JPH06222480A - 画像情報検出方法 - Google Patents

画像情報検出方法

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JPH06222480A
JPH06222480A JP5175562A JP17556293A JPH06222480A JP H06222480 A JPH06222480 A JP H06222480A JP 5175562 A JP5175562 A JP 5175562A JP 17556293 A JP17556293 A JP 17556293A JP H06222480 A JPH06222480 A JP H06222480A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
image information
area
projected
detecting method
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Pending
Application number
JP5175562A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Satou
恭彰 佐藤
Akira Kita
章 紀太
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、イメージセンサ上に光学的に投影
されたカラーネガフィルム等に記録された原画の投影画
像の内側に画像情報エリアをマージンをとって設定する
ことにより、投影画像のエッジ付近のバラツキのある画
像情報を除くことができるため適当な画像情報を得るこ
とができる画像情報検出方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 カラーネガフィルムに記録された原画を2次
元イメージセンサ上に光学的に投影して投影画像を形成
し、前記2次元イメージセンサ上の所定の画像エリアか
ら前記原画に対する画像情報を得るようにした画像情報
検出方法において、前記所定の画像エリアを前記投影画
像の内側にマージンを取って設定することを特徴とする
画像情報検出方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像情報検出方法に
関し、さらに詳しく言えば、カラーネガフィルム等の上
の原画像および周辺部から構成される投影画像を画素に
分割し、検出するイメージセンサの最大エリアの中か
ら、実際に処理の対象とする画像情報を取り出す有効画
像情報検出エリアを設定するようにした画像情報検出方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術、例えば写真焼き付けに際
して、露光量を決定するために原画像(例えばネガフィ
ルム等)の濃度を計測しなければならないが、従来は焼
き付け光学系の光路近辺に設けられたフォトダイオード
等の光センサによって、ネガフィルムの全面積平均透過
濃度、即ちLATD(Large Area Transmittance Densi
ty)測定するようにしている。このLATDの測定によ
る画像検出は原画像の濃度を平均的に測定するものであ
り、原画像の画像濃度を正確にかつ画面全体にわたって
測定するものではないため、露光量の決定が確実でない
という問題がある。またCCDを使った2次元イメージ
センサなどにより原画像を画面分割して画素毎の画像情
報を検出し、原画像のサイズ情報を得て、各サイズ毎に
予め定められた有効画像情報検出エリアに従って画像情
報の整理が行われ、露光量の決定がなされるような方法
(例えば特開昭60-177337号)、あるいは、ある特徴的
な画素を基準として、得られたサイズ情報に従って固定
の大きさのエリアを設定する方法(例えば特願昭60-220
325号)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は、画像
情報を処理する有効画像検出エリアの大きさがサイズ情
報としてパターン化されているため、イメージセンサと
原画像の距離や角度が工作精度(取り付けのバラツキな
ど)あるいは経年変化などによりズレが生じると、イメ
ージセンサが受光するエリア中における投影原画像の大
きさや位置が変化して、特に投影原画像のエッジ部に
は、画像情報としてバラツキが生じるために、適正な画
像情報が得られなくなるという問題がある。こうした画
像情報のもとに、適正な露光量及び/又は、露光補正量
を決定することはできない。
【0004】本発明は、以上の点を勘案した結果なされ
たもので、イメージセンサ上に光学的に投影されたカラ
ーネガフィルム等に記録された原画の投影画像の内側に
画像情報エリアをマージンをとって設定することによ
り、投影画像のエッジ付近のバラツキのある画像情報を
除くことができるため適当な画像情報を得ることができ
る画像情報検出方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、有効画像情
報検出エリアを自動的に設定するようにした画像情報検
出方法に関するもので、カラーネガフィルムに記録され
た原画を2次元イメージセンサ上に光学的に投影して投
影画像を形成し、前記2次元イメージセンサ上の所定の
画像エリアから前記原画に対する画像情報を得るように
した画像情報検出方法において、前記所定の画像エリア
を前記投影画像の内側にマージンを取って設定すること
により解決した。
【0006】即ち、本発明における原画像とは、反射画
像や透過画像を言い、反射画像としてはカラープリン
ト、普通の印刷物の原画像などがあり、透過画像として
OHP、リバーサルフィルム又はネガフィルム上に記録
された原画像などがある。
【0007】画像情報は、原画像の反射光あるいは透過
光を利用し、例えばCCDなどのイメージセンサを用い
て光電的に読み取ることができる。
【0008】本発明では画像情報に基づいて露光量およ
び/又は露光補正量を決定する。この画像情報だけで露
光量を決定する場合と、従来使用されているLATD制
御方法を併用する場合とがある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。なお、以下に述べる実施例は本発明の一例を示すも
のでありこれらに限定されない。
【0010】本実施例の画像情報検出方法は、カラーネ
ガフィルムを使用し、これに光を照射することによって
該カラーネガフィルムの原画像を含む画像情報を複数の
画素に画面分割して画素単位で特性値、即ちここでは光
強度を検出し、前記画面を構成する画素群の特性値関数
を利用することによって閾値を設定し、前記画像情報を
有効な画像情報を含む有効画素群と、無効な画像情報を
含む無効画素群の2つの画素群に分類し、前記有効画素
群内でさらに有効な画像情報を得ることのできるエリア
を自動的に設定するようにしたものである。
【0011】上記ネガフィルムなどの原画像から得られ
る画像情報をもとに画面分割して求めた、画素毎の特性
値は、例えば特開昭60-177337号などの方法により検出
することができる。
【0012】上記特性値は、本実施例では光強度を意味
するが、透過率もしくは濃度であってもよい。
【0013】次に画面を構成する画素群における特性値
の関数により閾値を設定することによって前記物理画素
群を有効/無効の2つの画素群に分類する。これは求め
られた画素毎の特性値をもとにして、画面全体の特性値
の関数を求め、有効画素と有効画素を分類する閾値を求
める。具体的には、図1に示すように、CCDなどのイ
メージセンサにより得られた原画像(例えば135Fサイ
ズのネガフィルムの場合)の2次元画像情報は大きく分
けて、露光量決定などの情報として使う可能性のある有
効画素群と画像情報として使う可能性のない無効画素群
とがある。実際には境界部分は明確でなく、またイメー
ジセンサや原画像の位置のズレなどによって、有効画素
群の位置,大きさ,形状は常に変化する。そこで少なく
とも適正な画像情報を得るエリアが有効画素群内にある
ことが必要であるため、先決問題として有効画素群をま
ず決定する必要がある。そこでヒストグラム(頻度分布
関数)を用いて図2(a)に示すような画像をグラフに
表わすと同図(b)のようになる。本実施例において
は、各画素を8ビットで表わすので、ヒストグラムにお
ける光強度は0〜255までの値として出てくる。これを
一定の閾値(例えば一点鎖線で示した値x)で切ること
により、有効/無効の2つの画素群を明確に分類するこ
とができる。本実施例では閾値を設定するための特性値
関数に累積頻度分布関数(CDF)を好ましく採用した
が、頻度分布関数を用いることもできる。
【0014】累積頻度分布関数を用いて例えば135Fサ
イズ,110サイズにおける特性値をグラフで示すと図
3,図4のようになる。図3に示すように、135Fサイ
ズの場合は有効画素群の面積が大きいため光強度0付近
の値の頻度は少ないが、図4の110サイズの場合は画像
が小さいため光強度0の値が比較的高い所からはじまっ
ている。
【0015】イメージセンサのゼロ調整、すなわち光が
当たっていない状態で光強度0の値が出るように正しく
調整がなされている場合、図3,図4に示すような累積
頻度分布(CDF)を表わすグラフを用いて有効/無効
画素群を分類することができる。しかし時として図5の
ような回路のノイズなどの影響によってゼロ調整が狂う
場合があるが、しかしこのような場合であっても、以下
に述べるような本実施例の方法を用いれば、有効/無効
画素の分類ができる。
【0016】実際にこの累積頻度分布関数を用いて閾値
を出す一例を以下に述べる。先ずダイナミックレンジ
(Dr)を決定する。図5に示すように光強度の最大値
(ここでは240)と最小値(ここでは10)を取り次式に
より求める。
【0017】 Dr= 最大値 − 最小値 (Dr= 240 − 10 = 230) 次にダイナミックレンジの最大値付近,最小値付近の値
を一定の割合でカットする。これはダイナミックレンジ
の最大値,最小値付近は有効な情報を含んでいないこと
が多いため画像情報処理において一般的に行われる。本
実施例では、この一定の割合を最大値,最小値から各5
%ずつカットした値を用いて以下の処理を行ったが、そ
の割合はこれに限定されない。カット後の各点をP95
5とする。
【0018】さらにその点からのCDFの値をとって、
それぞれCDF(P95)→C1,CDF(P5)→C2とす
る。
【0019】次にC1とC2の間をm:nに内分する点X
を次式により求める。ここでm:nの比率は撮像系によ
り最適値を異にすることが、本実施例ではm:n=7:
3を好ましく用いた。
【0020】
【数1】
【0021】そしてこのXの逆関数、即ちCDFのXの
値における光強度の値、CDF-1(X)を閾値として有効
/無効画素群の分類を行う。
【0022】上記のようにして求められた閾値を基準と
して、その光強度以上の画素の集まりを有効画素群とす
る。さらに有効画素群内で実際に画像情報を得るための
領域である画像情報検出エリアを設定する。
【0023】画像情報検出エリアの設定は、例えば以下
の手順で行うことができる。以下の方法は一例を示すも
のであり、これに限定されない。
【0024】図6に示すように、まず有効画素をカウン
トすることにより有効画素群の面積を求め、これをAと
する。次に有効/無効画素に分類した画像の図に示すよ
うに、画像を横方向(X軸方向とする)に向って1つ1
つの有効画素を上から下へ順次カウントしていって、累
積した面積がA/2を越えた画素のY座標をCyとす
る。次に今度は画像を縦方向(Y軸方向とする)に向っ
て1つ1つの有効画素を左から右(あるいは右から左)
へ順次カウントしていって、累積した面積がA/2を越
えた画素のX座標をCxとする。X,Y座標がCx,C
yである画素が略重心となる。略重心から上下を調べて
ゆき、エッジ部分を検出する。次にマージンをみて少し
内側に上下幅を設定する。これはエッジ付近の情報にバ
ラツキがあるため、マージンをとって適当な画像情報を
得るようにするためである。次に略重心から上下方向に
調べてゆき、マージンをとった後の上下幅の上限,下限
のそれぞれの画素において、左右のエッジ部分を検出し
て(上部分2点,下部分2点の計4点)上部分と下部分
を比較し、狭い方の幅を左右の幅とする)次に上下幅の
設定と同様に狭い方の左右幅に対してマージンをみて内
側に最終的な左右幅を設定する。
【0025】以上の作業により適正な画像情報を取り入
れることのできる画像情報エリアを、パターン化された
サイズ情報によらずに、実際の原画像に応じて自動的に
設定することができる。このため、CCDなどのイメー
ジセンサが組み立て時や経年変化によって位置がずれ、
イメージセンサが受光するエリア中における原画像の位
置,大きさが変化した場合でも、その変化に柔軟に対応
して、適正な画像情報を得ることができる。また、サイ
ズ情報がパターン化されていないため、今後新しいサイ
ズの原画フォーマットが使われるようになっても容易に
対処することができる。
【0026】本実施例では有効画素群と無効画素群とを
分類するため、特性値の累積頻度分布関数を使って閾値
を設定した例を示したが、これ以外の方法として例えば
特性値の関数が、輪郭線抽出処理を伴うものを用いるこ
ともできる。これは、特性値の関数を微分あるいは差分
することによって得られる関数の絶対値をとり、特徴の
あるピーク点を基準として画像の輪郭線を抽出し、閾値
を設定する方法である。さらに他の方法としては、画像
のヒストグラムをとり、ヒストグラムに生じた極小点
(頻度分布関数の谷部)の濃度を閾値として設定するこ
ともできる(図2参照)。
【0027】
【発明の効果】上述したような画像情報検出法を用いる
と、イメージセンサ上に光学的に投影されたカラーネガ
フィルム等に記載された原画の投影画像の内側に画像情
報検出エリアをマージンをとって設定するため、投影画
像のエッジ付近のバラツキのある画像情報を除くことが
できるので適当な画像情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージセンサにより得られた原画像の画像情
報図。
【図2】イメージセンサの画像情報とそれに対するヒス
トグラムの対応関係を示す図。
【図3】135Fサイズを使用した場合の累積頻度分布関
数のグラフと画像情報との関係を示す図。
【図4】110サイズを使用した場合の累積頻度分布関数
のグラフと画像情報との関係を示す図。
【図5】累積頻度分布関数を用いて有効/無効画素群を
分類する方法の説明図。
【図6】有効画素群内から有効画素情報検出エリアを設
定する方法の説明図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーネガフィルムに記録された原画を
    2次元イメージセンサ上に光学的に投影して投影画像を
    形成し、前記2次元イメージセンサ上の所定の画像エリ
    アから前記原画に対する画像情報を得るようにした画像
    情報検出方法において、前記所定の画像エリアを前記投
    影画像の内側にマージンを取って設定することを特徴と
    する画像情報検出方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の画像エリアを前記投影画像の
    重心を含むエリアに設定することを特徴とする請求項1
    記載の画像情報検出方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の画像エリアを略矩形に設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像情報検出方法。
  4. 【請求項4】 前記投影画像を、前記2次元イメージセ
    ンサの出力から識別した有効画像領域に対応させること
    を特徴とする請求項1記載の画像情報検出方法。
  5. 【請求項5】 前記2次元イメージセンサは複数の受光
    素子を整然と配置して構成したものであって、前記所定
    の画像エリアを当該受光素子の配列に沿って設定するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像情報検出方法。
JP5175562A 1993-07-15 1993-07-15 画像情報検出方法 Pending JPH06222480A (ja)

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JP5175562A JPH06222480A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 画像情報検出方法

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JP5175562A Pending JPH06222480A (ja) 1993-07-15 1993-07-15 画像情報検出方法

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