JPH06231685A - カラーブラウン管の塗布方法及び装置 - Google Patents

カラーブラウン管の塗布方法及び装置

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Publication number
JPH06231685A
JPH06231685A JP1989393A JP1989393A JPH06231685A JP H06231685 A JPH06231685 A JP H06231685A JP 1989393 A JP1989393 A JP 1989393A JP 1989393 A JP1989393 A JP 1989393A JP H06231685 A JPH06231685 A JP H06231685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
angle
rotated
phosphor
recovery cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1989393A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kiyono
彰 清野
Michio Abe
道夫 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1989393A priority Critical patent/JPH06231685A/ja
Publication of JPH06231685A publication Critical patent/JPH06231685A/ja
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル内面に塗布されたけい光膜がむら状に
なることを防止する。 【構成】 パネル1を保持するキャリヤ2と、パネル1
を覆うように配設される回収カバー33とを備え、パネ
ル1内面に塗布されたけい光体を回収カバー33で回収
するカラーブラウン管の塗布装置において、キャリヤ2
を変角させるパネル変角手段10と、パネル変角手段1
0によって変角されるパネル1の変角角度と同一角度で
回収カバー33を変角させる回収カバー変角手段30と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネル内面に塗布された
けい光体を回収するカラーブラウン管の塗布方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーブラウン管の塗布工程には、パネ
ル内面に塗布されたけい光体を回収カバーで回収するけ
い光体回収工程がある。従来のけい光体回収方法は、パ
ネルとこのパネルを覆うように配設された回収カバーと
を一定の変角角度、例えば145度又は90度に保ち、
パネルを回転させて回収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、パネ
ルの角度を一定にしてけい光体を回収するので、けい光
体の動きが少なくけい光膜がむら状になり易いという問
題があった。
【0004】本発明の目的は、パネル内面に塗布された
けい光膜がむら状になることを防止することができるカ
ラーブラウン管の塗布方法及び装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の塗布方法は、パネル内面に塗布されたけい光体を回収
カバーで回収する工程において、パネルと回収カバーと
を同時に同一角度で変角させながらけい光体を回収する
ことを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するための塗布装置は、パ
ネルを保持するキャリヤと、パネルを覆うように配設さ
れる回収カバーとを備え、パネル内面に塗布されたけい
光体を回収カバーで回収するカラーブラウン管の塗布装
置において、前記キャリヤを変角させるパネル変角手段
と、このパネル変角手段によって変角されるパネルの変
角角度と同一角度で前記回収カバーを変角させる回収カ
バー変角手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】パネルと回収カバーは、同一角度を保持し、角
度を少しづつ変えながら変角させることができる。この
ようにしてけい光体を回収すると、キャリヤ内のけい光
体の動きが大きくなり、パネル内面に塗布されたけい光
膜がむら状になるのが防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。パネル1はキャリヤ2に回転自在に保持され、キャ
リヤ2には支点軸3が固定されている。また支点軸3に
は従動歯車4が固定され、支点軸3は、キャリヤ2を保
持して各ポジションに移送されるキャリヤ保持台5に回
転自在に支承されている。けい光体回収ポジションに
は、パネル変角手段10と回収カバー変角手段30とが
設けられている。また図示しないが、パネル1を回転駆
動させるモータが設けられている。
【0009】パネル変角手段10は次のような構成とな
っている。パネル変角用モータ11の出力軸であるボー
ルネジ12には、ボールナット13が螺合し、ボールナ
ット13には、変角レール14が固定されている。変角
レール14には、支軸15を中心として回転するレバー
16に固定された移動軸17が挿入されており、移動軸
17にはピストンロッド18の一端が回転自在に連結さ
れている。ピストンロッド18の他端は、連結軸19を
介してクランクロッド20の一端に回転自在に連結さ
れ、クランクロッド20の他端は回転軸21に固定され
ている。回転軸21には前記従動歯車4に噛合する駆動
歯車22が固定されている。
【0010】回収カバー変角手段30は次のような構成
となっている。図示しない手段で上下駆動されるけい光
体回収装置31には、従動歯車32が揺動自在に取付け
られ、従動歯車32には回収カバー33が固定されてい
る。また従動歯車32には回収カバー変角用モータ34
の出力軸に固定された駆動歯車35が噛合しており、回
収カバー変角用モータ34はけい光体回収装置31に固
定されている。
【0011】次に作用について説明する。キャリヤ保持
台5が図示しない駆動手段で移送されてけい光体回収ポ
ジションに位置すると、従動歯車4は駆動歯車22に噛
合する。その後、けい光体回収装置31が図示しない駆
動手段で下降させられ、キャリヤ2に保持されたパネル
1は回収カバー33で覆われる。この状態で図示しない
コントローラによってパネル変角用モータ11及び回収
カバー変角用モータ34が同時に駆動させられる。また
パネル1を回転させる図示しないモータが駆動される。
【0012】パネル変角用モータ11が正回転すると、
ボールネジ12が回転してボールナット13及びレバー
16は矢印A方向に移動し、ピストンロッド18が矢印
B方向に移動する。これにより、クランクロッド20及
び駆動歯車22は矢印C方向に回転し、従動歯車4は矢
印D方向に回転する。パネル変角用モータ11が逆回転
すると、従動歯車4は前記と逆の矢印D’方向に回転す
る。回収カバー変角用モータ34が正回転すると、駆動
歯車35は矢印E方向に回転し、従動歯車32は前記従
動歯車4の回転方向である矢印D方向と同じ矢印F方向
に回転させられる。回収カバー変角用モータ34が逆回
転させられると、従動歯車32は前記と逆の矢印F’方
向に回転させられる。
【0013】前記したパネル変角用モータ11と回収カ
バー変角用モータ34の同時駆動は、パネル変角用モー
タ11が従動歯車4を矢印D方向に回転させる時は、回
収カバー変角用モータ34は従動歯車32を矢印F方向
に回転させるように駆動させられる。逆にパネル変角用
モータ11が従動歯車4を矢印D’方向に回転させる時
は、回収カバー変角用モータ34は従動歯車32を矢印
F’方向に回転させるように駆動させられる。即ち、従
動歯車4が矢印D方向に回転させられると、キャリヤ2
及びパネル1も矢印D方向に回転されて変角される。ま
た従動歯車32が矢印F方向に回転させられると、回収
カバー33も矢印F方向に回転されて変角される。矢印
D方向と矢印F方向は同じ方向であるので、パネル1と
回収カバー33は同じ方向に変角される。この場合のパ
ネル1と回収カバー33との変角角度は、同一角度で変
角するようにパネル変角用モータ11と回収カバー変角
用モータ34は同時に駆動される。
【0014】そこで、パネル1と回収カバー33は同一
角度を保持し、角度を少しづつ変えながら変角させる。
このようにしてけい光体を回収すると、キャリヤ2内の
けい光体の動きが大きくなり、パネル1内面に塗布され
たけい光膜がむら状になるのが防止される。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、パネルと回収カバーと
を同時に同一角度で変角させながらけい光体を回収する
ので、パネル内面に塗布されたけい光膜がむら状になる
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるカラーブラウン管の塗布装置の一
実施例を示す要部概略構成図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 キャリヤ 4 従動歯車 10 パネル変角手段 11 パネル変角用モータ 13 ボールナット 14 変角レール 18 ピストンロッド 20 クランクロッド 22 駆動歯車 30 回収カバー変角手段 31 けい光体回収装置 32 従動歯車 33 回収カバー 34 回収カバー変角用モータ 35 駆動歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル内面に塗布されたけい光体を回収
    カバーで回収する工程において、パネルと回収カバーと
    を同時に同一角度で変角させながらけい光体を回収する
    ことを特徴とするカラーブラウン管の塗布方法。
  2. 【請求項2】 パネルを保持するキャリヤと、パネルを
    覆うように配設される回収カバーとを備え、パネル内面
    に塗布されたけい光体を回収カバーで回収するカラーブ
    ラウン管の塗布装置において、前記キャリヤを変角させ
    るパネル変角手段と、このパネル変角手段によって変角
    されるパネルの変角角度と同一角度で前記回収カバーを
    変角させる回収カバー変角手段とを備えたことを特徴と
    するカラーブラウン管の塗布装置。
JP1989393A 1993-02-08 1993-02-08 カラーブラウン管の塗布方法及び装置 Pending JPH06231685A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989393A JPH06231685A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 カラーブラウン管の塗布方法及び装置

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JP1989393A JPH06231685A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 カラーブラウン管の塗布方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06231685A true JPH06231685A (ja) 1994-08-19

Family

ID=12011879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989393A Pending JPH06231685A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 カラーブラウン管の塗布方法及び装置

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JP (1) JPH06231685A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187257B2 (en) 2004-11-02 2007-03-06 Uchiya Thermostat Co., Ltd. Electromagnetic relay

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7187257B2 (en) 2004-11-02 2007-03-06 Uchiya Thermostat Co., Ltd. Electromagnetic relay

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