JPH06232816A - 差動入力型光受信回路 - Google Patents
差動入力型光受信回路Info
- Publication number
- JPH06232816A JPH06232816A JP5015221A JP1522193A JPH06232816A JP H06232816 A JPH06232816 A JP H06232816A JP 5015221 A JP5015221 A JP 5015221A JP 1522193 A JP1522193 A JP 1522193A JP H06232816 A JPH06232816 A JP H06232816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- diode
- semiconductor laser
- inputs
- bias
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、半導体レーザダイオードを無バイア
スで受光ダイオードとして使用する光受信回路を得るこ
とを目的とする。 【構成】差動増幅器２の入力１、１’と出力３、３’を
帰還抵抗Ｒｆ１、Ｒｆ２で接続する。半導体レーザダイ
オードまたは受光ダイオード４を１、１’に接続する。 【効果】電圧の等しい入力に半導体レーザダイオードを
接続するのでバイアスが加わらないので暗電流が小さい
光受信回路が構成されるので、暗電流による受信感度劣
化のない光受信が出来る。
スで受光ダイオードとして使用する光受信回路を得るこ
とを目的とする。 【構成】差動増幅器２の入力１、１’と出力３、３’を
帰還抵抗Ｒｆ１、Ｒｆ２で接続する。半導体レーザダイ
オードまたは受光ダイオード４を１、１’に接続する。 【効果】電圧の等しい入力に半導体レーザダイオードを
接続するのでバイアスが加わらないので暗電流が小さい
光受信回路が構成されるので、暗電流による受信感度劣
化のない光受信が出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信機器分野におい
て用いられる光信号受信回路に関するものである。
て用いられる光信号受信回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光受信回路として図４が良く知られてい
る。受光ダイオード７がトランジスタＱ５、Ｑ６、抵抗
Ｒ３、Ｒ４、Ｒ５からなる増幅器（トランスインピーダ
ンス型）に接続されたものでる。このような回路では受
光ダイオード７にバイアスを加えるのが一般的である。
る。受光ダイオード７がトランジスタＱ５、Ｑ６、抵抗
Ｒ３、Ｒ４、Ｒ５からなる増幅器（トランスインピーダ
ンス型）に接続されたものでる。このような回路では受
光ダイオード７にバイアスを加えるのが一般的である。
【０００３】また、差動増幅器を使用したものとして、
米国特許No.5,013,903 "LIGHTWAVERECEIVER HAVING DIF
FERENTIAL INPUT"などがある。
米国特許No.5,013,903 "LIGHTWAVERECEIVER HAVING DIF
FERENTIAL INPUT"などがある。
【０００４】一方、半導体レーザダイオードも受光ダイ
オード特性を持つことが知られている。図４の光受信回
路で受光ダイオードを半導体レーザダイオードに置き換
えることにより光信号の受信ができる。これに関して
は、J. Lightwave Technologyvol.LT-9,pp.918〜923,Ju
l. 1991に記載されている 「Properties of Commercial
1.3μm Fabry-Perot Laser Modules in a Time Compres
sion MultiplexingSystem」などがある。
オード特性を持つことが知られている。図４の光受信回
路で受光ダイオードを半導体レーザダイオードに置き換
えることにより光信号の受信ができる。これに関して
は、J. Lightwave Technologyvol.LT-9,pp.918〜923,Ju
l. 1991に記載されている 「Properties of Commercial
1.3μm Fabry-Perot Laser Modules in a Time Compres
sion MultiplexingSystem」などがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、半
導体レーザダイオードにバイアスが加わるので、暗電流
が増大することによる受信感度の劣化があった。
導体レーザダイオードにバイアスが加わるので、暗電流
が増大することによる受信感度の劣化があった。
【０００６】本発明の目的は、上記の問題を解決し、バ
イアスが印加されない光受信回路を提供することにあ
る。
イアスが印加されない光受信回路を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、差動増幅器の２つの入力間に受光ダイオードまたは
半導体レーザダイオードを接続することを特徴としたも
のである。
に、差動増幅器の２つの入力間に受光ダイオードまたは
半導体レーザダイオードを接続することを特徴としたも
のである。
【０００８】
【作用】本発明では、等しい電圧を持つ差動増幅器の２
つの入力間に受光ダイオードまたは半導体レーザダイオ
ードを接続することによりバイアスを加えないようにす
ることが出来る。
つの入力間に受光ダイオードまたは半導体レーザダイオ
ードを接続することによりバイアスを加えないようにす
ることが出来る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って説明す
る。
る。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示す。差動増幅
器２の入力（正相）１と出力（逆相）３’を帰還抵抗Ｒ
ｆ１で接続する。また、入力（逆相）２’と出力（正
相）３を帰還抵抗Ｒｆ２で接続する。これにより、差動
増幅型の帰還増幅器が構成されるので、入力１と入力
１’は同電圧になる。これら入力に受光ダイオード４の
アノード、カソードをそれぞれ接続すると、受光ダイオ
ード４にはバイアス電圧は加わらないようにすることが
できる。このようにして、受光ダイオードにはバイアス
が印加されない光受信回路が構成できる。
器２の入力（正相）１と出力（逆相）３’を帰還抵抗Ｒ
ｆ１で接続する。また、入力（逆相）２’と出力（正
相）３を帰還抵抗Ｒｆ２で接続する。これにより、差動
増幅型の帰還増幅器が構成されるので、入力１と入力
１’は同電圧になる。これら入力に受光ダイオード４の
アノード、カソードをそれぞれ接続すると、受光ダイオ
ード４にはバイアス電圧は加わらないようにすることが
できる。このようにして、受光ダイオードにはバイアス
が印加されない光受信回路が構成できる。
【００１１】半導体レーザダイオードを受光ダイオード
として用いることが出来ることが知られている。４に半
導体レーザダイオードを用いると、バイアス電圧が加わ
らないので、暗電流の増加なしに半導体レーザダイオー
ドを受光ダイオードとして利用することが出来る。これ
により、半導体レーザダイオードを受光ダイオードとす
る光受信回路を得ることが出来る。
として用いることが出来ることが知られている。４に半
導体レーザダイオードを用いると、バイアス電圧が加わ
らないので、暗電流の増加なしに半導体レーザダイオー
ドを受光ダイオードとして利用することが出来る。これ
により、半導体レーザダイオードを受光ダイオードとす
る光受信回路を得ることが出来る。
【００１２】半導体レーザダイオードを発光／受光素子
兼用に使用する場合に、本発明を実施した例を図２に示
す。図２は、半導体レーザダイオード４を図１に示すよ
うに接続し、さらに半導体レーザダイオード４のカソー
ドに駆動回路５を接続したものである。送信信号を駆動
信号入力６に入力することにより、半導体レーザダイオ
ード４を駆動回路５により発光素子として動作して光出
力を出す。これにより光送信器となる。駆動信号入力６
に信号を印加しなければ駆動回路５は動作しないので、
図１で示す光受信回路となる。
兼用に使用する場合に、本発明を実施した例を図２に示
す。図２は、半導体レーザダイオード４を図１に示すよ
うに接続し、さらに半導体レーザダイオード４のカソー
ドに駆動回路５を接続したものである。送信信号を駆動
信号入力６に入力することにより、半導体レーザダイオ
ード４を駆動回路５により発光素子として動作して光出
力を出す。これにより光送信器となる。駆動信号入力６
に信号を印加しなければ駆動回路５は動作しないので、
図１で示す光受信回路となる。
【００１３】差動増幅器の構成例を図３に示す。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、電圧の等しい２つの入
力間に半導体レーザダイオードを接続するのでバイアス
の印加されない光受信回路を構成することが出来る。こ
れにより、バイアスによる暗電流の増大を防止すること
が出来るので受信感度の劣化を抑える効果がある。
力間に半導体レーザダイオードを接続するのでバイアス
の印加されない光受信回路を構成することが出来る。こ
れにより、バイアスによる暗電流の増大を防止すること
が出来るので受信感度の劣化を抑える効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す光受信回路ブロック図
である。
である。
【図２】本発明のもう１つの実施例である駆動回路を付
加した光受信回路ブロック図である。
加した光受信回路ブロック図である。
【図３】差動増幅器の回路構成例を示す図である。
【図４】従来の光受信回路のブロック構成図である。
１、１…信号入力、 ２…差動増幅器、 ３、３…出力、 ４…受光ダイオードまたは半導体レーザダイオード、 ５…駆動回路、 ６…駆動信号入力、 ７…受光ダイオード、 ８…出力、 Ｒｎ…抵抗、 Ｒｆｎ…帰還抵抗、 Ｑｎ…トランジスタ、 Ｄｎ…ダイオード、 Ｉｎ…電流源。
Claims (3)
- 【請求項１】光受信回路において、２つの入力と２つの
出力を持つ差動増幅器のそれぞれの入出力に負帰還を掛
けるよう帰還抵抗を接続した差動増幅器と該２つの入力
間に受光ダイオードを接続したことを特徴とする差動入
力型光受信回路。 - 【請求項２】請求項１において、受光ダイオードの代わ
りに半導体レーザダイオードを用いることを特徴とする
差動入力型光受信回路。 - 【請求項３】請求項２において、半導体レーザダイオー
ドに駆動回路を接続して光送信回路動作も出来ることを
特徴とする差動入力型光受信回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015221A JPH06232816A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 差動入力型光受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015221A JPH06232816A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 差動入力型光受信回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06232816A true JPH06232816A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11882818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5015221A Pending JPH06232816A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 差動入力型光受信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06232816A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009290516A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 差動増幅回路 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5015221A patent/JPH06232816A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009290516A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 差動増幅回路 |
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