JPH06237370A - 色温度補正装置 - Google Patents

色温度補正装置

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JPH06237370A
JPH06237370A JP5021523A JP2152393A JPH06237370A JP H06237370 A JPH06237370 A JP H06237370A JP 5021523 A JP5021523 A JP 5021523A JP 2152393 A JP2152393 A JP 2152393A JP H06237370 A JPH06237370 A JP H06237370A
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JP
Japan
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light source
color
values
color temperature
under
Prior art date
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Pending
Application number
JP5021523A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Arai
佳文 荒井
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カラー出力装置の再現色を観察時の照明の色温
度に合わせて異なる照明のもとで同じ色の再現色が常に
同じ色に見えるように、色彩値からデバイス値への変換
を行う色温度補正装置である。 【構成】XYZ 、L*a*b*値、L*u*v*値等の色彩値を、レッ
ド(R) 、グリーン(G)、ブルー(B) 、またはシアン(C)
、マゼンタ(M) 、イエロー(Y) もしくはシアン(C) 、
マゼンタ(M) 、イエロー(Y) 、ブラック(K) 値の如きデ
バイス値に変換する装置であって、特定光源の下での色
彩値を、各種光源の下でのデバイス値に変換する変換手
段を有し、該変換手段を用いて特定光源の下での色彩値
を、光源選択手段で指定した光源の下でのデバイス値に
変換してなる色温度補正装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、観察時の照明光源の影響による
カラー出力装置の再現色の色の見えの違いを色変換法を
用いて特定の光源下でのXYZ, L*a*b*, L*u*v*の如き色
彩値からレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B) 、または
イエロー(Y) 、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)
もしくはイエロー(Y) 、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)、ブラック(K)の如きカラー出力装置に依存する
デバイス値に変換する際に、観察時の照明光源に対応し
た色変換を行うことによって同じ色の再現色を異なる光
源のもとで観察した際に同じに見える様に色補正を行う
機能を持った色温度補正装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷物の色はD50やD65のような基
準となる標準光源のもとで色を評価し、その光源のもと
で正確な色が再現されることが色合わせの一般的な考え
方であった。そのためこれまではあまり、標準光源以外
の観察光源のもとでの色合わせの必要性は生じていなか
った。よって、こうした種々の光源のもとでの色合わせ
の方法や装置に関する既存技術はほとんど開発されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、近年のカ
ラーDTPやカラープリンタ等の簡易カラー印刷機の発
達によって様々な用途でカラー印刷物が用いられる様に
なり、その印刷物を観察する照明条件も種々雑多であ
る。そのため、単に標準光源のもとで色が合うというだ
けでなく任意の光源のもとで色を正確に再現する必要性
が生じてきている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、XYZ 、L*a*b*
値、L*u*v*値等の色彩値を、レッド(R) 、グリーン
(G)、ブルー(B) 、またはシアン(C) 、マゼンタ(M) 、
イエロー(Y) もしくはシアン(C) 、マゼンタ(M) 、イエ
ロー(Y) 、ブラック(K) 値の如きデバイス値に変換する
装置であって、特定光源の下での色彩値を、各種光源の
下でのデバイス値に変換する変換手段を有し、該変換手
段を用いて特定光源の下での色彩値を、光源選択手段で
指定した光源の下でのデバイス値に変換する色温度補正
装置である。さらには、前記変換手段が、多層のフィー
ドフォワード型ニューラルネットワークを用いてもよ
く、または補間を伴ったルックアップテーブル法を用い
てもよい。また、前記の選択された光源は、色温度4000
[K]から20000[K]のD光源、F1〜F12の蛍光ランプ光源、
A光源、B光源またはC光源である。この場合の光源選択
手段は、色温度4000[K]から20000[K]のD光源、F1〜F12
の蛍光ランプ光源、A光源、B光源およびC光源の中から
人為的に選択する、つまり選択手段により人為的に選択
するか、または外付けの測光器によって外部の照明光の
種類を判定し、自動的に選択することができる。
【0005】XYZ、L*a*b*、L*u*v*値の如き色彩値は、
計測時の照明光に依存するため、異なる光源のもとで計
測した色彩値は、それぞれ異なった値を有する。そのた
め、R 、G 、B 値やC, M, Y, (K)値の如きカラー出力装
置のデバイス値と色彩値の光源ごとに異る対が得られ
る。本発明における色変換手段は、予めこの光源ごとに
異なる組を用いて、D50やD65光源の様な特定の光源の下
でのXYZ、L*a*b*、L*u*v*値の如き色彩値から各種光源
下に対応するデバイス値への色変換を正確にできるよう
に調整されたフィードフォワード型のニューラルネット
ワーク、または、補間付きルックアップテーブルを光源
の種類分だけ用意し、それを観察時の照明光の種類にあ
わせて人為的もしくは自動的に選択することによって、
同じ色に対する再現色が異なる光源下で観察した時でも
常に同じ色に見えるように色彩値からデバイス値への変
換を行う変換部と変換によって得られたデバイス値をカ
ラー出力装置に伝送する伝送部を設けることによって、
D50やD65のような標準光源以外で再現色を観察した場合
にその見えが標準光源での見えと同じになるようにする
色温度補正装置が構成される。
【0006】図1および図2は、本発明にしたがって観
察時の照明光の影響による色の見えの違いを補正し、D5
0やD65のような標準光源以外で再現色を観察した場合に
その見えが標準光源での見えと同じになるようにする色
温度補正装置の概略図を示している。この場合、図1は
色変換手段として多層のフィードフォワード型ニューラ
ルネットワークを用いた場合の例であり、図2は色変換
手段として補間を伴うルックアップテーブル(LUT)法を
用いた場合の例である。
【0007】図1において、符号1で示される色変換手
段として用いられるニューラルネットワークは、色変換
方法として特開平04-261267に記述されている
様に既存の技術であり、色彩値とカラー出力装置の特性
に依存するデバイス値との組があればニューラルネット
ワークの学習機能によって正確な色変換を行う様にする
ことができる。本発明では、そうしたニューラルネット
ワークの能力を利用し符号5で示される色変換手段とし
て利用している。光源が、人為的もしくは自動的に選択
されると、符号4で示される選択信号にって、予め光源
に対応する色彩値からデバイス値への変換を学習したニ
ューラルネットワークが、光源に合わせて選択される。
そして、対象とする色の符号3で示す特定光源下でのXY
Z, L*a*b*, L*u*v*値の如き色彩値が色変換手段に送ら
れ、選択された光源に対応するニューラルネットワーク
によって、D50やD65光源のような標準光源下での対称色
と、指定された光源下での再現色が同じに見える様なRG
B, CMY(K)の如きデバイス値に変換され、符号2のデバイ
ス値信号としてカラー出力装置に伝送され色の再現が行
われる。
【0008】図3は、図2で色変換手段として用いられ
る補間付きのルックアップテーブル法を説明する概略図
である。ルックアップテーブル法とは、図示の如く離散
的に並べられた8点のデータを用いて、そのデータに囲
まれた内部の点の補間値を求める方法であり、図3で
は、8点のデータA,B,C,D,E,F,Gからその内部の点Pを求
める場合の例を示している。この方法は、USP 4,275,41
3や文献:「プリズム」補間法を用いたカラー画像のRGB
-LAB変換(第23回画像工学コンファレンス予稿集PP.2
49-252)において詳細に説明されており、既存の技術と
して広く一般に用いられている。図2における符号5で
示される色変換手段もこうした一般的なLUTを用いて構
成され、ニューラルネットワークを色変換手段として用
いた場合と同様に、光源の選択結果を示す選択信号7に
よって光源に対応するLUTが選択され、また、対称色の
特定光源下でのXYZ, L*a*b*, L*u*v*値の如き色彩値が
色彩値信号8として色変換手段5へ送られる。その結
果、異なる光源下で色を見た場合に同じ色の再現色が同
じ色に見える様なRGB, CMY(K)の如きデバイス値として
デバイス信号6によってカラー出力装置に伝送され、光
源色に対応したカラー出力画像が再現される。
【0009】
【実施例】こうした色温度補正装置を用いた実施例とし
て、SunWorkstation上で実際に前記のような色温度補正
装置を色変換手段としてニューラルネットワークを用い
た場合と、補間を伴うルックアップテーブルを用いた場
合についてそれぞれ構成し、また、カラー出力装置とし
て、実際にCanon Pixel Dio を用いてカラーチャートの
光源に対応したデバイス値を求め、D65の場合とA光源の
場合について出力した。そして、その結果をD65光源とA
光源の異なるライトブース上で目視比較し、その再現色
が双方の光源のもとで色が同じに見えることを確認して
いる。
【0010】
【効果】かくして本発明によれば、カラー出力装置の再
現色を観察時の照明の色温度に合わせて異なる照明のも
とで同じ色の再現色が常に同じ色に見えるように色を補
正する装置を用い、異なる光源のもとで同じ色を観察し
た場合に同じ色に見えるようなデバイス値を求めるため
に色彩値からデバイス値への変換を行う、各光源に対応
する予め用意された色変換手段によって、特定の光源下
でのXYZ値、L*a*b*値等の色彩値から各種光源に対応す
るレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)またはシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、もしくはシアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の如きカラー
出力装置のデバイス値へ変換することによって、観察時
に異なった光源が用いられたときに観察される色が同じ
色に見えるように再現色を補正することが可能な色温度
補正装置が実現される。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による色温度補正装置の基本構成を示し
ており、色変換手段として多層フィードフォワード型ニ
ューラルネットを用いた例を示す概略図である。
【図2】本発明による色温度補正装置の基本構成を示し
ており、色変換手段として補間を伴うルックアップテー
ブル法を用いた例を示す概略図である。
【図3】補間付きルックアップテーブル法を説明する概
略図である。
【符号の説明】
1・・・色変換手段 2・・・デバイス値信号 3・・・色彩値信号 4・・・選択信号 5・・・色変換手段 6・・・デバイス値信号 7・・・選択信号 8・・・色彩値信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】XYZ 、L*a*b*値、L*u*v*値等の色彩値を、
    レッド(R) 、グリーン(G)、ブルー(B) 、またはシアン
    (C) 、マゼンタ(M) 、イエロー(Y) もしくはシアン(C)
    、マゼンタ(M) 、イエロー(Y) 、ブラック(K) 値の如
    きデバイス値に変換する装置であって、特定光源の下で
    の色彩値を、各種光源の下でのデバイス値に変換する変
    換手段を有し、該変換手段を用いて特定光源の下での色
    彩値を、光源選択手段で指定した光源の下でのデバイス
    値に変換してなることを特徴とする色温度補正装置。
  2. 【請求項2】前記変換手段は、多層のフィードフォワー
    ド型ニューラルネットワークまたは補間を伴ったルック
    アップテーブル法であることを特徴とする請求項1記載
    の色温度補正装置。
  3. 【請求項3】選択される光源が、色温度4000[K]から200
    00[K]のD光源、F1〜F12の蛍光ランプ光源、A光源、B光
    源およびC光源から選ばれる1種であることを特徴とす
    る請求項1記載の色温度補正装置。
  4. 【請求項4】光源選択手段が、色温度4000[K]から20000
    [K]のD光源、F1〜F12の蛍光ランプ光源、A光源、B光源
    およびC光源から人為的に選択する、または測光器によ
    って外部の照明光の種類を判定し、自動的に選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の色温度補正装置。
JP5021523A 1993-02-09 1993-02-09 色温度補正装置 Pending JPH06237370A (ja)

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ID=12057314

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5546195A (en) * 1994-08-11 1996-08-13 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Apparatus for reproducing color images
JP2000251057A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 入力機器用色再現方法及び装置、並びにこの方法のプログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5546195A (en) * 1994-08-11 1996-08-13 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Apparatus for reproducing color images
JP2000251057A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 入力機器用色再現方法及び装置、並びにこの方法のプログラムを記録した記録媒体

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