JPH0622580U - 揺動斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents

揺動斜板式可変容量圧縮機

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JPH0622580U
JPH0622580U JP6012392U JP6012392U JPH0622580U JP H0622580 U JPH0622580 U JP H0622580U JP 6012392 U JP6012392 U JP 6012392U JP 6012392 U JP6012392 U JP 6012392U JP H0622580 U JPH0622580 U JP H0622580U
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JP
Japan
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swash plate
rotary shaft
rotary
minimum
piston
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Application number
JP6012392U
Other languages
English (en)
Inventor
太田  雅樹
卓也 奥野
久和 小林
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機を搭載する車種あるいは冷房装置が必
要とする最小吐出容量に適合するため、斜板の傾斜角が
最小となる最小容量位置の位置調整を圧縮機の組付け工
程で容易に行う。 【構成】 クランク室2を貫通するように支持された回
転軸8上にラグプレート10を嵌合する。該ラグプレー
ト10の外周部に設けた支持アーム12に長孔12aを
形成し、該長孔には連結ピン13を往復動可能に係合
し、さらに該連結ピン13には前記ラグプレート10と
一体的に回転する揺動斜板20を前記連結ピン13を中
心に前後方向の揺動可能に装着する。揺動斜板20の前
後方向への揺動運動により吸入室4から吸入した冷媒ガ
スをシリンダボア1a内で圧縮して、吐出室5へ吐出す
るようにする。前記揺動斜板20の傾斜角が最小となる
最小容量位置を規制するための調整ネジ27を長さの異
なるものから適宜に選択して前記長孔12aの下端部に
螺合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は揺動斜板式可変容量圧縮機に関わり、さらに詳しくは吐出容量に比 例するピストンのストーロクが最小となる回転斜板の最小傾斜位置を容易に調整 することができる回転斜板の最小傾斜位置調整構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の揺動斜板式可変容量圧縮機として、図9に示すようなものが提 案されている。(例えば、特開昭60−17583号公報参照)この圧縮機は、 クランク室41内に設置される斜板42を回転軸43に摺動可能に嵌装された球 状のスライダー44に回転可能に支承している。又、回転軸43と一体回転する ラグプレート45に支持アーム46を形成し、該支持アーム46に形成した長孔 46aに連結ピン47を介して前記斜板42に固定した軸受アーム48を連節し ている。さらに、前記斜板42の外周部はピストン49の基端部に形成した係合 凹所49aにシュー50を介して係留している。そして、前記斜板42の回転揺 動に伴いピストン49をシリンダボア内で往復動させて、冷媒ガスの吸入・圧縮 動作を行うようになっている。
【0003】 前記圧縮機の最大吐出容量又は最小吐出容量を決めるピストン49の最大スト ローク及び最小ストロークの設定は、前記斜板42の傾斜角、従って前記支持ア ーム46に形成した長孔46aの上端部又は下端部に連結ピン47を当接するこ とにより行われるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した可変容量圧縮機は、車両用の空調装置に使用されるが、搭載する車種 によって、又、同一の車種についても空調装置自体の容量設定によって仕様が変 化する。さらに、具体的には圧縮機の最小吐出容量の設定値を車種等により調整 する必要が生じる。もしこのような設定をしない場合には、圧縮機の最小吐出容 量が過剰又は不足することになる。そして、容量過剰の場合には、冷凍回路のエ バポレータ等にフロスト現象が起こるという問題がある。又、容量過少の場合に は、極低負荷時にシステムからのオイル戻りが少なく、潤滑不足となる。
【0005】 このため従来は例えば前記支持アーム46に形成した長孔46aの長さを、加 工時に調節することにより、斜板42の最小容量位置を圧縮機の搭載車種、空調 装置等の各種の仕様に合わせて調整するようになっている。しかし、この機械加 工による調整作業は工具交換又は加工プログラムの変更が必要になるという問題 があった。
【0006】 この考案の目的は上記従来の問題点を解消して回転斜板の傾斜角が最小となる 最小容量位置の位置調整を圧縮機の組付け工程で容易に行うことができる揺動斜 板式可変容量圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、上記目的を達成するため、シリンダブロック及びハウ ジングにより形成されるクランク室と、該クランク室を貫通するように支持され た回転軸と、該回転軸上に嵌合されたラグプレートとを備え、該ラグプレートの 外周部に設けた支持アームに対し回転軸の半径方向に指向する長孔を形成し、該 長孔に沿って往復動可能に係合した連結ピンを介して前記回転軸を取り巻くよう に配置した回転斜板を前後方向の往復揺動可能に連節し、さらに前記回転軸上に その軸線方向への往復動可能に遊嵌したスライダーに対し前記回転斜板を前後方 向の往復揺動可能に係留し、前記回転軸の回転運動により前記支持アーム及び連 結ピンを介して回転斜板を回転させ、ピストンをシリンダボア内で往復動させ、 吸入室から吸入した冷媒ガスをシリンダボア内で圧縮して、吐出室へ吐出するよ うにした揺動斜板式可変容量圧縮機において、 前記ピストンのストロークが最小で揺動斜板の傾斜角が最小となる位置、つま り最小容量位置を調整するための調整部材を前記長孔の回転軸寄り端部に取り付 けるという手段をとっている。
【0008】 又、請求項2記載の考案は、上記目的を達成するため、シリンダブロック及び ハウジングにより形成されるクランク室と、該クランク室を貫通するように支持 された回転軸と、該回転軸上に嵌合されたラグプレートとを備え、該ラグプレー トの外周部に設けた支持アームに対しヒンジ機構を介して前記回転軸を取り巻く ように配置した回転斜板を前後方向の往復揺動可能に連節し、さらに前記回転軸 上にその軸線方向への往復動可能に遊嵌したスライダーに対し前記回転斜板を前 後方向の往復揺動可能に係留し、前記回転軸の回転運動により前記支持アーム及 びヒンジ機構を介して回転斜板を回転させるとともに、前後方向へ往復揺動運動 させて、ピストンをシリンダボア内で往復動させ、吸入室から吸入した冷媒ガス をシリンダボア内で圧縮して、吐出室へ吐出するようにした揺動斜板式可変容量 圧縮機において、 前記回転軸上に位置決めされた固定バネ受け部材と、スライダーの端面に当接 する可動バネ受け部材との間に、回転斜板を最大傾斜位置へ付勢するための付勢 バネを介在し、さらに前記可動バネ受け部材及び固定バネ受け部材を互いに接触 することで、回転斜板の傾斜角が最小の最小容量位置を調整するという手段をと っている。
【0009】
【作用】
請求項1記載の考案では回転軸が回転されると、ラグプレート、支持アーム、 連結ピンを介して最大又は中間容量状態に保持された回転斜板が回転される。こ のため回転斜板の傾斜角に応じてピストンがシリンダボア内で往復動されて、吸 入室から吸入した冷媒ガスはシリンダボア内で圧縮されて、吐出室へ吐出される 。そして、前記ピストンの背面に作用するクランク室内の圧力とピストンの前面 に作用する吸入室の圧力との差圧が増大すると、回転斜板が前記連結ピンを中心 に最小傾斜位置へ向かって傾動される。そして、連結ピンが長孔の端部に設けた 調整部材に当接すると、回転斜板は最小傾斜位置に保持される。
【0010】 請求項1記載の考案では、ラグプレートに形成した支持アームの長孔の端部に 連結ピンの最小容量位置を調整する調整部材を取着したので、組み付け工程で最 小吐出容量を規制する回転斜板の最小傾斜角を所望する角度に容易に調整するこ とができる。
【0011】 又、請求項2記載の考案では、クランク室の圧力と吸入室の圧力との差圧が増 大して回転斜板の傾斜角が最大位置から最小位置へ変位すると、スイラダーが可 動バネ受け部材とともに付勢バネを圧縮しつつ回転軸上を固定バネ受け部材に向 かって移動される。そして、可動バネ受け部材の端面が固定バネ受け部材の端面 に当接すると、回転斜板が最小容量傾斜位置に保持される。
【0012】 請求項2記載の考案では組み付け工程で前記両バネ受け部材の一方の長さを交 換して調整するのみで、回転斜板の最小容量位置を容易に調整することができる 。
【0013】
【実施例】
以下、請求項1記載の考案を具体化した第1実施例を図1〜図4に基づいて説 明する。
【0014】 図1に示すようにシリンダボア1aを有するシリンダブロック1のフロント側 端面にはクランク室2を形成するフロントハウジング3が接合固定されている。 又、前記シリンダブロック1のリヤ側端面には吸入室4及び吐出室5を区画形成 するリヤハウジング6がバルブプレート7を介して接合固定されている。
【0015】 前記シリンダブロック1とフロントハウジング3の中心部には回転軸8がラジ アルベアリング9を介して図示しないエンジンの動力により回転可能に支持され ている。
【0016】 又、前記回転軸8上にはラグプレート10が嵌合固定され、該ラグプレート 10のフロント側端面とフロントハウジング3の内壁面との間にはスラストベア リング11が介在されている。そして、前記ラグプレート10の外周部に一体に 突出形成したヒンジ機構を構成する支持アーム12には長孔12aが形成されて いる。該長孔12aにはヒンジ機構を構成する連結ピン13が貫通支持され、回 転斜板14の背面に前記支持アーム12を両側から挟むように突出形成した一対 の軸受アーム15,15(図3参照)に前記連結ピン13が貫通固定されている 。そして、回転斜板14が回転軸8、ラグプレート10及び支持アーム12等と 一体回転可能に、かつ前記連結ピン13を中心に前後方向への往復揺動可能に連 結されている。
【0017】 一方、前記回転軸8の外周面にはスライダー16が前後方向への往復摺動可能 に遊嵌され、該スライダー16の外周二箇所(図1において一箇所のみ図示)に は、連結ピン17が同一軸線上に位置するように突設されている。この連結ピン 17は前記回転斜板14の中心に回転軸8を取り巻くように一体状に形成したボ ス部14aに支持されている。そして、回転斜板14が回転軸8に沿ってスライ ダー16とともに前後方向へ案内移動されるようにしている。又、前記回転斜板 14にはラジアルベアリング18及びスラストベアリング19を介して揺動斜板 20が前後方向への揺動可能に装着されている。該揺動斜板20には前記シリン ダボア1a内に嵌入したピストン21がロッド22を介して連結されている。さ らに、前記シリンダブロック1及びフロントハウジング3には前記揺動斜板20 の回転を防止する回転防止ロッド23が支持されている。
【0018】 さらに、前記回転軸8のリヤ側端面にはリング状の固定バネ受け部材24が嵌 合され、図示しないビスあるいは溶接等により固定されている。又、前記スライ ダー16側に位置するように回転軸8上にはリング状の可動バネ受け部材25が 形成されている。両バネ受け部材24,25の間にはコイル状のバネ26が介在 されている。該バネ26によりスライダー16が回転軸8上をラグプレート10 側に付勢され、このため連結ピン17を介して回転斜板14及び揺動斜板20が 図1の鎖線で示す最大傾斜位置、つまりピストン21のストロークが最大となる 位置に向かって付勢されている。
【0019】 次に、この考案の要部について説明する。 図2〜図4に示すように、前記支持アーム12の長孔12aの一端部、つまり 連結ピン13を回転斜板14(揺動斜板20)の傾斜角が最小となる位置に規制 する下端部と対応するように、回転斜板14の最小傾斜角を調整する調整部材と しての調整ネジ27がねじ込まれている。この調整ネジ27は図4に示すように 支持アーム12に形成したネジ孔12bに螺合されるネジ部27aと、該ネジ部 27aの先端に一体に形成され、かつ支持アーム12に対しネジ部27aよりも 小径に形成した挿通孔12cに緩く挿入される位置規制ピン27bとから構成さ れている。又、ネジ部27aとピン27bとの境界に形成される段差部27cは 前記ネジ孔12bと挿通孔12cとの境界に形成された段差部12dに圧接され た状態で、位置規制ピン27bの最終突出量、従って回転斜板の最小傾斜角が決 定される。
【0020】 なお、前記シリンダブロック1にはクランク室2と吸入室4とを連通する抽気 通路(図示略)が形成されている。又、前記吐出室5とクランク室2とを連通す る給気通路の途中には容量制御弁(図示略)が介在されている。この制御弁によ りクランク室2内の圧力を調整して、ピストン21の背面に作用するクランク室 圧力と、ピストンの前面に作用する吸入室4の圧力との差圧により該ピストン 21のストローク、つまり吐出容量に比例する揺動斜板20の傾斜角が変更され て、吐出容量が制御されるようにしている。
【0021】 次に、前記のように構成した揺動斜板式可変容量圧縮機について、その作用を 説明する。 図1の二点鎖線は、揺動斜板20の傾斜角が最大で、ピストン21のストロー クが最大となる最大吐出容量状態を示すものである。
【0022】 この状態で回転軸8が回転されると、ラグプレート10、支持アーム12、連 結ピン13及び軸受アーム15を介して回転斜板14が傾斜状態で回転される。 すると、揺動斜板20は回転防止ロッド23により回転を阻止されているので、 前後方向へ往復揺動し、ロッド22を介してピストン21が最大のストロークで 往復動される。このため吸入室4から吸入した冷媒ガスがシリンダボア1a内に 吸入されて圧縮された後、吐出室5へ吐出される。
【0023】 そして、車室内の温度が低下して、前記容量制御弁が開放されると、吐出室5 から給気通路を通してクランク室2内に高圧の冷媒ガスが供給されるので、ピス トン21の背面に作用するクランク室圧力が増大して、前記差圧が大きくなりピ ストン21のストロークが小さくなる。この結果、ロッド22を介して揺動斜板 20がスライダー16とともに回転軸8上をバネ26を圧縮しながら後方へ移動 される。又、回転斜板14及び揺動斜板20は連結ピン17を中心に反時計回り 方向に回動され、連結ピン13は長孔12aに沿って調整ネジ27側へ向かって 移動され、連結ピン13が前記調整ネジ27の位置規制ピン27bの先端面に当 接した状態で、揺動斜板20の傾動が阻止され、揺動斜板20は最小傾斜(容量 )位置に保持される。
【0024】 なお、前記クランク室2の圧力が制御弁の閉鎖により低下すると、ピストン 21に作用する差圧が低下するので、揺動斜板20は容量増大方向へ傾動される 。
【0025】 さて、この考案は支持アーム12の長孔12aの下端部に連結ピン13の最小 容量位置を規制する調整ネジ27を螺合したので、圧縮機の組み付け時に、ピン 27bの長さの異なる調整ネジ27を適宜に選定することにより、搭載車種ある いは冷房装置の容量等に応じて、最小容量を決定する揺動斜板20の最小傾斜角 を所望する最小容量位置に容易に調整することができる。
【0026】 次に、請求項2記載の考案を具体化した第2実施例を図5,図6に基づいて説 明する。 この第2実施例では前述したリング状をなす両バネ受け部材24,25に代え て、最小容量位置を規制するバネ受け筒体24A,25Aを使用している。そし て、可動バネ受け筒体25Aが固定バネ受け筒体24Aに当接した状態で揺動斜 板20が最小容量位置に保持されるようにしている。なお、この最小容量状態で は連結ピン13が前記長孔12aの下端縁に当接しないようにしている。
【0027】 この第2実施例においても、圧縮機の組み付け時に長さの異なる前記可動バネ 受け筒体25Aを適宜に選定するのみで、揺動斜板20の最小容量位置を容易に 調整することができる。
【0028】 なお、この考案は前記両実施例に限定されるものではなく、次のように具体化 することもできる。 (1)図7に示すように、固定バネ受け筒体24Aをスナップリング31にて 位置決めし、前記可動バネ受け筒体25A及び固定バネ受け筒体24Aの間に最 小容量位置調節用のリング30を介在すること。
【0029】 (2)図8に示すように、回転軸8のリヤ側端部にストッパー31を固定する とともに、回転軸8上に前記スライダー16に当接する最小容量位置の調整用リ ング32を嵌合すること。
【0030】 (3)前記第2実施例において、連結ピン13によるヒンジ機構に代えて、本 願出願人が先に提案した例えば特願平3−337257号に示されるヒンジ機構 、すなわち図示しないが支持アーム12側に案内ピンを二本回動可能に連結し、 そのガイドピンを前記軸受アーム15に設けたガイド孔に往復スライド可能に挿 入するヒンジ機構に変更したり、その他各部の構成を任意に変更して具体化した りすること。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案は圧縮機を搭載する車種あるいは冷房装置が必 要とする最小吐出容量に適合させるため、回転斜板の傾斜角が最小となる最小容 量位置の位置調整を圧縮機の組付け工程で容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を具体化した可変容量圧縮機の第1実
施例を示す縦断面図である。
【図2】同じく揺動斜板が最小容量位置に移動した状態
を示す部分断面図である。
【図3】連結ピン付近の拡大断面図である。
【図4】調整ネジ付近の部分拡大断面図である。
【図5】この考案を具体化した可変容量圧縮機の第2実
施例を示す縦断面図である。
【図6】同じく揺動斜板の最小容量位置を示す部分拡大
断面図である。
【図7】この考案の別の実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図8】この考案の別の実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図9】従来の可変容量型圧縮機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック、1a シリンダボア、2 クラ
ンク室、3 フロントハウジング、4 吸入室、5 吐
出室、6 リヤハウジング、8 回転軸、10ラグプレ
ート、12 ヒンジ機構を構成する支持アーム、12a
ヒンジ機構を構成する長孔、12b ネジ孔、12d
段差部、13 ヒンジ機構を構成する連結ピン、14
回転斜板、16 スライダー、17 連結ピン、20
揺動斜板、21 ピストン、24A 固定バネ受け筒
体(部材)、25A 可動バネ受け筒体(部材)、26
バネ、27 調整部材としての調整ネジ、27a ネ
ジ部、27b 位置規制ピン、27c 段差部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック及びハウジングにより
    形成されるクランク室と、該クランク室を貫通するよう
    に支持された回転軸と、該回転軸上に嵌合されたラグプ
    レートとを備え、該ラグプレートの外周部に設けた支持
    アームに対し回転軸の半径方向に指向する長孔を形成
    し、該長孔に沿って往復動可能に係合した連結ピンを介
    して前記回転軸を取り巻くように配置した回転斜板を前
    後方向の往復揺動可能に連節し、さらに前記回転軸上に
    その軸線方向への往復動可能に遊嵌したスライダーに対
    し前記回転斜板を前後方向の往復揺動可能に係留し、前
    記回転軸の回転運動により前記支持アーム及び連結ピン
    を介して回転斜板を回転させて、ピストンをシリンダボ
    ア内で往復動させ、吸入室から吸入した冷媒ガスをシリ
    ンダボア内で圧縮して、吐出室へ吐出するようになし、
    さらに前記ピストンの背面に作用するクランク室の圧力
    と、ピストンの前面に作用する吸入室の圧力との差圧に
    より前記回転斜板の傾斜角を制御するようにした揺動斜
    板式可変容量圧縮機において、 前記ピストンのストロークが最小で揺動斜板の傾斜角が
    最小となる位置、つまり最小容量位置を調整するための
    調整部材を前記長孔の回転軸寄り端部に取り付けた揺動
    斜板式可変容量圧縮機。
  2. 【請求項2】 シリンダブロック及びハウジングにより
    形成されるクランク室と、該クランク室を貫通するよう
    に支持された回転軸と、該回転軸上に嵌合されたラグプ
    レートとを備え、該ラグプレートの外周部に設けた支持
    アームに対しヒンジ機構を介して前記回転軸を取り巻く
    ように配置した回転斜板を前後方向の往復揺動可能に連
    節し、さらに前記回転軸上にその軸線方向への往復動可
    能に遊嵌したスライダーに対し前記回転斜板を前後方向
    の往復揺動可能に係留し、前記回転軸の回転運動により
    前記支持アーム及びヒンジ機構を介して回転斜板を回転
    させ、ピストンをシリンダボア内で往復動させ、吸入室
    から吸入した冷媒ガスをシリンダボア内で圧縮して、吐
    出室へ吐出するようになし、さらに前記ピストンの背面
    に作用するクランク室の圧力と、ピストンの前面に作用
    する吸入室の圧力との差圧により前記回転斜板の傾斜角
    を制御するようにした揺動斜板式可変容量圧縮機におい
    て、前記回転軸上に位置決めされた固定バネ受け部材
    と、スライダーの端面に当接する可動バネ受け部材との
    間に、回転斜板を最大傾斜位置へ付勢するための付勢バ
    ネを介在し、さらに前記可動バネ受け部材及び固定バネ
    受け部材を互いに接触させて、回転斜板の傾斜角が最小
    の最小容量位置を調整するようにした揺動斜板式可変容
    量圧縮機。
JP6012392U 1992-08-26 1992-08-26 揺動斜板式可変容量圧縮機 Pending JPH0622580U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299479A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Sanden Corp 可変容量圧縮機
KR101456714B1 (ko) * 2008-08-11 2014-10-31 한라비스테온공조 주식회사 가변용량형 사판식 압축기

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