。さらに無端パレットを並列に複数組とす
れば処理スラグが大量の場合にも対応が可能となり、生
産量に合った処理工程の設計が可能である。以下に実施
例の図に基ずいて本発明についてさらに詳述する。
がスラグパン上に放流され、約20分経過して固化した
状態で一次破砕がなされていた。ついで散水による一次
冷却され、SQプロセスのタンクに装入され高圧蒸気に
よる冷却破砕処理がなされ、その後は磁選およびさらに
必要によっては磨鉱工程に供給され、さらに地金が品質
向上して回収されリサイクルされることになる。本発明
設備では連続化によって、前記SQプロセスでの反応の
促進により効率的な処理が可能となり所要時間が短縮す
ることになる。さらに無端パレットを並列に複数組とす
れば処理スラグが大量の場合にも対応が可能となり、生
産量に合った処理工程の設計が可能である。以下に実施
例の図に基ずいて本発明についてさらに詳述する。
【0010】
【実施例】図1、図2は本発明の一実施例を示す図であ
る。図1は本発明のスラグの冷却破砕処理設備を示す図
である。クレーン1に吊られた排滓鍋2より溶融スラグ
3が回動しているパレット7に鋳込まれる。パレット7
はパレット車5に乗っており、パレット車5は無端パレ
ットを形成して一対の駆動ローラーによって連続的に回
動している。排滓された溶融スラグで内部を充満された
パレット7はパレット車5によって回動移動する間にパ
レットの上面に設けた冷却水配管4aによって散水冷却
される。この散水6aはパレット表面全体をほぼ均一に
なるように水量制御される。本発明の設備ではパレット
車5は冷却水の排水と設備全体の長さをとるために水平
よりやや傾斜をもって設けられる。なおパレット車5の
下部の冷却水6bは必須のものではないがパレットの鋳
込み準備として冷却する必要があれば設けてよい。
る。図1は本発明のスラグの冷却破砕処理設備を示す図
である。クレーン1に吊られた排滓鍋2より溶融スラグ
3が回動しているパレット7に鋳込まれる。パレット7
はパレット車5に乗っており、パレット車5は無端パレ
ットを形成して一対の駆動ローラーによって連続的に回
動している。排滓された溶融スラグで内部を充満された
パレット7はパレット車5によって回動移動する間にパ
レットの上面に設けた冷却水配管4aによって散水冷却
される。この散水6aはパレット表面全体をほぼ均一に
なるように水量制御される。本発明の設備ではパレット
車5は冷却水の排水と設備全体の長さをとるために水平
よりやや傾斜をもって設けられる。なおパレット車5の
下部の冷却水6bは必須のものではないがパレットの鋳
込み準備として冷却する必要があれば設けてよい。
【0011】パレット7で冷却固化したスラグ9aは搬
送装置例えばコンベアー8等によって、次の加圧冷却破
砕処理工程に供給される。この固化スラグ9aの形状は
次工程の加圧冷却破砕処理工程に最適な形状であればよ
く、その反応性と破砕性から決められるものであり、そ
の限界大きさは、厚さ400mm以下が好ましい。この
厚みが400mm以上では内部の冷却が進行せず所要の
反応性と破砕性が得られない。また表面積については特
に加圧機への充填率との関係よりこれ以上では固化スラ
グを適当に充填することが不可能と処理効率が悪くな
る。
送装置例えばコンベアー8等によって、次の加圧冷却破
砕処理工程に供給される。この固化スラグ9aの形状は
次工程の加圧冷却破砕処理工程に最適な形状であればよ
く、その反応性と破砕性から決められるものであり、そ
の限界大きさは、厚さ400mm以下が好ましい。この
厚みが400mm以上では内部の冷却が進行せず所要の
反応性と破砕性が得られない。また表面積については特
に加圧機への充填率との関係よりこれ以上では固化スラ
グを適当に充填することが不可能と処理効率が悪くな
る。
【0012】図2(a)、(b)、(c)はパレットお
よび固化スラグの配列および形状についての一実施例を
示す図である。図2(a)の如くパレットの配列を例え
ば4条にすることによって鋳込み能力を増大が可能とな
る。このパレット数と列の数は排滓鍋2の容量に適合す
るよう決められる。図2(b)および(c)は固化スラ
グの形状の一例を示す。この図のごとくパレット7の底
部は切り込みを入れ山状にすることによって、固化スラ
グの破砕性が向上する。これらの形状は次工程に合わせ
て任意に選択することが可能である。本発明の通常のも
のは3つ山以下の形状が一般的なものである。
よび固化スラグの配列および形状についての一実施例を
示す図である。図2(a)の如くパレットの配列を例え
ば4条にすることによって鋳込み能力を増大が可能とな
る。このパレット数と列の数は排滓鍋2の容量に適合す
るよう決められる。図2(b)および(c)は固化スラ
グの形状の一例を示す。この図のごとくパレット7の底
部は切り込みを入れ山状にすることによって、固化スラ
グの破砕性が向上する。これらの形状は次工程に合わせ
て任意に選択することが可能である。本発明の通常のも
のは3つ山以下の形状が一般的なものである。
【0013】要すれば、本発明の設備によって連続的に
回動するパレットによって、スラグを小塊として固化す
ることを目的として、複数のパレットを有する無端パレ
ットにスラグを鋳込みこれに散水することによって、所
要の温度として、本発明では加圧冷却処理工程の最適領
域温度である500℃以上に連続的に冷却して、その後
搬送装置によって加圧冷却処理工程に送り、加圧冷却処
理を実施するものである。実施例からも明らかなごとく
本発明設備はスラグ連続化処理を採用することによっ
て、従来の冷却破砕工程を効率化してかつ省工程化可能
とした。さらに本発明設備による固化スラグは形状が一
定で、スラグ充填率等による冷却水流下状況が一定化さ
れ、そのため次工程の加圧冷却処理を一定条件によって
実施可能とし、リサイクルスラグおよび地金の回収が一
定条件となり、品質管理上有利となる。
回動するパレットによって、スラグを小塊として固化す
ることを目的として、複数のパレットを有する無端パレ
ットにスラグを鋳込みこれに散水することによって、所
要の温度として、本発明では加圧冷却処理工程の最適領
域温度である500℃以上に連続的に冷却して、その後
搬送装置によって加圧冷却処理工程に送り、加圧冷却処
理を実施するものである。実施例からも明らかなごとく
本発明設備はスラグ連続化処理を採用することによっ
て、従来の冷却破砕工程を効率化してかつ省工程化可能
とした。さらに本発明設備による固化スラグは形状が一
定で、スラグ充填率等による冷却水流下状況が一定化さ
れ、そのため次工程の加圧冷却処理を一定条件によって
実施可能とし、リサイクルスラグおよび地金の回収が一
定条件となり、品質管理上有利となる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明によるスラ
グは安定化のために一定品質のスラグの供給が可能とな
り、さらに冷却破砕処理工程における作業環境の改善お
よびスラグ処理工程の簡省略をはかり、また地金リサイ
クルの効率向上が可能となる。
グは安定化のために一定品質のスラグの供給が可能とな
り、さらに冷却破砕処理工程における作業環境の改善お
よびスラグ処理工程の簡省略をはかり、また地金リサイ
クルの効率向上が可能となる。
【図1】本発明の実施例の連続的にスラグを鋳込む設備
の概要図である。
の概要図である。
【図2】本発明のパレットの配列と固化スラグの形状を
示す概要図である。
示す概要図である。
1…クレーン 2…排滓鍋 3…液スラグ 4a、4b…冷却水配管 5…パレット車 6a、6b…冷却水流 7…パレット 8…コンベアー 9a…固化スラグ 9b…4列パレット 9c…2山スラグ 9c…3山スラグ
Claims (1)
- 【請求項1】 製鋼工程にて発生する溶融スラグの冷却
破砕処理において、複数のパレットからなり一対の駆動
ローラーによって回動する無端パレットを回動させなが
ら、該溶融スラグを各パレットに連続的に鋳込み、その
後パレットごと搬送しながら散水によって500℃以上
に冷却固化せしめ、この凝固したスラグをパレットから
自重によって直接離脱せしめ、次に冷却固化および破砕
する加圧冷却処理工程に搬送することを特徴とするスラ
グの冷却破砕処理設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814693A JPH06240312A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | スラグの冷却破砕処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814693A JPH06240312A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | スラグの冷却破砕処理設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240312A true JPH06240312A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12240627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2814693A Withdrawn JPH06240312A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | スラグの冷却破砕処理設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06240312A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10150668B4 (de) * | 2001-10-17 | 2011-10-27 | Egon Evertz Kg (Gmbh & Co.) | Verfahren und Vorrichtung zur Abkühlung von Schlacken |
CN102251063A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-11-23 | 辽宁天和科技股份有限公司 | 一种冶金预熔渣铸渣装置 |
CN107699646A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-16 | 中冶沈勘秦皇岛工程设计研究总院有限公司 | 不锈钢渣粒化装置及方法 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP2814693A patent/JPH06240312A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10150668B4 (de) * | 2001-10-17 | 2011-10-27 | Egon Evertz Kg (Gmbh & Co.) | Verfahren und Vorrichtung zur Abkühlung von Schlacken |
CN102251063A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-11-23 | 辽宁天和科技股份有限公司 | 一种冶金预熔渣铸渣装置 |
CN107699646A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-16 | 中冶沈勘秦皇岛工程设计研究总院有限公司 | 不锈钢渣粒化装置及方法 |
CN107699646B (zh) * | 2017-11-16 | 2023-02-21 | 中冶沈勘秦皇岛工程设计研究总院有限公司 | 不锈钢渣粒化装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |