JPH0621956B2 - シ−ト用液体塗布装置 - Google Patents

シ−ト用液体塗布装置

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JPH0621956B2
JPH0621956B2 JP61242261A JP24226186A JPH0621956B2 JP H0621956 B2 JPH0621956 B2 JP H0621956B2 JP 61242261 A JP61242261 A JP 61242261A JP 24226186 A JP24226186 A JP 24226186A JP H0621956 B2 JPH0621956 B2 JP H0621956B2
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稔 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシート用液体塗布装置に係り、特に、熱現像感
光材料又はその受像紙等のシートに水等の画像形成用溶
媒を塗布するシート材用液体塗布装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のシート用液体塗布装置では、2組の搬送ローラ
の間に水槽を配設し、水槽内に塗布ローラの一部を漬
け、搬送ローラ及び塗布ローラを回転させ、搬送ローラ
で感光材料又は受像紙を搬送しながらその下面に塗布ロ
ーラの上面を接触させ、感光材料又は受像紙に画像形成
用溶媒としての水を塗布するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、液体塗布装置の周囲温度が変化すると水温が
変化し、感光材料又は受像紙が水により膨潤する速度も
変化する。従って感光材料又は受像紙に塗布される水の
量も変化することになる。本発明者らは温度の変化に対
する水塗布量の変化の関係を実験し、第6図に示すよう
な結果を得た。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、周囲温度の変動に
拘わらずシート材への画像形成用溶媒の塗布量を一定と
することができるシート用液体塗布装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るシート用液体塗布装置は、画像形成用溶媒
が貯蔵される液槽と、該液槽内の画像形成用溶媒中に一
部が漬けられ回転されて表面へ付着された画像形成用溶
媒をシート材に塗布するための単一の回転体と、前記液
槽に貯蔵されている画像形成用溶媒を加熱し又は冷却す
る温度変更手段と、液槽に貯蔵されている画像形成用溶
媒の温度を検出する液温検出器と、液槽に貯蔵されてい
る画像形成用溶媒の液温が所定温度になるように該温度
変更手段を制御する温度調節器と、を有することを特徴
としている。
〔作用〕
本発明では、液槽内の画像形成用溶媒中に一部が漬けら
れ回転されて表面へ付着された画像形成用溶媒をシート
材に塗布するための単一の回転体を設けると共に、液槽
に貯蔵された画像形成用溶媒の温度を温度検出器によっ
て検出し、液温が所定温度になるように温度変更手段に
よる画像形成溶媒の加熱又は冷却を温度調節器によって
制御している。これにより、周囲温度の変動に拘わらず
画像形成用溶媒の液温が所定温度に保たれ、感光材料や
受像紙等のシート材への画像形成用溶媒の膨潤速度が一
定となるので、シート材への画像形成用溶媒の塗布量を
一定とすることができる。
〔実施例〕
図面に従って、本発明に係るシート用液体塗布装置の実
施例を説明する。
第1図には、熱現像感光材料に水を塗布する水塗布装置
10が示されている。第1図は側面図であり、第3図は
平面図であり、第4図は第1図のIV−IV線断面図であ
る。
搬送ローラ12、14が一定間隔をなして配設されてお
り、第5図に示す感光材料Aを挟持して矢印X方向に搬
送するようになっている。搬送ローラ12と搬送ローラ
14との間には水塗布ローラ16が水槽18の水20に
一部漬けられて配設されており、矢印P方向に回転する
ようになっている。水塗布ローラ16はその上面が、搬
送ローラ12と14により搬送される感光材料Aの搬送
経路Kに接するように配置されている。従って、水塗布
ローラ16を回転させると水20が水塗布ローラ16の
表面に付着し、搬送経路Kを通る感光材料Aの下面に水
を塗布するようになっている。
水槽18の底面には出口管22が貫通されており、感光
材料Aに塗布が行なわれて残った汚れた水は、電磁弁を
介して廃液タンク30へ回収されるようになっている。
また、水槽18の上部には、入口管24が突設されてお
り、ポンプ32によって補充タンク34内の水がこの入
口管24より水槽18内へ供給される。なお、水槽18
にはオーバーフロー管36が設けられており、水の供給
時オーバーフローさせて常に所定量の水が水槽18に供
給されるようになっている。
水槽18は、ヒータ91が壁内に内蔵された恒温槽92
内に嵌入されている。水20内には水温検出器94が漬
けられており、その検出信号が温度調節器96へ供給さ
れている。温度調節器96は、その温度設定部97によ
り設定された温度になるよう出力接点98を開閉し、電
源99からヒータ91へ供給される電力量を調節して、
水20の温度が一定になるようフイードバツク制御して
いる。なお、水温検出器94の取付位置は、ヒータ面、
恒温槽面でもよく特に水20内には限定されない。
搬送ローラ12と14との間の水塗布ローラ16の上方
には、シート案内装置44が配設されている。シート案
内装置44はその一端が搬送ローラ12側でシヤフト4
6によりハウジング60(第4図参照)に軸支されてい
る。シート案内装置44は、矩形状のアツパガイドプレ
ート48とU字状のロアガイドプレート50とがスペー
サ51を介して固着されている。ロアガイドプレート5
0の開口53には水塗布ローラ16の上方が遊嵌される
ようになっている。アツパガイドプレート48の基端側
には、ロアガイドプレート50側に突出したR部49が
設けられており、案内装置44を水平にした時に感光材
料Aの下面が水塗布ローラ16の上面と接触して感光材
料Aへ均一な水塗布が行われるようになっている。ロア
ガイドプレート50とハウジング60にはねじりコイル
ばね52の端部が係止されており、案内装置44を第1
図反時計回りに付勢している。案内装置44の上方には
カム54がシヤフト56を介してハウジング60に軸支
されており、カム54を回転させることにより案内装置
44を一定角度内で回転移動させるようになっている。
カム54の周縁部には90度ずつはなれて大径部10
0、小径部102、大径部104、小径部106が順次
形成されており、感光材料Aが搬送ローラ12と14と
の間を一枚通過する毎にカム54が半回転するようにな
っている。
ハウジング60にはゴム製のストツパ58が設けられて
おり、案内装置44が水平となった時にロアガイドプレ
ート50とストツパ58とが接触するようになってい
る。
第3、4図に示す如く、水塗布ローラ16の端面に突設
されたシヤフト59はハウジング60に軸支されてい
る。シヤフト59はカツプリング62によりモータ64
の回転軸66と連結されて回転駆動されるようになって
いる。また、シヤフト56は、カツプリング68を介し
てモータ70の回転軸72に連結され、カム54が回転
駆動されるようになっている。モータ70はステー7
4、76を介してハウジング60の側面に固設されてい
る。
搬送ローラ12、14もハウジンウ60に軸支されてお
り、それぞれ上方のローラと下方のローラとがU字状の
ニツプコイルスプリング78により圧接されるようにな
っている。搬送ローラ12、14の端部のシヤフト79
にはそれぞれスプロケツト80、82が固着されてい
る。スプロケツト80、82及びステー74、76に軸
支されるスプロケツト84、86は図示されていない駆
動源よりチエーンが張架されている。
なお、搬送ローラ12と水塗布ローラ16との間にシー
ト検出器90が搬送経路Kに対面して配設されており、
カム54の回転のタイミング用となっている。
次に上記の如く構成された本実施例の作用を説明する。
温度設定部97により、水20の目標温度(例えば30
℃)を設定する。
水温がこの目標温度より低くなると出力接点98が閉路
し、電源99からヒータ91へ電力が供給され、水20
が加熱される。水温が目標温度より高くなると出力接点
98が開路し、ヒータ91がオフして加熱が停止され、
水温が一定となる。
カム54の回転の初期位置は小径部106がアツパガイ
ドプレート48に接した位置であり、案内装置44の先
端部は搬送経路Kに対し第1図右斜上に傾斜した状態と
なっている。モータ64をオンすると水塗布ローラ1
6、搬送ローラ12、14が定速回転する。ついで感光
材料Aの先端部をローラ12に挟持させて矢印X方向へ
搬送させる。感光材料Aの先端部がシート検出器90に
より検出されると、モータ70がオンしカム54が第1
図時計回りへ90度回転して停止する。この際、案内装
置44がシヤフト46を中心として時計回りへ回転し、
感光材料Aが水塗布ローラ16の頂点を所定距離通過し
た時に案内装置44が水平になり、水塗布ローラ16の
上面と感光材料Aの下面が接する(第2図参照)。これ
により水塗布ローラ16の表面に付着された水が感光材
料Aの下面に塗布される。R部49の存在により水塗布
ローラ16の上面と感光材料Aの下面との接触面積が広
くなり、均一に水塗布が行われる。次いで感光材料Aの
先端部がアツパガイドプレート48とロアガイドプレー
ト50との先端部から出て搬送ローラ14に挟持され、
さらに矢印X方向へ搬送される。感光材料Aの後端部が
搬送ローラ14を通過するとカム54が再度回転し始
め、小径部102の頂点がアツパガイドプレート48に
接触した状態でカム54の回転が停止する。
このようにして、第5図に示す如く、感光材料Aの水塗
布部Bへ水が塗布される。画像部Cはこの水塗布部Bに
含まれている。感光材料Aの先端Uから所定距離はなれ
た始端Sから後方へ水が感光材料Aへ塗布されるので、
従来のように先端Uと始端Sとの間に無駄な水が塗布さ
れることがない。
また、水槽18内には補充タンク34内の水20が供給
され、水槽18内の水位が一定になり、かつ、周囲温度
が変化しても水20の温度が常にほぼ一定となるので感
光材料Aが水により膨潤する速度も一定となり、水塗布
ローラ16により感光材料Aへ塗布される水塗布量は常
に一定となる。
なお、水塗布ローラ16の回転は矢印P方向と逆方向で
あってもよい。
アツパガイドプレート48とロアガイドプレート50と
は一定距離はなれていると共に、アツパガイドプレート
48へR部49が形成されているので、水塗布ローラ1
6の頂点は搬送経路Kの上又は下へ僅かはなれていても
よい。案内装置44に形成されるR部49の位置は、搬
送ローラ14と水塗布ローラ16との間であってもよ
い。
水塗布ローラ16の上部の前後の位置にR部49を形成
してもよい。R部49を形成する代わりにこの部分へロ
ーラを配設してもよい。
液体塗布手段は複数個のプーリにベルトを巻掛けた構成
であってもよい。また、スポンジにより水を吸い上げる
構成であってもよい。
回転移動手段はカム54を設ける代わりにアツパガイド
プレート48の先端部へロツドを連結し、回転運動を直
線運動に変える機構によりこのロツドを往復移動させ、
案内装置44の先端部を搬送経路K側又は搬送経路Kか
ら離間した側へ移動させる構成であってもよい。また、
シヤフト46をモータ又はロータリソレノイドで回転さ
せる構成であってもよい。
また、加熱手段の代わりに冷却手段を設け、又は加熱手
段と冷却手段を設けて水20の温度を一定にするように
してもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係るシート用液体塗布装置では、液槽内の画像
形成用溶媒中に一部が漬けられ回転されて表面へ付着さ
れた画像形成用溶媒をシート材に塗布するための単一の
回転体を設けると共に、液槽に貯蔵された画像形成用溶
媒の温度を温度検出器によって検出し、液温が所定温度
になるように温度変更手段による画像形成溶媒の加熱又
は冷却を温度調節器によって制御するようにしたので、
周囲温度の変化に拘わらず画像形成用溶媒の液温が所定
温度に保たれ、シート材への画像形成用溶媒の膨潤速度
が一定となるので、シート材への画像形成用溶媒の塗布
量を一定とすることができる、という優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る水塗布装置の側面図、第
2図は水塗布装置の作用説明図、第3図は水塗布装置の
平面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は本
実施例装置により感光材料へ水が塗布される領域を示す
図、第6図は温度に対する水塗布量の関係を示す線図で
ある。 10……水塗布装置 12、14……搬送ローラ 16……水塗布ローラ 18……水槽 20……水 44……シート案内装置 48……アツパガイドプレート 50……ロアガイドプレート 52……ねじりコイルばね 54……カム A……感光材料 B……水塗布部 C……画像部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成用溶媒が貯蔵される液槽と、該液
    槽内の画像形成用溶媒中に一部が漬けられ回転されて表
    面へ付着された画像形成用溶媒をシート材に塗布するた
    めの単一の回転体と、前記液槽に貯蔵されている画像形
    成用溶媒を加熱し又は冷却する温度変更手段と、液槽に
    貯蔵されている画像形成用溶媒の温度を検出する液温検
    出器と、液槽に貯蔵されている画像形成用溶媒の液温が
    所定温度になるように該温度変更手段を制御する温度調
    節器と、を有することを特徴とするシート用液体塗布装
    置。
JP61242261A 1986-10-13 1986-10-13 シ−ト用液体塗布装置 Expired - Lifetime JPH0621956B2 (ja)

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JP61242261A JPH0621956B2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 シ−ト用液体塗布装置

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JP61242261A JPH0621956B2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 シ−ト用液体塗布装置

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JPS6396658A JPS6396658A (ja) 1988-04-27
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JPS5936737A (ja) * 1982-08-26 1984-02-29 吉田工業株式会社 高比重糸およびその製造方法
JPS5975247A (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像転写方法

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