JPH0622775U - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH0622775U
JPH0622775U JP5908692U JP5908692U JPH0622775U JP H0622775 U JPH0622775 U JP H0622775U JP 5908692 U JP5908692 U JP 5908692U JP 5908692 U JP5908692 U JP 5908692U JP H0622775 U JPH0622775 U JP H0622775U
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JP
Japan
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tube
heat exchanger
plate
present
large number
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Pending
Application number
JP5908692U
Other languages
English (en)
Inventor
外治 田中
雅雄 花田
忠道 青山
Original Assignee
東洋ラジエーター株式会社
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Publication date
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Priority to JP5908692U priority Critical patent/JPH0622775U/ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が極めて少なく製造容易で且つ目詰
まりが生じ難いと共に、チューブ内を流通する熱交換媒
体の流通抵抗の少ないものを提供すること。 【構成】 渦巻き状に湾曲形成された金属製のチューブ
と、そのチューブの一側面に接合されると共に、多数の
開口が形成された金属製プレートとを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案の熱交換器は、一例として排気量50cc程度のファミリーバイクに好 適な、構造が簡単で耐久性の高い、エンジン冷却用水冷型熱交換器として利用で きるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にエンジン冷却用水冷型熱交換器は、多数のチューブと多数のフィンとを 有し、部品点数が多い欠点がある。そのため排気量50cc程度のファミリーバ イクに用いるには高価過ぎるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、部品点数が極めて少なくそれを安価に提供できると共に、流 体抵抗が少なく熱交換を促進し得るものを提供することを目的とし、その目的達 成のために次の構成をとる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の熱交換器は、渦巻き状に湾曲形成された金属製のチューブと、そのチ ューブの一側面に一方の表面が接合されると共に、多数の開口が形成された金属 製プレートとを具備するものである。
【0005】
【作用】
一例としてチューブ内にエンジン冷却水が流通し、そのチューブ外面及びプレ ート外面に冷却用空気流が導かれる。そして、プレートの多数の開口からそれが 流通してチューブ内のエンジン冷却水を冷却する。渦巻き状に湾曲形成された金 属製チューブ内を流通する冷却水は、その流通抵抗が小さく、円滑に流通されて 熱交換が促進される。
【0006】
【実施例】
次に、図面にもとづいて本考案の実施例につき説明する。 図1は本考案の第一実施例の斜視図であり、図2はその縦断面図である。 この実施例の熱交換器は、アルミニューム製又はその合金板からなる一対のプ レート3,9の間にアルミニューム製又はその合金材からなる断面円形のチュー ブ1が介装される。このチューブ1は渦巻き状に塑性変形され、その中心の端部 がプレート3に貫通すると共に、他端部が一対のプレート3,9の縁部からその 平面に平行に突出されている。又、プレート3,9の四隅部等には取付け孔4が 穿設され、この取付け孔4を介してファミリーバイクのエンジン前面等に固定さ れる。 プレート3,9の表面には多数の開口2が形成されている。即ち、この実施例 では、図1及び図2に示す如く多数のルーバーを切り起こし形成し、そのルーバ ーによって開口2が形成される。
【0007】 さらに、プレート9の周縁は立ち上げられて導風縁部7を形成する。そして、 この導風縁部7側が空気流8側に対向して配置される。チューブ1の両端部はエ ンジンブロックのウォータージャケットに連結され、チューブ1内を比較的高温 のエンジン冷却水が循環する。そして、プレート9の導風縁部7内に捕捉された 空気流8は、開口2を介して後方に流出する。 なお、空気流8は車両の走行に伴って流通するものであるが、ファン等を用い た強制通風を行ってもよい。 次に、図3は本考案の第二実施例であり、この実施例では一枚のプレート3上 にチューブ1が直接ろう付け固定されている。プレート3の表面にはルーバーが 切り起こされ、そこに開口2が形成されている。 次に、図4は本考案の第三実施例であり、この実施例ではプレート3表面に多 数の開口2が穿設されている。この開口2の形状は、図の如く円形であっても矩 形であってもよい。
【0008】 次に、図5は本考案の第四実施例であり、この実施例ではチューブ1が偏平管 からなり、この偏平管の長軸が常にプレート3に直交して渦巻き状に湾曲形成さ れたものである。 又、図6はこれに対しチューブ1の短軸がプレート3に直交して渦巻き状に湾 曲形成されたものである。この実施例では、上下に一対のプレート3が配置され ている。 なお、これらの偏平管は図7に示すように、その表面に多数の溝状の凹凸部6 が設けられたものであっても、図8の如くディンプル5が設けられたものであっ ても良い。このディンプル5及び凹凸部6は、チューブ1の内外面に凹凸し、内 部の冷却水を攪拌するものである。それと共に、外面を流通する空気流を攪拌し 熱交換を促進するものである。 又、本熱交換器は上記用途以外に各種用途に利用される。
【0009】
【考案の効果】
本考案の熱交換器は、プレート3と渦巻き状に形成されたチューブ1とからな り、このプレート3に多数の開口2が形成されたという極めて簡単な構成からな るため、目詰まりを防止し耐久性が高く、熱交換性能を永年維持できるものを安 価に提供する効果がある。 又、本考案のチューブ1は渦巻き状に湾曲形成されたものであるから、そのチ ューブ1内に流通する熱交換媒体の圧力損失を軽減し、流通を促進して熱交換性 能を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の斜視略図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】本考案の第二実施例の要部斜視図。
【図4】本考案の第三実施例の要部斜視図。
【図5】本考案の第四実施例の要部断面図。
【図6】本考案の第五実施例の要部縦断面図。
【図7】本考案の熱交換器に用いられるチューブ1の他
の実施例を示す略図。
【図8】本考案の熱交換器に用いられるチューブ1のさ
らに他の実施例を示す略図。
【符号の説明】
1 チューブ 2 開口 3,9 プレート 4 取付け孔 5 ディンプル 6 凹凸部 7 導風縁部 8 空気流

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻き状に湾曲形成された金属製チュー
    ブと、該チューブの一側面に一方の表面が接合されると
    共に、多数の開口が形成された金属製プレートとを具備
    する熱交換器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記チューブ及びプ
    レートがアルミニューム又はその合金からなり、両者間
    がろう付け固定された熱交換器。
JP5908692U 1992-07-30 1992-07-30 熱交換器 Pending JPH0622775U (ja)

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JP5908692U JPH0622775U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 熱交換器

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JP5908692U JPH0622775U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 熱交換器

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JPH0622775U true JPH0622775U (ja) 1994-03-25

Family

ID=13103184

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JP5908692U Pending JPH0622775U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 熱交換器

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JP (1) JPH0622775U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020966A1 (fr) * 1997-10-20 1999-04-29 Nkk Corporation Structure de four metallurgique et procede d'exploitation utilisant ledit four metallurgique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020966A1 (fr) * 1997-10-20 1999-04-29 Nkk Corporation Structure de four metallurgique et procede d'exploitation utilisant ledit four metallurgique

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