JPH06233128A - カラー再生システムにより表示される画素に色彩振舞に関する関連指標を割当てる方法、及びその方法を実施するためのカラー再生システム - Google Patents

カラー再生システムにより表示される画素に色彩振舞に関する関連指標を割当てる方法、及びその方法を実施するためのカラー再生システム

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JPH06233128A
JPH06233128A JP5251853A JP25185393A JPH06233128A JP H06233128 A JPH06233128 A JP H06233128A JP 5251853 A JP5251853 A JP 5251853A JP 25185393 A JP25185393 A JP 25185393A JP H06233128 A JPH06233128 A JP H06233128A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー像の処理において、色彩が急速に変化
する状態において、適切な色に関する指標を画素に割当
できるようにする。 【構成】 カラー再生システムにおいて映像されるべき
画素に、画素に関して色彩の識別に関連する関連の指標
を選択的に割当てる方法である。この目的のため、彩度
及び強度に関連するパラメーター値に基づいて、画素に
ついて無彩色振舞の関連指標、有彩色振舞の関連指標及
び特定できない色彩振舞に関する予備的関連指標から先
ず選択がなされる。予備的指標を持つ画素の場合、この
指標は、関係する画素の周辺領域内に現われる画素に関
し、カラー空間に関するパラメーター値の分布状態に関
して行う周辺解析の結果に基づいて、関連指標に変換さ
れる。この方法によると、淡い色相についてもスキャナ
ーノイズがあっても、論理的に、また知覚的にも許容で
きる再生が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー再生システムによ
り映像さるべき画素に、色の振舞に関する関連指標を割
当てる方法に関する。さらに、本発明は、点毎の色彩情
報を発生する手段と、カラープリンターユニットを制御
するための制御信号を与え、画像情報を修正及び処理す
るための画像処理制御ユニットとを備えたカラー再生シ
ステムに係り、この画像処理制御ユニットは、この方法
を実施するよう適用される。
【0002】
【従来の技術】カラー再生システムにおける情報支持体
上の色情報の再生においては、淡い色相が知覚的に受け
入れることができるような、また経済的に実施できる方
法については問題がある。再生されるべき画素に関し、
淡い色の彩度が減少するにつれて、時にはそのような淡
い色の色情報を再生することがもはや知覚的には論理的
でなく、そのような淡い色に関連する色情報の代りにグ
レイな情報を再生するような場合に到達することがあ
る。これは、カラー再生システムにおいて、黒色の再生
ユニットだけを働けばよく、1又はそれ以上の他の色の
印刷ユニットを制御させる必要がないという利点を持
ち、これは、装置の動作を安価にし損耗を減ずるもので
ある。
【0003】画像情報の有彩色及び無彩色の間の境界を
得るためにカラー空間に引かれるべき境界線は、先ず知
覚的にかつ技術的根拠で決定されるべきである。この問
題は、すでに米国特許第2918523号明細書によっ
て説明されている。しかしながら、この場合は、満足す
べき結果を与えるものでないが、簡略化するために、淡
い色の無彩色の再生が選択された。知覚的には無色とし
てみなされるものや、前記境界の近辺にある画素は、ス
キャナーの欠陥(スキャナーノイズのような)の結果と
して、無彩色とは検出されず、有彩色のものとして検出
され、あるいはその逆もある。これは、特に、前記カラ
ー空間において無彩色の領域から有彩色の領域への移行
領域近くにある画素の場合に起る。さらに、考慮すべき
事項は、スキャナーノイズは、画素の強度に比例して増
加する。したがって、カラー空間において、前記境界の
両側に夫々位置する部分を含み、そしてスキャナーノイ
ズが起る可能性により、そこにある画素がそのパラメー
ター値に基づいて有彩色振舞か無彩色振舞かを自動的に
割当てされず、特定できない色の振舞についての予備的
な指標がある一種の不確定領域を区別して設定すること
は理に適うことである。
【0004】この不確定領域に入る各画素は、次に、有
彩色か無彩色振舞であるかについての関連指標に到達す
るまで、さらに詳しいテストが実施されなければならな
い。有彩色振舞関連指標を有する画素、無彩色振舞関連
指標を有する画素、及び特定できない色の振舞に関して
の予備指標を有する画素を区別することは欧州特許第0
395032号明細書によって既に知られている。しか
しながら、それに記載されているシステムでは、予備指
標を持つ画素の全体の領域は、レジスターエラーの除去
については犠牲にされて、文字画像の場合には画素は無
彩色となり、もし有彩色の画像が含まれていれば、有彩
色を持つようにされる。従って、スキャナーノイズによ
るエラーの除去は、ここでは説明しない。
【0005】色の振舞関連指標を有する画素、無彩色振
舞関連指標を有する画素、及び特定できない色の振舞に
関する予備的指標を有する画素を区別することについて
は、また、欧州特許第0363146号明細書及び欧州
特許第0411911号明細書により知られており、そ
こではある比較基準が用いられ、その基準はRGBカラ
ー空間から導き出される空間でテストされ、そのカラー
空間における画素について、最大及び最小色成分値によ
り特定される。
【0006】この種の方法はかなりのコンピュータによ
る作業を必要とする。各画素について、最大と最小と色
成分の値が最初に決定されねばならず、次に、その画素
が形成する区域を特定するために、一組の数学的不等式
関数が調べられなければならない。特定できない色振舞
についての予備的な指標を有する画素について、有彩色
か無彩色振舞かについての関連指標を、この特許では、
周辺解析を参照することにより決定される。これらの条
件下で実施される周辺解析とは、関係する画素の周囲
(例えば、5×5画素空間)において、有彩色振舞に関
する関連指標の数を無彩色振舞に関する関連指標の数と
比較し、その結果は、その関連する画素がどのタイプの
関連指標が割当てられなければならないかを示すもので
ある。
【0007】しかしながら、この種の周辺解析は、レジ
スターエラーを追跡し、取り除くものであるが、スキャ
ナーノイズのエラーは除去できない。この周辺解析は、
また、淡い色相の領域では信頼できる結果が得られない
という欠点を持っている。なぜならば、このような領域
では、有彩色振舞又は無彩色振舞の関連指標は比較的少
ないか又はほとんど現われないからである。淡い色相の
領域においては、元とは異るようには再生されないかも
知れないが、連続画素に割当てられるべき関連指標のタ
イプに激しい変化が生ずる。
【0008】また、関連指標を持つ画素がほとんどない
淡い色相を持つ領域においては、周辺解析を実行する
間、関連指標の種類の少数のものが、予備的指標を関連
指標の多数の種類のものと置き換えられる結果をもたら
し、その結果、誤った色の印象を与えることとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カラー画像
の処理において、“急速スイッチング”と呼ばれる関連
指標における速い変化に関連する欠点について解決する
ことを目的とするもので、本発明は、そのような状況に
おいては、関連指標を実証するに当たり、関係する周辺
領域において、ばらばらに現われる関連指標に基づかな
い、又はそれだけを基礎とすることはしないが、好まし
くは、例えば、計測結果に直接関連するデータ又は、そ
れに近い関係にあるデータに基づいて行うことが統計的
に有利であるという原理に基づいている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前述のタ
イプの方法は以下のことを特徴とする。 a.カラー空間における特定のサブ空間に関して少くと
も画素の色の彩度及び強度に関するパラメーター値に基
づいて、前記画素を位置決めし、前記サブ空間は色の振
舞に関しては不確定領域とみなされるものであり、前記
カラー空間は少くとも前記タイプのパラメーターにより
特定されるものであり、b.前記不確定領域においてあ
る画素について、関連する画素の周辺領域に存在する画
素の前記カラー空間に関するパラメーター値の分布状態
に関する周辺解析を実行し、c.前記周辺解析に基づい
て前記画素に関連指標を割当てる。
【0011】本発明による第1の態様においては、前記
周辺領域に存在する画素について色に関連するパラメー
ター値の相対的分布状態が所定の限界値以内にあると
き、及び/又は前記周辺領域に存在する画素の彩度に関
するパラメーター値の平均値がある閾値を超えるとき、
前記不確定領域において位置決めした画素は色の振舞の
関連指標を割当てられる。
【0012】本発明による方法の第2の態様は前記不確
定領域にある画素は、有彩色の振舞についての画素の予
測値を表わし、且つ、LCカラーサブ空間において決定
されるべきであり、その空間での画素及び予め特定され
た点を表わすその空間における座標対を通る直線に関連
する角度情報によって決定される色の達成度を割当てら
れる。これらの状況において、もし、その周辺領域にお
ける達成度の平均値が、特定の関連指標に関連した値の
範囲内にあれば、予備的指標を有する画素は、特定の関
連指標を与えられる。周辺解析は、有利なことに、部分
的色達成度が割当てられるそれらの画素のみに基づいて
行われる。また、画素の関連指標を、関連する画素の色
達成度の合計値と、周辺領域の色達成度の平均値に対す
る一定の割合によって、決めることができる。
【0013】スキャナーの欠陥を除くための本発明によ
るきわめて好ましい方法は、スキャナーによって生ず
る、例えば、レジスターエラーのような、システマティ
ックエラーによる影響を、予め又は同時に除くことによ
り、得ることができる。これらは、文字の場合のような
黒−白の境界においては非常に妨害となるので、各画素
について、その画素がそのような境界を持っているかど
うかを元のカラー情報を参照してテストし、そのような
場合に、この種の画素は、無彩色振舞の関連指標を割当
てられる。黒−白の境界を検出するための多くの手法が
知られている。例えば、基準として、もし画素の囲り
に、明るさのきわだった境界があり、且つ、画素が低い
彩度の領域にあれば、この種の境界が問題としている画
素にある。
【0014】上述の、本発明の原理によれば、前述のタ
イプのカラー再生システムにおける画像処理及び制御ユ
ニットは、また、以下のものを備えている。 a.カラー空間内の限定されたサブ空間に関する位置情
報を有し、そのサブ空間は、色の振舞に関して不確定領
域とみなされるものであり、前記カラー空間は少くとも
彩度及び強度についてのパラメーターによって特定され
る、記憶手段と、b.前記記憶手段により、前記不確定
領域内の位置データを有する画素を選択する選択手段
と、c.前記画素の特定の周辺区域に存在する画素につ
いて前記カラー空間に関するパラメーター値の分布領域
に関して周辺解析を実行する計算手段と、d.前記画素
に関して実行された周辺解析の結果に基づいて関連指標
を割当てる手段。
【0015】本発明は、HSL又はCIELABカラー
空間のような他のカラー関連空間にも適用できるか、知
覚的に配置されたLCHカラー空間を使用して説明され
る。
【0016】
【実施例】元の点毎に走査し、関連するカラー情報を生
成するユニットを備えたカラー再生システムにより生成
されたカラー再生になされた知覚観察から、これらの色
の再生は、その再生プロセスにおいて、確実な色の再生
が行われなければならない画素を含んでいるが、一方で
は論理的に無彩色として再生される画素、従って、ある
グレーの値のみを持つ画素も存在する。LCHカラー空
間のサブスペースとしてLCスペースにおける画素のこ
れらの二つのタイプの分布のグラフが図1に示されてい
る。この図において、記号l1 は境界線を示すもので、
その左側の画素には無彩色の態様(aspect) が割当てら
れ、一方右側の画素には有彩色の態様が割当てられる。
画素の有彩色或は無彩色の態様は、画素のための一連の
データに、二値表示の形で加えられる。
【0017】知覚の性質の理由により、ある値(Lma
x)より上の輝度を有する画素又はある値(Lmin)
より下の輝度の値を有する画素を無彩色とみなすことは
できる。従って、これらの原理に従えば、正しいコピー
処理を行う目的に対して画素の有彩色又は無彩色の振舞
に分析することは、理に適うことである。しかしなが
ら、走査の欠陥により(例えばスキャナーノイズのよう
な)、スキャナーはある色の態様を知覚的に無彩色とみ
なされる画素にあるとすることも可能である。同じ理由
に対して、逆のことも起きる。換言すれば、図1には、
この種の画素が生じ、スキャナーによって認識される画
素の有彩色又は無彩色の振舞が信頼できないものである
とされる境界線l1 の両側に広がる記号2で示される領
域が存在している。この領域2の大きさ及び態様は、実
験的に定めることができる。
【0018】このようにして、画素の有彩色或は無彩色
の程度と信頼性はLCサブ空間におけるその位置の関数
として定められる。スキャナーノイズは輝度に従属して
現われる。明るい色相(高輝度)の場合は、暗い色相
(低輝度)の場合よりもスキャナノイズ、即ち不確実な
領域が大きくなる。従って、LCサブ空間における画素
は、不確実領域2を導入することにより次の3つのカテ
ゴリーに分けられる。
【0019】−無彩色の振舞の関連指標を有する画素;
これらの画素は、境界線l1 の左側にあり、領域2でカ
バーされない領域と、線l2 ≡L=Lmaxの上側で線
3 ≡Lminより下側の領域において現われる。 −色の振舞(有彩色振舞)の関連指標を有する画素;こ
れらの画素は線l1 の右側に位置し領域2でカバーされ
ず、線l2 ≡L=Lmaxの上側又はl3 ≡L=Lmi
nの下側にない領域に生ずる; −不特定のカラー振舞に関する予備的指標を有する画
素;これらの画素は領域2にある。
【0020】この様に行なわれ、LC−テストと呼ばれ
るテストにより、これらの三種類の指標に従って、画素
の分布が与えられる。最後の指標は暫定的なものであ
る。なぜならば、そのような指標を有する各画素は、追
加的なテストを行った後は、2つのタイプの関連指標の
うちの1方を割当てられるように意図されているからで
ある。
【0021】無彩色振舞の関連指標か、有彩色振舞の関
連指標か、又は不特定なカラー振舞の予備的な指標かが
最初のテストで画素に割当てられるかは、LCサブ空間
における画素の各対の座標に対して関連する指標が記録
されている(「参照表」のような)メモリにより決定さ
れる。これによって、各任意の画素に対して、指標のタ
イプを迅速に決定することができる。画素に関する指標
を決定する他の可能性は、LCサブ空間の不確定領域2
は、数学的に合成される多数の線要素によって囲まれい
ることを仮想することである。これは、図1に示される
ように、例えば、次の線要素を用いることにより可能と
なる。
【0022】 l2 ≡L=Lmax l3 ≡L=Lmin l4 ≡C=C0 −d.L, l5 ≡C=C1−e.L ここで、C0 とC1は適宜定められる定数で、dとeは
適宜に定められる方向係数である。
【0023】座標対(L,C)を有する画素は、次にも
し、次の全ての条件を満足すれば、不特定の色の振舞の
予備的指標を割当てられる: L<Lmax L>Lmin C>C0 −d.L, C<C1−e.L もし、次の条件が満足されれば、画素は有彩色振舞の関
連指標を割当てられる。
【0024】
【数1】
【0025】他の画素は無彩色の振舞の関連指標を受け
る。領域2の画素に二つの適切な指標のうちの一方の指
標を割当てるための追加的なテストが周辺解析として実
行され、そこでは中央の画素とみなされる画素の周囲に
おいて、中央の画素に無彩色の振舞の関連指標が割当て
られるか、又は有彩色の振舞の関連指標が割当てられる
かを周囲の画素の特定の特質を参照することにより、決
定することが可能である。
【0026】このような周辺解析のための画像情報を処
理する第1の方法は、実際に「純粋な無彩色」と断定す
るに値する同一の画素の集合体は、検出器の能力のシス
テマティック誤差とは別に、グレイ値軸又はLCHスペ
ースのL軸の回りに確率的に現われ、従って、実質上全
ての色又は色相範囲に亘って分布する割当てられた色又
は色相値にかかわらず、スキャナーノイズのようなスキ
ャナーの欠陥の結果としてあるという原理に基づいてい
る。しかしながら、同一の画素の集合がグレイ値軸より
離れるに従い、従って、ますます有色とみなされるよう
になるに従い、特定の色又は色相のシステマティックな
寄与分を、前記確率的に分布した色又は色相値にベクト
ル的に加えられなければならない。これは、次には、同
一画素の集合がグレイ値軸より離れるにつれて、グレイ
値軸(L=0,C=0)からクラスターを望む角度は小
さくなるという効果を持つことになる。従って、スキャ
ナーノイズの結果として、測定される色即ちは色相値の
標準偏差もまた小さくなる。しかしながら、画素の集合
がグレイ値軸に近づくにつれて、平均的な色即ち色相値
の標準偏差は増加する。このように、標準偏差がある一
定値fより大きく現われるときは、中央の画素に無彩色
の振舞の関連指標を割当てることは適切であると仮定す
ることができる。式によって表わされるこの解析は、
「色相テスト」と呼ばれるもので、次式に従う。
【0027】σ(H)>f もし、この条件が満たされれば、中心画素は現実に無彩
色であるという可能性がある。このような周辺解析のた
めの画素の集合は、例えば、テストされる中心画素の周
囲のn×nのラスター、例えば5×5ラスターの画素に
よりなる。σ(H)を計算する代りに、標準偏差の成分
として、常にモーメントの合計と計算することもでき
る。式で表わすと次のようになる:
【0028】
【数2】
【0029】ここで、Hiはi番目の画素の色相値,
【0030】
【数3】
【0031】はその分布における色相値の平均値,f*
はfから導き出される適切に選定された係数を表わす。
標準偏差は、また正規分布の巾の尺度をも形成する。こ
の種の正規分布に対しては、標準偏差の6倍(6σ)に
等しい巾を有する領域内で平均値の囲りに、97%の画
素が存在する。このことを基にすると、もし、画素の集
合の測定された色又は色相の分布が限界値6f以下のま
まであると、その集合の中心画素の有彩色振舞があると
いってよい。式で表わすと次のようになる: (ΔH)max<6f 従って、この導き出された基準は、本発明の原理による
画素情報を処理するための第2の方法を形成して、これ
は、実施のための理由として、標準偏差に関する基準に
とっては好ましいものである。
【0032】本発明の原理に基づく画素情報を処理する
ための第3の方法においては、中心画素に対して無彩色
の態様を割当てるか、割当てないかのより信頼できる決
定をするために追加的要件が含まれる。この目的のた
め、この画素を囲む集合における画素が、ある定数bよ
りも大きい彩度(chroma value or saturation value)
の平均値を補正持っているかどうかのテストが行われる
必要がある。
【0033】これを式にすると: (ΔH)max<6f及びC−mean>b. もし、この条件が満たされると、中心画素は、有彩色振
舞の関連指標を割当てられる。一方、二つの条件のどれ
もが満たされないときは、画素は無彩色振舞を有すると
いうことができる。LCテストにおいて、不確定領域に
ある画素が無彩色振舞の関連指標が与えられるべきかあ
るいは有彩色振舞の関連指標が与えられるべきかを決定
する他の方法は、ファジー理論の原理の適用に基づいて
おり、有彩色画素の領域に画素が近づくにつれて、全て
の可能性のあるかかる画素は以後「色彩達成度」(“co
lour fulfilment degree”(COLfd)という、色彩
のポテンシー(potency)のより高い値を有しているとい
う原理に基づいて見い出されるものである。この考え方
を発展させたものが図2に示されており、ここでは不確
定領域に沿って、また、その両側にあるLCサブ空間に
二つの境界線l6 ,l7 が引かれている。
【0034】無彩色領域と不確定領域の間の境界線とし
てl6 が負のC軸との間に角a1 を形成し、l6 とl7
との交点が (C* ,L* ) で与えられるとすると、l6 は次式で表されうる: l6 ≡L* −tg(a1 )・(C−C* ) 同様にl7 も l7 ≡L* −tg(a2 )・(C−C* ) ここで、a2 は線l7 と負のC軸とで作られる角度であ
る。これらの二つの線は、数学的に l8 ≡L* −tg(a)・(C−C* ) と表わされる線の束の一部を形成する。実際には、l6
=l4 及びl7 =l5 と表わすことができる。もし、画
素が線l6 の左側に位置するとき、従って、a<a1
とき、この画素は無彩色の特質のために、0のCOLf
dを割当てられ、従って、これは、無彩色振舞の関連指
標を表わす。他方、線l7 の右側に位置するとき、従っ
てa>a2 にある画素は、この画素の有彩色の特質のた
めに1のCOLfdを割当てられる。これは、有彩色振
舞の関連指標を表わす。しかしながら、線l6 と線l7
の間に位置し、線束から方向係数 tg(a* ) を有する線l8 に位置する画素は (a* −a1 )/(a2 −a1 ) のCOLfd部分達成度を割当てられ、これは、不確定
な色彩振舞の予備的指標を表わす。
【0035】これに次いで、LC−サブ空間における各
画素は、セグメント〔0,1〕に位置する達成度を割当
てられる。これに関連してL>Lmaxを有する画素及
びL<Lminを有する画素の無彩色の場合は、達成度
COLfdは0であることが留意されなければならな
い。関連する方向係数 a* を計算し、それから各画素に対し計測されたL及びC座
標を参照にしてCOLfdを計算することは可能である
が、与えられた各L,C座標対に対して対応するCOL
fd値を直接に得る「参照テーブル」のような、記憶ユ
ニットを用いて、COLfd値を迅速に決定することが
できる。
【0036】先の実施例の場合のように、予備的な画素
指標を関連指標に置き換える必要があり、これは以下に
詳述するように本発明の原理に従う画素情報を処理する
二つの方法によって可能となる。指定された中心画素で
あるべき画素を囲む周囲(例えば5×5画素ラスター)
において、画素情報を処理する第4の方法によると、本
来的に、或は依然、少くとも一つの予備的な指標を持っ
ている限り、従って、(0,1)の間隔内に位置するC
OLfd値を持っている限り、中心画素の囲りに位置す
る全ての画素のCOLfd値の平均値が計算される。
【0037】式で表わすと:
【0038】
【数4】
【0039】ここで、(COLfd)i≠0nor1 N=(COLfd)i≠0nor1である画素の数 もし、COLfdの平均値が0.5より大きいか又は
0.5に等しければ中心画素は有彩色振舞の関連指標
が、その予備的指標に代えて割当てられ、しかし、も
し、その平均値が、0.5より小さければ、その中心画
素は無彩色の数振舞の関連指標を受ける。
【0040】画像情報を処理する第5の方法により、C
OLfd値の平均値が再び計算され、そして、この平均
【0041】
【数5】
【0042】の一定の割合kが中心画素(インデックス
13)のCOLfdの値に加えられ、その後、下式によ
り、得られた値が1/(1+k)の係数で正規化されて
中心画素に最終値 COLfd* を与える。
【0043】
【数6】
【0044】もし、この最終値が0.5より大きけれ
ば、中心画素は、有彩色振舞の関連指標が割当てられ、
そうでなければ無彩色振舞の関連指標を割当てられる。
前述のものに基づくと、実際には無彩色としてみなされ
るべきであったにもかかわらず、有彩色としてみなされ
る不確定領域に画素が存在する。これは、白黒の境界の
エッジにある画素と、カラースキャナーのレジスターエ
ラーの結果として、その境界に沿って薄い色合いを示す
画素に関するものである。レジスターエラーは、R,
G,Bの異なる色の組合せに対する別々の測定がカラー
CCDの真の幾何学の結果として、正確に同一の点で行
われないことに起因する。これは、実際にはむらのない
(色のついた)面では起きず、色の境界、特に、白−黒
の境界のエッジにおいて起る。従って、後者は、結局、
既に論じてきた画素情報の処理の方法が、白−黒の境界
における色であると認識する状況をもたらすこととな
る。このタイプの色の振舞は、スキャナープロセスのシ
ステマティック偏差と考えられ、スキャナーの確率的な
プロセスの結果によるものとは考えられない。従って、
もし、薄い色合いのタイプによる画像エラーを有する画
素が、前述の画素情報の処理方法によって、前もって、
又は同時にシステマティック特性として選択され、少く
ともまたできるだけ多くの薄い色合いをもつ黒−白のエ
ッジは理想的黒白のエッジと置き換えられるように適切
な基準でこれらの画素に関して、無彩色振舞があるかな
いかを決定することは有利である。このように、各画素
に対して、その画素に、そのような境界が存在している
かどうか元の画素情報を参照してチェックすることが必
要で、もし、そうであれば、この種の画素は無彩色振舞
の関連指標を割当てられる。この目的に対する多くの方
法が先行技術から、知られているが、そのうちのいくつ
かは、米国特許第4415920号明細書、欧州特許第
0349780号明細書、欧州特許第0369720号
明細書、欧州特許第0411911号明細書に開示され
ている。特に好ましい方法は、このような画素の囲りに
はかなりの明るい境界があり、このような画素は低い彩
度の領域に存在しているという原理に基づいている。こ
れに適用される演算は二つのステップから成っている:
第1のステップにおいては、中心画素が十分な強さの明
るさを持った境界を有するエッジの部分を形成している
か否かをチェックし、従って、これが黒・白の境界の有
無の予測となる。エッジが存在している方向についても
チェックが行われる。この目的のため、図3に示される
ように中心画素の囲りに、異なる方向性を持った4本の
標準のエッジが、例えば、5×5画素のラスター内にあ
るとする。第1番目のエッジ、即ち、0°エッジはラス
ターを垂直に伸び、第2番目のエッジ、即ち90°エッ
ジはラスターを水平に伸び、第3番目のエッジ、即ち、
45°エッジは左上隅部から右下隅部の方向に伸び、第
4番目のエッジ、即ち、45°エッジは、左下隅部から
右上隅部の方向に伸びている。各標準エッジは、ラスタ
ーを二つのサブラスターに分割し、各サブラスターに対
し、その中にある画素の明るさ(或は強度)の値の最大
値と最小値が決定される。エッジ上にある画素は、かか
るサブラスターの明るさの値の決定に含まれないように
するのが有利である。全ての標準エッジの中から、一つ
のサブラスターの明るさの最大値と他のサブラスターの
明るさの最小値の差が最も大きいエッジが選択される。
【0045】次に、選択されたエッジについて、明度の
最大値と最小値の差がある境界値gより大きいかどうか
を調べる。 式で表わすと:(ΔL)max>g これが当てはまる場合のみ、通常有彩色のエッジ境界の
場合に輝度のきわだった変化はないので、選択された標
準エッジは黒−白のエッジの可能性があると考えられ
る。もし、その差が境界値gより大きくなければ、その
画素に対する黒−白エッジのテストを終了し、その画素
は黒−白エッジの一部を形成しないと仮定する。もし、
標準エッジが潜在的黒白エッジと考えられる場合、第2
のステップが始まる。第2のステップにおいては、彩度
の平均値(Cmean1,Cmean2)が2つのサブ
ラスターの各々においての潜在的エッジに対し決定さ
れ、これらから薄い色合いが存在しているかどうか評価
される。ここで、また、潜在的エッジ上にある画素を彩
度の平均値の決定に含ませないことが有利である。も
し、二つの各サブラスターの彩度の平均値がある限界値
hより下にある場合、即ち、Cmean1<h,及びC
mean2<h,であればそこには、色は存在しなく、
従って、その潜在的エッジは真の黒白エッジとして考え
られることは合理的に仮定される。次に、問題となって
いる中心画素が、無彩色(彩度0)とみなされる。黒白
の境界の存在についてより確度を得るために、補足的に
次のテストが行われる: |Cmean1−Cmean2|<n,ここでnは定数 しかしながら、弱い彩度の色の面や背景と色との境界に
おける好ましくない黒エッジの置き換えは、視覚的に
は、全体としては悪い影響を与えるものではない。
【0046】技術的に考慮すると、このように無彩色と
みなされる画素については、別のラベル(ビット)を割
当てておいて本来の測定値の代替として用いない方が好
ましい。なぜならば、測定値は後に行う隣接する画素の
無彩色振舞又は有彩色振舞の次の解析にとって重要とな
るからである。黒エッジの置き換えのアルゴリズムに基
づいて指定された無彩色でない画素は、次に、図1及び
図2の関連で説明された一つの画像情報処理方法に従っ
て、無彩色振舞か有彩色振舞かの解析を受ける。
【0047】黒エッジ置き換えアルゴリズムを使用し、
また、画素について無彩色振舞か有彩色挙振舞かの分析
にかかわらず、ある画素については、本来は逆の指定が
正しいものについて、無彩色あるいは有彩色と誤って考
えられることがある。これは、適用された臨界的な値を
決定する時理想とする処理方法に関しては、常に妥協が
行われなければならないからである。特に、黒白境界の
場合においては、特定の色を持つ画素は、レジスターエ
ラーの結果として残されることになる。
【0048】不正確に分類されたこの種の画素は、次に
後処理アルゴリズムによって再テストされる。このアル
ゴリズムによれば、有彩色振舞として考えられた画素
は、もし、例えば無彩色振舞の関連指標を有する多くの
画素が、かかる画素のある一定の周辺領域(例えば、有
彩色振舞の関連指標を有する画素が少く、例えば、10
%以下)にあり、また、輝度のコントラストが高い場合
(テストが行われる画素の囲りにおける白黒文字の発生
が再び要求されるような状態)に、有彩色振舞を有する
と考えられる画素は、無彩色にされる。この後期処理ア
ルゴリズムが作用する周辺領域は、比較的大きなラスタ
ー、例えば16×16より好ましくは25×25ラスタ
ーにより形成される。
【0049】この原理に従うと、有彩色振舞を有すると
考えられる画素は、後者のラスターの場合、次の式が満
たされると、無彩色とされることが論理的である。
【0050】
【数7】
【0051】ここで、gは定数である。i番目の画素
が、それぞれ有彩色振舞又は無彩色振舞を夫々有する場
合、k=1又は0である。25×25のラスターで半分
の分解能で、この後処理アルゴリズムが実施される場合
次式、好ましい結果が得られる。
【0052】
【数8】
【0053】の決定は、実際には無彩色の画素を含む
が、簡略化のため、有彩色振舞の画素を含むことは、実
際には殆ど差が生ずることはない。これは、画素の選択
メカニズムの一つを節約できる。(ΔL)max>gの
代りに、好結果とより良好な実施の可能性を有する代替
基準が、使用されうる。即ち、ある高い閾値よりも大き
い輝度を有する最小数の画素とある低い閾値より小さい
輝度を有する最小数の画素があるべきである2つの要件
を満たすことが必要である。後処理アルゴリズムは、ま
た、実質的に有彩色の環境においてより均一なカラー再
生画像を得るため逆の方向の動作に対し、即ち、有彩色
振舞の指標を、無彩色画素に割当てることにも使用され
うる。
【0054】図4は元の点毎に走査し、関連する色情報
を生成するためのカラースキャナ又はカラー走査装置5
を有するカラー再生システムの一部の一実施例の系統図
を示す。これにおいては、露光される原画像の順次の走
査線上の各走査点に対し光の強度の測定が走査装置によ
って行われ、多数の修正システムステップと画像作成プ
ロセスが実行された後、測定値は、カラー複写機や、
「フライングスポットスキャナー」のような他のカラー
再生装置のカラープリントユニット用の制御信号に変換
するのに好適である。
【0055】本発明の方法を実行するのに使用できるス
キャナーは本文中英語の「ラインスキャナー」として示
されている。これは、「ラインスキャナー」が単一列の
受光素子から成らなければならないことを意味するもの
でない。製造技術と経済上の理由は、ある適用が各所望
の色成分について、線毎に各走査点に対し強度信号を測
定するのに適していると考えられる開発されてきた走査
手段の他の実施例にしばしばあてはまった。この目的の
ために適した走査手段のいくつかの実例は、英国特許第
2157114号明細書、米国特許第453160号明
細書、米国特許第4750048号明細書及び米国特許
第4866512号明細書から知られている。
【0056】原則として、本発明による方法を実施する
ために領域スキャナーもまた使用できる。線状のアレイ
を平行に読む場合に、二つの方法で本発明によるステッ
プを実施することが可能である。一方で、各走査点と各
色成分についての読取られた強度情報が先ず蓄積される
メモリーによって、可能となる。他方、強度情報を読み
取っている間、本発明による方法は、線アレイの読取り
方向に対して、直角の方向にライン毎にこの方法を実施
することにより実施されうる。順次配列されたラインア
レイは、単一の走査点の強度情報を送り、次に、これは
各走査点に対する白色基準値と各走査点によって特定さ
れるラインの各色成分を定めるのに使用される。
【0057】スキャナーの代りに、通信システム(例え
ばファクシミリシステム)の一部を形成する受信装置を
使用することも可能である。カラー再生システムは色情
報を修正する画像処理及び制御ユニット6が設けられて
おり、各有彩色又は無彩色振舞に関して評価が各画素に
対しなされる。画像処理及び制御ユニット6はまた、多
色刷りに用いられるカラー印刷ユニット7を制御するた
めの制御信号を発生するために、修正段階を経て得られ
たカラー情報を処理するのに適している。各画素に対し
て、スキャナー5によって測定された色成分R,G,B
は、ユニット8においてLCHカラーシステムに変換さ
れる。この変換中間、RGBの組合せは先ず、スキャナ
ーによって定まるマトリックス係数を有するマトリック
スマルチプライアーを得てXYZカラー空間に変換され
る。CIELABシステムへの変換は、R,W,G,H
unt「The Reproduction of Colour in Photography
Printing & Television 」; Fountain Pressp 第4版、
8.8項に記載された方法により実施される。原画の背
景に関連する(白色)基準点に関するデータはこの場合
には考慮されなければならず、そのようなデータはユニ
ット9によって送られる。次に、上記Huntによる上
記の本に記載されているように、LCHカラーシステム
への変換が行われる。
【0058】白基準点は正確に決定されるべきである。
なぜならば、もし、そうでなければグレイ値軸は、LC
Hカラーシステムの中で誤って決定され、その結果、可
能な無有彩色或は有彩色振舞の予備的指標を有する不確
定領域は、画素の有彩色/無彩色調査に関して逆の結果
でもってLCHカラーシステムの中に不正確に配置され
る。
【0059】白基準点を決定することは、英国特許第1
541578号明細書、欧州特許第0188193号明
細書、オランダ国特許第91031301号明細書及び
オランダ国特許第9101894号明細書の中に詳細に
記載されている。もちろん、必要なカラーシステム、こ
の場合はLCHシステムの中で画像情報を受け取るファ
クシミリ装置が使用されるとき、ユニット8,9はこの
システムの作動部から除かれる。
【0060】有彩色振舞、無彩色振舞か又は不特定色振
舞についての上記指標に関する情報は、ユニット8で各
画素に加えられる。この目的のため、ユニット8は有彩
色振舞に関する種々の指標に関して、LCH空間の中で
定められた位置データを有する、例えば、対照表のよう
な記憶手段からなる。有彩色振舞に対する解析がさらに
実施される前に、実際に各画素に与えられたカラーパラ
メーター値がカラー印刷ユニット7のカラー再生空間内
に位置しているかどうかのチェックがなされなければな
らない。もし、そうでなければ、関連する画素のカラー
パラメーター値は、カラー印刷ユニット7のカラー再生
空間に変換されなければならない。これは、パラメータ
ー値を“クリッピング”することにより行われ、得られ
うるパラメーター値が、そのカラー再生空間のエンベロ
ープに位置するような結果となるように変換が行われ
る。“クリッピング”の代りに、例えは再生コピーの繰
り返しコピーの場合には、悪効果があり、また不確定領
域2の位置に関係するが、カラーパラメーター値を圧縮
することは可能である。この変換はユニット19で起き
る。もちろん、本来はエッベロープのエッジの外側に位
置するパラメーター値は、困難性を伴うことなく有彩色
振舞の関連指標が与えられ、これは、レジスターエラー
を追跡し、これを除くことに関し、これ以上論ずる必要
はない。変換されたパラメーター値は、UCRとハーフ
トーンとするような、通常の画像処理ステップや、カラ
ープリントユニット7のための制御データの決定がなさ
れるユニット13に関連する指標とともに直接に送られ
うる。
【0061】画素は次にユニット10に順次送られ、ユ
ニット19で変換を受けないカラーパラメーター値を伴
う画素は、レジスターエラーを除くためのアルゴリズム
に従う。このアルゴリズムの結果、ユニット10で彩度
が0を与えられた画素はもはや有彩色振舞か無彩色振舞
かを決める解析によるテストは行われない。かかる画素
の無彩色のラベルは、後処理アルゴリズムのために、ユ
ニット11に直接に利用される。画素に本来関連する
L,C,Hの値は、それらの値は隣る画素の解析に依然
重要であるので、有彩色振舞又は無彩色振舞の解析のた
めのユニット12に送られる。ユニット12では、調べ
られるべき画素は無彩色又は有彩色振舞に関する関連指
標を決定するための解析を受ける。エッジブラック置き
換えアルゴリズムに基づいて、彩度0の無色ラベルをま
だ与えられていない画素は、ここでは、無彩色又は有彩
色振舞の関連指標についてのラベルを与えられる。換言
すれば画素が少くとも1つの無彩色の関連指標を持つ場
合、X画素は他の関連指標に換えて無彩色振舞の関連だ
けを割当てられる。
【0062】各画素は、次に、ユニット10で得られた
無彩色のラベル又はユニット12で得られたラベルと共
に、後処理アルゴリズム用のユニット11に供給され、
多くの有彩色振舞の指標を持つ多数のラベルは無彩色振
舞の指標に修正される。もちろん、割当てられた無彩色
ラベルを持つ各画素は彩度0の値を受取る。有彩色又は
無彩色振舞を示すラベルが各画素に割当てられた後は、
さらに、ユニット11に接続されたユニット13で例え
ば、UCR及びハーフトーンのような画素についての処
理が行われ、カラープリントユニット7のために、必要
な通常の制御データの決定がなされる。
【0063】もちろん、画像処理を行うユニット及び制
御ユニット6で行うラスター画素に関する処理又は制御
データの決定のため、ラスターのためのバッファーメモ
リー手段がそれらのユニットにある。また、アルゴリズ
ムのための計算を簡単にするために、半分の分解能で後
処理アルゴリズムを演算することは許される。図4に示
されるように、連続したステップで処理する必要はな
い。図5の画像処理及び制御ユニットに示されるよう
に、多数の処理はステップは互いに独立して、またある
程度は同時に行なわれる場合、より実際的な処理を行う
ことができる。ユニット10におけるレジスターエラー
を除くためのアルゴリズムによるラベル付け、ユニット
14における有彩色ラベル、無彩色ラベル動又は不確定
色振舞用の予備ラベルの決定、及びユニット15におけ
る“色相テスト”の解析は並列処理で実施されうる。ユ
ニット16は、ユニット14のデータ要素は、有彩色又
は無彩色のラベルに関連していればそのまま保持される
が、不確定の色彩振舞予備的ラベルに関連していればユ
ニット15の結果は替りのデータ要素として引き継がれ
るように、ユニット14及び15によって提供されるデ
ータの結果を受け取り処理する。。ユニット17は、ユ
ニット10及び16からのデータを受取り、もし、ユニ
ット10が関連する画素が無色にちがいないと検出した
ときのみ、ユニット16から送られる関連有彩色振舞ラ
ベルを、関連無彩色振舞ラベルで置き換える。後処理ア
ルゴリズムに従って作動するユニット11のために、加
えられたラスターの中の与えられた画素に関して、又
は、これに関連してすでに述べた代替の基準に関して、
(ΔL)max≧gの条件を調べるために適用されるユ
ニット18が存在する。このテストの結果は、ユニット
17の結果と共に後処理アルゴリズムに従って作動する
ユニット11に送られ、ここで各画素について、有彩色
ラベルか無彩色ラベルかに関し最終的な決定が行われ
る。
【0064】ユニット11によって送られるデータは、
次に、カラープリントユニット7を制御する制御信号を
出すためにユニット13で修正され処理される。この図
に関して説明されていないユニットは、図4における同
じ番号のものに対応する動作をするものである。本発明
の原理に従う画像情報処理方法のいくつかは、後処理ア
ルゴリズムを省略するのが許容できるような良好な結果
をもたらす。その場合においては、ユニット11は、ユ
ニット10によって作られる無彩色振舞の指標を常に通
過させる一種の結合回路としての役を果し、ユニット1
0がそのような指標を作らないときは、ユニット11は
ユニット12での処理の結果を通過させる。
【0065】本発明を、LCHカラー空間を参照にして
説明した。しかしながら、もちろん、本発明の原理は、
このカラー空間に限定されるものではなく、LCHカラ
ー空間のパラメーターに関連するパラメーターによって
特定されるカラー空間に適用可能である。本発明の原理
を、一つのLC−サブ空間を参照して述べたが、これ
は、調べられるべき画素の実際のH値とは無関係のもの
である。知覚的観察は、LCテストに関連する本発明の
高精度化は、カラー依存方法でこのLCテストを実施す
ることにより得られる。しかしながら、実際には各色相
値に対して別々のLCサブ空間に適用されるサブ空間の
分布を三つの区域に分けて設けることは、実際的でな
い。その代り、三つの区域のサブ空間の適用される分布
を持つ各色相値のためのLC−サブ空間は、特定色相値
の数(n)について作られる。別々の図1と図2がこれ
らのLCサブ空間の各々に加えられえ、そこでは線l1
から線l8 は特定のパラメーターに関連して存在する。
適用できる値は現在ではn=16でありうる。ある種の
タイプの指標を割当てることについて、この種の図は、
関連する色相の値だけでなく特定の色相の値の囲りの区
域に位置する色相の画素についても当てはまる。ある特
定の画素についてLCテストを実施する場合、先ず最初
に、その画素が属し、LC−サブ空間がその画素に適用
しうる色相の区域を確立することが必要である。次に、
いかなる色の振舞か又は色の達成度に関する関連指標
が、図1又は図2に関連して決定されなければならな
い。これは、例えば、供給されるべきLCHの組合せに
関連する指標又は色の達成度を供給する参照表を用いる
ことによって可能である。
【0066】本発明の原理を、画像情報が、1又は複数
の外部信号源から、カラープリントユニット7の画像処
理及び制御ユニット6に伝送システムを介して伝達され
るオープンカラーコピーシステムに適用することも可能
である。図4及び図5において、ユニット5は、このよ
うな信号源としての働きをする。もし、その信号源が、
必要とされるカラーシステム、この場合はLCHシステ
ム、において画像信号を供給する場合、基準値(白点)
を参照することによってユニット8及び9によって実施
される色変換は、信号源5にもよらず実施される。も
し、画像処理及び制御ユニット6が、関連する色パラメ
ーター値に加え、有彩色振舞又は無彩色振舞に関する関
連指標(又はラベル)からなる各画素に対する画素情報
を受け取る場合、得られた関連指標の代りに不特定色振
舞に関する予備的な画素を割当てるために、画像処理及
び制御ユニットの受取り側で、その画素は不確定領域に
おける起こり得る発生についてテストされる。
【0067】この目的のため、画像情報処理及び制御ユ
ニットは、少くとも、以下のものを備える必要がある。 a.カラー空間内のサブ空間に関する位置情報を有し、
そのサブ空間は、色の振舞に関して不確定領域とみなさ
れるものである記憶手段と、b.前記記憶手段により、
前記不確定領域内の位置データを有する画素を選択する
選択手段と、c.前記画素の特定の周辺区域に存在する
画素について前記カラー空間に関するパラメーター値の
分布領域に関して周辺解析を実行する手段と、d.前記
画素に関して実行された周辺解析の結果に基づいて関連
指標を割当てる手段。
【図面の簡単な説明】
【図1】LCカラーサブ空間における知覚的に評価され
る色の態様に関し、画素の数学的に基づいてをグラフ化
した分布図である。
【図2】他の数学的原理に基いた図1に示す画素の分布
を示す図である。
【図3】本発明の方法を実施するのに必要な画素ラスタ
ーを示す図である。
【図4】カラー再生システムの一部の可能な一実施例の
系統図である。
【図5】カラー再生システムの一部のより実際的な実施
例の系統図である。
【符号の説明】 5 スキャナー 6 画像処理制御ユニット 7 カラープリントユニット 8 LCHカラーシステム変換ユニット 9 白基準データ供給ユニット 10 無彩色ラベル検知ユニット 11 色彩色振舞決定ユニット 12 色彩色解析ユニット 13 プリンター制御ユニット 15 色相テストユニット 16 データ処理ユニット 17 色彩ラベル置換ユニット 19 パラメーター変換ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モニク ゲラルディン ミランダ ソメル オランダ国 5641 ピーピー アインドー フェン シャンス 25 (72)発明者 ヨハネス オンヴリィ オランダ国 5211 ディーエックス デン ボシュ、ラムストラートユェ 4

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.カラー空間における特定のサブ空間
    に関して少くとも画素の色の彩度及び強度に関するパラ
    メーター値に基づいて、前記画素を位置決めし、前記サ
    ブ空間は色の振舞に関しては不確定領域とみなされるも
    のであり、前記カラー空間は少くとも前記タイプのパラ
    メーターにより特定されるものであり、 b.前記不確定領域においてある画素について、関連す
    る画素の周辺領域に存在する画素の前記カラー空間に関
    するパラメーター値の分布状態に関する周辺解析を実行
    し、 c.前記周辺解析に基づいて前記画素に関連指標を割当
    てる、ことを特徴とする、カラー再生システムで映像さ
    れる画素に対する色の振舞に関する関連指標を割当てる
    方法。
  2. 【請求項2】 前記周辺領域に存在する画素について色
    に関連するパラメーター値の相対的分布状態が所定の限
    界値以内にあるとき、前記不確定領域において位置決め
    した画素は色の振舞の関連指標を割当てられることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記周辺領域に存在する画素の彩度に関
    するパラメーター値の平均値がある閾値を超えるとき、
    前記不確定領域に位置決めした画素は、色の振舞の関連
    指標を割当てられることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記周辺領域に存在する画素の色に関す
    るパラメーター値の相対的分布状態が所定の限界値内に
    あり、且つ、前記周辺領域に存在する画素の彩度に関す
    るパラメーター値の平均値がある閾値を超えるとき、前
    記不確定領域にある画素は、色の振舞の関連指標を割当
    てられることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記不確定領域にある前記画素は、色の
    振舞に関して、画素の予想値を表わす色達成度を割当て
    られることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記周辺領域内の達成度の平均値の一定
    比率分だけ増加し且つ、そのように得られた結果を正規
    化した後の関連画素の色達成度が特定の関連指標に加え
    られた値の範囲内にあるとき、前記不確定領域にある画
    素は特定の関連指標を与えられることを特徴とする請求
    項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記周辺領域における達成度の平均値が
    ある特定の関連指標に加えられた値の範囲にあるとき、
    前記不確定領域にある画素は特定の関連指標を与えられ
    ることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 周辺解析は、部分的色達成度が割当てら
    れた画素にのみ基づくことを特徴とする請求項5記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 色達成度は、画素とその空間における所
    定点を表わす前記空間の座標を通る直線に関連するLC
    カラーサブ空間において、決定されるべき角度情報によ
    って表わされることを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】 a.テキストエッジに関する状態用の
    画素をテストし、 b.前記画素の状態がテキストエッジのそれに従うと
    き、無彩色振舞に関連する指標を割当て、 c.カラー空間内における特定のサブ副空間に関して、
    少くとも画素の色の彩度及び強度に関するパラメーター
    値に基づいて前記画素を位置決めし、前記サブ空間は色
    の振舞に関しては、不確定領域とみなされるものであ
    り、前記カラー空間は少くとも前記タイプのパラメータ
    ーにより特定されるものであり、 d.前記不確定領域において位置決めした画素に関し
    て、関連する画素の周辺領域に存在する画素の前記カラ
    ー空間に関するパラメーター値の分布状態に関する周辺
    解析を実行し、 e.前記周辺解析の結果に基づいて前記画素に関連指標
    を割当て、 f.前記画素が、少くとも一つの無彩色の関連指標を持
    つときのみ、前記画素に他の関連指標に替えて無彩振舞
    の単一の関連指標を割当てることを特徴とする、カラー
    再生システムにより映像される画素に色の振舞に関する
    関連指標を割当てる方法。
  11. 【請求項11】 a.テキストエッジに関する状態用の
    画素をテストし、 b.前記画素の状態が、テキストエッジのそれに従うと
    き、無彩色振舞の関連指標を割当て、 c.前記画素に関連の指標が割当てられていない場合
    に、カラー空間内における特定のサブ空間に関して、少
    くとも画素の色の彩度及び強度に関するパラメーター値
    に基づいて前記画素を位置決めし、前記サブ空間は色の
    振舞に関しては不確定領域とみなされるものであり、前
    記カラー空間は少くとも前記タイプのパラメーターによ
    り特定されるものであり、 d.前記不確定領域において位置決めした画素につい
    て、関連する画素の周辺領域内に生ずる画素の前記カラ
    ー空間に関するパラメーター値の分布状態に関する周辺
    解析を実行し、 e.前記周辺解析の結果に基づいて前記画素に関連指標
    を割当てることを特徴とするカラー再生システムで映像
    さるべき画素に色の振舞に関する関連指標を割当てる方
    法。
  12. 【請求項12】 前記画素が強い明るさの境界を有する
    エッジの部分を形成し、且つ低い彩度の画素の区域に位
    置するとき、前記画素の状態がテキストエッジに従うこ
    とを特徴とする請求項10又は11記載の方法。
  13. 【請求項13】 画素の特定の周辺領域において、色の
    振舞の関連指標を有する画素の数がある値より低い場
    合、色の振舞の関連指標は無彩色の振舞の指標により変
    更されることを特徴とする請求項10又は11記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 画素に関する前記タイプの指標の決定
    はその画素に関連し、色相値、彩度及び強度に関するパ
    ラメーター値を参照して実行されることを特徴とする請
    求項1又は10又は11記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記画素に関する前記カラー空間にお
    ける前記画素を位置決めするに当たり、その選択は、 −画素が、前記カラー空間内の前記不確定領域に位置す
    るときの画素の不特定な色の振舞に関する予備的指標
    と、 −画素が、前記カラー空間内の第2の区域に位置すると
    きの画素の色の振舞の関連指標と、 −画素が、前記カラー空間内の第3の区域に位置すると
    きの無彩色の振舞に関する関連指標とから行われること
    を特徴とする請求項1又は10又は11記載の方法。
  16. 【請求項16】 点と点におけるカラー情報を発生する
    手段と、このカラー情報を修正し処理してカラー印刷ユ
    ニットを制御する制御信号を与えるための画像処理及び
    制御ユニットとを具備し、該画像処理及び制御ユニット
    は画素に対し、色の振舞に関する関連指標を割当てるよ
    うに適合されているカラー再生システムであって、 a.カラー空間内の限定されたサブ空間に関する位置情
    報を有し、そのサブ空間は、色の振舞に関して不確定領
    域とみなされるものであり、前記カラー空間は少くとも
    彩度及び強度についてのパラメーターによって特定され
    る、記憶手段と、 b.前記記憶手段により、前記不確定領域内の位置デー
    タを有する画素を選択する選択手段と、 c.前記画素の特定の周辺区域に存在する画素について
    前記カラー空間に関するパラメーター値の分布領域に関
    して周辺解析を実行する手段と、 d.前記画素に関して実行された周辺解析の結果に基づ
    いて関連指標を割当てる手段、とを具備することを特徴
    とするカラー再生システム。
  17. 【請求項17】 元の点毎に走査を行い、関連するカラ
    ー情報を発生するためのカラー走査ユニットと、このカ
    ラー情報を修正し処理してカラー印刷ユニットを制御す
    る制御信号を与えるための画像処理及び制御ユニットと
    を具備し、前記画像処理及び制御ユニットは、画素に対
    し色の振舞に関する関連指標を割当てるように適合され
    ているカラー再生システムであって、 a.少くとも色の彩度及び強度に関するパラメーターに
    より特定されるカラー空間における画素の色の発生の指
    標に関する情報を有し、 −画素が、前記カラー空間内の第1の区域に位置すると
    きの画素の不特定な色の振舞に関する予備的指標と、 −画素が、前記カラー空間内の第2の区域に位置すると
    きの画素の色の振舞の関連指標と、 −画素が前記カラー空間内の第3の区域に位置するとき
    の画素の無彩色振舞の関連指標、が区分されている記憶
    手段と、 b.前記記憶手段から、少くとも前記タイプの関連する
    パラメーター値に基づいて各画素に関する色の発生に関
    する指標を選択し、前記画素にその指標を割当てる選択
    手段と、 c.前記画素の特定された周辺領域内にある画素に関
    し、前記カラー空間に関連するパラメーター値の分布状
    態に関して周辺解析を実行する手段と、 d.予備指標を持つ画素の場合に実行される周辺解析の
    結果に基づいて得た画素に関連する予備指標を、関連指
    標に変換する手段と、を具備したことを特徴とするカラ
    ー再生システム。
  18. 【請求項18】 前記手段は、特定の周辺区域内におい
    て、色に関する最大パラメーター値と最小パラメーター
    値を選択し、その二つの色に関するパラメーター値の差
    を計算する比較手段と、関連する周辺区域における彩度
    の平均値を計算する手段を具備することを特徴とする請
    求項16又は17記載のカラー再生システム。
  19. 【請求項19】 複数の色相値用のカラー再生システム
    は、画素について色の発生に関する指標の情報を有する
    異なった記憶手段を設けられていることを特徴とする請
    求項16又は17記載のカラー再生システム。
  20. 【請求項20】 カラー再生システムは、画素に加えら
    れた色の値を参照することにより、画素についての色の
    発生に関する指標の情報を含む記憶手段が割当てられ、
    選択される手段を設けられていることを特徴とする請求
    項19記載のカラー再生システム。
JP5251853A 1992-10-12 1993-10-07 カラー再生システムにより表示される画素に有彩色か無彩色かを示す指標を割当てる方法、及びその方法を実施するためのカラー再生システム Expired - Fee Related JP2598217B2 (ja)

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