JPH06229973A - 電流検出型乾式イオン選択性電極 - Google Patents
電流検出型乾式イオン選択性電極Info
- Publication number
- JPH06229973A JPH06229973A JP5013883A JP1388393A JPH06229973A JP H06229973 A JPH06229973 A JP H06229973A JP 5013883 A JP5013883 A JP 5013883A JP 1388393 A JP1388393 A JP 1388393A JP H06229973 A JPH06229973 A JP H06229973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- electrode
- layer
- electrolyte
- selective electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4071—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/4035—Combination of a single ion-sensing electrode and a single reference electrode
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/411—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing of liquid metals
- G01N27/4115—Composition or fabrication of the electrodes and coatings thereon, e.g. catalysts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/817—Enzyme or microbe electrode
Abstract
(57)【要約】
【構成】 測定極と対極からなる電極系を設けた絶縁性
基板を有して成り、前記測定極上に親水性高分子を含ん
でなる第1の電解液層と疎水性高分子を含んでなるイオ
ン感応層を設け、更に前記電極系全体の上に親水性高分
子を含んでなる第2の電解液層を積層したことを特徴と
する電流検出型乾式イオン選択性電極。 【効果】 この電流検出型乾式イオン選択性電極によれ
ば、測定極と対極をスクリーン印刷で形成できるから電
極表面積は一定し、また各電解液層や感応膜層はレジス
トインクによって同様にスクリーン印刷で凹部を形成し
た中に塗布するため、塗布面積は一定し、各層は均一な
厚みを持って形成される。さらに非常に薄い機能性膜を
作製することができるため、膜抵抗の小さい安定な出力
が得られ、測定性能を著しく向上できる。製造容易で品
質の安定した廉価なディスボーザブルタイプの電流検出
型乾式イオン選択性電極を構成することができる。
基板を有して成り、前記測定極上に親水性高分子を含ん
でなる第1の電解液層と疎水性高分子を含んでなるイオ
ン感応層を設け、更に前記電極系全体の上に親水性高分
子を含んでなる第2の電解液層を積層したことを特徴と
する電流検出型乾式イオン選択性電極。 【効果】 この電流検出型乾式イオン選択性電極によれ
ば、測定極と対極をスクリーン印刷で形成できるから電
極表面積は一定し、また各電解液層や感応膜層はレジス
トインクによって同様にスクリーン印刷で凹部を形成し
た中に塗布するため、塗布面積は一定し、各層は均一な
厚みを持って形成される。さらに非常に薄い機能性膜を
作製することができるため、膜抵抗の小さい安定な出力
が得られ、測定性能を著しく向上できる。製造容易で品
質の安定した廉価なディスボーザブルタイプの電流検出
型乾式イオン選択性電極を構成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流検出型イオン選択
性電極の乾式化技術に関するものであり、特にボルタン
メトリー電気化学分析法の分極現象を利用して、被検試
料内に特定物質が含有されているか否かを迅速かつ簡便
に測定でき、かつ定量することのできる電気化学センサ
の乾式化方法に関するものである。
性電極の乾式化技術に関するものであり、特にボルタン
メトリー電気化学分析法の分極現象を利用して、被検試
料内に特定物質が含有されているか否かを迅速かつ簡便
に測定でき、かつ定量することのできる電気化学センサ
の乾式化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気化学センサを用いた計測が、
医療などの分野で活発に応用されるようになってきてい
る。例えば、電位検出型のイオン選択性電極(以下、
「ISE」という。)は、従来の炎光光度法によるナト
リウムイオンやカリウムイオンの分析や、電量滴定法に
よる塩素イオンの分析に代わり、ガスボンベを必要とし
ない安全性や簡便性に優れた分析器具として広く普及す
るに至っている。また、最近では生体液の電解質濃度を
測定するための使い捨ての乾式プレート型ISEが提案
され、より迅速で、簡便な小型の専用システムが商品化
されている。
医療などの分野で活発に応用されるようになってきてい
る。例えば、電位検出型のイオン選択性電極(以下、
「ISE」という。)は、従来の炎光光度法によるナト
リウムイオンやカリウムイオンの分析や、電量滴定法に
よる塩素イオンの分析に代わり、ガスボンベを必要とし
ない安全性や簡便性に優れた分析器具として広く普及す
るに至っている。また、最近では生体液の電解質濃度を
測定するための使い捨ての乾式プレート型ISEが提案
され、より迅速で、簡便な小型の専用システムが商品化
されている。
【0003】特開平2−287146号公報および同2
−287155号公報には、この使い捨ての乾式プレー
ト型ISEと専用の測定装置に関する発明が開示されて
いる。これらのISEは、銀/塩化銀電極の表面を電解
液層と特定のイオンに反応する感応物質で覆って機能性
膜を構成して、この機能性膜を被検試料と接触させて被
検試料内に上記物質が含有されるか否かを、イオン活量
の“対数"に比例する電位応答から検出している。
−287155号公報には、この使い捨ての乾式プレー
ト型ISEと専用の測定装置に関する発明が開示されて
いる。これらのISEは、銀/塩化銀電極の表面を電解
液層と特定のイオンに反応する感応物質で覆って機能性
膜を構成して、この機能性膜を被検試料と接触させて被
検試料内に上記物質が含有されるか否かを、イオン活量
の“対数"に比例する電位応答から検出している。
【0004】一方、電流検出型ISEは、二つの混じり
合わない電解質溶液間の界面、いわゆる油水界面でのイ
オン(または電子)移動反応を、従来のポーラログラフ
ィーやボルタンメトリーと類似の方法で検出できる新し
いイオン選択性電極で、この電極では電流の応答がイオ
ン濃度に直接比例するため、生体液のような限定された
濃度範囲内であれば精度の高い測定値が得られる利点が
ある。また、妨害イオンが存在した場合は、ボルタモグ
ラム(電流−電位曲線)に目的のイオンの波の他に妨害
イオンの波も現れてくるので、妨害イオンの存在を容易
に知ることができ、両イオンの半波電位が適当に離れて
いれば妨害イオンの影響を補正することができる。
合わない電解質溶液間の界面、いわゆる油水界面でのイ
オン(または電子)移動反応を、従来のポーラログラフ
ィーやボルタンメトリーと類似の方法で検出できる新し
いイオン選択性電極で、この電極では電流の応答がイオ
ン濃度に直接比例するため、生体液のような限定された
濃度範囲内であれば精度の高い測定値が得られる利点が
ある。また、妨害イオンが存在した場合は、ボルタモグ
ラム(電流−電位曲線)に目的のイオンの波の他に妨害
イオンの波も現れてくるので、妨害イオンの存在を容易
に知ることができ、両イオンの半波電位が適当に離れて
いれば妨害イオンの影響を補正することができる。
【0005】更に見方を変えれば、二種以上のイオンの
同時定量も可能であると言える。これらの内容は、コリ
タ(J.Koryta),エレクトロシミカ・アクタ(Elec
trochim.Acta),33,189(1988)、センダ
(M.Senda)ら,エレクトロシミカ・アクタ,36,
253(1991)などに報告されている。
同時定量も可能であると言える。これらの内容は、コリ
タ(J.Koryta),エレクトロシミカ・アクタ(Elec
trochim.Acta),33,189(1988)、センダ
(M.Senda)ら,エレクトロシミカ・アクタ,36,
253(1991)などに報告されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電位検出型ISEは電位応答がイオン活量の“対数"に
比例するために、広い濃度範囲にわたる測定には適して
いるが、生体液の様な狭い濃度範囲での測定値誤差は臨
床学的に無視できない。理論的には、±1mVの電位誤
差が±4%(一価イオンのネルンスト応答の場合)の誤
差を与えることになる。実際、分析においては様々な共
存物質の影響などで±1mV程度の誤差は不可避であ
り、比較的正確なイオン濃度を知りたい場合には問題と
なることが多い。
電位検出型ISEは電位応答がイオン活量の“対数"に
比例するために、広い濃度範囲にわたる測定には適して
いるが、生体液の様な狭い濃度範囲での測定値誤差は臨
床学的に無視できない。理論的には、±1mVの電位誤
差が±4%(一価イオンのネルンスト応答の場合)の誤
差を与えることになる。実際、分析においては様々な共
存物質の影響などで±1mV程度の誤差は不可避であ
り、比較的正確なイオン濃度を知りたい場合には問題と
なることが多い。
【0007】これに対して、電流検出型ISEは前述し
た如く正確性には優れているが、実用化のためには多く
の克服しなければならない問題がある。例えば、オサカ
イ(T.Osakai)ら,アナリティカル・サイエンス
(Anal.Sci.),3,521(1987)には、図1
に示すようなプローブ型(筒状)電流検出型ISEの作
成法が示されている。このプローブ型ISEは、ガラス
管1に透析膜2をテトラフルオロエチレン製チューブ3
により固定する。このガラス管の底にマイクロシリンジ
を用いてニトロベンゼンに溶解したイオン感応液4を静
かに注入する。この上に内部溶液5を注入し、この中に
銀/塩化銀電極6を浸して膜被覆ISEを形成する。次
に、この膜被覆ISEが挿入できる太めのガラス管7の
先端にテトラフルオロエチレン膜8、その内側に内部溶
液9を保持するためのスペーサーとしてナイロンメッシ
ュ膜10を重ね、テトラフルオロエチレン製チューブ1
1を上からはめ、前述の膜被覆ISEをこのガラス管の
底に接触するように挿入し、さらに両ガラス管の間に内
部溶液9を注入し、この中に内側ガラス管に巻き付けた
銀/塩化銀電極6を浸したのち、全体を動かないように
固定して作製される。このように、本電極は構造的に非
常に複雑で、またテトラフルオロエチレン膜の装着やイ
オン感応液の注入、内部液の注入など、細部にわたって
高度な熟練を必要とし、また経時安定性もよくないので
大量に作製して保存しておくことはできず、使用時に作
製しなければならないなどの多くの問題があり、実用に
は供せられなかった。
た如く正確性には優れているが、実用化のためには多く
の克服しなければならない問題がある。例えば、オサカ
イ(T.Osakai)ら,アナリティカル・サイエンス
(Anal.Sci.),3,521(1987)には、図1
に示すようなプローブ型(筒状)電流検出型ISEの作
成法が示されている。このプローブ型ISEは、ガラス
管1に透析膜2をテトラフルオロエチレン製チューブ3
により固定する。このガラス管の底にマイクロシリンジ
を用いてニトロベンゼンに溶解したイオン感応液4を静
かに注入する。この上に内部溶液5を注入し、この中に
銀/塩化銀電極6を浸して膜被覆ISEを形成する。次
に、この膜被覆ISEが挿入できる太めのガラス管7の
先端にテトラフルオロエチレン膜8、その内側に内部溶
液9を保持するためのスペーサーとしてナイロンメッシ
ュ膜10を重ね、テトラフルオロエチレン製チューブ1
1を上からはめ、前述の膜被覆ISEをこのガラス管の
底に接触するように挿入し、さらに両ガラス管の間に内
部溶液9を注入し、この中に内側ガラス管に巻き付けた
銀/塩化銀電極6を浸したのち、全体を動かないように
固定して作製される。このように、本電極は構造的に非
常に複雑で、またテトラフルオロエチレン膜の装着やイ
オン感応液の注入、内部液の注入など、細部にわたって
高度な熟練を必要とし、また経時安定性もよくないので
大量に作製して保存しておくことはできず、使用時に作
製しなければならないなどの多くの問題があり、実用に
は供せられなかった。
【0008】一方、特開昭60−168045号公報、
同61−88134号公報、同62−175656号公
報には、この改良法としてイオン感応液の固体化や微小
型膜被覆ISEの形成方法などが提案されている。しか
しながら、これらの技術では電極作製における煩雑性や
熟練の必要性などについては改善されておらず、また取
扱性や長期間安定な電極という面でもまだまだ充分な性
能のものが得られていないのが現状である。さらに、感
応膜抵抗の大きさや応答速度のバラツキ、電流が電極表
面や電極形状の影響を受けるなどの作製間差の問題は解
決されていない。
同61−88134号公報、同62−175656号公
報には、この改良法としてイオン感応液の固体化や微小
型膜被覆ISEの形成方法などが提案されている。しか
しながら、これらの技術では電極作製における煩雑性や
熟練の必要性などについては改善されておらず、また取
扱性や長期間安定な電極という面でもまだまだ充分な性
能のものが得られていないのが現状である。さらに、感
応膜抵抗の大きさや応答速度のバラツキ、電流が電極表
面や電極形状の影響を受けるなどの作製間差の問題は解
決されていない。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決して、電流検出型ISEの特徴と性能をより一層発
揮するべく、ディスポーザブルタイプ(使い捨て可能
型)の迅速、簡便でかつ廉価なプレート型電極の乾式化
方法を提供しようとするものである。
解決して、電流検出型ISEの特徴と性能をより一層発
揮するべく、ディスポーザブルタイプ(使い捨て可能
型)の迅速、簡便でかつ廉価なプレート型電極の乾式化
方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電流検出型ISEは、大量生産が可能で品
質が安定するシルクスクリーン印刷により製造できるプ
レート型ISEとして構成されている。即ち、本発明の
電流検出型乾式イオン選択性電極は、測定極と対極から
なる電極系を設けた絶縁性基板を有して成り、前記測定
極上に親水性高分子を含んでなる第1の電解液層と疎水
性高分子を含んでなるイオン感応層を設け、更に前記電
極系全体の上に親水性高分子を含んでなる第2の電解液
層を積層したことを特徴とする。
に、本発明の電流検出型ISEは、大量生産が可能で品
質が安定するシルクスクリーン印刷により製造できるプ
レート型ISEとして構成されている。即ち、本発明の
電流検出型乾式イオン選択性電極は、測定極と対極から
なる電極系を設けた絶縁性基板を有して成り、前記測定
極上に親水性高分子を含んでなる第1の電解液層と疎水
性高分子を含んでなるイオン感応層を設け、更に前記電
極系全体の上に親水性高分子を含んでなる第2の電解液
層を積層したことを特徴とする。
【0011】本発明の電気化学センサの機能性膜は以下
のように形成される。絶縁性の基板上の測定極と対極か
らなる電極系は、銀ペースト、カーボンペーストなどの
導電性物質を用いてスクリーン印刷により形成し、前記
測定極の外周と対極の外周に凹部を形成するようにレジ
ストインクを印刷する。この測定極の凹部に親水性高分
子溶液の第一の電解液溶液を塗布し乾燥して第1の電解
液層を形成し、さらに疎水性高分子溶液のイオン感応物
質液を塗布し乾燥してイオン感応層を形成する。次に、
測定極と対極部全体に親水性高分子溶液の第二の電解液
溶液を塗布し、さらに親水性高分子溶液または疎水性高
分子溶液を塗布し、乾燥して機能性膜を得る。
のように形成される。絶縁性の基板上の測定極と対極か
らなる電極系は、銀ペースト、カーボンペーストなどの
導電性物質を用いてスクリーン印刷により形成し、前記
測定極の外周と対極の外周に凹部を形成するようにレジ
ストインクを印刷する。この測定極の凹部に親水性高分
子溶液の第一の電解液溶液を塗布し乾燥して第1の電解
液層を形成し、さらに疎水性高分子溶液のイオン感応物
質液を塗布し乾燥してイオン感応層を形成する。次に、
測定極と対極部全体に親水性高分子溶液の第二の電解液
溶液を塗布し、さらに親水性高分子溶液または疎水性高
分子溶液を塗布し、乾燥して機能性膜を得る。
【0012】このように、本発明の電気化学センサの機
能性膜形成方法によれば、スクリーン印刷で測定極と対
極を形成するため、電極表面積は一定し、また各電解液
層や感応膜層はレジストインクで凹部を形成した中に塗
布するため各層は均一な厚みを持って形成されると共
に、非常に薄い機能性膜を作製することが可能で、溶液
抵抗を小さく抑えることができ、安定な出力が得られ
る。さらに、本発明によれば、製造容易でコストも低い
ので、電極系も含めたディスポーザブルタイプの電流検
出型ISEを提供することができる。
能性膜形成方法によれば、スクリーン印刷で測定極と対
極を形成するため、電極表面積は一定し、また各電解液
層や感応膜層はレジストインクで凹部を形成した中に塗
布するため各層は均一な厚みを持って形成されると共
に、非常に薄い機能性膜を作製することが可能で、溶液
抵抗を小さく抑えることができ、安定な出力が得られ
る。さらに、本発明によれば、製造容易でコストも低い
ので、電極系も含めたディスポーザブルタイプの電流検
出型ISEを提供することができる。
【0013】本発明の電気化学センサの感応膜形成方法
に使用する機能性有機薄膜材料としては、以下のような
材料が適当である。第1および第2の電解液層のマトリ
ックスを形成するゲル化物質として、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ゼラチンなどを挙げ
ることができる。これらは、2種またはそれ以上の混合
物としても用いることができる。保湿剤としてはポリエ
チレングリコール、グリセリン、ピロリドンカルボン
酸、ソルビトール、ノニオン系の界面活性剤などの中か
ら少なくとも1種を選択して用いる。
に使用する機能性有機薄膜材料としては、以下のような
材料が適当である。第1および第2の電解液層のマトリ
ックスを形成するゲル化物質として、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ゼラチンなどを挙げ
ることができる。これらは、2種またはそれ以上の混合
物としても用いることができる。保湿剤としてはポリエ
チレングリコール、グリセリン、ピロリドンカルボン
酸、ソルビトール、ノニオン系の界面活性剤などの中か
ら少なくとも1種を選択して用いる。
【0014】イオン感応層のマトリックス材料として、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リカーボネート、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリエステルアクリル樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂などを挙げることができる。
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リカーボネート、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリエステルアクリル樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂などを挙げることができる。
【0015】感応物質としては、ベンゾ−18−クラウ
ン−6、ジベンゾ−30−クラウン−10、ビスクラウ
ンエーテル類、ノナクチン、モナクチン、バリノマイシ
ン、シチアニンB、第4級アンモニウム塩などのイオン
感応物質(イオノフォア)を被測定物質に応じて選択す
る。可塑剤としては、ニトロベンゼン、ジクロルエタ
ン、オルトニトロフェニルオクチルエーテル、オルトニ
トロフェニル、フェニルエーテル、2−フルオロ−2'
−ニトロフェニルエーテル、フタル酸ジオクチル、アジ
ピン酸ジオクチル、セバシン酸ジオクチルなどを添加す
る。
ン−6、ジベンゾ−30−クラウン−10、ビスクラウ
ンエーテル類、ノナクチン、モナクチン、バリノマイシ
ン、シチアニンB、第4級アンモニウム塩などのイオン
感応物質(イオノフォア)を被測定物質に応じて選択す
る。可塑剤としては、ニトロベンゼン、ジクロルエタ
ン、オルトニトロフェニルオクチルエーテル、オルトニ
トロフェニル、フェニルエーテル、2−フルオロ−2'
−ニトロフェニルエーテル、フタル酸ジオクチル、アジ
ピン酸ジオクチル、セバシン酸ジオクチルなどを添加す
る。
【0016】第2の電解液層の表面を高分子層で被覆す
るには、親水性層が必要な場合は、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、寒天、ポリビニ
ルアルコール、ゼラチン、ポリビニルピロリドンなど
を、疎水性層とする時には、ナフィオン(商品名、デュ
ポン社)、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂などを挙げることができる。
るには、親水性層が必要な場合は、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、寒天、ポリビニ
ルアルコール、ゼラチン、ポリビニルピロリドンなど
を、疎水性層とする時には、ナフィオン(商品名、デュ
ポン社)、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、シリコーン樹脂などを挙げることができる。
【0017】本発明において、アンモニウムイオン選択
性電極である場合には、第2の電解液層の表面を高分子
層で被覆し、その上層にウレアーゼやクレアチニンデイ
ミナーゼなどを固相化することによってそれぞれ尿素や
クレアチニンの測定ができる。また、アンモニウムイオ
ン生成反応のロイシンアミノペプチダーゼやγ−グルタ
ミルトランスペプチダーゼなどの酵素活性の測定も可能
である。本発明は上述した実施例に限られるものでは無
く、様々な応用例や変形例が考えられる。例えば、上述
の実施例では、第2図を基本の構造として作用極と対極
を同心円状に配置して記載しているが、電気的液絡が形
成されればどのような形状であってもよい。また、作用
極と対極は銀/塩化銀電極のみで示したが、白金、カー
ボン、グラファイトなどの導電性のあるものであれば同
様に応用することができる。
性電極である場合には、第2の電解液層の表面を高分子
層で被覆し、その上層にウレアーゼやクレアチニンデイ
ミナーゼなどを固相化することによってそれぞれ尿素や
クレアチニンの測定ができる。また、アンモニウムイオ
ン生成反応のロイシンアミノペプチダーゼやγ−グルタ
ミルトランスペプチダーゼなどの酵素活性の測定も可能
である。本発明は上述した実施例に限られるものでは無
く、様々な応用例や変形例が考えられる。例えば、上述
の実施例では、第2図を基本の構造として作用極と対極
を同心円状に配置して記載しているが、電気的液絡が形
成されればどのような形状であってもよい。また、作用
極と対極は銀/塩化銀電極のみで示したが、白金、カー
ボン、グラファイトなどの導電性のあるものであれば同
様に応用することができる。
【0018】また、上述した例以外でも特定のイオンや
有機物に対して選択性を持たせるべく、適宜のイオノフ
ォアや錯形成剤によって、測定対照物質をより広げるこ
とが可能である。
有機物に対して選択性を持たせるべく、適宜のイオノフ
ォアや錯形成剤によって、測定対照物質をより広げるこ
とが可能である。
【0019】
【実施例】次に、本発明を添付図面を参照しつつ参考例
および実施例により説明する。 図2は、絶縁性基板に電流検出型ISEを配設したプレ
ート型電極の平面図、図3は、図2のA−A'線に沿っ
た拡大断面図である。
および実施例により説明する。 図2は、絶縁性基板に電流検出型ISEを配設したプレ
ート型電極の平面図、図3は、図2のA−A'線に沿っ
た拡大断面図である。
【0020】たとえばポリエチレンテレフタレートから
なる絶縁性の基板12にスクリーン印刷により銀ペース
トを印刷し、加熱乾燥することにより測定極13と対極
14からなる電極系を形成した。次に、測定極13が凹
部の底に、対極14も凹部の底になるように、それぞれ
の外周にポリ塩化ビニルを主固形成分とする液状高分子
レジストを同様にスクリーン印刷し、加熱処理を行って
絶縁部15aと15bを形成した。
なる絶縁性の基板12にスクリーン印刷により銀ペース
トを印刷し、加熱乾燥することにより測定極13と対極
14からなる電極系を形成した。次に、測定極13が凹
部の底に、対極14も凹部の底になるように、それぞれ
の外周にポリ塩化ビニルを主固形成分とする液状高分子
レジストを同様にスクリーン印刷し、加熱処理を行って
絶縁部15aと15bを形成した。
【0021】次いで、銀層の表面を16mM塩酸、36m
M重クロム酸カリウム含有水溶液(酸化−ハロゲン化処
理液)で約60秒間処理し、水洗、乾燥して、銀層の表
面に塩化銀を形成させ、測定極13と対極14を銀/塩
化銀電極にした。次に測定極13の絶縁部15aの凹部
にセルロース系の親水性高分子の一種である0.25%
カルボキシメチルセルロース(以下、CMCという。)
と保湿剤として0.2%グリセリンを含む水溶液に20m
M塩化テトラペンチルアンモニウム(以下、TPenAC
lという。)と10mM塩化マグネシウムの濃度に溶解し
た第1電解液層16を塗布し、50℃で10分間乾燥
し、この上に直接下記の成分からなるカリウムイオン感
応物質組成物を塗布し、50℃で10分間乾燥してイオ
ン感応層17を形成した。 カリウムイオン感応物質組成物 テトラヒドロフラン 10ml ポリ塩化ビニル(重合度1100) 1 g ニトロフェニルオクチルエーテル 2 g テトラブチルアンモニウム =テトラキス(4−クロロフェニル)ホウ酸塩 29mg パリノマイシン 8mg
M重クロム酸カリウム含有水溶液(酸化−ハロゲン化処
理液)で約60秒間処理し、水洗、乾燥して、銀層の表
面に塩化銀を形成させ、測定極13と対極14を銀/塩
化銀電極にした。次に測定極13の絶縁部15aの凹部
にセルロース系の親水性高分子の一種である0.25%
カルボキシメチルセルロース(以下、CMCという。)
と保湿剤として0.2%グリセリンを含む水溶液に20m
M塩化テトラペンチルアンモニウム(以下、TPenAC
lという。)と10mM塩化マグネシウムの濃度に溶解し
た第1電解液層16を塗布し、50℃で10分間乾燥
し、この上に直接下記の成分からなるカリウムイオン感
応物質組成物を塗布し、50℃で10分間乾燥してイオ
ン感応層17を形成した。 カリウムイオン感応物質組成物 テトラヒドロフラン 10ml ポリ塩化ビニル(重合度1100) 1 g ニトロフェニルオクチルエーテル 2 g テトラブチルアンモニウム =テトラキス(4−クロロフェニル)ホウ酸塩 29mg パリノマイシン 8mg
【0022】次にカリウムイオン感応層17と対極14
の絶縁部15bの電極系全体に、0.5%CMCと0.2
%グリセリンおよび10mM塩化マグネシウムを含む水
溶液を塗布し、50℃で15分間加熱して第2の電解液
層18を形成した。
の絶縁部15bの電極系全体に、0.5%CMCと0.2
%グリセリンおよび10mM塩化マグネシウムを含む水
溶液を塗布し、50℃で15分間加熱して第2の電解液
層18を形成した。
【0023】各層の膜厚は、高分子物質の含有量と塗布
量3〜10μlで決まり、第1の電解液層16およびイ
オン感応層17の乾燥後の膜厚はそれぞれ5〜200μ
m、また、第2の電解液層18は5〜500μmが望まし
い。
量3〜10μlで決まり、第1の電解液層16およびイ
オン感応層17の乾燥後の膜厚はそれぞれ5〜200μ
m、また、第2の電解液層18は5〜500μmが望まし
い。
【0024】上述の実施例ではカリウムイオン測定用の
電流検出型ISEについて説明したが、他のイオンを測
定する場合には、感応物質を当該イオンに感応するもの
に代えれば良い。例えば、ナトリウムイオン選択性の感
応膜を形成する場合は、感応物質として、ビス−12−
クラウン−4を、またクロルイオン選択性の感応膜は第
4級アミン類を前記のカリウムイオン感応層のバリノマ
イシンに代えて溶解し、上述した例と同様の方法で製造
すればよい。
電流検出型ISEについて説明したが、他のイオンを測
定する場合には、感応物質を当該イオンに感応するもの
に代えれば良い。例えば、ナトリウムイオン選択性の感
応膜を形成する場合は、感応物質として、ビス−12−
クラウン−4を、またクロルイオン選択性の感応膜は第
4級アミン類を前記のカリウムイオン感応層のバリノマ
イシンに代えて溶解し、上述した例と同様の方法で製造
すればよい。
【0025】図4は、本発明の電流検出型乾式イオン選
択性電極の別の実施例の断面図である。基本的には図3
の電極と同じであるが、イオン感応膜17がアンモニウ
ムイオンに選択的に応答するように形成され、疎水性高
分子膜19の上に固定化酵素膜20が積層されている酵
素電極である。
択性電極の別の実施例の断面図である。基本的には図3
の電極と同じであるが、イオン感応膜17がアンモニウ
ムイオンに選択的に応答するように形成され、疎水性高
分子膜19の上に固定化酵素膜20が積層されている酵
素電極である。
【0026】第1の電解液層16には、0.25%CM
Cと0.2%グリセリンに100mM塩化テトラブチルア
ンモニウムを用い、イオン感応層17には前記カリウム
イオン選択膜のバリノマイシンに代えてジベンゾ−18
−クラウン−6を用いた。また、第2の電解液層は、
0.25%CMCと0.2%グリセリンに50mM塩化マ
グネシウムと50mM L−リジンを溶解させたpH8.5
の溶液を上述の例と同様の方法で塗布乾燥して形成し、
続いてナフィオン(商品名 デュポン社製)のアルコール
溶液を直接塗布した後、40℃で5分間乾燥して疎水性
高分子層19を形成した。次に、この中心部に15%牛
血清アルブミンと3%グルタールアルデヒドを含む10
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.5)に溶解したウレ
アーゼ溶液(100単位)を塗布し、25℃で3時間放
置したあと、40℃で15分間乾燥させて尿素センサを
作製した。
Cと0.2%グリセリンに100mM塩化テトラブチルア
ンモニウムを用い、イオン感応層17には前記カリウム
イオン選択膜のバリノマイシンに代えてジベンゾ−18
−クラウン−6を用いた。また、第2の電解液層は、
0.25%CMCと0.2%グリセリンに50mM塩化マ
グネシウムと50mM L−リジンを溶解させたpH8.5
の溶液を上述の例と同様の方法で塗布乾燥して形成し、
続いてナフィオン(商品名 デュポン社製)のアルコール
溶液を直接塗布した後、40℃で5分間乾燥して疎水性
高分子層19を形成した。次に、この中心部に15%牛
血清アルブミンと3%グルタールアルデヒドを含む10
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.5)に溶解したウレ
アーゼ溶液(100単位)を塗布し、25℃で3時間放
置したあと、40℃で15分間乾燥させて尿素センサを
作製した。
【0027】以上の場合の疎水性高分子層19と固定化
酵素層20も塗布法で積層され、各層の膜厚は、固形分
含有量と塗布量5〜20μlで決まり、乾燥後の膜厚は
それぞれ5〜300μmの範囲が望ましい。
酵素層20も塗布法で積層され、各層の膜厚は、固形分
含有量と塗布量5〜20μlで決まり、乾燥後の膜厚は
それぞれ5〜300μmの範囲が望ましい。
【0028】図5は、図3の電流検出型ISEを用いて
水溶液中のカリウムイオンを分析した時のサイクリック
ボルタモグラムを示す図である。指示電解質には10m
M塩化マグネシウム、カリウムイオンには5mM塩化カ
リウムを使用し、電位掃引は190mV〜550mVの間
で行い、パルス印加法で測定した。図5の曲線Aは、被
検試料中に指示電解質しか含まない時のサイクリックボ
ルタモグラムで、曲線Bは5mMのカリウムイオンが含
まれる場合のサイクリックボルタモグラムである。ま
た、曲線CはBからAを差し引いたカリウムイオンのみ
のサイクリックボルタモグラムである。
水溶液中のカリウムイオンを分析した時のサイクリック
ボルタモグラムを示す図である。指示電解質には10m
M塩化マグネシウム、カリウムイオンには5mM塩化カ
リウムを使用し、電位掃引は190mV〜550mVの間
で行い、パルス印加法で測定した。図5の曲線Aは、被
検試料中に指示電解質しか含まない時のサイクリックボ
ルタモグラムで、曲線Bは5mMのカリウムイオンが含
まれる場合のサイクリックボルタモグラムである。ま
た、曲線CはBからAを差し引いたカリウムイオンのみ
のサイクリックボルタモグラムである。
【0029】図6は、図4の電流検出型アンモニウムI
SEを下地電極とした尿素センサによる市販の管理血清
(モニトロールI・II:DADE社製)を測定したサ
イクリックボルタモグラムを示す図である。図6の曲線
Dは、尿素を含んでいない100mMトリス−塩酸緩衝
液(pH8.5)のサイクリックボルタモグラムであり、
曲線Eは40mg/dlの尿素を含む場合のサイクリックボ
ルタモグラムであり、曲線FはEからDを差し引いた正
味の尿素に対応するサイクリックボルタモグラムであ
る。
SEを下地電極とした尿素センサによる市販の管理血清
(モニトロールI・II:DADE社製)を測定したサ
イクリックボルタモグラムを示す図である。図6の曲線
Dは、尿素を含んでいない100mMトリス−塩酸緩衝
液(pH8.5)のサイクリックボルタモグラムであり、
曲線Eは40mg/dlの尿素を含む場合のサイクリックボ
ルタモグラムであり、曲線FはEからDを差し引いた正
味の尿素に対応するサイクリックボルタモグラムであ
る。
【0030】実際の分析においては、限界電流値が得ら
れる電位に、繰り返し一定の大きさの電圧パルスを加
え、その応答電流値を記録する。また、この測定例では
曲線Aおよび曲線Dで示されるベース電流を測定してい
るが、本発明によれば性能、品質は安定しているので、
ベース電流値の測定は必要でなくなる。
れる電位に、繰り返し一定の大きさの電圧パルスを加
え、その応答電流値を記録する。また、この測定例では
曲線Aおよび曲線Dで示されるベース電流を測定してい
るが、本発明によれば性能、品質は安定しているので、
ベース電流値の測定は必要でなくなる。
【0031】
【発明の効果】上記に詳述した通り、本発明の電流検出
型ISEによれば、測定極と対極をスクリーン印刷で形
成できるから電極表面積は一定し、また各電解液層や感
応膜層はレジストインクによって同様にスクリーン印刷
で凹部を形成した中に塗布するため、塗布面積は一定
し、各層は均一な厚みを持って形成される。さらに非常
に薄い機能性膜を作製することができるため、膜抵抗の
小さい安定な出力が得られ、測定性能を著しく向上でき
る。また、製造容易で品質の安定した廉価なディスボー
ザブルタイプの電流検出型ISEを構成することができ
る。
型ISEによれば、測定極と対極をスクリーン印刷で形
成できるから電極表面積は一定し、また各電解液層や感
応膜層はレジストインクによって同様にスクリーン印刷
で凹部を形成した中に塗布するため、塗布面積は一定
し、各層は均一な厚みを持って形成される。さらに非常
に薄い機能性膜を作製することができるため、膜抵抗の
小さい安定な出力が得られ、測定性能を著しく向上でき
る。また、製造容易で品質の安定した廉価なディスボー
ザブルタイプの電流検出型ISEを構成することができ
る。
【図1】 従来のプローブ型(筒状)電流検出型ISE
の構造を示す図、
の構造を示す図、
【図2】 本発明の絶縁性基板に電流電流検出型ISE
を配設したプレート型ISEの平面図、
を配設したプレート型ISEの平面図、
【図3】 図2のA−A'の線に沿った拡大断面図、
【図4】 図3の構造で酵素電極とした場合を示す断面
図、
図、
【図5】 図3の電流電流検出型ISEを用いて水溶液
中のカリウムイオンを測定した時のサイクリックボルタ
モグラム、
中のカリウムイオンを測定した時のサイクリックボルタ
モグラム、
【図6】 図4の酵素(尿素)電極で尿素を測定した場合
のサイクリックボルタモグラムである。
のサイクリックボルタモグラムである。
1:ガラス管 2:透析膜 3:テトラフルオロエチレン製チューブ 4:イオン
感応液 5:内部溶液−II 6:銀/塩
化銅電極 7:ガラス管 8:テトラ
フルオロエチレン膜 9:内部溶液−I 10:ナイロ
ンメッシュ膜 11:テトラフルオロエチレン製チューブ
感応液 5:内部溶液−II 6:銀/塩
化銅電極 7:ガラス管 8:テトラ
フルオロエチレン膜 9:内部溶液−I 10:ナイロ
ンメッシュ膜 11:テトラフルオロエチレン製チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7363−2J G01N 27/30 353 B 7363−2J 353 P
Claims (5)
- 【請求項1】 測定極と対極からなる電極系を設けた絶
縁性基板を有して成り、前記測定極上に親水性高分子を
含んでなる第1の電解液層と疎水性高分子を含んでなる
イオン感応層を設け、更に前記電極系全体の上に親水性
高分子含んでなる第2の電解液層を積層したことを特徴
とする電流検出型乾式イオン選択性電極。 - 【請求項2】 第1および第2の電解液層それぞれが、
ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カ
ルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールおよ
びゼラチンから成る群から選択された少なくとも一種の
親水性高分子ならびにポリエチレングリコール、グリセ
リン、ピロリドンカルボン酸、ソルビトールおよび界面
活性剤からなる群から選択された少なくとも一種の保湿
剤的機能を有する物質との組成物と、該組成物中に含ま
れた支持電解質イオンから成る請求項1記載の電流検出
型乾式イオン選択性電極。 - 【請求項3】 イオン感応層は、可塑剤、イオン感応物
質および疎水性支持電解質を含んだポリ塩化ビニルから
成る請求項1記載の電流検出型乾式イオン選択性電極。 - 【請求項4】 第2の電解液層の表面を親水性または疎
水性高分子層で被覆してなる請求項1〜4のいずれかに
記載の電流検出型乾式イオン選択性電極。 - 【請求項5】 請求項4に記載の乾式イオン選択性電極
が、アンモニウムイオン選択性電極であって、被覆され
た疎水性高分子層の上に、蛋白質、グルタルアルデヒド
及び酵素の混合物を固相化してなる請求項1記載の電流
検出型乾式酵素電極。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013883A JPH06229973A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 電流検出型乾式イオン選択性電極 |
US08/187,067 US5397451A (en) | 1993-01-29 | 1994-01-27 | Current-detecting type dry-operative ion-selective electrode |
EP94101146A EP0608872B1 (en) | 1993-01-29 | 1994-01-27 | Current-detecting type dryoperative ion-selective electrode |
DE69406813T DE69406813T2 (de) | 1993-01-29 | 1994-01-27 | Stromdetektierende trocken operierende ionenselektive Elektrode |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013883A JPH06229973A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 電流検出型乾式イオン選択性電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06229973A true JPH06229973A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11845606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5013883A Pending JPH06229973A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 電流検出型乾式イオン選択性電極 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5397451A (ja) |
EP (1) | EP0608872B1 (ja) |
JP (1) | JPH06229973A (ja) |
DE (1) | DE69406813T2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6117289A (en) * | 1996-12-20 | 2000-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cholesterol sensor and method for producing the same |
JP2002207022A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイオセンサ |
JP2002221508A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | バイオセンサ |
JP2007232563A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Dkk Toa Corp | 電極体 |
JP2008541104A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-11-20 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 含水スペーサー層を有する酵素センサー |
JP2008545952A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-12-18 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 親水性ポリマーで被覆されたカバー膜層を含む酵素センサー |
JP2015510116A (ja) * | 2012-01-25 | 2015-04-02 | セノバ システムズ インコーポレイテッド | 分析物センサ |
JP2015209743A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | コンクリートの脱塩処理法、脱塩処理システム、再アルカリ化処理法、再アルカリ化処理システム、並びにこれらに用いる塩分センサ及びpHセンサ |
JP2020098208A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | ソウル ナショナル ユニバーシティ アールアンドディービー ファウンデーション | カリウムイオン測定のためのストリップ構造体 |
JP2020139818A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 国立大学法人 筑波大学 | 酸素電極及び測定装置 |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5858186A (en) * | 1996-12-20 | 1999-01-12 | The Regents Of The University Of California | Urea biosensor for hemodialysis monitoring |
US8527026B2 (en) | 1997-03-04 | 2013-09-03 | Dexcom, Inc. | Device and method for determining analyte levels |
US6001067A (en) | 1997-03-04 | 1999-12-14 | Shults; Mark C. | Device and method for determining analyte levels |
WO1999030144A1 (en) * | 1997-12-11 | 1999-06-17 | The Victoria University Of Manchester | Sensor devices and analytical method |
US20010051109A1 (en) * | 1998-09-18 | 2001-12-13 | Carter R. Anderson | Enzymatic analysis system |
US6740225B2 (en) * | 2000-03-07 | 2004-05-25 | Hathaway Brown School | Method for determining the amount of chlorine and bromine in water |
US6911131B2 (en) | 2000-03-29 | 2005-06-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Biosensor |
DE10065081A1 (de) * | 2000-12-23 | 2002-07-11 | It Dr Gambert Gmbh | Vorrichtung zur Bestimmung der Konzentration von Stickstoffmonoxid im Intestinaltrakt von Mensch oder Tier |
US20020142306A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Method of transferring molecules to a film laminate |
US7214300B2 (en) * | 2001-06-04 | 2007-05-08 | Epocal Inc. | Integrated electrokinetic devices and methods of manufacture |
US7201833B2 (en) * | 2001-06-04 | 2007-04-10 | Epocal Inc. | Integrated solid-phase hydrophilic matrix circuits and micro-arrays |
US20030032874A1 (en) | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Dexcom, Inc. | Sensor head for use with implantable devices |
US7828728B2 (en) | 2003-07-25 | 2010-11-09 | Dexcom, Inc. | Analyte sensor |
US7407570B2 (en) * | 2002-03-13 | 2008-08-05 | The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Disposable, self-administered electrolyte test |
GB0208095D0 (en) * | 2002-04-09 | 2002-05-22 | Dobson John V | Electrochemical sensor system and sensing method |
JP4708342B2 (ja) | 2003-07-25 | 2011-06-22 | デックスコム・インコーポレーテッド | 埋設可能な装置に用いる酸素増大膜システム |
US20050090607A1 (en) * | 2003-10-28 | 2005-04-28 | Dexcom, Inc. | Silicone composition for biocompatible membrane |
US8277713B2 (en) * | 2004-05-03 | 2012-10-02 | Dexcom, Inc. | Implantable analyte sensor |
US8744546B2 (en) | 2005-05-05 | 2014-06-03 | Dexcom, Inc. | Cellulosic-based resistance domain for an analyte sensor |
US20090143658A1 (en) * | 2006-02-27 | 2009-06-04 | Edwards Lifesciences Corporation | Analyte sensor |
US8583204B2 (en) | 2008-03-28 | 2013-11-12 | Dexcom, Inc. | Polymer membranes for continuous analyte sensors |
US8682408B2 (en) | 2008-03-28 | 2014-03-25 | Dexcom, Inc. | Polymer membranes for continuous analyte sensors |
US20090247856A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | Dexcom, Inc. | Polymer membranes for continuous analyte sensors |
US11730407B2 (en) | 2008-03-28 | 2023-08-22 | Dexcom, Inc. | Polymer membranes for continuous analyte sensors |
US20100072062A1 (en) * | 2008-05-05 | 2010-03-25 | Edwards Lifesciences Corporation | Membrane For Use With Amperometric Sensors |
US8900431B2 (en) | 2008-08-27 | 2014-12-02 | Edwards Lifesciences Corporation | Analyte sensor |
WO2010033724A2 (en) | 2008-09-19 | 2010-03-25 | Dexcom, Inc. | Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors |
CA2741853A1 (en) * | 2008-10-31 | 2010-05-06 | Edwards Lifesciences Corporation | Analyte sensor with non-working electrode layer |
US20110054284A1 (en) * | 2009-08-28 | 2011-03-03 | Edwards Lifesciences Corporation | Anti-Coagulant Calibrant Infusion Fluid Source |
DE102016217261A1 (de) | 2016-09-09 | 2018-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Selektive amperometrische Messung von nichtelektroaktiven Kationen und Einweg-Teststreifen |
CN108732217A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-11-02 | 深圳市西尔曼科技有限公司 | 铵离子微电极及其制作方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3856649A (en) * | 1973-03-16 | 1974-12-24 | Miles Lab | Solid state electrode |
US4040929A (en) * | 1975-09-15 | 1977-08-09 | Universal Oil Products Company | Oxygen sensor having thin film electrolyte |
JPS60108745A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-14 | Ngk Insulators Ltd | 電気化学的装置 |
US4929313A (en) * | 1984-11-23 | 1990-05-29 | Massachusetts Institute Of Technology | Amperometric electrochemical ion sensors and method for determining ion concentration |
US5312590A (en) * | 1989-04-24 | 1994-05-17 | National University Of Singapore | Amperometric sensor for single and multicomponent analysis |
US5271820A (en) * | 1992-06-19 | 1993-12-21 | Monsanto Company | Solid state pH sensor |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5013883A patent/JPH06229973A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-27 US US08/187,067 patent/US5397451A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-27 EP EP94101146A patent/EP0608872B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-01-27 DE DE69406813T patent/DE69406813T2/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6117289A (en) * | 1996-12-20 | 2000-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cholesterol sensor and method for producing the same |
JP2002207022A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バイオセンサ |
JP4627912B2 (ja) * | 2000-11-09 | 2011-02-09 | パナソニック株式会社 | バイオセンサ |
JP2002221508A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | バイオセンサ |
JP4763777B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-08-31 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 親水性ポリマーで被覆されたカバー膜層を含む酵素センサー |
JP2008541104A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-11-20 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 含水スペーサー層を有する酵素センサー |
JP2008545952A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-12-18 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 親水性ポリマーで被覆されたカバー膜層を含む酵素センサー |
US7959791B2 (en) | 2005-05-17 | 2011-06-14 | Radiometer Medical Aps | Enzyme sensor with a cover membrane layer covered by a hydrophilic polymer |
JP2007232563A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Dkk Toa Corp | 電極体 |
JP2015510116A (ja) * | 2012-01-25 | 2015-04-02 | セノバ システムズ インコーポレイテッド | 分析物センサ |
JP2015209743A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | コンクリートの脱塩処理法、脱塩処理システム、再アルカリ化処理法、再アルカリ化処理システム、並びにこれらに用いる塩分センサ及びpHセンサ |
JP2020098208A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | ソウル ナショナル ユニバーシティ アールアンドディービー ファウンデーション | カリウムイオン測定のためのストリップ構造体 |
JP2020139818A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 国立大学法人 筑波大学 | 酸素電極及び測定装置 |
JP2023053065A (ja) * | 2019-02-27 | 2023-04-12 | 国立大学法人 筑波大学 | 酸素電極、測定装置、及び酸素電極の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0608872B1 (en) | 1997-11-19 |
DE69406813D1 (de) | 1998-01-02 |
US5397451A (en) | 1995-03-14 |
DE69406813T2 (de) | 1998-06-04 |
EP0608872A1 (en) | 1994-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06229973A (ja) | 電流検出型乾式イオン選択性電極 | |
US5286365A (en) | Graphite-based solid state polymeric membrane ion-selective electrodes | |
US6663756B2 (en) | Microchip-type oxygen gas sensor based on differential potentiometry | |
US5645710A (en) | Glucose sensor and assay method | |
JPS62116252A (ja) | 電気化学分析の方法及び装置 | |
US20050006237A1 (en) | Ion-selective solid-state polymeric membrane electrondes | |
EP0603742B1 (en) | Potentiometric ion determinations using enhanced selectivity asymmetric ion-selective membrane electrodes | |
Yan et al. | A solid polymer electrolyte-bases electrochemical carbon monoxide sensor | |
GB1584788A (en) | Ion-selective electrode | |
Bartoszewicz et al. | Calibration free solid contact electrodes with two PVC based membranes | |
Ali et al. | Development of novel potentiometric sensors for determination of lidocaine hydrochloride in pharmaceutical preparations, serum and urine samples | |
EP0868662A1 (en) | Micromachined ion permeable composite membranes for amperometric ion detection | |
OsAKAI et al. | A novel amperometric ammonia sensor | |
Xu et al. | Disposable blood potassium sensors based on screen-printed thick film electrodes | |
Knoll et al. | Microfibre matrix-supported ion-selective PVC membranes | |
EP0683390A1 (en) | Current detection type ion selective electrode | |
US4867860A (en) | Method of manufacturing ion-selective electrodes for analyzing selected ions in solution | |
EP0483291A1 (en) | Electrochemical cell, reference electrode and electrochemical method | |
CA2466994C (en) | Potentiometric, ion-selective electrode | |
JPH1096710A (ja) | イオン濃度測定方法 | |
JPS63317096A (ja) | バイオセンサ | |
EP0230573B1 (en) | Selectively ion-permeable dry electrodes for analyzing selected ions in aqueous solution | |
Radi | Voltammetric study of glibenclamide at carbon paste and Sephadex-modified carbon paste electrodes | |
Khaled et al. | Novel metformin carbon paste and PVC electrodes | |
Migdalski et al. | A miniaturized and integrated galvanic cell for the potentiometric measurement of ions in biological liquids |