JPH06220783A - 古紙の処理装置 - Google Patents

古紙の処理装置

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JPH06220783A
JPH06220783A JP3625793A JP3625793A JPH06220783A JP H06220783 A JPH06220783 A JP H06220783A JP 3625793 A JP3625793 A JP 3625793A JP 3625793 A JP3625793 A JP 3625793A JP H06220783 A JPH06220783 A JP H06220783A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 古紙上の文字の判読を不可能にし、かつ古紙
の体積を縮小化する古紙の処理装置の構造を簡単にしか
つ小形軽量化する。 【構成】 投入ホッパ2の下に筒状部材1,8を配置
し、古紙を円滑に下方へ送り込むスクレーパ7と古紙を
押し出す押出スクリュー5とを設け、筒状部材1の内周
面には古紙が押出スクリュー5と共回りするのを防止す
るための縦に長い畝状の突起32を形成し、古紙の下方
への移動を抑制するための円周溝35を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙の処理装置に関し、
古紙を圧縮することで古紙の体積の縮小化を図るととも
に古紙上の文字の判読を不可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】オフィス等で使用済みの古紙は廃却した
りあるいは再生して使用される。廃却したり再生したり
するには重要書類の機密保持の目的もあって古紙に特定
の処理をする必要がある。
【0003】古紙を処理するには、A4,B5位の大き
さの紙をそのまま処理する場合と、小さな紙片に粗砕し
た後に処理する場合とがある。
【0004】粗砕した古紙を処理する処理装置として、
従来は図14に示すものがある。この装置は、通水孔6
0を有するパンチングメタルからなる筒状部材62の内
部に外形寸法が順次に大きくなる円錐台状の筒体63を
回転駆動可能に設け、筒体63の外周面には螺旋状のス
クリュー64を固着する一方、筒体63の右端には支持
軸65を固着し、支持軸65に挿通した圧力金具66を
一組のナット67によって支持されるバネ68で筒状部
材62へ向かって付勢するようにしたものである。
【0005】かかる装置では、予め粗砕して水を加えた
古紙69を筒状部材62の左端へ投入すると、スクリュ
ー64のうちのL1で示す部分によって古紙69が図中
の右方へ移送されるとともに筒体63の外径寸法が徐々
に大きくなることによって圧縮され、その後にスクリュ
ー64のうちのL2で示す部分によって圧力金具66と
の間で更に圧縮される。圧縮により古紙69から搾取さ
れた水は通水孔60から筒状部材62外へ排出される。
スクリュー64によって古紙69に加えられる圧力がバ
ネ68の付勢力に打ち勝つと圧力金具66は図中の右方
へ少し押され、搾水された古紙69が圧力金具66と筒
状部材62との間から排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、古紙を搬送
しながら徐々に圧縮する構成であるため、必然的に長い
筒体63と長いスクリュー64と長い筒状部材62とを
必要とし、その結果として装置が大型化してしまう。
又、古紙を加圧するために圧力金具やバネを必要とする
とともに古紙の処理量を増やすには外形寸法が大きくて
長いスクリューを必要とし、そのために装置が大型化し
て駆動手段も駆動力の大きなものが必要になる。
【0007】そこで本発明は、斯かる課題を解決した古
紙の処理装置を提供することを目的する。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、入口端と出口端を有する筒状部材
と、筒状部材の内部に回転駆動可能に設けられるととも
に古紙を出口端へ向かって押し出す押出スクリューと、
押出スクリューよりも出口端側であって押出スクリュー
の近傍の内周面に形成されるとともに押出スクリューに
よって押し出される古紙の移動を抑制する抑制手段とで
構成したことを特徴とし、あるいはこれに加えて、入口
端が上部に位置して出口端が下部に位置するように筒状
部材を鉛直方向に沿って配置したことを特徴とし、ある
いはこれらに加えて、古紙が筒状部材と押出スクリュー
との間へ入り込むのを防止すると共に古紙が押出スクリ
ューの入口端側に絡み付くのを防止するためのスクレー
パを、筒状部材の入口端と押出スクリューとの間に、押
出スクリューと同一の回転方向へ押出スクリューの回転
速度よりも早く回転駆動するように設けたことを特徴と
し、あるいはこれらに加えて、筒状部材の内部で古紙が
押出スクリューと共に回るのを防止するために筒状部材
の長さ方向へ伸びる畝状の突起を筒状部材の内周面に形
成したことを特徴とし、あるいはこれらに加えて、押出
スクリューにおける筒状部材の出口端側には押出スクリ
ューの回転する方向へ向かって幅が順次に小さくなる船
底部を形成したことを特徴とし、あるいはこれらに加え
て、筒状部材の内周面に給水孔を形成したことを特徴と
し、あるいはこれらに加えて、押出スクリューの円周方
向での範囲を略360°以下に設定したことを特徴と
し、あるいはこれらに加えて、筒状部材の内周面と押出
スクリューの外周部との隙間の大きさを、入口端側に比
べて出口端側を徐々に大きくしたことを特徴とし、ある
いはこれらに加えて、押出スクリューの入口端側の外周
部に、当該押出スクリューと筒状部材との間に入り込ん
だ古紙を切断する切断部を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】筒状部材の入口端に古紙を投入すると、押出ス
クリューによって古紙は筒状部材の出口端側へと押し出
されるが、抑制手段が存在することから古紙は抑制手段
と押出スクリューとに挟まれて圧縮され、固められたあ
と筒状部材の出口端から排出される。
【0010】筒状部材を鉛直方向に沿って配置した処理
装置では、古紙に自重が作用するために押出スクリュー
による出口端側への古紙の押し出しがより円滑に行われ
る。
【0011】スクレーパを有する処理装置では、スクレ
ーパの回転により古紙が押出スクリューの入口端側に絡
み付くことなく押出スクリューによって出口端側へ移動
させられ、また筒状部材と押出スクリューとの間へ古紙
が入り込むようなことはない。従って古紙はその全てが
押出スクリューと抑制手段とにより確実に圧縮される。
【0012】筒状部材の内周面に長さ方向へ伸びる畝状
の突起を形成したものでは、古紙が押出スクリューと共
に回転するのが防止され、押出スクリューの作用により
古紙を確実に筒状部材の長さ方向へ押し出すことができ
る。
【0013】押出スクリューの出口端側に船底部を形成
したものでは、押出スクリューの回転に伴なって押出ス
クリューが古紙を圧縮すると同時に船底部が半径方向で
の内側と外側へ古紙を押し出し、古紙が半径方向で均一
の固さに圧縮される。
【0014】筒状部材の内周面に給水孔を形成したもの
では、古紙が水を吸収して復元力をなくし、より一層の
減容積化が図れる。
【0015】押出スクリューを円周方向での360°以
内の範囲に設定したものでは、筒状部材の入口端側から
投入された古紙の多くが押出スクリュー上に載ることな
く直接に圧縮された古紙の近くへ移動することになる。
したがって、古紙の処理速度が大きい。
【0016】筒状部材の内周面と押出スクリューの外周
部との隙間の大きさを、入口端側に比べて出口端側を徐
々に大きくしたものでは、筒状部材の内周面と押出スク
リューとの間に入り込んだ古紙がこの部分に挟まれて停
滞するようなことはなく、円滑に移動する。
【0017】押出スクリューの入口端側の外周部に切断
部を形成したものでは、古紙が切断部によって切断され
ることから、筒状部材の内周面と押出スクリューの外周
部との隙間に古紙を噛み込むことがなく、この隙間に古
紙が停滞して移動しなくなるのが防止される。
【0018】
【実施例】本発明による古紙の処理装置の構成を、図1
に示す。本発明による古紙の処理装置は、筒状部材1,
8と、筒状部材1の上部へ古紙を投入するための投入ホ
ッパ2と、回転軸3に取り付けられて回転駆動される押
出スクリュー5と、スクレーパ7等で構成されている。
【0019】以下、各構成部分の構造について説明す
る。筒状部材1の上部にフランジ部1aが形成されてお
り、筒状部材1の下に突き合わせて設けられた筒状部材
8の上部のフランジ部8aとフランジ部1aとが連結ボ
ルト9を介して結合されている。フランジ部1aの上に
はベース10が結合されている。ベース10の結合も連
結ボルト9を介して行われている。ベース10上には、
円周に沿って複数配置した支柱11を介して支持部材1
2が取り付けられている。そして、支持部材12の上に
軸受押え13を介して投入ホッパ2が取り付けられてい
る。
【0020】支持部材12には軸受14を介して回転自
在にリング状の円環21が設けられ、リング状の円環2
1に複数の動力伝達部材4を介して円筒状のボス22が
結合される。ボス22にはキー15を介して回転軸3が
嵌合され、回転軸3の上端には略円錐形のストッパ16
が螺合されている。このように回転自在に支持された円
環21にはリング状の円板17がボルト18を介して結
合され、円板17の外側にリング状のスプロケット19
がネジ20を介して取り付けられている。
【0021】回転軸3の下端にはらせん状の押出スクリ
ュー5が固定して設けられている。押出スクリュー5は
古紙を圧縮することのみが目的であるため、軸方向の長
い範囲にわたって設ける必要がない。筒状部材1内での
古紙の移動速度を減少させることなく古紙が直接に押出
スクリュー5の下の圧縮された古紙の上に落下する割合
を多くして処理能力を高めるために、押出スクリュー5
の円周方向での範囲が回転軸3を中心として本発明では
360°以内とされ、特に本実施例では略300°の範
囲に設けられる。押出スクリューの範囲を360°以内
としたのは以下の理由による。押出スクリューの範囲の
設定に当たり、押出スクリューの角度を180°から徐
々に大きくして実験を行ったところ、押出スクリューの
角度が360°よりも大きい場合には、畝状の突起によ
る共回り防止の機能が充分に発揮されないと古紙は押出
スクリューの表面に張り付いて下方へ落下せず、連続し
て供給される古紙が下方へ移動せずに停滞することにな
る。一方、360°以下では古紙は停滞することなく移
動し、特に300°に設定したときが古紙の移動が最も
円滑であった。このように、押出スクリューの範囲を1
80°〜360°にしたときに古紙の移動に停滞がなく
て移動速度が大きく、処理能力を大きくすることができ
る。
【0022】押出スクリュー5の上にはスクレーパ7が
配置されている。ベース10にボルト23を介して結合
された軸受台24に軸受押え25を介して軸受26が取
り付けられ、軸受26の内側には円板27が嵌合され
る。円板27の外側にはネジ20を介してスプロケット
28が結合される一方、内側には軸受押えを兼用するス
クレーパ7が取り付けられる。スクレーパ7を設けたの
は以下の理由による。筒状部材1が鉛直方向へ長く設け
られているために筒状部材1の内部を落下する古紙が押
出スクリュー5の上端面に絡み付いてその後に落下する
古紙の自由落下を妨げることになる。また、筒状部材1
と押出スクリュー5との間へ古紙が入り込んでしまう虞
れがあり、入り込んでしまうと押出スクリュー5の回転
に大きな抵抗力が加わって押出スクリュー5が停止して
しまうことがある。以上の理由からスクレーパ7を設け
るのであり、スクレーパ7の形状は図1に示すように取
り付け用のフランジを有する円筒形であって円筒部の下
端には等間隔ごとに凸部7aが形成される。スクレーパ
7としては、このほか図12に示すように凸部の代わり
にL字形の爪7bを円周方向に沿って複数設けてもよ
い。凸部7a,爪7bの先端は押出スクリュー5の上端
の近傍まで伸ばされる。このスクレーパ7は、押出スク
リュー5の回転方向と同じ方向へ押出スクリュー5の回
転速度よりも速く回転するように設定される。
【0023】回転軸3と一体のスプロケット19と、ス
クレーパ7と一体のスプロケット28とは、夫々図示し
ないモータの出力軸に固着されたスプロケットに、夫々
図示しないチェンを介して個別に連動連結されている。
【0024】押出スクリュー5が上から見て時計方向へ
回転すると筒状部材1内に落下した古紙は下方へ押し出
されるが、古紙が乾燥して軽量であると古紙と筒状部材
1との間の摩擦係数が小さく、古紙が押出スクリュー5
と共に回るだけで軸方向へ移動しない「共回り現象」を
生じる。これを防止し、軸方向へは移動するが円周方向
へは古紙が移動しないようにするため、図2にも示すよ
うに筒状部材1の内周面には軸方向へ伸びる畝状の突起
32が形成される。突起32は押出スクリュー5の回転
に伴って古紙が回るのを確実に防止できるように、その
断面形状が鋸刃状に設定されている。
【0025】押出スクリュー5により軸心に沿って押し
出される古紙が圧縮されるようにするには、押出スクリ
ュー5による下方への古紙の移動を抑制する抑制手段が
必要になる。抑制手段として図3(a)〜(d)に示す
ように筒状部材1の下端を絞り込んだり、曲げたり、あ
るいは筒状部材1の下部の内面に凹凸を形成して内周面
の摩擦係数を大きくしたりすると、古紙の移動が抑制さ
れ押出スクリュー5との協働により古紙が圧縮されて固
くなる。そして、押出スクリュー5による押圧力に対し
て抑制力が大きすぎると過負荷により古紙の移動が停止
する一方、抑制力が小さすぎると圧縮された古紙の固さ
が不十分となる。図1における押出スクリュー5の下の
筒状部材8の内周面に、抑制手段として本実施例では円
周溝35が形成されている。円周溝35は、図4
(a),(b)に示すように円周溝35の大きさを変え
たり、図4(c),(d)に示すように、円周溝35を
形成する幅wの大きさを変えたり、あるいは押出スクリ
ューの底面と円周溝との距離を変えることによって古紙
の移動に対する抑制力を調整することができる。図1,
2に示すように本実施例では軸心に沿う方向でw=2c
mの範囲に2本の円周溝35が形成されている。そし
て、円周溝35より下の筒状部材8の内周面は、圧縮さ
れて排出される古紙の形状を整理するために円滑に仕上
げられている。
【0026】このほか、抑制力が一定であっても抑制手
段と押出スクリューとの距離が図3(b),(d)に示
すように大きいと過負荷になり易い。これは、筒状部材
の内部で円柱形に固められた古紙は繊維質が互いにから
み合っており下方へ押圧しても下から上へ向かう反発力
がある場合は下方へ向かう押圧力が内周面へ向かう押圧
力に変換されてしまい、抑制手段の近傍では下向きの押
圧力が小さくなってしまうからである。そして、抑制手
段の近傍よりも押出スクリューの近傍により大きな圧力
が加えられ、古紙の排出が進行して上部の大きな圧力が
加えられて固くなった古紙が下へ移動すると、このとき
に新たに上部に位置する古紙には更に強い力で圧縮され
ねば古紙は排出されないことになる。つまり、古紙の排
出が連続して行なわれるにつれて押出スクリューによる
押出力は順次に大きくしなければ排出が続けられなくな
ってしまう。抑制力が押圧力よりも大きくなると、古紙
は岩のように固くなり、移動できなくなって押出スクリ
ューの回転は過負荷により停止する。このように抑制手
段と押出スクリューとの距離が大きいと古紙の移動に対
する抵抗力が大きくなり詰まってしまい、図5(a),
(b)に示すように押出スクリュー5の下面と円周溝3
5の下部との距離Hを変えることによっても古紙の移動
に対する抑制力を調整することができる。本実施例では
筒状部材の内径寸法が10cm程度の大きさであること
との関係で図2に示すように押出スクリュー5の下面の
位置から下方へ向かって円周溝35が形成されている。
押出スクリュー5と円周溝35との相対的な位置を変え
ることによって抑制力を調整するには、図6に示すよう
に筒状部材1の内部に筒状部材8を螺合するとともに筒
状部材8の内部に円周溝35を形成し、筒状部材8を回
転することで円周溝35の位置が昇降するようにしても
よい。
【0027】古紙が圧縮されるようにするには、古紙の
処理装置を運転する初期に図7(a)に示すように筒状
部材1の下端に充填手段としての蓋33を仮に取り付
け、蓋33上に溜まった古紙34が筒状部材1の下部に
充填されたら蓋33を除去するようにすることが必要で
ある。その理由は、筒状部材1を縦に配置した縦軸形の
構成であるため、充填手段がないと古紙34は筒状部材
1内に溜まることなく落下してしまうからである。筒状
部材1の内部に古紙34が充填されると、押出スクリュ
ー5で押された古紙は順次に軸心に沿う方向へ押され、
押された古紙どうしの作用により半径方向へも押され、
図7(b)に示すように圧縮されて古紙間の隙間はなく
なる。この状態では固められた古紙34と筒状部材1の
内周面との摩擦が大きいので、蓋33を除去しても古紙
34が落下することはない。
【0028】充填手段として、本実施例では図1に示す
ように筒状部材8の下部に軸心に沿って長い複数本のス
リット36を円周に沿って複数形成し、略「6」の字形
に曲げた弾性部材としての板バネ37をボルト38を介
して筒状部材8に結合して設けている。板バネ37は筒
状部材8の外側からスリット36を通して中心部へ向か
って突出している。この板バネ37は円周溝35の直下
に配置されている。板バネ37のバネ定数が大きすぎた
り取付位置が下方すぎると過負荷の状態になり易いの
で、自然落下する古紙が支えられる程度のバネ定数でよ
く、取付位置は円周溝35の直下が望ましい。
【0029】充填手段としては、このほか図8(a),
(b)に示すようにボルト43を介して筒状部材1の外
部に取り付けられたステー44に回動自在に回動板45
を設け、回動板45の先端が筒状部材1の中央へ向かっ
て突出した状態になるように付勢するために図示しない
付勢手段としてのバネを設けてもよい。この場合、押出
スクリュー5による古紙の下方への押圧力が大きくなる
とバネの付勢力に抗して回動板45が回動し、二点鎖線
で示すように回動板45は軸心と平行に近い位置を占め
るようになる。
【0030】本実施例では円周溝35と押出スクリュー
5との間で古紙を圧縮するが、押出スクリュー5の下面
が単なる平面であると古紙には軸方向力が加わるだけで
半径方向に力は加わらない。このため、古紙は半径方向
へ十分に移動し切れず、回転軸3の真下や筒状部材1の
内周面の近傍の古紙は固くなりにくい。このため、半径
方向での全体に亘って古紙の固さを均一にすべく古紙を
半径方向での内側と外側とに向かって押し分ける船底部
39が押出スクリュー5の下面に形成される。船底部3
9は図9にも示すように上から下へ向かって左回りに形
成される押出スクリュー5に対し、その下端の下面に上
へ向かって右回りの方向へ突出するように尖った状態に
設けられる。船底部39の先端が二点鎖線で示すように
回転軸3へ向かって寄っていれば古紙は反回転軸側へよ
り多く押し出されて外側が固くなり、逆に回転軸3から
離れていれば古紙は回転軸側へより多く押し込まれて内
側が固くなる。
【0031】また、筒状部材1の内周面と押出スクリュ
ー5の外周部との隙間の大きさが入口端側から出口端側
へ向かうにつれて大きくなるように、図9(a)に示す
ように押出スクリュー5の入口端側の押出スクリュー5
の半径方向での幅をmにするのに対して出口端側での幅
をmよりも小さいnにし、筒状部材1の内径寸法はその
長さ方向で一定にしている。これは、筒状部材1の内周
面と押出スクリュー5の外周部との間に古紙が入り込ん
だ場合でも、古紙がこの部分で停滞することなく筒状部
材の長さ方向へ円滑に移動するようにするためである。
なお、押出スクリューの幅を変えることなく一定にする
一方、筒状部材の内径寸法を下方へ向かって大きくする
ようにしてもよい更に、押出スクリュー5の入口端側で
ある上部の外周部には、図13に示すように切断部5a
が形成されている。この切断部5aは押出スクリュー5
の下面と外周面とのなす角度を90°よりも小さい鋭角
αにしたものであり、筒状部材1の内周面と押出スクリ
ュー5との間が、押出スクリュー5に厚みがあることに
よる外周面と筒状部材1の内周面とで挟まれた隙間でな
く、線と内周面とで挟まれた隙間になり、古紙が切断部
5aによって切断されることから、筒状部材1の内周面
と押出スクリュー5の外周部との隙間に古紙を噛み込む
ことがなく、この隙間に古紙が停滞して移動しなくなる
のが防止される。なお、斜め上下方向へ傾斜した外周面
は、鉛直面で切断したときに図13のように直線となる
ものでもよく、あるいは円弧になるようなものでもよ
い。
【0032】このほか、圧縮した古紙の復元力をなくし
て古紙を減容積化するため、円周溝35の真上に位置す
る筒状部材1の外周面には、円周方向へ略等間隔に本実
施例では90°ごとに4つのボス部40が形成され、ボ
ス部40には給水管の接続部41が設けられる。そし
て、加湿手段として、接続部41と筒状部材1の内部と
を連通させる給水孔42が設けられ、4つのボス部40
は図示しない配管を介して単一の貯水タンクに接続され
る。
【0033】次に斯かる古紙の処理装置の作用を説明す
る。図1において、図示しないモータによりスプロケッ
ト19,28を介して動力伝達部材4,押出スクリュー
5,スクレーパ7を上から見て時計方向へ回転させると
ともに給水孔42から水を放出させながら投入ホッパ2
内へ古紙を投入する。ここで、押出スクリュー5の回転
速度を100〜150rpmとし、スクレーパ7の回転
速度は押出スクリュー5の回転速度よりも大きくする。
従来の古紙の処理装置と比較して高速回転させることが
できたのは落とし込まれた古紙間にはまだ十分な隙間が
あり過負荷にはならないためである。投入ホッパ2に引
っ掛かった古紙は動力伝達部材4により掻き落とされ、
下方へと移動する。また、押出スクリュー5の上部に絡
み付いた古紙はスクレーパ7により掻き落とされる。そ
して、スクレーパ7の作用で下方へ落下した後に、古紙
は押出スクリュー5の作用を受ける。古紙は押出スクリ
ュー5と共に回転しようとするが、畝状の突起32の存
在により古紙と筒状部材1の内周面との間の円周方向で
の摩擦係数が大きく古紙は押出スクリュー5と共回りせ
ずに下方へ向かって押される。畝状の突起32は軸方向
へ伸びるので、古紙の下方への移動に対しては筒状部材
1から抵抗力が加わることはない。
【0034】初期に投入した古紙は押出スクリュー5を
通過して板バネ37上に溜まり、その後に順次に送り込
まれる古紙が積み重なる。そして、押出スクリュー5に
よって押圧された古紙は円周溝35の存在により抵抗力
を受け、古紙は軸方向だけでなく半径方向へも押圧され
て古紙間の隙間を埋めることになる。円周溝35が古紙
の移動に対する抵抗として作用するのは以下の理由によ
る。押出スクリュー5により押圧されている古紙が円周
溝35の位置にくると圧力の高くなっていた古紙は円周
溝35内へ押し込まれ、下方へ押される古紙のうちの円
周溝35に押し込まれた部分は鋸刃状の断面形状を有す
る部分等に引っ掛かることになり、下方へ移動する古紙
の抵抗力として働く。本発明ではこの抵抗力の大きさを
適正な値に設定することが重要である。このようにして
固い円柱状に形成された古紙は押出スクリュー5による
押圧力によって古紙・筒状部材8間の摩擦力以上の力を
与えられ板バネ37の付勢力に抗して下方へ押し出され
る。円周溝35が形成されていることから、この部分で
は古紙と筒状部材8との軸心に沿う方向での摩擦係数が
大きく、圧縮されて形成される円柱形の古紙の固さを適
正な大きさにすることができる。
【0035】押出スクリュー5は、その大きさが円周方
向で300°になっており360°よりも小さいので、
筒状部材1の内部を落下する古紙は短時間で押出スクリ
ュー5を通過し、圧縮された古紙の上面に到着する。即
ち、図10(a)に示すように一部の古紙は角度θ=3
00で示す押出スクリュー5の上に落下してその後に押
出スクリュー5の上を転がって圧縮された古紙の上に到
着し押出スクリュー5によって圧縮されるが、押出スク
リュー5が回転していることもあって多くの古紙が押出
スクリュー5の上に載ることなく圧縮された古紙の上に
直接に到着し、したがって古紙の処理能力が高い。
【0036】押出スクリュー5によって圧縮される部分
では給水孔42から水が供給されて古紙が湿気を滞びる
ことから、古紙が復元することはなく減容積化が促進さ
れる。筒状部材1が鉛直方向へ伸びて縦軸形になってい
て、押出スクリュー5によって圧縮された古紙の上面は
水平面と平行になるため、同一貯水タンクから自然流下
によって各給水孔42へ補給された水は、圧縮された古
紙の外周に均等に行きわたる。過剰な水が補給された場
合でも、図10に示すように圧縮された古紙が筒状部材
1の下部に詰まっているために古紙よりも下方へ水が流
出することはなく、圧縮された古紙の上に水70が溜ま
る。そして、引き続き投入される乾燥した古紙に吸収さ
れるため、加湿の量の調整を極めて円滑に行うことがで
きる。一方、筒状部材1を水平方向へ伸ばして横軸形の
古紙の処理装置にすることもできる。この場合は、給水
孔42から供給される水は低いほうへ流れるために、極
めて微量の水分を補給すれば、例えば円周方向での4カ
所に給水孔42がある場合は、筒状部材1の上半分は下
半分よりも水分が不足しがちになる。逆に水分の補給を
多くすれば、過剰な水分は古紙から圧縮されて分離さ
れ、図11に水を符号70で示すように押出スクリュー
5の右端よりも左端の下部に多く流れ出す。このほか、
筒状部材を斜めに配置することもできる。この場合は、
縦軸形に近い効果がある。つまり、水に加わる重力の作
用による効果がある程度得られる。しかし、古紙の処理
を均一に行うには、加湿が均一に行われる縦軸形の処理
装置が最も好ましい。
【0037】押出スクリュー5の下面には船底部39が
形成されていることから、図9(a)において押出スク
リュー5が時計方向へ回転すると、船底部39の尖った
部分が先頭になって回転軸3のまわりを回転し、押出ス
クリュー5の最下端に接する古紙を軸心側と外周側へ押
し分ける。このため、本来であれば比較的軟くなりがち
な回転軸3の真下や筒状部材1の内周面近傍をも均一な
固さにすることができる。
【0038】本発明に係る古紙の処理装置を試作したと
ころ、筒状部材の内径寸法が10cm,高さが15cm
としたときに45kg/時間の古紙を円柱状に圧縮,成
形処理できた。このように小形の古紙の処理装置で多量
の古紙を処理できることから、事務所用の古紙の処理装
置として最適である。また、従来の横軸形のものと比較
すると装置の体積は従来の1/10以下にすることが可
能である。
【0039】なお、本実施例では抑制手段として円周溝
を形成したが、筒状部材の内周面から突出する突起やあ
るいは図3に示した構成を抑制手段として用いることも
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る古紙の処理装置によれば、筒状部材と押出スクリ
ューと抑制手段とで古紙の処理装置を構成したので、構
造が簡単であるとともに長さは極めて小形でかつ軽量で
ある。従って、事務所用の古紙の処理装置として好適な
ものである。また、従来の古紙の処理装置と略同等にま
で古紙を減容積化でき、機密書類の判読不可能化も十分
に達成しうるものである。
【0041】請求項2に係る古紙の処理装置によれば、
古紙に自重が加わるので筒状部材の入口端から押出スク
リューの出口端側までの古紙の移動が円滑に行われるこ
とになり、古紙の処理が効率良く行われる。
【0042】請求項3に係る古紙の処理装置によれば、
スクレーパを設けたので、押出スクリューの入口端側に
古紙が絡み付いたり、押出スクリューと筒状部材との間
へ古紙が入り込んだりすることが防止され、効率良く古
紙の圧縮が行われる。
【0043】請求項4に係る古紙の処理装置によれば、
筒状部材の内周面に畝状の突起を形成したので、押出ス
クリューと共に古紙が回転することが防止されて押出ス
クリューによる古紙の押出力が大きくなり、効率良く古
紙を処理できる。
【0044】請求項5に係る古紙の処理装置によれば、
押出スクリューの端部に船底部を形成したので、船底部
が強制的に古紙を半径方向へ移動させて古紙の片寄りを
防止し、柱状に成形される古紙の半径方向での固さを均
一にすることができる。
【0045】請求項6に係る古紙の処理装置によれば、
筒状部材の内周面に給水孔を形成したので、押出スクリ
ューにより圧縮される古紙が加湿されて復元力がなくな
り、加湿しない場合よりも古紙が減容積化する。特に、
縦軸形のものでは、押出スクリューにより圧縮されて形
成された古紙の上面は水平面と平行になってこの上面に
水が均等に広がるので、筒状部材の半径方向及び円周方
向での加湿の程度が均一化し、処理した古紙も均一化す
る。
【0046】請求項7に係る古紙の処理装置によれば、
押出スクリューの円周方向での範囲を略360°以下に
設定したので、古紙が押出スクリューの出口端側まで移
動する時間を短縮することができ、古紙の処理能力を大
幅に向上させることができる。
【0047】請求項8に係る古紙の処理装置によれば、
筒状部材の内周面と押出スクリューの外周部との隙間の
大きさを、入口端側に比べて出口端側を徐々に大きくし
たので、筒状部材の内周面と押出スクリューとの間に入
り込んだ古紙がこの部分に挟まれて停滞するようなこと
はなく、円滑に移動する。
【0048】請求項9に係る古紙の処理装置によれば、
押出スクリューの入口端側の外周部に切断部を形成した
ので、古紙が切断部によって切断され、筒状部材の内周
面と押出スクリューの外周部との隙間に古紙を噛み込む
ことがなく、この隙間に古紙が停滞して移動しなくなる
のが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による古紙の処理装置の実施例を示す構
成図。
【図2】本発明に係り、筒状部材の近傍を示す斜視図。
【図3】本発明に係り、抑制手段の構造を説明するため
の参考図。
【図4】本発明に係り、抑制手段の抑制力を調整するた
めの参考図。
【図5】本発明に係り、抑制手段の抑制力を調整するた
めの参考図。
【図6】本発明に係り、抑制手段の抑制力を調整するた
めの参考図。
【図7】本発明に係り、筒状部材内への古紙の充填を説
明するための参考図。
【図8】本発明に係り、充填手段のその他の実施例を示
すもので、(a)は正面断面図、(b)は右側面図。
【図9】本発明に係り、押出スクリューを示すもので、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図。
【図10】本発明による古紙の処理装置の作用説明図に
係り、(a)は平面断面図(b)は正面断面図。
【図11】本発明による古紙の処理装置の参考図に係
り、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図。
【図12】本発明に係り、スクレーパの他の実施例を示
す斜視図。
【図13】本発明に係り、押出スクリューの要部を示す
構成図。
【図14】従来の古紙の処理装置の要部を示す構成図。
【符号の説明】
1,8…筒状部材 2…投入ホッパ 3…回転軸 5…押出スクリュー 5a…切断部 7…スクレーパ 19,28…スプロケット 32…畝状の突起 35…円周溝 39…船底部 42…給水孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口端と出口端を有する筒状部材と、筒
    状部材の内部に回転駆動可能に設けられるとともに古紙
    を出口端へ向かって押し出す押出スクリューと、押出ス
    クリューよりも出口端側であって押出スクリューの近傍
    の内周面に形成されるとともに押出スクリューによって
    押し出される古紙の移動を抑制する抑制手段とで構成し
    たことを特徴とする古紙の処理装置。
  2. 【請求項2】 入口端が上部に位置して出口端が下部に
    位置するように筒状部材を鉛直方向に沿って配置した請
    求項1に記載の古紙の処理装置。
  3. 【請求項3】 古紙が筒状部材と押出スクリューとの間
    へ入り込むのを防止すると共に古紙が押出スクリューの
    入口端側に絡み付くのを防止するためのスクレーパを、
    筒状部材の入口端と押出スクリューとの間に、押出スク
    リューと同一の回転方向へ押出スクリューの回転速度よ
    りも早く回転駆動するように設けた請求項1又は2に記
    載の古紙の処理装置。
  4. 【請求項4】 筒状部材の内部で古紙が押出スクリュー
    と共に回るのを防止するために筒状部材の長さ方向へ伸
    びる畝状の突起を筒状部材の内周面に形成した請求項1
    又は2又は3に記載の古紙の処理装置。
  5. 【請求項5】 押出スクリューにおける筒状部材の出口
    端側には押出スクリューの回転する方向へ向かって幅が
    順次に小さくなる船底部を形成した請求項1又は2又は
    3又は4に記載の古紙の処理装置。
  6. 【請求項6】筒状部材の内周面に給水孔を形成した請求
    項1又は2又は3又は4又は5に記載の古紙の処理装
    置。
  7. 【請求項7】押出スクリューの円周方向での範囲を略3
    60°以下に設定した請求項1又は2又は3又は4又は
    5又は6に記載の古紙の処理装置。
  8. 【請求項8】筒状部材の内周面と押出スクリューの外周
    部との隙間の大きさを、入口端側に比べて出口端側を徐
    々に大きくした請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6又は7に記載の古紙の処理装置。
  9. 【請求項9】押出スクリューの入口端側の外周部に、当
    該押出スクリューと筒状部材との間に入り込んだ古紙を
    切断する切断部を形成した請求項1又は2又は3又は4
    又は5又は6又は7又は8に記載の古紙の処理装置。
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