JPH06232872A - 情報通信装置 - Google Patents

情報通信装置

Info

Publication number
JPH06232872A
JPH06232872A JP1640493A JP1640493A JPH06232872A JP H06232872 A JPH06232872 A JP H06232872A JP 1640493 A JP1640493 A JP 1640493A JP 1640493 A JP1640493 A JP 1640493A JP H06232872 A JPH06232872 A JP H06232872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information communication
medium
communication device
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1640493A
Other languages
English (en)
Inventor
耕平 ▲吉▼川
Kohei Yoshikawa
Masahiko Tsukamoto
昌彦 塚本
Rieko Tanaka
理恵子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1640493A priority Critical patent/JPH06232872A/ja
Publication of JPH06232872A publication Critical patent/JPH06232872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線メディアを有する小型携帯型端末による
ネットワークと既存有線ネットワークの接続された状況
において、端末の移動を意識することなくネットワーク
の管理、及びデータ中継機能を実現すること、また無線
端末だけからなるネットワークの管理を効率的に行うこ
とを目的とする。 【構成】 小型携帯型端末内に実装される記憶媒体、計
算機能を用いた無線ネットワーク内ルーティングデータ
ベース(無線側23/有線側26)、データベースの更
新/管理を行う処理部(無線側22/有線側25)、無
線/有線各通信部21、24よりなる。 【効果】 無線側と有線側での役割分担により、各々が
不必要な情報を知る必要がなく、また無線ネットワーク
内部のルーティング処理を簡潔に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報通信装置に係わ
り、特に無線データ通信の機能を有する携帯型小型情報
処理装置、および無線データ通信の機能を有する携帯型
小型情報処理装置のデータ通信を中継する中継装置とし
て利用可能な情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既存のネットワークのルーティングプロ
トコルとして、OSI(開放型システム間相互接続)の
IS−ISプロトコルやTCP/IPのRIP、OSP
Fなどがある。
【0003】ここで、OSIのES−ISプロトコル
(ISO−9542)及びIS−ISプロトコル(IS
O−10589、イントラドメインIS−IS)を例に
とって、データ通信における中継機能の実現方式を述べ
る。
【0004】ES−IS(ISO−9542)は、ドラ
フト・プロポーザル、ドラフト・インターナショナル・
スタンダードを経て1988/12にインターナショナ
ル・スタンダード(国際標準)に、IS−IS(ISO
−10589)は、同じく1991年11月にインター
ナショナル・スタンダードになっている。
【0005】なお、OSI規約(ISO−10589、
イントラドメインIS−ISプロトコル)では 1.イーサネットなどのブロードキャスト型サブネット
を、すべてのシステムの中心に疑似的な仮想システムを
創設し、すべてのシステムはその疑似システムを中心に
つながっているように外部に見せかける機能、 2.ISをlevel−1とlevel−2に階層化
し、エリアをまたがるデータの中継を効率化する機能 などを規定しているが、ここではその詳細を省き、中継
の基本的なメカニズムだけを記述する。
【0006】まず、各システムについて説明する。
【0007】ES(End System)とは、ネッ
トワーク内の末端ノード、すなわち、中継機能を持たな
い通常の計算機ホストを意味する。
【0008】IS(後述)に直接接続していないESは
ネットワークにつながっておらず、直接通信可能なES
以外のESとデータ通信を行うことはできない。
【0009】IS(Intermediate Sys
tem)とは、ネットワーク内の中継ノード、すなわ
ち、他の計算機ホスト同士のデータ交換を中継する機能
をもつデータ通信装置のことをいい、内部に中継のため
のデータベース(フォワーディングデータベース)を持
っている。
【0010】一般にESおよびISは自身のアドレスを
もっている。
【0011】なお、アドレスの上位部分はドメイン内で
機器の存在するエリアをユニークに示し、下位部分は、
エリア内で機器をユニークに示すものである。
【0012】エリアは、複数存在し、互いにISで結ば
れる。
【0013】すべてのエリアで一つのドメインが構成さ
れる。
【0014】すべてのシステムは単一のドメインに属し
ており、かつ、そのドメイン中の一つのエリアに属して
いる。
【0015】あるシステムにとって、隣接IS、隣接E
Sとは、自システムと直接通信ができるIS及びESの
ことである。
【0016】ES−ISプロトコルとはISと、その複
数の隣接ESの間でのESおよびISの存在情報の交換
プロトコルである。
【0017】IS−ISプロトコルとは強連結された複
数台のISの間でのESおよびISの存在とそれらの接
続情報の交換プロトコルである。
【0018】データ交換は、送信元ESアドレスと、送
信先ESアドレスを指定して行なう。
【0019】ES−ISプロトコルにおいて、ESは、 1.送信先ESが隣接ESであるときは、直接データ送
信を行う。
【0020】2.送信先ESと隣接ESでないときは、
隣接ISのうち任意の一台に対してそのデータを送信
し、その後の送信先までの実際の送信を依頼する。
【0021】3.隣接ISに対して自局の存在を示すE
SH(ES Hello PDU)と呼ぶプロトコルデ
ータユニットを用いて、自局の存在を定期的に通知す
る。
【0022】4.ISH(後述)をもとに、隣接ISを
記憶する。
【0023】ES−ISプロトコルにおいて、ISは、 1.隣接ESから要求された送信データ、及び他のIS
からの転送データのうち自分の隣接ES、及び自エリア
内のES宛の送信データを、フォワーディングデータベ
ースを元に、転送、すなわち中継する。
【0024】2.すべての隣接ESに対して自局の存在
を示すISH(IS Hello PDU)と呼ぶプロ
トコルデータユニットを用いて、自局の存在を定期的に
通知する。
【0025】3.ESHをもとに、定期的に隣接ESを
記憶する。
【0026】次に、IS−ISプロトコルにおいて、I
Sは、 1.他のISから受け取った、自分の隣接ES以外宛の
送信データを、自らが持つフォワーディングデータベー
スを元に、他のISへ転送、すなわち中継する。
【0027】2.すべての隣接ISに対して自局の存在
を示すIIH(IS−to−IS Hello PD
U)と呼ぶプロトコルデータユニットを用いて、自局の
存在を定期的に通知する。
【0028】3.すべての隣接ISに対して定期的に自
分の隣接ES/ISをLSP(Link State
PDU)と呼ぶプロトコルデータユニットを用いて報告
する。
【0029】4.エリア外へ接続しているISは、その
旨をLSP内に記述する。
【0030】5.隣接ISから受け取ったLSPを、記
憶し、受け取ったIS以外のすべての隣接IS(エリア
内に限る)へ順次伝達し、結果としてエリア内のすべて
のISに伝達させる。
【0031】6.受け取ったすべてのLSPをもとに、
エリア内全ES/ISについて、それ宛にデータを送信
するためには次にどこへ転送したらよいかを示す「次ホ
ップ(一般的には他のIS)」を決定し、フォワーディ
ングデータベースに記憶する。
【0032】7.自エリア外へのデータ中継はエリア外
へ接続しているISの中から、最も近いISを選んでそ
こへの「次ホップ」を決定する。
【0033】最後に、IS−ISプロトコルにおいて、
配布されるPDUは、 1.IS−IS Hello PDUでは、 a)発信システムID b)自PDU保持時間 c)発信システムが属するエリアのアドレス d)隣接システム(ISのみ)アドレス を報告し、互いに隣接するIS間で生存の確認を行うと
ともに、各IS内の隣接データベースに格納する。隣接
データベースの内容は、Link StatePDUの
内容に反映させる。
【0034】2.IS−IS Link State
PDUでは、 a)発信システムID b)自PDU保持時間 c)自PDUシーケンス番号 d)発信システムが属するエリアのアドレス e)隣接システム(IS+ES)アドレス を報告し、エリア内全IS間にこれらの情報をばらまく
とともに、各IS内のリンク状態データベースに格納す
る。国際標準においては、このLSPの最短再生成時間
を30秒、最短再送時間を5秒、最長再送時間を15分
程度とすることが推奨されており、実際には数分おきに
LSPの生成/配布が行われることが予想される。
【0035】なお、全ISで保持するLSPに矛盾がな
いかを確認し合うために、各LSPごとに振られている
シーケンス番号を確認し、自分が持つ個々のLSPが最
新のものであるかをチェックするSNP(Sequen
ce Number PDU)も使用されるが、ここで
はその詳細を省く。
【0036】各ISは、エリア内全システムを格納した
リンク状態データベースをもとに、個々のシステム宛の
データ転送を実行するための次ホップを計算し、その結
果をフォワーディングデータベースとして保持する。
【0037】なお、エリアの規模に依存することではあ
るが、この計算にはかなりの一時記憶容量と、計算能力
が必要とされる。
【0038】以上のようにネットワーク内の接続情報の
配布、中継先の決定を行い、実際のデータ中継を実現し
ている。
【0039】なお、コンピュータネットワークのルーテ
ィング関連については、以下の特許出願が公開されてい
る。
【0040】1.特開平1−175342号 隣接ホストへの伝送路の障害を検知すると、代替経路を
確立し、別の伝送路を使って他のホストに知らせ、ルー
ティングテーブルの書き換えを行う。
【0041】2.特開平3−78060号 各種管理テーブルを関連付けた通信経路選択制御表と、
それを参照する経路選択手段と、通信手段とを有する。
【0042】3.特開平3−3442号 自分と隣とのリンク情報を互いに交換し合い、更新して
いく。
【0043】4.特開平3−1258号 ISの機能を持つゲートウェイをサイト(エリア)ごと
に備える。また複数のISを有するサイトでは、長時間
応答がないと死んでいるとみなして、ルーティングテー
ブルを書き換える。
【0044】5.特開平3−234140号 転送経路情報を、記憶し、テーブルを作成し、テーブル
をアクセスし、経路を選択し、それを通してメッセージ
を送受信する。
【0045】6.特開平3−54938号 一定時間ごとにすべてのノード、ルータに対して接続中
であることをブロードキャストし、これをもとにルーテ
ィングを行う。一定時間内に来ないノードは死んだとみ
なす。
【0046】7.特開昭62−211769号 各コンピュータがネットワーク構成テーブルと、それを
解析して最適経路を読み出す経路解析部を持つ。
【0047】8.特開昭61−289746号 パケットごとにその宛て先ノードへの最適経路である出
力線を設定し伝送する工程、およびその相互接続回線。
【0048】以上のいずれも、無線データ通信網を考慮
したものではなく次に述べる本発明が解決しようとする
課題を解決するものではない。
【0049】
【発明が解決しようとする課題】既存のネットワークの
ルーティングプロトコルとの相互作用を考慮して、無線
ネットワークにおける複数のデータ通信処理装置間のル
ーティング、すなわちデータ中継を行うことを目的とし
た場合に、以下の問題点が挙げられる。
【0050】1.無線区間と有線区間を区別せずに中継
を行おうとすると、互いに他のメディアのネットワーク
構成を知る必要があり、特に無線側ではネットワークト
ポロジーの激しい変化が考えられるために、その情報を
逐一有線系に配布することになり、トラフィックが激増
する。
【0051】2.次に、有線ネットワークでは、ある単
一のネットワークに接続しているすべての機器同士は、
そのネットワークを通して互いに他の機器と直接通信が
可能であるため、機器をノードとするネットワークトポ
ロジーは完全グラフとなるが、無線ネットワークにおい
ては、無線の性質から機器の物理的な存在位置の関係な
どにより一部直接通信不可能な機器の存在を前提とせざ
るを得ず、すなわち機器をノードとするネットワークト
ポロジーは完全グラフとはならない。
【0052】しかし、既存のルーティングプロトコルは
完全グラフトポロジーを前提として設計されているた
め、無線系の追加のためにそれを修正することは多大な
コストがかかり、特に国際標準になっている部分につい
てその変更は事実上不可能である。
【0053】3.無線系内部の中継専用装置の開発によ
り無線区間内は独立に中継を行い、有線系に対して、無
線系ネットワーク部分全体で仮想的に完全グラフのトポ
ロジーとなっているよう報告する場合を考えると、無線
区間内のESの機能を持たない中継専用装置についてま
で、有線系に対してその存在を報告することは無意味な
トラフィックの増大を招く。
【0054】4.無線系だけに閉じたルーティングにつ
いては、無線媒体のキャパシティが有線に比べてかなり
小さいために、有線系で行っているようなPDU(Pr
otocol Data Unit)の配布方式をその
まま適用すると、そのためのトラフィックは、本来のデ
ータ通信のトラフィックに対して無視できない大きさと
なってしまう。
【0055】5.無線系だけに閉じたルーティングにつ
いては、装置の携帯が簡便なことから、激しい接続情報
の変化があり、これに追従してすべての装置内のルーテ
ィング情報を管理する処理は、装置の持つ計算機能力全
体に対して無視できない大きさとなってしまう。
【0056】6.無線系だけに閉じたルーティングを実
現するために、定期的に各装置が自身の存在や、または
自身の隣接情報を発することは、携帯性のある装置に対
して必要以上の電力使用を強制することになる。
【0057】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、単一の無線媒体を共有して他の
情報通信装置とデータ通信を行うための通信部を有する
情報通信装置であって、該媒体を共有している複数の情
報通信装置間の媒体の共有関係を表すグラフが完全グラ
フとは限らない場合に、該グラフの強連結成分内の情報
通信装置間のデータ交換を中継するために、該媒体を使
用する情報通信装置以外の情報通信装置および該グラフ
の異なる強連結成分の情報通信装置とは独立に、複数の
情報通信装置の間で中継に必要な装置間の接続状態の情
報を交換するための手段を具備してなることを特徴とす
る情報通信装置である。
【0058】請求項2の発明は、請求項1に記載の情報
通信装置であって、有線などの異なる媒体を使用して他
の情報通信装置と直接データ通信を行うことができる通
信部を更に有し、該通信装置が異なる媒体を使用する他
の複数の情報通信装置との間で互いにあるいは一方から
他方へ自局の近辺の情報通信装置の接続状態を報告する
機能と、その情報を元に自装置以外の他の複数の情報通
信装置間のデータ交換を中継する機能とを有する場合
に、前記情報を交換するための手段が異なる媒体を使用
する側の他の複数の情報通信装置に対しては無線などの
媒体を共有している情報通信装置間の媒体の共有関係を
表すグラフが完全グラフである場合と同様の報告をする
ことを特徴とする情報通信装置である。
【0059】請求項3の発明は、請求項2に記載の情報
通信装置であって、前記情報を交換するための手段が有
線などの他の媒体を共有する複数の情報通信装置に対し
て無線などの媒体の共有関係を表すグラフが完全グラフ
である場合と同様の報告をする際に、無線などの媒体の
みを使用する他の情報通信装置のすべて、ないし一部の
存在および接続状態を報告しないことを特徴とする情報
通信装置である。
【0060】請求項4の発明は、請求項1に記載の情報
通信装置であって、無線などの媒体を共有している情報
通信処理装置間の媒体の共有関係を表すグラフを作成す
るために、自局が正常に動作していることを他の装置に
伝達するデータを送信する手段を更に有し、該手段がデ
ータを送信する際に、そのデータの中に、自局と直接通
信可能な他の装置を隣接情報として含ませることを特徴
とする情報通信装置である。
【0061】請求項5の発明は、請求項4に記載の情報
通信装置であって、互いに他の装置との隣接情報をもと
に、無線系内のネットワークトポロジーを、任意の一台
の情報通信装置を根とする木構造とみなし、木構造に従
ってデータ通信の中継を行う手段を有することを特徴と
する情報通信装置である。
【0062】請求項6の発明は、請求項1に記載の情報
通信装置であって、無線などの媒体のみ共有している情
報通信処理装置間の媒体の共有関係を表すグラフを作成
するために、定期的な情報交換を行わず、システムに電
波が投入された時や、有線系などの媒体を使用して他の
情報通信装置と直接データ通信を行うことができる通信
部を有する情報通信装置が定期的に発するデータを初め
て受信した時にだけ、自局情報を含むデータを送信する
手段を有することを特徴とする情報通信装置である。
【0063】
【作用】これらの発明は以下のような作用を有する。
【0064】請求項1の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信装置以外の情報通信装置の間では例えば
OSIのIS−IS/ES−ISプロトコルを実行す
る。
【0065】無線媒体を使用する情報通信装置の間で
は、同様のIS−IS/ES−ISのようなプロトコル
の例えば、Hello PDUを省く、Link St
atePDUの内容を変更する、Hello PDUや
Link State PDUの送信間隔を変更するな
ど、各種の変形を加えたもの、または独自新規のプロト
コルを実行する。
【0066】すなわち、有線内ルーティングは既存のも
のを使い、無線内に閉じたルーティングはこれとは独立
に行う。
【0067】これにより、各媒体ごとのルーティング情
報は互いに他の媒体にまで流す必要がなくなり、全体の
トラフィックの利用効率が向上する。
【0068】請求項2の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信装置以外の情報通信装置の間では例えば
OSIのIS−IS/ES−ISプロトコルを実行し、
無線媒体を使用する情報通信装置の間でも同様に、例え
ばIS−IS/ES−ISのような何らかのプロトコル
により無線網内全装置間の接続を管理することとする。
【0069】ここで、無線と有線の接点となる装置にお
いて、それぞれのネットワークの接続情報をもとにフォ
ワーディングデータベースを作成し、また有線ネットワ
ーク側に対して有線系で用いているプロトコルに合わせ
たLSPなどを用いて自装置があたかも無線ネットワー
クに属するすべての装置と隣接しているかのように報告
し、同じく無線ネットワーク側に対しても無線系で用い
ているプロトコルに合わせたLSPなどを用い自装置が
あたかも有線ネットワークに属するすべての装置と隣接
しているかのように報告する。
【0070】これらの報告だけで、他の装置間で実行さ
れている既存のルーティングプロトコルにより、自動的
に有線/無線間のデータ転送は、この接続装置に対して
送られることになり、該装置内のフォワーディングデー
タベースを元に異媒体ネットワーク間の中継処理を行う
ことができる。
【0071】なお、この装置については、実際に両媒体
の接点に位置する装置でなくてもよいし、さらに実在し
ている装置ではなく、仮想的な装置が存在するかのよう
に、他のいずれかの装置が振る舞ってもよい。
【0072】請求項3の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信装置以外の情報通信装置の間では例えば
OSIのIS−IS/ES−ISプロトコルを実行し、
無線媒体を使用する情報通信装置の間では、同様のIS
−IS/ES−ISのようなプロトコルを実行する。
【0073】ただし、無線と有線の接点となる装置、ま
たはその役割を果たす装置においては、無線側につなが
る装置を、無線区間にある装置のうち適当な一台を選ん
でそれに集中的に接続しているかのように有線側に接続
情報を出すが、「無線ネットワーク内の中継専用であ
る」等の条件をもとにその一部の装置の存在を有線側に
知らせない。
【0074】請求項4の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信処理装置だけで構成される無線ネットワ
ーク部分の接続情報配布のため、OSIのIS−ISな
どで採用されていたHello PDUの送信の一部を
やめ、Link State PDUすなわち各装置の
隣接情報の発信をもって、存在の有無を確認する。
【0075】請求項5の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信処理装置だけで構成される無線ネットワ
ーク部分の接続情報配布のため、「有線との接点であ
る」などの基準により無線区間内の任意の一台の装置を
ルート装置として選択し、ネットワーク内の全装置が出
す隣接情報をこの一台に集め、この装置により無線区間
ネットワークトポロジー全体を自身をルートとする木構
造に変形し、その木構造情報を各装置に再配布すること
で、中継のルート決定の処理を簡易化する。
【0076】すなわち、ルート装置はネットワークの構
造全体を管理し、ルート装置以外は自身の親(ルートへ
の次ホップ)と、自身の子だけを管理する。各装置から
の中継データは基本的に親へ順次転送し、必ずルート装
置に到着させる。ルート装置は自身の管理するデータを
もとに、木構造に沿った中継ルートを明確に設定し、順
次子装置に中継することによりデータ通信を実現する。
【0077】請求項6の発明では、単一の無線媒体を使
用する情報通信処理装置だけで構成されるネットワーク
部分でのデータ転送のため、「永久的な電源に接続して
いる」などの基準により無線区間内の任意の装置を基準
装置として選択し、この基準ルート装置に定期的にHe
llo PDUを発生させる。
【0078】基準装置以外の端末装置は、基準装置から
の初めてのHello PDUを受信した時にのみ、そ
れ宛に自身の存在を例えばHello PDUなどを用
いて通知する。
【0079】基準装置は、自身に対して過去に存在して
いると通知のあった装置に対する実際のデータ転送要求
があった場合には、それを発信し、転送を試みる。
【0080】その時点で応答がない装置は、移動により
すでに自局から直接通信が可能ではなくなった、と判断
し、転送は失敗する。
【0081】
【実施例】<実施例1>図1〜3を用いて前記請求項1
〜3に記載の情報通信装置の実施例を示す。
【0082】図2は本実施例を示すためのネットワーク
構成図である。
【0083】四角は中継システム(IS)、丸はエンド
システム(ES)を表す。
【0084】二重線は無線通信によって直接通信が可能
なシステムどうしをつないでいる。
【0085】短線入り二重線は有線通信、例えばポイン
トツーポイント型回線によって通信が可能なシステムど
うしをつないでいる。
【0086】無線通信は、同じ媒体を共有している情報
通信装置間の媒体の共有関係を表すグラフが完全グラフ
とは限らない通信の一例である。
【0087】無線によってつながっているネットワーク
を無線LANと呼ぶ。
【0088】全システムはHello PDUなどを用
いて自身の隣接情報を作成する。
【0089】中継システム4、5、9、10は互いに無
線による自局の隣接情報を交換する。
【0090】中継システム4は、中継システム5、9、
およびエンドシステム1、2、7と通信可能であるこ
と、中継システム5は、中継システム4、9、およびエ
ンドシステム7と通信可能であること、中継システム9
は、中継システム4、5、10、およびエンドシステム
11と通信可能であること、中継システム10は、中継
システム9、およびエンドシステム7、12、13と通
信可能であることを互いに交換する。
【0091】これによって各中継システムは無線LAN
内のシステムの構成するネットワークトポロジーを理解
でき、最適な中継を行うことができる。
【0092】例えば、エンドシステム1がエンドシステ
ム13にパケットを送信する場合、中継システム4がエ
ンドシステム1からのパケットを受信すると、それを中
継システム9にフォワードする。
【0093】中継システム9はそれを中継システム10
にフォワードする。
【0094】そして、中継システム10がエンドシステ
ム13にパケットを渡す。
【0095】中継システム3、4、5、6、8間では、
上記の無線LAN内のルーティング情報交換とは独立に
隣接情報を交換する。
【0096】これらの中継システムのルーティングの対
象となる領域をエリアと呼ぶ。
【0097】その際、無線LAN内のシステムはすべて
直接つながっているように他局に知らせる。
【0098】例えば、ISO10589、イントラドメ
インIS−ISプロトコルでは、イーサネットなどのブ
ロードキャスト型サブネットを、すべてのシステムの中
心に疑似的な仮想システムを創設し、すべてのシステム
はその疑似システムを中心につながっているように外部
に見せかける。
【0099】図3は図2に示したネットワーク構成にお
いて、同様の方式を採用したときの説明図である。ここ
で中継システム14が疑似システムである。
【0100】中継システム4は、中継システム3、14
と隣接していること、中継システム5は、中継システム
6、14と隣接していること、中継システム10は、中
継システム8、14と隣接していること、中継システム
3は、中継システム4、6と隣接していること、中継シ
ステム6は、中継システム3、5、8と隣接しているこ
と、中継システム8は、中継システム6、10と隣接し
ていることを報告する。
【0101】中継システム14の役割は中継システム
4、5、10のいずれかの中継システムが担い、中継シ
ステム14が、中継システム4、5、10およびエンド
システム1、2、7、11、12、13と隣接している
ことを報告する。
【0102】その際、図1に含まれる中継システム9は
外部には報告する必要はない。
【0103】図1は本発明に係わる情報通信装置として
の本実施例の中継システム4の要部ブロック図である。
【0104】情報通信装置4は、例えば無線メディアを
有する小型携帯型端末装置であり、図示しない、中央演
算装置、記憶媒体、入力装置、表示・出力装置等を具備
するものである。
【0105】また、情報処理装置4は、無線/有線の通
信を可能とするべく、無線通信系及び有線通信系を備え
ている。無線通信系は、無線通信部21、無線LAN内
ルーティング処理部22、及び無線LAN内ルーティン
グデータベース23を備えている。有線通信系は、有線
通信部24、エリア内通信ルーティング処理部25、エ
リア内通信ルーティング処理部25、及びエリア内ルー
ティングデータベース26を備えている。
【0106】無線通信部21は他の無線LAN内の情報
通信装置とデータパケットをやりとりする部分である。
【0107】無線LAN内ルーティング処理部22は無
線LAN内の情報通信装置間の接続状態の報告を互いに
やりとりしあったり、他の情報通信装置あてのパケット
を受信してフォワード処理を行う部分である。無線LA
N内ルーティングデータベース23の更新/管理もここ
で行われる。
【0108】無線LAN内ルーティングデータベース2
3は例えば、無線LAN内の隣接データベースやフォワ
ーディングデータベースを格納しておく部分である。
【0109】有線通信部24は有線で接続された情報通
信装置とデータパケットをやりとりする部分である。
【0110】エリア内通信ルーティング処理部25はエ
リア内の情報通信装置間の接続状態の報告を互いにやり
とりしあったり、他の情報通信装置あてのパケットを受
信してフォワード処理を行う部分である。エリア内ルー
ティングデータベース26の更新/管理もここで行われ
る。
【0111】エリア内ルーティングデータベース26は
例えば、エリア内の隣接データベースやフォワーディン
グデータベースを格納しておく部分である。
【0112】無線LAN内ルーティング処理部22とエ
リア内通信ルーティング処理部25とは、互いにデータ
の交換を可能とするべく、相互に接続されている。
【0113】本実施例における情報通信装置では、有線
側からの情報処理と無線側からの情報処理を別々のモジ
ュールで行うことを特徴とする。
【0114】<実施例2>続いて前記請求項4に記載の
情報通信装置の実施例を示す。
【0115】これは、基本的に前記実施例1と同じ動作
原理である。
【0116】ただし、前記実施例では、まず全システム
はHello PDUなどを用いて自身の隣接情報を作
成するが、本実施例においては、すべてのISが発する
Link State PDUによってそのISの生存
を確認し、IS−to−ISHello PDUの交換
を行わない。
【0117】これによって、IS−to−IS Hel
loに必要なトラフィックを節約する。
【0118】<実施例3>続いて図4〜5を用いて前記
請求項5に記載の情報通信装置の実施例を示す。
【0119】これは、無線LAN内に閉じたルーティン
グの実現に関するものである。
【0120】図4は、無線LAN内のISの接続関係を
表したもので、説明の都合上、各ISに隣接するESは
省いてある。
【0121】この図では例えば中継システム32は、中
継システム29、30、33、37、38と隣接してい
る。
【0122】これらの情報を各中継システムが出すLi
nk State PDUをもとに互いに共有すること
ができる。
【0123】ここで、例えば有線系に接続している中継
システム27は、自身の発するPDU内に有線系と接続
している旨記載することにより、各ISがそれを、この
無線LAN全体を代表するルートシステムであると認識
する。
【0124】ルートシステムが確定すると、ルートシス
テムは自身が持つすべてのLSPをもとに、図5に示す
ような木構造トポロジーを構成する。
【0125】なお、この構成は、例えばShortes
t Path Firstアルゴリズムの全システムに
対する最短パスを計算する方式の過程で得ることができ
る。
【0126】このトポロジーによって、例えば実際には
中継システム32に隣接している中継システム30及び
37とは中継のためのリンクはないものとみなす。
【0127】次に、この木構造そのものを表現するPD
Uを規定し、それを用いて、各システムに対して順次、
自システムの親(各システムにとってのルートシステム
への次ホップ)と、子(一般に複数)を認識させる。
【0128】これにより、各システムは自身の隣接ES
(図4/5では省いてある)からのすべてのデータ転送
要求を基本的にルートシステムへの次ホップに対して転
送すればよい。
【0129】最終的にルートシステムは送信先システム
を木構造の中から選択し、そこへの最短ルートを記載し
たデータを付加して子システムに対してそのルートに沿
った転送を命令することで、データの中継を実現する。
【0130】なお、実際の運用の際には、最初にすべて
のISの隣接情報をすべてのIS間で共有しなくてもよ
い。
【0131】なぜならば、各ISが出すHello P
DUなどに、自分の親システムを記載しておき、初めて
この無線LANに接近したISが、それを解釈してその
ひとつを自分の親システムであるとして、自身の隣接情
報をルートシステムに転送を要求することで、当面のデ
ータ転送は可能であり、かつしばらくしてから正式にル
ートシステムの計算結果である木構造に自システムが含
まれていることを確認すれば、以降は上に述べたデータ
転送が可能となるためである。
【0132】<実施例4>続いて前記請求項6に記載の
情報通信装置の実施例を示す。
【0133】ルーティング情報の配布などは基本的に実
施例1や実施例3と同じ動作原理で、その一部を修正し
たものである。
【0134】実施例1では、まず全システムはHell
o PDUを用いて自身の隣接情報を作成するが、本実
施例においては、ES及び一部のISは、定期的なHe
llo PDUの送信を行わない。
【0135】まず、無線区間だけのデータ中継を行う情
報通信処理装置の中から「永久的な電源に接続してい
る」などの基準により無線区間内の任意の装置を基準装
置として選択し、この基準装置のみに定期的にHell
o PDUを発生させる。
【0136】基準装置以外の端末装置は、基準装置から
の初めてHello PDUを受信した時にのみ、それ
宛に自身の存在を例えばHello PDUなどを用い
て通知する。基準装置は、自身に対して過去に存在して
いると通知のあった装置に対する実際のデータ転送要求
があった場合には、それを発信し、転送を試みる。
【0137】その時点で応答がない装置は、移動により
すでに自局から直接通信が可能ではなくなった、と判断
し、転送は失敗する。
【0138】なお、基準装置間で隣接情報を交換する際
に、自装置が管理していたESなどを、その時点で管理
していると報告する基準装置が現れた場合は、自分に対
して送られたHello PDUと該装置に対するそれ
とを比べて新しい方の一台のみを残して古い情報は削除
する。これにより、ESなどの移動に伴うルートの変更
に対応する。
【0139】
【発明の効果】これらの発明は以下のような効果をもた
らす。
【0140】請求項1の発明により、該媒体を使用する
装置間のルーティングを既存のルーティングプロトコル
とは独立に行うことによって、既存のルーティングプロ
トコルを該媒体中のすべての中継システムがサポートす
る必要がなく、既存のルーティングプロトコルに関する
情報を該媒体内のすべての中継システムが保持する必要
がなくなる。
【0141】また、該媒体内の装置間のルーティングに
使用するプロトコルを他の媒体を通して接続されている
近隣の情報通信装置がサポートする必要がなく、頻繁に
変更される可能性のある該媒体内の装置間の接続状態を
他の媒体を通して接続されている近隣の情報通信装置が
知る必要がなくなる。
【0142】請求項2の発明により、既存のルーティン
グプロトコルを使用する近隣の情報通信装置は、該媒体
内の情報通信装置が該媒体を用いた通信で互いに通信可
能であることを知ることができ、しかも実際のネットワ
ークの接続形態の頻繁に起こる変更情報を保持する必要
がなくなり、請求項1の発明を有効に実現することが可
能となる。
【0143】請求項3の発明により、有線などの媒体を
使用する他の情報通信装置の保持する情報の量を減らす
ことにより、情報通信装置の資源や計算パワーの余分な
使用を避けることができる。
【0144】請求項4の発明により、各無線区間内の装
置のHello PDUなどに必要な電力を節約し、ま
た無線区間内のトラフィックを軽減することができる。
【0145】請求項5の発明により、無線区間の各情報
通信装置におけるルート計算のための資源や計算機パワ
ーを節約し、また無線区間内のトラフィックを軽減する
ことができる。
【0146】請求項6の発明により、無線区間の各情報
通信装置におけるHello PDU送信などに必要な
電力を節約し、また無線区間内のトラフィックを軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中継システム4の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明のネットワーク構成図の一例である。
【図3】図1のネットワークトポロジーの別の媒体から
の見え方の一例である。
【図4】無線区間内ネットワークトポロジーの一例であ
る。
【図5】無線区間内ネットワークトポロジーをルート装
置を想定してその見え方を変更した場合の一例である。
【符号の説明】
1、2、7、11、12、13 エンドシステム 9 無線通信のみをサポートする中継システム 3、6、8 無線通信以外の通信をサポートする中継シ
ステム 4、5、10、27 無線通信及び無線通信以外の通信
をサポートする中継システム 21 無線通信部 22 無線LAN内ルーティング処理部 23 無線LAN内ルーティングデータベース 24 有線通信部 25 エリア内ルーティング処理部 26 エリア内ルーティングデータベース 28〜38 無線通信のみをサポートする中継システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の無線媒体を共有して他の情報通信
    装置とデータ通信を行うための通信部を有する情報通信
    装置であって、該媒体を共有している複数の情報通信装
    置間の媒体の共有関係を表すグラフが完全グラフとは限
    らない場合に、該グラフの強連結成分内の情報通信装置
    間のデータ交換を中継するために、該媒体を使用する情
    報通信装置以外の情報通信装置および該グラフの異なる
    強連結成分の情報通信装置とは独立に、複数の情報通信
    装置の間で中継に必要な装置間の接続状態の情報を交換
    するための手段を具備してなることを特徴とする情報通
    信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報通信装置であっ
    て、有線などの異なる媒体を使用して他の情報通信装置
    と直接データ通信を行うことができる通信部を更に有
    し、該通信装置が異なる媒体を使用する他の複数の情報
    通信装置との間で互いにあるいは一方から他方へ自局の
    近辺の情報通信装置の接続状態を報告する機能と、その
    情報を元に自装置以外の他の複数の情報通信装置間のデ
    ータ交換を中継する機能とを有する場合に、前記情報を
    交換するための手段が異なる媒体を使用する側の他の複
    数の情報通信装置に対しては無線などの媒体を共有して
    いる情報通信装置間の媒体の共有関係を表すグラフが完
    全グラフである場合と同様の報告をすることを特徴とす
    る情報通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報通信装置であっ
    て、前記情報を交換するための手段が、有線などの他の
    媒体を共有する複数の情報通信装置に対して無線などの
    媒体の共有関係を表すグラフが完全グラフである場合と
    同様の報告をする際に、無線などの媒体のみを使用する
    他の情報通信装置のすべて、ないし一部の存在および接
    続状態を報告しないことを特徴とする情報通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報通信装置であっ
    て、無線などの媒体を共有している情報通信処理装置間
    の媒体の共有関係を表すグラフを作成するために、自局
    が正常に動作していることを他の装置に伝達するデータ
    を送信する手段を更に有し、該手段がデータを送信する
    際に、そのデータの中に、自局と直接通信可能な他の装
    置を隣接情報として含ませることを特徴とする情報通信
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報通信装置であっ
    て、互いに他の装置との隣接情報をもとに、無線系内の
    ネットワークトポロジーを、任意の一台の情報通信装置
    を根とする木構造とみなし、木構造に従ってデータ通信
    の中継を行う手段を有することを特徴とする情報通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の情報通信装置であっ
    て、無線などの媒体のみ共有している情報通信処理装置
    間の媒体の共有関係を表すグラフを作成するために、定
    期的な情報交換を行わず、システムに電波が投入された
    時や、有線系などの媒体を使用して他の情報通信装置と
    直接データ通信を行うことができる通信部を有する情報
    通信装置が定期的に発するデータを初めて受信した時に
    だけ、自局情報を含むデータを送信する手段を有するこ
    とを特徴とする情報通信装置。
JP1640493A 1993-02-03 1993-02-03 情報通信装置 Pending JPH06232872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1640493A JPH06232872A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 情報通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1640493A JPH06232872A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 情報通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06232872A true JPH06232872A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11915310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1640493A Pending JPH06232872A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 情報通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06232872A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000358036A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Nec Corp メッシュ型無線アクセスシステム
JP2001506825A (ja) * 1996-12-18 2001-05-22 ラジアント ネットワークス ピーエルシー 通信システムおよび方法
JP2001156794A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Sharp Corp 無線通信装置及び無線通信方法
JP2002064546A (ja) * 2000-08-16 2002-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット転送経路検索方法及び無線ノードのゲートウェイノードとの通信可能性調査方法
JP2002190772A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Fuji Electric Co Ltd 無線通信ネットワーク、その有線接続無線機
US7418510B2 (en) 2001-09-05 2008-08-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Network system dynamically made for a short-distance wireless communication and network structuring method
JP2012049772A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置
JP2012217160A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP2012244568A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Panasonic Corp 無線通信システム、情報管理装置、及び、情報管理装置のプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001506825A (ja) * 1996-12-18 2001-05-22 ラジアント ネットワークス ピーエルシー 通信システムおよび方法
JP2000358036A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Nec Corp メッシュ型無線アクセスシステム
JP2001156794A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Sharp Corp 無線通信装置及び無線通信方法
JP2002064546A (ja) * 2000-08-16 2002-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット転送経路検索方法及び無線ノードのゲートウェイノードとの通信可能性調査方法
JP2002190772A (ja) * 2000-12-22 2002-07-05 Fuji Electric Co Ltd 無線通信ネットワーク、その有線接続無線機
US7418510B2 (en) 2001-09-05 2008-08-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Network system dynamically made for a short-distance wireless communication and network structuring method
JP2012049772A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置
JP2012217160A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP2012244568A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Panasonic Corp 無線通信システム、情報管理装置、及び、情報管理装置のプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2627432C (en) Route selection in wireless networks
JP4571666B2 (ja) 無線マルチホップアドホックネットワークにおけるアドレス解決マッピングのための方法、通信デバイスおよびシステム
JP4425863B2 (ja) パケット転送システムおよび無線基地局
JP4214960B2 (ja) 無線通信ネットワークシステム
US8774051B2 (en) Path notification
CA2491747A1 (en) Route discovery device and method in a mobile ad-hoc network
CN104735743B (zh) 嵌入式无线自组织网络的路由优化方法
CN106953683B (zh) 一种适合基于mf-tdma卫星信道的大规模动态组网的路由实现方法
EP1185041B1 (en) OSPF autonomous system with a backbone divided into two sub-areas
JPH06232872A (ja) 情報通信装置
CN101815040A (zh) 在混合交换机网络中转发分组的方法和交换机
US7551634B2 (en) Communication network system
JP4830879B2 (ja) 無線データ通信システム
Margaryan et al. Development of an Adaptive Routing Algorithm in MANET
JP4076022B2 (ja) マルチホップ無線ネットワークの経路確立方法および無線端末
JP4033301B2 (ja) マルチホップ無線ネットワークの経路制御方法および無線端末
Oh An adaptive routing algorithm for wireless mesh networks
JP3802915B2 (ja) 通信ネットワークシステム
CA2817659C (en) Route selection in wireless networks
JP3764149B2 (ja) データ中継方法、経路情報管理装置、データ中継装置およびデータ中継システム
CA2896911C (en) Route selection in wireless networks
CN117896305A (zh) 一种时延可控的一体化网络轻量级资源调度方法
Arai et al. TRANSMISSION BEHAVIOR IN AD HOC NETWORK MINIMIZING THE NUMBER OF HOPS AND MAINTAINING CONNECTIVITY OF MOBILE TERMINALS WHICH MOVE FROM ONE TO THE OTHERS.
JP2006060346A (ja) データ伝送システム及び方法並びにデータ伝送用プログラム
Shweta et al. Analysis of Analysis of Routing in Mobile Ad Mobile Ad Mobile Ad-hoc Networks hoc Networks hoc Networks