JPH0623786B2 - 交差コイル式メ−タ駆動回路 - Google Patents

交差コイル式メ−タ駆動回路

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JPH0623786B2
JPH0623786B2 JP24280284A JP24280284A JPH0623786B2 JP H0623786 B2 JPH0623786 B2 JP H0623786B2 JP 24280284 A JP24280284 A JP 24280284A JP 24280284 A JP24280284 A JP 24280284A JP H0623786 B2 JPH0623786 B2 JP H0623786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車用計器等の交差コイル式メータ駆動回
路に関するものである。
従来例の構成とそ問題点 自動車用計器を中心とする可動コイル型メータや交差コ
イル式メータでは、メータ指示の応答性を良くし、メー
タの指示動作のヒステリシス特性を軽減するために、メ
ータ駆動回路の出力信号に一定周波数の交流信号を重畳
する方式が従来より行われている。
第1図は交差コイル式メータ駆動回路の従来例のブロッ
ク構成を示す図である。
第1図において、周波数/電圧(F/V)変換回路1
は、回転数等に応じて変化する入力信号の周波数を直流
的な関数電圧に変換する。そして、入力周波数の直線的
な増大に応じて関数的に変化する出力信号、正弦波出力
と余弦波出力との2つの関数出力信号を、最大一周期の
範囲内で出力する。従って、タコメータのように、加速
や減速が繰り返されるような用途では、F/V変換回路
1の出力端には、入力周波数が経時的に変化する場合は
交流出力を出力し、入力周波数が一定であれば安定な直
流電圧を出力することになる。
発振回路4は、発振周波数がF/V変換回路1出力の変
動成分の周波数より十分に高く、かつ一定周波数に設定
され、発振出力レベルが一定であり、その発振出力は脈
流信号として扱われる。
重畳回路2は、F/V変換回路の正弦波出力と余弦波出
力、並びに発振回路4出力の脈流信号が入力され、F/
V変換の正弦波出力と余弦波出力の双方に脈流信号を重
畳させる。
メータ出力回路3は、重畳回路2の出力信号が入力さ
れ、最大振幅が電源電圧とほぼ等しくなるように増幅し
た余弦電圧を余弦波用出力端子6,7に出力し、最大振
幅が電源電圧とほぼ等しくなるように増幅した正弦電圧
を正弦波用出力端子8,9に出力する。
メータ5の余弦波用コイルは余弦波用出力端子6,7に
接続され、メータ5の正弦波用コイルは正弦波用出力端
子8,9に接続され、メータ5の指針は、メータ出力回
路3の出力に応じて回転指示する。
以上のように従来例は構成され、重畳回路2は、F/V
変換回路から出力される正弦波成分と、余弦波成分の双
方に脈流信号を重畳させて合成信号をつくる。そして、
それらの合成信号をメータ出力回路3に入力し、メータ
出力回路3は、出力端での合成信号の最大振幅が電源電
圧の範囲に近いレベルまで増幅し、正弦波用コイル及び
余弦波用コイルを駆動する。
第2図は、第1図の従来例の回路全体の入出力の伝達特
性を示す図であり、入力信号の周波数に対するメータ出
力回路3の出力信号レベルの変化を示している。そし
て、第2図中の余弦波出力Vcos(V6-V7)は余弦波
用出力端子6,7の出力電圧の特性を示し、正弦波出力
Vsin(V8-V9)は正弦波用出力端子8,9の出力電
圧の特性を示し、余弦波用出力端子6,7間および正弦
波用出力端子8,9間には脈流信号成分が重畳した出力
信号を出力する。
ここで、脈流信号の作用について説明する。もし、交差
コイル式メータ5の正弦波用コイル及び余弦波用コイル
に脈流信号の重畳しない正弦電圧及び余弦電圧を夫々印
加する場合は、入力信号の周波数がわずかに変化した
時、正弦波用コイル及び余弦波用コイルの磁界の指針に
与えるトルクが弱く、磁界の変化に追従した指針の動き
ができずに、ヒステリシス特性のような不感動作(動作
の遊び)現象を起こす。
そして、脈流信号を重畳させた正弦電圧並びに余弦電圧
でメータ5のコイルを駆動すると、メータ5の指針は、
脈流信号に応じた磁界の変動によって前後に振動させる
トルクが指針に与えられるが、その振動が脈流信号に追
従した高い周波数であるために、その振動に殆ど追従で
きず、脈流信号を平均化した出力電圧に相当する位置を
指示する。即ち、メータ5の指針は、脈流信号の重畳し
てない状態と等化な正弦電圧並びに余弦電圧に追従して
指示する訳である。この場合、メータ5の指針は、脈流
信号の周波数に追従しないといってもわずかに微動して
いる状態であり、低い周波数成分の信号が印加される
と、慣性が働きやすくなり、メータ5の指針が正弦電圧
や余弦電圧がわずかな変化にも追従しやすくなる。そし
て、メータ5の指示に応答性が良くなり、動作の遊びを
無くすことができる。
ところが、メータ出力回路3は、その最大出力振幅が電
源電圧とほぼ等しい体で動作すると、電源電圧が第3図
に示される(VCC−GND)から(V′CC−GND′)
へと減少した時、メータ出力回路3内の出力トランジス
タ動作の飽和によって、正弦波出力Vsin(V−V
)のVCC側とGND側の尖頭部が制限され、重畳回路
2で折角重畳した脈流信号がその尖頭部で消滅してしま
う。このことは、正弦波出力と同等の振幅で出力する余
弦波出力Vcos(V−V)についても同様の現象
が起きる。このような現象が起きると、脈流信号の存在
する出力波形のスロープ部分では、メータ5の指針の応
答性は良いが、出力波形の尖頭部における指針の応答性
が悪くなり、メータ5の指針の指示角度によって応答性
が変動することが問題となった。
これを改善するために、正弦波並びに余弦波の出力電圧
を電源電圧に対して余裕を持たせた振幅に設定したとす
ると、出力振幅が小さくなり、メータ出力回路のダイナ
ミックレンジが十分に得られないことが問題となった。
発明の目的 本発明は、上記の従来例の問題点を排除し、メータ駆動
回路の出力ダイナミックレンジを確保すると共に、メー
タの指針の応答性を改善することを目的とする。
発明の構成 本発明は、正弦波出力と余弦波出力とを発生させ、その
各出力でメータを駆動するメータ駆動回路において、正
弦電圧のみを出力する正弦波用出力端子、余弦電圧のみ
を出力する余弦波用出力端子、基準電位に一定レベルの
脈流信号を重畳させた電圧を出力する共通端子を有した
メータ出力回路と、前記メータに内蔵されると共に、前
記正弦波用出力端子と前記共通端子間に接続された正弦
波用コイルと、前記メータに内蔵されると共に、前記余
弦波用出力端子と前記共通端子間に接続された余弦波用
メータと、を備えた交差コイル式メータ駆動回路であ
り、 この構成により、電源電圧の減電圧時においても、指針
の指示角度に依存した不感動帯が無くなり、指針がスム
ースに動くだけでなく、正弦波出力及び余弦波出力のダ
イナミックレンジを大きくすることができ、メータをよ
り大きな駆動出力で駆動することにより、指針の敏捷性
も改善できる。
実施例の説明 以下、第4図に示す本発明の一実施例のブロック構成図
を用いて、交差コイル式メータ駆動回路について詳しく
述べる。
第4図において、F/V変換回路11は、回転数等に応
じて変化する入力信号の周波数を直流的な関数電圧に変
換する。そして、入力周波数の直線的な増大に応じて関
数的に変化る出力信号、正弦波出力と余弦波出力との2
つの関数出力信号、を最大一周期の範囲内で出力する。
発振回路13は、発振周波数がF/V変換回路11出力
の変動成分の周波数より十分に高く、かつ一定周波数に
設定され、発振出力レベルが一定であり、発振出力は脈
流信号として扱われる。
メータ出力回路12は、接地電位(GND)と電源電圧
(VCC)とのバイアスで動作し、共通端子15と、余弦
波用出力端子16と、正弦波用出力端子17との3つの
出力端を有している。そして、交差コイル式メータ14
の余弦波用コイルは余弦波用出力端子16と共通端子1
5との間に接続され、交差コイル式メータ14の正弦波
用コイルは正弦波用出力端子17と共通端子15との間
に接続され、共通端子15には基準となる直流電位(電
源電圧の約1/2の電圧)のバイアスに発振回路13出
力からの脈流信号を重畳した電圧が出力される。また、
F/V変換回路11から出力される余弦波成分と正弦波
成分はメータ駆動回路12で増幅され、余弦電圧のみを
余弦波用出力端子16に出力し、正弦電圧のみを正弦波
用出力端子17に出力する。
以上のように構成されたメータ駆動回路について、第5
図の出力波形図を参照しながら動作を説明する。
メータ出力回路12は、F/V変換回路から入力される
正弦波成分と余弦波成分の夫々を増幅し、増幅した正弦
電圧Vsin(V17)のみを正弦波用出力端子17から
出力し、増幅した余弦電圧Vcos(V16)のみを余弦
波用出力端子16から出力する。これらの出力信号は共
通端子15の直流電位を基準に上下振動し、共通端子1
5を出力信号は基準電位に所定レベルの脈流信号を重畳
した信号である。従って、端子15と16間に接続され
た余弦波用コイルは余弦電圧と脈流信号が加算された信
号が与えられ、端子15と17間に接続された正弦波用
コイルは正弦電圧と脈流信号が加算され信号が与えられ
る。
このような出力条件でメータ出力回路から出力信号を出
力すると、例えば、電源電圧が低下しても、端子16,
17の出力波形がVCC側の尖頭部とGND側の尖頭部と
で制限されることが問題となるだけで、端子15に重畳
された脈流信号が消滅することはない。この場合、メー
タ14の指針は、正弦波出力波形と余弦波出力波形の一
部が崩れることから、指示する角度の正確性が損なわれ
るが、出力信号がわずかに変化したときの応答性は維持
される。
しかし、上述したことは最悪の事例であり、端子16と
17に夫々余弦波出力のみと正弦波出力のみとを出力す
るから、これらの出力波形は、従来例に比べて脈流信号
の振幅分だけ大きな出力レベルにすることが可能とな
り、出旅ダイナミックレンジが広がる。従って、その出
力振幅を大きく設定することで、メータ14の指針の敏
捷性を良くすることができるし、従来例と同じ出力レベ
ルで駆動するのであれば、電源電圧の低下による波形歪
が少なくなる。
発明の効果 以上に詳述しましたように、本発明の交差コイル式メー
タ駆動回路は、電源電圧の減電圧時においても、指針の
指示角度に依存した不感動帯が無くなり、指針がスムー
スに動くだけでなく、正弦波出力及び余弦波出力のダイ
ナミックレンジを大きくすることができ、より大きな駆
動出力によって指針の敏捷性を良くすることもできると
いう格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の交差コイル式メータの駆動回路のブロッ
ク構成図、第2図,第3図は同従来例の出力波形図、第
4図は本発明の交差コイル式メータ駆動回路に係る一実
施例のブロック構成図、第5図は第4図の実施例の出力
波形図である。 1,11……F/V変換回路、2……交流重畳回路、
3,12……メータ出力回路、4,13……発振回路、
5,14……交差コイル式メータ、15……共通端子、
16……余弦波用出力端子、17……正弦波用出力端
子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正弦波出力と余弦波出力とを発生させ、そ
    の各出力でメータを駆動するメータ駆動回路において、 正弦電圧のみを出力する正弦波用出力端子、余弦電圧の
    みを出力する余弦波用出力端子、基準電位に一定レベル
    の脈流信号を重畳させた電圧を出力する共通端子、を有
    したメータ出力回路と、 前記メータに内蔵されると共に、前記正弦波用出力端子
    と前記共通端子間に接続された正弦波用コイルと、 前記メータに内蔵されると共に、前記余弦波用出力端子
    と前記共通端子間に接続された余弦波用コイルと、 を備えた交差コイル式メータ駆動回路。
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