JPH0622362Y2 - ビート板 - Google Patents

ビート板

Info

Publication number
JPH0622362Y2
JPH0622362Y2 JP9461489U JP9461489U JPH0622362Y2 JP H0622362 Y2 JPH0622362 Y2 JP H0622362Y2 JP 9461489 U JP9461489 U JP 9461489U JP 9461489 U JP9461489 U JP 9461489U JP H0622362 Y2 JPH0622362 Y2 JP H0622362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hand
shaped body
swimmer
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9461489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0333676U (ja
Inventor
昭子 森山
Original Assignee
昭子 森山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭子 森山 filed Critical 昭子 森山
Priority to JP9461489U priority Critical patent/JPH0622362Y2/ja
Publication of JPH0333676U publication Critical patent/JPH0333676U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0622362Y2 publication Critical patent/JPH0622362Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、クロール泳法の練習に適したビート板に関する
ものである。
「従来の技術」 従来のビート板は、初心の泳者が片腕を伸ばし手を該板
上に載置し他方の手でクロール泳法の手のかき方を練習
するには使い辛い欠点があった。
即ち、泳者が該泳法によるときは、腕を頭の前方へしっ
かり伸ばし、指と指とを密着し、手先を若干下方へ傾斜
させて水面を扱え、上体をできるだけ左右に揺動させず
腕で水をかく必要がある。
ここで、初心の泳者が従来の略平坦なビート板に手を載
せ、反対の手で上述の手のかき方を練習するには、(a)
該板に載せた手を開き該板を押さえるか又は(b)該手を
閉じて手首を若干上方へ屈曲させ手首と指先とで該板を
押さえるかのいずれかの動作をしつつ、他方の手を閉じ
上述の要領で水をかかねばならない。
しかしながら、前者(a)は初心の泳者が正しい手のかき
方を習得するためには不適当である。
なぜなら、人間にとって左手と右手とで連続的に別々の
動作を行うことは極めて困難であって、水をかく手がビ
ート板に載せた手につられて開いてしまうおそれが大で
あるからである。また、後者(b)によるのも、ビート板
に載せた手が安定しないし、手首の使い方が正しくない
ため適当でない。
さらに、ゴムひも等によって手の甲や指を板状体に固定
させる競技者用水泳フォーム矯正具も知られているが、
(例えば実開昭63−180061号公報)、該板状体
によって水の抵抗を増加させ競技者の上肢筋などの筋力
を一層増強させるものであるため、初心者の泳法の練習
には採用し難いし、一旦手に取り付けると泳者が疲れた
場合でも取り外しが容易でなく、該板状体も略平坦なも
のであるため上述と同様の問題を生じていた。
「考案が解決しようとする課題」 本案は、初心の泳者がクロール泳法の手のかき方を練習
するに適したビート板であって泳者が該ビート板に載置
した手を安定させそれにならって他方の手で水をかけば
正しいクロール泳法の手のかき方を習得できるものを提
供せんとするものである。
「課題を解決するための手段」 上述の課題を解決するため本案は 板状体の表面長手方向中程に該方向に長い手乗用凹部を
設けたビート板であって、該凹部は前記方向に沿う左右
両側壁を備え、該凹部の底面には前記方向に交差する複
数の突条が並設され、しかも該板状体表面から該突条先
端までの深さが前記方向に向って漸次大となるよう形成
されたことを特徴とするビート板をもって構成される。
「作用」 従って泳者は、両手を体側と平行に伸ばし、一方の手を
手乗用凹部2を載置しその掌を突条先端3aに当接さ
せ、正しい手の型を確認する。そして、他方の手を前記
掌及びその腕の型に倣い、クロール泳法に従って水をか
く。所要回数該他方の手で水をかくと該凹部2に載置し
た手及び腕の姿勢を保持したまま息継の練習を行う。
該凹部2に載置した掌は推進方向に関し突条3によって
すべることがなく、泳者が腕をしっかり伸ばしていれば
手先を若干下方へ傾斜させた正しい姿勢に保持され、該
手は常に泳者の肩から推進方向等距離に位置する。該推
進方向の直角方向(左右方向)に関しては、側壁2aに
該掌の左右両側部が当接し、該手は左右方向にずれな
い。また、該凹部2aに載置した手は板状体1の浮力に
基づく上向きの抗力を受け、水をかく側の手及び腕が該
かき動作によって受ける水の反作用との均衡がとられ
る。
ここで、板状体1は上述の推進方向及びその直角方向
(左右方向)のそれぞれの軸回りに揺動可能であるが、
泳者が該揺動を制限し板状体1が自己に対して相対的に
静止するように心掛ければ、板状体1に載置した手及び
その手に倣うべき他方の手は必然的に正しいクロール泳
法に適うものとなる。
なお、通常のビート板と同様に、泳者が板状体1の長手
方向に両手又は両腕を載置しキック(いわゆるバタ足)
等の練習を行えば、前記両手又は両腕が板状体1による
浮力の助けを受けつつ、板状体1の推進方向前面に作用
する水の抵抗により泳者の負担を増しトレーニング効果
をあげることができることはいうまでもない。
「実施例」 本案の一実施例を図面を参照して説明する。見掛比重が
1より小なる発砲体によって構成された板状体1の表面
1a長手方向中程に該方向に長い手乗用凹部2を設け
る。該凹部2は上記方向に対称な略馬蹄形とし、該凹部
2は上記方向に沿う左右両側壁2a、2aを備えてい
る。また、該凹部2の底面には上記方向に直交する所要
数の突条3が並設される。そして、該板状体表面1aか
ら該突条先端3aまでの深さは、クロール泳法において
泳者の掌及び手首が入水する際に形成する形状と合致す
るよう、板状体1の長手方向に向って漸次大となり、か
つ相隣接する突条3、3の間隔は該向きに次第に密とな
る。
本実施例では、手乗用凹部2を板状体1の長手方向に対
称な形状としたが、このようにすれば板状体1に載置す
る手が左右どちらの手であってもよいことになる。もち
ろん、該凹部2を上記方向について非対称とし、左手用
あるいは右手用のビート板としてもよい。また、突条3
は載置した手4の推進方向のずれを防止できる程度にお
いて、板状体1の長手方向に直交させず交差させたり彎
曲させてもよい(図示なし)。該突条3の形状は本実施
例のように山形状であってもよいし、波形条(図示な
し)としても差支えない。さらに板状体1の長手方向正
面あるいは背面の縁線を便宜彎曲(図示なし)させても
よいし、上記凹部2を板状体1の表面1aと裏面の双方
に設けてもよい。
本案に係るビート板の製造は、例えば型を用いて一体に
成形してもよいし、通常のビート板を切削加工するか、
凹部2及び突条3の形状に対応する型を熱し該型によっ
て板状体表面1aの一部を溶解して形成する等所望手段
によることができる。
「考案の効果」 本案は上述のように構成したので、初心の泳者は手乗用
凹部に載置した手によって板状体が揺動しないように留
意し、該手に倣って反対の手及び腕で水をかくことに専
心すれば自然に正しいクロール泳法による手のかき方及
び息継の仕方を習得することができ、該泳者の指導者は
ビート板が泳者に対して相対的に静止していることを監
視していれば泳法指導の成果を挙げ得る。また、簡単な
構造であるので量産に適し、通常のビート板を利用し該
板に若干の加工を施すことによって該板の機能を保持し
たままトレーニング効果を大幅に増進させ得る利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例に係るビート板を示す斜視図、
第2図は第1図の一部拡大平面図、第3図は第2図A−
A線による一部拡大縦断面図である。 1……板状体、1a……表面、2……手乗用凹部、2a
……側壁、3……突条、3a……突条先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状体の表面長手方向中程に該方向に長い
    手乗用凹部を設けたビート板であって、該凹部は前記方
    向に沿う左右両側壁を備え、該凹部の底面には前記方向
    に交差する複数の突条が並設され、しかも該板状体表面
    から該突条先端までの深さが前記方向に向って漸次大と
    なるよう形成されたことを特徴とするビート板。
JP9461489U 1989-08-12 1989-08-12 ビート板 Expired - Lifetime JPH0622362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9461489U JPH0622362Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 ビート板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9461489U JPH0622362Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 ビート板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0333676U JPH0333676U (ja) 1991-04-03
JPH0622362Y2 true JPH0622362Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31643936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9461489U Expired - Lifetime JPH0622362Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 ビート板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0622362Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0333676U (ja) 1991-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5076569A (en) Contoured grip for exercising the hand
US6872111B2 (en) Kickboard
US5167551A (en) Bodysurfing and swimming aid
US5108328A (en) Training fin device for swimming
US4832643A (en) Hand paddle for use by swimmers
US3122760A (en) Hand fin for swimming
US4948385A (en) Training fin device for swimming
JPH0622362Y2 (ja) ビート板
US7273429B2 (en) Ball game device
JP2005058703A (ja) 卓球ラケットおよびその製造方法
US6840831B2 (en) Kickboard
JPH0246936Y2 (ja)
JPS6013491Y2 (ja) 水泳補助具
CN218129830U (zh) 一种便携式手璞
JP3047630U (ja) 水掻き手袋
KR102116642B1 (ko) 수영보조장치
JPH09192263A (ja) 水泳練習用パルム
JPH0833738A (ja) 水泳練習板
KR102171415B1 (ko) 수영보조장치
JPH029801Y2 (ja)
JPS6139499Y2 (ja)
JPH0591724U (ja) 水泳練習用パドル
CA2228498A1 (en) Kickboard
JP3085138U (ja) 指穴付きスィムトレ−ニングパドル
JPH0211092Y2 (ja)