JPH06230635A - 記録方法 - Google Patents

記録方法

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JPH06230635A
JPH06230635A JP1667593A JP1667593A JPH06230635A JP H06230635 A JPH06230635 A JP H06230635A JP 1667593 A JP1667593 A JP 1667593A JP 1667593 A JP1667593 A JP 1667593A JP H06230635 A JPH06230635 A JP H06230635A
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JP
Japan
Prior art keywords
toner
photoconductive toner
photoconductive
external electrode
conductive substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1667593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Ogawa
昌久 小川
Kazuo Honda
和男 本田
Hiroyuki Ishikawa
裕之 石川
Kazuko Wakita
佳寿子 脇田
Isamu Nagae
偉 長江
Makoto Tsunoda
誠 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakata Inx Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Mitsubishi Electric Corp
Sakata Corp
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Publication date
Application filed by Sakata Inx Corp, Mitsubishi Electric Corp, Sakata Corp filed Critical Sakata Inx Corp
Priority to JP1667593A priority Critical patent/JPH06230635A/ja
Publication of JPH06230635A publication Critical patent/JPH06230635A/ja
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光導電性トナー上の電荷を光照射により十分
に除去することを目的としており、その結果、感光体ド
ラムレスおよびワンショットフルカラー記録等が可能
で、しかも高解像度の画像を得ることを目的としてい
る。 【構成】 光導電性トナーを導電性基板51上に散布5
2、帯電54する工程、および上記帯電と同極性のバイ
アスを上記光導電性トナーから見て導電性基板とは反対
側に設けた外部電極55から印加しながら上記光導電性
トナーを露光56する工程を有するものである。具体的
には、外部電極または導電性基板が透光性材料で形成さ
れており、これら外部電極または導電性基板を通して露
光するとよい。また、外部電極と光導電性トナー表面の
ギャップが100μmから500μm、印加するバイア
ス電圧が600Vから2KVが適当である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタ、複写機等に
用いられる電子写真による記録方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のカールソンプロセスによる
電子写真方式を用いた複写機を示す構成図であり、図に
おいて、1は表面に光導電性材料が被着された感光体ド
ラム、2は感光体ドラム1の表面を帯電させるコロナ帯
電器、3は感光体ドラム1の表面に帯電した電荷、4は
感光体ドラム1の表面を照射する光、5は現像器、6は
現像器5に収納されたトナー、7はトナー6を感光体ド
ラム1に被着させるための磁性材料、6aは感光体ドラ
ム1に被着したトナー、8は画像を記録する記録紙、6
bは記録紙8に被着したトナー、9は記録紙8に直流バ
イアスを与える転写器、10は記録紙に8に被着したト
ナー6bを定着する定着器、11は感光体ドラム1の残
留電荷を消去する消去器、12は感光体ドラム1を洗浄
するクリーナ、13は感光体ドラム1を帯電させる前に
露光する前露光ランプである。
【0003】次に動作について説明する。電子写真方式
による画像形成法は広く知られており、現在、最も一般
的なのは図4に示すカールソンプロセスといわれている
ものである。図において、光導電性材料を表面に被着し
た感光体ドラム1の表面を前露光ランプ13で露光した
後、コロナ帯電器2で帯電させる。次に光4の照射によ
り、その帯電部分の静電荷3を選択的に失わせ、静電潜
像を形成させる。次いで、電荷を失った部分に現像器5
を用いて、選択的にトナー6を被着させる。そして、感
光体ドラム1上のトナー6aを、転写器9により記録紙
8の上に転写し、圧力または熱により定着器10で定着
させる。
【0004】近年、かかるプリンタ、複写機などのカラ
ー化が望まれるようになり、図5に示すような、上記方
式で3つの現像器5が用いられ、それぞれトナー6とし
てイエロー、マジェンタ、シアンの3色が用いられ感光
体ドラム1も3回転させて、3色の光4を用いる多重露
光記録方式が行われるようになってきた。
【0005】また、記録の高速化、機器の低コスト化、
小型軽量化が望まれるようになってきており、記録方式
自身に新規な感光体ドラムレス方式、ワンショットフル
カラー方式というものが提案されるに至っている。これ
らの方式の一つに、光導電性トナーを用いる記録方式と
いうものがある。これは、例えば図6に示すように、感
光体を被着しない導電性基板すなわちドラム15の上
に、帯電器16で帯電した光導電性トナー17を被着
し、光4の照射によって、光導電性トナー17の帯電電
荷をドラム15を通して中和し、転写器9によって、プ
リンタの場合は電荷を失った光導電性トナー17を、複
写機の場合は電荷を保持した光導電性トナー17をそれ
ぞれ記録紙8の上に転写し、圧力または熱により定着す
るというものである。
【0006】また、光導電性トナー17を用いてカラー
記録を行う場合は、例えば図7に示すように、光導電性
トナー17として、ブルー、グリーン、レッドの光に対
してそれぞれ光導電性の感度を有するイエロー、マジェ
ンタ、シアンの3色の光導電性トナー17を混合して用
い、ブルー、グリーン、レッドの3色の光4で露光する
という方法等が提案されている(JAPAN DISP
LAY ’86、 講演要旨集 p.568−57
1)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の光導電性トナー
を用いる記録方法は、以上のようにして行われており、
トナー上の電荷を光照射により除去する工程が含まれて
いる。この工程は、画像をつくる上で重要であり、画質
に大きく影響を与える。帯電されていた電荷が充分に除
去されていないとトナーが転写されず、白抜けが生じ
る。そこで、例えば特開昭53−1014号公報等で露
光と同時に逆極性バイアスを与える方法が提案されてい
るがこの方法では、逆極性バイアスに電荷が引っ張ら
れ、残留電位が充分低くはならない。そのためこの状態
で転写を行っても高画質は得られない。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、光導電性トナー上の電荷を光照射
により十分に除去することを目的としており、その結
果、感光体ドラムレスおよびワンショットフルカラー記
録等が可能で、しかも高解像度の画像を得ることを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録方法
は、光導電性トナーを導電性基板上に散布、帯電する工
程、および上記帯電と同極性のバイアスを上記光導電性
トナーから見て導電性基板とは反対側に設けた外部電極
から印加しながら上記光導電性トナーを露光する工程を
有するものである。
【0010】また、上記発明において、外部電極または
導電性基板が透光性材料で形成されており、これら外部
電極または導電性基板を通して露光するものである。
【0011】さらに、外部電極と光導電性トナー表面の
ギャップが100μmから500μmであり、印加する
バイアス電圧が600Vから2KVであるものである。
【0012】
【作用】上記発明においては、導電性基板上に散布、帯
電した光導電性トナーが、外部電極から同極性バイアス
を印加されると、電荷が電気的に反発して光照射と同時
に、導電性基板に流れ電荷が無くなる。無論、光導電性
トナーは、外部より同極性バイアス印加を行わなくても
光感度を有するが、その際の残留電位は高く、実用的で
はない。
【0013】具体的には、外部電極または導電性基板を
透光性材料で形成し、これら外部電極または導電性基板
を通して露光すると良い。
【0014】さらに、外部電極と光導電性トナー表面の
ギャップが100μmから500μmであり、印加する
バイアス電圧が600Vから2KVである場合、高光感
度が得られ、記録画像が高画質となる。これは、この条
件下で光導電性トナーの残留電位が最も低くなり、完全
に現像されるためである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。実施例及び比較例で用いたトナーは、β型銅フタ
ロシアニン45重量%、スチレンアクリル樹脂55重量
%をスプレイドライ法で作製したものである。 実施例1.図1において、51は導電性基板であり、こ
の実施例においてはアルミドラムが用いられている。5
2はトナーホッパーであり、52はブレード53を有し
ている。54は帯電器であり、実施例においてはスコロ
トロン型コロナ帯電器が用いられている。55は本発明
の骨子であるところの外部電極であり、この例では透光
性材料で形成されている。56は露光光源であり、実施
例ではLEDを使用している。57は第1清掃用ローラ
であり、実施例ではトナー回収ボックス58を有してい
る。59は転写器であり、実施例ではコロトロン型帯電
器を用いている。60は第2清掃ローラであり、実施例
では57および58と同じものを用いている。また、6
1は記録用紙、62は記録用紙カセット、63はピック
アップローラであり、64は定着器である。
【0016】次に動作について説明する。ドラム51の
回転によって、トナーホッパー52よりドラム51上に
散布された光導電性トナーはブレード53によって機械
的に均される。次に帯電器54によって、正帯電された
場合には、該光導電性トナーは正極性に帯電する。そし
てこの場合には、ギャップを300μmに設定した透光
性外部電極55に正バイアス800Vを該光導電性トナ
ーに印加し、光照射を行なうと電荷が素早く除去され、
残留電位も小さくなる。
【0017】図2にこの時の電位の変化を示す。(a)
は帯電器54によって正帯電された場合、(b)は外部
電極55から同極性バイアスを印加した場合である。
【0018】以上の工程により、電荷を失ったトナー以
外の不要な光導電性トナー(実施例の場合は、光照射さ
れなかった光導電性トナー)を、第1清掃ローラ57
(実施例の場合は、負バイアス印加)で、電気的に取り
除く。そして画像形成に必要な光導電性トナーは、転写
器59によって記録用紙61に転写され、定着器64に
よって定着される。一方、転写不良等によって残存する
光導電性トナーは、第2清掃ローラ60によってクリー
ニングされるのである。この時の光感度は、300lx
・sであった。
【0019】実施例2.図3は図1の導電性基板51を
透光性材料で形成し、露光光源56の配置を変更させた
他は図1と同様である。この場合も動作は、導電性基板
51を通して露光する以外は実施例1の場合と同様であ
る。この時の光感度は、150lx・sであった。
【0020】比較例1.図1において、外部電極55を
設けない以外は図1と同様で、実施例1と同様に記録を
行ったところ、光感度は、3000lx・sであった。 比較例2.また、外部電極55を設けて、600V未満
の電圧を印加したときの光感度は比較例1の場合と変わ
らず、2kVより高い電圧では、火花が散るなどの現象
を起こすため使用不可能であった。 比較例3.さらに外部電極55と感光体ドラム51のギ
ャップが100μm未満の時には、2kV以下でも火花
が散り、500μmを越えると電圧を印加している効果
が薄れる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光導
電性トナーを導電性基板上に散布、帯電する工程、およ
び上記帯電と同極性のバイアスを上記光導電性トナーか
ら見て導電性基板とは反対側に設けた外部電極から印加
しながら上記光導電性トナーを露光する工程を有するの
で、帯電した光導電性トナーが光照射後、低い残留電位
に到達する。
【0022】また、具体的には、外部電極または導電性
基板を透光性材料で形成し、これら外部電極または導電
性基板を通して露光すると良い。
【0023】さらに、外部電極と光導電性トナー表面の
ギャップが100μmから500μmであり、印加する
バイアス電圧が600Vから2KVであれば、高光感度
が得られ、光導電性トナーの残留電位が最も低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明する構成図である。
【図2】この発明におけるバイアス印加効果を示すグラ
フである。
【図3】この発明の他の実施例を説明する構成図であ
る。
【図4】従来のカールソンプロセスによる電子写真方式
を用いた複写機を示す構成図である。
【図5】図4のもののカラー記録の場合を示す構成図で
ある。
【図6】従来の光導電性トナーを用いる記録方式を用い
た複写機を示す構成図である。
【図7】図6のもののカラー記録の場合を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 コロナ帯電器 4 光 5 現像器 6 トナー 7 磁性材料 8 記録紙 9 転写器 10 定着器 15 ドラム 16 帯電器 17 光導電性トナー 51 導電性基板 52 トナーホッパー 53 ブレード 54 帯電器 55 バイアス印加用外部電極 56 露光光源 57 第1清掃用ローラ 59 転写器 60 第2清掃用ローラ 61 記録用紙 64 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 裕之 大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 サカタ インクス株式会社内 (72)発明者 脇田 佳寿子 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内 (72)発明者 長江 偉 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内 (72)発明者 角田 誠 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導電性トナーを導電性基板上に散布、
    帯電する工程、および上記帯電と同極性のバイアスを上
    記光導電性トナーから見て導電性基板とは反対側に設け
    た外部電極から印加しながら上記光導電性トナーを露光
    する工程を有することを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 外部電極または導電性基板が透光性材料
    で形成されており、これら外部電極または導電性基板を
    通して露光する請求項1記載の記録方法。
  3. 【請求項3】 外部電極と光導電性トナー表面のギャッ
    プが100μmから500μmであり、印加するバイア
    ス電圧が600Vから2KVであることを特徴とする請
    求項1または2記載の記録方法。
JP1667593A 1993-02-04 1993-02-04 記録方法 Pending JPH06230635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1667593A JPH06230635A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1667593A JPH06230635A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 記録方法

Publications (1)

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JPH06230635A true JPH06230635A (ja) 1994-08-19

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ID=11922892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1667593A Pending JPH06230635A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 記録方法

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