JPH06231218A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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Publication number
JPH06231218A
JPH06231218A JP5034470A JP3447093A JPH06231218A JP H06231218 A JPH06231218 A JP H06231218A JP 5034470 A JP5034470 A JP 5034470A JP 3447093 A JP3447093 A JP 3447093A JP H06231218 A JPH06231218 A JP H06231218A
Authority
JP
Japan
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data
magneto
optical disk
image
image processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5034470A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Inohara
秀己 猪原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5034470A priority Critical patent/JPH06231218A/ja
Publication of JPH06231218A publication Critical patent/JPH06231218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、複数の画像処理装置の間
で相互に情報を通信できる画像処理システムを提供する
ことにある。 【構成】 入力コントローラ,ワークステーション,フ
ァイルサーバ,イメージセッターで成る画像処理装置を
複数個有し、各画像処理装置内の記憶手段の記憶情報を
相互にオフライン又はオンラインで通信できるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字画像と、割付台
紙(版下台紙,ラフ指定紙等)の絵柄の画像とを読取っ
て後にレイアウトして出力するようになっている画像処
理装置を複数個有する画像処理システムにおいて、各画
像処理装置の間で相互に記憶情報の通信をオフライン又
はオンラインで行ない得るようにした画像処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】高品質を要求する印刷業者向けの画像処
理装置として、従来は文字,絵柄等の画像を総合的に統
合して編集する装置がないか、又は存在しても能力が低
く実用的ではなかった。特に、デスクトップパブリッシ
ング分野はポストスクリプト等によるページ記述言語に
より可能となりつつあるが、画像分野の能力,性能は低
いものである。印刷業者向けの画像処理装置も存在して
いるが、大量かつ高速にデータをハンドリングするには
十分でない。この理由は、文字、画像を統合的に処理す
るための記述言語、CPU(ソフトウエア)による処理
に対応するには、余りにも処理すべきデータが多く、パ
ーフォーマンスの欠如となっているからである。印刷用
版下を作成するために、コードデータのみを出力する場
合は文字毎にビットマップに変換すると共に、前もって
数ラスタ毎にビットマップに展開しなければならず、ビ
ットマップのみを出力する場合は、出力画像の全部又は
一部を一時バッファに格納して出力装置に送るようにな
っており、上記バッファのメモリ容量を小さくするため
に、出力装置が出力画像のバッファに蓄積される間は待
機するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置では文字と絵を同時にレイアウトして出力す
ることができず、ビットマップを出力するバッファ上に
前もって文字ビットマップをレイアウトしても、その実
現に多くの時間がかかる欠点があった。或いは、文字と
絵をそれぞれ別のペーパーやフイルムに出力し、オペレ
ータがペーパーやフイルム上でマニュアルで切り貼りを
行なっている。このため、露光や印刷等の繰り返し作業
が多くて時間がかかり、中間的に生成される感材が無駄
になってしまっていた。
【0004】更に画像処理装置を複数個接続した構成の
画像処理システムにおいて、各画像処理装置の間で記憶
情報の授受や通信を相互に行ない得るものはなく、存在
してもその情報転送の効率が極めて悪かった。
【0005】この発明は上述のような事情よりなされた
ものであり、この発明の目的は、文字及び絵の画像デー
タを大量、高速にかつ電子的に対話編集処理する画像処
理装置を複数個有する画像処理システムにおいて、各画
像処理装置の間で相互に記憶情報の通信をオフライン又
はオンラインで行ない得るようにし、情報転送の効率化
を高めた画像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示手段を
用いて画面編集すると共に記憶部を有するワークステー
ションと、前記ワークステーションに接続され、前記ワ
ークステーションで画面編集された編集データを記憶す
る記憶手段とで成る画像処理装置を複数個有する画像処
理システムに関するもので、この発明の上記目的は、各
画像処理装置内の記憶手段の記憶情報を相互にオフライ
ン又はオンラインで通信できるようにすることによって
達成される。
【0007】
【作用】この発明の画像処理システムは、入力コントロ
ーラ、ファイルサーバ、イメージセッター及び記憶部を
有するワークステーションで成る画像処理装置を複数個
有しており、各画像処理装置のそれぞれが独立したCP
U(マイクロプロセッサ、マイクロコンピユータ等)を
具備しているために各部を独立にかつ並行動作させるこ
とができ、高速で効率的な画像処理を実現することがで
きると共に、割付台紙の情報並びに絵柄や文字等を総合
的に対話編集して、メモリ容量をできるだけ小さくし
て、画像出力装置より高品質画像をハードコピー又は印
刷用版下として得ることができる。しかも、この発明で
は、各画像処理装置の間で相互に記憶情報の通信を、光
磁気ディスクを用いたオフラインで行なうか、又はイン
ターフェイス機能を用いたオンラインで行なうようにし
ている。このため、自装置で利用していたデータを他の
画像処理装置へ転送する際に、必要データのみ転送して
効率化を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1〜図3はこの発明の前提となる画像処理
装置の構成をブロック図で示しており、絵柄、文字、図
形、更には割付台紙等の原稿をスキャナ等の入力装置1
で読取って、得られる画像の濃度データDDは入力コン
トローラ100に入力され、入力コントローラ100は
内蔵したCPU101を介して上記入力濃度データDD
を網点化回路102で網点化し、さらに圧縮回路103
で圧縮した後にバッファ104に一時保存し、その後に
SCSIバスを介して転送してファイルサーバ200の
光磁気ディスク230、磁気テープ210又はハードデ
ィスク220、221……に格納する。入力コントロー
ラ100は、データの一時保存用のローカルディスク
(ハードディスク)105を有している。ファイルシス
テムのファイルサーバ200はCPU201を有し、イ
ンタフェース202〜205を介して他の装置と接続さ
れている。又、ワードプロセッサや組版機等の編集入力
機2で得られた文字等のコード情報CDは、一旦フロッ
ピーディスク3に格納された後に読出されてワークステ
ーション300に入力される。ワークステーション30
0は表示手段としてのCRT301と、入力操作手段と
してのキーボード302、マウス306及びディジタイ
ザ303と、記憶手段としてのハードディスク304、
フロッピーディスク305とを有した端末装置を複数組
有しており、各ワークステーション300はEther
netを介してファイルサーバ200と相互に接続され
ている。入力コントローラ100で得られるCRT表示
用に間引きされた画像データ、枠データ及び輪郭表示用
画像データは、光磁気ディスク230、磁気テープ21
0又はハードディスク220、221…に画像出力用の
間引かれていない高密度データと共に格納されており、
間引かれたデータはSCSIバスを介して読出されイン
タフェース204及び202を介してワークステーショ
ン300に転送され、入力コントローラ100との間の
制御指令等は補助データライン4を介してファイルサー
バ200のインタフェース200を経て転送され、ファ
イルサーバ200には更にイメージセッター400が接
続されている。イメージセッター400にはCPU40
1が設けられており、インタフェース402を介してフ
ァイルサーバ200の補助データライン5に接続され、
インタフェース403を介してSCSIバスに接続され
ている。イメージセッター400は更にシーケンサ41
0及び必要なデータを格納するバッファ411を有して
おり、イメージセッター400には高画質画像を出力す
る高画質出力機6及び比較的低画質の画像出力を行なう
レーザビームプリンタ(LBP)7が接続されている。
なお、ハードディスク220、221……又は光磁気デ
ィスク230にはロゴ、紋章、網等の固定データ(ビッ
トマップデータ)及び文字出力用のベクトルフォントデ
ータが予め格納されている。
【0009】入力装置1では絵柄(中間調画像)、線
画、文字画(2値画)とも濃度データ(8ビット/画
素)でディジタル化される。8ビット/画素で入力され
た信号は入力コントローラ100で絵柄は網点化され、
4ビット/画素の情報が生成される。2値画は1ビット
/画素の情報に変換される。また、文字はワークステー
ション300からコード(符号)で入力されるが、入力
装置1から画像として入力されることもある。このた
め、画像として入力される場合は文字であっても画像
(ビットマップデータ)として扱われる。画像の出力は
全てイメージセッター400で実施されるが、イメージ
セッター400ではコード及びベクトル情報は全てビッ
トマップデータに変換されるので、画像出力と言えばビ
ットマップデータを出力するという意味で使用すること
になる。
【0010】ここで、入力コントローラ100の詳細を
図4に示して説明すると、入力コントローラ100は入
力装置1から入力された濃度データDDを高画質出力機
6のための高密度データ、レーザビームプリンタ7のた
めのデータ、ワークステーション300のCRT301
の表示のための2種類のデータ及び輪郭を示すに十分な
粗な画像データの5組のデータを同時に生成処理するよ
うになっている。同時並行処理することによって全体的
に高速化を実現でき、ハードウエアによってCPU10
1のデータ生成演算の負荷を軽減できるからである。す
なわち、高画質出力機6のための高密度データは網点化
回路1021で網点化されて圧縮回路1031でデータ
圧縮され、その圧縮データがバッファ1041に一時保
存される。又、比較的低画質のレーザビームプリンタ7
で画像出力するためのデータは濃度データDDを所定の
間隔(たとえば1/3) で間引き(110)、その粗デ
ータを網点化回路1022で網点化して圧縮回路103
2で圧縮し、その後にそれぞれバッファ1042に一時
保存している。さらに、CRT301で表示するための
更に粗い2種類のデータは、濃度データDDを所定の間
隔で間引いた後にそれぞれ網点化回路1023及び10
24で網点化し、バッファ1043及び1044にそれ
ぞれ一時保存し、更に中間調画像から切抜きマスクを作
成する線画の場合には輪郭データを示すラプラシアン処
理又はアンシャープマスク処理後の画像データの間引き
を行ない(113) 、その後に2値化回路1025で2
値化してバッファ1045に一時保存するようになって
いる。
【0011】このような構成において、CPU101は
データライン(図示せず)を介して入力装置1と交信す
ると共に、補助データライン4及びデュアルポートRA
M(図示せず)を経由してファイルサーバ200と交信
する。そして、入力装置1からのデータ送信要求がある
と、CPU101は図4に示す各回路に必要なデータを
セットし、その設定データをローカルディスク105に
格納し、更に副走査に関連する設定値をセットする。入
力装置1からの濃度データDDは1ライン毎に入力さ
れ、図4に示す各回路が同期をとってバッファ104
(1041〜1045) に格納される。この間CPU1
01はSCSIバスの切換え、データ圧縮用出力バッフ
ァ1041の切換え、各種回路からのエラー情報の有無
をチェックする。一度バッファ104及びローカルディ
スク105に格納されたデータはCPU101の指令に
よってソートされ、外部のSCSIバスに出力される。
【0012】ファイルシステムを構成するファイルサー
バ200の構成は図2に示すようになっており、このフ
ァイルサーバ200はファイル管理及びファイルの共有
といった共通ファイル管理機能と、ネットワーク通信及
びユニット間通信の通信制御機能とを有している。すな
わち、ファイルサーバ200はSCSIバスを経由して
ハードディスク(220、221……) 、磁気テープ2
10及び光磁気ディスク230のファイル管理を行な
い、Ethernetを経由してワークステーション3
00とのソフトウエアインタフェースの機能を有し、更
に入力コントローラ100及びイメージセッター400
に対するファイル管理情報のサービス並びにSCSIバ
ス経由でのファイル管理に対するユーティリティ機能の
実施を行なう。たとえばフォントの登録やSCSIディ
スクのガベージコレクション(ゴミ取り処理)などであ
る。ここに、フォント登録には2種類ある。一つは、シ
ステムで持っているフォントの登録であり、この登録は
他のフォント作成システムで作成されたベクトルフォン
トを磁気テープの形式で本画像処理装置のハードディス
クへ格納するものである。もう一つは、外字フォントの
登録である。外字フォントとは、装置内に存在しない文
字のことである。この場合は、他装置で作成されたフォ
ントをフロッピー又は磁気テープより本装置内に登録す
る。
【0013】ファイルサーバ200はワークステーショ
ン300、入力コントローラ100及びイメージセッタ
ー400の間のデータの転送を行なうためのサービス及
びデータの格納を行ない、入力コントローラ100は補
助データライン4及びデュアルポートRAMを介して各
種ファイルの領域の確保、削除に関してファイルサーバ
200から必要な情報を得る。入力コントローラ100
内のバッファ104に一度入ったデータを画像処理装置
のファイルとして登録するには、ファイル名、ファイル
容量等の情報をファイルサーバ200に転送し、SCS
Iバス上の光磁気ディスク230又はハードディスク2
20、221…をアクセスする。これにより、ファイル
サーバ200はディレクトリーの交信、ディスクエリア
等の管理を行なう。又、ファイルサーバ200はEth
ernetを介してワークステーション300にファイ
ルデータを転送したり、ワークステーション300から
のデータを受信したりする。この時、ワークステーショ
ン300の指令に従ってファイルサーバ200はSCS
Iバス上の光磁気ディスク230、ハードディスク(2
20、…) や磁気テープ210を管理し、ディレクトリ
ー等の必要な情報を更新する。又、イメージセッター4
00に対するコマンド及び磁気テープ210に対するコ
マンドを得、それに従ったサービスを行なう。更に、イ
メージセッター400に対しては補助データライン5及
びデユアルポートRAMを介して所定のコマンドを送
り、このイメージセッター400からの要求に対してフ
ァイル管理情報を送り、SCSIバス上のディスクデー
タに対してはイメージセッター400が直接アクセスす
るようになっている。更に、画像処理装置全体に関連し
たユーティリティ情報をSCSIバス上の光磁気ディス
ク230、ハードディスク220、221、……で管理
し、フォント情報、装置上の共通ファイル等がそれらの
情報に当る。
【0014】次に、ワークステーション300につい
て、その動作を図5のフローを参照して説明すると、編
集入力機2で編集され格納されている文書データはフロ
ッピーディスク3から読出され(ステップS310)、
文書データのコード情報CDはデータフォーマットの変
換が行なわれる(ステップS311) 。そして、CRT
301に1ページ分の文書内容を表示し(ステップS3
12) 、割付台紙等から読取った画像の画像データ出力
位置をマウス306、キーボード302、ディジタイザ
303で指示し(ステップS313)、割付台紙の枠と
共に1ページ毎のページ記述データを作成する(ステッ
プS314) 。このようなデータ作成を全ページについ
て行ない(ステップS315)、その後に印刷用版下作
成の面付けの指示をキーボード302で行ない(ステッ
プS316) 、面付けされたページ記述データを作成す
る(ステップS317) 。そして、ファイルサーバ20
0に作成データを転送すると共に(ステップS318)
、イメージセッター400に画像出力を指示して動作
を終了する(ステップS319) 。
【0015】次に、図6を参照して、面付け時の動作例
を説明する。ワークステーション300は、ファイルサ
ーバ200の光磁気ディスク230、ハードディスク2
20、221、…から間引かれた画像データを読込むと
共に(ステップS330)、フロッピーディスク3から
文書データを読込み(ステップS331) 、ワークステ
ーション300のCRT301に必要情報を表示すると
共に、マウス306、キーボード302、ディジタイザ
303を操作して画像、文書、枠のレイアウトをページ
単位で行なう(ステップS332) 。そして、予め登録
されている面付けの種類をキーボード302で指示し
(ステップS333) 、指示された面付け状態(例えば
同図A〜D)に各ページがCRT301上にページ数と
共にレイアウト表示される(ステップS334) 。ここ
において、面付けの登録は例えばA4版の4面又はA5
版の8面と言うように、複数ページの製本時の折りを考
慮して予めページ数が付されて格納されており、その登
録の中から選択して指定することによって図6のA〜D
のように、面付け状態がそのページ数(Bでは“1”、
“8”、“5”、“4”)と共に表示される。このよう
に画像や文字等の内容は表示されず、ページ記述データ
に従ってイメージセッター400でビットマップを生成
して出力する(ステップS335) 。
【0016】図7はイメージセッター400の構成例を
示しており、シーケンサ410にはCPUバス412及
びイメージデータバス413が接続されると共に、論理
演算回路420及び第1メモリ421が接続されてい
る。又、CPUバス412にはCPU401に対する主
メモリ430が接続され、共通メモリ424がイメージ
データバス413との間に接続され、インタフェース4
02及び403の出力がCPUバス412に入力されて
いる。CPUバス412及びイメージデータバス413
の間にはバッファ433、伸長器440及び第3メモリ
423が接続されると共に、バッファ434、ラスタイ
メージ変換器431及び第2メモリ422が接続され、
バッファ435及び出力制御回路436が接続されてい
る。CPUバス412にはベクトルフォントメモリ43
2が接続され、出力制御回路436には出力バッファ4
36Aを介して高画質出力機6及びレーザビームプリン
タ7が接続されている。ベクトルフォントメモリ432
には、ラスタイメージ変換器431により文字ビットマ
ップを生成する為に必要なベクトルフォントが格納され
ている。通常ベクトルフォントはディスク(230、2
20、221、…) 内に格納されているが、文字ビット
マップ生成毎にSCSIバスを経由してベクトルフォン
トを読出すことは効率が悪い為、予め必要なベクトルフ
ォントを全てベクトルフォントメモリ432に読込んで
おくことにより、文字ビットマップ生成の速度を向上さ
せている。
【0017】このような構成において、その動作は図8
で示すように、先ず補助データライン5を介してファイ
ルサーバ200からイメージセッター400に出力指示
要求が、ハードディスク220、221、…又は光磁気
ディスク230内のファイル名をパラメータとして出力
される。そのファイルにはこれから出力する仕様が書か
れており、その仕様を順次解読してコードデータや圧縮
データを1単位画像毎にアドレス計算し、そのアドレス
に対して論理演算による重ね処理を繰り返して、第1メ
モリ421にその処理結果を格納する。イメージセッタ
ー400はSCSIバスを経由してパラメータファイル
を呼び出し、この操作を繰り返す。例えばコードデータ
については、文字コードと位置,書体,サイズ等の指示
情報がSCSIインタフェース403を介して入力され
(ステップS400) 、バッファ434を介してラスタ
イメージ変換器431でラスタイメージ変換され(ステ
ップS401) 、そのラスタイメージデータが第2メモ
リ422に格納される(ステップS402) 。又、デー
タ圧縮された画像データはSCSIバスを経てインタフ
ェース403を介して入力され(ステップS403) 、
バッファ433を経て伸長器440でデータ伸長されて
復元され(ステップS404) 、その復元された画像デ
ータが第3メモリ423に格納される(ステップS40
5) 。さらに、ハードディスク220、221、…又は
光磁気ディスク230に格納されているロゴ等のビット
マップデータはインタフェース403を介して入力され
(ステップS406) 、共通メモリ424に格納される
(ステップS407) 。第2メモリ422〜共通メモリ
424に格納されたデータはいずれもビットマップデー
タであり、これら格納データはCPU401を介して論
理演算回路420で論理演算され(ステップS410)
、絵や文書等を合成,編集もしくは画像処理するよう
に論理演算されたデータは第1メモリ421へ格納され
る(ステップS411) 。第1メモリ421へデータが
格納された後に終了か否か、つまり修正や追加等が無い
かを判断して(ステップS412) 、修正等の論理演算
が終了するまで上記動作を継続する。この論理演算回路
420は文字等のコードデータから生成されたビットマ
ップデータ,圧縮された画像データを伸長したビットマ
ップデータ及びビットマップデータの和、積、差、排他
論理和等の論理演算をCPU401と協働して行ない、
高画質出力機6又はレーザビームプリンタ7に画像出力
すべき画像情報を生成する。
【0018】上述した画像処理装置では、磁気テープ2
10又は光磁気ディスク230に記録するデータは、
(a)文書の属性、文書各ページのレイアウト情報を記
述した編集データ、(b)ワークステーション300で
の表示に用いる100DPI及び200DPIの表示用
画像データ、(c)本体ファイルサーバ200、イメー
ジセッター400に接続された高画質出力機6及びレー
ザビームプリンタ7に出力するための400DPI及び
1129DPIの出力用画像データである。1つの文書
データは上記(a)〜(c)の3つで構成されており、
データの記憶、読出はこの3つを1組として行なう。ま
た、上記画像処理装置で自装置で利用していたデータを
他の装置で利用したい場合、以下の(1)又は(2)の
いずれかでデータ転送を行なっている。 (1)磁気テープ210又は光磁気ディスク230に上
記(a)〜(c)のデータを記録し、他の画像処理装置
から読込む(人間渡し、通信網経由での光磁気ディスク
−光磁気ディスク間のコピーの形式がある)。 (2)ファイルサーバ対ファイルサーバで通信網経由で
コピーを行なう。
【0019】上記(1)及び(2)の転送方法では、い
ずれも上記(a)〜(c)を組にして転送しているた
め、編集データのみ必要な場合(自装置で編集を行なっ
たが、他の装置に画像がある場合)、表示用画像+編集
データが必要な場合(他の装置で編集のみ行なう場合)
には、通信時間、費用、光磁気ディスク230、磁気テ
ープ210、ハードディスク220,221,…の容量
の無駄が多かった。このため、この発明では、自装置で
利用していたデータを他の装置への転送する際、必要名
データのみを転送するようにして転送効率を向上するよ
うにしている。
【0020】この発明では、自装置から他の画像処理装
置へのデータ転送の際に、以下の3種のモード1〜3の
選択を可能にしている。 モード1:編集データのみ モード2:表示用画像+編集データ モード3:表示用画像+編集データ+出力用画像 そして、モード2の場合、出力画像に対応するファイル
はダミーとし、ファイルを参照した際に、出力用画像が
ないデータの組であることが分るようにしている。ま
た、編集開始、文書データ/画像データ一覧表示、出力
処理の際は、出力用画像がないデータである場合にはそ
の旨の表示を行ない、出力できないデータであることを
表示する。
【0021】図9はこの発明の一実施例を示しており、
画像処理装置10と画像処理装置20との間で光磁気デ
ィスク231,232を介して通信するようになってい
る。画像処理装置10及び20は同一構成であり、それ
ぞれ本体(ワークステーション,ファイルサーバ,イメ
ージセッター)11及び21と、画像を読取って入力す
る入力コントローラ12及び22と、ファイルサーバ内
の光磁気ディスクを駆動する光磁気ディスク駆動装置1
3及び23と、本体11及び21に接続された出力機
(高画質出力機、レーザビームプリンタ)14及び24
とで構成されている。画像処理装置10と画像処理装置
20とは1対の光磁気ディスク結合装置30及び40で
電気的に結合され、画像処置装置10及び20は同一構
成であり、それぞれ通信用機能を組込んだワークステー
ション31及び41と、ワークステーション31及び4
1に接続されたゲラプリンタ32及び42と、ワークス
テーション31及び41内の光磁気ディスクを駆動する
光磁気ディスク駆動装置33及び43と、インタフェー
スのルータ34及び44と、回路終端装置35及び45
とで構成されている。そして、光磁気ディスク231は
光磁気ディスク駆動装置13及び33の間で、光磁気デ
ィスク32は光磁気ディスク駆動装置23及び43の間
で、それぞれ装着して駆動されるようになっている。ま
た、回路終端装置35と45との間は通信回線のISD
Nで接続されている。
【0022】このような構成において、画像処理装置1
0から画像処理装置20にデータ等の情報を転送する場
合を説明する。まず読取装置で画像を読取って入力コン
トローラ12に格納すると共に、本体11で編集操作を
行なう。編集結果及び画像データを光磁気ディスク駆動
装置13に装着された光磁気ディスク231に格納し、
情報格納後に光磁気ディスク231を光磁気ディスク結
合装置30まで運搬又は輸送してその光磁気ディスク駆
動装置33に装着する。オペレータはワークステーショ
ン31を操作して必要な編集を行ない、編集データ及び
出力編集用画像をEthernetのトランシーバTを
介してルータ34に送り、回路終端装置35及びISD
Nを経て光磁気ディスク結合装置40の回路終端装置4
5に転送される。そして、ルータ44及びトランシーバ
Tを介してワークステーション41に送られ、必要な編
集作業の後に光磁気ディスク駆動装置43に装着された
光磁気ディスク232に情報が格納される。情報が格納
された光磁気ディスク232は光磁気ディスク駆動装置
43から脱出されて、画像処置装置20へ運搬又は輸送
して光磁気ディスク駆動装置23に装着する。本体21
のワークステーションで必要な編集を行なって後に出力
機24から出力、検版を行なう。
【0023】図10はこの発明の他の実施例を示してお
り、画像処理装置10と光磁気ディスク結合装置30と
がEthernetでオンライン接続され、画像処理装
置20と光磁気ディスク結合装置40とが通信回線IS
DNで結合されている、この実施例でも光磁気ディスク
を記憶媒体として用いているが、画像処理装置10及び
20と光磁気ディスク結合装置30及び40とがそれぞ
れEthernetでオンライン接続されているため、
両者の間で光磁気ディスクを運搬、輸送したりする必要
はなく、例えば画像処理装置10の情報を光磁気ディス
ク結合装置30及び40を介して、オンラインで即時に
画像処理装置20へ転送することができる。なお、上述
の例ではいずれも2つの画像処理装置の間で情報を転送
するようになっているが、更に多くの画像処理装置を設
置した場合でも同様に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文字と
絵の画像データを大量にかつ高速に編集処理し、レイア
ウト指示された体裁の高品質な印刷用画像を出力するこ
とができ、ハードウエアによるベクトル情報のビットマ
ップ化及び画像処理,加工,編集を容易に行なうことが
でき、文字と絵とをレイアウトして出力することができ
る画像処理装置を複数個有する画像処理システムにおい
て、1の画像処理装置で利用していた情報を他の画像処
理装置へ転送する際に、オフライン又はオンラインで必
要情報のみを転送することができ、効率化を図ることが
できる。オンラインの場合には即時に情報を転送できる
利点があり、オフラインの場合にはワークステーション
の操作に合わせて情報転送時間を自由に設定できる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の構成例を示すブロック構成図
(ワークステーション、入力コントローラ)である。
【図2】画像処理装置の構成例を示すブロック構成図
(ファイルサーバ)である。
【図3】画像処理装置の構成例を示すブロック構成図
(イメージセッター)である。
【図4】入力コントローラの構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】ワークステーションの動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】面付けの動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】イメージセッターの詳細構成を示すブロック図
である。
【図8】その動作例を示すフローチャートである。
【図9】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 編集入力機 3 フロッピーディスク 6 高画質出力機 10,20 画像処理装置 30,40 光磁気ディスク結合装置 100 入力コントローラ 200 ファイルサーバ 300 ワークステーション 301 CRT 302 キーボード 303 ディジタイザ 306 マウス 400 イメージセッター 101 CPU 201 CPU 401 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を用いて画面編集すると共に記
    憶部を有するワークステーションと、前記ワークステー
    ションに接続され、前記ワークステーションで画面編集
    された編集データを記憶する記憶手段とを具えた画像処
    理装置を複数個有し、前記各画像処理装置内の前記記憶
    手段の記憶情報を相互にオフライン又はオンラインで通
    信できるようにしたことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が光磁気ディスクである請
    求項1に記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段がファイルとして格納する
    ファイルサーバである請求項1に記載の画像処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記通信を、通信用ワークステーション
    とルータとを用いて行なうようになっている請求項2に
    記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 更に回路終端装置を付加した請求項4に
    記載の画像処理システム。
JP5034470A 1993-01-29 1993-01-29 画像処理システム Pending JPH06231218A (ja)

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