JPH0623345U - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

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JPH0623345U
JPH0623345U JP5976592U JP5976592U JPH0623345U JP H0623345 U JPH0623345 U JP H0623345U JP 5976592 U JP5976592 U JP 5976592U JP 5976592 U JP5976592 U JP 5976592U JP H0623345 U JPH0623345 U JP H0623345U
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博 赤石
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自局の発光素子と受光素子とが干渉しても正
確な受信データを抽出できる光通信装置を提供するこ
と。 【構成】 パラメータ設定器30から送られるデータを
半二重通信により被設定器に送る通信アダプタ40を有
する光通信装置において、通信アダプタは、被設定器に
光信号を伝送する発光素子41と、被設定器から送られ
る光信号を受信する受光素子42と、この発光素子が光
信号を伝送し、若しくは受光素子が光信号を受信してい
るときは受信信号を生成する干渉擬制回路43とを有
し、パラメータ設定器は送信データバッファ31と、前
記干渉擬制回路から送られた受信信号列を記憶する受信
データバッファ32と、この受信データバッファに記憶
された光信号列のうち発光素子より伝送されたものを除
去して抽出データバッファ34に送る干渉除去部33を
有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光素子を半二重通信に用いる光通信装置に係り、特に自局の光素子に よる干渉を除去する改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、実開平3−46254号公報等で光通信装置を提案している。図 5は従来の光素子を用いた双方向通信用装置の構成図である。図において、プリ ント基板10には発光素子11と受光素子12が隣接して設けられている。この ような装置において、発光素子11と受光素子12との干渉を防止するために遮 光板を装着することが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、安価な部品を用いて光通信装置を製造する場合には、遮光板に よって確実な通信が確保できるか保証するのが困難である。例えば、発光素子の 指向性が広く、モールド樹脂封止された赤外線LED等のように光軸の倒れが大 きくばらつくと共に、受光素子の指向性が広くモールド樹脂封止されたフォトト ランジスタ等のように光軸の倒れが大きくばらつく場合の組合せである。このよ うな困難性は、発光強度のばらつきが大きく、発光強度を大きくする必要がある と共に、受光感度のばらつきが大きく、かつ受光感度を鋭敏にする必要のあると きは、更に増大する。
【0004】 図6は従来の送受信干渉の波形図で、(A)は送信データ、(B)は受信デー タ、(C)は通信モードである。時刻tAでは通信が成功しており、送信データ が送られた後でアンサーバックとして受信データを受け取っている。時刻tBで は通信が混信しており、自局で送信した送信データが干渉により受信データとし て受信され、その後で正当な送信先からの受信データが受け取られている。時刻 tCでは通信が混信したもので、自局で送信した送信データが干渉により受信デ ータとして受信されるが、その値はしきい値近傍で変動する関係で不安定なもの になっている。
【0005】 本考案はこのような課題を解決したもので、自局の発光素子と受光素子とが干 渉しても正確な受信データを抽出できる光通信装置を提供することを目的とする 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案は、パラメータ設定器(30)から送られる データを半二重通信により被設定器(20)に送る通信アダプタ(40)を有す る光通信装置において、次の構成としたものである。
【0007】 即ち、前記通信アダプタは、被設定器に光信号を伝送する発光素子(41)と 、被設定器から送られる光信号を受信する受光素子(42)と、この発光素子が 光信号を伝送し、若しくは受光素子が光信号を受信しているときは受信信号を生 成する干渉擬制回路(43)とを有している。また、前記パラメータ設定器は、 前記発光素子に送る光信号列を記憶する送信データバッファ(31)と、前記干 渉擬制回路から送られた受信信号列を記憶する受信データバッファ(32)と、 この受信データバッファに記憶された光信号列のうち前記送信データバッファに 記憶された光信号列に基づいて前記発光素子より伝送されたものを除去する干渉 除去部(33)と、この干渉除去部で生成された光信号列を記憶する抽出データ バッファ(34)とを有している。そして、パラメータ設定器から被設定器に送 られる光信号列については送信データバッファより定め、被設定器からパラメー タ設定器に送られた光信号列については抽出データバッファより定めることを特 徴としている。
【0008】
【作用】
通信アダプタは被設定器と半二重通信を行うもので、発光素子と受光素子の間 には遮光が施されていない。そこで、干渉擬制回路により発光素子が点灯したと きは受光素子に干渉が発生したものとして信号を生成している。受信データバッ ファには、受光素子の受信した正当な信号と干渉擬制回路の出力する発光素子の 干渉を含む信号が混在している。そこで、干渉除去部により送信データバッファ を参照して発光素子の干渉を含む信号を除いて、正当な信号のみを抽出して抽出 データバッファに格納される。これにより正確な送受信が遮光をはかることなく 行える。
【0009】
【実施例】
以下図面を用いて、本考案を説明する。図1は本考案の一実施例を示す全体の 構成図である。図において、プログラム調節計10は汎用の調節計であって、運 転かかる初期条件を定めるパラメータや今回の運転に必要な設定値などが外部よ り入力される。パラメータ設定器30はプログラム調節計10にパラメータを設 定するもので、キー入力装置と液晶などの表示装置を備えている。通信アダプタ 40はパラメータ設定器30とケーブル31を介して接続されたもので、パラメ ータ設定器30から送られた信号を光信号に変換してプログラム調節計20に伝 送すると共に、プログラム調節計20から返送された光信号を受信してパラメー タ設定器30に戻している。通信アダプタ40は非接触式なので、多数のプログ ラム調節計20に対してパラメータ設定器30を使用する場合に、コネクタの接 続等が不要になるから便利である。
【0010】 図2はパラメータ設定器30と通信アダプタ40の構成ブロック図である。パ ラメータ設定器30と通信アダプタ40を接続するコネクタCN1は、6端子構 造になっている。第1及び第2端子はレベル合わせ端子VC1,VC2であり、通信ア ダプタ40からパラメータ設定器30にパルス信号を送る受信端子RDの電圧を パラメータ設定器30にとって入力しやすい電圧にするものである。第3端子は 信号端子SGで、今回は接地してある。第4端子は受信端子RD、第5端子は送 信端子SDであり、第6端子FGは無接続になっている。尚、通信アダプタ40 は電池を内蔵しており、この内蔵電池から通信アダプタ40の動作用電力が供給 される。
【0011】 通信アダプタ40には発光素子41が設けられており、送信端子SDから送ら れるオンオフ信号に従って発光/消灯する。送信端子SDは分圧抵抗R1,R2 を介してトランジスタQ1のベース端子と接続されると共に、トランジスタQ1 のコレクタ端子は電流制限抵抗R3を介して発光ダイオード41と接続されてい る。受光素子42はフォトトランジスタの信号をバッファアンプU1を介して増 幅し、ヒステリシス・コンパレータU2によりトランジスタQ2を制御してオン オフ信号に変換している。トランジスタQ2のコレクタ端子は電流制限抵抗R4 を介して電源ラインVcc並びに平滑コンデンサC1と接続されている。干渉擬制 回路43はダイオードD1を介してトランジスタQ1のコレクタ電圧を入力し、 ダイオードD2を介してトランジスタQ2のコレクタ電圧を入力するもので、両 者のオア論理を取ってトランジスタQ3のベース端子に送っている。トランジス タQ3のベース端子は、電流制限抵抗R5を介して電源ラインに接続されると共 に分圧抵抗R6,R7を介して干渉擬制回路43の出力が与えられている。トラ ンジスタQ3のコレクタ端子は電流制限抵抗R8を介してレベル合わせ端子VC1, VC2と接続されると共に受信端子RDと接続されている。
【0012】 パラメータ設定器30には、送信端子SDに送る信号列を記憶した送信データ バッファ31と、受信端子RDに送られた信号列を記憶する受信データバッファ 32を有している。干渉除去部33は受信データバッファ32に記憶されたデー タのうち、送信データバッファ31に記憶された送信側の干渉を受けたデータを 取り除き、プログラム調節計20側から送られた信号のみを抽出データバッファ 34に収録する。
【0013】 このように構成された装置の動作を次に説明する。図3は送受信データの状態 を示す波形図で、(A)は送信データ、(B)は受信データ、(C)は抽出デー タを表している。送信端子SDがHになると、トランジスタQ1がオンしてトラ ンジスタQ1のコレクタ端子電圧がLとなり、発光素子41が点灯する。これに よりダイオードD1がオンしてLとなり、トランジスタQ3がオフして受信端子 RDにはHが送られる。従って、干渉擬制回路43により送信データのオンオフ をそのまま反映した信号が受信データバッファ32に蓄積される。次に、プログ ラム調節計20から送られた光信号に対しては受光素子42が応答する。受光素 子42がHになると、トランジスタQ2がオンしてトランジスタQ2のコレクタ 端子電圧がLとなる。これによりダイオードD2がオンしてLとなり、トランジ スタQ3がオフして受信端子RDにはHが送られる。従って、干渉擬制回路43 により受光素子42の受信状態を反映した信号も受信データバッファ32に蓄積 される。
【0014】 図4は受信データバッファ32のデータ構造である。送信データバッファ31 に記憶されているものと同一のデータと、プログラム調節計20から送られた受 信データとが併存している。干渉除去部33により送信データバッファ31に記 憶されているものと同一のデータを除去して、抽出データバッファ34にプログ ラム調節計20から送られたデータのみを取り出す。この干渉除去部33の動作 は、例えば送信データのバイト数分の受信データバッファ32の先頭を取り除く ことにより行われる。この抽出データバッファ34の内容を確認することで、例 えばプログラム調節計20に記憶されたパラメータの確認ができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば発光素子による受光素子の干渉動作に対 して干渉除去部33で取り除いているので、自局の干渉が許されることになるか ら、発光強度や受光感度のばらつきの大きな素子が使用でき、部品単価が低下す る。また遮光板を設ける必要がなく、さらに発光素子と受光素子を近接して設置 できるので、装置の小型化に有用になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の構成図である。
【図2】パラメータ設定器30と通信アダプタ40の構
成ブロック図である。
【図3】送受信データの状態を示す波形図である。
【図4】受信データバッファ32のデータ構造である。
【図5】従来の光素子を用いた双方向通信用装置の構成
図である。
【図6】送受信干渉の波形図である。
【符号の説明】
20 プログラム調節計(被設定器) 30 パラメータ設定器 40 通信アダプタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラメータ設定器(30)から送られるデ
    ータを半二重通信により被設定器(20)に送る通信ア
    ダプタ(40)を有する光通信装置において、 前記通信アダプタは、被設定器に光信号を伝送する発光
    素子(41)と、被設定器から送られる光信号を受信す
    る受光素子(42)と、この発光素子が光信号を伝送
    し、若しくは受光素子が光信号を受信しているときは受
    信信号を生成する干渉擬制回路(43)とを有し、 前記パラメータ設定器は、前記発光素子に送る光信号列
    を記憶する送信データバッファ(31)と、前記干渉擬
    制回路から送られた受信信号列を記憶する受信データバ
    ッファ(32)と、この受信データバッファに記憶され
    た光信号列のうち前記送信データバッファに記憶された
    光信号列に基づいて前記発光素子より伝送されたものを
    除去する干渉除去部(33)と、この干渉除去部で生成
    された光信号列を記憶する抽出データバッファ(34)
    とを有し、 パラメータ設定器から被設定器に送られる光信号列につ
    いては送信データバッファより定め、被設定器からパラ
    メータ設定器に送られた光信号列については抽出データ
    バッファより定めることを特徴とする光通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017050637A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 リンナイ株式会社 光通信装置

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