JPH062270Y2 - 半導体ペレット剥離装置 - Google Patents

半導体ペレット剥離装置

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JPH062270Y2
JPH062270Y2 JP12275388U JP12275388U JPH062270Y2 JP H062270 Y2 JPH062270 Y2 JP H062270Y2 JP 12275388 U JP12275388 U JP 12275388U JP 12275388 U JP12275388 U JP 12275388U JP H062270 Y2 JPH062270 Y2 JP H062270Y2
Authority
JP
Japan
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wafer
push
wafer sheet
semiconductor
sheet
Prior art date
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JP12275388U
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JPH0244332U (ja
Inventor
徳久 彌永
洋一 松岡
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New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体ウエハをペレットごとに分割するのに
用いる装置で、ウエハシートに粘着してスクライブした
半導体ウエハをスクライブラインで分離してゆき、分離
したペレットをウエハシートから剥離してゆく半導体ペ
レット剥離装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来の半導体ペレット剥離装置の一例の概略構
造を示す側面図、第6図は第5図におけるウエハシート
表面に粘着した半導体ウエハを示す平面図、第7図は第
5図における突上げテーブル先端部の詳細な構造を示す
断面図である。
図において1はウエハセットリング、2は周辺をウエハ
セットリングに固定して展張したウエハシート、3はウ
エハシート2表面に粘着した半導体ウエハ、31は半導
体ウエハ3のスクライブライン、4はXYテーブル、5
はウエハセットリング1とXYテーブル4を接続するジ
ョイント部、6は突上げテーブル先端部、61はシート
吸着穴、62は突上げ針である。
ウエハシート2表面に半導体ウエハ3を粘着してスクラ
イブした後、該ウエハシート2を周辺をウエハセットリ
ング1に固定して展張し、展張したウエハシート2を裏
面から突上げテーブル先端部6で突上げ、XYテーブル
4でウエハセットリング1を移動する。
展張したウエハシート2の裏面からの突上げテーブル先
端部6の突上げ位置近くの半導体ウエハ3のスクライブ
ライン31には引っ張り力が加わり、破断されるか、破
断され易くなる。そして、スクライブライン31は、先
端部6の角部を通過するとき殆ど破断される。
分離したペレットが先端部6の頭部平面に位置したと
き、ウエハシート2が上記ペレットの接着した部分の近
傍で減圧される吸着穴61に吸着されて、該ペレットが
中央部をウエハシート2の裏面から突上げ針62に突上
げられ、剥離される。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の上記構造の半導体ペレット剥離装置では、突上げ
テーブル先端部6の突上げ位置が半導体ウエハ3の周辺
部に移動するにつれて、ウエハシート2に必要以上に過
大な引っ張り力が加わり、ウエハシート2の伸びがひど
くなり、ペレット間の間隔が変化したり、突上げテーブ
ルとウエハシート2の角度が大きくなり、ペレットが突
上げテーブル先端部6の角部を通過する時点で、各ペレ
ットがある程度剥離した状態になり、突上げテーブル先
端部6の頭部平面ではペレットが傾くことなどにより、
ペレット認識装置に誤動作が発生したり、ペレット位
置、角度のばらつきがひどくなるという問題があった。
本考案は上記の問題を解決するためになされたもので、
突上げテーブル先端部6の突上げ位置が半導体ウエハ3
の周辺部に移動しても、ウエハシート2に局部的に過大
な張力が生じないものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の半導体ペレット剥離装置は、ウエハシート表面
に貼着した半導体ウエハをウエハシートの裏面から突上
げる突上げテーブル先端部の突上げ位置に応じて、すな
わち、ウエハセットリングの水平方向の移動に応じて該
ウエハセットリングが垂直方向に移動し、ウエハシート
に過大な引っ張り力が加わらない構成としたものであ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例の構造を示す側面図、第2図
は第1図における本考案に係る部分の拡大図である。
図において1,2,4,6は第5図の同一符号と同一ま
たは相当するものを示し、5a,5bはウエハセットリ
ング1とXYテーブル4を接続するジョイント部、7は
スライダ、8はばね、9a,9bはストッパーである。
ウエハセットリング1は、スライダ7によって、XYテ
ーブル4に対し、ストッパー9a,9bで制限される範
囲内で上下に移動できる。
一方、ウエハセットリング1は、ばね8によって、引き
下げられていて、ジョイント部5aの底面がHの高さ
の状態に保たれている。
突上げテーブル先端部6の突上げ位置が半導体ウエハの
中央部附近の場合は、ウエハシート2の張力がばね8の
弾力より小さく、ウエハセットリング1はジョイント部
5aの底面がHの高さに保たれていて、突上げ位置が
半導体ウエハの周辺部に移動するにつれて、ウエハシー
ト2の張力が大きくなり、ばね8の弾力に抗して、ウエ
ハセットリング1が上方に移動する。
そして、突上げ位置が半導体ウエハの周辺端部になった
とき、ウエハセットリング1はジョイント部5aの底面
がHの高さになるように、ばね8の弾力が調整されて
いる。
第3図は本考案の他の実施例の構造を示す側面図、第4
図は第3図における案内板の構造を示す斜視図である。
図において1,2,4,5a,5b,6,7,8,9
a,9bは第1図の同一符号と同一または相当する部分
を示し、10がアーム、11は回転体、12は表面に円
錐状の凹みを持った案内板である。
この構造では、ばね8の微妙な調整が必要でなく、ばね
8によって引き下げられているウエハセットリング1
は、XYテーブル4で水平方向に移動すると、回転体1
1が案内板12の凹みの面上を移動することにより、ウ
エハセットリング1が第1図に示す実施例の場合と同様
の上下移動を行ない、ウエハシート2に過大な引っ張り
力が加わることが避けられる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、突上げテーブル
の突上げ位置の移動につれて、ウエハセットリングが上
下に移動し、ウエハシートに過大な引っ張り力が加わる
ことが避けられるので、ペレット認識装置に誤動作が発
生しなくなり、ペレット位置、角度のばらつきが小さく
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構造を示す側面図、第2図
は第1図における本考案に係る部分の拡大図、第3図は
本考案の他の実施例の構造を示す側面図、第4図は第3
図における案内板の構造を示す斜視図、第5図は従来の
半導体ペレット剥離装置の一例の概略構造を示す側面
図、第6図は第5図におけるウエハシート表面に貼着し
た半導体ウエハを示す平面図、第7図は第5図における
突上げテーブル先端部の詳細な構造を示す断面図であ
る。 1…ウエハセットリング、2…ウエハシート、4…XY
テーブル、5a,5b…ジョイント部、6…突上げテー
ブル先端部、7…スライダ、8…ばね、9a,9b…ス
トッパー、10…アーム、11…回転体、12…案内
板。 なお図中同一符号は同一または相当する部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺をウエハセットリングに固定して展張
    したウエハシートが保持する表面に貼着してスクライブ
    した半導体ウエハを上記ウエハシートの裏面から傾斜面
    をもつ突上げテーブルで突上げ、上記ウエハセットリン
    グをXYテーブルで移動して、上記ウエハシート表面に
    貼着した半導体ウエハをスクライブラインで分離してゆ
    き、分離した半導体ペレットを上記ウエハシートの裏面
    から上記突上げテーブルの突上げ針で突上げて剥離して
    ゆく半導体ペレット剥離装置において、上記ウエハシー
    ト表面に貼着した半導体ウエハをウエハシートの裏面か
    ら突上げる突上げテーブルの突上げ位置に応じて上記ウ
    エハセットリングが上記XYテーブルに対して上下に移
    動し、上記ウエハシートに局部的な過大張力が生じない
    構造としたことを特徴とする半導体ペレット剥離装置。
JP12275388U 1988-09-21 1988-09-21 半導体ペレット剥離装置 Expired - Lifetime JPH062270Y2 (ja)

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JP12275388U JPH062270Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 半導体ペレット剥離装置

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JPH0244332U JPH0244332U (ja) 1990-03-27
JPH062270Y2 true JPH062270Y2 (ja) 1994-01-19

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ID=31370978

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SG163493A1 (en) * 2009-01-22 2010-08-30 Esec Ag Die ejector

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JPH0244332U (ja) 1990-03-27

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