JPH06227824A - ガラス容器成形機用のフィーダ - Google Patents

ガラス容器成形機用のフィーダ

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Publication number
JPH06227824A
JPH06227824A JP31808493A JP31808493A JPH06227824A JP H06227824 A JPH06227824 A JP H06227824A JP 31808493 A JP31808493 A JP 31808493A JP 31808493 A JP31808493 A JP 31808493A JP H06227824 A JPH06227824 A JP H06227824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
molten glass
feeder
container
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP31808493A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul Buettiker
ポール・ブッティカー
Timothy J Liska
ティモシー・ジェイ・リスカ
Can Nguyen
キャン・グエン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Emhart Glass Machinery Investments Inc
Original Assignee
Emhart Glass Machinery Investments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Emhart Glass Machinery Investments Inc filed Critical Emhart Glass Machinery Investments Inc
Publication of JPH06227824A publication Critical patent/JPH06227824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/08Feeder spouts, e.g. gob feeders
    • C03B7/094Means for heating, cooling or insulation

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガラス製品を形成する際のタネの重量を制御
するためのフィーダを提供する。 【構成】 本フィーダは、溶融ガラス12を収容するス
パウトボウル11と、オリフィスプレート36と、加熱
/冷却要素H/Cとを備える。成形されたガラス容器の
重量が小さい場合には、加熱/冷却要素H/Cが、ネッ
ク部32を加熱して排出開口30を通過する溶融ガラス
の管壁せん断応力を減少させ、これにより、成形される
タネ37の重量を増大させる、成形されたガラス容器の
重量が大きい場合には、加熱/冷却要素H/Cが、ネッ
ク部32を冷却して排出開口30を通過する溶融ガラス
の管壁せん断応力を増大させ、これにより、成形される
タネ37の重量を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融ガラスの別個のタ
ネを受け取ってこれらタネをガラス容器に成形するI.
S.(個々のセクション)機械の如き機械に関し、より
詳細には、タネを上述の如き機械に供給するためのフィ
ーダに関連して使用されるスパウトボウル・アセンブリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス製品を製造する工程においては、
ガラスの固体成分が、バッチ毎に炉の中で融解され、そ
の後前炉を通過する。該前炉は、加熱及び冷却の両方を
行うための手段を有する後方セクションすなわち冷却セ
クションと、通常は加熱だけを行う手段を有していて調
節セクションすなわち均等化セクションと呼ばれる前方
セクションとから構成することができる。上記前炉の端
部には通常、スパウト及びフィーダの機構が設けられ、
これによりスパウト及びフィーダは協働して溶融ガラス
をタネに形成し、これらタネをガラス容器成形機へ送
る。
【0003】前炉は、スパウト及びフィーダの機構と共
に、ガラスの形成に最も適した温度にある溶融炉からガ
ラスを受け取り、そのガラスを、所望の重量、形状及び
温度を有する均一なタネとして、製造される物品に適し
た速度で成形機に供給するように機能する。通常、スパ
ウトはそれ自身が、保有する溶融ガラスの温度を制御す
るための加熱要素を備えている。上述の保有される溶融
ガラスの上方の空気を加熱するガスバーナの形態の加熱
要素は、米国特許第4,725,301号、第2,99
0,649号、第2,623,330号、及び第2,1
39,911号に開示されている。
【0004】スパウトボウルの排出部における温度及び
粘性を均一にすることが長い間の目標であり、従って、
通常は、溶融ガラスを混合する技術が用いられている。
例えば、ボウルを回転させたり、スパウトボウルのチュ
ーブを回転させたり、あるいは、出口の形状を適正に選
定することにより渦流を形成することができる。このよ
うな技術に関しては、例えば、米国特許第1,869,
921号、及び第1,870,210号を参照された
い。
【0005】米国特許第4,682,998号及び第
4,708,729号は、(1)溶融ガラスの温度、均
質性及び粘性、(2)フィーダのボウルの中のガラスの
レベルすなわち液位、(3)オリフィスの穴の摩耗、及
び、(4)運動可能な構造体の運動、すなわち、チュー
ブの回転、プランジャの速度及びストローク、並びに、
せん断刃の切断速度を調節することにより、タネの重量
を制御することができることを教示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、タネ
の重量を制御するための改善された装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ガラス
容器成形機用のフィーダが提供され、該フィーダは、垂
直方向に伸長する細長いネック部を有するスパウトボウ
ルを備える。上記ネック部は、溶融ガラスが上記スパウ
トボウルを出るために連続的に流過する垂直方向の排出
通路を有している。本フィーダはまた、上記排出通路を
出る上記溶融ガラスを少なくとも1つのランナに形成す
るオリフィスプレートも備える。上記ランナは、選択さ
れた重量を有していて容器に成形される溶融ガラスの独
立したタネを形成するように切断される。本フィーダは
更に、上記排出通路に沿って流れる上記溶融ガラスの摩
擦に打ち勝つために必要とされるせん断応力を調節する
ことにより、上記タネの重量を制御するための手段と、
上記ネック部を加熱して上記排出通路に沿って流れる溶
融ガラスの管壁せん断応力を減少させ、これにより、成
形されるタネの重量を増大させるための加熱手段と、上
記ネック部を冷却して上記排出通路に沿って流れる溶融
ガラスの管壁せん断応力を増大させ、これにより、成形
されるタネの重量を減少させるための冷却手段とを備え
る。
【0008】本発明の他の目的及び利点は、以下の記
載、並びに、本発明の好ましい実施例を示す図面から明
らかとなろう。
【0009】
【実施例】三連式のタネI.S.機械用のスパウトボウ
ル・アセンブリ10が図1に示されている。スパウトボ
ウル11は、セラミック材料から通常の如く形成されて
おり、フィーダ(図示せず)から供給される溶融ガラス
12を収容している。収容されている溶融ガラスは、バ
ーナブロック14に設けられる通常のガスバーナ(図示
せず)によって加熱することができる。バーナブロック
の頂部には、開口18を有するスパウトカバー16が設
けられており、上記開口を通って円筒形のチューブ20
が伸長し、該チューブの底部22と上記スパウトボウル
の底面24との間に、溶融ガラス用の環状の排出通路を
形成している。3つのプランジャ26が、上記チューブ
を通って下方に伸長しており、上記プランジャは、スパ
ウトボウルの細長いネック部32の排出開口30の中へ
下方に伸長し、上記ネック部の開口30を閉鎖するオリ
フィスプレート36のそれぞれの開口34に整合してい
る。プランジャ26は、共通の平面に配列され、タネ3
7が成形される度毎に垂直方向において往復運動する。
溶融ガラスのランナ38が、オリフィス開口34から連
続的な流れ、対応する数のせん断刃の対(明瞭に図示す
るためにせん断刃はそれぞれの正しい位置から概ね90
°回転した状態で示されている)39によって、別個の
タネに切断される。熱損失を低減するために、スパウト
ボウル10とスパウトボウル・ハウジング42との間に
は断熱材40が設けられている。
【0010】図2に示すように、I.S.機械で成形さ
れた容器50の重量が計量装置52によって周期的に計
量され、その重量は、適宜なトランスミッタすなわち発
信機54によってタネ重量コントローラGWCに伝送さ
れ、該タネ重量コントローラは、その伝送された重量を
タネ重量の目標値と比較する。容器の重量は、スパウト
の細長いネック部32を通って下方に流れる溶融ガラス
の管壁せん断応力を調節することにより制御することが
できる。図1から分かるように、スパウトのネック部は
細長く、従って、加熱/冷却要素H/Cが、オリフィス
プレートに隣接する位置からスパウトのネック部の周囲
に延在することができる。上記加熱/冷却要素の中に
は、パワーコントローラWCによって制御されるパワー
トランスミッタWTによって励起される熱源(加熱コイ
ルの形態とすることができる)56が設けられている。
パワーコントローラWCは、設定可能な目標値SPを設
定することにより、タネ重量コントローラGWCによっ
て制御される。
【0011】加熱/冷却要素の中には、ブロア又はポン
プ62によって冷却用の空気又は液体(冷媒)が供給さ
れる冷却コイル60も設けられている。上記冷媒の温度
は、温度指示計TIによって監視することができる。冷
却速度は、熱量コントローラBTUCによって制御され
る速度制御器SCによって決定される。熱量コントロー
ラは、設定可能な目標値SPを用いて、タネ重量コント
ローラGWCによって制御される。
【0012】容器の重量が大きすぎる場合には、タネ重
量コントローラGWCが、熱量コントローラBTUCに
対する目標値を増大させ、次に、上記熱量コントローラ
が、ブロア/ポンプ62に対する目標値SPを増大させ
て冷却速度を高める。これにより、スパウトのネック部
32の壁部におけるせん断応力が増大して溶融ガラスの
流量が低下し、従って、タネの重量が減少する。容器が
軽すぎる場合には、タネ重量コントローラが、パワーコ
ントローラWCに対する目標値を増大させてパワートラ
ンスミッタによって加熱コイル56に与えられる電力を
増大させ、これにより、スパウトのネック部の壁部を加
熱してせん断応力を減少させることにより、タネの重量
を増大させる。
【0013】単一の加熱/冷却要素H/Cをスパウトの
ネック部26の周囲に設けることができ、また、加熱/
冷却要素は複数の部分を備えることもできる。例えば、
加熱/冷却要素を一対の半円形の要素から構成し、これ
ら一対の半円形の要素を、上記プランジャの平面を横断
し且つ中央のプランジャに交差する中間面で合わせるこ
とができる。この場合には、図3に示すように、各々の
側すなわち各々の半円形の要素は、その各々の隣接する
オリフィスから形成される容器の重量を評価することに
より、制御されることになる。この加熱/冷却はせん断
応力を変えに十分な程度であるので、成形されるタネの
温度に殆ど影響を与えない。スパウトのネック部の垂直
方向の寸法は、スパウトのネック部の内壁に沿って流れ
る溶融ガラスの管壁せん断応力を所望の如く変化させる
に十分な環状の表面積を上記H/C要素に与えるように
選定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って形成されたスパウトボウルを示
す側方立面図である。
【図2】スパウトボウル用の制御装置を示す概略図であ
る。
【図3】図1の線3−3に沿って取った断面図である。
【符号の説明】
10 スパウトボウル・アセンブリ 11 スパウトボ
ウル 12 溶融ガラス 30 排出開口 32 ネック部 34 オリフィス
開口 36 オリフィスプレート 37 タネ 38 ランナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ブッティカー アメリカ合衆国コネチカット州06002,ブ ルームフィールド,バンベリー・レーン 5 (72)発明者 ティモシー・ジェイ・リスカ アメリカ合衆国コネチカット州06092,ウ エスト・シムズベリー,シャーウッド・レ ーン 1 (72)発明者 キャン・グエン アメリカ合衆国マサチューセッツ州01106, ロングメドゥ,インバーネス・レーン 44

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス容器成形機用のフィーダにおい
    て、 垂直方向に伸長する細長いネック部を有するスパウトボ
    ウルであって、前記ネック部は、溶融ガラスが該スパウ
    トボウルを出るために連続的に流過する垂直方向の排出
    通路を有している、前記スパウトボウルと、 前記排出通路を出る前記溶融ガラスを少なくとも1つの
    ランナに形成するオリフィスプレートであって、前記ラ
    ンナは、選択された重量を有していて容器に成形される
    溶融ガラスの独立したタネを形成するように切断される
    ようになされている、前記オリフィスプレートと、 前記排出通路に沿って流れる前記溶融ガラスの摩擦に打
    ち勝つために必要とされるせん断応力を調節することに
    より、前記タネの重量を制御するための制御手段とを備
    え、該制御手段が、 前記ネック部を加熱して前記排出通路に沿って流れる溶
    融ガラスの管壁せん断応力を減少させ、これにより、成
    形されるタネの重量を増大させるための加熱手段と、 前記ネック部を冷却して前記排出通路に沿って流れる溶
    融ガラスの管壁せん断応力を増大させ、これにより、成
    形されるタネの重量を減少させるための冷却手段とを備
    えることを特徴とするフィーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1のガラス容器成形機用のフィー
    ダにおいて、 成形された容器を計量する手段と、 成形される容器の望ましい重量を決定する手段と、 前記タネの1つから成形された容器の重量と前記望まし
    い重量との間の差を判定する手段と、 前記加熱手段又は前記冷却手段を作動させて前記排出通
    路の壁部におけるせん断応力を減少あるいは増大させ、
    これにより、前記排出通路からの溶融ガラスの流れを増
    大あるいは減少させて前記差を小さくする手段とを備え
    ることを特徴とするフィーダ。
JP31808493A 1992-12-18 1993-12-17 ガラス容器成形機用のフィーダ Pending JPH06227824A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US99271492A 1992-12-18 1992-12-18
US992714 1992-12-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227824A true JPH06227824A (ja) 1994-08-16

Family

ID=25538652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31808493A Pending JPH06227824A (ja) 1992-12-18 1993-12-17 ガラス容器成形機用のフィーダ

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EP (1) EP0603009A3 (ja)
JP (1) JPH06227824A (ja)

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JP2022528199A (ja) * 2019-04-11 2022-06-08 ソシエテ ユーロペアンヌ デ プロデュイ レフラクテール ガラス分配路の為のフォアハースタンク組立体

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EP0603009A3 (en) 1995-06-07
EP0603009A2 (en) 1994-06-22

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