JPH06232688A - 表面波フィルタおよびこれを用いた分波器ならびに移動無線装置 - Google Patents

表面波フィルタおよびこれを用いた分波器ならびに移動無線装置

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JPH06232688A
JPH06232688A JP1535493A JP1535493A JPH06232688A JP H06232688 A JPH06232688 A JP H06232688A JP 1535493 A JP1535493 A JP 1535493A JP 1535493 A JP1535493 A JP 1535493A JP H06232688 A JPH06232688 A JP H06232688A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
wave
resonators
wave resonators
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Application number
JP1535493A
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English (en)
Inventor
Hideo Onuki
秀男 大貫
Norio Hosaka
憲生 保坂
Kazushi Watanabe
一志 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通過帯域の挿入損失が小さく、阻止帯域の減
衰量が大きい表面波フィルタを実現する。 【構成】 圧電基板1上に形成された1端子対表面波共
振子2,3,4を該表面波共振子の表面波伝搬路が1本
の直線にそれぞれ直交するように配置した表面波フィル
タにおいて、隣接する該表面波共振子の共通電極15,
16、18,19の対向部を3角波状あるいは鋸歯状も
しくは平行でない直線に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電基板上に形成する
表面波フィルタおよびこのフィルタを用いた移動無線機
用分波器ならびにこの分波器を用いた移動無線装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の表面波フィルタは、例えば、先に
出願した特願平3−156426号に示されるように、
各表面波共振子はその表面波伝搬路が1本の直線にそれ
ぞれ直交するように配置されている。図7に示すような
構成の表面波フィルタにおいては、各表面波共振子2,
3,4はそれぞれその共振周波数が異なるため、理想的
にはそれぞれ別の基板上に作成して相互に影響を及ぼさ
ないようにする必要があるが、量産性およびコストの観
点から同じ基板1上に作成される。このため、たとえば
表面波共振子2の接地側の共通電極15から放射された
表面波の1部が表面波共振子3の接地側の共通電極16
に到達すると、表面波共振子3の共振特性に悪影響を与
える。この悪影響は表面波共振子2と表面波共振子3の
間および表面波共振子3と表面波共振子4の間で相互に
発生するから、フィルタ特性では減衰量が小さくなった
り挿入損失が増加するなどの性能劣化が生じる。隣接す
る表面波共振子の共通電極の対向部が平行な場合は、反
射面である共通電極の端部での反射・透過が同じ位相で
起こるためその影響が大きく図2の点線で示すような性
能しか得られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、各表
面波共振子間の弾性的結合もしくは音響的結合が基本的
に少ない構成となっているが、移動通信などに用いられ
るフィルタのように大きな減衰量と小さな挿入損失を必
要とする高性能フィルタにおいてはこれでも十分でな
く、各表面波共振子間の弾性的結合もしくは音響的結合
のに起因する通過帯域の挿入損失や阻止帯域の減衰量な
どの点で問題があった。本発明の目的は、上記した従来
技術の問題を解決し、通過帯域の挿入損失が小さく、阻
止帯域の減衰量が大きい表面波フィルタを実現すること
にある。また、本発明の他の目的は、小形の分波器を構
成し、小形で軽量な移動無線装置を実現することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、隣接する各表面波共振子の共通電極の対
向部を3角波状あるいは鋸歯状あるいは平行でない直線
にした。また、隣接する各表面波共振子の共通電極の間
に、表面波の干渉を抑制するための電極を設けた。さら
に、隣接する各表面波共振子の共通電極の間に設けた表
面波の干渉を抑制するための電極の対向部を3角波状あ
るいは鋸歯状にした。隣接する各表面波共振子の共通電
極の間に、表面波の干渉を抑制するための溝を設けた。
また、上記した表面波フィルタで、異なる通過帯域を有
するものを同一の基板上に設けて分波器を構成した。ま
た、上記した分波器を用いて移動無線装置を構成した。
【0005】
【作用】表面波は音響インピーダンスの異なる部分でそ
の1部が反射するため伝搬方向の表面波エネルギーは減
衰するが、隣接する表面波共振子の共通電極の対向部が
平行な場合は、反射面である共通電極の端部での反射・
透過が同じ位相で起こるためその減衰量は小さい。隣接
する各表面波共振子の共通電極の対向部を3角波状ある
いは鋸歯状あるいは平行でない直線にした場合は、反射
・透過の位相が場所によって変化し、反射波や通過波が
複雑に干渉し減衰量を大きくできる。したがって、各表
面波共振子間の弾性的、音響的結合を少なくできる。ま
た隣接する各表面波共振子の共通電極の間に、表面波の
干渉を抑制するための電極を設け、またその電極の対向
部を3角波状あるいは鋸歯状にした場合には、各表面波
共振子の位置が距離的に離れ、反射面が多くなるため、
反射波や通過波がより複雑に干渉し、減衰量をより大き
くできる。また、反射面は基板上に設けた溝によっても
構成することができ同様の作用がある。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る表面波フィルタの第1の
実施例をその構成の概要を示す図1により説明する。こ
の実施例は圧電基板1上に形成した3種類の表面波共振
子2,3,4と誘電体基板上に形成した4種類のコイル
5,6,7,8びこれらを接続するワイヤ9,10,1
1,12,13,14から構成される。
【0007】3種類の表面波共振子2,3,4を構成す
るすだれ状電極の一方15,16,17をすべて接地
し、表面波共振子2,3,4の表面波伝搬路が1本の直
線にそれぞれ直交するように、圧電基板1上に縦方向に
配列する。また、隣接する表面波共振子2と表面波共振
子3の共通電極15と共通電極16の対向部を3角波状
あるいは鋸歯状とするとともに、隣接する表面波共振子
3と表面波共振子4の共通電極18と共通電極19の対
向部を3角波状あるいは鋸歯状とした。表面波共振子2
とコイル6はワイヤ10で電気的に接続され、コイル6
と表面波共振子3とはワイヤ11で電気的に接続されて
いる。さらに、表面波共振子3とコイル7とはワイヤ1
2で電気的に接続され、コイル7と表面波共振子4とは
ワイヤ13で電気的に接続されている。端子20からの
電気信号は、コイル5を経てワイヤ9により表面波共振
子2に供給され、表面波共振子4からの電気信号は、ワ
イヤ14とコイル8を経て端子21から外部回路に取り
出される。
【0008】圧電基板1の種類および利用できる表面波
に関しては多くの報告がされているが、例えば、タンタ
ル酸リチウム(LiTaO3)基板やニオブ酸リチウム
(LiNbO3)基板を使えば良い。表面波共振子2,
3,4に関しても多くの報告がされている。多対の電極
指からなるすだれ状電極を単独で用いるもの、すだれ状
電極と反射器を組合せて用いるものや重み付けをしたす
だれ状電極を用いるものなどが知られている。これらの
例に限らず、一般に表面波共振子では多対の電極指また
は多数本の反射器が必要で、これらを含めると100〜
600対の電極指を用いることが多い。前述のように、
隣接する表面波共振子の共通電極の対向部が平行な場合
は、反射面である共通電極の端部での反射・透過が同じ
位相で起こるためその影響が大きく図2の点線で示すよ
うな性能しか得られない。本発明では隣接する各表面波
共振子の共通電極の対向部を3角波状あるいは鋸歯状に
して、反射・透過の位相を場所によって変化させている
から表面波共振子間の相互影響すなわち各表面波共振子
間の弾性的、音響的結合を小さくでき、図2の実線で示
すような高性能を得ることができる。各表面波共振子の
共通電極の対向部の3角波状あるいは鋸歯状の周期と深
さは、表面波の波長と同程度以上あればよく、共振子の
電極と同時に作成することが容易であり、作成工程数が
増加することがない。以上説明したように本実施例によ
れば、隣接する各表面波共振子の弾性的、音響的結合を
小さくでき、減衰量が大きく、挿入損失が小さい高性能
なフィルタを得ることができる。
【0009】次に、本発明の第2の実施例を図3を用い
て説明する。この実施例は、圧電基板1上に形成した3
種類の表面波共振子2,3,4と誘電体基板上に形成し
た4種類のコイル5,6,7,8びこれらを接続するワ
イヤ9〜14から構成される。3種類の表面波共振子
2,3,4を構成するすだれ状電極の一方25,26,
27をすべて接地し、表面波共振子2,3,4の表面波
伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように、圧電基
板1上に縦方向に配列している。また、隣接する表面波
共振子2の共通電極25と表面波共振子3の共通電極2
6の対向部を平行でない直線とするとともに、隣接する
表面波共振子3の共通電極28と表面波共振子4の共通
電極29の対向部を平行でない直線とした。表面波共振
子2とコイル6とはワイヤ10で、コイル6と表面波共
振子3とはワイヤ11で、表面波共振子3とコイル7と
はワイヤ12で、コイル7と表面波共振子4とはワイヤ
13でそれぞれ電気的に接続されている。端子20から
の電気信号は、コイル5を経てワイヤ9により表面波共
振子2に供給され、表面波共振子4からの電気信号は、
ワイヤ14とコイル8を経て端子21から外部回路に取
り出される。この実施例では隣接する各表面波共振子の
共通電極の対向部を平行でない直線にして、反射・透過
の位相を場所によって徐々に変化させているから、第1
の実施例と同様に表面波共振子間の相互影響すなわち各
表面波共振子間の弾性的結合もしくは音響的結合を小さ
くできる。以上説明したように、本実施例によれば、隣
接する各表面波共振子の弾性的結合もしくは音響的結合
を小さくでき、減衰量が大きく、挿入損失が小さい高性
能なフィルタを得ることができる。
【0010】次に、本発明の第3の実施例を図4を用い
て説明する。この実施例は、前記した第1の実施例とほ
ぼ同じ構成であるが、隣接する各表面波共振子の共通電
極の間に、表面波の干渉を抑制するための電極を設け、
またその電極の対向部を3角波状あるいは鋸歯状にし
た。すなわち、隣接する表面波共振子2の共通電極15
と表面波共振子3の共通電極16の間に表面波の干渉を
抑制するための対向部を3角波状あるいは鋸歯状にした
電極30を設けるとともに、隣接する表面波共振子3の
共通電極18と表面波共振子43の共通電極19の間に
表面波の干渉を抑制するための対向部を3角波状あるい
は鋸歯状にした電極31を設けた。このような構成とす
ることにより、たとえば、表面波共振子3の共通電極1
8から表面波共振子4の共通電極19に伝搬する波に対
して、反射面が多くなり、反射・透過の位相が場所によ
って変化するから、第1の実施例と同等以上に表面波共
振子間の相互影響すなわち各表面波共振子間の弾性的結
合もしくは音響的結合を小さくできる。
【0011】また、表面波の干渉を抑制するための電極
30および電極31の周辺に吸音剤を塗布することによ
り、その効果をより高めることができる。
【0012】以上説明したように本実施例によれば、隣
接する各表面波共振子の弾性的、音響的結合をより小さ
くでき、減衰量が大きく、挿入損失が小さい高性能なフ
ィルタを得ることができる。
【0013】次に、本発明の第4の実施例を図5を用い
て説明する。この実施例は前記した第1の実施例とほぼ
同じ構成であるが、隣接する表面波共振子の共通電極の
間に、表面波の干渉を抑制するための溝を設けた点で相
違する。すなわち、隣接する表面波共振子2の共通電極
15と表面波共振子3の共通電極16の間に、表面波の
干渉を抑制するための溝32を設けるとともに、隣接す
る表面波共振子3の共通電極18と表面波共振子4の共
通電極19の間に、表面波の干渉を抑制するための溝3
3を設けた。このような溝は、基板1をウェハから切り
出すときに同時に形成することができ、金属膜を厚くし
た電極を設ける場合に比較しても、その反射係数が大き
いことが知られている。このような構成とすることによ
り、たとえば、表面波共振子3の共通電極18から表面
波共振子4の共通電極19方向に伝搬する波は溝33で
そのほとんどが反射されるため、表面波共振子間の相互
影響すなわち各表面波共振子間の弾性的結合もしくは音
響的結合を小さくできる。以上説明したように本実施例
によれば、隣接する各表面波共振子の弾性的結合もしく
は音響的結合をより小さくでき、減衰量が大きく、挿入
損失が小さい高性能なフィルタを得ることができる。
【0014】次に、本発明の第5の実施例を図6を用い
て説明する。この実施例は圧電基板1上に形成した3種
類の表面波共振子2,3,4と誘電体基板上に形成した
4種類のコイル5,6,7,8およびこれらを接続する
ワイヤ9〜14からなる第1のフィルタと、同じく圧電
基板1上に形成した5種類の表面波共振子42,43,
44,45,46とこれらを接続するワイヤ58,5
9,62からなる第2のフィルタで構成される。3種類
の表面波共振子2,3,4を構成するすだれ状電極の一
方15,16,17をすべて接地し、表面波共振子2,
3,4の表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交する
ように、圧電基板1上に縦方向に配列している。また、
隣接する表面波共振子2の共通電極15と表面波共振子
3の共通電極16の対向部を3角波状あるいは鋸歯状と
し、隣接する表面波共振子3の共通電極18と表面波共
振子4の共通電極19の対向部を3角波状あるいは鋸歯
状とした。
【0015】表面波共振子2とコイル6とはワイヤ10
で、コイル6と表面波共振子3とはワイヤ11で、表面
波共振子3とコイル7とはワイヤ12で、コイル7と表
面波共振子4とはワイヤ13でそれぞれ電気的に接続さ
れている。端子20からの電気信号は、コイル5を経て
ワイヤ9により表面波共振子2に供給され、表面波共振
子4からの電気信号は、ワイヤ14とコイル8を経て端
子21から外部回路に取り出される。また、第2のフィ
ルタは直列の表面波共振子42,44,46と並列の表
面波共振子43,45からなる帯域通過型のフィルタと
して構成されている。表面波共振子43の共通電極51
と表面波共振子45の共通電極56を接地し、隣接する
表面波共振子の共通電極50と共通電極51の対向部、
共通電極52と共通電極53の対向部および共通電極5
4と共通電極55の対向部ならびに共通電極56と共通
電極57の対向部をそれぞれ3角波状あるいは鋸歯状と
した。表面波共振子42はワイヤ58で表面波共振子4
3および表面波共振子44に接続され、表面波共振子4
6はワイヤ59で表面波共振子44および表面波共振子
45に接続されている。端子21からの電気信号は、ワ
イヤ62により表面波共振子42に供給される。また、
表面波共振子46からの電気信号は、共通電極61から
外部回路に取り出される。また、第1のフィルタと第2
のフィルタの間に、表面波の干渉を抑制するための対向
部を3角波状あるいは鋸歯状にした電極65を設けた。
【0016】この実施例では、第1のフィルタの通過周
波数帯域と、第2のフィルタの通過周波数帯域とを別々
の周波数帯域としているので、端子21をたとえばアン
テナと接続することにより分波器とすることができる。
以上のような構成とすることにより、第1のフィルタと
第2のフィルタの間での相互影響すなわち弾性的結合も
しくは音響的結合を小さくできる。以上説明したように
本実施例によれば、同じ基板上に隣接するフィルタ間で
の弾性的結合もしくは音響的結合をより小さくでき、減
衰量が大きく、挿入損失が小さい高性能な分波器を得る
ことができる。
【0017】隣接する各表面波共振子の共通電極の対向
部を3角波状あるいは鋸歯状にする場合はその周期と深
さを、平行でない直線にする場合はその段差を、溝を設
ける場合はその幅と深さを表面波の波長と同程度以上に
すればよい。
【0018】また、これらの表面波フィルタで、異なる
通過帯域を有するものを同一の基板上に設けて分波器を
構成する場合は、受信側と送信側の弾性的結合もしくは
音響的結合を小さくできる。また、この分波器は小形
で、それぞれの通過帯域の挿入損失が小さく、それぞれ
の阻止帯域の減衰量が大きいから、超小形の移動無線装
置を実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各表面波共振子間の弾性的、音響的結合を少なくできる
ため、通過周波数帯域の挿入損失が小さく、阻止周波数
帯域の減衰量が大きい小形で高性能な表面波フィルタが
実現できる。また、同一の基板上に種々の特性を有する
表面波フィルタが実現できるため、例えば小形の分波器
が容易に実現できる。また、この分波器を使えば、超小
形の移動無線装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面波フィルタの第1の実施例を
示す図。
【図2】本発明に係る表面波フィルタの特性例を示す
図。
【図3】本発明に係る表面波フィルタの第2の実施例を
示す図。
【図4】本発明に係る表面波フィルタの第3の実施例を
示す図。
【図5】本発明に係る表面波フィルタの第4の実施例を
示す図。
【図6】本発明に係る表面波フィルタの第5の実施例を
示す図。
【図7】従来技術の表面波フィルタの構成を示す図。
【符号の説明】
1 圧電基板 2、3、4 表面波共振子 15、16、17、18、19 すだれ状電極の共通電
極 5、6、7、8 コイル 9、10、11、12、13、14 ワイヤ 20、21 端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に形成された1個のすだれ状
    電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成される1
    端子対表面波共振子を3個以上用い、各該表面波共振子
    の表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように
    該表面波共振子を配置した表面波フィルタにおいて、 隣接する該表面波共振子の共通電極の対向部を3角波状
    あるいは鋸歯状に形成したことを特徴とする表面波フィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 隣接する該表面波共振子の共通電極の間
    に、表面波の干渉を抑制するための電極を設けた請求項
    1に記載の表面波フィルタ。
  3. 【請求項3】 表面波の干渉を抑制するための電極の対
    向部を3角波状あるいは鋸歯状にした請求項2記載の表
    面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 隣接する該表面波共振子の共通電極の間
    に、表面波の干渉を抑制するための溝を設けた請求項1
    に記載の表面波フィルタ。
  5. 【請求項5】 圧電基板上に形成された1個のすだれ状
    電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成される1
    端子対表面波共振子を3個以上用い、各該表面波共振子
    の表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように
    該表面波共振子を配置した表面波フィルタにおいて、 隣接する該表面波共振子の共通電極の対向部を平行でな
    い直線にしたことを特徴とする表面波フィルタ。
  6. 【請求項6】 圧電基板上に形成された1個のすだれ状
    電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成される1
    端子対表面波共振子を3個以上用い各該表面波共振子の
    表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように該
    表面波共振子を配置した表面波フィルタであって隣接す
    る該表面波共振子の共通電極の対向部を3角波状あるい
    は鋸歯状に形成した表面波フィルタ、または、圧電基板
    上に形成された1個のすだれ状電極または1個のすだれ
    状電極と反射器で構成される1端子対表面波共振子を3
    個以上用い各該表面波共振子の表面波伝搬路が1本の直
    線にそれぞれ直交するように該表面波共振子を配置した
    表面波フィルタであって隣接する該表面波共振子の共通
    電極の対向部を平行でない直線にした表面波フィルタ、
    または、圧電基板上に形成された1個のすだれ状電極ま
    たは1個のすだれ状電極と反射器で構成される1端子対
    表面波共振子を3個以上用い各該表面波共振子の表面波
    伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように該表面波
    共振子を配置した表面波フィルタであって隣接する該表
    面波共振子の共通電極の対向部を3角波状あるいは鋸歯
    状に形成するとともに隣接する該表面波共振子の共通電
    極の間に表面波の干渉を抑制するための電極を設けた表
    面波フィルタ、または、圧電基板上に形成された1個の
    すだれ状電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成
    される1端子対表面波共振子を3個以上用い各該表面波
    共振子の表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交する
    ように該表面波共振子を配置した表面波フィルタであっ
    て隣接する該表面波共振子の共通電極の対向部を3角波
    状あるいは鋸歯状に形成するとともに隣接する該表面波
    共振子の共通電極の間に表面波の干渉を抑制するための
    対向部を3角波状あるいは鋸歯状にした電極を設けた表
    面波フィルタを組合せて用いた移動無線機用分波器。
  7. 【請求項7】 圧電基板上に形成された1個のすだれ状
    電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成される1
    端子対表面波共振子を3個以上用い各該表面波共振子の
    表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように該
    表面波共振子を配置した表面波フィルタであって隣接す
    る該表面波共振子の共通電極の対向部を3角波状あるい
    は鋸歯状に形成した表面波フィルタ、または、圧電基板
    上に形成された1個のすだれ状電極または1個のすだれ
    状電極と反射器で構成される1端子対表面波共振子を3
    個以上用い各該表面波共振子の表面波伝搬路が1本の直
    線にそれぞれ直交するように該表面波共振子を配置した
    表面波フィルタであって隣接する該表面波共振子の共通
    電極の対向部を平行でない直線にした表面波フィルタ、
    または、圧電基板上に形成された1個のすだれ状電極ま
    たは1個のすだれ状電極と反射器で構成される1端子対
    表面波共振子を3個以上用い各該表面波共振子の表面波
    伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交するように該表面波
    共振子を配置した表面波フィルタであって隣接する該表
    面波共振子の共通電極の対向部を3角波状あるいは鋸歯
    状に形成するとともに隣接する該表面波共振子の共通電
    極の間に表面波の干渉を抑制するための電極を設けた表
    面波フィルタ、または、圧電基板上に形成された1個の
    すだれ状電極または1個のすだれ状電極と反射器で構成
    される1端子対表面波共振子を3個以上用い各該表面波
    共振子の表面波伝搬路が1本の直線にそれぞれ直交する
    ように該表面波共振子を配置した表面波フィルタであっ
    て隣接する該表面波共振子の共通電極の対向部を3角波
    状あるいは鋸歯状に形成するとともに隣接する該表面波
    共振子の共通電極の間に表面波の干渉を抑制するための
    対向部を3角波状あるいは鋸歯状にした電極を設けた表
    面波フィルタを組合せて用いた移動無線機用分波器を用
    いた移動無線装置。
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