JPH06220823A - 水中埋立工法 - Google Patents
水中埋立工法Info
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- JPH06220823A JPH06220823A JP538793A JP538793A JPH06220823A JP H06220823 A JPH06220823 A JP H06220823A JP 538793 A JP538793 A JP 538793A JP 538793 A JP538793 A JP 538793A JP H06220823 A JPH06220823 A JP H06220823A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水中の基盤が軟弱であっても地盤沈下を生じ
難く、また浚渫土から余水を分離させる必要もなく、さ
らに打設後に短時間で埋立地盤を安定化させることがで
きる水中埋立工法を提供する。 【構成】 高濃度浚渫土を、セメントおよび気泡と管内
混合し、その結果形成された軽量混合土を圧縮空気によ
り圧送管内で埋立現場まで圧送し、この圧送管末端で圧
縮空気と分離されて押し出された気泡を含む軽量混合土
を貯槽に貯蔵した後、これを水中の基盤上に打設して軽
量地盤を構築する。
難く、また浚渫土から余水を分離させる必要もなく、さ
らに打設後に短時間で埋立地盤を安定化させることがで
きる水中埋立工法を提供する。 【構成】 高濃度浚渫土を、セメントおよび気泡と管内
混合し、その結果形成された軽量混合土を圧縮空気によ
り圧送管内で埋立現場まで圧送し、この圧送管末端で圧
縮空気と分離されて押し出された気泡を含む軽量混合土
を貯槽に貯蔵した後、これを水中の基盤上に打設して軽
量地盤を構築する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中で地盤を構築する
水中埋立工法に係り、特に、気泡を含む軽量混合土で軽
量地盤を構築する水中埋立工法に関する。
水中埋立工法に係り、特に、気泡を含む軽量混合土で軽
量地盤を構築する水中埋立工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水中埋立は、一般的には、含水比
が1000%に近い浚渫土スラリーを、例えばピストン
式圧送装置を用いて埋立て地まで管内圧送し、そして埋
立て地付近でこのスラリーから余水を分離した後、浚渫
土を水中に投下してこれを水中の基盤上に打設するとい
う方法によって実施されている。
が1000%に近い浚渫土スラリーを、例えばピストン
式圧送装置を用いて埋立て地まで管内圧送し、そして埋
立て地付近でこのスラリーから余水を分離した後、浚渫
土を水中に投下してこれを水中の基盤上に打設するとい
う方法によって実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような水
中埋立工法では、余水分離のために広い用地が必要であ
り、また、打設後、埋立地盤が脱水されて安定化するの
に長時間を要し、さらに水中の基盤が軟弱である場合に
は、かなりの地盤沈下を生ずるなどの問題がある。
中埋立工法では、余水分離のために広い用地が必要であ
り、また、打設後、埋立地盤が脱水されて安定化するの
に長時間を要し、さらに水中の基盤が軟弱である場合に
は、かなりの地盤沈下を生ずるなどの問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解決するために発明されたものであって、水中の基
盤が軟弱であっても地盤沈下を生じ難く、また浚渫土か
ら余水を分離させる必要もなく、さらに打設後に短時間
で埋立地盤を安定化させることができる水中埋立工法を
提供することを目的とし、高濃度浚渫土を、セメントお
よび気泡と管内混合し、その結果形成された軽量混合土
を圧縮空気により圧送管内で埋立現場まで圧送し、この
圧送管末端で圧縮空気と分離されて押し出された気泡を
含む軽量混合土を貯槽に貯蔵した後、これを水中の基盤
上に打設して軽量地盤を構築することを特徴とする、水
中埋立工法に係るものである。
題を解決するために発明されたものであって、水中の基
盤が軟弱であっても地盤沈下を生じ難く、また浚渫土か
ら余水を分離させる必要もなく、さらに打設後に短時間
で埋立地盤を安定化させることができる水中埋立工法を
提供することを目的とし、高濃度浚渫土を、セメントお
よび気泡と管内混合し、その結果形成された軽量混合土
を圧縮空気により圧送管内で埋立現場まで圧送し、この
圧送管末端で圧縮空気と分離されて押し出された気泡を
含む軽量混合土を貯槽に貯蔵した後、これを水中の基盤
上に打設して軽量地盤を構築することを特徴とする、水
中埋立工法に係るものである。
【0005】本発明において用いられる高濃度浚渫土
は、含水比が90〜200%のものを指している。含水
比90%以下の高濃度浚渫土は実際には大量に得られな
い。この含水比が90%未満になると、高濃度浚渫土は
流動性に乏しくなって管内で詰まり易くなって、これを
管内で圧縮空気により大量に輸送することが困難とな
り、他方これが200%よりも高くなると、埋立地盤で
所望の軽量性と強度を得るのに必要なセメント混合量が
多くなり過ぎるという不都合を生ずる。
は、含水比が90〜200%のものを指している。含水
比90%以下の高濃度浚渫土は実際には大量に得られな
い。この含水比が90%未満になると、高濃度浚渫土は
流動性に乏しくなって管内で詰まり易くなって、これを
管内で圧縮空気により大量に輸送することが困難とな
り、他方これが200%よりも高くなると、埋立地盤で
所望の軽量性と強度を得るのに必要なセメント混合量が
多くなり過ぎるという不都合を生ずる。
【0006】セメントとしては、コンクリート構造物ま
たはセメント製品の製造において通常使用されているい
ずれのセメントも使用することができ、例えば、普通ポ
ルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセ
メントなどを使用することができる。セメントは、埋立
て地盤を短時間で安定化させて、それに所望の強度と剛
性を与え、そして高濃度浚渫土中に気泡が安定して保持
された軽量混合土を形成するために使用される。セメン
トの含有量は、所望する軽量混合土の単位体積重量、必
要な圧縮強度および気泡の混入量で変わるので、実際に
は予備試験で必要な配合を決定しなければならない。
たはセメント製品の製造において通常使用されているい
ずれのセメントも使用することができ、例えば、普通ポ
ルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセ
メントなどを使用することができる。セメントは、埋立
て地盤を短時間で安定化させて、それに所望の強度と剛
性を与え、そして高濃度浚渫土中に気泡が安定して保持
された軽量混合土を形成するために使用される。セメン
トの含有量は、所望する軽量混合土の単位体積重量、必
要な圧縮強度および気泡の混入量で変わるので、実際に
は予備試験で必要な配合を決定しなければならない。
【0007】気泡としては、通常気泡セメントを製造す
る際に使用される動物蛋白系またはアニオン界面活性剤
系の起泡材から得られるプレフォーム型気泡が好ましく
用いられる。気泡は、500〜5000cpsの粘度を
有するのが望ましい。気泡の粘度はB型粘度計を用いて
ローター回転数60rpmで測定される値である。この
粘度が500cps未満になると、気泡は高濃度浚渫土
中で破泡しやすくなり、他方それが5000cpsより
も高くなると、起泡材の使用量が多くなり過ぎて経済上
好ましくない。
る際に使用される動物蛋白系またはアニオン界面活性剤
系の起泡材から得られるプレフォーム型気泡が好ましく
用いられる。気泡は、500〜5000cpsの粘度を
有するのが望ましい。気泡の粘度はB型粘度計を用いて
ローター回転数60rpmで測定される値である。この
粘度が500cps未満になると、気泡は高濃度浚渫土
中で破泡しやすくなり、他方それが5000cpsより
も高くなると、起泡材の使用量が多くなり過ぎて経済上
好ましくない。
【0008】本発明の軽量混合土の単位体積重量は1.
05〜1.40tf/m3 が好ましい。軽量混合土の単
位体積重量が1.05tf/m3 未満になると、それの
単位体積重量が海水の比重に近くなるかあるいはそれを
下回って、海水中の打設が困難となり、他方これが1.
40tf/m3 よりも高くなると、通常の土砂の単位体
積重量に近づいて、格別軽量混合土としたメリットがな
くなって、埋立て地で地盤沈下が起こりやすくなる。
05〜1.40tf/m3 が好ましい。軽量混合土の単
位体積重量が1.05tf/m3 未満になると、それの
単位体積重量が海水の比重に近くなるかあるいはそれを
下回って、海水中の打設が困難となり、他方これが1.
40tf/m3 よりも高くなると、通常の土砂の単位体
積重量に近づいて、格別軽量混合土としたメリットがな
くなって、埋立て地で地盤沈下が起こりやすくなる。
【0009】高濃度浚渫土は、セメントおよび気泡と管
内混合されるが、これは混合コストを低減させるためで
ある。管内混合は、例えば、スタチックミキシング機構
を有する混合装置であり、土砂の通過による激しい摩耗
を考慮して、できるだけ構造が単純で、部品を交換し易
い混合装置を用いて行われる。
内混合されるが、これは混合コストを低減させるためで
ある。管内混合は、例えば、スタチックミキシング機構
を有する混合装置であり、土砂の通過による激しい摩耗
を考慮して、できるだけ構造が単純で、部品を交換し易
い混合装置を用いて行われる。
【0010】軽量混合土を埋立て地まで管内圧送する方
法としては、圧縮空気により圧送する方法が使用され
る。本発明による軽量混合土は土砂が分離され難いため
に、通常の浚渫土と比べて安定した状態で圧縮空気によ
り効率よく円滑に圧送することができる。圧縮空気によ
る管内圧送は、圧縮空気圧入装置を用いて行われる。
法としては、圧縮空気により圧送する方法が使用され
る。本発明による軽量混合土は土砂が分離され難いため
に、通常の浚渫土と比べて安定した状態で圧縮空気によ
り効率よく円滑に圧送することができる。圧縮空気によ
る管内圧送は、圧縮空気圧入装置を用いて行われる。
【0011】圧送管の末端から軽量混合土が押し出され
る際には、圧送用の圧縮空気が分離されて、軽量混合土
はその後、一旦、貯槽に貯蔵される。軽量混合土の貯槽
は、槽内に排出機構を備えており、また打設管が接続さ
れている。
る際には、圧送用の圧縮空気が分離されて、軽量混合土
はその後、一旦、貯槽に貯蔵される。軽量混合土の貯槽
は、槽内に排出機構を備えており、また打設管が接続さ
れている。
【0012】貯槽中に貯蔵された軽量混合土は、水中で
どのように打設してもよいが、例えば、排出機構によっ
て打設管を通して水底に押し出されて基盤上に軽量地盤
が構築されることによって、水中埋立てを行うのが好都
合である。
どのように打設してもよいが、例えば、排出機構によっ
て打設管を通して水底に押し出されて基盤上に軽量地盤
が構築されることによって、水中埋立てを行うのが好都
合である。
【0013】本発明の工法は、湖沼または河川のみなら
ず、海における水中埋立てにも利用でき、従って、本明
細書中で記載されている水中とは淡水中および海水中の
いずれをも意味している。
ず、海における水中埋立てにも利用でき、従って、本明
細書中で記載されている水中とは淡水中および海水中の
いずれをも意味している。
【0014】
【実施例】ついで図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の水中埋立工法を遂行するため
に用いられる装置を組み合わせた一組の機構の一例を示
すブロック図である。図中、1は高濃度浚渫土供給装
置、2は圧送管、3はセメントスラリー貯槽、4はセメ
ントスラリー供給装置、5は起泡材貯槽、6はコンプレ
ッサー、7は発泡装置、8は管内混合装置、9は圧縮空
気圧入装置、10は軽量混合土貯槽そして11は打設管
を示す。また、12は水、そして13は水中の基盤を示
す。
明する。図1は、本発明の水中埋立工法を遂行するため
に用いられる装置を組み合わせた一組の機構の一例を示
すブロック図である。図中、1は高濃度浚渫土供給装
置、2は圧送管、3はセメントスラリー貯槽、4はセメ
ントスラリー供給装置、5は起泡材貯槽、6はコンプレ
ッサー、7は発泡装置、8は管内混合装置、9は圧縮空
気圧入装置、10は軽量混合土貯槽そして11は打設管
を示す。また、12は水、そして13は水中の基盤を示
す。
【0015】高濃度浚渫土供給装置1に、含水比150
%の高濃度浚渫土を用意する一方、セメントスラリー貯
槽3にセメントスラリーを導入し、そして起泡材貯槽5
に起泡材を導入した。高濃度浚渫土としては川崎市浮島
沖産の海成粘土を、セメントスラリーとしては高炉セメ
ントB種の水中懸濁液(水セメント比:50%)を、そ
して起泡材としては動物蛋白系起泡材を用いた。
%の高濃度浚渫土を用意する一方、セメントスラリー貯
槽3にセメントスラリーを導入し、そして起泡材貯槽5
に起泡材を導入した。高濃度浚渫土としては川崎市浮島
沖産の海成粘土を、セメントスラリーとしては高炉セメ
ントB種の水中懸濁液(水セメント比:50%)を、そ
して起泡材としては動物蛋白系起泡材を用いた。
【0016】高濃度浚渫土を、圧送管2を経て管内混合
装置8まで、ピストン式圧送装置(図示せず)を用いて
圧送する間に、セメントスラリー貯槽3に接続したセメ
ントスラリー供給装置4でセメントスラリーを圧送管に
供給し、そして起泡材貯槽5に接続された発泡装置7で
起泡材を発泡させた後、やはり圧送管2に供給した。気
泡の発泡倍率は25倍であり、そして気泡の粘度は42
00cpsであった。セメントスラリーおよび気泡の供
給量は、高濃度浚渫土に対して、それぞれ、10容量%
および20容量%であった。
装置8まで、ピストン式圧送装置(図示せず)を用いて
圧送する間に、セメントスラリー貯槽3に接続したセメ
ントスラリー供給装置4でセメントスラリーを圧送管に
供給し、そして起泡材貯槽5に接続された発泡装置7で
起泡材を発泡させた後、やはり圧送管2に供給した。気
泡の発泡倍率は25倍であり、そして気泡の粘度は42
00cpsであった。セメントスラリーおよび気泡の供
給量は、高濃度浚渫土に対して、それぞれ、10容量%
および20容量%であった。
【0017】高濃度浚渫土と、セメントおよび気泡とを
管内混合装置8により混合して得られた軽量混合土を、
圧送管2を経て埋立て地付近に設置された軽量混合土貯
槽10まで、圧縮空気圧力装置9を用いて圧縮空気によ
り圧送した。圧送管2の末端から軽量混合土が押し出さ
れる際に圧送用の圧縮空気が分離された。つぎに、この
軽量混合土を、排出機構を備えそして打設管11が接続
された軽量混合土貯槽10に貯蔵した後、打設管11内
に押し込んでから、水12中に押し出し、水中の基盤1
3上に打設した。水中の基盤上に打設された軽量混合土
の28日後の一軸圧縮強度は2.2kgf/cm2 であ
り、そして形成された軽量地盤の単位体積重量は1.1
5tf/m3 であった。
管内混合装置8により混合して得られた軽量混合土を、
圧送管2を経て埋立て地付近に設置された軽量混合土貯
槽10まで、圧縮空気圧力装置9を用いて圧縮空気によ
り圧送した。圧送管2の末端から軽量混合土が押し出さ
れる際に圧送用の圧縮空気が分離された。つぎに、この
軽量混合土を、排出機構を備えそして打設管11が接続
された軽量混合土貯槽10に貯蔵した後、打設管11内
に押し込んでから、水12中に押し出し、水中の基盤1
3上に打設した。水中の基盤上に打設された軽量混合土
の28日後の一軸圧縮強度は2.2kgf/cm2 であ
り、そして形成された軽量地盤の単位体積重量は1.1
5tf/m3 であった。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、水中の基盤が軟弱であ
っても、これに埋立用の軽量地盤を安定して構築できる
ので、埋立て地の地盤沈下や周辺地盤への悪影響を軽減
することができ、また、埋立地盤の安定化期間を短縮で
きる。さらに、埋立て用の浚渫土から余水を分離する必
要がないので、埋立て地付近にそのための用地がなくて
も埋立てを遂行することができる。
っても、これに埋立用の軽量地盤を安定して構築できる
ので、埋立て地の地盤沈下や周辺地盤への悪影響を軽減
することができ、また、埋立地盤の安定化期間を短縮で
きる。さらに、埋立て用の浚渫土から余水を分離する必
要がないので、埋立て地付近にそのための用地がなくて
も埋立てを遂行することができる。
【図1】図1は、本発明の水中埋立工法を行うために用
いられる機構の一例を示すブロック図である。
いられる機構の一例を示すブロック図である。
1 高濃度浚渫土供給装置 2 圧送管 3 セメントスラリー貯槽 4 セメントスラリー供給装置 5 起泡材貯槽 6 コンプレッサー 7 発泡装置 8 管内混合装置 9 圧縮空気圧入装置 10 軽量混合土貯槽 11 打設管 12 水 13 基盤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明において用いられる高濃度浚渫土
は、含水比が90〜250%のものを指している。含水
比90%以下の高濃度浚渫土は実際には大量に得られな
い。この含水比が90%未満になると、高濃度浚渫土は
流動性に乏しくなって管内で詰まり易くなって、これを
管内で圧縮空気により大量に輸送することが困難とな
り、他方これが250%よりも高くなると、埋立地盤で
所望の軽量性と強度を得るのに必要なセメント混合量が
多くなり過ぎるという不都合を生ずる。
は、含水比が90〜250%のものを指している。含水
比90%以下の高濃度浚渫土は実際には大量に得られな
い。この含水比が90%未満になると、高濃度浚渫土は
流動性に乏しくなって管内で詰まり易くなって、これを
管内で圧縮空気により大量に輸送することが困難とな
り、他方これが250%よりも高くなると、埋立地盤で
所望の軽量性と強度を得るのに必要なセメント混合量が
多くなり過ぎるという不都合を生ずる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、水中の基盤が軟弱であ
っても、これに軽量地盤を安定して構築できるので、埋
立て地の地盤沈下や周辺地盤への悪影響を軽減すること
ができ、また、埋立地盤の安定化期間を短縮できる。
っても、これに軽量地盤を安定して構築できるので、埋
立て地の地盤沈下や周辺地盤への悪影響を軽減すること
ができ、また、埋立地盤の安定化期間を短縮できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 高濃度浚渫土を、セメントおよび気泡と
管内混合し、その結果形成された軽量混合土を圧縮空気
により圧送管内で埋立現場まで圧送し、この圧送管末端
で圧縮空気と分離されて押し出された気泡を含む軽量混
合土を貯槽に貯蔵した後、これを水中の基盤上に打設し
て軽量地盤を構築することを特徴とする、水中埋立工
法。 - 【請求項2】 高濃度浚渫土の含水比が90〜200%
である請求項1記載の水中埋立工法。 - 【請求項3】 軽量混合土の単位体積重量が1.05〜
1.40tf/m3である請求項1または2記載の水中
埋立工法。 - 【請求項4】 気泡の粘度が500〜5000cpsで
ある請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中埋立工
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP538793A JP2504682B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 水中埋立工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP538793A JP2504682B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 水中埋立工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06220823A true JPH06220823A (ja) | 1994-08-09 |
JP2504682B2 JP2504682B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=11609761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP538793A Expired - Lifetime JP2504682B2 (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 水中埋立工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504682B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101666074B1 (ko) * | 2016-01-15 | 2016-10-14 | 한국경량혼합토 주식회사 | 고함수비의 점성준설토를 이용하여 준설과 동시에 급속부지 조성이 가능하도록 하는 급속부지 조성처리시스템 및 이를 이용한 급속부지 조성방법 |
CN109577306A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-04-05 | 南京吉欧地下空间科技有限公司 | 一种eps泡沫吹填土的地基处理技术和施工方法 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP538793A patent/JP2504682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101666074B1 (ko) * | 2016-01-15 | 2016-10-14 | 한국경량혼합토 주식회사 | 고함수비의 점성준설토를 이용하여 준설과 동시에 급속부지 조성이 가능하도록 하는 급속부지 조성처리시스템 및 이를 이용한 급속부지 조성방법 |
CN109577306A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-04-05 | 南京吉欧地下空间科技有限公司 | 一种eps泡沫吹填土的地基处理技术和施工方法 |
CN109577306B (zh) * | 2018-11-28 | 2021-01-26 | 南京吉欧地下空间科技有限公司 | 一种eps泡沫吹填土的地基处理技术和施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2504682B2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960213 |