JPH06238574A - 定トルク締付具 - Google Patents

定トルク締付具

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Publication number
JPH06238574A
JPH06238574A JP4793493A JP4793493A JPH06238574A JP H06238574 A JPH06238574 A JP H06238574A JP 4793493 A JP4793493 A JP 4793493A JP 4793493 A JP4793493 A JP 4793493A JP H06238574 A JPH06238574 A JP H06238574A
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JP
Japan
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torque
main body
tightening
screw
shaft
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Application number
JP4793493A
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English (en)
Inventor
Yasuo Wada
保雄 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elephant Chain Block Co Ltd
Original Assignee
Elephant Chain Block Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】特殊なシェアボルトを使用せず、汎用のボルト
が使用できながら、任意の締付力で締付けられる定トル
ク締付具を提供する。 【構成】ボルト頭部又はナットなどのねじ体を被螺着部
に設定トルクで締付ける定トルク締付具において、操作
部11をもった第1本体1と、ねじ体を保持する保持部
21をもった第2本体2とから形成し、第1本体1と第
2本体2との一方に、軸部22と径大部23とを備え、
他方に、軸部22に相対回転可能に支持されるトルク伝
達部13を備える。そして、トルク伝達部13を軸部2
2に嵌合して径大部23に対向させ、これらの間に第1
摩擦板3を介在し、軸部22にトルク設定調節部材4を
螺合して、このトルク設定調節部材4とトルク伝達部1
3との間に、第2摩擦板5と押さえ板6及び第1及び第
2摩擦板3,5をトルク伝達部13に押圧する弾性部材
7とを介在させて、トルク設定調節部材4で締付力を調
節しておく。ボルトの締付けが所定の締付力以上になる
と、第1本体1と第2本体2との間がスリップして、締
付けができなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築部材などにおける
鋼材同士を結合するために、前記鋼材間を接合部材を介
してボルトまたはナットの締付けにより固定する際、予
め設定する設定トルクで締付けられるようにした定トル
ク締付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築部材などにおける鋼材同士を
結合するために、前記鋼材間を接合部材を介してボルト
結合させるようにしているのであるが、このとき、前記
鋼材と接合部材との接合は、前記ボルトの剪断耐力を上
げるために、接合面をショットブラストなどにより粗面
に加工して摩擦係数を上げて接合面間の摩擦力とボルト
締付力との総合により接合するようにしている。ところ
が、以上のように摩擦接合により鋼材間を結合する場
合、ボルトを降伏点を越える程度に締付けると、接合面
の摩擦接合による効果が減退し、前記ボルト自体に剪断
力が作用することになり、ボルト耐力が低下する問題が
生ずるのである。そこで、このボルトを所定の締付力で
締付ける必要があり、このため、以上のごとく摩擦接合
を行う場合においては、ボルトの先端部に所定の応力以
上に力が加わると剪断するような剪断部をもつシェアボ
ルトを用い、このシェアボルトの先端部をクランプしな
がら、ナットを締付けていき、ある所定の締付力になっ
たら、前記剪断部が剪断して、それ以上の締付力での締
付けを不能にし、前記シェアボルトで設定する所定の締
付トルクで締付けられるようにしたものが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ェアボルトを用いる場合、前記剪断部を設けた特殊構造
の専用ボルトを特別に用意する必要があって、コスト高
となる問題があるだけでなく、前記シェアボルトを締付
ける際には、該シェアボルトの先端部をクランプする専
用の支持具が必要となり、また、締付が終了する際に
は、前記シェアボルトの剪断部が剪断されて、この剪断
部がボルト本体から離反し、場合によっては、落下して
しまうことがあり、特に高層ビルなどの高所で作業する
場合に落下物が人に当たったりする恐れがあった。
【0004】従って、本発明は、特殊なシェアボルトを
使用せず、汎用のボルトが使用できながら、任意の締付
力で締付けられる定トルク締付具を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ボルト頭部又はナットなどのねじ体をね
じ孔又はねじ軸などの被螺着部に設定トルクで締付ける
定トルク締付具において、操作部11をもった第1本体
1と、前記ねじ体の保持部21をもった第2本体2とを
備え、前記第1本体1と第2本体2との一方は、軸部2
2と径大部23とを備え、他方は、前記軸部22に相対
回転可能に支持されるトルク伝達部13を備え、このト
ルク伝達部13と前記径大部23との間に第1摩擦板3
が介在され、前記軸部22にはトルク設定調節部材4が
螺合され、このトルク設定調節部材4と前記トルク伝達
部13との間に、第2摩擦板5と押さえ板6及び前記第
1及び第2摩擦板3,5を前記トルク伝達部13に押圧
する弾性部材7とを介在させたのである。
【0006】また、前記第1本体1と第2本体2との間
に、前記第1本体1の前記操作部11によるねじ体の締
付方向への回転時、前記第1本体1を第2本体2に対し
回転可能とし、前記ねじ体の戻し方向への回転時、前記
第1本体1と第2本体2とを一体回転可能とする一方向
回転機構8を備えることが好ましい。
【0007】また、前記第1本体1と第2本体2との一
方は、空間部14と、この空間部14内に向かうトルク
伝達部13とを備え、他方は、前記空間部14に装入さ
れる軸部22と、前記トルク伝達部13に対向する径大
部23とを備え、この径大部23と前記トルク伝達部1
3の外面との間に第1摩擦板3が介装され、前記空間部
14に装入される前記軸部22にトルク設定調節部材4
が螺合され、この調節部材4と前記空間部14に向かう
トルク伝達部13の内面との間に、第2摩擦板5と、押
さえ板6及び弾性部材7を介在させるようにしてもよ
い。
【0008】また、前記第1本体(1)の操作部(1
1)に径方向外方に向かって延びる握り部(16)を形
成することが好ましい。
【0009】
【作用】前記トルク設定調節部材4を前記軸部22へ螺
合して、該トルク設定調節部材4による前記弾性部材7
への押圧力を調節することにより、前記操作部11をも
った第1本体1から、前記ねじ体の保持部21をもった
第2本体2への伝達トルクが調整され、締付トルクが所
望のトルクに設定されることになるのであって、前記ト
ルク設定調節部材4の押圧力を調節するだけで、前記ね
じ体を締付けるときの締付トルクを所望のトルクに設定
できるのであり、前記第2本体2に作用する締付負荷が
予め設定する締付トルクを越えると、前記第1本体1が
第2本体2に対しスリップしてそれ以上の締付けを不能
にして、前記ねじ体を所定のトルクで締付けることがで
きるのである。
【0010】また、本発明の定トルク締付具を使用する
ことにより、ねじ体は特別なシェアボルトを用いること
なく広く市販されている汎用のボルトを使用することが
できるので、シェアボルトを使用する必要があった従来
に比較してコストを大幅に軽減できるし、前記第1本体
1の操作部11を回転操作するための工具も例えば一般
的なラチェットレンチを用いることができるのであり、
その上従来のようにシェアボルトを使用していたときの
ボルト先端部の落下も無くせるので、落下による危険性
も無くし得るのである。
【0011】また、前記第1本体1と第2本体2との間
に、前記第1本体1の前記操作部11によるねじ体の締
付方向への回転時、前記第1本体1を第2本体2に対し
回転可能とし、前記ねじ体の戻し方向への回転時、前記
第1本体1と第2本体2とを一体回転可能とする一方向
回転機構8を備えることにより、締付けたボルトを外す
必要があり、しかも、該ボルトに錆付きなどが生じ、定
トルク締付具の締付力よりも大きい力でねじ体を緩めな
ければならない場合でも第1本体1を第2本体2に対し
スリップさせることなく緩めることができるのである。
【0012】また、前記第1本体1と第2本体2との一
方に、空間部14と、この空間部14内に向かうトルク
伝達部13とを備え、他方に、前記空間部14に装入さ
れる軸部22と、前記トルク伝達部13に対向する径大
部23とを備え、この径大部23と前記トルク伝達部1
3の外面との間に第1摩擦板3を介装し、前記空間部1
4に装入される前記軸部22にトルク設定調節部材4を
螺合して、この調節部材4と前記空間部14に向かうト
ルク伝達部13の内面との間に、第2摩擦板5と、押さ
え板6及び弾性部材7を介在するときには、前記空間部
14に前記トルク設定調節部材4が内装されるので、前
記第1本体1により前記トルク設定調節部材4がカバー
され、該トルク設定調節部材4で設定した締付力が外力
により不用意に変動することを防止でき、予め設定する
締付トルクを有効に維持できるのである。
【0013】また、前記第1本体1の操作部11に径方
向外方に向かって延びる握り部16を形成することによ
り、定トルクで締付け可能な握り部をもった締付具を一
部品で形成できることになるので、該定トルク締付具を
ねじ体に合わせた後直ちに前記握り部16により前記ね
じ体の締付けを行うことができるのであり、ねじ体を締
付ける際に、定トルク締付具の操作部11にラチェット
レンチ等をわざわざ嵌め合わせて締付けるような作業を
することなく、しかも該ラチェットレンチによる締付後
に該ラチェットレンチを外すときに、前記定トルク締付
具がねじ体から外れて滑り落ちるのに注意を払う必要も
なく、締付け作業を容易に行えるのである。
【0014】
【実施例】本発明の定トルク締付具における第1実施例
を図面に基づいて説明する。
【0015】図1に示した定トルク締付具は、ラチェッ
トレンチなどを嵌合して締付操作を可能する操作部11
をもった第1本体1と、二つの鋼材を結合するボルトま
たはナットなどのねじ体を相対回転不能に保持する保持
部21をもった第2本体2とから成り、前記第2本体2
に、軸部22と径大部23とを形成し、前記第1本体1
に、前記軸部22に相対回転可能に支持されるトルク伝
達部13を形成している。
【0016】具体的には、前記第1本体1は、図1及び
図6に示すように、外面を六角形状として、その長さ方
向内側にフランジ部を設けた前記操作部11と、該操作
部11のフランジ部に複数のボルト15により着脱不能
に結合する筒部12とから形成している。そして、前記
操作部11と前記筒部12とにより、前記筒部12内部
に空間部14を形成すると共に、前記筒部12の開放側
には、前記空間部14内に向かって延びるトルク伝達部
13を一体に形成しているのである。尚、前記操作部1
1は、その中心部を、前記空間部14に連続するように
空洞状態に形成して、軽量化を図っている。
【0017】また、前記第2本体2は、図1及び図7に
示すように、内面を六角形状とし、前記ねじ体を受け入
れて、該ねじ体を締付けできる凹部から成る前記保持部
21を形成して、該保持部21の内側に前記軸部22を
連設して、この軸部22と前記保持部21との間に、こ
れら軸部22及び保持部21の径より大きい径をもつ前
記径大部23を連続的に形成するのである。そして、図
2に示すように、前記軸部22の前記径大部23側に、
前記第1本体1のトルク伝達部13を挿嵌する円形外周
面をもったトルク伝達部挿嵌部22aを形成すると共
に、前記軸部22の内端部側外周に、ねじ部22bを形
成するのである。尚、前記保持部21は、開放側を六角
形状とし、奥部に、円形内周面をもつように形成して、
前記六角形状部でナットを保持する場合、ボルトの先端
部を前記円形内周面から成る奥部で受け入れられるよう
にしている。
【0018】そして、前記第1本体1における前記筒部
12の前記空間部14に、前記トルク伝達部13の外面
と前記第2本体2の前記径大部23とが対向するよう
に、前記軸部22を装入するのであって、このとき、前
記トルク伝達部13の外面と前記径大部23との間には
第1摩擦板3を介在するのであり、また、前記軸部22
の前記ねじ部22bには、図5に示したように外周部に
回転操作用切欠41を設けたトルク設定調節部材4を螺
合し、このトルク設定調節部材4と前記トルク伝達部1
3の内面との間に、第2摩擦板5と、押さえ板6及び前
記第1及び第2摩擦板3,5を前記トルク伝達部13に
押圧する主として皿ばねから成る弾性部材7,7とを介
在させるのである。前記トルク設定調節部材4、第2摩
擦板5、押さえ板6及び前記弾性部材7は前記筒部12
内に納まるように形成している。
【0019】また、前記トルク伝達部13とトルク伝達
部挿嵌部22aとの間には、前記第1本体1の前記操作
部11による前記ねじ体の締付方向への回転時、前記第
1本体1を第2本体2に対し回転可能とし、前記ねじ体
の戻し方向への回転時、前記第1本体1と第2本体2と
を一体回転可能とする一方向回転機構8を形成するので
あって、該一方向回転機構8は、図4に示すように、前
記トルク伝達部13の前記トルク伝達部挿嵌部22aと
の対向面となる内周面に、一方向への回転を許す複数の
ラチェット溝81を形成すると共に、前記トルク伝達部
挿嵌部22aに、前記ラチェット溝81に嵌合するピン
82を受け入れるピン受入孔83を形成して、このピン
受入孔83に前記ピン82を進退自由に内装すると共
に、前記ピン82の背面側にバネ84を配設して、該ピ
ン82を前記ラチッェト溝81に嵌合する方向に付勢し
ている。
【0020】尚、前記トルク伝達部挿嵌部22aには、
図2及び図3に示すように、前記押さえ板6の内周面側
に形成した一対の突起61,61が嵌合するように、一
対の廻り止め用溝22cを形成し、前記押さえ板6を前
記トルク伝達部挿嵌部22aに相対回転不能に支持して
いる。
【0021】次に、前記定トルク締付具の組み付けにつ
いて説明すると、まず、前記第1摩擦板3を前記軸部2
2側から前記径大部23に対向するように装入した後、
前記筒部12を挿嵌し、そして、前記第2摩擦板5、前
記押さえ板6、前記弾性部材7,7の順に前記軸部22
に挿嵌した後、前記トルク設定調節部材4を、前記軸部
22に螺合して前記押さえ板6が前記弾性部材7,7に
より前記第1及び第2摩擦板3,5を押圧するように締
付けて所定の締付トルクに設定し、しかる後、前記筒部
12に前記操作部11を複数のネジ15で固定するので
ある。
【0022】尚、前記締付トルクの設定は、トルクレン
チや荷重計を用いて行うのであって、前記調節部材4の
螺合時に行うようにしてもよいが、前記調節部材4を所
定回度螺合し、前記操作部11を筒部12に固定した後
行うようにしてもよい。
【0023】また、前記調節部材4の調節は、前記筒部
12に周方向に沿って複数の長孔を180度対向するよ
うに形成すると共に、前記トルク設定調節部材4の外周
面に複数の凹部又は孔を同じく180度対向するように
形成して、前記調節部材4を前記長孔に対向するまで所
定回度螺合し、前記操作部11を筒部12に固定した
後、前記筒部12の長孔から前記トルク設定調節部材4
における180度対向している一対の凹部または孔に、
該凹部または孔に嵌合可能なピン部をもつ回転操作具の
前記ピン部を嵌め合わせて前記トルク設定調節部材4を
回転させて締付トルクを調節するようにしてもよい。
【0024】斯くするときには、前記軸部22及びトル
ク設定調節部材4が前記第1本体1でカバーされている
にも拘らず、締付トルクを自由に設定することができる
のである。
【0025】しかして、前記した第1実施例におけるト
ルク締付具は、前記トルク設定調節部材4を前記軸部2
2へ螺合して、該トルク設定調節部材4による前記弾性
部材7への押圧力を調節することにより、前記操作部1
1をもった第1本体1から、前記ねじ体の保持部21を
もった第2本体2への伝達トルクが調整され、締付トル
クが所望のトルクに設定されることになるのであって、
前記トルク設定調節部材4の押圧力を調節するだけで、
前記ねじ体を締付けるときの締付トルクを所望のトルク
に設定できるのであり、前記第2本体2に作用する締付
負荷が予め設定する締付トルクを越えると、前記第1本
体1が第2本体2に対しスリップしてそれ以上の締付け
を不能にして、前記ねじ体を所定のトルクで締付けるこ
とができるのである。
【0026】また、本発明の定トルク締付具を使用する
ことにより、ねじ体は特別なシェアボルトを用いること
なく広く市販されている汎用のボルトを使用することが
できるので、シェアボルトを使用する必要があった従来
に比較してコストを大幅に軽減できるし、前記第1本体
1の操作部11を回転操作するための工具も例えば一般
的なラチェットレンチを用いることができるのであり、
その上従来のようにシェアボルトを使用していたときの
ボルト先端部の落下も無くせるので、落下による危険性
も無くし得るのである。
【0027】従って、本発明は、特殊なシェアボルトを
使用せず、汎用のボルトが使用できながら、任意の締付
力でボルトを締付けることができるのである。
【0028】また、前記第1本体1と第2本体2との間
に、前記第1本体1の前記操作部11によるねじ体の締
付方向への回転時、前記第1本体1を第2本体2に対し
回転可能とし、前記ねじ体の戻し方向への回転時、前記
第1本体1と第2本体2とを一体回転可能とする一方向
回転機構8を備えることにより、締付けたボルトを外す
必要があり、しかも、該ボルトに錆付きなどが生じ、定
トルク締付具の締付力よりも大きい力でねじ体を緩めな
ければならない場合でも第1本体1を第2本体2に対し
スリップさせることなく緩めることができるのである。
【0029】また、前記空間部14に前記トルク設定調
節部材4が内装されるので、前記第1本体1により前記
トルク設定調節部材4がカバーされ、該トルク設定調節
部材4で設定した締付力が外力により不用意に変動する
ことを防止でき、予め設定する締付トルクを有効に維持
できるのである。
【0030】尚、前記軸部22に嵌合する押さえ板6
は、一枚に限らず複数枚使用してもよいし、また、前記
弾性部材7,7は、一枚でもよいし、多数枚使用しても
よいのであり、また皿ばねに限らずコイルばねでもよ
い。前記押さえ板6を複数枚使用するときには、該押さ
え板6と前記弾性部材7を交互に重ね合わすことが好ま
しい。
【0031】また、前記保持部21は、内面を六角形状
に形成して、該六角形状部にボルト頭部やナットを嵌め
合わせるようにしたが、前記保持部21は、ボルト頭部
やナットの大きさの変化に対応できるように、チャック
方式にして、ボルト頭部やナットを掴むようにしてもよ
い。
【0032】さらに、締付トルクを設定するために、図
15に示すように、前記軸部22と前記トルク設定調節
部材4とにトルク調節目盛りを形成することによりトル
ク設定を容易に行えるようにしてもよい。
【0033】次に第2実施例について説明する。この第
2実施例の前記第1実施例と異なる点は、前記一方向回
転機構8のラチェット溝とピンとを逆にしただけであ
る。
【0034】即ち、図8乃至図11に示すように、前記
筒部12に形成する前記トルク伝達部13の内周面に、
ピン82を受け入れるピン受入孔83を形成して前記ピ
ン82とバネ83とを内装すると共に、前記軸部22に
おける前記トルク伝達部挿嵌部22aに、前記ピン82
が嵌合して、一方向への回転を許す複数のラチェット溝
81aを形成したものである。
【0035】また、前記した第2実施例において、前記
第1摩擦板3の内周面の径を大きく形成し、前記軸部2
2における前記第1摩擦板3を受ける部分の径方向寸法
を大きく形成しているので、前記保持部21におけるボ
ルトの受け部を図8に示す保持部21の形成位置よりも
内方に形成することができるのであって、斯くするとき
には、前記保持部21を内方に形成する分だけ、定トル
ク締付具の全体の長さを短くできるのである。
【0036】また、前記第1摩擦板3は、前記トルク伝
達部13における前記径大部23との対向面側に、前記
ピン受入孔83に影響しないように段部を形成して、該
段部に前記第1摩擦板3を嵌め合わせるようにして、前
記第2摩擦板5と前記トルク伝達部13に対して非対称
位置になるように配設するようにしてもよい。
【0037】尚、前記した各実施例は、前記第1本体1
を操作部11と筒部12から形成したが、図12に示し
た第3実施例のように、前記第1本体1は、板状とし
て、その外周部に操作部11を形成し、内周部に前記ト
ルク伝達部13を形成してもよい。この場合、前記第2
本体2における前記軸部22に、該軸部22に嵌合する
前記第2摩擦板5、押さえ板6、弾性部材7,7、トル
ク設定調節部材4を覆うカバー9を設け、該カバー9の
中央部を前記軸部22の先端部にねじ91により固定す
るのが好ましい。
【0038】斯くするときには、前記操作部11と前記
保持部21との長さを短くできるので、定トルク締付具
にかかる捩じり応力を軽減できるし、また、こぜの発生
も少なくできる。
【0039】また、前記した各実施例は、前記第1本体
1にトルク伝達部13を、第2本体2に軸部22及び径
大部23を形成したが、前記第1本体1に軸部及び径大
部を形成し、第2本体2にトルク伝達部を形成するよう
にしても差し支えない。
【0040】また、前記各実施例では、前記保持部21
を、ボルト頭部やナットの形状に合わせた六角形状にし
て、該保持部21に直接ボルト頭部またはナットを嵌合
して締付けを行うようにしたが、前記保持部21の内面
を例えば四角形状に形成して、図13に示すように前記
保持部21の内面の面積より小さい、六角形状の内面積
をもち、前記保持部21に嵌合可能なソケット92を前
記保持部21に嵌合して、前記ソケット92を前記保持
部21に抜け止め93により着脱可能に取付けるように
してもよいし、また、前記保持部21の内面を同じく四
角形状に形成して、図14に示すように一方側に、前記
保持部21の内面の面積より大きい、六角形状の内面積
部をち、他方に前記保持部21に嵌合可能な嵌合部をも
ったソケット94を前記保持部21に嵌合して、前記ソ
ケット94を前記保持部21に抜け止め93により着脱
可能に取付けるようにしてもい。前記抜け止め93の背
面側には、該抜け止め93を前記保持部21の内面側に
付勢するばね95を配設している。
【0041】斯くするときには、前記ソケット92,9
4を別に用意し、ボルトやナットの大きさに合わせて前
記ソケット92,94を取り換えるだけで、これらボル
トやナットの大きさが変わっても一つの定トルク締付具
で締付けることができるのである。尚、図13及び図1
4に示す前記各実施例では、前記保持部21を、筒状に
形成したが、外形が多角形状の軸に形成し、該軸の外面
に筒状のソケットを嵌合するようにしてもよい。
【0042】また、図16及び図17に第4実施例を示
すと、該実施例は、前記第1本体1の操作部11にラチ
ェットレンチを一体に結合したものであって、前記第1
本体1を段付き筒状に形成して、該第1本体1の大径部
外周に、複数の歯部11aを形成して操作部11を構成
すると共に、該操作部11より小径の外径をもった小径
部となる筒部12内方には、前記軸部22に嵌合する前
記第2摩擦板5、押さえ板6、弾性部材7,7、トルク
設定調節部材4を内装して、前記小径部12で覆い、ま
た、前記操作部11に対応した内周部には前記トルク伝
達部13を形成している。また、前記第2本体2におけ
る前記軸部22には、前記第1本体1の筒部12開口側
を覆うカバー9を設け、該カバー9の中央部を前記軸部
22の先端部にねじ91により固定している。
【0043】そして、前記操作部11には、前記第1本
体1外周部から径方向外方へ延びる握り部16を取付け
るのであって、握り部16の長さ方向一側には、複数の
歯部11aから成る前記操作部11に嵌合する枠状ボス
部16aを設けると共に、前記ボス部16aには、該ボ
ス部16aの内側空所に開口する爪保持空間16cを設
けて、この空間16cに、前記操作部11の歯部11a
に係合し、ねじ体の締付方向を切り換え可能にする2つ
の爪部17a,17bをもつ爪体17をピン16dを介
して切り換え可能に枢着する一方、前記爪体17を、前
記操作部11の歯部11aに付勢して前記爪体17の切
り換え位置を保持するボール16eとばね16fとから
なる爪体切換保持機構を設けている。
【0044】しかして、以上の構成により、前記握り部
16は、前記操作部11と共にラチェットレンチを構成
することになるのであって、前記爪体17を切換えて、
締め込み用爪部17aを前記操作部11の歯部11aに
噛み合わせることにより前記握り部16の一方向往動操
作を前記操作部11から第1本体1に伝達でき、他方向
復動操作をフリーとして、前記握り部16の往復操作で
前記第1本体1を一方向に駆動回転し、前記第2本体2
の保持部21を介してねじ体の締め込みができることに
なるのである。
【0045】また、前記爪体17の締め戻し用爪部17
bを前記操作部11の歯部11aに噛み合わせることに
より、前記操作には逆に、前記握り部16の一方向往動
操作をフリーとして、他方向復動操作を前記操作部11
から第1本体1に伝達できるのであって、前記握り部1
6の往復操作により前記ねじ体の締め戻しができるので
ある。
【0046】また、前記握り部16は、前記枠状ボス部
16aの軸方向一側に、前記第1本体1における前記操
作部11を構成する大径部より小径とした内周面をもつ
内向きフランジ部16gを設け、このフランジ部16g
を前記大径部と小径部12との間に形成される段部に係
合させて、前記フランジ部16gをこの段部と前記軸部
22に取付ける前記カバー9の端部とにより挟持させる
ことにより前記握り部16を前記第1本体1に離脱不能
に保持するのである。
【0047】斯くすることにより、前記握り部16を第
1本体1に離脱不能に取付けられるから、前記第1本体
1と第2本体2とから成る定トルク締付具と握り部16
とを一部品にでき、第1実施例のように、ラチェットレ
ンチを締付操作時に嵌合させる必要はなく、前記定トル
ク締付具をねじ体に嵌合させた後直ちに前記握り部16
により前記ねじ体の締付けを行うことができるのであ
り、第1実施例のようにねじ体を締付ける際に、定トル
ク締付具の操作部11にラチェットレンチをわざわざ嵌
め合わせる作業を不要にでき、それだけ作業性を向上で
きるし、しかもラチェットレンチによる締付後に該ラチ
ェットレンチを外すときに、前記定トルク締付具がねじ
体から外れて滑り落ちるのを防止でき、従って、作業時
落下しないように注意を払う必要もなく、それだけ締付
け作業を容易に行えるのである。
【0048】また、前記第4実施例では、前記握り部1
6をラチェットレンチ形式としたが、図18に示す第5
実施例のように、前記握り部16のボス部16aに、前
記操作部11の歯部に係合する歯部16hを形成して、
該ボス部16aを前記第1本体1に嵌合させて、前記操
作部11に相対回転不能に結合させるようにしてもよ
い。このとき、前記握り部16の前記第1本体1への取
付けは、該第1本体1の外周部に前記枠部16aを係止
するスナップリング16iを取付けて、該スナップリン
グ16iと、カバー9の端部とにより挟持するようにし
て保持するのである。
【0049】また、前記握り部16は、前記第1本体1
に一体形成してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定トルク
締付具は、操作部11をもった第1本体1と、前記ねじ
体の保持部21をもった第2本体2とを備え、前記第1
本体1と第2本体2との一方は、軸部22と径大部23
とを備え、他方は、前記軸部22に相対回転可能に支持
されるトルク伝達部13を備え、このトルク伝達部13
と前記径大部23との間に第1摩擦板3が介在され、前
記軸部22にはトルク設定調節部材4が螺合され、この
トルク設定調節部材4と前記トルク伝達部13との間
に、第2摩擦板5と押さえ板6及び前記第1及び第2摩
擦板3,5を前記トルク伝達部13に押圧する弾性部材
7とを介在させたから、前記トルク設定調節部材4を前
記軸部22へ螺合して、該トルク設定調節部材4による
前記弾性部材7への押圧力を調節することにより、前記
操作部11をもった第1本体1から、前記ねじ体の保持
部21をもった第2本体2への伝達トルクが調整され、
締付トルクが所望のトルクに設定されることになるので
あって、前記トルク設定調節部材4の押圧力を調節する
だけで、前記ねじ体を締付けるときの締付トルクを所望
のトルクに設定できるのであり、前記第2本体2に作用
する締付負荷が予め設定する締付トルクを越えると、前
記第1本体1が第2本体2に対しスリップしてそれ以上
の締付けを不能にして、前記ねじ体を所定のトルクで締
付けることができるのである。
【0051】また、本発明の定トルク締付具を使用する
ことにより、ねじ体は特別なシェアボルトを用いること
なく広く市販されている汎用のボルトを使用することが
できるので、シェアボルトを使用する必要があった従来
に比較してコストを大幅に軽減できるし、前記第1本体
1の操作部11を回転操作するための工具も例えば一般
的なラチェットレンチを用いることができるのであり、
その上従来のようにシェアボルトを使用していたときの
ボルト先端部の落下も無くせるので、落下による危険性
も無くし得るのである。
【0052】また、前記第1本体1と第2本体2との間
に、前記第1本体1の前記操作部11によるねじ体の締
付方向への回転時、前記第1本体1を第2本体2に対し
回転可能とし、前記ねじ体の戻し方向への回転時、前記
第1本体1と第2本体2とを一体回転可能とする一方向
回転機構8を備えることにより、締付けたボルトを外す
必要があり、しかも、該ボルトに錆付きなどが生じ、定
トルク締付具の締付力よりも大きい力でねじ体を緩めな
ければならない場合でも第1本体1を第2本体2に対し
スリップさせることなく緩めることができるのである。
【0053】また、前記第1本体1と第2本体2との一
方に、空間部14と、この空間部14内に向かうトルク
伝達部13とを備え、他方に、前記空間部14に装入さ
れる軸部22と、前記トルク伝達部13に対向する径大
部23とを備え、この径大部23と前記トルク伝達部1
3の外面との間に第1摩擦板3を介装し、前記空間部1
4に装入される前記軸部22にトルク設定調節部材4を
螺合して、この調節部材4と前記空間部14に向かうト
ルク伝達部13の内面との間に、第2摩擦板5と、押さ
え板6及び弾性部材7を介在するときには、前記空間部
14に前記トルク設定調節部材4が内装されるので、前
記第1本体1により前記トルク設定調節部材4がカバー
され、該トルク設定調節部材4で設定した締付力が外力
により不用意に変動することを防止でき、予め設定する
締付トルクを有効に維持できるのである。
【0054】また、前記第1本体1の操作部11に径方
向外方に向かって延びる握り部16を形成することによ
り、ラチェットレンチなどの治具を別に用意する必要な
く前記握り部を締付具に組込んで一部品にできるから、
該定トルク締付具をねじ体に合わせた後直ちに前記握り
部16により前記ねじ体の締付けを行うことができるの
であり、ねじ体を締付ける際に、定トルク締付具の操作
部11にラチェットレンチ等をわざわざ嵌め合わせて締
付けるような作業をすることなく、しかも該ラチェット
レンチによる締付後に該ラチェットレンチを外すとき
に、前記定トルク締付具がねじ体から外れて滑り落ちる
のに注意を払う必要もなく、締付け作業を容易に行える
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定トルク締付具における第1実施例の
縦断面図である。
【図2】第1実施例における第2本体の軸部を示した一
部切欠側面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】図1の第1本体側から見た正面図である。
【図7】図1の第2本体側から見た背面図である。
【図8】本発明の定トルク締付具における第2実施例の
縦断面図である。
【図9】第2実施例における第2本体の軸部を示した一
部切欠側面図である。
【図10】図1のD−D断面図である。
【図11】図1のE−E断面図である。
【図12】本発明の定トルク締付具における第3実施例
の縦断面図である。
【図13】本発明の定トルク締付具における保持部にソ
ケットを取付けた図を示す一部切欠断面図である。
【図14】本発明の定トルク締付具における保持部にソ
ケットを取付けた図を示す一部切欠断面図である。
【図15】本発明の定トルク締付具における軸部とトル
ク設定調節部材にトルク調節目盛りを設けた図面であ
る。
【図16】本発明の定トルク締付具における第4実施例
の部分縦断面図である。
【図17】図16の第4実施例におけるF−F部分断面
図である。
【図18】本発明の定トルク締付具における第5実施例
の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1本体 11 操作部 13 トルク伝達部 14 空間部 16 握り部 2 第2本体 21 保持部 22 軸部 23 径大部 3 第1摩擦板 4 トルク設定調節部材 5 第2摩擦板 6 押さえ板 7 弾性部材 8 一方向回転機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト頭部又はナットなどのねじ体をねじ
    孔又はねじ軸などの被螺着部に設定トルクで締付ける定
    トルク締付具であって、操作部(11)をもった第1本
    体(1)と、前記ねじ体の保持部(21)をもった第2
    本体(2)とを備え、前記第1本体(1)と第2本体
    (2)との一方は、軸部(22)と径大部(23)とを
    備え、他方は、前記軸部(22)に相対回転可能に支持
    されるトルク伝達部(13)を備え、このトルク伝達部
    (13)と前記径大部(23)との間に第1摩擦板
    (3)が介在され、前記軸部(22)にはトルク設定調
    節部材(4)が螺合され、このトルク設定調節部材
    (4)と前記トルク伝達部(13)との間に、第2摩擦
    板(5)と押さえ板(6)及び前記第1及び第2摩擦板
    (3)(5)を前記トルク伝達部(13)に押圧する弾
    性部材(7)とを介在していることを特徴とする定トル
    ク締付具。
  2. 【請求項2】第1本体(1)と第2本体(2)との間
    に、前記第1本体(1)の前記操作部(11)によるね
    じ体の締付方向への回転時、前記第1本体(1)を第2
    本体(2)に対し回転可能とし、前記ねじ体の戻し方向
    への回転時、前記第1本体(1)と第2本体(2)とを
    一体回転可能とする一方向回転機構(8)を備えている
    請求項1記載の定トルク締付具。
  3. 【請求項3】第1本体(1)と第2本体(2)との一方
    は、空間部(14)と、この空間部(14)内に向かう
    トルク伝達部(13)とを備え、他方は、前記空間部
    (14)に装入される軸部(22)と、前記トルク伝達
    部(13)に対向する径大部(23)とを備え、この径
    大部(23)と前記トルク伝達部(13)の外面との間
    に第1摩擦板(3)が介装され、前記空間部(14)に
    装入される前記軸部(22)にトルク設定調節部材
    (4)が螺合され、この調節部材(4)と前記空間部
    (14)に向かうトルク伝達部(13)の内面との間
    に、第2摩擦板(5)と、押さえ板(6)及び弾性部材
    (7)を介在させている請求項1記載の定トルク締付
    具。
  4. 【請求項4】第1本体(1)の操作部(11)に径方向
    外方に向かって延びる握り部(16)を形成している請
    求項1記載の定トルク締付具。
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