JPH06226482A - ナイフ保持板の支持部材の構造 - Google Patents

ナイフ保持板の支持部材の構造

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JPH06226482A
JPH06226482A JP4151878A JP15187892A JPH06226482A JP H06226482 A JPH06226482 A JP H06226482A JP 4151878 A JP4151878 A JP 4151878A JP 15187892 A JP15187892 A JP 15187892A JP H06226482 A JPH06226482 A JP H06226482A
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JP
Japan
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knife
knife holding
supporting member
holding plate
supporting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4151878A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuji Yanagimoto
忠二 柳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITAMI KOGYO KK
ITAMI MACHINE WORKS
Original Assignee
ITAMI KOGYO KK
ITAMI MACHINE WORKS
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Publication date
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Publication of JPH06226482A publication Critical patent/JPH06226482A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,レーザ加工の施されるナイフ保持
台を針状部材の先端部にて支持する支持部材の構造に関
し,上記ナイフ保持台を貫通したレーザ光が上記針状部
材の先端部に照射された場合でも,該先端部が溶かされ
ないようにすることを目的をする。 【構成】 ナイフ保持台2を支持する複数の針状部材2
3,23,…の各先端部23aが略球冠形状に形成され
ている。これにより,上記ナイフ保持台2を貫通したレ
ーザ光14が上記先端部23aに照射されても,この表
面で上記レーザ光14は拡散反射されてエネルギーの集
中が回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,レーザ加工の施される
ナイフ保持台(ナイフ保持板)を針状部材の先端部にて
支持する支持部材の構造に関し,例えば長尺薄板状のシ
ート加工用のナイフを嵌入固定するナイフ嵌入溝を上記
ナイフ保持台に形成する際の支持部材として好適であ
る。
【0002】
【発明の背景】例えば,打ち抜きプレス加工などにより
紙,プラスチック,段ボールなどのシートを所定形状に
打ち抜いたり,これに折り目をつけるために,この種の
ナイフが用いられる。この一例としてのナイフAは,図
3及び図4に示す如く,薄肉(例えば肉厚0.4〜1.
0mm),帯状であって,刃先1を有し,断面が略矩形形
状に形成されている。そして,このナイフAは,木製で
平板状のナイフ保持台2に連続的に貫通形成されたナイ
フ嵌入溝3に嵌入固定される。上記ナイフAが固定され
たナイフ保持台2は,薄肉鉄板11,紙製のシート10
及び裏板4と共に図示せぬ打ち抜きプレスに装着されて
シートの加工に供される。上記ナイフ嵌入溝3は,レー
ザ加工により予め所定形状(抜き型に対応する形状)に
形成される。この場合,上記ナイフ保持台2は,図5及
び図6に示す如く,支持部材12を構成する複数の針状
部材13,13,…の各先端部13aにて支持され,図
外のレーザ加工装置から照射されたレーザ光14にて複
数の例えば抜き型15a,15b,15c,15dのそ
れぞれに対応するナイフ嵌入溝3が形成される。このよ
うに単一のナイフ保持台2に複数の抜き型に対応するナ
イフ嵌入溝3を形成するのは,シート加工時における効
率を高めるためである。ところが,上記のようにして用
いられる従来の支持部材12では,図6からも明らかな
ように,針状部材13の先端部13aが平坦に形成され
ていることから,この先端部13aに上記レーザ光14
が直接照射された場合,この先端部13aが溶けて上記
ナイフ保持台2を安定的に支持することができないとい
う問題点があった。そこで,本発明は,上記事情に鑑み
て創案されたものであり,支持部材の先端部にレーザ光
が照射された場合でも,該先端部が上記レーザ光によっ
て溶かされることなく常に好適にナイフ保持板を支持す
ることのできる支持部材の構造の提供を目的とするもの
である。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,レーザ加工の施されるナイフ保持板を針状部材
の先端部にて支持する支持部材の構造において,上記針
状部材の先端部を略球冠形状となした点に係るナイフ保
持板の支持部材の構造である。
【0004】
【作用】本発明に係る支持部材では,ナイフ保持板を貫
通したレーザ光が針状部材の先端部に照射されても,こ
の表面で上記レーザ光は拡散反射される。即ち,エネル
ギーの集中が回避される。
【0005】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る支持部材を適用する
ことのできるレーザ加工装置の概略構成図,図2は図1
における要部拡大図である。この実施例に係る支持部材
22を備えたレーザ加工装置17は,図1及び図2に示
す如く,レーザ光14を発生させる従来から周知の装置
本体18と,当該レーザ加工装置17を制御する制御装
置19と,上記制御装置19に接続され,ナイフ保持台
2(ナイフ保持板)の重量を計測する重量計測器20
と,上記重量計測器20を支持するテーブル21とを具
備して構成されている。上記装置本体18は,上記制御
装置19にて自動設定された加工速度(X・Y方向に係
る),焦点距離(Z軸方向に係る:図5の紙面に対して
垂直方向),パワー密度にて駆動制御される。上記重量
計測器20では,その上面に上記ナイフ保持台2を支持
する上記支持部材22が配設されており,該支持部材2
2を構成する複数の針状部材23,23,23,…の各
先端部23aは,略球冠形状に形成されてその表面が鏡
面仕上げされている。このように針状部材23の先端部
23aを球冠形状とすることにより,上記ナイフ保持台
2を貫通したレーザ光14がこの先端部23aに照射さ
れても,この表面で上記レーザ光14は拡散反射されて
エネルギーの集中が避けられ,該先端部23aが前記従
来の支持部材12(図6参照)の場合のように溶かされ
るという不都合は回避される。
【0006】上記重量計測器20にて計測された上記ナ
イフ保持台2の重量に係るデータは,上記制御装置19
に入力され,該制御装置19内において,この重量に係
るデータ,予め入力されている上記ナイフ保持台2の容
積と,その比重とに基づいて該ナイフ保持台2の含水率
が算出される。上記のようにして算出された含水率に基
づいて,予め各種抜き型に対応して設定されている加工
速度,焦点距離,パワー密度に係るデータが自動修正さ
れる。このようにして自動設定された各種データに基づ
いて,上記制御装置19により装置本体18が駆動制御
され,上記ナイフ保持台2に所定形状の抜き型に応じた
ナイフ嵌入溝3が形成される。具体的には,ナイフ嵌入
溝3に関し,上記ナイフ保持台2の表面側の予め設定さ
れた所定の幅寸法tに基づいて焦点距離が設定され,裏
面側の幅寸法dが上述の幅寸法tと等しくなるように加
工速度が設定される。さらに,全体的なバランスを考慮
してパワー密度が設定される。そして,上記ナイフ保持
台2の木目方向に係る加工では加工速度が速められ,
又,含水率の程度に応じて,これが大きい場合には遅め
られ,小さい場合には速められる。尚,上記ナイフ保持
台2に用いる素材(木製の平板)に反りがある場合,ナ
イフ嵌入溝3に係る幅寸法t,dを違えてその反りに応
じた値に適宜変更し,上記ナイフ嵌入溝3にナイフが嵌
入された状態でナイフ保持台2全体が矯正されてその平
面度が確保され得るように上記レーザ加工装置17を制
御することも可能である。上記のような加工を実施する
ことにより,上記素材の無駄を除き,省資源化に大きく
寄与することができる。本実施例に係る支持部材22は
上記したように構成されている為,ナイフ保持台2を好
適に支持することができる。また,このようにして支持
されたナイフ保持台2に上記レーザ加工装置17にてナ
イフ嵌入溝3を形成する際,オペレータの手を煩わせる
ことなく,各種加工条件を自動設定して極めて簡便に加
工を行うことができる。尚,上記レーザ加工装置では,
図1に示す如く,上記重量計算器20を省略し,上記ナ
イフ保持台2の含水率を直接的に計測する例えば赤外線
式の含水率計測器24を上記装置本体18のレーザ照射
部25の近傍に配設し,該含水率計測器24にて上記ナ
イフ保持台2の含水率を直接計測し,このデータに基づ
いて上記制御装置19において各種制御データを自動設
定するようにしてもよい。
【0007】
【発明の効果】本発明は,上記したように,レーザ加工
の施されるナイフ保持板を針状部材の先端部にて支持す
る支持部材の構造において,上記針状部材の先端部を略
球冠形状となしたことを特徴とするナイフ保持板の支持
部材の構造であるから,ナイフ保持板を貫通したレーザ
光が針状部材の先端部に照射されても,レーザ光はこの
表面で拡散反射されて該先端部が溶かされるという不都
合は回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る支持部材を適用する
ことのできるレーザ加工装置の概略構成図。
【図2】 図1における要部拡大図。
【図3】 本発明の背景技術を説明するためのものであ
ってナイフ保持台にナイフが装着される前の状態での斜
視図。
【図4】 上記ナイフ保持台にナイフが装着された状態
での要部側断面図。
【図5】 複数種類の抜き型に対応したナイフ嵌入溝が
形成されるナイフ保持台の平面図。
【図6】 上記ナイフ保持台にナイフ嵌入溝を形成する
際の説明図。
【符号の説明】
2…ナイフ保持台(ナイフ保持板) 22…支持部材 23…針状部材 23a…先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工の施されるナイフ保持板を針
    状部材の先端部にて支持する支持部材の構造において,
    上記針状部材の先端部を略球冠形状となしたことを特徴
    とするナイフ保持板の支持部材の構造。
JP4151878A 1992-06-11 1992-06-11 ナイフ保持板の支持部材の構造 Pending JPH06226482A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054647A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Rezakku:Kk 抜き型の製造方法
JP2015030054A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社フナミズ刃型製版 刃型
JP2015505733A (ja) * 2011-11-23 2015-02-26 ハイコン システムズ リミテッドHighcon Systems Ltd カードボード操作システム及び方法

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