JPH06225648A - 巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置 - Google Patents
巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置Info
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- JPH06225648A JPH06225648A JP5036186A JP3618693A JPH06225648A JP H06225648 A JPH06225648 A JP H06225648A JP 5036186 A JP5036186 A JP 5036186A JP 3618693 A JP3618693 A JP 3618693A JP H06225648 A JPH06225648 A JP H06225648A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻取り軸の回転角度の調整及び変更を正確
に、しかも手間をかけずに容易に行なうこと。 【構成】 巻上装置1の作動により、その巻取り軸9が
巻取り方向に回転させられると、回転筒14が連動して回
転させられるとともに、摩擦接触部材21の摩擦接触力に
より、調整軸15は回転筒14と一体となって回転し、巻取
り軸1の回転角度が所定値に達すると、調整軸15に設け
た作動子18により角度検出スイッチ17が作動させられ
る。摩擦接触部材21の摩擦接触力より大きい力で調整軸
15を回転筒14に対して回転させることにより、角度検出
スイッチ17の作動のタイミングを変更し、巻取り軸9の
回転角度を簡単に調節することができる。
に、しかも手間をかけずに容易に行なうこと。 【構成】 巻上装置1の作動により、その巻取り軸9が
巻取り方向に回転させられると、回転筒14が連動して回
転させられるとともに、摩擦接触部材21の摩擦接触力に
より、調整軸15は回転筒14と一体となって回転し、巻取
り軸1の回転角度が所定値に達すると、調整軸15に設け
た作動子18により角度検出スイッチ17が作動させられ
る。摩擦接触部材21の摩擦接触力より大きい力で調整軸
15を回転筒14に対して回転させることにより、角度検出
スイッチ17の作動のタイミングを変更し、巻取り軸9の
回転角度を簡単に調節することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビニールハウス
のビニール等を巻取る巻上装置における巻取り軸の回転
角度調整装置に関する。
のビニール等を巻取る巻上装置における巻取り軸の回転
角度調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜や果実等を栽培するビニールハウス
内は、室内温度をほぼ一定に保つ必要がある。このため
屋根を被覆しているビニールを、巻上装置に連結し、温
度が上昇したとき、又はその他の必要時に巻上装置を作
動させて、ビニールを巻き上げ、外気を室内へ導入し、
温度調整を行なうようにしている。
内は、室内温度をほぼ一定に保つ必要がある。このため
屋根を被覆しているビニールを、巻上装置に連結し、温
度が上昇したとき、又はその他の必要時に巻上装置を作
動させて、ビニールを巻き上げ、外気を室内へ導入し、
温度調整を行なうようにしている。
【0003】このような巻上装置によるビニールの巻取
り、巻戻しを自動的に行なうため、従来は巻上装置にお
ける巻取り軸の回転を減速して回転板に伝達し、この回
転板の外周部に設けた2個のカム面で、モータの正転に
よる巻取り軸の巻取り方向の回転を停止させる巻終り検
知スイッチや、モータの逆転による巻取り軸の巻戻し方
向の巻戻し検知スイッチ等を作動させ、巻取り軸へのビ
ニールの巻取り量を常に一定に維持するようにしてい
る。
り、巻戻しを自動的に行なうため、従来は巻上装置にお
ける巻取り軸の回転を減速して回転板に伝達し、この回
転板の外周部に設けた2個のカム面で、モータの正転に
よる巻取り軸の巻取り方向の回転を停止させる巻終り検
知スイッチや、モータの逆転による巻取り軸の巻戻し方
向の巻戻し検知スイッチ等を作動させ、巻取り軸へのビ
ニールの巻取り量を常に一定に維持するようにしてい
る。
【0004】しかし、ビニールの巻取り量は、季節や栽
培作物の種類等に応じて変更しうるようにするのが望ま
しい。ビニールの巻取り量を変更しうるようにする従来
の手段としては、例えば上記回転板の円周方向に取付位
置調節可能として扇形のカム板を螺着し、このカム板に
より、巻終り検知スイッチを作動させるようにしたもの
がある。
培作物の種類等に応じて変更しうるようにするのが望ま
しい。ビニールの巻取り量を変更しうるようにする従来
の手段としては、例えば上記回転板の円周方向に取付位
置調節可能として扇形のカム板を螺着し、このカム板に
より、巻終り検知スイッチを作動させるようにしたもの
がある。
【0005】この手段によると、カム板の止めねじを弛
めて、カム板を回転板の円周方向に位置をずらせ、再度
止めねじを締付けて、回転板に対するカム板の取付位置
を変更することにより、巻取り軸へのビニールの巻取り
量を増減させることができる。
めて、カム板を回転板の円周方向に位置をずらせ、再度
止めねじを締付けて、回転板に対するカム板の取付位置
を変更することにより、巻取り軸へのビニールの巻取り
量を増減させることができる。
【0006】また、巻取り軸と同期回転する螺杆にナッ
ト状の摺動体に穿設したねじ孔を螺合し、螺杆の回転に
より、摺動体が直線的に移動させられるようにし、摺動
体がそのストロークの一端で、上記巻戻し検知スイッチ
と同様のリミットスイッチに当接してそれを作動させ、
またストロークの他端で、巻終り検知スイッチと同様の
リミットスイッチに当接してそれを作動させるように
し、そのうちの巻終り検知スイッチとなるリミットスイ
ッチを、摺動体の移動方向に位置調節可能として適宜の
固定体に取付けたものもある。
ト状の摺動体に穿設したねじ孔を螺合し、螺杆の回転に
より、摺動体が直線的に移動させられるようにし、摺動
体がそのストロークの一端で、上記巻戻し検知スイッチ
と同様のリミットスイッチに当接してそれを作動させ、
またストロークの他端で、巻終り検知スイッチと同様の
リミットスイッチに当接してそれを作動させるように
し、そのうちの巻終り検知スイッチとなるリミットスイ
ッチを、摺動体の移動方向に位置調節可能として適宜の
固定体に取付けたものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】巻取り軸へのビニール
等の巻取り量を変更しうるようにした上述のような従来
の手段によると、回転軸に対するカム板の取付位置を変
更したり、固定体に対するリミットスイッチの取付位置
を変更したりするのに、それらの止めねじを弛めて、カ
ム板又はリミットスイッチの位置をずらし、再度止めね
じを締め直すという面倒な作業が必要であり、しかも巻
取り軸の巻取り量の調整が正確に行なわれたか否かを確
認するには、実際に巻上装置を作動させてみなければ判
らないという問題点がある。
等の巻取り量を変更しうるようにした上述のような従来
の手段によると、回転軸に対するカム板の取付位置を変
更したり、固定体に対するリミットスイッチの取付位置
を変更したりするのに、それらの止めねじを弛めて、カ
ム板又はリミットスイッチの位置をずらし、再度止めね
じを締め直すという面倒な作業が必要であり、しかも巻
取り軸の巻取り量の調整が正確に行なわれたか否かを確
認するには、実際に巻上装置を作動させてみなければ判
らないという問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、巻取り軸の回転角度の調整及び変更を正確に
しかも手間をかけずに容易に行なうことができるように
した、巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置を
提供することを目的とするものである。
たもので、巻取り軸の回転角度の調整及び変更を正確に
しかも手間をかけずに容易に行なうことができるように
した、巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、巻上装置の巻取り軸に連係手段を介して
連係されることにより巻取り軸と同期して回転するよう
にした回転筒を、巻上装置のケースに枢支した角度調整
用の調整軸に枢嵌するとともに、回転筒と調整軸との間
に摩擦接触部材を設け、かつ調整軸に、該調整軸がケー
スに対して予め定めた角度位置に達することにより、ケ
ースに設けた角度検出用スイッチを作動させる作動子を
設けたことを特徴としている。
に、本発明は、巻上装置の巻取り軸に連係手段を介して
連係されることにより巻取り軸と同期して回転するよう
にした回転筒を、巻上装置のケースに枢支した角度調整
用の調整軸に枢嵌するとともに、回転筒と調整軸との間
に摩擦接触部材を設け、かつ調整軸に、該調整軸がケー
スに対して予め定めた角度位置に達することにより、ケ
ースに設けた角度検出用スイッチを作動させる作動子を
設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】巻上装置の作動により、その巻取り軸が巻取り
方向に回転させられると、回転筒が連動して回転させら
れるとともに、摩擦接触部材の摩擦接触力により、調整
軸は回転筒と一体となって回転し、巻取り軸の回転角度
が所定値に達すると、調整軸に設けた作動子により角度
検出スイッチが作動させられる。摩擦接触部材の摩擦接
触力より大きい力で調整軸を回転筒に対して回転させる
ことにより、角度検出スイッチの作動のタイミングを変
更し、巻取り軸の回転角度を簡単に調節することができ
る。
方向に回転させられると、回転筒が連動して回転させら
れるとともに、摩擦接触部材の摩擦接触力により、調整
軸は回転筒と一体となって回転し、巻取り軸の回転角度
が所定値に達すると、調整軸に設けた作動子により角度
検出スイッチが作動させられる。摩擦接触部材の摩擦接
触力より大きい力で調整軸を回転筒に対して回転させる
ことにより、角度検出スイッチの作動のタイミングを変
更し、巻取り軸の回転角度を簡単に調節することができ
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1乃至図4中(1)は、巻上装置を示
し、この巻上装置(1)は、地表に立設した想像線で示す
支柱の上端に固着された想像線で示す金属製の筐体(2)
内に収容されている。
細に説明する。図1乃至図4中(1)は、巻上装置を示
し、この巻上装置(1)は、地表に立設した想像線で示す
支柱の上端に固着された想像線で示す金属製の筐体(2)
内に収容されている。
【0012】巻上装置(1)は、前記筐体(2)に収容され
たケース(3)と、このケース(3)の上部に設けられた左
右1対のモータ(4)と、各モータ(4)より垂下し、下端
が軸受(5)によってケース(3)に支承された駆動軸(6)
に固嵌されたウォーム(7)と、前記ケース(3)の前後部
(図2の左右)に設けられた2つの軸受(8)により枢支さ
れ、ビニールハウスのビニールを巻取る2本の巻取り軸
(9)と、この巻取り軸(9)の中間部に固嵌され、前記ウ
ォーム(7)と噛合するウォームホイル(10)とにより構成
されている。
たケース(3)と、このケース(3)の上部に設けられた左
右1対のモータ(4)と、各モータ(4)より垂下し、下端
が軸受(5)によってケース(3)に支承された駆動軸(6)
に固嵌されたウォーム(7)と、前記ケース(3)の前後部
(図2の左右)に設けられた2つの軸受(8)により枢支さ
れ、ビニールハウスのビニールを巻取る2本の巻取り軸
(9)と、この巻取り軸(9)の中間部に固嵌され、前記ウ
ォーム(7)と噛合するウォームホイル(10)とにより構成
されている。
【0013】(11)は、本発明の巻上装置(1)における巻
取り軸(9)の回転角度調整装置であり、図3にその構成
を示す。なお、回転角度調整装置(1)は、各巻取り軸
(9)に左右対称の構造を示すように設けられているが、
以下の説明では、その一方に関してのみ説明する。
取り軸(9)の回転角度調整装置であり、図3にその構成
を示す。なお、回転角度調整装置(1)は、各巻取り軸
(9)に左右対称の構造を示すように設けられているが、
以下の説明では、その一方に関してのみ説明する。
【0014】ケース(3)の後面に取付けられて、実質的
にケース(3)の一部をなす左右1対の支持枠(12)には、
角度調整用の調整軸(15)が枢支され、この調整軸(15)に
は、巻上装置(1)の巻取り軸(9)に連係手段(13)を介し
て連係されることにより、巻取り軸(9)と同期して回転
するようにした回転筒(14)が枢嵌されている。
にケース(3)の一部をなす左右1対の支持枠(12)には、
角度調整用の調整軸(15)が枢支され、この調整軸(15)に
は、巻上装置(1)の巻取り軸(9)に連係手段(13)を介し
て連係されることにより、巻取り軸(9)と同期して回転
するようにした回転筒(14)が枢嵌されている。
【0015】連係手段(13)は、この実施例では、巻取り
軸(9)に固嵌したウォーム(13a)により構成してもよ
い。
軸(9)に固嵌したウォーム(13a)により構成してもよ
い。
【0016】調整軸(15)の一端には、つまみ(16)が固嵌
され、つまみ(16)とこのつまみ(16)に近接するケース
(3)には、調整軸(15)の回転角度を示す指針と目盛(図
示略)が付設されている。
され、つまみ(16)とこのつまみ(16)に近接するケース
(3)には、調整軸(15)の回転角度を示す指針と目盛(図
示略)が付設されている。
【0017】調整軸(15)の他端には、調整軸(15)がケー
ス(3)に対して予め定めた角度位置に達することによ
り、ケース(3)に設けられた角度検出用のマイクロスイ
ッチ(17)の作動片(17a)に当接して、マイクロスイッチ
(17)を作動させる作動子(18)が突設されている。
ス(3)に対して予め定めた角度位置に達することによ
り、ケース(3)に設けられた角度検出用のマイクロスイ
ッチ(17)の作動片(17a)に当接して、マイクロスイッチ
(17)を作動させる作動子(18)が突設されている。
【0018】このマイクロスイッチ(17)は、モータ(4)
の正転による巻取り軸(9)の巻取り方向の回転を停止さ
せる巻終り検知スイッチである。
の正転による巻取り軸(9)の巻取り方向の回転を停止さ
せる巻終り検知スイッチである。
【0019】回転筒(14)には、回転筒がケース(3)に対
して予め定められた角度位置に達したときに、ケース
(3)に設けられた第2の角度検出用のマイクロスイッチ
(19)の作動片(19a)に当接して、マイクロスイッチ(19)
を作動させる第2の作動子(20)が突設されている。
して予め定められた角度位置に達したときに、ケース
(3)に設けられた第2の角度検出用のマイクロスイッチ
(19)の作動片(19a)に当接して、マイクロスイッチ(19)
を作動させる第2の作動子(20)が突設されている。
【0020】このマイクロスイッチ(19)は、モータ(4)
の逆転による巻取り軸(9)の巻戻し方向への回転を停止
させるようにした巻戻し検知スイッチである。
の逆転による巻取り軸(9)の巻戻し方向への回転を停止
させるようにした巻戻し検知スイッチである。
【0021】図4において、(21)は、回転筒(14)と調整
軸(15)との間に嵌合された筒状の摩擦接触部材であっ
て、例えば、弾性を有する合成樹脂材等が好ましい。す
なわち、常態では、調整軸(15)は摩擦接触部材(21)の摩
擦接触力により、回転筒(14)と一体となって回転する
が、巻取り軸(9)の回転角度を調整しようとする場合
に、摩擦接触部材(21)の摩擦接触力よりも大きな力を調
整軸(15)に与えてやると、調整軸(15)は回転筒(14)に対
して相対回転することができ、以後はその位置関係のま
ま、回転筒(14)と一体となって回転する。
軸(15)との間に嵌合された筒状の摩擦接触部材であっ
て、例えば、弾性を有する合成樹脂材等が好ましい。す
なわち、常態では、調整軸(15)は摩擦接触部材(21)の摩
擦接触力により、回転筒(14)と一体となって回転する
が、巻取り軸(9)の回転角度を調整しようとする場合
に、摩擦接触部材(21)の摩擦接触力よりも大きな力を調
整軸(15)に与えてやると、調整軸(15)は回転筒(14)に対
して相対回転することができ、以後はその位置関係のま
ま、回転筒(14)と一体となって回転する。
【0022】上記のように調整軸(15)を回転筒(14)に対
して相対回転可能とすることにより、2つの作動子(18)
(20)間の調整軸(15)を中心とする挾角を縮めたり、大き
くしたりすることによって、巻取り軸(9)の巻始め位置
と同一位置である巻戻し位置から巻終り位置までの回転
角度を簡単に変更又は調整することができる。
して相対回転可能とすることにより、2つの作動子(18)
(20)間の調整軸(15)を中心とする挾角を縮めたり、大き
くしたりすることによって、巻取り軸(9)の巻始め位置
と同一位置である巻戻し位置から巻終り位置までの回転
角度を簡単に変更又は調整することができる。
【0023】この後、サーモスタット等の温度検知手段
の作動に基づいてモータ(4)が正転させられると、巻取
り軸(9)が巻取り方向へ回転させられ、ビニールが巻取
られる。
の作動に基づいてモータ(4)が正転させられると、巻取
り軸(9)が巻取り方向へ回転させられ、ビニールが巻取
られる。
【0024】すると、連係手段(13)を介して回転筒(14)
が減速して回転させられるとともに、摩擦接触部材(21)
の摩擦接触力により、調整軸(15)が回転筒(14)と一体と
なって、反時計回り方向(図3の矢示A方向)へ回転させ
られる。
が減速して回転させられるとともに、摩擦接触部材(21)
の摩擦接触力により、調整軸(15)が回転筒(14)と一体と
なって、反時計回り方向(図3の矢示A方向)へ回転させ
られる。
【0025】そして、調整軸(15)に突設された作動子(1
8)が巻終り検知スイッチであるマイクロスイッチ(17)の
作動片(17a)に当接すると、モータ(4)の正転が停止さ
せられ、巻取り軸(9)によるビニールの巻取りが終了す
る。
8)が巻終り検知スイッチであるマイクロスイッチ(17)の
作動片(17a)に当接すると、モータ(4)の正転が停止さ
せられ、巻取り軸(9)によるビニールの巻取りが終了す
る。
【0026】マイクロスイッチ(17)が作動子(20)により
作動させられるタイミングは、巻取り軸(9)によるビニ
ールの巻取りが最小となるときに予め調整しておき、ま
たケース(3)に付す目盛は、巻取り軸(9)の回転角度又
は回転数に対応させておく。
作動させられるタイミングは、巻取り軸(9)によるビニ
ールの巻取りが最小となるときに予め調整しておき、ま
たケース(3)に付す目盛は、巻取り軸(9)の回転角度又
は回転数に対応させておく。
【0027】次に、この巻上装置(1)における巻取り軸
(9)の回転角度調整装置(11)の調整の方法及びその作用
につき説明する。
(9)の回転角度調整装置(11)の調整の方法及びその作用
につき説明する。
【0028】巻取り軸(9)の回転角度を調整しようとす
る場合には、つまみ(16)を把持し、摩擦接触部材(21)の
摩擦接触力よりも大きな力を調整軸(15)に与え、強制的
に回転筒(14)に対して調整軸(15)を所定方向へ回転さ
せ、ケース(3)に付設された目盛につまみ(16)を合わせ
る。
る場合には、つまみ(16)を把持し、摩擦接触部材(21)の
摩擦接触力よりも大きな力を調整軸(15)に与え、強制的
に回転筒(14)に対して調整軸(15)を所定方向へ回転さ
せ、ケース(3)に付設された目盛につまみ(16)を合わせ
る。
【0029】この巻取が終了した状態において、ビニー
ルハウスの内部へ外気が導入され、ハウス内温度を下げ
ることができる。次に、ビニールを巻戻す場合には、サ
ーモスタット等の温度検知手段の作動が手動操作スイッ
チの作動等により、モータ(4)を逆転させる。この場
合、ビニールの巻取り時から一定時間経過後にモータ
(4)を逆転させるようにするのがよい。すると、連係手
段(13)を介して回転筒(14)及び調整軸(15)が時計回り方
向(図3の矢示B方向)へ一体となって回転させられ、ビ
ニールの巻戻しが開始する。そして回転筒(14)の外周面
に突設された作動子(20)が、巻戻し検知スイッチである
マイクロスイッチ(19)の作動片(19a)に当接することに
より、モータ(4)の逆転が停止され、巻戻しが終了す
る。
ルハウスの内部へ外気が導入され、ハウス内温度を下げ
ることができる。次に、ビニールを巻戻す場合には、サ
ーモスタット等の温度検知手段の作動が手動操作スイッ
チの作動等により、モータ(4)を逆転させる。この場
合、ビニールの巻取り時から一定時間経過後にモータ
(4)を逆転させるようにするのがよい。すると、連係手
段(13)を介して回転筒(14)及び調整軸(15)が時計回り方
向(図3の矢示B方向)へ一体となって回転させられ、ビ
ニールの巻戻しが開始する。そして回転筒(14)の外周面
に突設された作動子(20)が、巻戻し検知スイッチである
マイクロスイッチ(19)の作動片(19a)に当接することに
より、モータ(4)の逆転が停止され、巻戻しが終了す
る。
【0030】上記したように、単につまみを目盛に合わ
せる操作だけで、巻取り軸(9)の回転角度の調整を容易
に行なうことができ、角度設定に手間がかからない。ま
た、筐体(2)内に巻上装置(1)を収容するようにしたの
で、巻上装置(1)が雨にぬれることによって故障が発生
するおそれもなくなる。なお、本発明は、ビニールハウ
スのビニールの巻取り以外(例えば、劇場の垂幕の開閉
等)にも用いることができる。
せる操作だけで、巻取り軸(9)の回転角度の調整を容易
に行なうことができ、角度設定に手間がかからない。ま
た、筐体(2)内に巻上装置(1)を収容するようにしたの
で、巻上装置(1)が雨にぬれることによって故障が発生
するおそれもなくなる。なお、本発明は、ビニールハウ
スのビニールの巻取り以外(例えば、劇場の垂幕の開閉
等)にも用いることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、下記の効果を奏する。 (a) 回転筒と調整軸との間に摩擦接触部材を設けたこ
とにより、摩擦接触部材の摩擦接触力よりも大きな力を
加えるだけで、調整軸を回転筒に対して回転させること
ができ、調整軸の回転角度を簡単に変更することができ
る(請求項1〜5記載の発明)。
とにより、摩擦接触部材の摩擦接触力よりも大きな力を
加えるだけで、調整軸を回転筒に対して回転させること
ができ、調整軸の回転角度を簡単に変更することができ
る(請求項1〜5記載の発明)。
【0032】(b) 調整軸につまみを設け、ケースに調
整軸の回転角度を示す目盛を付設したので、調整軸の角
度の設定が容易に行なうことができる(請求項5記載の
発明)。
整軸の回転角度を示す目盛を付設したので、調整軸の角
度の設定が容易に行なうことができる(請求項5記載の
発明)。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断側面図である。
【図3】要部の後方斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う縦断面図である。
(1)巻上装置 (2)筐体 (3)ケース (4)モータ (5)軸受 (6)駆動軸 (7)ウォーム (8)軸受 (9)巻取り軸 (10)ウォー
ムホイル (11)回転角度調整装置 (12)支持枠 (13)連係手段 (13a)ウォ
ーム (14)回転筒 (15)調整軸 (16)つまみ (17)マイク
ロスイッチ (17a)作動片 (18)作動子 (19)マイクロスイッチ (19a)作動
片 (20)第2の作動子 (21)摩擦接
触部材
ムホイル (11)回転角度調整装置 (12)支持枠 (13)連係手段 (13a)ウォ
ーム (14)回転筒 (15)調整軸 (16)つまみ (17)マイク
ロスイッチ (17a)作動片 (18)作動子 (19)マイクロスイッチ (19a)作動
片 (20)第2の作動子 (21)摩擦接
触部材
Claims (5)
- 【請求項1】 巻上装置の巻取り軸に連係手段を介して
連係されることにより巻取り軸と同期して回転するよう
にした回転筒を、巻上装置のケースに枢支した角度調整
用の調整軸に枢嵌するとともに、回転筒と調整軸との間
に摩擦接触部材を設け、かつ調整軸に、該調整軸がケー
スに対して予め定めた角度位置に達することにより、ケ
ースに設けた角度検出用スイッチを作動させる作動子を
設けたことを特徴とする巻上装置における巻取り軸の回
転角度調整装置。 - 【請求項2】 角度検出用スイッチが、巻取り軸を回転
させる駆動手段による巻取り軸の巻取り方向への回転を
停止させる巻終り検知スイッチである請求項1記載の巻
上装置における巻取り軸の回転角度調整装置。 - 【請求項3】 回転筒に、該回転筒がケースに対して予
め定めた角度位置に達することにより、ケースに設けた
第2の角度検出用スイッチを作動させる第2の作動子を
設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の巻上装置
における巻取り軸の回転角度調整装置。 - 【請求項4】 第2の角度検出用スイッチが、巻取り軸
を回転させる駆動手段による巻取り軸の巻戻し方向への
回転を停止させる巻戻し検知スイッチである請求項3記
載の巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置。 - 【請求項5】 ケースより突出する調整軸の一端につま
みを固嵌するとともに、つまみと、該つまみに近接する
ケースの適所との間に、調整軸の回転角度を示す目盛を
付設してなる請求項1〜4のいずれかに記載の巻上装置
における巻取り軸の回転角度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5036186A JPH0751022B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5036186A JPH0751022B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225648A true JPH06225648A (ja) | 1994-08-16 |
JPH0751022B2 JPH0751022B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12462704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5036186A Expired - Lifetime JPH0751022B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 巻上装置における巻取り軸の回転角度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751022B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015116145A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 有限会社 川西種苗店 | 温室の内屋根昇降システム |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5036186A patent/JPH0751022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015116145A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 有限会社 川西種苗店 | 温室の内屋根昇降システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751022B2 (ja) | 1995-06-05 |
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