JPH06238331A - コイル材の端末の処理装置 - Google Patents

コイル材の端末の処理装置

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JPH06238331A
JPH06238331A JP2821393A JP2821393A JPH06238331A JP H06238331 A JPH06238331 A JP H06238331A JP 2821393 A JP2821393 A JP 2821393A JP 2821393 A JP2821393 A JP 2821393A JP H06238331 A JPH06238331 A JP H06238331A
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JP
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coil material
coil
operated
sensor
cutter device
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JP2821393A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hiramitsu
和男 平光
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Yamada Dobby Co Ltd
Original Assignee
Yamada Dobby Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル材の端末を自動的に切除でき、省力的
にコイル材の端末を処理できる処理装置を提供するこ
と。 【構成】 制御装置60は、後センサ55のコイル材の
端末の検出によって、まず、カッタ装置10を作動させ
た後、コイル材を前方に送るように送り装置20を作動
させる。そして、コイル材の切断部位を前センサ52が
検出することによって、カッタ装置10を作動させると
ともに、前ガイド台30を開かせた後復帰させ、残材を
前収納部50に収納し、さらに、コイル材を前方に送る
ように送り装置20を作動させる。その後、中センサ5
3のコイル材の端末の検出によって、カッタ装置10を
作動させた後、コイル材を後方へ送るように送り装置2
0を作動させるとともに、前・後ガイド台30・40を
それぞれ開かせて、残材を前・後収納部50・51に収
納するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス機に供給され
るスチールテープ等の帯状のコイル材の端末を自動的に
切除するコイル材の端末の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、スチールテープ等の帯
状のコイル材をプレス機に供給して加工する場合には、
コイル材を巻いたリールをアンコイラにセットし、アン
コイラにセットしたリールから、レベラを通過させた
後、プレス機に供給して、コイル材に所定の加工を施し
ていた。
【0003】しかし、コイル材は、リール材に巻かれて
おり、その端末には強く巻きぐせが付いていることか
ら、加工しても不良品となってしまう。
【0004】そのため、従来は、加工中に、コイル材の
端末がプレス機に供給されそうになると、プレス機の作
動を停止させて、リール材から繰り出されたコイル材の
端末を4〜5m切除していた。
【0005】そして、この切除は、従来、カッタ等を使
用する手作業により行なわれており、非能率的であっ
て。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、コイル材の端末を自動的に切除でき、省力的にコ
イル材の端末を処理できる処理装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る処理装置
は、プレス機に供給される帯状のコイル材の水平方向の
搬送路に配置され、コイル材の端末を切除するコイル材
の端末の処理装置であって、前記コイル材を切断可能な
カッタ装置と、該カッタ装置における前記コイル材の搬
送方向後方に配置され、前方若しくは後方へ前記コイル
材を搬送可能な送り装置と、前記カッタ装置における前
記コイル材の搬送方向前方と、前記送り装置における前
記コイル材の搬送方向後方と、に配置され、それぞれ、
搬送方向と直交する方向に分離可能な前・後ガイド台
と、該前・後ガイド台のそれぞれ下方に配置され、前記
コイル材の残材を収納する前・後収納部と、前記前ガイ
ド台の前方付近と、前記後ガイド台の前方付近と、前記
後ガイド台の後方付近と、に配置され、各々の部位に配
置される前記コイル材の有無を検出可能な前・中・後セ
ンサと、該前・中・後センサからの信号を入力して、前
記カッタ装置、前記送り装置、及び、前記前・後ガイド
台の分離動作、を制御する制御装置と、を備え、前記制
御装置が、前記後センサの前記コイル材の端末の検出に
よって、前記カッタ装置を作動させた後、前記コイル材
を前方に送るように前記送り装置を作動させ、前記コイ
ル材の切断部位を前記前センサが検出することによっ
て、前記カッタ装置を作動させるとともに、前記前ガイ
ド台を分離させた後復帰させ、残材を前記前収納部に収
納し、さらに、前記コイル材を前方に送るように前記送
り装置を作動させるようにし、前記中センサの前記コイ
ル材の端末の検出によって、前記カッタ装置を作動させ
た後、前記コイル材を後方へ送るように前記送り装置を
作動させるとともに、前記前・後ガイド台をそれぞれ分
離させて、残材を前記前・後収納部に収納するように、
制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の作用・効果】この発明に係る処理装置では、プ
レス機の加工中にコイル材の端末が通過してくると、ま
ず、後センサが、コイル材の端末を検出する。
【0009】すると、その信号を入力した制御装置が、
カッタ装置を作動させた後、コイル材の端末を前方に送
るように送り装置を作動させる。
【0010】そして、コイル材の切断部位が前進して前
センサの配置部位まで送られると、前センサがその切断
部位を検出し、その信号を入力した制御装置は、再度カ
ッタ装置を作動させるとともに、前ガイド台を分離させ
る。すると、前センサの配置部位からカッタ装置の配置
部位までのコイル材の端末が、残材として前収納部に落
下して収納されることとなる。その後、制御装置の制御
によって、前ガイド台が復帰するとともに、送り装置が
作動してコイル材が前方に送られる。そして、これらの
前センサの切断部位の検出、カッタ装置の作動、前ガイ
ド台の分離と復帰、及び、送り装置のコイル材の前方送
り、の作動は、中センサがコイル材の端末を検出するま
で繰り返され、順次、コイル材の端末が、前センサの配
置部位からカッタ装置の配置部位までの長さの残材とな
って、前収納部内に収納させることとなる。
【0011】その後、上述の送り装置のコイル材の前方
送りによって、コイル材の端末が中センサの配置部位ま
で送られると、中センサがその端末を検出し、その信号
を入力した制御装置は、カッタ装置を作動させて、コイ
ル材の端末を後方へ送るように送り装置を作動させると
ともに、前・後ガイド台を分離させて、カッタ装置より
前方のコイル材の端末とカッタ装置より後方のコイル材
の端末とを、残材として、それぞれ前・後収納部に収納
することとなる。
【0012】したがって、この発明に係る処理装置で
は、当初、後センサがコイル材の端末を検出した際の、
カッタ装置の配置部位から後方側のコイル材の端末を、
順次、切断して、前収納部と後収納部とに残材として自
動的に収納できることから、省力的にコイル材の端末を
処理することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】実施例の処理装置1は、それぞれ図示しな
いプレス機とレベラとの間で、プレス機に供給される帯
状のコイル材Wの水平方向の搬送路に配置され、図1に
示すように、カッタ装置10、送り装置20、前・後ガ
イド台30・40、前・後収納部50・51、前・中・
後センサ52・53・55、及び、制御装置60、を備
えて構成されている。
【0015】カッタ装置10は、図1・2・5に示すよ
うに、下方の固定刃11と上方の移動刃12とを備えて
構成され、固定刃11は、取付ブロック11bに刃本体
11aを取り付けて、取付ブロック11bが装置1の天
板フレーム2に固定されて配設されている。
【0016】移動刃12は、取付ブロック12bに刃本
体12aを取り付けて、取付ブロック12bが、図2に
示すように、両端をガイドポスト13・13に連結させ
て配設されている。ガイドポスト13・13は、天板フ
レーム2に固定されて内部にベアリング(図符号省略)
を配設させた摺動ガイド14・14を挿通して下方へ延
び、下端で、連結ブロック15に連結されている。連結
ブロック15には、天板フレーム2の下面に固定された
エアシリンダ16から下方へ延びるピストンロッド16
aが接続されている。また、連結ブロック15の下面に
は、上方へ付勢するコイルばね17の上端が当接し、コ
イルばね17は、装置1の下部の横フレーム3に固定さ
れたばね座18に、その下端を支持させている。このコ
イルばね17は、エアシリダ16のエアが抜けても、移
動刃12を下方へ移動させないようにするために、配設
されている。
【0017】また、移動刃12の取付ブロック12bの
後面には、図1・5・6に示すように、コイル材Wを切
断する際の移動刃12の下降時に、コイル材Wを押える
ための押え具19が配設されている。この押え具19
は、取付ブロック12bの後面に固定される支持ブロッ
ク19aと、支持ブロック19aから下方へ延びる支持
ロッド19bと、支持ロッド19bの下端に連結される
押え板19cと、支持ブロック19aと押え板19cと
の間の支持ロッド19bに外装される圧縮コイルばね1
9dと、を備えて構成されている。
【0018】送り装置20は、図1・5・6に示すよう
に、図示しない駆動用モータにより正転・逆転する駆動
用ローラ23と、駆動用ローラ23とでコイル材Wを挟
持可能とする回転自在のフリーローラ24と、を備えて
構成され、駆動用ローラ23は、左右両端を、天板フレ
ーム2に固定される2枚の軸受板21に保持され、フリ
ーローラ24は、左右両端を2枚の支持板25に保持さ
れている。各支持板25は、軸受板21に固定される支
持ピン26に軸支され、一方の支持板25が、エアシリ
ンダ27のピストンロッド27aに連結され、エアシリ
ンダ27は、2枚の軸受板21の上部を連結する上板2
2上に固定されている。
【0019】そして、この送り装置20は、制御装置6
0の制御によって、エアシリンダ27がピストンロッド
27aを伸ばしてフリーローラ24を駆動用ローラ23
側に接近させ、図示しない駆動用モータが駆動されるこ
とにより、駆動用ローラ23とフリーローラ24とでコ
イル材Wを挟持し、駆動用ローラ23の回転駆動によ
り、コイル材Wを所定方向に送ることとなる。
【0020】前ガイド台30は、図1・3・4に示すよ
うに、カッタ装置10の前方に配置され、底壁31aと
底壁31aの両縁から上方へ延びる側壁31b・31c
とを備えてコイル材Wを前後方向に搬送可能な断面U字
形のガイド31を有し、このガイド31は、底壁31a
の中央でコイル材Wの搬送方向と直交する方向で2分割
する2つのガイド片32・33から構成されている。そ
して、各ガイド片32・33は、それぞれ、ブラケット
34を介して、エアシリンダ35・36のピストンロッ
ド35a・36aに連結されており、エアシリンダ35
・36の作動により、相互に接近若しくは離隔するよう
に構成されている。各エアシリンダ35・36は、装置
1の上部の横フレーム4に固定されたブラケット37に
それぞれ支持されている。なお、ガイド31の底壁31
aは、後方へ行くに従い幅を広くしている。
【0021】後ガイド台40は、図1・4に示すよう
に、送り装置20の後方に配置され、、前ガイド台30
と同様な構成として、底壁41aと側壁41b・41c
とを備えた断面U字形のガイド41を有し、このガイド
41は、底壁41aの中央でコイル材Wの搬送方向と直
交する方向で2分割する2つのガイド片42・43から
構成され、各ガイド片42・43は、所定のブラケット
により横フレーム4に固定されたエアシリンダ45・4
6の作動によって、接近・離隔するように構成されてい
る。
【0022】前収納部50と後収納部51とは、それぞ
れ、前ガイド台30と後ガイド台40との下方に、横フ
レーム4や横フレーム5に固定させて上方を開口させた
収納箱50a・51aを配置させて構成されている。な
お、50b・51bは、それぞれ天板フレーム2に固定
されて、残材W2・W3・W4を収納箱50a・51a
内に案内するシュート板である。なお、各収納箱50a
・50bは、底部付近で、それぞれ、図示しない残材排
出シュートに接続されている。
【0023】前センサ52は、横フレーム4に固定され
る図示しないブラケットによって、ガイド31の前端付
近の上方に配置される反射型の光電スイッチから構成さ
れ、この前センサ52は、ガイド31の前端付近にコイ
ル材Wの切断部位Cが配置されたか否かを検出するもの
である。
【0024】中センサ53は、軸受板21に固定された
ブラケット54によって、送り装置20の後方でかつガ
イド41の前端上方に配置される反射型の光電スイッチ
から構成され、この中ガイド53は、ガイド41の前端
付近にコイル材Wの端末Eが配置されたか否かを検出す
るものである。
【0025】後センサ55は、投光器55aと受光器5
5bとから構成される透過型の光電スイッチであり、投
光器55aがブラケット56を介して横フレーム5等に
固定され、受光器55bがブラケット57を介して横フ
レーム6に固定されている。この後センサ55は、後ガ
イド台40の後方における後述するガイドローラ61の
フリーローラ62間にコイル材Wの端末Eが配置された
が否かを検出するものである。
【0026】ガイドローラ61は、図1・4に示すよう
に、両端を支持板63・63によって回転自在に保持さ
れた複数のフリーローラ62を備えて構成されている。
各支持板63は、3本の連結軸64・65・68とで相
互に連結されている。そして、連結軸65には、縦フレ
ーム7に固定されるエアシリンダ66のピストンロッド
66aが連結され、連結軸68は、収納箱51aの後面
に固定された軸受67に軸支されている。そして、ガイ
ドローラ61は、エアシリンダ66の作動により、連結
軸68を中心として、上下方向に回動するように構成さ
れている。このガイドローラ61は、プレス機での加工
中に図示しないレベラからのコイル材Wを案内するもの
である。
【0027】また、このガイドローラ61は、プレス機
にコイル材Wを供給する当初に、レベラと本装置1との
間に配置される図示しないスレッディングテーブルを上
昇させて、本装置1を経てプレス機にコイル材を供給
し、その後、スレッディングテーブルを下降させてガイ
ドローラ61でコイル材Wを案内させるまで、スレッデ
ィングテーブルと干渉しないように、エアシリンダ66
の作動によって、下方へ回転移動させられることとな
る。
【0028】制御装置60は、前・中・後センサ52・
53・55からの信号を入力して、カッタ装置10、送
り装置20、及び、前・後ガイド台30・40の分離動
作、を制御する。
【0029】この制御装置60の制御の概略は、まず、
後センサ55のコイル材Wの端末Eの検出によって、カ
ッタ装置10を作動させた後、コイル材W1を前方に送
るように送り装置20を作動させる。そして、コイル材
W1の切断部位Cを前センサ52が検出することによっ
て、カッタ装置10を作動させるとともに、前ガイド台
30を分離させた後復帰させ、残材W2を前収納部50
に収納し、さらに、コイル材W1を前方に送るように送
り装置20を作動させるようにする。その後、中センサ
53のコイル材W1の端末Eの検出によって、カッタ装
置10を作動させた後、コイル材W1を後方へ送るよう
に送り装置20を作動させるとともに、前・後ガイド台
30・40をそれぞれ分離させて、残材W3・W4を前
・後収納部50・51に収納するように、制御するもの
である。
【0030】つぎに、実施例の処理装置1の作動態様に
ついて説明すると、プレス機の加工中において、コイル
材Wの端末Eが、ガイドローラ61の部位に搬送されて
くると、図5に示すように、まず、後センサ55が、コ
イル材W1の端末Eを検出し、その信号を入力した制御
装置60が、エアシリンダ16を作動させ、移動刃12
を固定刃11に接近させて、コイル材Wを切断する。そ
の際、プレス機は作動しているため、切断部位Cの前方
のコイル材W0は、図示しないプレス機側へ移動するこ
ととなる。
【0031】そして、制御装置60は、カッタ装置10
を作動させた後、移動刃12を復帰させ、図6に示すよ
うに、エアシリンダ27を作動させてフリーローラ24
を駆動用ローラ23に接近させるとともに、図示しない
駆動用モータを作動させて駆動用ローラ23を回転せ、
端末E側のコイル材W1を前方に送るように送り装置2
0を作動させる。
【0032】そして、コイル材W1の切断部位Cが前進
して前センサ52の配置部位まで送られると、前センサ
52がその切断部位Cを検出し、その信号を入力した制
御装置60は、図7に示すように、再度、エアシリンダ
16を作動させて移動刃12を固定刃11に接近させ、
コイル材W1を切断するようにカッタ装置10を作動さ
せるとともに、エアシリンダ35・36を作動させて、
前ガイド台30におけるガイド31のガイド片32・3
3を分離させる。すると、前センサ52の配置部位から
固定刃11の配置部位までのコイル材W1が、残材W2
として前収納部50の収納箱50aに落下して収納され
ることとなる。
【0033】その後、制御装置60の制御によって、エ
アシリンダ35・36が作動して、ガイド片32・33
を接近させるように前ガイド台30が復帰するととも
に、送り装置20の駆動用ローラ23が回転駆動され、
端末E側のコイル材W1が再度前方に送られる。
【0034】そして、これらの前センサ52の切断部位
Cの検出、カッタ装置10の作動、前ガイド台30の分
離と復帰、及び、送り装置20のコイル材W1の前方送
り、の作動は、中センサ53がコイル材W1の端末Eを
検出するまで繰り返され、順次、端末E側のコイル材W
1が、前センサ52の配置部位からカッタ装置10の固
定刃11の配置部位までの長さの残材W2となって、前
収納部50の収納箱50a内に収納されることとなる。
なお、実施例の場合には、切除する端末E側のコイル材
W1の長さが短いため、この前センサ52による切断部
位Cの検出以降のカッタ装置10等の作動は、一回だけ
行なわれ、残材W2は、一本収納されるだけである。
【0035】その後、上述の送り装置20のコイル材W
1の前方送りによって、端末E側のコイル材W1が中セ
ンサ53の配置部位まで送られると、中センサ53がそ
の端末Eを検出し、その信号を入力した制御装置60
は、図8に示すように、エアシリンダ16を作動させて
移動刃12を固定刃11に接近させるよにカッタ装置1
0を作動させる。
【0036】そして、制御装置60は、図9に示すよう
に、図示しない駆動用モータを作動させて駆動用ローラ
23を逆転させ、端末E側のコイル材W1を後方へ送る
ように送り装置20を作動させるとともに、前・後ガイ
ド台30・40のエアシリンダ35・36・45・46
を作動させてガイド31・41をガイド片32・33・
42・43に分離させる。すると、固定刃11より前方
のコイル材W1と固定刃11より後方のコイル材W1と
が、残材W3・W4として、それぞれ前・後収納部50
・51の収納箱50a・51aに落下収納されることと
なり、既述の発明の作用・効果の欄で述べたと同様な効
果を奏する。
【0037】なお、実施例の処理装置1では、曲きぐせ
や表面に傷が付いていることの多いリールに巻かれたコ
イル材の先端側の切除も自動的に行なうことができる。
【0038】その場合には、制御装置60の制御によっ
て、ピストンロッド66aを収縮させるようにエアシリ
ンダ66を作動させ、ガイドローラ61を下方へ回転移
動させるようにして、図示しないスレッディングテーブ
ルを上昇させて後ガイド台40のガイド41の底壁41
aと一致させる。そして、図示しないレベラの駆動によ
りコイル材Wが、後ガイド台40、送り装置20、カッ
タ装置10、及び前ガイド台30に送られ、コイル材W
の先端が前センサ52の配置部位まで送られてきた際、
前センサ52の検出信号を入力した制御装置60の制御
によって、エアシリンダ16を作動させて移動刃12を
固定刃11に接近させるようにカッタ装置10を作動さ
せるとともに、前ガイド台30を分離・復帰させ、切除
したコイル材Wを前収納部50の収納箱50a内に落下
収納させるようにすれば良い。なお、さらに切除する場
合には、レベラの駆動によりコイル材Wの切断箇所が、
前センサ52の配置部位まで送られてくる毎に、上述の
作業を行なうように、制御装置60をプログラムしてお
けば良い。
【0039】そして、所定長さのコイル材Wの先端側の
切除を行なった後には、スレッディングテーブルの下降
後、制御装置60によって、ガイドローラ61を復帰さ
せるように、制御させておけば良い。なお、先端側の切
除後のコイル材Wは、レベラの駆動力によって、プレス
機に供給され、供給後には、レベラの送りとプレス機の
引張りによって、処理装置1を通過することとなる。
【0040】さらに、実施例の処理装置1において、コ
イル材Wの変更等によって、加工を中止するような場合
には、カッタ装置10を作動させた後、コイル材Wの切
断部位の前方側をプレス機によって引っ張らせ、コイル
材の切断部位の後方側をレベラによって引っ張らせ、新
たなコイル材を上述の工程でセットし直せば良い。
【0041】また、実施例の処理装置1では、カッタ装
置10において、移動刃12を固定刃11の上方に配置
させ、ガイドポスト13等を利用して、移動刃12を固
定刃11の下方に配置させたエアシリンダ16で上下動
させるように構成したことから、カッタ装置10の上方
部位のスペースを大きく取れて、装置1をコンパクト化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す処理装置の概略縦断
面図である。
【図2】同実施例の概略縦断面図であり、図1のII−II
部位を示す。
【図3】同実施例の概略縦断面図であり、図1のIII −
III 部位を示す。
【図4】同実施例の概略横断面図であり、図1のIV−IV
部位を示す。
【図5】同実施例の作動態様を示す断面図であり、コイ
ル材の端末を後センサが検出した状態を示す。
【図6】同実施例の作動態様を示す断面図であり、コイ
ル材の切断部位を前センサが検出する状態を示す。
【図7】同実施例の作動態様を示す断面図であり、残材
を前収納部に収納する状態を示す。
【図8】同実施例の作動態様を示す断面図であり、コイ
ル材の端末を中センサが検出した状態を示す。
【図9】同実施例の作動態様を示す断面図であり、残材
を前・後収納部に収納する状態を示す。
【符号の説明】
1…処理装置、 10…カッタ装置、 11…固定刃、 12…移動刃、 20…送り装置、 23…駆動用ローラ、 24…フリーローラ、 30…前ガイド台、 31…ガイド、 32・33…ガイド片、 40…後ガイド台、 41…ガイド、 42・43…ガイド片、 50…前収納部、 50a…収納箱、 51…後収納部、 51a…収納箱、 52…前センサ、 53…中センサ、 55…後センサ、 60…制御装置、 W・W0・W1…コイル材、 W2・W3・W4…残材。 E…端末、 C…切断部位。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機に供給される帯状のコイル材の
    水平方向の搬送路に配置され、コイル材の端末を切除す
    るコイル材の端末の処理装置であって、 前記コイル材を切断可能なカッタ装置と、 該カッタ装置における前記コイル材の搬送方向後方に配
    置され、前方若しくは後方へ前記コイル材を搬送可能な
    送り装置と、 前記カッタ装置における前記コイル材の搬送方向前方
    と、前記送り装置における前記コイル材の搬送方向後方
    と、に配置され、それぞれ、搬送方向と直交する方向に
    分離可能な前・後ガイド台と、 該前・後ガイド台のそれぞれ下方に配置され、前記コイ
    ル材の残材を収納する前・後収納部と、 前記前ガイド台の前方付近と、前記後ガイド台の前方付
    近と、前記後ガイド台の後方付近と、に配置され、各々
    の部位に配置される前記コイル材の有無を検出可能な前
    ・中・後センサと、 該前・中・後センサからの信号を入力して、前記カッタ
    装置、前記送り装置、及び、前記前・後ガイド台の分離
    動作、を制御する制御装置と、 を備え、 前記制御装置が、 前記後センサの前記コイル材の端末の検出によって、前
    記カッタ装置を作動させた後、前記コイル材を前方に送
    るように前記送り装置を作動させ、 前記コイル材の切断部位を前記前センサが検出すること
    によって、前記カッタ装置を作動させるとともに、前記
    前ガイド台を分離させた後復帰させ、残材を前記前収納
    部に収納し、さらに、前記コイル材を前方に送るように
    前記送り装置を作動させるようにし、 前記中センサの前記コイル材の端末の検出によって、前
    記カッタ装置を作動させた後、前記コイル材を後方へ送
    るように前記送り装置を作動させるとともに、前記前・
    後ガイド台をそれぞれ分離させて、残材を前記前・後収
    納部に収納するように、 制御することを特徴とするコイル材の端末の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101394451B1 (ko) * 2007-09-05 2014-05-14 주식회사 포스코 절편형 스크랩 처리장치
CN108046016A (zh) * 2017-12-29 2018-05-18 吴焕辉 全自动pvc连接机
KR20180061981A (ko) * 2016-11-30 2018-06-08 주식회사 포스코 스트립 선단부 가공장치

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