JPH0623261A - 流体小分け装置 - Google Patents

流体小分け装置

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Publication number
JPH0623261A
JPH0623261A JP4078642A JP7864292A JPH0623261A JP H0623261 A JPH0623261 A JP H0623261A JP 4078642 A JP4078642 A JP 4078642A JP 7864292 A JP7864292 A JP 7864292A JP H0623261 A JPH0623261 A JP H0623261A
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JP
Japan
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fluid
unit
pulse
tube
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4078642A
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English (en)
Inventor
Antonis Chris Ioannides
アントニス、クリス、イオアニデス
James S Wilson
ジェームズ、スタンリー、ウイルソン
Ashok Patel
アショク、パテル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMU
OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMUZU Ltd
OXFORD GRYCOSYST Ltd
Original Assignee
OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMU
OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMUZU Ltd
OXFORD GRYCOSYST Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMU, OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMUZU Ltd, OXFORD GRYCOSYST Ltd filed Critical OTSUKUSUFUOODE GURIKOSHISUTEMU
Publication of JPH0623261A publication Critical patent/JPH0623261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F11/00Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
    • G01F11/28Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with stationary measuring chambers having constant volume during measurement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04FPUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
    • F04F1/00Pumps using positively or negatively pressurised fluid medium acting directly on the liquid to be pumped
    • F04F1/06Pumps using positively or negatively pressurised fluid medium acting directly on the liquid to be pumped the fluid medium acting on the surface of the liquid to be pumped

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クロマトグラフで使用する試薬のような液体
の計量した量を送出するためのシステムを提供する。 【構成】 ガス圧の作用で液体を試薬壜のようなリザー
バ1から弁6を通して細い管2内に移動させる。液体は
検出器7に到達し、この検出器7は液体の存在を検出す
ると弁6を閉じ、かくして所定量の液体を弁6と検出器
7との間に捕捉し、次いで、液体のこの量が液体のユニ
ット即ちパルスを構成する。弁の移動は、ユニット即ち
パルスを管からクロマトグラフ柱のような最終目的地へ
移動させるガス供給装置に接続するのに使用される。1
ユニット即ちパルスの送出時間を制御することによっ
て、1ユニット送出するのに要する時間よりも短い時間
に亘って液体を管内に通せば1ユニット即ちパルス以下
の量を送出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の所定容積を流体
の源から小分け即ち送出するための装置に関する。本発
明によれば、第1流体を収容するための流体リザーバ
と、受け器と、第1流体を前記リザーバから前記受け器
に送出し且つこのようにして送出された第1流体の量を
前記流体のユニット又はパルスを形成するように制御す
るための手段と、必要な量の第1流体を一つの前記ユニ
ット又はパルスの倍数として目的地に供給するための手
段と、を有する流体送出装置が提供される。本発明の好
ましい特徴は、送出を行うのに要する時間のような、第
1流体の前記ユニット又はパルスの前記送出の関数を計
測し且つ使用して部分ユニットの、又は1ユニットより
もかなり大きな量の送出を制御することである。本発明
の別の特徴は、ユニットの前記送出を容易にするためリ
ザーバから移動された第1流体の量が前記ユニット以下
である、即ち無駄がないということである。本発明の実
施例を添付図面を参照して単なる例として説明する。
【0002】
【実施例】図1には、計量した量の流体をリザーバ1か
ら図中には示してない目的地に供給するように構成され
た流体送出装置が示してある。この目的地は、正確に計
測した所定量の試薬液のような流体を受入れるのが必要
なクロマトグラフ装置或いは化学反応装置である。リザ
ーバ1からの流体は、先ず、管2の形態の受け器に送出
され、次いで、この流体は、管3から管2内に加圧ガス
を差し向けることによって管2に沿って最終目的地に押
し出される。管3は、制流子(図示せず)を介して図面
には示してない加圧ガス源に接続されている。制流子
は、ガス速度を減速し、かくして液体の移動速度を減速
する。このガスはアルゴンのような不活性ガスであるの
がよい。
【0003】管2は、リザーバ1が圧力源(これもまた
図面には示してない)から管4に沿って加圧ガスを受入
れるため、リザーバ1から充填され、これによって、流
体はリザーバから管5に沿って弁6に向かって押し出さ
れる。弁6は、管5を管2(破線の位置)に接続するか
或いは、又は管3を管2に(実線の位置)に接続するか
のいずれかを行うように切り換えることのできる二位置
弁である。弁が破線の位置にある場合には、リザーバ1
からの流体は管5に沿って弁6を通って管2に流入でき
る。流体がこの行路で流れ、管2に沿って流れる流体の
前縁が流体の存在を検出できる検出器7に到ると、流体
の存在が検出され、検出器が制御器8に信号を送って弁
6を実線の位置に切替え、かくしてリザーバ1からの流
れを停止する。
【0004】所定量の流体、即ち1ユニット又はパル
ス、が弁6と検出器7との間で管2内に保持される。弁
6を実線位置に切り換えると、管3からの加圧ガスは管
2に沿って流れることができ、管2内の流体のユニット
が図面の右側から必要な目的地に供給される。1ユニッ
トを構成する流体の量は、主に弁6と検出器7との間の
管の長さに左右されるが、弁と関連した流体のこのユニ
ットの少しの量があり、この量は弁の正確な構造に左右
される。この送出工程を繰り返すと、所定の等量の流体
ユニットが管2から目的地に供給される。
【0005】弁6を実線位置に切り換えた直後に弁6と
検出器7との間で管2内に保持された流体の量、即ち1
ユニット即ちパルス、は、目的地に供給される必要のあ
る流体の一回分の量に関して比較的少量であることが多
く、そのため、流体の必要量が一連のユニットをなして
供給されるが、これらは極めて迅速に供給される。制御
器8は、装置についての多くの統計を装置の作動中に記
憶する。これらの統計には、加圧ガスがリザーバ1から
の流体を移動して管2内にユニットを形成するのに要す
る時間が含まれる。かくして、供給される必要のある流
体の容積が流体の1ユニットの正確な倍数でない場合に
は、この制御器8により装置は、残る供給されるべき量
の流体が1ユニットの容積以下になるまで、一連のユニ
ットを供給する。制御器8は、次いで、前の流体のユニ
ットを供給するのに要した、計測した時間に基づいて制
御器8により算出された必要な供給量を作るのに必要な
時間に亘って弁6を破線の位置に保持する。その後、弁
6を切り換えることによりこの部分ユニットが目的地に
供給される。
【0006】変形態様では、1ユニットを供給するのに
必要な時間の計測値を使用し、必要な大量の流体を供給
するのに算出された時間に亘って弁6を破線の位置に保
持することによって、1ユニットよりかなり大量の流体
の供給を行うことができる。他方、目的地に供給される
のが必要な流体の量が1ユニット以下である場合には、
先ず、流体の1ユニットをリザーバ1から管2内に実際
に差し向けて1ユニットを供給するのに必要な時間の計
測値を決定し、次いでこの流体を廃棄部(図示せず)に
通す。次いで、時間に基づいて計測した部分ユニットを
管2内に差し向け、この部分ユニットを最終目的地に最
終的に供給する。
【0007】リザーバ1を加圧し、管2を掃液するのに
使用されるガスは、送出されるべき流体に関して明らか
に不混和性である。流体の全体ユニット即ち流体の1ユ
ニットを管2内に差し向ける各作動毎に等量の流体が管
2内に保持され、この量の流体が各送出毎にリザーバ1
から取り出され、即ち、全体ユニットの送出と関連した
流体の損失がないということは理解されよう。
【0008】流体がクロマトグラフ装置又は化学反応装
置に供給される場合には、種々の試薬が必要とされ、リ
ザーバ1は試薬壜であるのがよい。この場合、試薬壜を
各送出間で交換して種々の試薬の供給を容易にするのが
よい。送出装置は、種々の粘性の試薬に関して満足のい
くように作動する。これは、装置が容積を計測するので
あって、粘性の異なる液体に及ぼされる作動によって影
響を受けないからである。更に、周囲温度及び送出ガス
の圧力の変動は装置の送出の正確さに影響を及ぼさな
い。これは、全体ユニットが容積で計測され、現在の周
囲温度及び装置圧力でとった計測値に基づく時間によっ
て部分ユニットが供給されるためである。
【0009】管2は、周知の均一な断面を持つ内腔の狭
い管であるため、ユニットの容積は弁6から検出器7ま
での管の長さによって決定される。流体の一連のユニッ
トを送出する前に、弁を実線位置にした状態でガスを管
3から流し、前の送出による極微量の試薬を管2から掃
液する。弁6を破線位置に切り換えて流体をリザーバ1
から検出器7まで流す。次いで、弁6を実線位置に切り
換えて流体のこのユニットを供給する。必要とされる容
積が0.5mlであり、ユニットの容積が0.2mlである
場合には、各々0.2mlの2ユニットを供給し、次い
で、前の流体ユニットを供給するのに要した計測時間に
基づいて制御器8が算出した1/2ユニットを供給する
のに必要な時間に亘って弁6を破線の位置に保持し、残
りの0.1mlをつくる。
【0010】図1の構成と非常に類似した流体送出装置
を図2に示す。図2の装置では、リザーバ11からの流
体は、先ず、管12の形態の受け器に差し向けられ、次
いで、この流体は、加圧ガスを管13から管12内に差
し向けることによって管12に沿って最終目的地(図示
せず)に押し出される。管13は、加圧ガス源に接続さ
れている。この加圧ガス源は図2には示してないがアル
ゴンのような加圧不活性ガスの源であるのがよい。リザ
ーバ11が圧力源(これもまた図示してない)から管1
4に沿って加圧ガスを受け入れているため、管12はリ
ザーバ11から充填される。流体は、これによってリザ
ーバから管15に沿って弁16に向かって押し出され
る。弁16は、管15を管12(破線の位置)に接続す
るか或いは、又は管13を管12に(実線の位置)に接
続するかのいずれかを行うように切り換えることのでき
る二位置弁である。弁が破線の位置にある場合、リザー
バ11からの流体は、管15に沿って弁16を通って管
12に流入できる。流体がこの行路で流れ、管12に沿
って流れる流体の前縁が検出器17に到ると、流体の存
在が検出され、検出器が制御器18に信号を送って弁1
6を実線の位置に切替え、かくしてリザーバ11からの
流れを停止する。
【0011】弁16と検出器17との間で所定量の流
体、即ち1ユニット、が管12内に保持される。弁16
を実線位置に切り換えると、管13からの加圧ガスが管
12に沿って流れることができ、管12内の流体のユニ
ットが図2の右側から必要な目的地に供給される。この
送出工程を繰り返すと、所定の等量の流体ユニットが管
12から目的地に供給される。図1の装置と同様に、弁
16を実線位置に切り換えた直後に弁16と検出器17
との間で管12内に保持された流体の量、即ち1ユニッ
ト、は、目的地に供給される必要のある流体の一回分の
量に関して比較的少量であることが多く、そのため、流
体の必要量が一連のユニットをなして供給されるが、こ
れらは極めて迅速に供給される。リザーバ11を加圧
し、管12を掃液するのに使用されるガスは、送出され
るべき流体に関して不混和性である。
【0012】図2の装置では、第2検出器19が管12
に沿って、この場合、管12に沿って弁16から更に離
れて位置決めされている。この検出器19を使用し、流
体をこの検出器によって検出されるまで管12に沿って
流す場合には、検出器17を使用した場合と比べて管1
2内に大きな流体ユニットが保持される。管12に沿っ
て弁16から異なる距離に位置決めされた二つの検出器
を使用することによって、大きさの異なる二つのユニッ
トをつくりだすことができる。更に、これらの検出器を
互いに近接した配置した場合には、速度及び液体の送出
容積を制御器8が受け取った情報に基づいて計測するこ
とができる。制御器18は装置についての多くの統計を
装置の作動中に記憶する。かくして、供給される必要の
ある流体の容積が流体の2つの利用できるユニットのう
ちの一方又は他方の正確な倍数でない場合には、この制
御器18により装置は、これらのユニットの混合物を供
給する。これが、供給される必要の液体の正確な量を与
えない場合には、制御器は、以下に説明するように、必
要な送出量を部分ユニットでつくることができる。
【0013】図3には、図1及び図2と非常に構造の類
似した流体送出装置を示す。図3の装置では、別々の流
体を収容した二つのリザーバ21及び31(二つ以上で
あってもよい)からの流体を所望の比率で最終目的地に
供給することができる。リザーバ21からの流体は管2
2の形態の受け器に送出でき、弁26と検出器27との
間に保持され、かくして流体ユニットを形成し、弁26
を実線位置に切り換えてガス源(図示せず)からの加圧
ガスを管36に沿って弁38、管32、弁26を介して
管22に差し向けることによって最終目的地に供給す
る。
【0014】次いで、リザーバ31からの流体は管32
の形態の受け器に送出でき、この流体は弁26及び管2
2を通る。次いで、この流体は弁38と検出器27との
間に保持され、かくして流体ユニットを形成し、弁38
を実線位置に切り換えて加圧ガスを管36に沿って弁3
8、管32、弁26及び管22通して差し向けることに
よって最終目的地に供給される。この装置がリザーバ2
1から供給する1ユニットの容積は、この装置がリザー
バ31から供給するユニットの容積とは明らかに異なっ
ているが、供給されるべきユニットの数を選択し、部分
ユニットを使用することにより、制御器28により、二
つ又はそれ以上の異なる流体の必要とされる比率での供
給を装置に行わせることができる。
【0015】流体を三つのリザーバ41、51、及び6
1(一度にひとつづつ)から目的地(特定的に示してな
い)へ供給できる流体送出装置を図4に示す。目的地は
クロマトグラフ装置又は化学反応装置であるのがよい。
これらのリザーバは種々の比率で目的地に供給される必
要のある種々の試薬液を収容している。先ず、三つのリ
ザーバ41、51、及び61のうちの任意の一つから流
体を管42の形態の受け器に差し向けてこの流体のユニ
ットを形成し、次いで、加圧ガスを管43に沿って管4
2内に差し向けることによりこの流体ユニットを管42
に沿って最終目的地に押し出す。管43は、ガス速度を
減速し液体の移動速度を制限する制流子(図示せず)を
介して加圧ガス源に接続されている。このガス源は図面
には示してないが、アルゴンのような加圧不活性ガス源
であるのがよい。
【0016】作動では、先ずガス源から不活性ガスを管
42に沿って通すことにより管42を掃液し、管内のガ
ス圧力を大気中に排気する。次いで、圧力源(これもま
た図示してない)からの加圧ガスを夫々の管43、5
3、63に沿って受入れるリザーバ41、51、及び6
1のうちの一つから管42を充填し、これによって夫々
のリザーバから管44、54、64に沿って夫々の弁4
6、56、66に向かって流体を押し出す。これらの弁
46、56、66のうちの一つが開いている場合には、
管42に沿って流れる流体の前縁が検出器47に到るま
で、流体が対応するリザーバから押し出され、検出器4
7で流体の存在が検出される。この検出器は、次いで、
信号を制御器48に送って夫々の弁46、56、66を
閉じ、かくして対応するリザーバからの流れを停止させ
る。管42は、その後、所定量の流体1ユニット即ち1
パルスを保持する。弁(46、56、66)を閉じた状
態で管43からの加圧ガスを管42に沿って流すことが
でき管42内の流体ユニットが図面の右側から必要とさ
れる目的地に供給され、管42から流体が掃液される。
リザーバを加圧し管42を掃液するのに使用されるガス
はこの流体に関して不混和性である。
【0017】弁46、46、及び66から検出器47ま
での距離は全て異なっており、従って、一つのリザーバ
から供給される1ユニットの容積は他のリザーバから供
給される1ユニットの容積と異なっている。必要とされ
る容積の流体をリザーバから供給するとき、制御器48
がこの相違を斟酌する。図5は、図4のリザーバのうち
の1つのリザーバと類似したリザーバ71を詳細に示
す。流体は小径管75に沿ってリザーバ71から断続弁
76を通って管75よりも大径の受け器管72に送出で
きる。変形例として、弁76を図1、図2、及び図3の
うちのいずれかに示すように構成された切替え弁にして
もよい。これは、少量の液体が弁76から弁73に向か
って移動することを阻止する。
【0018】更に、図5の構成により、一連のリザーバ
を受け器管72に沿った種々の位置に接続でき(図には
一つのこのようなリザーバだけを図示する)、そのた
め、種々の流体のユニットを同じ目的地に供給できると
同時に送出量を同じ装置で計測できる。この構成によ
り、大量の種々の流体を交差汚染なしに一連の異なる容
器から同じ目的地に供給することができる。各送出の容
積は、所定の容積につくられたユニットの最初の計測値
に基づいて正確に制御される。この計測値は温度及び圧
力の変動による影響を受けない。
【0019】図5では、流体の送出が必要とされたと
き、弁73を開いて管72を掃液し、次いで、弁73を
閉じて受け器管72内の圧力を大気圧まで降下させる。
その後、弁76を開いて流体をリザーバ71から管75
に沿って管72に差し向ける。流体は、その存在が検出
器77によって検出されるまで、管72に沿って図面で
見て右に流れ、その後、制御器78が弁76を閉じ、こ
の際、管72内で検出器77まで存在する流体は、弁7
3を開くことによってガス圧を左から供給したときに最
終目的地まで供給される準備のできた流体の1ユニット
即ち1パルスを形成する。
【0020】流体は、管75に沿って流れて管72に流
入したとき、管72に沿って両方向(図5で見て左並び
に右)流れる傾向がある。管75が管72との関係にお
いて断面積が小さいように、二つの管72及び75の断
面積を選択することによって流体が実質的に右にしか流
れないということがわかった。管75の断面積は管72
の断面積の約1/3である。
【0021】流体が管75から管72に流入し始めると
き、前進する液体の前面が壊れてガスの気泡が流体に同
伴される傾向がある。これは、第1には、流体の前縁が
管72に進入するときに起こり、第2には、弁76を閉
じることによって流体流れを遮断する場合に管72内で
起こる。流体のユニット内でのガスの気泡の同伴を許容
するため、本装置は流体のユニットのうちのどれ程が気
泡でできているかを決定する。最も簡単な方法では、こ
れは、通過する気泡の前縁及び後縁に反応する検出器7
7、及び気泡の「長さ」を算出し、この長さを流体の
「長さ」から差し引く制御器78によって行われる。制
御器は流体のユニットの後縁にある気泡は無視する。と
いうのは、これらの気泡は、液体が管72を通って移動
したために形成されたものであるか、或いは弁76の閉
鎖の作用により発生されることのある乱流により形成さ
れたものであると仮定できるからであり、これらは無視
することができる。
【0022】図5は、流体のユニットの前縁及び後縁を
示し、これらの領域のうちの両方にある気泡を図示す
る。第6図では、流体のユニットの前縁にある気泡80
をステップ関数に変換する。これから流体の実際の送出
量を表す合計を算出できる。上述したように、流体のユ
ニットの後縁にある気泡81はステップ関数では考えに
入れず、検出器77は、ステップ関数の長く中断のない
中央部分82を認識でき、制御器78は部分82が検出
されると直ぐに検出器を無能にし、その結果、その後検
出器を通過する気泡81は無視される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って形成した流体送出装置の概略図
である。
【図2】本発明に従って形成した別の流体送出装置の概
略図である。
【図3】本発明に従って形成した更に別の流体送出装置
の概略図である。
【図4】本発明の別の実施例の概略図である。
【図5】拡大してある以外は図4の概略図と同様の概略
図である。
【図6】図5の流体送出を示すステップ関数の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 リザーバ 2,3,4,5, 管 6 弁 7 検出器 8 制御器 21,31 リザーバ 22,32,36 管 26,38 弁 27 検出器 28 制御器 41,51,61 リザーバ 42,32,3643,44,53,54,63,64
管 46,56,66 弁 47 検出器 48 制御器 71 リザーバ 72,75 管 73,33 弁 77 検出器 78 制御器 80,81 気泡 81 中央部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ、スタンリー、ウイルソン イギリス国オクソン、アビンドン、チャー ニー、アベニュ、39 (72)発明者 アショク、パテル イギリス国オックスフォード、リトルモ ア、フェザント、ウォーク、97

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1流体を収容するための流体リザーバ
    と、受け器と、第1流体を前記リザーバから前記受け器
    に送出し且つこのようにして送出された第1流体の量を
    前記流体のユニット又はパルスを形成するように制御す
    るための手段と、必要な量の第1流体を一つの前記ユニ
    ット又はパルスの倍数として目的地に供給するための手
    段と、を有する流体送出装置。
  2. 【請求項2】弁及び検出器を有し、該検出器は第1流体
    を検出し、前記リザーバから前記受け器までの前記第1
    流体の送出量を前記流体のユニット即ちパルスに制御す
    るための弁と協働するように構成されている、請求項1
    に記載の流体送出装置。
  3. 【請求項3】前記弁は前記検出器が前記第1流体を検出
    した時に閉じるように構成され、前記弁と前記検出器と
    の間に配置された流体の量が1ユニット即ちパルスを構
    成する、請求項2に記載の流体送出装置。
  4. 【請求項4】前記リザーバから前記受け器までの前記第
    1流体のユニット即ちパルスの送出の関数を計測するた
    めの手段を有し、流体の必要とされる量が一つのこのよ
    うなユニット即ちパルスの送出の計測された関数の倍数
    として供給される、請求項1、2、及び3のうちのいず
    れか一項に記載の流体送出装置。
  5. 【請求項5】前記リザーバから前記受け器への前記第1
    流体のユニット即ちパルスの送出の関数を計測するため
    の手段を有し、必要とされる流体の量は、一つのこのよ
    うなユニットの送出量の計測された関数の倍数に一つの
    このようなユニット即ちパルスの送出量の計測された関
    数の比例として送出された部分パルスを加えたものとし
    て供給される、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に
    記載の流体送出装置。
  6. 【請求項6】前記リザーバから前記受け器までの前記第
    1流体のユニット即ちパルスの送出の関数を計測するた
    めの手段を有し、1パルス以下の量の流体が、一つのこ
    のようなユニット即ちパルスの送出量の計測された関数
    の比例として送出された部分パルスとして供給される、
    請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の流体送出
    装置。
  7. 【請求項7】前記計測した関数が、前記第1流体の一つ
    のこのようなユニット即ちパルスを前記リザーバから前
    記受け器へ送出するのに要する時間である、請求項4、
    5、及び6のうちのいずれか一項に記載の流体送出装
    置。
  8. 【請求項8】受け器が管即ちチューブであり、検出器
    は、管即ちチューブ内の流体の位置を検出するように構
    成されている、請求項2に記載の流体送出装置。
  9. 【請求項9】複数の流体検出器を有し、これらの検出器
    の各々は、任意の他の検出器が提供するユニット即ちパ
    ルスとは大きさが異なるユニット即ちパルスを提供する
    ように構成されている、請求項8に記載の流体送出装
    置。
  10. 【請求項10】第1流体のユニット即ちパルスを管即ち
    チューブから押し出すことによって第1流体のユニット
    即ちパルスを目的地に供給するように構成された第2流
    体を有する、請求項8又は9に記載の流体送出装置。
  11. 【請求項11】前記第2流体が不活性ガスである、請求
    項10に記載の流体送出装置。
  12. 【請求項12】種類の異なる第1流体を各々収容できる
    複数の流体リザーバと、夫々の第1流体を前記リザーバ
    の各々からその夫々の受け器内に差し向けるための手段
    と、前記受け器の各々内に差し向けられる第1流体の量
    を前記第1流体の夫々のユニット即ちパルスに制御する
    ための手段と、必要とされる量の前記第1流体の混合物
    を必要とされる比率で前記リザーバから目的地に前記ユ
    ニット即ちパルスの夫々の倍数として供給するための手
    段と、を有する請求項1に記載の流体送出装置。
  13. 【請求項13】夫々の受け器の少なくとも一部が、全て
    の受け器について共通の管即ちチューブによって形成さ
    れ、これによって任意の一つの受け器のユニット即ちパ
    ルスの容積が任意の他の受け器のユニット即ちパルスの
    容積と異なる、請求項12に記載の流体送出装置。
  14. 【請求項14】ユニット即ちパルスの前記送出を容易に
    するためリザーバから移動された第1流体の量が前記ユ
    ニット即ちパルス以下である、請求項1乃至13のうち
    のいずれか一項に記載の流体送出装置。
  15. 【請求項15】管即ちチューブ内の前記第1流体内のガ
    スの気泡を検出するための知的手段を有し、液体とガス
    との間を区別し前記ユニット即ちパルス内の液体の容積
    を決定する、請求項10に記載の流体送出装置。
  16. 【請求項16】前記知的手段は、使用される弁の種類に
    応じた許容値を有し、この許容値は前記ユニット即ちパ
    ルス内の液体の容積を決定するのに使用される、請求項
    15に記載の流体送出装置。
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