JPH06228730A - 粉末材料を吹き付けるためのプラズマ溶射装置 - Google Patents

粉末材料を吹き付けるためのプラズマ溶射装置

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JPH06228730A
JPH06228730A JP5277140A JP27714093A JPH06228730A JP H06228730 A JPH06228730 A JP H06228730A JP 5277140 A JP5277140 A JP 5277140A JP 27714093 A JP27714093 A JP 27714093A JP H06228730 A JPH06228730 A JP H06228730A
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PURASUMA TECHNIK AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 均一に規則的に処理される安定的なプラズマ
トーチを発生する。 【構成】 プラズマトロンの中央長手軸2の回りの円周
に沿って均等に配置された少なくとも3つのカソード部
材を有するカソード部1、当該カソード部材から離間し
て配置された環状のアノード部材、及び前記カソード部
1から前記アノード部材まで伸延し、当該アノード部材
に近接した第2端部のみならず前記カソード部に近接し
た第1端部を備えたプラズマ通路4を有し、前記プラズ
マ通路4は、相互に電気的に絶縁されている複数の環状
のニュートロード部材と同様に前記環状のアノード部材
とも境界を画し、プラズマトーチPSに粉末材料を供給
するための手段は、プラズマ通路4の前記第2端部に近
接して設置されている、粉末材料を吹き付けるためのプ
ラズマ溶射装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に加工物表面コーテ
ィング用の粉末材料を吹き付けるためのプラズマ溶射装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば溶融状態の粉末材料を素材表面
上に吹き付けるためのプラズマ溶射装置は、間接プラズ
マトロン、すなわち、プラズマトーチがノズル状部材か
ら流出し、このプラズマトーチが電気的に電流として導
通しないプラズマを生成する装置を使用する技術におい
て周知である。通常、プラズマは、トーチにより生成さ
れ、プラズマ通路を通過して出口ノズルへと案内され
る。ここにおいて、短いプラズマトーチを備えた装置と
長く伸びたプラズマトーチを備えた装置との間には、重
要な相違が存在する。
【0003】最近、市販され使用されているあらゆるプ
ラズマ溶射装置のうちの大部分において、プラズマトー
チは、ピン形状のカソード部材と中空円筒のアノード部
材との間の高電流アーク放電により生成される。ここ
で、たとえば金属若しくはセラミック粉末のような粉末
材料であるところの、溶融され軸方向に加速せられるべ
きコーティング材料は、前記プラズマトーチに導入さ
れ、これにより溶融状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの間接プラズマ
トロンを含むプラズマ溶射装置の多くは、熱量およびそ
の半径方向の温度分布に関する限り十分安定的とはいえ
ないという欠点を有している。結果として、プラズマト
ーチに供給される粉末材料は、温度的に不均一に処理さ
れることになる。こうして、吹き付けられた材料で生成
されたコーティングは、望ましい仕上げとはならない。
【0005】それらのプラズマ溶射装置におけるプラズ
マトーチのこの不規則性の理由は、一方において、多く
の異なった原因を有するプラズマトーチの不安定性にお
いて見受けられる。ここで、ある環境下において、電極
の延長部に沿って電気アークの裾部が移動するという事
実が重要な役目をなす。他方において、電気アークの裾
部のこの移動と関連して、このような結果となるプラズ
マトロンの中央長手軸についての電気アークの不均整な
形状は、粉末材料の不均一な温度的処理に帰着すること
になる。
【0006】短い電気アークを操作するプラズマトロン
における電気アークの裾部が移動する結果は、特に顕著
であり、それによって、ピン形状のカソードが一つの部
品、ノズル状のアノード(ドイツ連邦共和国実用新案N
o.1,932,150参照)の内部を貫通している。
アノードノズルが軸方向の延長部を有し、軸方向のみな
らず周方向にも電気アークの裾部が移動する結果が起こ
り得るからである。少なくとも、軸方向に裾部が移動す
る結果は、一つではなく数個のカソードを有するドイツ
連邦共和国公報No.3,312,232に開示された
プラズマ溶射装置に類似するものに予期される。
【0007】原則として、軸方向に裾部が移動する結果
は、プラズマ流の影響下、カソード部材からこのカソー
ド部材に対し最も離れたアノード部材上の一点まで、カ
ソード部材とノズル形状のアノード部材との間の電気ア
ークが軸方向に伸ばされるという事実によって起こる。
そのとき、電気アークは、上述したアノード部材の遠点
から断絶され、カソード部材に一番近いアノード部材の
一点に接触する。この現象は、毎秒数キロサイクルの領
域の周波数でほぼ周期的に繰り返されることが実験でわ
かった。これらの電気アークの長さにおける変動と結合
された電圧変動は、過酷なエネルギー変動(±30%ま
で)に帰し、こうしてフリープラズマトーチ強度の一致
した変動に帰着する。ここで、プラズマトーチに供給さ
れる粉末材料は、不規則に扱われる。
【0008】電気アークの不均整な形状は、フリープラ
ズマトーチの半径方向の温度分布もまた不均整であるこ
とを、結果的に有している。すなわち、プラズマトーチ
の熱い中央領域は、プラズマトロンの中央長手軸からあ
る偏差に支配される。この偏差は、アノードノズルから
のプラズマ流が電気アークの裾部、すなわちプラズマト
ロンの偏心した設置位置でさらに熱せられるという事実
によってさらに増大される。特に、深刻なのは、電気ア
ークの周方向の裾部の移動と結合した、そのようなプラ
ズマトーチの偏差である。ここにおいて、プラズマトー
チの一種の首振り動作が生まれ、通常、不規則な行路を
有し、もし据え付けの供給手段から粉末材料が外部から
供給されれば粉末材料のさらに悪い処理に帰着する。
【0009】これらの関連において、いくらか良い結果
が、プラズマトロンがたとえば欧州公報NO.0,24
9,238 A2において開示されているように長い電
気アークで作動するプラズマ溶射装置で達成され得る。
このプラズマ溶射装置は、環状のアノード部材と、相互
に電気的に絶縁された複数の環状のニュートロード部材
とを備えたプラズマ通路を有している。アノード部材の
前面に配置された複数のニュートロードを備えたこの縦
つなぎ状の設計により、アノード側端部での電気アーク
の軸方向の裾部の移動はそれを避けられる。しかしなが
ら、そのようなプラズマトロンにおいては、欧州公報N
o.0,249,238 A2に開示されているよう
に、もし電気アークが単一のカソード部材から起こるの
であれば環状のアノード部材に沿って電気アークの顕著
な周方向の裾部の移動が存在する。この点において、そ
の状況は、短い電気アークで作動するプラズマトロンに
関してこの以前に述べたものに似通っている。このよう
に、この場合においても、横から供給された粉末材料の
不均一な温度的処理が発生する。
【0010】本発明の目的は、従来技術のプラズマ溶射
装置の欠点を有しない粉末材料を吹き付けるためのプラ
ズマ溶射装置を提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、安定的なフリープラ
ズマトーチを発生する粉末材料を吹き付けるためのプラ
ズマ溶射装置を提供することにある。
【0012】本発明のさらに別の目的は、そこに供給さ
れた粉末材料が均一に規則的に処理されるプラズマトー
チを発生する粉末材料を吹き付けるためのプラズマ溶射
装置を提供することにある。
【0013】
【発明の概要】これら及びその他の目的を達成するため
に、第1の側面によれば、本発明は、長く伸びたプラズ
マトーチを生成するのに適合した間接プラズマトロンを
有し、また中央長手軸とプラズマトーチに粉末材料を供
給するための手段とを有する、特に加工物表面コーティ
ング用の粉末材料を吹き付けるためのプラズマ溶射装置
を提供するものである。
【0014】プラズマトロンは、プラズマトロンの中央
長手軸の回りの円周に沿って均等に配置された少なくと
も3つのカソード部材を有するカソード部、カソード部
材から離間して配置された環状のアノード部材、及びカ
ソード部からアノード部材まで伸延するプラズマ通路を
有している。プラズマ通路は、アノード部材に近接した
第2端部のみならずカソード部に近接した第1端部を有
している。
【0015】前記プラズマ通路は、相互に電気的に絶縁
されている複数の環状のニュートロード部材と同様に、
環状のアノード部材とも境界を画している。プラズマト
ーチに粉末材料を供給するための手段は、プラズマ通路
の第2端部に近接して設置される。
【0016】第2の側面によれば、本発明は、長く伸び
たプラズマトーチを生成するのに適合した間接プラズマ
トロンを有し、また中央長手軸と、プラズマトーチに半
径方向に粉末材料を供給するための第1手段と、プラズ
マトーチに軸方向に粉末材料を供給するための第2手段
とを有する、特に加工物表面コーティング用の粉末材料
を吹き付けるためのプラズマ溶射装置を提供するもので
ある。
【0017】プラズマトロンは、プラズマトロンの中央
長手軸の回りの円周に沿って均等に配置された少なくと
も3つのカソード部材を有するカソード部、カソード部
材から離間して配置された環状のアノード部材、及びカ
ソード部からアノード部材まで伸延するプラズマ通路を
有している。プラズマ通路は、アノード部材に近接した
第2端部のみならずカソード部に近接した第1端部を有
している。前記プラズマ通路は、相互に電気的に絶縁さ
れている複数の環状のニュートロード部材と同様に、環
状のアノード部材とも境界を画している。
【0018】プラズマトーチに粉末材料を供給するため
の第1手段は、プラズマ通路の第2端部に近接して設置
されており、プラズマトーチに粉末材料を供給するため
の第2手段は、プラズマ通路の第1端部に近接して設置
されている。
【0019】発明に対応したプラズマ溶射装置における
電気アークの行路に関してなされる試験によれば、次の
ことが示される。すなわち、3つのカソード部材を備え
たカソード部を使用すると、個々のカソード部材で発す
る電気アークは、環状のアノード部材での共通の裾部に
終束し裾部の移動を受けやすい共通の電気アークに統合
せず、3つの個々の電気アークは3つのカソード部材で
発し、アノード部材での別個の裾部に終束する。これら
の電気アークの裾部は、環状のアノード部材の周方向に
沿って移動しないで、局部的に固定される。たとえば、
プラズマ通路におけるプラズマガスの流れが渦を巻くよ
うな場合には、アノード部材での電気アークの個々の裾
部は、カソード部材に関していくらかオフセットし得
る。たとえプラズマトロンが狭い若しくは局部的に狭い
プラズマ通路を有していたとしても、ここの以前に述べ
たような電気アークの行路の変化は起こらないというさ
らなる観察は、特に重要である。
【0020】この方法では、安定した状態は、電気アー
クの全道筋に沿って維持され得るものであり、プラズマ
トーチへ横から供給される粉末材料に対して、均一なエ
ネルギー変換を許容し、安定的なフリープラズマトーチ
が生成され得るという結果をもたらす。
【0021】
【実施例】次に、添付する図面を参照して本発明に係る
装置の好ましい実施例がさらに記述されるであろう。こ
こで、図1は、プラズマ溶射装置の第1の実施例の縦断
面図を示す。そして、図2は、プラズマ溶射装置の第2
の実施例のカソード部と結合部品を表す部分断面図を示
す。
【0022】図1に示されるプラズマ溶射装置は、相互
に平行に伸び、そして本装置の中央長手軸2の回りの円
の周方向に配列される長手方向にロッド状のカソード部
1の形状に構成する3つのカソード部材を有している。
カソード部1の配列は、中央長手軸について対称となっ
ており、カソード部1は、円の周方向に沿って均等に配
置されている。さらに、本装置は、基本的にカソード部
1とアノード3との端部間に伸延するプラズマ通路4と
同様にカソード部1から所定距離だけ離間して配置され
る環状のアノード3を有している。プラズマ通路4は、
環状のアノード3と同様に、相互に電気的に絶縁された
複数の基本的に環状に形成されたニュートロード6〜1
2により境界を画している。
【0023】カソード部1は、電気絶縁材料からなるカ
ソード支持部材13に固定される。それと同軸に、カソ
ード支持部材13の一端に隣接して、アノード3と同様
にニュートロード6〜12を取り囲む電気絶縁材料から
作られる中空のスリーブ状のアノード支持部材14が配
置される。上述の構成は、金属スリーブ15,16,及
び17によって一体的に固定される。第1金属スリーブ
15は、一端(図1において左)にフランジを有してお
り、これは、カソード支持部材13の端部フランジに、
ねじ(図示せず)によって固定される。第1金属スリー
ブ15の他端は、おねじ部を有しており、対応するめね
じ部を有する同軸に配した第2金属スリーブ16の一端
に螺合して固定される。第2金属スリーブ16の他端に
は、内側に向いたフランジが設けられている。第3金属
スリーブ17は、その一端(図1において右)に、めね
じ部を有しており、アノード支持部材14の外表面に設
けられたおねじ部と螺合する。第3金属スリーブ17の
他端は、第2金属スリーブ16の右端(図1において)
に設けられた上述した内フランジと係合する外フランジ
を有している。このように、第1金属スリーブ15がカ
ソード支持部材13のフランジに固定された後、また、
第3金属スリーブ17がアノード支持部材14と螺合し
た後、第2金属スリーブ16は、第1金属スリーブ15
と螺合すべく、第3金属スリーブ17上をスライドし得
る。これにより、アノード支持部材14をカソード支持
部材13に対して押し付ける。
【0024】第3金属スリーブ17は、さらに、アノー
ド3の部分34に当接されるフランジエッジ18を有し
ている。このため、プラズマ通路4を形成する構成要素
は、一体的に固定され、それによってカソード部1に最
も近接する複数のニュートロード6〜12のうちのニュ
ートロード6がアノード支持部材14に設けられた内側
凹部19に当接する。
【0025】カソード部1は、プラズマ通路4に向かう
方向の自由端部に、特に、導電性、熱伝導性が良く、同
時に、たとえばトリウムタングステンのように高融点を
有する材料からなるカソードピン20が設けられる。こ
こで、カソードピン20は、カソードピン20の軸が関
連したカソード部1の軸と同軸にならないように、カソ
ード部に関して配列される。このオフセットは、カソー
ド部1の軸よりもカソードピン20の軸の方が、装置の
中央長手軸2に接近するほどのものである。
【0026】カソード支持部材13のプラズマ通路4に
面した側面には、たとえばガラスセラミック材料のよう
な非常に高い融点を有する材料からなる中央絶縁部材2
1が設けられている。この絶縁部材21は、カソードピ
ン20が挿通して中空室22まで伸延する前部孔を有し
ており、前記中空室22は、カソード部1に最も近接し
て配置され、プラズマ通路4の最初の部分を形成する第
1ニュートロード6の内面により構成される。絶縁部材
21の外筒表面の自由に露呈した部分は、半径方向に所
定距離をもって、ニュートロード6の内面により構成さ
れたプラズマ通路4の壁の一部と面している。これによ
り、環状室23が形成され、環状室23は、プラズマガ
スをプラズマ通路4の最初の部分にある中空室22の中
に供給するのに利用される。
【0027】プラズマガスPGは、カソード支持部材1
3に設けられた横通路26を通して供給される。横通路
26は、同じくカソード支持部材13に設けられた縦通
路27と結合している。さらに、カソード支持部材13
には、環状通路28と、この環状通路28に結合する縦
通路27の出口が設けられている。横通路26の中に入
るプラズマガスPGは、縦通路27を通過して環状通路
28の中に流れ、そこから環状室23に流入する。中空
室22に流入するプラズマガスPGの最適な層状流を達
成するため、絶縁部材21には、環状通路28と環状室
23とを連通させる複数の孔部30を有する環状の分配
ディスク29が設けられている。
【0028】プラズマ通路4を構成する要素、すなわち
ニュートロード6〜12及びアノード3は、たとえばボ
ロン窒化物のような電気絶縁材料で作られた環状ディス
ク31によって相互に電気的に絶縁されており、シール
リング32によって気密に相互に連結されている。プラ
ズマ通路4は、カソード部1の近くに配置され、プラズ
マ通路4の他の領域より小さな直径を持つ領域33を有
している。減少した直径を持つその領域33から出発し
て、プラズマ通路は、アノード3に向けて、最も狭いポ
イントでの、すなわち領域33におけるプラズマ通路の
直径の少なくとも1.5倍の直径まで増加する。図1に
よれば、この直径の増加後、プラズマ通路4は、アノー
ド3に近接した端部まで円筒形状を呈する。
【0029】ニュートロード6〜12は、好ましくは銅
または銅合金から作られる。アノード3は、たとえば銅
または銅合金から作られる外リング34と、非常に良好
な導電性、熱伝導性を有すると同時に、たとえばトリウ
ムタングステンのように高融点を有する材料から作られ
る内リング35とから構成されている。
【0030】プラズマガスの流れが、プラズマ通路4の
最初の領域における、すなわちカソード部1に近接した
プラズマ通路4の壁に結果的に存在するギャップによっ
て妨げられることを回避するため、カソード部1に最も
近接して配置されたニュートロード6は、直径を減少さ
せて全領域33まで伸延している。結果として、カソー
ド側端部の領域にあるプラズマ通路4の壁52は、連続
的に形成され、直径を減少させて全領域33まで滑らか
になっている。
【0031】プラズマトーチや熱いプラズマガスの熱に
直接さらされるすべての部品は、水により冷却される。
このために、いくつかの循環通路が、カソード支持部材
13、カソード部1、およびアノード支持部材14に設
けられており、その中を冷却水KWが循環し得る。特
に、カソード支持部材13は、3つの環状循環通路3
6,37および38を有しており、それぞれ供給管3
9,40および41と連結される。アノード支持部材1
4は、アノード3の領域に配置された環状循環通路42
と、ニュートロード6〜12の領域に配置され、すべて
のニュートロード6〜12を取り巻く環状冷却室43と
を有している。供給管39により供給される冷却水KW
は、縦通路44を通過し、温度的に最も負荷のかかるア
ノード3を取り巻く環状循環通路42に、まず導かれ
る。そこから、冷却水は、ニュートロード6〜12の筒
表面に沿って冷却室43を通過して戻るように流れ、縦
通路45を通過して環状循環通路37の中に流れ込む。
供給管41により供給された冷却水は、環状循環通路3
8に入り、そこから、各カソード部1に加えられた冷却
室46に入る。冷却室46は、円筒壁47により再分さ
れる。カソード部から、冷却水は、最終的に同様に環状
循環通路37の中に流れ込み、全冷却水は、供給管40
を経て装置から流出する。
【0032】図面の図1において、電気アーク50(そ
のうちの2つは図示されている)のおおよその行路もま
た模式的に示されている。アノード部材に近接した、そ
の裾部は、環状のアノード部材3の内円周に沿って均等
に配される。さらに、破線で、フリープラズマトーチP
Sの初期部分がプラズマ通路4から流出するのが模式的
に示されている。
【0033】たとえば金属粉末のようなコーティング材
料のフリープラズマトーチ中への供給は、耐熱材料から
作られる環状の供給部51によって達成され、アノード
部材3に近接して配置された金属スリーブ部材17に固
定されている。環状の供給部51には、半径方向に伸延
する孔の形状を呈する複数の通路52が設けられ、ここ
に、コーティング材料SMが、キャリアガスによって連
結管53を経て供給される。この例においては、2つの
半径方向に伸延する孔は、一方が他方の反対側となるよ
うに設けられている。しかしながら、単一の通路52を
備えた環状の供給部を有するような設計も可能であり、
また、3つ又はそれ以上の半径方向に伸延する孔を含む
設計も可能である。後者の場合には、通路52は、好ま
しくは、環状の供給部51の円周に沿って均等に配され
る。さらに、環状の供給部51の軸直角平面に関して、
通路52を傾斜させる可能性も存在し、これにより、通
路は、プラズマトーチPSに向けてか、あるいはプラズ
マトーチPSから離れるようにしてか、いずれか適切に
導かれる。
【0034】ある状況下において、アノードに近接した
領域でフリープラズマトーチPS中にコーティング材料
を供給するだけでなく、カソードに近接したプラズマト
ロンの端部でキャリアガスTGと一緒にコーティング材
料SMを供給することは、有利となり得る。このため
に、特に図2に示された実施例によれば、カソード支持
部材13と絶縁部材21とを軸方向に貫通する供給管2
4を設けることができる。このほかのすべての点におい
て、図2によるカソード部は、図1に示したものと同じ
であり、同じ部品には同一参照番号が付されている。
【0035】公知技術として、もしコーティング材料が
カソードに接近して供給されれば、電気アークの全エネ
ルギーは、コーティング材料を溶融するために利用する
ことができ、電気アークからプラズマトーチまで伝わる
エネルギーの部分だけではない。上述したエネルギー状
態とカソード室における高エネルギー集中とを考える
と、高融点を有するコーティング材料を図2に示したカ
ソード部13,20,21を通して供給し、低融点を有
するコーティング材料を前述した図1に示した環状の供
給部51によって供給することは、有利であることがわ
かる。これらの状況下においては、カソード側のコーテ
ィング材料の供給とアノード側のコーティング材料の供
給とを伴なって、同じプラズマトロンを同時に若しくは
交互に動作させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、少
なくとも3つのカソード部材を備えたカソード部を使用
しており、個々のカソード部材で発する電気アークは、
環状のアノード部材での共通の裾部に終束し裾部の移動
を受けやすい共通の電気アークに統合せず、3つの個々
の電気アークは3つのカソード部材で発し、アノード部
材での別個の裾部に終束する。したがって、これらの電
気アークの裾部は、環状のアノード部材の周方向に沿っ
て移動しないで、局部的に固定され、従来のような電気
アークの行路の変化を防止することができる。
【0037】また、電気アークの安定した状態は、その
全道筋に沿って維持され得るものであり、プラズマトー
チへ横から供給される粉末材料に対して、均一なエネル
ギー変換を許容し、安定的なフリープラズマトーチを生
成することができる。
【0038】こうして、プラズマトーチに供給される粉
末材料は、温度的に均一に処理されることになり、吹き
付けられた材料で生成されたコーティングは、望ましい
仕上げとなる。
【0039】さらに、プラズマトーチに半径方向に粉末
材料を供給するための第1手段と、プラズマトーチに軸
方向に粉末材料を供給するための第2手段とを有し、前
記第1手段は、前記プラズマ通路の前記第2端部に近接
して設置され、前記プラズマトーチに前記粉末材料を供
給するための前記第2手段は、前記プラズマ通路の前記
第1端部に近接して設置されるようにしたので、高融点
を有するコーティング材料を第2手段により供給し、低
融点を有するコーティング材料を第1手段により供給す
ることもでき有利である。また、前記第1手段および前
記第2手段による供給を伴なって、同じプラズマトロン
を同時に若しくは交互に動作させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラズマ溶射装置の第1の実施例の縦断面図
である。
【図2】 プラズマ溶射装置の第2の実施例のカソード
部と結合部品を表す部分断面図である。
【符号の説明】
1…カソード部、 2…中央長手
軸、3…アノード、 4…プラズ
マ通路、6〜12…ニュートロード 13…
カソード支持部材、14…アノード支持部材、
20…カソードピン、50…電気アーク、
51…供給部、52…通路、
PG…プラズマガスSM…コーティング材
料、 PS…プラズマトーチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長く伸びたプラズマトーチを生成するの
    に適合した間接プラズマトロンを有し、また中央長手軸
    と前記プラズマトーチに粉末材料を供給するための手段
    とを有する、特に加工物の表面のコーティング用の粉末
    材料を吹き付けるためのプラズマ溶射装置であって、 前記プラズマトロンは、当該プラズマトロンの前記中央
    長手軸の回りの円周に沿って均等に配置された少なくと
    も3つのカソード部材を有するカソード部、当該カソー
    ド部材から離間して配置された環状のアノード部材、及
    び前記カソード部から前記アノード部材まで伸延し、当
    該アノード部材に近接した第2端部のみならず前記カソ
    ード部に近接した第1端部を備えたプラズマ通路を有
    し、 前記プラズマ通路は、相互に電気的に絶縁されている複
    数の環状のニュートロード部材と同様に、前記環状のア
    ノード部材とも境界を画し、 前記プラズマトーチに前記粉末材料を供給するための前
    記手段は、前記プラズマ通路の前記第2端部に近接して
    設置されていることを特徴とするプラズマ溶射装置。
  2. 【請求項2】 長く伸びたプラズマトーチを生成するの
    に適合した間接プラズマトロンを有し、また中央長手軸
    と、前記プラズマトーチに半径方向に粉末材料を供給す
    るための第1手段と、プラズマトーチに軸方向に粉末材
    料を供給するための第2手段とを有する、特に加工物の
    表面のコーティング用の粉末材料を吹き付けるためのプ
    ラズマ溶射装置であって、 前記プラズマトロンは、当該プラズマトロンの前記中央
    長手軸の回りの円周に沿って均等に配置された少なくと
    も3つのカソード部材を有するカソード部、当該カソー
    ド部材から離間して配置された環状のアノード部材、及
    び前記カソード部から前記アノード部材まで伸延し、当
    該アノード部材に近接した第2端部のみならず前記カソ
    ード部に近接した第1端部を備えたプラズマ通路を有
    し、 前記プラズマ通路は、相互に電気的に絶縁されている複
    数の環状のニュートロード部材と同様に、前記環状のア
    ノード部材とも境界を画し、 前記プラズマトーチに前記粉末材料を供給するための前
    記第1手段は、前記プラズマ通路の前記第2端部に近接
    して設置されており、前記プラズマトーチに前記粉末材
    料を供給するための前記第2手段は、前記プラズマ通路
    の前記第1端部に近接して設置されていることを特徴と
    するプラズマ溶射装置。
  3. 【請求項3】 前記プラズマ通路の前記第2端部に近接
    して設置される前記プラズマトーチに前記粉末材料を供
    給するための前記手段は、前記アノード部材に近接した
    前記プラズマトロンの第2端部に固定された環状の供給
    部を有し、 当該環状の供給部は、環状の供給部の外側からその内面
    に伸延する少なくとも1つの粉末供給通路を有し、 前記少なくとも1つの粉末供給通路の外側端部に供給管
    が連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のプラズマ溶射装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの粉末供給通路は、
    前記プラズマトロンの前記中央長手軸に関して基本的に
    半径方向に伸延していることを特徴とする請求項3に記
    載のプラズマ溶射装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの粉末供給通路は、
    プラズマトーチに向けてか、あるいはプラズマトーチか
    ら離れるようにしてかのいずれかに、前記プラズマトロ
    ンの前記中央長手軸に直交する平面に関して傾斜してい
    ることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ溶射装
    置。
  6. 【請求項6】 互いに対向するように配置された2つの
    粉末供給通路が設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載のプラズマ溶射装置。
  7. 【請求項7】 前記環状の供給部の円周に沿って均等に
    配される3つ又はそれ以上の粉末供給通路が設けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ溶射装
    置。
  8. 【請求項8】 前記プラズマトーチに軸方向に前記粉末
    材料を供給するための前記第2手段は、前記プラズマ通
    路の方向に向けられ、前記カソード部に最も近接する前
    記ニュートロード内を貫通する、中央に配置される供給
    管を有してなる請求項2に記載のプラズマ溶射装置。
  9. 【請求項9】 前記プラズマ通路は、前記カソード部に
    近接した位置に減少した直径を持つ領域を有し、当該減
    少した直径を持つ領域から前記アノード部材に向けて開
    くように形成してなる請求項1又は2に記載のプラズマ
    溶射装置。
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