JPH0622637B2 - 特に歯科治療用の針の無い液体注射装置 - Google Patents

特に歯科治療用の針の無い液体注射装置

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JPH0622637B2
JPH0622637B2 JP63504486A JP50448688A JPH0622637B2 JP H0622637 B2 JPH0622637 B2 JP H0622637B2 JP 63504486 A JP63504486 A JP 63504486A JP 50448688 A JP50448688 A JP 50448688A JP H0622637 B2 JPH0622637 B2 JP H0622637B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、患者の歯の粘膜の内側に、直接歯肉に浸み込
むセット可能の圧力をうけるジェットを用いて液体を注
射するための装置を対象とする。
発明の背景 口腔外科によって人の歯にほどこされる数多くの治療、
特にに抜歯に先行して局部麻酔をおこなうため、あるい
はもっと一般的に定められた治療に適合する薬物を歯の
粘膜の内側に加療するためには、精密に管理された量の
液状薬剤を、場合によっては治療中にかなり高い頻度で
注射する必要がある。このため歯科治療に適合しかつ治
療師による取扱いを容易化するため理想的な人間工学を
供する装置が知られている。但しその形状は多かれ少な
かれ、空胴内を移動するピストンによって押された液体
が中空の針の内側通路を通って誘導される標準形注射器
に直接的に左右され、針は予め粘膜内の薬剤が注射され
るべき個所にその開いた切断端面を介して挿入されてい
る。しかしながらこれらの標準装置はあまり実用的では
なく、著しい針の消費を要し、その更新は個々の治療
後、ひいては各注射後にさえ不可欠とされる。さらに注
射器の先端に固定された針の使用は患者に常時外傷を与
え、これが患者によっては大きな苦痛を耐えることにな
る。他方では、この種の装置の使用は治療師に高い技術
を要求し、とりわけ薬剤が注射されるべき歯科の個所が
容易に接近できない場合、例えば頬面空洞の内部及び底
部あるいは切歯前面近傍にある場合、針の必要空間が選
ばれた場所が達し難ければ難いほど作業をむずかしくす
る。
最後に、粘膜内の針の挿入にしばしば付随する出血によ
って患者、ひいては治療師が汚染を受けることから生じ
る危険をことさら強調する必要はないが、しかしこのこ
とはこの種の針を用いる標準形注射装置の使用にとって
もう一つのかなり重要な欠点である。
この欠点を是正するため、メゾテラピーの名で知られる
治療技術内で使用される一般形式の無針注射装置により
上記注射器を交換することがすでに提案された。しかし
ながらこれに対応する装置によれば、前記歯肉と接触す
る衝撃力だけで歯肉に直接に浸透するきわめて細かい液
体ジェットを発出するピストンの起動が各噴射で行われ
るべき手動レバーを用いて行われる。重量装置は操作の
ための持ち運びがしにくく、とりわけこの装置は注射量
を変化させずその量は常に同じである。これはピストン
行程は常にそれ自体同一であるためである。さらにそれ
以上の分量の注射のためには、例えば深い局部麻酔を行
うため、有効量の薬剤の浸透は装置を起動するレバーの
一連の連続操作の実施と結びつき、これは満足すべき効
果条件の下で装置をあまり実用的でなくする。
最後に、もし一つの欠点はいくつかの具体例において注
射されるべき液体は装置の使用に先立って装置の内側に
取付けられた液槽内に移されねばならないから、薬剤を
変えるときは液槽の洗浄及び場合によっては無菌化の問
題が生じ、さらに薬剤の消費量がかさみ、余分の薬剤を
そのつど捨てなければならないという欠点がある。
発明の目的及び要約 本発明は無針注射装置、特に歯科技術に応用される装置
であって、先行技術の方法の欠点を是正し、特に加圧に
よりセット可能のジェットの生成を可能にすることによ
って任意に調節され得るリズムで繰返すことができ、装
置の操作は完全に空気圧式で操作者自身が加える単純な
圧力によって制御され、圧力は例えばペダル又はそれに
類する任意の手段のような作動部材に働きかけることに
よって得られ、歯科技術装置では常時入手可能の圧縮空
気を供給する制御コンソールが結合されている。
本発明装置は他方では、その形状がその使用に良く適合
することができるような方法で、歯医者の手の中で仕事
台上で手に入れることができる回転ドリル、水又は空気
スプレイャー等の通常使用の装置に慣れているのと全く
同じ方法で支えられることができるように設計されてお
り、そしてこれは装置の機械部品の設計と及びそれらの
作業運動学に基づいて、小重量の円筒形装置内に限定さ
れた直径と非常に小さい総空間により収納されることを
可能にするものである。
このため前記装置は2つに分割され得る部分で作られた
延長部分を含む。第1の部分は治療部分と呼ばれ、少な
くとも1個の、注射されるべき液体を含む封止性カート
リッジを含み、かつ液体をカートリッジから少なくとも
1個の前記第1部分に形成された可変分量の投与室へ運
ぶ移動を行う可動底部をもち、この底部は投与室の外側
への突発的な液体分配に続く細い液体ジェットを形成す
るための注射器を備えたノズルと連結する。第2の部分
は動力部と呼ばれ、交番運動を行い且つ空気圧式に制御
される可動装置を含んでおり、可動装置は作動ピストン
及び制御推進ばねを含んでおり、押し部材の移動作用の
下で徐々に圧縮されることによってこのピストンに作用
し、これは本体に設けられた気密室内で圧縮空気の圧力
によって生じ、押し部材の移動は圧縮空気圧の放出でば
ねが突発的に解放される時まで行われ、従ってピストン
の急速運動と、当初位置へ押し部材が戻るに先立って投
与室の外側に液体が押出されることを保証する。
装置の第1具体例では、可動装置は押出し部材の役割を
も果す動作ピストンを含む。ピストンは第2部分の本体
内部を作動ピストンの各側に配置された2個の室に分割
し、第1の室はカートリッジの可動底部によって部分的
に限定され、且つ圧縮空気の圧力下で、動作ピストンを
第2室内に収納された制御推進ばねの方向と逆の方向に
移動するように漸進的にセットされる。前記ばねは、作
動ピストンと同軸の分配器によって制御され且つ外気と
連絡する第1室内に圧力をかけるため行程終端において
ピストンによりごく僅かな距離だけ移動される第1室内
の突発的な圧力降下の後、動作ピストンの急速な戻りを
引き起こす。作動ピストンはその急速復帰中にその動き
を投与室内で推進ピストンへ可動に与え、液体を室外に
排出する。
本発明装置の別の特徴によれば、投与室外へ液体を排出
するピストンは封止部材を備えかつ前記室にスライド式
に取付けられたヘッドを含んでおる。前記ヘッドはステ
ムによって延長され、前記ステムの長さを調節するため
数個の連続部材で構成される。推進ピストンは付属ばね
の作用を常に設け、このばねは、動作ピストンに固く固
定された同軸端面部材に対してステムを押し戻し、且つ
ボデイの2部分が組立てられるときステム端面と接触す
る。
もう一つの具体例によれば、装置はより単純な構造の特
典を提供するものであって、さらに特に固定的かつ可動
的なさまざまな部品の形状により工業的に製造されやす
い構造をもつ。装置は一般に本体の軸の周りの回転形状
をもち、可動装置の作動ピストンは圧縮空気源に結合さ
れた圧縮室の内壁に対し弾性膜を介して結合された分離
された軸方向押し部材によって漸進的に圧縮された制御
ばねの作用を受け、作動ピストンを本体内にピストンと
同軸に設けられた1時的不動化部材に固く結合するため
の手段が備えられており、その方法は押し部材の予め定
められた行程をこえてばねの漸進的圧縮を引き起こすよ
うになっておる。ばねは突発的に解放され且つ注射され
るべき液体の投与室外への排出をもたらすことによって
ピストンの急速移動を生じ、投与室は液槽を形成するカ
ートリッジと連結する。
場合に応じて可動ピストンはカートリッジを含む装置の
1部であってもなくてもよい。従って前記カートリッジ
は本体内に不動化されあるいは逆にピストンと共に移動
可能であり、従って投与室外から注射ノズルへの液体の
突発的な排出がこのピストンの直接又は間接作用によっ
て行われることができる。
より有利にはブロック手段が、開放ハウジング内に取付
けられ、ピストンの外壁内に形成され、さらに同軸スリ
ーブによって適当位置に保持され、押し部材の効果でこ
の壁上をスライドするボールによって構成され、前記ス
リーブはスリーブの所定の行程を超えてピストンを解放
し且つボールを逃がすための形状凹部を含む。
図面の簡単な説明 先行且つ公知の技術的解決と比較して提供される利点を
より完全に明らかにするため本発明注射装置のその他の
特徴は、添付図面を参照して非限定例として示したいく
つかの具体例に関する以下の説明からより明らかになる
であろう。
第1図は第1具体例の互いに組合わせた2部分から成る
装置の外側概略図、 第2a図及び第2b図は前記装置の作動を説明するた
め、装置本体の2部分の機械的設計の詳細をより特定的
に説明する第1図の装置のより大きな縮尺による縦断面
図、 第3図は第2b図のIII−III線に従う断面図、 第4図は分配器の移動を示す第2b図の詳細図、 第5図は注射ノズルを支える装置端部の変形具体例の詳
細図、 第6a図及び第6b図は本発明装置の2つの連続部分の
変形具体例の説明図、 第7図は第6b図のII−II線による、僅かに大きめの尺
度の横断面図、 第8図及び第9図は、押し部材によって動作ピストンに
加えられる力、次に圧縮空気の制御圧によって起動され
る連続作動に従って装置の動作ピストンのブロッキング
と解放を行うための部品のより大きめの縮尺による縦方
向部分断面図、 第10図は装置カートリッジ内に含まれる液体に投与室へ
の前記液体の流れに必要な圧力を加えるための作用手段
の変形具体例の部分縦断面図、 第11及び第12図は液体ジェットの注射を行うに先立ち装
置が位置に適正にセットされるまで作動ピストンを不動
化するための装置の変形具体例のそれぞれ横断面図及び
縦断面図、 第13図は第11図及び第12図の装置の変形具体例の説明
図、 第14図及び第15図さらに第16図及び第17図は本発明装置
と結合したブロッキング装置の他の3つの変形例をそれ
ぞれ概略的に図解する説明図、 第18a図及び第18b図は前記装置の別の変形具体例に従う
装置の2つの連続部分を表す説明図である。
本発明の詳しい説明 本発明装置は外側は第1図に示す通りであって、ねじ付
き結合リング4によって作動するとき相互に結合した2
つの分離可能の部分2及び3で作られた延長本体1を事
実上含む。本体の部分2は治療部分と呼ばれ、2つの部
分2a及び2bで形成され、その第1部分は動力部分と呼ば
れる第2部分3の軸内に位置し、部材2bは軸方向で一定
方向に向かい、10〜15度の角度を部品2aと共に形成し、
液体の注射を実施したい位置に従って患者の口腔に多少
とも深く挿入することができる治療師用の装置の使用を
容易にする。部分2bは部分2bの反対側の端にヘッド5を
含み、ごく細くて力強い液体ジェットを以下に説明する
ような方法で形成するために適用された注射ノズルを備
えており、その形状は針又はそれに類する部材を使用せ
ずに患者の歯肉に直接に浸入することを可能にする。ヘ
ッド5の反対側の本体1の動力部分3は歯科手術装置の
コンソール内では標準的に用いられる圧縮空気源をもつ
接続装置6を含む。供給される圧縮空気の圧力は通常2
〜7バールに定められている。
第2a図、第2b図及び第3図は装置の本体1の2つの
部分2及び3の構造をより詳しく説明する。
第2a図から分かる通り、部分2はまた内側ハウジング
7と共に形成され、その内側には標準形のコンテナ又は
カートリッジ8が係合でき、特にカバー9を有し、その
内側には本発明装置の使用によって患者の歯肉の粘膜内
に正確に決定された投与に従い注射したいと思う液体量
が含まれている。カートリッジ8のカバー9はカートリ
ッジがハウジング内に挿入されるときハウジング7の底
部の方へ回転される端面に形成され、ゴム又は他の同種
の材料で作られた可撓性プレート11を支え、カバー9を
かたく閉じる縁のネック10が収縮を決める。可撓性プレ
ート11はネック10上で中央穴と共に形成されたかしめカ
プセル12によって公知の方法で固定される。その反対側
の端には、カバー9は側面に封止リング14を備えた円筒
形底部材13を含む。前記底部材13はカバー9内を運動す
るようになっておりそれが移動するにつれて、カートリ
ッジから封止プレート11内に予め設けられた出口通路を
介して、含まれる所定量の液体15をカートリッジから漸
進的に出させる。より有利にはカートリッジ内の液の残
量をチェックするためハウジング7に向き合う壁部2内
に窓7aが形成される。
このようにハウジング7内に取付けられたカートリッジ
8は、ハウジングの底に対して部材2の部分2a内にハウ
ジングと一列に設けられたねじ付き穴18内に前記部材の
端部上に形成された横断スロット16を用いてねじ締めさ
れた部材17に支えられている。部材17を介してダクト19
が延伸する。ハウジング7の内側方向に回転されるダク
トの端部にトロカール21のねじ付き端部20がはめ合い又
は押し込まれており、従って前記カートリッジがハウジ
ング7に挿入されたその切断斜角縁22を介してカートリ
ッジの封止プレート11に穴をあける。その逆の端にはダ
クト19は広げた空胴23に開き、空胴は穴付きリング25内
に限定され、その中にボール24が自由に取付けられ、後
に説明する条件の下で前記ダクトの出口に対してボール
が不動化されるとき前記ダクトのための閉じ弁を形成す
る。空胴23は好ましくは四角、三角又は他の断面をも
ち、従ってボール24がその端に対してリング25に支えら
れると、リングを通して延伸する通路は完全には閉じら
れず、空胴23及びリング25を通って流れるため後に説明
する方法に従ってカートリッジから液を取り出すことが
できる。前記空胴23は他方では前記部品は部分2aに結
合された部分の高さに部品2の部分2b内に形成された凹
み27に開く結合通路26を介して結合されている。この凹
み27は他方ではそれぞれ部分2a及び2b内で、相互の延長
部内に配置されかつ注射ヘッド5にカートリッジ8から
取り出された所定量の液を運び且つこの注射に必要な圧
力でヘッドの方へ送られることを可能にする2つの接続
ダクト28及び29と結合する。
ヘッド5内でダクト29は直角に曲げられた部材30に結合
されており、その端部には第2の弁が取付けられ、弁は
ばね32によって曲げ30の端に当てられるボール31で同様
に作られる。ばねはめくらハウジング34の内側溝内にね
じ締めされた取外し可能のノズル33の背後に面して支え
られ、これらの配置はノズルが摩耗又は破損したとき容
易な交換を可能にする。ノズル33は軸方向凹み35を含
み、前記凹みの底部にはルビー又は他の材料の微小板で
作られた注射器36があり、この材料は非常に固く特に加
圧下で液体ジェットにより生じる摩耗効果に耐え、前記
微小板は得られるジェットの寸法及び注射すべき液体の
性質に従って数百ないし数十分の1ミリメートルのオー
ダーの非常に小さい直径の穴を軸方向にあけられてい
る。
好ましくは、プラスチックの材料又はその他の保護キャ
ップ37は部分2の部品2bの端部を囲み、前記キャップは
ノズル30と同列にノズルにって与えられるジェットの出
口を妨げないように適当な開口をもつ。キャップ32は交
換可能で各装置の使用又は各患者への処置後に容易に処
分されることができる。
前記ダクト29と反対側のダクト28は注射されるべき液の
ための投与室38内の部品2a内に開く。室38内には、推進
又は分配ピストンと呼ばれる室38内での移動方向に従っ
て液体量の充填又は排出が室から行われるようにして配
置された該ピストン40のヘッド端に固定されたリップシ
ール39が取付けられている。ピストンヘッド40は他方で
はハウジング7の側部に本体1の内側部分2に設けられ
たもみ下げ42内にスライド式に取付けられた肩部41をそ
の中央部に含み、その内部には一方ではもみ下げ42の底
部に対して当接し他方では肩部41の下側に当接するばね
43が収納されており、その方法は本体の部分3の方向に
ピストンヘッド40が永久的に押戻されるようになってい
る。ピストンヘッド40はステム44の全長を調節するため
さまざまな長さの数個の部材44a,44b等々で作られるこ
とができる軸方向ステム44によって肩部41を超えて延伸
し、従って後に説明する通り、投与室58内への液体の吸
入量のセットを可能ならしめ、さらにステムの長さによ
ってピストンの各作動周期で注射されるべき量の関数と
して及び使用される液の性質に従ってこの量を修正する
ことができる。このようにして採用された長さのステム
44は肩部41の反対端を介して、ステムと同軸でありかつ
閉止部材46内に形成された適当な穴内にスライド式に取
付けられた端部部品45に衝止する。シール45aは部品46
を介して端部部品45の気密性を保証する。部品46は一方
では密閉される本体1の部分3の頂上にこれを固定し、
他方ではその上に2つの部分1及び2(第1図)を結合
するリング44をねじ止めすることを可能にする2重外側
ねじ溝47を含む。リング4は突出フランジ48によって部
分2上に並進式に停止され、フランジは前記部分の外面
上に設けられ、従って相互の最終衝止まで2部分を結合
するリングをねじ締めすることにより供給される。
閉止部材46は本体1の2つの部分2及び3がこのように
してリング4を介して相互の延長部内に結合されるとき
カートリッジ8の端をおおう。前記部材内にはスラスト
座金49が取付けられ、これを通して部材46の後部の本体
1の部分3内に配置された第1室51内に圧力を加えて圧
縮空気が挿入されることを可能にする軸方向通路50が延
伸し、カートリッジの可動底部13上に所定の圧力を及ぼ
して後に説明するような投与室38内に集まる一定量の流
体をカートリッジの外部に供給する。
閉止部材46の背後に形成された室51は他方では後に説明
する通り押し部材を形成する作動ピストン52を用いて本
体1の動力部分3内に構成され、中空溝53と共に反対
側の面に形成され、ピストン52と同時に端部部品の移動
が行われることを特に保証することによって作動ピスト
ン52に前記端部部品を固く結合するため端部部品45のヘ
ッド54を受取る。ピストンは外側リング55及び56を含
み、そして開き側みぞ内にはパツド58を本体の部品3の
内面に押し当ててピストン52の移動がどのようであれ室
51の永久的な気密性を提供する可撓性シール57を含む。
ピストン52は溝53と反対の面内すなわち本体1の背後に
向いた面内に内側凹み59を含み、その軸内にはピストン
の内側に押込まれた延長部61によって延伸する中空適合
部品60が取付けられている。適合部品60及びその延長部
61は圧縮空気を室51に供給することを可能にするため軸
方向に穴あけされている。
凹み59の内壁と適合部品60との間には強力制御及び推進
ばね62が取付けられ、ばねは一方ではピストン52の内側
の凹み59の底に設けられた内側支持面63に対して、他方
では内側動力部3に固定した支持ブロック65の支え面64
に対して押当する。ブロック65は互いにそれぞれ66,67,
68,69及び70に対して配置されかつ本体1内部に押込み
式又はスライド式に次々に係合された一連の円筒形リン
グで形成される。第1のリング66はサークリップ17によ
ってその位置に不動化される。反対側では、最終リング
70は本体1の端部で部分3から突出する軸方向延長部72
を含み、前記延長部72は前記部分3の対応する端部74に
当接する肩部73を含み、従って部分3を封入する。支持
ブロック65のリング装置の抑制は、一たび本体1内に置
かれると、部分3(第1図及び第2b図)の表面上に形
成された外側ねじ溝76上にねじ止めされたリング75を用
いて供給される。
支持ブロック65のリング66〜70の間には他方では参照番
号77,78,79,80及び81によって図示される平形シールが
固定され、その第1シール77はリング66と67との間に固
定され、第2シール78はリング67と68との間、その他も
同様に固定される。
リング及び平形シールを備える支持ブロックは段階付け
された軸方向通路82をも含み、これは特に可動分配器83
の固定ブロック65内に取付けるよう設計されている。
分配器83は取付けのため2個の連続する接合部品のブロ
ック内に形成され、第1の部分は狭い円筒形延長部86内
に終る大きめの径の延長部85によって延長された円筒部
84を含む。分配器83の第2部分は延長部88によって本体
1の背後に延伸する円筒部分87を同様に含み、装置は軸
89にねじ溝を付けられ、次に二重ナット90によって前記
軸上に固定される。
分配器83の支持ブロック65の通路82の内部への取付け
は、このようにしてブロックのさまざまなリングと分配
器の対応部分との間で参照番号91,92,93,94によって図
示された連続環形隙間を限定し、端部部品72はナット90
をとり囲むめくらハウジング95を軸方向に形成する。さ
らに、各種部材の配列は、第2b図に示される分配器83
の位置に、一方では円筒形延長部85と平形シール78との
間に自由に残された軸方向隙間96が、そして円筒形部分
87と平形シール80との間にも同じ幅の軸方向隙間97が備
わるようにされている。隙間92及び94とそれぞれ連絡す
るこれらの隙間96及び97は分配器83に可能の限定された
行程を主として決定する。このようにして本体1の背後
の支持ブロック65の内側の通路82への分配器の移動のた
めに隙間96及び97が消失するとき、部分85及び87は平形
シール78及び80と係合状態に入り、そして同時にこれら
の同じ円筒部分85及び87と平形シール77及び79との間に
同一の隙間それぞれ96a及び97a(第4図)が出現する。
分配器83の背後の端部部品72のハウジング95の内部に設
けられたばね98によって、分配器に図の右から左へ向か
う戻り力を永久的に加えることが可能となり、従って分
配器は隙間96及び97が存在し、反対に隙間96a及び97aが
抑制される第2b図に示される位置へ戻ろうとする。
ピストン52の軸方向適合部品60は接続管99を含み、該管
99はその上をスライドすることができるOリング100aを
介して分配器83内に軸方向に形成された穴100の内側に
スライド式に取付けられる。
分配器83の穴100は径方向ダクト101を介して延長部86と
固定リング68との間に設けられた円形隙間93と連絡す
る。本体1の端部では、支持ブロック65の端部部品は他
方では開放凹み72aと共に形成され、この凹み内へ歯科
手術装置のコンソール内で標準的な方法で入手可能の2
〜7バールの圧力をもつ圧縮空気源と結合する管102が
開く。管102は、リング67を介して環形隙間92に口を開
くに先立って、リング70,69及び68を次々に介して延伸
する接続ダクト104によって延長されたダクト103と部品
72内で結合する。同様に、リング69,70及び端部部品72
を介して、環形隙間94を、本体1の部分3の背後に形成
されて外部に開く空胴106に結合する第2ダクト105も設
けられている。空胴106はリング109(第1図及び第2b
図)の端部に設けられた円錐形部分108によって部分的
に閉じられた開口又は環形出口スロット107をもち、リ
ングは端部部品72の外面上に設けられたねじみぞ110に
ねじ止めされる。リング109を斬進的にねじ締めするこ
とによってその円錐形部分108を多少とも空胴106に侵入
させ、従って隙間107の開きを変えることができる。
装置の装備は、圧縮空気取入管102を適当なチャネルへ
結合することを可能にする案内ピン111が端部部品72の
端に形成された空胴72a内に配置することによって完成
する。さらに、本体1はより有利には部分3の外側表面
上に2つの位置の間で可動式に取付けられたスライドリ
ング112により成る安全部品を備えており、2つの位置
の1方は固定された停止肩部113上への当接によって限
定される。リング112は傾斜面115で終る凹み形通路114
を内側に含む。リング112の位置によれば、傾斜面115
は、ばね118の作用を受けてリング112が本体1の内側部
分3にそれを保つかあるいはこの位置から突出すること
を逆に許すかに従って配置された、安全弁117の頭部116
に作用したり作用しなかったりする。その結果隙間92は
大気に連通しあるいは閉止状態に保ち、その内側に弁の
先端が口を開く。最後に、ピストン52の室51と反対側に
位置する室119とハウジング95との間には少なくとも1
個の連絡ダクト120が備わる(実際は2本のダクトが第
3図に見られる)。
上記の無針注射装置の動作は次の通りである。第1段階
では、装置はハウジング内、内側部分2又は部分3から
分割された本体1の治療部分内に、カートリッジ8を配
置し、患者の歯の粘膜内部に1回又は好ましくは数回の
連続する注射を行いたいと希望する液体15をその中に封
入することによって準備される。一たびカートリッジが
位置につくと、トロカール21がその斜面にカットした縁
22を介して封止プレート11に小穴をあけ、さらにカート
リッジの可動底部13上に及ぼされる圧力効果の下で液体
15に、ダクト19を介して空胴27の方へそしてそこからダ
クト28及び29をそれぞれ介して注射ノズル33か又は投与
室38のどちらかへ流れることを可能にするようにして、
カートリッジがハウジングの底部に押当される。一たび
部分2がこのようにして装備されると、部分3又は動力
部分と共にリング4を適当にねじ締めすることによって
組立てられる。この動作によって分配ピストンヘッド40
を延伸するステム44の端が、このようにして部分2に結
合された部分3内のピストン52に固く結合された端部部
品45の対応端と永久接触状態に保持されることを可能に
する。ピストンヘッド40は肩部41に作用するばね43によ
って押戻される。留意すべきことは、装置は、端と端を
突き合わせてすでに示した方法でステムを延長する部品
44a,44b,等々の1個又は数個を加え又は取去ることによ
って任意に修正されることができるステム44の長さに作
用することによって、投与室38の体積の当初設定の調節
を可能にするため配列されていることである。
このようにして装置の作動準備が整う。実際は装置への
圧縮空気の侵入タービンを始動するためには、ペダル又
は任意の他の同種制御手段を、手に装置を支持しながら
押し込めば充分であり、その結果この空気は管102を通
って、ダクト103及び隙間92によって分配器83に送られ
る。分配器のその当初位置は第2b図に示す通りであ
る。加圧された圧縮空気は径方向隙間96を介して流れ、
次に環形隙間93を介して分割され、そこから分配器の軸
方向穴100へもたらされることによって径方向ダクト101
と結合する。分配器を介して空気は接続ダクト99を通っ
て室51に流入し、最後に通路50を通って一方ではカート
リッジ8の可動底部13に圧力を及ぼし、また作動ピスト
ン52の反対側の面に圧力をかける。同時に、ピストン52
の他の側に位置する室119は接続ダクト120(第3図)に
よってハウジング95と連絡し、そしてこれらの条件下で
径方向隙間97、環形隙間94、ダクト105、空胴106及び設
定可能の出口スロット107を介して外気と連絡する。
このようにして室51に入った圧縮空気の圧力はカートリ
ッジ8の可動底部13を、リング25、ダクト26、凹み27及
び空気ダクト28を通過した後、投与室38を満たすために
ちょうど必要な液体量15をカートリッジから吐出するこ
とによって移動させる。そしてこれは室の体積と同様、
ピストン52の同時移動の下で増加し、ピストンは固く固
定された端部部品45を介して、ステム44、従って分配ピ
ストン40の頭部を第2b図において左から右へ移動させ
ることができる。この移動の間、トロカール21、穴23及
びダクト28を介してカートリッジ8の外部に吸引された
液体15は投与室を満たし、弁を形成するボール24はダク
ト19から押戻される。逆に液体は注射ノズル33を通って
洩れ出すことはできない。何故ならノズルへの接近はば
ね32によって曲げ30の端に押当する第2弁のボール31に
よって妨げられているからである。
室51内の圧縮空気の圧力が保持されている限り、押し部
材を形成する作動ピストン52の第2b図の左から右への
移動運動は本体1の動力部分3の内部で続行し、室51及
び119間のこの移動の間の封止性はそれぞれリング55,56
及びパット58によって保持される。この運動の間、制御
及び推進ばね62は、ダクト120、隙間97,93、ダクト105
及びスロット107を介して外気と連絡する室119内で徐々
に、適合部品60が前記室内に僅かに突出する分配器83の
部分84の端部と接触するまで緊張する。そのとき、その
工程を続行するピストン52は分配器83に作用し、径方向
隙間96及び97を除き同時に隙間96a及び97a(第4図)を
作り出すことによって僅かに押戻す。分配器の延長部85
及び87は支持ブロック65のシール77及び79との係合を放
棄し、シール78及び80と接触する。
同時に室51は外気と連絡し、含まれる圧縮空気は穴10
0、径方向ダクト101、環形隙間93及び径方向隙間97aを
介してダクト105、空胴106及びスロット107と直接的に
連絡する。これらの条件の下で、先の工程で予め圧縮さ
れていた制御推進ばね62は作動ピストン52を激しく第2
b図の装置の右から左へ復帰させることによって突発的
にはね戻ることができる。この運動の間ピストン52と結
合した端部部品45はその移動をステム44に伝え、そして
ステムを介して投与室38内に予め吸上げられた液体をこ
れらのピストンの面積比を乗算した圧力で排出する分配
ピストン40の頭部に伝える。このように分配された液量
はダクト28及び29を介して注射ヘッド5に流れ、そこで
ばね32に逆らってボール31を押戻し、ノズル33の微小板
36を通って流れ、ここから非常に細い強力なジェットの
形で空胴35を越えて発射される。注射ヘッド5は注射が
行われるべき場所に治療師によって予め接触状態に置か
れているから、このようにして生じたジェットは患者の
粘膜にメソテラピー技術によく知られた方法に基づいて
直接的に侵入する。同時に、室38から分配された液体は
第1弁のボール24が分配圧力を受けて封止式に閉止され
たダクト19の端部に押当されるからカートリッジ8に戻
ることができない。
本発明装置は、制御推進ばね62及び作動ピストン52の当
初位置への復帰に連続して、制御装置(図示せず)が圧
縮空気の受入れを断つように設計されており、圧縮空気
は治療師が対応するペダルに作用する新たな制御動作に
よってのみ装置へ再び分配されることができる。このよ
うにして装置は液体の制御されない連続注射を生じる危
険を与える連続順次作動を、とくにノズルが注射が行わ
れるべき正確な場所に適正に登録される前に防止する。
代替案として、衝撃を与えるため足でペダルを踏み込む
ことによって、分配器はそれに押当するピストン52によ
って圧方へ移動されることができる。次に分配器は、そ
の左側面と右側面との間の圧力差の為一定期間にわたり
この位置に残留する。従って装置の急な動きはこの位置
で防がれる。
他方では、スライドリング112は治療師に装置の作動を
手で制御することを許し、他方では注射ヘッドの動作を
正確に定められた条件下でのみ許し、特に注射ヘッドが
歯肉の希望する位置に正しく置かれるまでは不注意にペ
ダルに圧力がかかるのを防ぐ。リング112が停止リング1
13に停止する位置に実際にもっていかれないかぎり、通
路114の傾斜面115は安全弁117のヘッド116に押当し、環
形隙間92を自由排出口に永久的に連絡させる。その結
果、この隙間92内にダクト103及び104によってもたらさ
れる圧縮空気は、室51内にその圧力を及ぼし、作動ピス
トン52を移動し、注射ヘッドを起動することなく外部に
直接的に排出される。反対に、ノズル33が希望する場所
で一たび歯肉と正確に接触すると、治療師はリング112
を押戻すことによって装置を作動状態に置き、従ってペ
ダル上へのいかなる圧力も、前記方法に従って投与室の
充満及び分配ばねにより引き起こされる突発的な戻り効
果による注射ジェットの形式を確実に行う。
上記説明からすでに明らかな通り、本発明注射装置の作
動開始は多くの利点を提供する。特に、装置は本体1の
動力部分3の背後に取付けられたねじ溝付きリング109
の単純な設定によって、要件に従って圧縮空気の排出ス
ロット107の寸法を調節し、従って室119内に作動ピスト
ン52の運動に逆らう調節可能の逆圧を生じることができ
る。注射される液体の性質とその使用条件に従って、特
に液体が注射されるべき歯の粘膜内部の深さに従って、
治療師は最も単純且つ急速な方法で彼の装置の作動をリ
ング109の単純回転によって調節することができる。従
ってこのリングはハウジング107に侵入する部分108の高
さに、ジェットの生成強さを特徴づけ、及び/又はそれ
によって得られる注射深さを特徴づける指示を直接に目
盛った基準指標をもつことができる。
投与室の有効体積を調節するため決定されたそれぞれの
長さの数個の部材からスラム44か構成されていることに
よって、作動ピストンの注射ノズルを通る各行程で注射
される流体量を任意に修正することができる。本体1の
治療部分2のハウジング7の前面に窓7aが存在すること
によって、ここにも適当な目盛りを刻むことができる
が、常時利用できる残液量を調節し、特にカートリッジ
8の近く起こるはずの損耗を治療師に警告することがで
きる。カートリッジ8が一たび空になると、同じ液又は
他の液で満たされた新しいカートリッジとの交換が同様
に容易に行われることができ、その方法はリング4のね
じをゆるめた後、動力部分3から治療部分2を分割し、
空のカートリッジを除去し、ハウジング内のトロカール
21の先端に配置された新しいカートリッジを位置決めす
ることによって容易に行うことがてできる。
装置の外形は、治療師が彼の作業コンソール上で自由に
使用できる治療器具と事実上同一であるように特別に設
計されている。特に、ボディ1は書き込みペンの容量で
手に簡単に支持することができ、治療部分2の2つの部
分2aと2bとの間に形成された裂け目の高さに、治療部分
3は親指と人さし指との間に形成された凹みに位置し、
従って患者の頬面空洞の内側に注射ヘッドの位置決めを
高い精度で可能にする。本体1の周囲に機械加工された
リリーフ(図示せず)によって、注射作業のあいだ装置
がずれ又は逃げを生じる危険を避けることによって手に
支持されることを容易にする滑り止めの外面をもつ装置
を提供することもできる。
本発明装置のもう一つの決定的な利点は特に注射ヘッド
5のレベルでの完全な無菌性である。注射ヘッドの全周
を保護キャップ37で覆うことによって、患者からの血液
又は唾液の噴出が装置を汚染することを避けることがで
き、前記キャップ37は患者の治療の後ごとに処分するこ
とができる。他方では、2つの分離可能の部分、それぞ
れ治療部分と動力部分から成る装置の設計によって、さ
まざまな患者への各使用ごとに治療部分の有効な予備消
毒を確実に行うことができ、治療部分はこのため動力部
分から分解し、オートクレーブ又はこれに類する同様の
例えば紫外線放射式装置内に置き、一方患者の口腔に接
触していない動力部分は反対にそれに応じて使用される
ことができる。
本装置はさまざまな設計部分によって重量及び必要空間
を減らすことができ、全く容認可能の使いやすさに加え
て、例えば門歯の舌面上あるいは口蓋の近傍の口底部内
のような最も難しい位置でさえ、注射が行われるべき位
置で歯の粘膜の任意の部分を注射ヘッドを良好に接触さ
せる。場合によっては、注射ヘッド20は頬面空洞に侵入
するその前方部でより細く狭くするように修正されるこ
ともできる。従って第5図に示す要領で作られることが
でき、治療部分2の部材2bの端部は、軸方向ダクト122
だけを備えた互換性あるごく小直径端部部品121によっ
て延長され、ダクトは加圧注射が行われるべき場所と接
触してその先端に形成された凹み123に直接開き、その
底部には平形注射器124が取付けられている。この変形
例では、投与室を充満する間カートリッジから液体の洩
れるのを防ぐためダクト122を閉じるべき弁は注射器124
の近傍ではもはやなく、本体の部分2の延長部125内の
部材2a内に配置され、延長部の上に内側溝126を介して
端部部品121の端部に設けられたスリーブ127がねじ締め
され、端部部品に注射器124が相対し、取付けの封止性
はシール128によって提供される。もちろん延長部125上
へのスリーブ127の他の固定法も同様に目指されること
ができる。例えばバヨネットラッチ又はボールキャッチ
などの方法も可能で、従ってこのような変化型は新しい
規格や法規によって、患者の口腔に挿入された部材はす
べて使用後に消毒又は殺菌しなければならない場合によ
り直接的に適合する。そしてこれは治療を受ける者にも
治療師にもその安全と保護を考えたものである。
ダクト122は室129に口を開き、ここにボール弁130が配
置され、対応するハウジング内にねじ締めされたリング
131を通って延伸する通路を成形する。部分2aには凹部1
32が形成され、ここに同時に第2a図を参照してすでに
説明したと同じ装置を通ってカートリッジに結合された
ダクト133が開き、そして他のダクト134は凹部132を投
与室38に結合する。
第6a図及び第6b図には、本発明装置の変形例の縦方
向断面図が表されており、参照番号201は先行具体例と
同様に2つの同軸部分それぞれ202及び203から成る本装
置の本体を示す。その第1部分は治療部分と呼ばれ、動
力部分と呼ばれる第2部分に4分の1回転の急速結合方
式104その他を用いて結合されるように構成されてい
る。
図の左側の端には、部分202は端面ノズル207に適当な注
射液を送るための通路206を含む薄形で細長の末端口部2
05を含む。口部205は反対側では、通路206の延長部内に
配置された軸方向通路210を含む支持部品209の端部に設
けられたハウジング208に押込まれる。前記支持部品209
は中間部材212の端部211に取付けられ、その上の位置21
3にシール214を介してねじ止めされる。通路210は前記
中間部材212内に通路215によって延伸され、中間部材は
また通路215の軸内に通路218と軸方向に形成されたチャ
ック217を受取るねじ216も含んでおり、さらにボール弁
219を介してチャックに結合し、弁はばねの作用でボー
ル221がダクト218の端を正しく閉じるようにしてばね22
0の作用を受ける。
中間部材212は図の右側にチャック217を取り囲む外側ス
リーブ222によって延長され、前記スリーブは224でねじ
止めされた端面プラグ223に固く固定されている。プラ
グ223は突出リブ225を含み、該リブは、装置本体の2つ
の部分202と203との間の急速結合装置204を、スリーブ2
24を延長する同一直径のスリーブ227のスリーブ端部に
形成するための同じ形状の溝226と協働するため適合さ
れる。
口部材205と反対側の端には、チャック217は針又はトロ
カール229のダクト218の軸線内への取付けを許容する閉
止端部部品228を含む。トロカールはチャックの空胴230
に取付けられた弁によって閉じられることができ、トロ
カールの対応する先端に近づくように適合されたボール
231を含む。
チャック217の囲りにはハウジング234を内側に形成する
中空スリーブ233の管状端部232がスライド式に取付けら
れている。ハウジング234の内にはカートリッジ236を含
み、カートリッジはプラグ235に閉じられて口部材205の
方向を向く端部を有する。プラグは装置の使用に先立っ
て、後に説明する条件の下でトロカール229を通り次に
トロカールを越えてこのカートリッジ内に含まれる液体
がボール231によって流れの通路を解放するかぎりダク
ト218内へ流れ込むのを許すため、前記トロカール229の
先端によって穴あけされる。
スリーブ233の管状端部232上には可動中空ピストン237
が取付けられ、ピストンはチャック217上をスライド
し、環形シール238及び239は封止性を確保するピストン
の内側に取付けられる。ピストン237は中間部材212上に
設けられた衝止面242に対して反対側で押当する制御ば
ね241のための横方向支え面240と共に形成される。この
ようにして可動ピストン237は固定チャック217と共に、
カートリッジ235から取り出され且つチャック内に設け
られた少なくとも1個の横方向通路244を介してこの室
に運ばれる薬剤のための投与室を構成する環形室を構成
する。他方のスリーブ222上には外側キャップ245が張り
付け固定され、キャップには軸246の周りにレバー247が
間接結合され、その一端には前記ピストンの開いたハウ
ジング249内に係合することによって可動ピストン237を
適当位置に固定するためのヒール部248が設けられてい
る。スリーブ248の反対側には、レバー247が形成されて
おり、レバーは中間部材212のハウジング252内に取付け
られたばね251に逆らってレバーをその軸に沿って傾け
ることを可能にする使用者の指のための浅い制御形状25
0を備える。
スリーブ227は特に透明なプラスチック材料で装置が作
られているとき、装置の本体を通ってカートリッジ235
を直接的に視覚化するためのポート259含む。その結
果、連続する投与が行われるに従ってそれが含む液体の
レベルの変化に従い、液体の排出がプラグ236の反対側
でスライドする底部254の移動をうながし、前記底部254
はばね258の永久作用を受けることによって案内支持部
材157を通ってスライド式に取付けられたピストンステ
ム256の頭部255の作用を受ける。
中空スリーブ253と外側スリーブ222及び227との間には
案内チューブ259が取付けられており、スリーブ227と共
にスペース260を限定する。このスペース内にはばね261
が前記スリーブの軸の周りに規則的に配置され、且つス
リーブ233及びチューブ259(第7図)内に横方向に形成
された開口266を通って案内支持部材257に横断ねじ265
によって固く結合された円筒座金264上の263に、そして
スリーブ227上の262にそれぞれの端面で固定されてい
る。
その上部において、スリーブ233は端部部品267を含み、
該部品は、端部部分268によって軸方向に延長され、且
つ同軸チューブ271に対して部分268を適当位置に抑制す
るため溝内に取付けられた複数個のボール270を受取る
ための開放溝269と共に形成される。案内チューブ259は
また、外側チューブ271から覆われ且つボール270を不動
化する延長部272も含んでいる。延長部272は外側に傾斜
した支え面273をもち、外側には戻しばね275のための肩
部274をもち、反対側では軸方向押し部材を形成するフ
ランジ276に寄りかかり、同軸管271の端部に横方向に延
伸する。別のばね277が管259の外側に取付けられ、同じ
くフランジ276に当接し、フランジはスリーブ227の内面
にねじ279によって固定された座金278によって反対側で
押えられる。
フランジ276は支持小板281によってフランジの上面に不
動化された封止膜皮280と結合し、前記膜皮は、装置の
端部に設けられた端部プラグ284の底部283と、膜皮280
の背後にこのようにして限定された室287内の圧縮空気
の適当な圧力を装置の本体へ導入することを可能にする
管状延長部286を備えているつかみ部材285との間に捕わ
れたビード282によって先端を形成されている。端部プ
ラグ284はねじ288によって管状延長部286上に不動化さ
れ、さらにまた内側ねじ溝290を介してプラグ284がねじ
締めされるスリーブ227に固く固定されたリング289によ
っても支えられる。
第8図及び第9図は第6a図及び第6b図と結合して上
記具体例で装置が実用化される方法をよりよく説明す
る。ここでは部材237,233,267,268によって構成された
装置が特に作動ピストンを形成し、フランジ276、管271
及び膜皮280は押し部材を構成する。
特に注射が行われるべき場所の近くに予め位置決めされ
たノズル207を介して所定量の液体の注射を行うため、
使用者は第1段階の間にレバー247によってこのレバー
のヒール248をハウジング249から外すこことによってピ
ストン237を解放する。このとき適正な制御によって例
えば足で作用することによって使用者は管形の延長部28
6を介して圧縮室287内に適正な圧力の圧縮空気を導入す
る。この圧力効果で、フランジ267及び管271によって形
成された装置は端部部分268を介してスリーブ233を同時
に駆動し、次にばね241に逆らってピストン237の移動を
引きこす。
この運動の間に、投与室243はトロカール239、ダクト21
8及び横方向通路244によってカートリッジ235から吸入
された液体で徐々に満たされ、液体流はトロカールの開
放端を開放するハウジング230内のボール231の移動によ
って可能にされる。
この運動は、動力ピストンの端部部品268の管271と固く
結合するボール270が特に延長部272の傾斜支え面273の
前方に来て、それらのハウジング269の外側への前記ボ
ールの逃げを許すまで続行する。そのとき、作動ピスト
ンは突然解放され、ばね241は回転装置を逆方向に強く
押戻す。同時に、投与室243に含まれた液体は圧力効果
を受けて通路244及びダクト218を通って洩れ、通常はダ
クト218を閉じるボール221はそのばね219に逆らって押
戻され、従って連続ダクト215,210及び206から注射ノズ
ル207まで、液体の逃げを許す。同時にボール231は戻
り、トロカール229の端部を閉止し、このようにしてカ
ートリッジへの液体の戻りを防ぐ。
運動の最終段階では、ばね274及び277は当初位置へフラ
ンジ276を戻し、ボール270をそのハウジングで管271及
び端部部分268を再び固く結合するため戻し、装置はこ
のようにして新たな作動周期のための用意がととのう。
第10図はカートリッジ135の肩部254に適当な圧力を及ぼ
すための手段について第1a図及び第1b図に示す装置
の変形具体例を示す。ここでは装置の作動周期が進むに
つれて前記カートリッジを満たす程度がどうであれ、加
圧液の細いジェットが注射装置207を通る1発ごとに形
成される。
この変形具体例では、管271の内部をスライドする中空
スリーブ233の延長部268がカートリッジの側部で封止性
の室291を形成し、延長部268を通って延伸する軸方向ダ
クト292によって管271の対向部に結合され、管は管延長
部286を介して外部圧縮空気源と連絡し、上記の要領で
押し部材の移動を引き起こす。環形シール294は延長部2
68に支えられ、延長部271の内面と接触する。室291内に
はピストン295が取付けられ、同じく中空スリーブ273,2
68の内面と係合する環形シール296を支持する。前記ピ
ストン295はカートリッジの底部254に軸297に2り結合
されている。この変形具体例では、従って装置内に制御
空気圧力が受取られるたびごとにそれ自体一定に保たれ
るスラストをカートリッジ内の液体に伝達することによ
ってピストン295に及ぼされ且つ底部254に永久的に伝達
されるのは、直接的に室291の空気圧である。装置はこ
のようにして第6a図及び第6b図について説明したも
のと等しく、ばね261及び案内サポート257を作用させ
る。
先に目標として第1具体例では装置は、ばね252に逆ら
って限定された力を浅い制御形状部250に及ぼし、従っ
てレバーのヒール248を外し、中空スリーブ233を解放す
ることによって使用者が固定レバー247を予め傾けたと
きにのみ始動されることができる。
第11図及び第12図ははもう一つの変形具体例を表してお
り、このたびは中空スリーブを固定しようとせずに、し
かも液体が環形室243の外部に洩れるのを防ぎ、従って
再度しかし異なる形で装置が予め適性に位置決めされた
ときにのみ、注射器の出口にジェットの発生を許し、使
用者はこの場合だけ操作サイクルが可能となる。
この変形具体例では、作動を暫定的に防止する装置はノ
ブ238で形成され、ばね299によって本体222に対して上
方へ正常では押戻され、前記ノブは中央穴302と共に形
成された横断方向プレート301に固く固定されたステム3
00を含む。プレートは中間部材212内に設けられたハウ
ジング303内をノブ298の作用で垂直方向にスライドする
ように取付けられる。第11図及び第12図を見れば容易に
気付かれるように、ノブ298がレリーズ位置にあると
き、横断方向プレート301はそれぞれダクト218の両側に
位置した2つの部分304と305との間の連絡を閉じ、シー
ル306及び307はより有利にはハウジング303内のプレー
トの前面でそれらを受取るもみ下げ308及び309の両側に
設けられる。反対に、使用者がばね299に逆らって下方
に向う力をノブ288に及ぼすならば、穴302は2つの位置
304及び305に登録され、従って室243から引き出された
液体の流れ及び注射器207へのこの液体の圧力下での排
出に先立ってダクト218の連続性を提供する。
第13図〜第17図は、装置が適性位置に置かれない限り、
装置の暫定的作動禁止をさまざまな形に提供することが
できる手段の他の変形具体例を示す。ここでは注射器17
はジェット液が実現されるべき場所の直ぐ近傍にある。
第13図の例では、中間部材212には径方向ピン311を取付
けるため横方向穴310と共に形成され、それぞれのピン
は突出ヘッド313に押当するばね312の作用を受け、且
つ、その外面にシール316を備えさらに中間部材212のハ
ウジング317内にスライド式に取付けられたプランジャ3
15のヒール314を外すことによって、スロットの外側に
これらのピンを押戻そうとるす。プランジャ315は弁の
閉じ位置ボール221内に固定するための端部ピン318を含
み、このようにしてダクト218の端部が閉止される。同
じプランジャが端部部品211の所定位置にシール321を仲
介して取付けられた固定プレート320に押当するばね319
の作用を受ける。
この変形具体例では、中間部材212はスライドするつま
み部材302と結合し、これは外側の浅い形状部228と共に
形成され、使用者が部材の外面上を環形凹部324とピン3
11の頭部313を係合させることによってこれを自由にス
ライドさせることを可能にし、従って前記ピンを外側へ
逃れさせ、このようにしてヒール314及び従ってプラン
ジャ315及びボール221を解放する。スライド式つまみ部
材322は、ハウジング326内の外部スリーブ222と前記つ
まみ部材の支え面との間に取付けられたばね325によっ
てピン311のラッチ位置に永久的に戻され、その結果も
し操作者がばねに逆らう力をゆるめれば、ばねはつまみ
部材をピン311の頭部が内側に戻る位置へ復帰させ、従
ってプランジャ315を再びロックすることになる。
第14図及び第15図に示す変形具体例では、事実上等価で
あるがより単純な装置を表し、中間部材212は、スライ
ドするつまみ部材330上にリベット329により固く固定さ
れたばねブレード328の端部のため衝止面を形成する外
側肩部327と共に形成される。このつまみ部材330は内側
凹部331を含み、その内側を外側スリーブ222上でのつま
み部材の軸方向位置に従ってブレード328の端部に設け
られた突起部332が動くことができる。ばね333はその最
初の位置に戻すためつまみ部材の背後に取付けられてい
る。
第14図では、つまみ部材はハウジング331の狭い部分が
突起部332を内側に押し戻すようにされており、ブレー
ド328はこれらの条件で中間部材212を固定し、従って部
材全体はブレード328への肩部327の押当によって装置の
押し部材を形成する。
第15図に示す位置では、つまみ部材330はばね333に逆ら
って押戻され、従ってピン332が凹部331の広い部分に逃
げるのを許し、ばねブレード328は肩部327から外れ、従
って部材212を解放する。
第16図では、図示の変形具体例は上記と同様で、突起部
332はここではボール334に置き換えられ、従ってハウジ
ング331内に挿入されることによってつまみ部材の移動
を容易にする。
最後に第17図には同様の配置が示され、但しボール334
は先行具体例と逆の形状をもつつまみ部材330の凹部335
内に後退することができ、ばねブレード336はこのたび
はリベット338によって中間部材212に固定され、前記ブ
レードはその自由端337が外側スリーブ222内に形成され
た支え面339に衝止するよう曲げられるように形付けさ
れている。
第18a図及び第18b図は本発明装置のもう一つの変形具体
例を表し、押し部材がその後部位置に戻るとき環形投与
室へカートリッジから液体が引き出されるという第1具
体例の場面と反対に、ここではこの吸引は戻りばね421
を介してチャック426の戻り運動のあいだ端部注射器を
通って希望するジェットを発生させるため突発的に押し
部材が解放されるに先立って行われるように配置されて
いる。
この変形具体例では、装置は先行例の通り2つの同軸部
分それぞれ402及び403で形成された本体401を含む。内
側部分402は先端に注射器(図示せず)を支え、内側ダ
クト405と共に形成される先口部404を含む。これは適当
な接続部407を用いて先端部406に結合される。前記部材
406では支持部材410内に取付けられたボール弁409を備
えるダクト408が形成される。部材406は中間部材413の
端部412にねじ溝411を介して結合される。反対側では、
中間部材は、外側スリーブ417によって覆われた管416の
先端に設けられた部材415をもつ急速結合部材414を備え
る。側面窓418がスリーブ内に第1具体例においてすで
に説明した配置に同一方法でスリーブ内に形成されてい
る。
管416内にはピストン420によって口部404の方へ向けら
れた先端部をもつ中空スリーブ419が取付けられてい
る。戻りばね421は前記ピストン420と中間部材413内に
形成された支え面422との間に設けられている。ピスト
ン420の内側には、ダクト423が形成され、片側が針又は
トロカール424を形成し、他方側はボール弁425によって
閉じられ、弁は軸方向ダクト428を含むチャック426に面
して設けられ、従って前記チャックは部材413内に形成
されたハウジング430の内面に取付けられたシール429と
接触して移動することができる。
針424は中空スリーブ419とピストン420との間に限定さ
れた内側部分432内に取付けられたカートリッジ431の端
部プラグに穴あけする。
その反対側の端部には、カートリッジ431は可動底部433
によって閉じられ、底部は軸方向ステム435に固く固定
されたピストン434のスラストを永久的に受け、ばね436
はピストン434及び支え面437及び管439の円筒形延長部4
38の間に取付けられている。
前記管439は中空スリーブ419内に可動式に取付けられた
フランジ440で形成され、これは前記スリーブの端部に
形成された端部部品442内に設けられた内側フランジ441
に押当するようになっている。端部部品442は強力ばね4
44のための支え面を形成するフランジ443を含み、ばね
はリング446によって管439の延長部448上に動きに逆ら
って固定されたフランジ445に対してその反対側の先端
で押当し、リングは延長部438の外面のねじ溝447にねじ
締めされる。弾性膜皮448はフランジ445とリング446と
の間に動きに逆らって固定され、前記膜皮はフランジ45
0とカバー451との間に支えられた先端ビード449を含
む。最後に、カバーは453においてねじ止めされたリン
グ452によってスリーブ417に対して動きに逆らって固定
されている。
第18b図では、装置内の圧縮空気取入口が454で示され、
ここでは空気は適当な力をフランジ445に及ぼすため通
路開口455を介してカバー451を通って流れることができ
る。装置の押し部材の移動の間、封止性は膜皮448によ
って与えられる。フランジ445は外側スリーブ417の内側
に軸方向に可動である管状部材456によって延長され
る。前記部材456はその内面に傾斜支え面457及び円筒延
長部458を含み、これはスリーブ419の先端部442内に形
成されたハウジング460内に捕えられた固定ボール459と
接触して中空スリーブ416の外面と接触してスライドす
る。管416の固定支え面462と管456の肩部463との間には
ばね461が支持されている。
この第3具体例では、装置の動作は次の通りである。
使用者が液の注射が行われるべき場所の正確な近傍に装
置をもってきたとき、装置は第6図〜第7図のいずれに
ついても先に説明したものと同様の、但しここには示し
ていないラッチ装置を備えており、彼は例えば足の接触
によって空気取入れ口を制御し、ここから開口455を介
して第1段階の間に制御ばね444を圧縮することによっ
て対応するスラストをピストンを形成するフランジ445
に及ぼす。この運動の間、管439はフランジと共にばね4
36を介してカートリッジ431の底部433とピストン434に
力を加えることによって動く。対応する圧力がポール42
5をダクト423から外し、そしてカートリッジからの液が
投与室を形成するハウジング430を満たすことを許し、
チヤック426はばね421によって及ぼされる逆方向スラス
トによって固定位置にとどまる。
同時に、管状部材456はフランジ445と共に動き、ばね46
1を圧縮する。
行程の終端において、管状部材456はボール456の傾斜し
た当接面457を有し、ボールが端部部分442と管状部材と
の間で外部に逃れることを許す。端部部分442及び従っ
てそれが固定された中空スリーブ419は、突発的に跳ね
戻り、且つスリーブ419を押戻すフランジ445の動きによ
って予め圧縮されたばね444によって突発的に解放さ
れ、それと共にピストン420とチャック426も同様であ
る。弁425が閉止し、弁409は開き、ハウジング430内に
蓄積された液にダクト408及び405によって口部404の端
部に取付けられた注射器へ全体的かつ突発的に排出され
るのを許す。
次の行程では、空気圧が解放され、ばね421及び461は可
動部の装置をその当初位置に戻し、フランジ445のフラ
ンジ450への衝止はボール459がそれらのハウジング460
と係合状態に戻るまで、端部部品442に行程終端に単独
に動くのを許し、ハウジング内にボールは押戻され、従
って新たな作動周期が開始されるまで端部部品と管416
をラッチする。
もちろん先の説明から明らかな如く、本発明は以上特に
説明した具体例のみに限定されないことは云うまでもな
い。反対に、その変形例のすべてが発明の範囲に含まれ
る。特に、装置の作動力学を修正したり、先に説明した
特徴を修正したりすることなく、例えば治療部分に本体
内に互いに平行に配置された2個又は3個の投与室を備
え、それぞれの室を作動ピストンによって他の室と同時
に動かされる分配ピストンに結合し、頭部の高さに2又
は3本の平行ジェットを発生させ、同時に処置されるべ
き粘膜に浸み込ませることができよう。同様に、別の変
形具体例では、単独投与室及びこれと結合した単独注射
器に異なる液を含むカートリッジをそれぞれ含む本体内
の2個のハウジングを結合し、一方又は他方を投与室に
結合することを許す変換器を設け、そしてこれは装置を
取外し、内部に含まれるカートリッジを交換する必要な
しに前記液の注射を連続して行うためのものである。最
後に、治療師の作業コンリール上に、注入圧力、注射回
数、注射量、等々に関する情報を常時提供する制御装置
を備えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アカリス,クロード フランス国、64260・アルデイ、ルート・ ドユ・ポン‐ヌフ (番地なし) (72)発明者 イビス,ピエール フランス国、64230・レスカール、シユマ ン・カン‐ルーン・27 (72)発明者 トプリドウ,アンリ フランス国、94210・サン‐クロー、リ ユ・ドウ・クリヨン・7

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針の無い液体注射装置であって、端部と端
    部とを接して配置した2個の分割可能の部分で作られた
    細長い本体を含み、第1部分は治療部分と呼ばれ、少な
    くとも1個の、注射されるべき液体を含む封止性カート
    リッジを受取り、且つカートリッジから少なくとも1個
    の前記第1部分に形成された可変分量の投与室へ液体を
    運ぶ移動を行う可動底部をもち、また該部分は投与室の
    外への突発的な液体の分配へ引き続く細い液体ジェット
    を発生させるための注射器を備えたノズルと連絡し、第
    2部分は動力部分と呼ばれ、交番運動を行い且つ空気圧
    式に制御される可動装置を含んでおり、可動装置が作動
    ピストン(52-233-420)と制御推進ばね(62-241-444)
    とを含んでおり、該ばねは、本体内に設けられた封止性
    室(51-287)内の圧縮空気圧によって生じる押し部材
    (52-276-445)の移動作用の下で徐々に圧縮されること
    によって前記ピストンに作用し、押し部材の移動は、圧
    縮空気圧の放出でばねが突発的に解放されるときまで行
    われ、従ってピストンの急速運動と、当初位置へ押し部
    材が戻るに先立って投与室(38-243-430)の外部に液体
    が押出されることとを保証することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】可動装置が押出し部材の役割をも果す作動
    ピストンを含んでおり、ピストン(52)は第2部分の本
    体(1)の内部を作動ピストンの各側に配置された2個の
    室(51,119)に分割し、第1室はカートリッジの可動底
    部(13)によって部分的に限定され、且つ動作ピストン
    を第2室内に収納された制御推進ばね(62)に逆って逆
    の方向に移動するように圧縮空気の圧力へ漸進的に設定
    され、前記ばねは、作動ピストンと同軸の分配器(83)
    によって制御され且つ外気と連絡する第1室内に圧力を
    かけるため行程終端において前記ピストンによりごく僅
    かな距離だけ移動される第1室内の突発的な圧力降下の
    後に、作動ピストンの急速に後退を引き起こし、作動ピ
    ストンはその急速復帰中にその動きを液体を投与室外の
    ノズル注射器の方へ排出する推進ピストンへ伝達するこ
    とを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。
  3. 【請求項3】液体を投与室(38)外へ排出するピストン
    (40)が、封止部材(39)を備えかつ前記室にスライド
    式に取付けられた頭部を含んでおり、前記頭部はステム
    (44)によって延長され、前記ステムはその長を調節す
    るため数個の連続部材で構成され、前記推進ピストン
    (40)は、作動ピストン(52)に固く固定された同軸端
    部部品(45)に対してステムを押戻し且つ本体の2部分
    (2-3)が組立てられるときステム先端と接触する付属
    ばね(43)の作用を常時受けることを特徴とする請求の
    範囲1に記載の装置。
  4. 【請求項4】カートリッジ(8)を受取る本体(1)の第1部
    分(2)のハウジング(7)の底部が、本体の第2部分(3)の
    第1室(51)内に受入れられた圧縮空気によって移動す
    るカートリッジの可動底部(13)によって押される液体
    の排出を確実にするため、前記カートリッジを閉止する
    可撓性の封止座金(11)に小孔をあけるためのトロカー
    ル(21)を含むことを特徴とする請求の範囲1から3の
    いずれか一項に記載の装置。
  5. 【請求項5】トロカール(21)がダクトの端部に取付け
    られ、その反対側の端部はボール弁(29)によって閉止
    され、前記弁は液体が投与室(38)の外部へ導かれると
    きカートリッジ(8)内の液体の戻りを防ぐことを特徴と
    する請求の範囲4に記載の装置。
  6. 【請求項6】投与室(38)がダクト(28-29)を介して
    注射ヘッド(5)に結合され、ダクトの端部にばね(32)
    の作用を受けるもう一つのボール弁(31)が取付けら
    れ、前記弁(31)の開放は投与室から導かれる液体の圧
    力によって引き起こされることを特徴とする請求の範囲
    1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】注射ヘッド(5)がボール弁(31)と同じレ
    ベル及び下流側に、レベルの出口に加圧された細いジェ
    ットを供給する非常に固い耐摩耗性材料の注射器(36)
    を支える交換可能のノズル(33)のための支持部材を含
    んでいることを特徴とする請求の範囲6に記載の装置。
  8. 【請求項8】投与室が、非常に小直径の細長い端部部品
    (121)内に形成されたダクト(122)を介して注射ヘッ
    ド(5)の外面に可能なかぎり近寄せて配置された平形注
    射器(124)と直接的に結合することを特徴とする請求
    の範囲1から5のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】本体(1)の2つの部分(2及び3)がねじ
    溝付きリング(4)によって結合され、リングは部分(2)の
    1方により支えられ停止され且つ閉止部材(46)の端部
    に形成されたねじ溝と協働し、閉止部材は他方の部分
    (3)に端部を正しく合わせて閉じることを特徴とする請
    求の範囲1に記載の装置。
  10. 【請求項10】作動ピストン(52)が、本体(1)の第1
    部分(2)の方へ向けられた面内に端部部品(45)の頭部
    (54)を受取る内側溝(53)を含み、端部部品は排出ピ
    ストン(40)を延長するステム(44)に作用することを
    特徴とする請求の範囲3から9のいずれか一項に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】分配器(83)が段付きの円筒形状(84,8
    5,86,87,88)をもち、さらに軸方向に可動可能に取付け
    られ且つ支持ブロック(65)内に設けられた通路(82)
    内に環形状の隙間を備えており、支持ブロックは停止固
    定手段(66,73,75)によって本体(1)の第2部分(3)の内
    壁に固く固定され、前記分配器は支持ブロック内に取付
    けられた平形シール(77,78,79,80)のための横方向支
    え面を規定し、径方向隙間のそれぞれ(96,97)及び(9
    6a,97a)が分配器の軸方向位置に従って第1室(51)を
    加圧設定するか又はそれを外気へ連絡するかのどちらか
    を可能にすることを特徴とする請求の範囲1から10のい
    ずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】第1室(51)内の圧力の外気への排出が
    設定可能のスロット(107)を介して得られ、スロット
    の寸法は、注射されるべき液体ジェットの圧力に作用す
    るための要求に従って、支持ブロック(65)の延長部
    (72)上にねじ締めされたリング(109)を介して得ら
    れ、前記リングは、前記延長部(72)と本体(1)の第2
    部分(3)の端部にねじ締めされた第2リング(75)との
    間に限定された空洞(106)に部分的に貫入する円錐形
    状部分(108)を含んでいることを特徴とする請求の範
    囲11に記載の装置。
  13. 【請求項13】圧縮空気が作動ピストン(52)と閉止部
    材(46)との間に同軸ダクト(99)を介して第1室(5
    1)内に受入れられ、同軸ダクトは分配器(83)の穴(1
    00)内をスライドし、且つ分配器を通って形成された径
    方向通路(101)を介して支持ブロック(65)内に設け
    られた通路(82)に結合することを特徴とする請求の範
    囲11又は12に記載の装置。
  14. 【請求項14】分配器(83)と支持ブロック(65)との
    間に設けられた通路(82)が、本体(1)の動力部分(3)の
    外側に取付けられたスライドリング(112)によって動
    かされる安全弁(116)によって外気と連絡するように
    構成され、前記リングが傾斜面(115)内に終る内側凹
    部を、その軸方向位置に従って前記弁(116)を開くか
    又は閉じて置くかするようにして含み、弁はばね(11
    8)によって封止座部に押当することを特徴とする請求
    の範囲11から13のいずれかに記載の装置。
  15. 【請求項15】分配器(83)が分配器を平形シール(77
    及び79)に押しつける戻しばね(98)の作用を受け、シ
    ールは第1室(51)内の空気圧の放出を、作動ピストン
    (52)が前記戻しばねにさからって前記分配器を押し戻
    すため充分に移動しないかぎり閉止することを特徴とす
    る請求の範囲11に記載の装置。
  16. 【請求項16】作用部材によって制御される圧縮空気の
    分配ステーションに結合されており、作用部材は前記空
    気を、可動分配器(83)の移動が作動ピストン(52)に
    よってその行程の終端において制御され、そして前記室
    内への空気の取入れ停止を引き起こすまで第1室(51)
    に分配し、次の周期を行うための空気の新たな取入れは
    前記部材の制御の反復を必要とすることを特徴とする請
    求の範囲1から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 【請求項17】本体(201)の第2部分(203)内に取付
    けられた可動装置が、圧縮空気源に結合された圧縮室
    (287)の内壁に弾性膜皮(280)を介して結合された軸
    方向スラスト部材(276)によって漸進的に圧縮される
    制御ばね(241)の作用を受ける作動ピストン(237)
    と、ピストンと同軸で本体内に設けられた一時的不動化
    部材(269〜270)と作動ピストンとを固く結合するため
    の手段とを含んでおり、結合は押し部材の所定の行程を
    超えるようにして行われ、ばねの漸進的圧縮を引き起こ
    し、ばねは突発的に解放されてピストンの急速移動を決
    定し、従って注入されるべき液体の投与室(243)の外
    部への排出を決定し、液槽を形成するカートリッジ(3
    5)と連絡することを特徴とする請求の範囲1に記載の
    液体注入装置。
  18. 【請求項18】抑制手段が、ピストン(237)の外壁内
    に形成され且つ押し部材の効果の下で前記壁上をスライ
    ドする同軸スリーブ(272)によって適当位置に保持さ
    れる開放ハウジング(269)の内側に取付けられたボー
    ル(270)によって構成され、前記スリーブが、ボール
    を逃がし且つスリーブの所定行程を超えてピストンを解
    放するための形状凹部(273)を含むことを特徴とする
    請求の範囲17に記載の注入装置。
  19. 【請求項19】作動ピストン(237)が同軸スリーブ(2
    33)を含んでおり、且つ軸方向固定チャック(217)に
    関連してスライド式に取付けられ、チャックとスリーブ
    との間の液体の投与のため環形室(243)を形成し、前
    記室は、作動ピストン(237)の移動によって作り出さ
    れる圧力作用の下で細いジェットを形成する液体注射器
    (207)をその端部に備えている口部(205)の延長部内
    のチャック内に設けられた軸方向通路(218)と連絡す
    ることを特徴とする請求の範囲17又は18のいずれか一項
    に記載の注入装置。
  20. 【請求項20】軸方向通路が、チャック(217)内に形
    成された径方向ダクト(244)を介して投与室(243)内
    に流体を受入れることを確実にするためのカートリッジ
    (235)の内部と連絡するトロカール(229)に正しく合
    わせて設けられたボール弁(331)を含んでおり、前記
    弁は制御ばね(241)の作用を受けて作動ピストン(23
    7)の移動の間カートリッジとの連絡を閉じることを特
    徴とする請求の範囲19に記載の注入装置。
  21. 【請求項21】作動ピストンと同軸のスリーブ(233)
    が、手動式に制御され且つ本体(201)上の軸(246)の
    周りに枢着された抑制レバー(247)協働し、前記レバ
    ーは、固定チャック(217)に関してそのスライド運動
    を防止するためのスリーブ(233)の開放ハウジング(2
    49)と係合するヒール(248)を含むことを特徴とする
    請求の範囲17から20のいずれか一項に記載の注入装置。
  22. 【請求項22】カートリッジが、作動ピストンが内部を
    スライドする外側中空スリーブ(259)の周りに取付け
    られたばね(260)の作用を永久的に受ける押当ピスト
    ン(255)の作用下の可動底部を有し、前記ばねがスリ
    ーブのポート(266)の内側で動く交差部材(257)の端
    部に固く固定されていることを特徴とする請求の範囲17
    から21のいずれか一項に記載の注入装置。
  23. 【請求項23】作動ピストン(237)がスリーブ(272)
    内を軸方向に可動できる管状延長部(268)を含むこと
    を特徴とする請求の範囲18に記載の注入装置。
  24. 【請求項24】本体(220)が、押しボタン(298)によ
    って動かされる横方向小板(300)を移動するためのス
    ロット(303)と共に形成されており、前記小板は、押
    しボタンが本体のスロットの内側に押当するときだけ、
    投与室から注射器へ到る液体の逃げのための通路(21
    8)の連続性を保証するための中央通路(302)を含むこ
    とを特徴とする請求の範囲19に記載の注入装置。
  25. 【請求項25】作動ピストンの一時的不動化部材が凹部
    (324)に対して径方向ピン(311)の頭部(313)を不
    動化し又は解放するため本体(201)の外面上をスライ
    ドするつまみ部材を含んでおり、凹部は前記つまみ部材
    内に形成され、前記ピンは軸方向通路(218)上に設け
    られたボール弁(221)を押え又は解放するプランジャ
    (315)を抑制又は解放することを特徴とする請求の範
    囲17に記載の注射装置。
  26. 【請求項26】スライドするつまみ部材が少なくとも1
    個のピン(232)又は1個のボール(234)と協働し、さ
    らにばねブレード(238)の端部が作動ピストン(237)
    を不動化することを特徴とする請求の範囲25に記載の注
    入装置。
  27. 【請求項27】作動ピストンがそれ自体で中空スリーブ
    の形状をもち、さらに制御ばねの作用を直接に受ける管
    状延長部を含んでいることを特徴とする請求の範囲17に
    記載の注入装置。
JP63504486A 1987-05-26 1988-05-24 特に歯科治療用の針の無い液体注射装置 Expired - Lifetime JPH0622637B2 (ja)

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