JPH0623006Y2 - 表示用灯具 - Google Patents

表示用灯具

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JPH0623006Y2
JPH0623006Y2 JP1989010854U JP1085489U JPH0623006Y2 JP H0623006 Y2 JPH0623006 Y2 JP H0623006Y2 JP 1989010854 U JP1989010854 U JP 1989010854U JP 1085489 U JP1085489 U JP 1085489U JP H0623006 Y2 JPH0623006 Y2 JP H0623006Y2
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JP
Japan
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cooling
light source
power supply
cooler
substrate
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JP1989010854U
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鳳一郎 柏原
脩 脇
泉 船越
耕一 増山
俊幸 近藤
真一 関
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はLEDを光源とする道路又は鉄道用信号表示
灯、船舶や航空機等に対する各種信号表示灯、車両に取
り付けて使用されるストップランプ、又はサインボード
等の各種灯具又は表示用灯具に関するものである。
【従来技術】
一般にこの種の灯具としては、第4図に示した構成のも
のが従来例として知られている。同図において1はレン
ズ、2は基板であり、該基板には多数のLED3が取り
付けられると共に、所定のケース4内に収納され、該ケ
ース内において高熱伝導性樹脂で固定され、更にケース
4に放熱ファン5が取り付けられた構成になっている。
そして、各LED3で発生した熱は、基板2からケース
4内に充填した高熱伝導性樹脂を介して放熱ファン5へ
と熱伝導され、該放熱ファンにおいて対流による自然空
冷か又はファンによる強制空冷によって外気へと放熱さ
れる。
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例においては、放熱ファンによる空冷だけで放
熱しているため、充分な放熱がなされないことが多く、
従ってケース4内に収納された基板2及びそれに取り付
けられているLED3が温度上昇によって性能が劣化
し、輝度の低下、信頼性の低下及びLED自体の短寿命
化につながると云う課題を有している。
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案
は、LEDを光源とした表示用灯具であって、光源部
と、冷却部と電源部とで構成され、前記光源部は多数の
LEDを搭載した基板と、該基板を取り囲むように配設
した透光性のフードとにより構成され、前記冷却部は冷
却用ファンと、該冷却用ファンの下部に冷却用のヒート
シンクを介して配設した冷却器と、これ等を取り囲むフ
ード部材とで構成され、前記電源部は放熱用のヒートシ
ンクを介して配設した放熱用ファンと、前記LEDと冷
却器と前記冷却用及び放熱用ファンとの電源装置と、こ
れ等を取り囲むカバー部材とで構成され、前記光源部と
冷却部とは連通し、該冷却部と前記電源部とは連通しな
い構成にしたことを特徴とする表示用灯具を提供するも
のであり、そして、冷却器としてペルチェ素子を使用
し、前記光源部を常に低温に保持することによって、過
熱によるLEDの劣化を防止すると共に、湿気又は汚染
された外気を遮断していることにより基板の劣化を防止
し、それにより表示灯として長期に亘って使用できるの
である。
【実施例】
次に本考案を図示の一実施例により更に詳しく説明す
る。図示の実施例としては航空障害灯を示すものであ
り、該航空障害灯において、11はアルミニウムをベース
とした基板であり、該基板を円筒状に形成して、その外
周面に多数個のLED12を配設し、更にその外側に上面
が閉鎖された筒状のフード又はレンズ13を被着させて光
源部Aを形成する。この場合に、前記基板11に取り付け
られたLED12とフード又はレンズ13との間に所定の通
気路aが生ずるようにしてある。 前記基板11はその配設状態を安定させるために、その下
端部を支持部材14上に固定してある。この支持部材14
は、中央に開口部15を有する全体としてリング状を呈し
且つ段部16を持った形状のものであり、該段部16上に前
記基板11の下端部が取り付けられると共に、前記通気
路aに対応した位置に複数個の通気孔17が設けてある。 前記光源部Aの下部には冷却部Bと電源部Cとを順次積
層状態に取り付ける。 前記冷却部Bは、冷却用ファン18と冷却器19とから構成
され、冷却用ファン18はフード部材20を介して前記開口
部15に望ませて配設し、該フード部材20の下部に冷却用
のヒートシンク21が配設され、該ヒートシンク21の下部
に当接させて冷却器19が配設される。この冷却器19はペ
ルチェ素子で構成され、該ペルチェ素子の吸熱側が前記
冷却用のヒートシンク21に当接している。そして、この
冷却部Bは外郭22により覆われ外部と遮断されると共
に、前記通気孔17がヒートシンク21と連通する状態にな
っている。 前記電源部Cには、前記冷却器19におけるペルチェ素子
の放熱側に当接させた放熱用のヒートシンク23が配設さ
れ、該放熱用のヒートシンク23に臨ませて放熱用ファン
24が設けられ、該放熱用ファン24のフード部材25により
取り囲まれている。このフード部材25は下部に配設した
筐体26により支持され、該筐体内部にはファン用の電源
装置27が配設されると共に、該電源装置27の上部に断熱
板28を取り付けて、前記放熱用ファン24との間に通気
路bを設ける。そして、この通気路bに方向付けをする
ため、片側の面(図において右側)にのみ開口部29を設
けてある。又、前記放熱用のヒートシンク23に対して吸
気される外気の方向付けをするために、放熱用のヒート
シンク23とフード部材25との間の外周面に沿って遮蔽板
30を配設して通気路cを設け、該遮蔽板30の一部に通気
の方向を規制する立上壁31が一体的に形成されている。
この立上壁31の形成位置は前記開口部29が設けられてい
る部位に対応している。 この場合の前記遮蔽板30の配設及び形状は、例えば電源
部Cが角筒状を呈している場合には、それに対応して、
略四角形状を形成し、その中央部に前記放熱用のヒート
シンク23が取り付けられる円形状の孔(図示せず)を設
け、該孔に臨ませて前記放熱用ファン24とフード部材25
とが配設される。つまり、筐体26の上部と遮蔽板30との
間にサンドイッチされて放熱用ファン24とフード部材25
とが配設され、前記遮蔽板30は筐体26の上部にボルト32
等を介して取り付けられ、結局筐体26上に放熱用ファン
24、フード部材25及び遮蔽板30が順次安定した状態で取
り付けられるのである。 そして、筐体26には更にカバー部材33が取り付けられ
る。このカバー部材33を介して前記冷却部Bが取り付け
られるのである。前記カバー部材33は全体形状がスカー
ト状を呈し、その上面が前記放熱用のヒートシンク23と
前記冷却器19との間に位置し、その中央部には所定の孔
(図示せず)が設けられていて、冷却器19の下面が放熱
用のヒートシンク23に露出している。又、カバー部材33
の垂下部の一方の側面においては、前記通気路cに連通
する吸気路dが設けられ、他方の側面においては前記通
気路bに連通する排気路eが設けられている。そして、
吸気路dに臨ませて、前記電源装置27に吸気口34を設け
ると共に、排気路eに臨ませて排気口35を設けてある。
つまり、電源部Cにおいては、図において右側半分が排
気側となり左側半分が吸気側となっているのである。
【動作の説明】
前記構成を有する表示用灯具において、光源部Aの点灯
時に、冷却用ファン18と放熱用ファン24とが駆動され、
光源部Aにおいては、冷却用ファン18によって矢印xで
示したように、円筒状の基板11の内側から吹き上げられ
た空気流が、基板の外側の通気路aを通って流下し、支
持部材14の通気孔17を通って冷却部Bに至る。この冷却
部Bにおいては、空気流が冷却用のヒートシンク21に吸
引されて通過し、該ヒートシンク21は冷却器19のペルチ
ェ素子の吸熱側で冷やされているので、空気流はヒート
シンク21を通過する際に順次冷やされて矢印xで示した
ように循環し、LED12の長時間に亘る点灯でも、光源
部Aが高温にならないようになっている。 電源部C側においては、放熱用ファン24の駆動により、
矢印yで示したように、吸気路dから外気が吸入され通
気路cから放熱用ヒートシンク23を通過する際に、熱交
換されてヒートシンク23を冷やし、加熱された外気が通
気路dから排気路eを介して外部に排気される。更に、
この電源部Cにおいては、前記吸気路dから外気が吸引
される際及び排気路eから排気される作用によって、吸
気口34からも一部の外気が吸引され、電源装置27に接触
して冷やし、熱交換して加温された空気が排気口35から
排気されるようになり、電源装置も過熱しないようにな
っている。 この場合に、光源部A及び冷却部Bは、冷却器19を介し
て電源部Cとは遮断された状態にあるため、上部の空気
流の流れは外部から遮断された状態で循環するので、外
気が入り込まず、従って、光源部Aには環境の変化によ
る湿気、塩分及び有害ガス等が全く入り込まず、それ等
の侵入による種々の弊害が防止でき、長期の使用によっ
ても品質劣化がほとんどなく、信頼性の低下が防止でき
るのである。
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る表示用灯具は、LED
を光源とした表示用灯具であって、光源部と、冷却部と
電源部とで構成され、前記光源部は多数のLEDを搭載
した基板と、該基板を取り囲むように配設した透光性の
フードとにより構成され、前記冷却部は冷却用ファン
と、該冷却用ファンの下部に冷却用のヒートシンクを介
して配設した冷却器と、これ等を取り囲むフード部材と
で構成され、前記電源部は放熱用のヒートシンクを介し
て配設した放熱用ファンと、前記LEDと冷却器と前記
冷却用及び放熱用ファンとの電源装置と、これ等を取り
囲むカバー部材とで構成され、前記光源部と冷却部とは
連通し、該冷却部と前記電源部とは連通しない構成にし
たことにより、特に光源部を外気から遮断し且つ冷却さ
せる構成にしたことにより、光源部空間を常に低温に保
持し、過熱によるLEDの劣化を防止すると共に、湿
気、塩分又は汚染された外気を遮断することにより基板
の劣化をも防止し、それによって信頼性に優れたものと
することができるばかりでなく、表示灯として長期に亘
って使用できるという優れた効果を奏する。 又、冷却器としてペルチェ素子を使用しているので、冷
却する際に一切の媒体を必要としないので、LED収納
空間の密封構成が簡単になり、且つその駆動において騒
音又は振動等を発生しないため、灯具の取り付け位置又
は取り付け手段に制約を受けず、自由度が大である等の
種々の優れた効果を奏する。 更に、LEDが配設される空間が冷却されることによ
り、一般的な温度上昇による光度低下が防止でき、それ
によりLEDの使用数が少なくて済み、従って灯具を安
価に提供できると言う優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示用灯具の一実施例を示す一部
を断面で示した側面図、第2図は第1図のII−II線に沿
う断面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、
第4図は従来例の表示用灯具の分解斜視図である。 A……光源部、B……冷却部 C……電源部、11……基板 12……LED、13……フード又はレンズ 14……支持部材、15,29……開口部 16……段部、17……通気孔 18……冷却用ファン、19……冷却器 20,25……フード部材、22……外郭 21……冷却用のヒートシンク 23……放熱用のヒートシンク 24……放熱用ファン、26……筐体 27……電源装置、28……断熱板 30……遮蔽板、31……立上壁 32……ボルト、33……カバー部材 34……吸気口、35……排気口 a,b,c……通気路、d……吸気路 e……排気路
フロントページの続き (72)考案者 関 真一 神奈川県川崎市高津区新作6―14―1 (56)参考文献 特開 昭59−193080(JP,A) 特開 昭61−154057(JP,A)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】LEDを光源とした表示用灯具であって、
    光源部と、冷却部と電源部とで構成され、前記光源部は
    多数のLEDを搭載した基板と、該基板を取り囲むよう
    に配設した透光性のフードとにより構成され、前記冷却
    部は冷却用ファンと、該冷却用ファンの下部に冷却用の
    ヒートシンクを介して配設した冷却器と、これ等を取り
    囲むフード部材とで構成され、前記電源部は放熱用のヒ
    ートシンクを介して配設した放熱用ファンと、前記LE
    Dと冷却器と前記冷却用及び放熱用ファンとの電源装置
    と、これ等を取り囲むカバー部材とで構成され、前記光
    源部と冷却部とは連通し、該冷却部と前記電源部とは連
    通しない構成にしたことを特徴とする表示用灯具。
  2. 【請求項2】冷却器がペルチェ素子で形成された請求項
    (1)記載の表示用灯具。
  3. 【請求項3】LEDが搭載された基板を取り囲むように
    配設した透光性のフード内の空間は、密閉されている請
    求項(1)記載の表示用灯具。
JP1989010854U 1989-02-01 1989-02-01 表示用灯具 Expired - Lifetime JPH0623006Y2 (ja)

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JPH02102749U JPH02102749U (ja) 1990-08-15
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