JPH06225342A - 高精細度テレビジョン信号処理システム - Google Patents
高精細度テレビジョン信号処理システムInfo
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Abstract
路を提供する。 【構成】 高精細度テレビジョン信号エンコーダにおい
て、高優先度及び標準優先度のデジタルデータは、各々
I及びQ成分に分離され、デジタルフィルタ(21、2
5)によってスペクトル的に整形され、時分割多重化さ
れ、それぞれの32QAM型の直交振幅変調された信号
が生成される。高優先度QAM信号と標準優先度のQA
M信号は異なる帯域幅と搬送波周波数を呈する。高優先
度及び標準優先度のQAM信号はデジタル形式で合成さ
れ、優先順位付けされたデュアル32QAMデジタル信
号が生成され、それが単一のデジタル−アナログ変換器
(50)に供給され、アナログRF伝送回路網(52−
55)に供給される。
Description
AM)された信号を用いるデジタル高精細度テレビジョ
ン(HDTV)信号コード化システムに関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、ホワイト(H.E.
White)氏による1991年2月4日付け米国特許
出願第650,329号(PCT/US91/0982
3(国際公開第WO92/14343号)対応)及び1
992年6月16日付けでレイチョードゥリ(Rayc
haudhuri)氏他に付与された米国特許第5,1
22,875号に記載されている形式の優先順位付けし
たデュアル搬送波(2搬送波)QAMコード化システム
に関するものである。
形式のQAM記号(シンボル)伝送システムでは、伝送
されるデータ記号は、それぞれの直交位相搬送波を変調
する”I”及び”Q”直交成分の両方によって表され
る。各記号は、例えば、数ビットからなり、記号の数が
QAMシステムのタイプ、即ち、16QAM、32QA
M等を決定する。各記号はルックアップテーブル(例え
ば、ROM)を用いて、4象限の格子状配列(cons
tellation)中の予め定められた位置にマッピ
ングされる(割り当てられる)。予め定められた数の記
号が各象限中の割り当てられた領域を占める。32QA
Mシステムでは、配列の各象限は、直交するI及びQ軸
に関して予め規定された座標に8つの記号を含んでい
る。ある記号ビットが記号が位置している配列の象限を
指定し、あるビットがその記号に割り当てられたその象
限中の特定の座標を指定する。この一般的なタイプのQ
AMシステムは周知である。
高精細度画像情報を表すテレビジョン信号が標準の6M
Hzテレビジョン伝送ベースバンド中で周波数多重化さ
れた2つのQAM搬送波を用いて伝送されるシステムに
ついて記述されている。これらの搬送波の一方は高優先
度情報を運び、他方の搬送波は(比較的低い)標準優先
度の情報を運ぶ。高優先度(HP)情報というのは、完
全ではないにしても、識別できる画像を形成するために
必要な情報で、残りの情報である標準優先度(SP)情
報より相当大きな電力で伝送される。高優先度情報は標
準優先度情報に比して狭い帯域幅を呈し、従って、伝送
チャンネルによる崩壊を受けにくい。HP搬送波はテレ
ビジョン伝送チャンネル、例えば、NTSCチャンネル
の周波数スペクトルの、通常、標準NTSCテレビジョ
ン信号の残留側波帯によって占められる部分に配置され
る。信号のこの部分は、通常は、標準の受信機のナイキ
ストフィルタによって相当な減衰を受け、従って、この
伝送フォーマットを有するHDTV信号は所謂同一チャ
ンネル混信を生じさせない。
の直接的なアプローチは、2つのQAM信号を独立して
コード化し変調するために2つの並列パスを用いる方法
である。2つのコード化したQAM信号をデジタルフォ
ーマットからアナログフォーマットに変換した後、2つ
の周波数変換器を用いて、コード化されたQAM信号
を、適切なスペクトル位置に置かれた搬送波を用いて複
合デュアルQAM信号に併合する。この発明の原理によ
れば、一例として示したシステムが、コード化されたQ
AM信号の質を犠牲にすることなく、例えば、全体の回
路のサイズ及び特に集積回路の表面積を小さくすること
により、回路の複雑さ及び製造コストを減じるように、
優先順位付けされた多重(マルティプル)搬送波QAM
−HDTV信号をコード化する。
を構成する高優先度及び標準優先度の直交振幅変調され
た(QAM)は、アナログ形式に変換される前に、デジ
タル領域(ドメイン)で併合(マージ)される。従っ
て、RF伝送されるアナログ多重QAM信号を生成する
ために必要なデジタル−アナログ変換器及びアナログ回
路網はそれぞれ1つでよくなる。
おいては、高優先度(HP)信号と標準優先度(SP)
信号はQAM変調される前に、それぞれのデジタルフィ
ルタによって、スペクトル的に整形される。QAM変調
されたHP及びSP成分は、デジタル加算器及び補間器
を含むデジタルプロセッサによって合成された後、単一
のデジタル−アナログ変換器及びそれに関係するアナロ
グ回路網に送られて、RF伝送される。
3を考察すると理解が容易になろう。図3は、後述する
ように開示のシステムによって生成される優先順位付け
されたデュアル32QAMベースバンドビデオ信号の周
波数スペクトルを示す。
ャンネルの6MHzの帯域幅とコンパティブルな高精細
度テレビジョン(HDTV)信号のビデオ周波数スペク
トルを示す。標準のNTSCビデオ周波数スペクトルと
の比較を容易にするために、図3の周波数目盛りに沿う
周波数(−1.25MHz〜4.5MHz)は、NTS
CシステムにおけるRF画像搬送波の0.0 MHz周
波数位置に基準付けられている。
成分に分割されたデータ圧縮された信号である。この例
においては、高信頼度で受信されるべきであるオーディ
オ、同期、低周波数ビデオの各情報成分に高優先度が与
えられる。例えば、同期情報は、受信機側での信号再生
と処理を容易にするための独特の署名即ちコードを含ん
だトレーニング信号に似たものとし、例えば、フィール
ドレートの走査情報(例えば、フィールド開始マーカ)
を含んでいる。その他の相対的に重要性が低い成分、例
えば、高周波数ビデオ情報等には低い優先度が与えられ
る。高優先度情報は低優先度情報に比して狭い帯域幅を
呈し、後述するように、信号REFに基準をおいた0.
96MHzの第1の抑圧搬送波を直交振幅変調(QA
M)する。低優先度情報は、同じく信号REFに基準付
けられた3.84MHzの第2の抑圧搬送波を直交振幅
変調する。これにより生じる複合信号は多重QAM信
号、即ち、この例では、「デュアル(2)」QAM信号
の形をとる。複合デュアルQAM信号は、帯域外(ou
t−of−band)基準信号REFによって6MHz
標準テレビジョン帯域に変換される。信号REFの周波
数は、この信号が複合QAM信号によって変調された
時、生成された和と差の成分の一方が、所望の無線周波
数テレビジョンチャンネル、例えば、同時放送のVHF
チャンネル3に関連付けられた周波数の帯域内に入るよ
うになるように選択される。信号REFは複合デュアル
QAM信号によって変調されて両側波帯変調された信号
を生成し、図3に示すように、その低周波数側の側波帯
は除去され、高周波数側の側波帯が保持される。
SP成分の振幅より相当大きく、例えば、2倍である。
HP成分の−6db帯域幅は0.96MHzであり、S
P成分の−6db帯域幅は3.84MHzで、これはH
P成分の帯域幅の4倍である。狭帯域HP成分及び広帯
域SP成分の非線形帯域エッジ遷移領域は二乗余弦(レ
イズドコサイン)特性の平方根を有する有限インパルス
応答(FIR)フィルタによって整形され、シャープな
遷移領域によって生じる不所望な高周波数効果を排除し
た滑らかな遷移領域が生成される。帯域エッジ遷移領域
(一定比率に従って図示したものではない)内の広帯域
SP成分の振幅−周波数応答は、より急峻な狭帯域HP
成分の勾配の4分の1の勾配を持っている。
する”I”成分と”Q”成分を含んでいる。32QAM
システムは5ビットデータワード、即ち記号(シンボ
ル)を処理する。I及びQ軸によって規定されるQAM
配列の4つの象限の各々には、8つの記号が配置され
る。各記号は予め規定された配列の座標の位置に置かれ
ている。各記号の2ビットがその記号についての配列中
の象限を指定し、3ビットがその象限中のその記号の座
標を指定する。
HPデータとSPデータについてそれぞれ0.96MH
zと3.84MHzの記号レートを呈する。この記号レ
ートは使用されているQAM処理の形式(例えば、16
QAMあるいは32QAM等)には関係がない。この記
号レートの4倍のサンプリングを用いると、HPサンプ
リングレートは3.84MHz、SPサンプリングレー
トは15.36MHzとなる。32QAMの場合で1記
号につき5ビットとすると、HP及びSPビットレート
はそれぞれ4.8Mbps及び19.2Mbpsであ
る。
システムは、標準のNTSCテレビジョン信号、即ち、
デュアルQAM信号として同じチャンネルで別の位置か
ら送信されたNTSC信号に関係する混信に対し、相当
な同一チャンネル混信不感性を呈する。これは、NTS
CのRF画像搬送波とNTSC音声搬送波の近傍におい
て、QAMスペクトル中に高エネルギ情報に関係して減
衰ノッチがあるためである。逆に、デュアルQAM信号
によるNTSC信号への同一チャンネル混信は、大振幅
狭帯域QAM信号が標準NTSCテレビジョン受信機中
のナイキスト勾配フィルタによって大きく減衰されるこ
とにより、大幅に減じられる。図3において、標準NT
SC受信機におけるナイキスト勾配フィルタ応答が−
0.75MHzから0.75MHzまでのQAMスペク
トルの低帯域部分に重畳した点線で示されている。広帯
域QAM成分に対し、狭帯域QAM成分の6db大きな
振幅と4分の1の帯域幅との組合せにより、広帯域QA
M成分の電力密度に比してかなり大きな電力密度が得ら
れる。従って、例示した高優先度狭帯域QAM信号は、
低優先度広帯域QAM信号に比して相当改善された信号
対雑音比と低い誤り率を呈する。
細度のテレビジョン画像の精細度に近い精細度を持った
表示画像を生成するに充分なビデオ情報を含んでいる。
従って、例えば、飛行機のフラッタのために、高精細度
送信が一時的に中断されても、視聴者には大きな障害と
はならない。即ち、高精細度情報を含んだ低出力広帯域
成分が一時的に中断されても、高出力狭帯域成分は影響
を受けず、従って、精細度は低いが受容できる画像が一
時的に表示される。
レートはそれぞれ15.36MHzと3.84MHzで
あり、これは4:1の整数比関係を呈する。この好まし
い関係は、両QAM成分のデータ回復動作のタイミング
をとるために、同じ引き出されたデータクロックを用い
ることができるので、受信機側における狭帯域及び広帯
域QAM情報の回復を簡単にする。受信機システムに必
要なデータクロックレートは、容易に回復できる高出力
狭帯域QAM信号から簡単に引き出すことができる。
タ源5からのHPデータと標準優先度(SP)データ源
11からのSPデータが、それぞれ高優先度信号路と標
準優先度信号路で処理された後、デジタル信号プロセッ
サ40で組合わされる。データ源5と11によって供給
されるHP及びSPデータは、例えば、前述の米国特許
第5,122,875号に記載されているようにして生
成することができる。データ源とプロセッサ40の間の
HP及びSP信号処理路は、構造的にも動作的にも同様
であるので、HP処理路のみを詳細に説明する。
ジタルデュアル32QAMコード化システムを示す。図
2に詳細を示すデジタル信号プロセッサ40はHP−Q
AM信号(高優先度QAM信号)と及びSP−QAM信
号(標準優先度QAM信号)をデジタル領域(ドメイ
ン)で併合するもので、この構成によって、RF伝送の
ためのアナログデュアルQAM信号の生成のためのデジ
タル−アナログ変換器とアナログ回路網はそれぞれ1つ
だけでよい。
は、シフトレジスタ10によって直列形式から5ビット
並列形式に変換される。シフトレジスタ10からの出力
は、ROM(読出し専用メモリ)ユニット15、16を
含むエンコーダ部14に供給される。エンコーダ14
は、受信機側での復号処理を容易にするように、通常の
QAMコード化法に従って使用される。即ち、エンコー
ダ部14によって行われるコード化は、受信されたQA
M配列の位相回転に対する受信機の不感性を強めるよう
なものである。
タ及びルックアップテーブルを含んでおり、5ビットの
並列入力と5ビットの並列出力を備えている。このRO
Mは各5ビット記号中の最後の3ビット(これはその記
号の座標を特定する)を処理せずに通過させ、象限を特
定する最初の2つの記号ビットを検査する。アキュムレ
ータはその時の記号の最初の2ビットとその前の記号の
最初の2ビットを累算する。ルックアップテーブルは、
これらその時の最初の2ビットとその前の最初の2ビッ
トの差を表す2ビットの出力値を供給する。この差を表
すビットは、受信機側でQAM象限を正しく識別するた
めの基準として働く。これらのビットはユニット15の
出力に送られ、そこで、それに対応する最後の3ビット
と組合わされて5ビットの記号が再構成される。
ビット並列データストリームに対するデータマッパとし
て働く。ROM16はその入力データストリームを順次
5ビット記号に分割(スプリット)する。各5ビット記
号は、ルックアップテーブルを用いて、直交するI及び
Q軸によって規定される4象限の格子状配列中にマッピ
ングされる。32QAMシステムにおいては、8個の5
ビット記号が各象限中で割り当てられた領域を占める。
各記号の最初の2ビットが、I及びQ直交軸に対してそ
の記号が配置される象限を指定し、残りの3ビットがそ
の象限中のその記号に対して割り当てられた特定の位置
(座標)を指定する。次の記号も同様に処理される。R
OM16はデータワードが交互に現れる2つの並列出力
を備えている。交番する処理済記号は通常はI記号及び
Q記号として表され、それぞれROM16の並列I及び
Q出力に現れる。エンコーダ部14によって行われる形
式のコ−ディングに関するこれ以上の情報については、
CCITT V.29とV.32規格を参照されたい。
出力記号を並列形式でそれぞれデジタルフィルタ21a
と21bに供給する。これらのフィルタは、20タップ
(20係数)有限インパルス応答(FIR)平方根二乗
余弦デジタル低域通過スペクトル整形フィルタで、3.
84MHzの高優先度サンプリングレートでクロックさ
れる。これに対応する標準優先度信号路中の整形フィル
タ25aと25bは、標準優先度成分の15.36MH
zのサンプリングレートでクロックされる。これらの整
形フィルタは、I及びQ成分の過剰帯域幅応答の形状、
即ち、帯域エッジの勾配の急峻さを規定するように、通
常のQAM信号処理法に従って用いられる。この例では
過剰帯域幅は約17パーセントである。
−I出力信号とHP−Q出力信号はマルチプレクサ(M
UX)32によって時間多重化される。後述するよう
に、フィルタ21aと21bはマルチプレクサ32と協
働して、直交振幅変調されたHP成分、即ち、32QA
M−HP成分を生成する。このマルチプレクサ32から
の32QAM−HP成分と、標準優先度信号路中の対応
するマルチプレクサ34からの32QAM−SP信号
は、デジタル信号プロセッサ40によって処理されて単
一のデータストリーム(図2を参照して後述する)が生
成され、これがこの後D/A変換器50によってデジタ
ル形式からアナログ形式に変換される。変換器50から
の出力信号はアナログフィルタ52によって低域通過濾
波処理された後、変調器54において局部発振器55か
らの信号を変調して、RF伝送に適した出力信号を生成
する。フィルタ52は出力信号を標準テレビジョンチャ
ンネルの帯域幅(NTSCの場合は6MHz)に制限
し、それ以前に施されたデジタル信号処理に伴う高調波
のような高周波数成分を除去する。伝送される優先順位
付けされたデュアル32QAM信号のベースバンドスペ
クトルは図3に示す形である。
部20におけるフィルタ21a及び21b)とデジタル
マルチプレクサ(例えば、マルチプレクサ32)が協働
してデジタル直交振幅変調を行うプロセスは、IEEE
Journal on Selected Area
s in Communications、Vol.
8、No.8、1990年10月のサムエリ(Samu
eli)氏他による論文「デジタル無線アプリケーショ
ン用の高速オールデジタル直交変調器及び復調器のため
のVLSIアーキテクチャ(A VLSI Archi
tecturefor a High−Speed A
ll−Digital Quadrature Mod
ulator and Demodulator fo
r Digital Radio Applicati
ons)」に論じられている。HP信号路中の整形フィ
ルタ21aと21b及び出力マルチプレクサ32は、基
本的には正弦/余弦搬送波発生器及びミクサとして動作
する。HP信号路中の整形フィルタ及び出力マルチプレ
クサのサンプリングレートと、SP信号路中の対応素子
のサンプリングレートが、それぞれ、QAM−HP搬送
波周波数とQAM−SP搬送波周波数を設定する。サン
プリングレートは搬送波周波数の4倍であり、搬送波周
波数は記号レートと等しい。
ち、サンプリングレートの4分の1に選ぶことにより、
混合機能に必要な余弦波形値及び正弦波形値は、0°、
90°、180°及び270°でサンプリングすること
により得ることができる。このようなサンプリングを行
うと、余弦関数に対しては、1、0、−1、0の値が生
成され、正弦関数については、0、1、0、−1の値が
生成される。2:1マルチプレクサ(例えば、マルチプ
レクサ32)とインバータとで、変調器の混合機能を行
わせることができる。混合処理における−1乗算を行う
ために必要なインバータは、整形フィルタの係数の半分
のものに負の符号を与えることによって実現できる。
をさらに詳細に示す。プロセッサ40の一方の入力は、
0.96MHzに中心周波数を有する周波数スペクトル
と3.84MHz(4×0.96MHz)のサンプリン
グレートとを持つ狭帯域で、比較的高エネルギの32Q
AM高優先度(HP)成分である。この信号は15.3
6MHzにアップサンプル(upsample)する
1:4補間器42に供給される。補間器42のこの動作
により、狭帯域HPデータが3.84MHzのサンプル
レートから15.36MHzのサンプルレートに変換さ
れ、マルチプレクサ32からのHPデータとマルチプレ
クサ34からのSPデータが同じサンプルレートを持つ
ことになり、これによって、HPデータとSPデータは
デジタル全加算器44によりデジタル時間領域中で適切
に合成される。このサンプルレート変換はSP及びHP
のQAM信号の帯域幅及び搬送波周波数の関係が4:1
という整数の関係であることにより容易になる。加算器
44は15.36MHzでクロックされ、マルチプレク
サ34からは直接32QAM標準優先度信号を受けと
る。HP信号とSP信号の相対的出力レベル、即ち、振
幅は、例えば、先行のエンコーダ部14のROM段を適
切にプログラムしたり、あるいは、整形フィルタ部20
のフィルタの係数の値をプログラムすること等により、
デジタル領域で容易かつ正確に保持することができる。
加算器44からのデュアルQAMデジタル出力信号は、
単一のデジタル−アナログ変換器(図1の50)に加え
られて、RF伝送用のデュアルQAMアナログ信号が生
成される。
は、1992年7月29日付け米国特許出願第921,
790号「時分割多重信号の多重化処理用のFIRフィ
ルタ装置」(特願平5−207254号対応)及び19
92年7月29日付け米国特許出願第922,104号
「複数QAM信号の時分割多重処理用装置」(特願平5
−207255号対応)に開示されているような多重化
技法を用いることにより2分の1に減じることができ
る。そのような時間多重化された信号の多重処理用のF
IRフィルタを図4に概略図示する。
化Iフィルタ61と多重化Qフィルタ65を含んでい
る。これらのフィルタ61と65の前段には、それぞれ
入力時間マルチプレクサ62と66が配置されており、
後段には、それぞれ、出力時間デマルチプレクサ(DE
MUX)63と67が配置されている。入力HP−I成
分とHP−Q成分は図1のROM16によって供給さ
れ、入力SP−I及びSP−Q成分は図1のROM18
によって供給される。出力HP−I成分とHP−Q成分
は図1の出力マルチプレクサ32に加えられ、また、出
力SP−I成分とSP−Q成分は図1の出力マルチプレ
クサ34に加えられる。次の、Iサンプル処理用の多重
化フィルタ61の説明はQサンプル処理用のフィルタ6
5についても適用される。
ルに対し、SP成分中には4つのI(またはQ)サンプ
ルがある。従って、入力マルチプレクサ62はHPとS
PのIサンプルを、SPのIサンプル4に対しHP−I
サンプル1の割合で、時分割多重化し、それによって得
られた信号を多重化フィルタ61に結合する。フィルタ
61は、ハードウェアに対する条件を緩和するために、
時間多重化された態様で動作するように構成されてい
る。フィルタ61は、ユニット62からの多重化された
サンプルを受け取る入力バスを有する入力重み付けされ
たFIRフィルタである。これらのサンプルは複数の重
み付け回路の各々に加えられて、それぞれの係数で重み
付けされる。それぞれの重み付け回路からの重み付けさ
れたサンプルは、遅延段によって相互に接続されている
加算器のそれぞれに供給される。
て、供給されたサンプルを順次処理し、最後の遅延段に
おけるフィルタ出力に濾波された信号を生成する。サン
プルはSP、SP、SP、SP、HP、SP、SP、S
P、SP、HP、・・・のシーケンスで生起するので、
SP遅延段はSPサンプルが現れた時にイネーブル、即
ち、クロックされ、HP遅延段はHPサンプルが現れた
時にイネーブルされる。このように、HPサンプルはS
Pサンプルから独立して濾波される。ある1つの特定の
サンプル形式(HPまたはSP)が入力に供給される度
に、同じ形式のサンプルを記憶している遅延段のみが加
算器回路間に相互接続されて、その形式のサンプルのみ
に作用するフィルタを形成する。即ち、SP(HP)サ
ンプルが入力に供給されると、HP(SP)サンプルに
関連する遅延段が、その中の情報は保持されるが、回路
から実効的に除かれる。フィルタは入力サンプルの形式
に応じて切り換えられる2組の係数を呈する。従って、
このフィルタは、異なるサンプル形式に対し異なる係数
を用いることによって、異なるHP、SPサンプルに対
し異なる伝達関数を与える。係数制御信号に応答して、
一方の組の係数がHPサンプルが現れた時に重み付け回
路に加えられ、他方の組の係数がSPサンプルが現れた
時に重み付け回路に加えられる。フィルタ61の出力
は、個々のHP−I成分とSP−I成分が独立して濾波
された時分割多重化信号である。
AMコード化システムのブロック図である。
る。
AM高精細度テレビジョン信号のビデオ周波数スペクト
ルを示す図である。
構成を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 高精細度テレビジョン信号を処理するた
めのシステムにおいて、 高優先度情報を表しかつ直交成分を有する第1のデジタ
ル信号を供給する手段と、 上記高優先度情報に対し標準的な優先度の情報を表しか
つ直交成分を有する第2のデジタル信号を供給する手段
と、 上記第1と第2の信号に応答し、上記高優先度情報で直
交振幅変調(QAM)された出力高優先度信号と、上記
標準優先度情報で直交振幅変調された標準優先度信号と
を供給する第1のデジタル信号処理手段と、 上記高優先度QAM信号と上記標準優先度QAM信号を
デジタル形式で合成して、複合多重QAM出力信号を生
成する第2のデジタル信号処理手段と、 を含む装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US9219185.7 | 1992-09-10 | ||
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