JPH06223280A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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Publication number
JPH06223280A
JPH06223280A JP39393A JP39393A JPH06223280A JP H06223280 A JPH06223280 A JP H06223280A JP 39393 A JP39393 A JP 39393A JP 39393 A JP39393 A JP 39393A JP H06223280 A JPH06223280 A JP H06223280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
temperature
data
abnormality
environment
Prior art date
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Pending
Application number
JP39393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Sato
勝 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP39393A priority Critical patent/JPH06223280A/ja
Publication of JPH06223280A publication Critical patent/JPH06223280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器に周囲環境の異常を監視する機能を
持たせる。 【構成】 サーミスタ4及びこの検出データを出力する
発光ダイオード11を有する監視用送信部Bと、この出
力信号を受光する受光ダイオード12及びこの受信デー
タを解析し、周囲環境が異常であると判断した場合には
スピーカ8で警告を発するよう制御するマイクロコンピ
ュータ16を有する機器本体Aとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度等の周囲環境の異
常を監視する手段を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ受像機等の電子機器には温
度対策として、最大想定温度に耐える材質や難燃性材料
を使用する手段、温度上昇防止のために大型の部品や低
電流で駆動する手段、温度上昇の原因となる大電流阻止
のためのヒューズやブレーカを用いる手段を採るものが
あるに過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の電子機
器には温度等の周囲環境(機器内部、機器外部)の異常
を監視するものがなかった。
【0004】そこで、本発明は近年の電子機器にはリモ
コン操作用の赤外線受光部とこの受信データを処理する
マイクロコンピュータを備えたものが多いことに着目し
てなされたもので、これらを利用して周囲環境の異常を
監視する機能を備えた電子機器を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係る電子機器は、周囲環境を検出する環境検
出素子及びこの環境検出素子の検出データを出力する赤
外線発光部を有する監視用送信部と、前記赤外線発光部
の出力信号を受光する赤外線受光部及びこの赤外線受光
部の受信データを解析し、周囲環境が異常であると判断
した場合には異常対策動作を実行させるマイクロコンピ
ュータを有する機器本体とから成るものである。
【0006】
【作用】周囲環境を監視したい場所に監視用送信部を設
置すると、その場所の環境データを出力し、これを機器
本体の赤外線受光部が受け、マイクロコンピュータがこ
の受信データに基づき異常があるか否かを判断し、異常
の場合には異常対策動作を実行する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図3は本発明の一実施例を示し、この実施
例は電子機器としてテレビ受像機を用い、室内の温度を
監視する場合を示す。図2において、テレビ受像機は機
器本体Aと別体の監視用送信部Bとを備え、この監視用
送信部Bは室1内で温度監視したい所に設置されてい
る。図3(a)に示す如く、監視用送信部Bはリード線
2を介して検出部3を有し、この検出部3には環境検出
素子であるサーミスタ4が内蔵されている。監視用送信
部Bの本体5には発光面5aが形成され、この発光面5
aがテレビ受像機の機器本体Aの受光面6に対向するよ
う配置されている。図3(b)に示すごとく、テレビ受
像機の機器本体Aはその前面に表示画面7と共に受光面
6及びスピーカ8が設けられている。
【0008】図1(a)には監視用送信部Bの回路ブロ
ック図が示されている。図1(a)において、サーミス
タ4は周囲温度に比例して抵抗値を可変し、このサーミ
スタ4と抵抗R1との分圧比に相当する電圧がA/Dコ
ンバータ9に供給されている。A/Dコンバータ9は電
圧値を例えば8ビットのデータに変換してマイクロコン
ピュータ10に出力する。マイクロコンピュータ10は
下記表1に示すように−30度台から+200度台まで
の温度を10度単位に区分けし、これに1〜24までの
コードデータを対応付けたデータテーブルを有する。
【0009】
【表1】
【0010】そして、マイクロコンピュータ10はA/
Dコンバータ9のデータに基づき上記コードデータを出
力トランジスタTrに出力し、この出力トランジスタT
rのオン・オフによって赤外線発光部である発光ダイオ
ード11が点滅する。この出力タイミングは温度が50
度以下のときは5分に1回、50度を越えたときは30
秒に1回、更に70度を越えたときは10秒に1回の割
合で行われる。
【0011】図1(b)にはテレビ受像機の機器本体A
の回路ブロックが示されている。図1(b)において、
赤外線受光部である受光ダイオード12の受光出力は増
幅器13、検波器14及び波形整形回路15を介してマ
イクロコンピュータ16に供給される。マイクロコンピ
ュータ16は通常のテレビリモコン指令信号に基づきテ
レビコントロール動作を実行するほかに、上記した温度
のコードデータを取り込むと、これを解析し下記表2の
データを作りこれをメモリ17に記録する。
【0012】
【表2】
【0013】即ち、1日単位で最大値、最小値、平均値
を検出すると共に5分以内の最大値更新回数も計算す
る。そして、最大値が前3日間のものと較べて大きい
か、現在値が前3日間のものと較べて大きいか、最大値
更新回数が多いか否かを判断材料として温度が急上昇し
たか否かを判断する。例えば上記表2の第4日目では最
小値以外はいずれも大きな値であり、しかも5分以内の
最大値更新回数が12回となっており温度が急上昇して
いると考えられる。マイクロコンピュータ16は温度が
急上昇、即ち、周囲環境が異常であると判断した場合に
は音声用発振波形を発生し、これをアンプ18を介して
スピーカ8に出力する。
【0014】次に、上記構成の作用を説明する。テレビ
受像機の機器本体Aは、TVリモコンからの信号を受け
入れられるよう常に受信状態が保たれており、監視用送
信部Bからは原則として5分間隔で温度のコードデータ
が送られてくる。テレビ受信機の機器本体Aのマイクロ
コンピュータ16は上記表2に示す内容のデータをメモ
リ17に記録する。そして、マイクロコンピュータ16
が温度が急上昇したと判断した場合にはスピーカ8より
警告が発せられる。
【0015】ここで、温度の値は冬が低く夏が高く、
又、サーミスタ4のバラツキ等によってもデータ値は変
わるが、温度の絶対値ではなくデータ値の急な変化(相
対値)をみて判断しているため絶対値や設定値の管理な
どが必要なく温度異常を検出できる。
【0016】また、テレビ受像機の機器本体Aは常に受
信状態となっているため従来は時間的な利用率が低かっ
たが、本実施例のように利用することによって利用率を
向上させることができる。
【0017】更に、上記実施例ではテレビ受像機の機器
本体Aの外部の温度監視をする場合について示したが、
機器本体A内部の温度監視を行っても良い。例えば、図
4に示す如く、受光ダイオード12の前に二股の導光管
20を配置し、導光管20の一方の入口を機器本体Aの
前面側に、他方の入口を監視用送信部B側にそれぞれ向
けて配置する。監視用送信部Bの検出部3を温度監視が
必要な部品(例えばフライバックトランス21)の近く
に配置する。そして、温度の急上昇を検出するとマイク
ロコンピュータ16が電源用のリレー22をオフするよ
う構成することによって内部温度の異常上昇を押さえる
ことができる。
【0018】尚、上記実施例では電子機器がテレビ受像
機の場合について示したが、VTR、CDプレーヤ等の
ようにリモコン受信部を有する機器であれば本発明を低
コストに構成できる。また、上記実施例では異常と判断
した場合の異常対策動作としてスピーカ8によって警告
を発したり、電源用のリレー22をオフしたりするよう
構成したが、温度調整設備をコントロールする信号を出
すよう構成しても良く、又、表示画面7に警告を表示す
るよう構成しても良く、又、電話などでポケットベルに
知らせるよう構成しても良い。
【0019】尚、また、上記実施例では周囲環境として
温度を検出するよう構成したが、光量、音量等を検出す
るよう構成しても良い。光量の場合には環境検出素子と
してカドミウムセレン素子、アドランシェ・フォト・ダ
イオード等を用い、又、音量の場合には環境検出素子と
してダイナミックマイクロフォン、コンデンサマイク等
を用いる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように請求項1から請求項4
の発明によれば、周囲環境を検出する環境検出素子及び
この環境検出素子の検出データを出力する赤外線発光部
を有する監視用送信部と、前記赤外線発光部の出力信号
を受光する赤外線受光部及びこの赤外線受光部の受信デ
ータを解析し、周囲環境が異常であると判断した場合に
は異常対策動作を実行させるマイクロコンピュータを有
する機器本体とから構成したので、電子機器に周囲環境
の異常を監視する機能を持たせることができるという効
果がある。又、赤外線受光部及びマイクロコンピュータ
を内蔵する電子機器では室内や機器内の監視がワイヤレ
スで、かつ、低コストに構成できるという効果がある。
【0021】また、請求項2の発明によれば、温度の監
視を行うことができ、請求項3の発明によれば、音声で
異常を知らせることができるという効果もある。さら
に、請求項4の発明によれば、数日間のデータに基づき
異常の判断を行うよう構成したので、相対的な変化によ
って異常を検出するため絶対値や設定値の管理などが必
要でないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は監視用送信部の回路ブロック図、
(b)はテレビ受像機の機器本体の回路ブロック図(実
施例)。
【図2】監視用送信部とテレビ受像機の機器本体との配
置状態を示す図(実施例)。
【図3】(a)は監視用送信部の斜視図、(b)はテレ
ビ受像機の機器本体の斜視図(実施例)。
【図4】テレビ受像機の機器本体内部の監視をする場合
の配置状態を示す図(変形例)。
【符号の説明】
A…機器本体 B…監視用送信部 4…サーミスタ(環境検出素子) 11…発光ダイオード(赤外線発光部) 12…受光ダイオード(赤外線受光部) 16…マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲環境を検出する環境検出素子及びこ
    の環境検出素子の検出データを出力する赤外線発光部を
    有する監視用送信部と、 前記赤外線発光部の出力信号を受光する赤外線受光部及
    びこの赤外線受光部の受信データを解析し、周囲環境が
    異常であると判断した場合には異常対策動作を実行させ
    るマイクロコンピュータを有する機器本体とから成るこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記環境検出素子は温度を検出する素子
    であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記マイクロコンピュータの異常対策動
    作はスピーカでの警告であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータは数日間の受
    信データをメモリに格納し、この数日間の受信データに
    基づき異常であるか否かを判断することを特徴とする請
    求項1又は請求項2又は請求項3に記載の電子機器。
JP39393A 1993-01-06 1993-01-06 電子機器 Pending JPH06223280A (ja)

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JP39393A JPH06223280A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 電子機器

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JP39393A JPH06223280A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 電子機器

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JPH06223280A true JPH06223280A (ja) 1994-08-12

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ID=11472567

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JP39393A Pending JPH06223280A (ja) 1993-01-06 1993-01-06 電子機器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233075A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Nec System Technologies Ltd 資源解放漏れ判定装置、メモリリーク判定装置、資源解放漏れ判定方法およびプログラム

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JP2011233075A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Nec System Technologies Ltd 資源解放漏れ判定装置、メモリリーク判定装置、資源解放漏れ判定方法およびプログラム

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